JP2013018566A - シート給送装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】給送ローラによる衝撃音を無くすと共に安定したシートの給送が可能なシート給送装置及び画像形成装置を提供する。
【解決手段】シートSを給送する際、中板21を上昇させて中板21に支持されたシートSをピックアップローラ3に当接させると共に、引っ張りバネ27により、シートSに当接したピックアップローラ3を付勢してシートSに圧接させる。そして、付勢力変更部40により、引っ張りバネ27による付勢力を、シートSを給送する際にはシートSの給送が可能な大きさとし、シートSがフィードローラ4とリタードローラ5に達するとフィードローラ4とリタードローラ5によるシートSの搬送を妨げない大きさに変更する。
【選択図】図4

Description

本発明は、シート給送装置及び画像形成装置に関し、特に給送ローラによりシートを給送する際の騒音を無くすための構成に関する。
従来のプリンタ、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置においては、画像形成部にシートを給送するシート給送装置を備えている。ここで、このようなシート給送装置としては、シート収納部に昇降可能に設けられたシート支持部材にシートを支持し、このシート支持部材を上昇させてシートを給送ローラに圧接させた後、給送ローラによりシートを給送するようにしている。そして、給送されたシートがフィードローラ及びリタードローラにより構成される分離部に達した後に給送ローラをシートから離間させると共に、分離部においてシートを1枚ずつ分離給送して画像形成部に送り出すようにしたものがある(特許文献1参照)。
図15は、このような従来のシート給送装置の構成を示すものである。図15において、503は給送ローラであり、この給送ローラ503は、カム538により回動自在に支持されると共に圧縮バネ535により下方に付勢されているローラホルダ531に回転可能に保持されている。また、504はフィードローラ、505はリタードローラ、521はシートが積載される中板、522は中板521を押し上げる押上板である。
そして、シートを給送する際、まず不図示の昇降機構により、図15の(a)に示す位置にある押上板522が上方回動し、これに伴いシートSが積載された中板521が図15の(b)に示すように上昇する。この後、不図示のシート高さ検知機構が、シートSの高さが所定高さとなったことを検知すると、昇降機構が停止して中板521が停止する。
次に、画像形成装置から給紙信号が送られてくると、カム538が矢印方向に回転を始め、このカム538の回転に伴い、図15の(c)に示すようにローラホルダ531と一体に給送ローラ503が下降し、シートSに当接する。この後、給送ローラ503は矢印a方向に回転し、最上位シートS1を図15の(d)に示すようにフィードローラ504及びリタードローラ505のニップへと給送する。
なお、最上位シートS1がフィードローラ504及びリタードローラ505のニップに給送された後も、カム538は回転を続け、これによりローラホルダ531及び給送ローラ503は、図15の(e)に示すように持ち上げられてシートSから離間する。また、このように給送ローラ503がシートSから離間した後も、図15の(f)に示すようにシートS1はフィードローラ504及びリタードローラ505により搬送されていく。
特開2000−211753号公報
しかし、このようなカム538を1回転させて給送ローラ503を昇降させる従来のシート給送装置においては、シートを給送する際、シートSの上方位置していた給送ローラ503が下降してシートSに当接する際に衝撃音が発生してしまう。また、近年の画像形成装置の高速化に伴って単位時間当たりのシート給送枚数が増加している。この結果、給送ローラ503をシートSに当接させる際の速度が増加し、これに伴い給送ローラ503がシートSに衝突する際の騒音が大きくなる。
なお、騒音の発生を防ぐためには、給送ローラをシートに常に当接させるようにすればよいが、このように給送ローラをシートに常に当接させると、フィードローラ及びリタードローラによりシートを搬送する際、給送ローラが搬送負荷となる。この結果、安定したシートの給送ができなくなる。
そこで、本発明は、このような現状に鑑みてなされたものであり、給送ローラによる衝撃音を無くすと共に安定したシートの給送が可能なシート給送装置及び画像形成装置を提供することを目的とするものである。
本発明は、シートを支持する昇降可能なシート支持部材と、前記シート支持部材の上方に位置し、前記シート支持部材に支持されたシートを給送する給送ローラとを備え、シートを給送する際、前記シート支持部材を上昇させてシートを前記給送ローラに当接させるシート給送装置において、前記給送ローラのシート給送方向下流に設けられたシート搬送部と、前記給送ローラとシートとが圧接するよう付勢する付勢部材と、前記付勢部材による付勢力を、シートを給送する際にはシートの給送が可能な大きさとし、シートが前記シート搬送部に達すると前記シート搬送部によるシートの搬送を妨げない大きさに変更する付勢力変更部と、を備えたことを特徴とするものである。
本発明のように、付勢力を、シートを給送する際にはシートの給送が可能な大きさとし、シートがシート搬送部に達するとシートの搬送を妨げない大きさに変更することにより、給送ローラによる衝撃音を無くすと共に安定したシートの給送が可能となる。
本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタ(LBP)の全体構成を示す図。 上記シート給送装置の構成を説明する第1の図。 上記シート給送装置の構成を説明する第2の図。 上記シート給送装置のシート給送動作を説明する図。 上記シート給送装置のシート間の摩擦が小さい場合のシート給送動作を説明するタイミングチャート。 上記シート給送装置のシート間の摩擦が小さい場合のシート給送動作を説明する図。 上記シート給送装置のシート間の摩擦が大きい場合のシート給送動作を説明する図。 上記シート給送装置のシート間の摩擦が大きい場合のシート給送動作を説明するタイミングチャート。 本発明の第2の実施の形態に係るシート給送装置の構成を説明する第1の図。 上記シート給送装置の構成を説明する第2の図。 上記シート給送装置のシート給送動作を説明する図。 上記シート給送装置のシート給送動作を説明するタイミングチャート。 本発明の第3の実施の形態に係るシート給送装置の構成を説明する図。 上記シート給送装置のシート給送動作を説明する図。 従来のシート給送装置の構成及びシート給送動作を説明する図。
以下、本発明を実施するための形態について図面を用いて詳細に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に係るシート給送装置を備えた画像形成装置の一例であるレーザビームプリンタ(LBP)の全体構成を示す図である。
図1において、50はレーザビームプリンタ、50Aはレーザビームプリンタ本体(以下、プリンタ本体という)である。そして、このプリンタ本体50Aは、画像形成部50Bを備えると共に、プリンタ本体50Aの下部には給紙カセット2に積載収納された記録紙等のシートSを画像形成部50Bに給送するシート給送装置50Cが設けられている。
ここで、画像形成部50Bは、感光体ドラム509a、帯電器509b、現像スリーブ509c、クリーナ509d等を備えたプロセスカートリッジ509を備えている。また、感光体ドラム509aの表面を露光して感光体ドラム509a上に静電潜像を形成する露光手段であるレーザスキャナ508を備えている。また、このプリンタ本体50Aは、感光体ドラム509aと当接し、感光体ドラム509aと共に転写部を構成する転写ローラ510、転写部にて転写されたトナー画像をシートSに定着させる定着部511等を備えている。
シート給送装置50Cは、シート収納部である給紙カセット2に積載されたシートSを最上側より送り出すピックアップローラ(給送ローラ)3を備えている。また、シート給送装置50Cは、シート搬送方向に回転するシート搬送ローラであるフィードローラ4と、フィードローラ4に圧接してフィードローラ4との間でシートを1枚ずつ分離する分離ニップ部を形成する分離ローラであるリタードローラ5とを備えている。なお、フィードローラ4と共にピックアップローラ3のシート給送方向下流に設けられたシート搬送部を構成するリタードローラ5は、シート搬送方向と逆方向に回転可能に設けられ、フィードローラ4に対して追従回転可能(従動回転可能)可能となっている。
そして、このフィードローラ4とリタードローラ5とにより、ピックアップローラ3により送り出されたシートSを一枚ずつ分離搬送するリタード分離方式の分離ローラ対4,5が構成される。なお、図1において、50Dはプリンタ本体50Aの画像形成動作及びシート給送装置50Cのシート給送動作を制御する制御部である。
次に、このように構成されたレーザビームプリンタ50における画像形成動作について説明する。画像形成動作が開始されると、まず感光体ドラム509aは矢印方向に回転して表面が帯電器509bにより帯電され、この後、感光体ドラム509aに対し、レーザスキャナ508から画像情報に基づいてレーザ光が発光される。これにより、感光体ドラム上には静電潜像が形成される。次に、この静電潜像は、現像スリーブ509cの回転に伴い適度の帯電を受けたトナーが感光体ドラム509a上に供給されて静電潜像に付着することにより、現像されてトナー画像として可視化される。
一方、このようなトナー像形成動作に並行してシート給送装置50Cのピックアップローラ3が回転し、給紙カセット2上の最上位のシートS1を送り出す。そして、このようにピックアップローラ3により送り出されたシートS1は、分離ローラ対4,5により分離搬送された後、搬送ローラ41により、停止しているレジストローラ対507に搬送され、先端位置合わせ(斜行補正)が行われる。
次に、画像形成部50Bにおいて感光体ドラム509aに形成される画像とタイミングを合わせるようにレジストローラ対507によりシートS1が転写部に搬送され、転写ローラ510により感光体ドラム509aの画像がシートS1に転写される。次に、このようにトナー画像が転写されたシートS1は、定着部511に搬送され、未定着トナー像が加熱・加圧されてシート表面に定着される。なお、このようにしてトナー像が定着された後のシートS1は、排紙ローラ512により排紙トレイ513上に排出される。
図2は、シート給送装置50Cの構成を説明する図である。図2において、21は給紙カセット2に設けられ、シートを支持する昇降可能なシート支持部材である中板であり、この中板21は係止部21a,21bを支点として給紙カセット2に上下方向に回動(昇降)する。また、22は中板21の下方に設けられ、中板21を上方に押し上げる押上げ部材である押上板であり、この押上板22の一端には扇形ギア23が設けられている。また、この扇形ギア23には、プリンタ本体側に設けられ、不図示のリフトモータにより回転するピニオン24aが噛合している。
そして、ピニオン24aが回転すると扇形ギア23が回転し、このように扇形ギア23が回転すると、押上板22が上方回動し、これにより中板21が上方回動してシートが上昇する。なお、これらピニオン24a、扇形ギア23、押上板22等により中板21を昇降させるリフタ手段が構成される。ここで、リフトモータは、制御部50Dにより駆動制御されるものであり、制御部50Dは、後述する位置検知センサ34からの検知信号に基づきリフトモータを駆動してピニオン24aを回転させる。これにより、中板21は中板21に積載されているシートSの上面位置が所定位置になるまで上昇する。
ところで、ピックアップローラ3は、図3に示すフィードローラ4が取り付けられているフィードローラ軸6に回動自在に取り付けられたローラホルダ31により、回転自在に保持されている。なお、ローラホルダ31にはセンサフラグ31bが設けられており、ピックアップローラ3がシートの給送が可能な所定位置にあるとき、このセンサフラグ31bにより位置検知センサ34が遮光される。
ここで、給送信号によりシートSが1枚ずつ順次給送されて行くと、中板21に積載されているシートSの上面高さが低くなる。これに伴い、ローラホルダ31はピックアップローラ3と共に下降し、このようにローラホルダ31が下降すると、センサフラグ31bによる遮光が解除され、位置検知センサ34は非検知状態となる。そして、このように位置検知センサ34が非検知状態となると、制御部50Dはリフトモータを駆動制御してシートSが所定位置になるまで再度上昇させるようにしている。この制御を繰り返し行うことにより、シートが無くなるまでシートの上面位置を概一定に保つことができ、これによりピックアップローラ3は確実にシートを給送することができる。
また、図2において、Mはピックアップローラ3、フィードローラ4及びリタードローラ5を駆動する駆動部である駆動モータであり、この駆動モータMはピニオン10a、減速ギア11を介して電磁クラッチ12に連結されている。この電磁クラッチ12は駆動モータMからの駆動の連結、遮断を行うものであり、電磁クラッチ12に通電されている間のみ、駆動モータMからの駆動は第1ギア13を介して図3に示す第1段ギア14に伝達される。なお、電磁クラッチ12を介して駆動モータMからの駆動を伝達することにより、駆動の伝達ばらつきを低減することができる。
ここで、第1段ギア14は不図示のワンウェイクラッチを介してフィードローラ軸6に連結されており、駆動モータMが回転して第1段ギア14が回転すると、ワンウェイクラッチの作用によりフィードローラ4(フィードローラ軸6)が回転する。また、フィードローラ軸6にはトルクリミッタを介して第2ギア16が取り付けられており、この第2ギア16は、第2段ギア17を介して、リタードローラ5が取り付けられているリタードローラ軸7に固定されている第3ギア18に連結されている。
ピックアップローラ3はピックアップローラ軸10に固定されており、このピックアップローラ軸10にはワンウェイクラッチを介して第1駆動ギア52及び第2駆動ギア53が連結されている。第1駆動ギア52は第4ギア51、第5ギア20、第6ギア19を介して第2段ギア17に、第2駆動ギア53は第7ギア15を介して第1段ギア14に連結されている。
ピックアップローラ3は、ピニオン10a、減速ギア11、電磁クラッチ12、第1ギア13、第1段ギア14、第7ギア15、第2駆動ギア53、第2駆動ギア53に内蔵されているワンウェイクラッチを介して伝達される駆動モータMの駆動により回転する。また、ピックアップローラ3は、第3ギア18、第2段ギア17、第6ギア19、第5ギア20、第4ギア51、第1駆動ギア52、第1駆動ギア52に内蔵されているワンウェイクラッチを介して伝達されるリタードローラ5の回転により回転する。このように、本実施の形態において、ピックアップローラ3は、駆動モータMの駆動により回転する第1駆動経路と、リタードローラ5の回転により回転する第2駆動経路とを有している。
図3において、25はカムギアであり、このカムギア25は第1段ギア14に連結されて回転する。そして、このカムギア25は、カム部25aとフラグ25bを備えており、制御部50Dはフラグ25bをセンサ24によって検知することにより、カムギア25の位相を制御する。また、カムギア25のカム部25aは、図4に示すように一端26aが不図示のフレームに回動自在に支持され、他端にはピックアップローラ軸10に一端が取り付けられた引っ張りバネ27の他端が取り付けられたアーム26に上方から接している。
なお、本実施の形態において、ピックアップローラ3は、図4の(a)に示すようにシート給送中、常に中板21上のシートS上に当接した状態となっている。そして、シート給送時、第1段ギア14が回転してカムギア25が回転すると、図4の(b)に示すようにカム部25aによりアーム26が押し下げられ、ピックアップローラ3は中板21上のシートSに圧接し、これによりシートの送り出しが可能になる。また、この後、さらにカムギア25が回転すると、図4の(c)及び(d)に示すようにアーム26が上昇してピックアップローラ3のシートSに対する圧接が解除される。
次に、本実施の形態に係るシート給送装置50Cのシート給送動作を説明する。ここで、シート給送動作が開始される前は、ピックアップローラ3は、図4の(a)に示すように中板21上のシートS上に当接した状態となっている。そして、この状態で制御部50Dから給送信号が送られてくると、電磁クラッチ12に電流が送られて電磁クラッチ12がオンとなり、駆動モータMからの駆動は第1ギア13に伝達される。そして、第1ギア13に駆動が伝達されると、図3に示す第1段ギア14を介してフィードローラ軸6がシート給送方向に回転し、図5に示すようにフィードローラ4及びピックアップローラ3がシート給送方向に回転する。また、カムギア25が回転を始める。
ここで、フィードローラ軸6が給送方向に回転すると、リタードローラ軸7には、第2ギア16及び第2段ギア17を介してシート給送方向とは反対方向の駆動が伝達される。しかし、このときフィードローラ4の回転力が、第2ギア16に内蔵されているトルクリミッタの回転力に打ち勝つので、リタードローラ5はシート給送方向に回転する。なお、このようにリタードローラ5がシート給送方向に回転すると、リタードローラ5の駆動は第3ギア18、第2段ギア17、第6ギア19、第5ギア20、第4ギア51を介して第1駆動ギア52へ伝達される。しかし、本実施の形態においては、第1駆動ギア52の回転速度は第2駆動ギア53の回転速度よりも遅く設定されている。このため、第1駆動ギア52に内蔵されているワンウェイクラッチの作用により、第1駆動ギア52の駆動はピックアップローラ軸10には伝達されない。
一方、カムギア25が回転を始めると、図4の(a)に示す位置にあるアーム26が、カム部25aにより図4の(b)に示すように押し下げられ、ピックアップローラ3は中板21上のシートSに圧接する。これにより、この後、ピックアップローラ3が回転すると、引っ張りバネ27によって与えられる押圧力がシートの給送が可能な大きさとなっているので、シートは、ピックアップローラ3により送り出される。ここで、このように送り出される際のシートの挙動は中板21に積載された最上位のシートS1とその下のシートS2間の摩擦が小さい場合と大きい場合とで異なる。
例えば、中板21に積載された最上位のシートS1とその下のシートS2間の摩擦が小さい場合は、図6の(a)に示すように、最上位のシートS1のみフィードローラ4及びリタードローラ5のニップに給送されている状態から給紙動作を開始する。なお、図6において、矢印はローラの回転を示しており、実線の矢印は駆動力が与えられて回転している状態を示し、破線は従動して回転している状態を示している。
ここで、ピックアップローラ3、フィードローラ4及びリタードローラ5がシート給送方向に回転を始めることにより(図5のTa)、シートS1の給送が開始される。そして、シートがフィードローラ4及びリタードローラ5のニップに達すると、図4の(c)に示すようにカム部25aの回転に伴いアーム26が上方回動し、これに伴い引っ張りバネ27の作用長が短くなり始め、押圧力が減少を始める(図5のTb)。
この後、図4の(d)に示すように引っ張りバネ27の作用長が最小になることによって押圧力は最低となる(図5のTc)。このとき、本実施の形態においては、引っ張りバネ27がピックアップローラ3に与える力はなくなる。このため、シートに作用するピックアップローラ3の押圧力は、ピックアップローラ3及びローラホルダ31の自重のみとなる。これにより、ピックアップローラ3が駆動モータMからの駆動を受けて回転している際、引っ張りバネ27によって与えられる押圧力を、フィードローラ4及びリタードローラ5によるシートの搬送を妨げない必要最小限にすることができる。この結果、安定したシートの給送が可能となる。
つまり、本実施の形態においては、カムギア25とアーム26とにより、ピックアップローラ3を中板側(シート支持部材側)に付勢する付勢部材である引っ張りバネ27による付勢力を変更する付勢力変更部40が構成される。そして、この付勢力変更部40により、引っ張りバネ27による付勢力を、シートを給送する際には大きくし、シートがフィードローラ4及びリタードローラ5のニップに達すると小さくする。
次に、シートS1は図6の(b)に示すように、分離ローラ対4,5の下流側に設けられた下流側シート搬送部である搬送ローラ41に到達し、搬送を続ける。この後、カム部25aが上死点を通過すると(図5のTd)、図4の(a)に示すように、カム部25aがアーム26を押下げ始め、これに伴い押圧力は上昇を始める。そして、この後、図4の(b)に示すように、カム部25aが下死点を通過して押圧力が再び最大となった後、電磁クラッチ12がオフとなる(図5のTf)。そして、このように電磁クラッチ12がオフとなると、第1ギア13の回転が停止し、フィードローラ4、ピックアップローラ3の駆動モータMによる駆動は解除される。この際、搬送ローラ41によって搬送されるシートS1によりピックアップローラ3及びフィードローラ4はシート給送方向に連れ回りを続ける。
しかし、このようにピックアップローラ3及びフィードローラ4が連れ回りを続けても、内蔵されているワンウェイクラッチの作用により、第1段ギア14及び第2駆動ギア53は回転しない。また、第2ギア16に内蔵されているトルクリミッタの作用により、リタードローラ5にはシート給送方向とは反対方向の駆動が伝達され続ける。しかし、このとき、搬送ローラ41の搬送力が第2ギア16内蔵のトルクリミッタの回転力に打ち勝つことにより、リタードローラ5はシート給送方向に回転し続ける。なお、リタードローラ5がシート給送方向に回転することにより第1駆動ギア52には駆動が伝達されるが、ピックアップローラ3がシートS1により給送方向に連れ回る速度の方が速いため、第1駆動ギア52の駆動はピックアップローラ軸10には伝達されない。
図5において、点線で示している領域は、シートS1が搬送ローラ41に搬送されることによりピックアップローラ3、フィードローラ4及びリタードローラ5が連れ回りしている領域である。そして、シートS1の後端がピックアップローラ3を通過すると、図6の(d)に示すようにピックアップローラ3はシートS2と当接する。これにより、ピックアップローラ3のシートS1による連れ回りは無くなるが、リタードローラ5がシート給送方向に回転することによる第1駆動ギア52の駆動力がピックアップローラ軸10に伝達され、ピックアップローラ3は回転を続ける(図5のTg)。
これにより、図6の(e)に示すようにシートS2は、先端がシートS1の後端と重なった状態で給送が開始されるようになる。そしてシートS2がフィードローラ4及びリタードローラ5のニップに到達すると、リタードローラ5はシートS2を分離するために回転が停止する。ここで、リタードローラ5の回転が停止すると、電磁クラッチ12がオフとなった後は、リタードローラ5とピックアップローラ3とは既述した第2駆動経路により連結されているため、ピックアップローラ3も停止する(図5のTh)。
この後、シートS1は搬送ローラ41によって搬送され続けるため、シートS1後端がフィードローラ4及びリタードローラ5のニップを通過すると図6の(f)に示すようにフィードローラ4の回転が停止する(図5のTi)。これにより、シートS2がフィードローラ4及びリタードローラ5のニップにある状態でピックアップローラ3、フィードローラ4、リタードローラ5は全て停止状態となる。この動作を繰り返すことにより、シートの給送は、先端が常にフィードローラ4及びリタードローラ5のニップにある状態から開始されることになり、シートの間隔を0に近づけることができる。
一方、最上位のシートS1とその下のシートS2の摩擦が大きい場合は、図7の(a)に示すように、シートS1及びシートS2がフィードローラ4及びリタードローラ5で停止している。この状態で制御部50Dから給紙信号が送られてくると、既述したようにピックアップローラ3及びフィードローラ4が回転を始める。しかし、このときシートS2がフィードローラ4及びリタードローラ5にすでに到達しているため、リタードローラ5はシートS2を分離するため停止している(図8のTa)。
そして、この後、図7の(b)に示すように、リタードローラ5が停止した状態のまま、ピックアップローラ3及びフィードローラ4が回転してシートS1を搬送する。そして、シートS1が搬送ローラ41に到達した後、電磁クラッチ12がオフすることにより図7の(c)に示すように、ピックアップローラ3及びフィードローラ4はシートS1による連れ回り状態となる。
次に、図7の(d)に示すように、シートS1後端がピックアップローラ3を通過すると、ピックアップローラ3は停止し(図8のTg)、これにより図7の(e)に示すようにフィードローラ4のみがシートS1による連れ回り状態となる。そして、図7の(f)に示すように、シートS1後端がフィードローラ4及びリタードローラ5のニップを通過すると、フィードローラ4も停止する(図8のTi)。
これにより、シートS2がフィードローラ4及びリタードローラ5のニップにある状態でピックアップローラ3、フィードローラ4、リタードローラ5は全て停止状態となる。この動作を繰り返すことにより、シートの給送は、先端が常にフィードローラ4及びリタードローラ5のニップにある状態から開始されることになる。
以上説明したように、本実施の形態においては、ピックアップローラ3を常にシートに圧接させると共に、ピックアップローラ3を付勢する引っ張りバネ27の付勢力を、シートを給送する際には大きくしている。また、引っ張りバネ27の付勢力を、シートがフィードローラ4及びリタードローラ5のニップに達すると小さくしている。これにより、シートを給送する際の給送ローラによる衝撃音を無くすことのできると共に安定したシートの給送が可能となる。
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。図9及び図10は、本実施の形態に係るシート給送装置の構成を説明する図である。なお、図9及び図10において、既述した図2及び図3と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図9において、102は欠歯ギアであり、この欠歯ギア102は、ソレノイド101によって不図示のモータと連結される図10に示す駆動伝達ギア106からの駆動が伝達されることにより間欠駆動される。また、不図示のモータからの駆動は、駆動伝達ギア106と一体に回転する第8ギア107、第9ギア108、第3ギア18を介してリタードローラ軸7へと伝達される。そして、このリタードローラ軸7にはトルクリミッタ105を介してリタードローラ5が取り付けられている。
ここで、欠歯ギア102は回転留め102a、第1欠歯部102b、第2欠歯部102cを有しており、第1欠歯部102bは駆動伝達ギア106と、第2欠歯部102cはフィードローラ軸6に固定されている第10ギア103と連結される構成となっている。また、第2欠歯部102bが駆動伝達ギア106と連結されていない時は、不図示のリターンバネとリターンカムにより回転留め102aがソレノイド101により係止される構成となっている。
なお、フィードローラ軸6にはワンウェイクラッチが内蔵されている第11ギア111が固定されており、この第11ギア111、第12ギア112及び第13ギア113を介して、ローラホルダ31に保持されているピックアップローラ3に駆動が伝達される。ここで、この第11ギア111に内蔵されているワンウェイクラッチは、フィードローラ軸6がシート給送方向とは逆方向に回転したときにはピックアップローラ3に駆動を伝達しないように作用する。
また、欠歯ギア102にはカム部102dが設けられている。このカム部102dは、図11に示すように不図示のフレームに回動自在に支持され、他端にはピックアップローラ軸10に一端が取り付けられた引っ張りバネ109の他端が取り付けられたアーム110に上方から接している。そして、シート給送時、駆動伝達ギア106が回転して欠歯ギア102が回転すると、図11の(a)に示す位置にあるアーム110が押し下げられ、図11の(b)に示すように、ピックアップローラ3が中板21上のシートSに圧接する。これにより、シートの送り出しが可能になる。
なお、この後、さらに欠歯ギア102が回転すると、図11の(c)及び(d)に示すようにアーム110が上昇してピックアップローラ3のシートSに対する圧接が解除される。つまり、本実施の形態においては、欠歯ギア102のカム部102dとアーム110とにより、引っ張りバネ27による付勢力を変更する付勢力変更部40Aが構成される。そして、この付勢力変更部40Aにより、引っ張りバネ27による付勢力を、シートを給送する際には大きくし、シートがフィードローラ4及びリタードローラ5のニップに達すると小さくする。
次に、本実施の形態に係るシート給送装置50Cのシート給送動作を説明する。ここで、シート給送動作が開始される前は、ピックアップローラ3は、図11の(a)に示すように中板21上のシートS上に当接した状態となっている。この状態で制御部50Dから給送信号が送られてくると、不図示のモータと連結される駆動伝達ギア106が回転する。
そして、このように駆動伝達ギア106が回転すると、この駆動伝達ギア106の回転は、第8ギア107、第9ギア108、第3ギア18を介してリタードローラ軸7へと伝達され、これによりリタードローラ5はシート給送方向とは逆方向に回転を開始する。また、このとき第10ギア103と第2欠歯部102cとは連結していないため、フィードローラ4もリタードローラ5と連れ回りしてシート給送方向とは逆方向に回転する。なお、このときピックアップローラ3は、第11ギア111に内蔵されているワンウェイクラッチの作用により駆動は伝達されず、停止した状態となっている。
この後、モータが一定時間回転すると、ソレノイド101に電流が送られ(図12のT1)、欠歯ギア102の回転留め102aとの係止を解除し、不図示のモータからの駆動が駆動伝達ギア106を介して欠歯ギア102に伝達される。これにより、欠歯ギア102が回転し(図12のT2)、このように欠歯ギア102が回転すると、カム部102dが回転して図11(b)に示すようにアーム110を押し下げ、これに伴い引っ張りバネ109の作用長が長くなり、押圧力が上昇する。
押圧力が最大になった後、第2欠歯部102cの駆動が第10ギア103に伝達され、フィードローラ4及びピックアップローラ3がシート給送方向に回転を始め、ピックアップローラ3はシートSの最上位のシートを給送する。ここで、フィードローラ4がシート給送方向に回転を開始すると、フィードローラ4の回転力がトルクリミッタ105の回転力に打ち勝つことによってリタードローラ5はシート給送方向に回転する。これにより、フィードローラ4及びリタードローラ5のニップに給送されたシートは、シートを1枚ずつ分離し、下流の搬送ローラ41へとシートを給送する。
なお、この後、欠歯ギア102が回転を続ける。これにより、図11の(c)に示すようにアーム110が上昇し、引っ張りバネ109の作用長は最大から図11(d)に示すように最小へと変化し、押圧力は最小となる。なお、このときの押圧力は、ピックアップローラ3及びローラホルダ31の自重程度になるよう設定されている。そして、第2欠歯部102が一回転すると、フィードローラ4への駆動は遮断されるが、下流の搬送ローラ41によりシートは搬送される。上記サイクルを繰り返すことにより、シートは順次1枚ずつ画像形成部へと給送される。
以上説明したように、本実施の形態においても、ピックアップローラ3を常にシートに圧接させると共に、引っ張りバネ27の付勢力を、シートを給送する際には大きくし、シートがフィードローラ4及びリタードローラ5のニップに達すると小さくしている。これにより、シートを給送する際の給送ローラによる衝撃音を無くすことのできると共に安定したシートの給送が可能となる。
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。図13及び図14は、本実施の形態に係るシート給送装置の構成を説明する図である。なお、図13及び図14において、既述した図9と同一符号は、同一又は相当部分を示している。
図13及び図14において、152は不図示のリフトモータからの駆動を伝達する駆動伝達ギア(ピニオンギア)、153は駆動伝達ギア152と噛合するラックである。このラック153は、押上板22に設けられたアーム155とバネ154を介して連結されている。そして、駆動伝達ギア152の回転によりラック153が水平に移動すると、バネ154を介してアーム155が引き上げられて押上板22が上方回動し、これに伴い中板21が上昇する。157はピックアップローラ3を保持するローラホルダであり、このローラホルダ157はフレーム151と突き当たる突き当て部157aと、位置検知センサ34によりローラホルダ157の位置を検知するためのフラグ部157bを有している。
図14の(a)は給紙カセット2がプリンタ本体50Aに装着されたときの状態を示しており、このとき突き当て部157aはフレーム151と離間しており、また位置検知センサ34はオフ(透光)となっている。ここで、不図示のリフトモータを駆動すると、駆動伝達ギア152が回転し、これに伴ってバネ154と接続されたラック153が移動してアーム155を上方回動させ、中板21と共にシートSを持ち上げる。
そして、中板21と共にシートSを持ち上げると、図14の(b)に示すようにシートSがピックアップローラ3と当接し、この後、ピックアップローラ3はシートと共に上昇する。そして、このようにピックアップローラ3が上昇すると、やがてフラグ部157bが遮光し位置検知センサ34がオンする。ここで、位置検知センサ34がオンした状態では、シートS及び中板21の荷重とバネ154による付勢力とが釣り合った状態となっており、これによりピックアップローラ3とシートSとの押圧力はピックアップローラ3及びローラホルダ157の自重となる。
なお、本実施の形態において、不図示のリフトモータはステッピングモータを用いている。そして、このように位置検知センサ34がオンとなると、制御部50Dは、さらに所定パルス分モータを回転させて中板21を押し上げるようにしている。これにより、突き当て部157aをフレーム151に押し付け、さらにピックアップローラ3を中板21上のシートSに所定の押圧力で当接させる。
つまり、本実施の形態においては、駆動伝達ギア152とラック153とにより、中板21をピックアップローラ側(給送ローラ側)に付勢する付勢部材であるバネ154による付勢力を変更する付勢力変更部40Bが構成される。そして、この付勢力変更部40Cにより、バネ154による付勢力を、シートを給送する際には大きくし、シートがフィードローラ4及びリタードローラ5のニップに達すると小さくする。
これにより、シート給送動作が開始されるときは、ピックアップローラ3は、図14の(c)に示すように中板21上のシートS上に所定の押圧力で当接した状態であり、押圧力が高い状態となっている。なお、この所定パルスは、位置検知センサ34のオンから突き当て部157aがフレーム151に突き当たるまでの距離と、バネ154のバネ定数と、所定の押圧力とにより決定される。
次に、プリンタ本体50Aより給紙信号が送られると、ソレノイド101がONとなり、欠歯ギア102により第10ギア103に駆動が伝達され、フィードローラ4及びピックアップローラ3が回転を開始し、シートSを給送する。この後、シートSがフィードローラ4及びリタードローラ5のニップに到達すると、位置検知センサ34がオフするまで不図示のリフトモータを逆回転させ、図14の(d)に示すようにシートを下降させる。これにより、押圧力は高い状態からピックアップローラ3及びローラホルダ157の自重のみの低い状態となる。
なお、連続してシートを給送する際は、次シートの給送をピックアップローラ3が開始するまでに、不図示のリフトモータを回転させ、既述した図14の(b)に示すように中板21を上昇させ、押圧力が高い状態とする。そして、この動作を繰り返すことにより、シートは順次1枚ずつ画像形成部へと給送される。
以上説明したように、本実施の形態においても、ピックアップローラ3を常にシートに圧接させると共に、バネ154の付勢力を、シートを給送する際には大きくし、シートがフィードローラ4及びリタードローラ5のニップに達すると小さくしている。これにより、シートを給送する際の給送ローラによる衝撃音を無くすことのできると共に安定したシートの給送が可能となる。
なお、これまで説明した第1〜第3の実施の形態において、シートに加わる押圧力が低い状態とは、シートにピックアップローラ3及びローラホルダ157の自重が加わる状態であった。しかし、本発明は、これに限らずローラホルダ157にピックアップローラ3及びローラホルダ157の自重をキャンセルするバネ等を設け、押圧力をほとんど無い状態に設定しても良い。
2…給紙カセット、3…ピックアップローラ、4…フィードローラ、5…リタードローラ、21…中板、22…押上板、25…カムギア、26…アーム、27…引っ張りバネ、40,40A,40B…付勢力変更部、41…搬送ローラ、50…レーザビームプリンタ、50A…レーザビームプリンタ本体、50B…画像形成部、50C…シート給送装置、50D…制御部、102…欠歯ギア、110…アーム、152…駆動伝達ギア、153…ラック、154…バネ、155…アーム、M…駆動モータ、S…シート

Claims (7)

  1. シートを支持する昇降可能なシート支持部材と、前記シート支持部材の上方に位置し、前記シート支持部材に支持されたシートを給送する給送ローラとを備え、シートを給送する際、前記シート支持部材を上昇させてシートを前記給送ローラに当接させるシート給送装置において、
    前記給送ローラのシート給送方向下流に設けられたシート搬送部と、
    前記給送ローラとシートとが圧接するよう付勢する付勢部材と、
    前記付勢部材による付勢力を、シートを給送する際にはシートの給送が可能な大きさとし、シートが前記シート搬送部に達すると前記シート搬送部によるシートの搬送を妨げない大きさに変更する付勢力変更部と、を備えたことを特徴とするシート給送装置。
  2. 前記付勢部材は前記給送ローラをシート支持部材側に付勢するバネであり、
    前記付勢力変更部は、前記バネの作用長を変化させることにより付勢力を変更することを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  3. 前記付勢力変更部は、前記給送ローラを回転させる際に回転するカムを用いて前記バネの作用長を変化させることを特徴とする請求項2記載のシート給送装置。
  4. 前記付勢部材は前記シート支持部材を、前記シート支持部材を押し上げる押上げ部材を介して給送ローラ側に付勢するバネであり、
    前記付勢力変更部は、前記バネと接続されたラックをピニオンを用いて移動させることにより前記バネの作用長を変化させることを特徴とする請求項1記載のシート給送装置。
  5. 前記シート搬送部は、
    シート搬送方向に回転するシート搬送ローラと、
    シート搬送方向と逆方向に回転可能に設けられ、前記シート搬送ローラに圧接して前記シート搬送ローラとの間でシートを1枚ずつ分離する分離ニップ部を形成し、かつ前記シート搬送ローラに対して追従回転可能な分離ローラと、を備え、
    シートが前記シート搬送部に達して前記分離ローラが前記シート搬送ローラに対して追従回転する際、前記分離ローラと共に前記給送ローラを回転させることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載のシート給送装置。
  6. 前記シート搬送部及び前記給送ローラを駆動する駆動部と、
    前記シート搬送部の下流側に設けられた下流側シート搬送部と、を備え、
    前記下流側シート搬送部にシートが達すると、前記駆動部を停止させ、前記下流側シート搬送部により搬送されるシートにより前記分離ローラを従動回転させることを特徴とする請求項5記載のシート給送装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれか1項に記載のシート給送装置と、前記シート給送装置から給送されたシートに画像を形成する画像形成部と、を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016016938A (ja) * 2014-07-08 2016-02-01 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 シート給送装置及び画像形成装置

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