JP2013017730A - 遊技機 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボタンベースを進退させることで、このボタンベースに対して進退自在に支持されたボタン本体を通常に押下操作できる状態と通常に押下操作できない状態とに切換え可能にし、ボタンベースがベース進出位置にあるときに、ボタン本体の安定した押下操作、及びその押下操作の確実な検出を実現する遊技機を提供する。
【解決手段】ボタンベース40を、ボタン本体41の通常の押下操作を可能にするベース進出位置と通常の押下操作を不可能にするベース退入位置とに亙って進退させる電動モータ60を有する進退駆動機構44を備え、ボタンベース40がベース進出位置にあるときに、ボタン本体41の押下操作によりボタン本体41からボタンベース40にベース退入位置の方へ向く力が入力された場合でも、ボタンベース40をベース進出位置に保持可能に構成されている。
【選択図】 図6

Description

本発明は遊技機に関し、特に、ボタンベースを進退させることで、このボタンベースに対して進退自在に支持されたボタン本体を通常に押下操作できる状態と通常に押下操作できない状態とに切換え可能な装置に関する。
近年主流のパチンコ遊技機では、遊技球が始動口に入賞したことを条件に大当り抽選が行われ、この大当り抽選で当選した場合に、大入賞口が複数ラウンドに亙って開閉する大当り遊技が発生し、そこで、遊技者は相当数の遊技球を獲得することができる。また、大当り抽選を演出してその抽選結果を報知する遊技演出が画像表示器、スピーカ、各種ランプ等を用いて実行され、遊技者はこの遊技演出によって遊技を楽しむことができる。
この種のパチンコ遊技機の多くは、遊技者が操作可能な演出ボタンを備え、例えば、大当り抽選を演出する特定遊技演出の実行中、抽選結果を報知する前の所定期間に演出ボタンが押下操作されると、それを契機に特定遊技演出の一部が他の演出(例えば、カットイン演出)に切換えられ、その演出によって大当り抽選の当選期待度が報知される。
一般に、パチンコ遊技機に装備される演出ボタン装置においては、パチンコ遊技機の貯留皿にボタンベースが固定的に取付けられ、このボタンベースに演出ボタン(ボタン本体)が進出位置と退入位置とに亙って進退自在に支持されている。演出ボタンはバネ部材により進出位置へ付勢され、この演出ボタンの進出位置から退入位置への押下操作を検出するボタン操作検出センサがボタンベースに取付けられている。
ここで、特許文献1には、演出ボタンを、通常に操作可能な通常状態と、退入位置の近傍で進出方向へ移動不能にロックする退入ロック状態とに択一的に切換える技術(特許文献1の図5、図6参照)が開示され、また、演出ボタンを、前記通常状態及び退入ロック状態と、更に進出位置で退入方向へ移動不能にロックする進出ロック状態とに択一的に切換える技術(特許文献1の図7参照)が開示されている。
特許文献2の演出ボタン装置においては、ボタン本体がボタンベースに対して進出位置と退入位置とに亙って進退自在に支持され、SOL(ソレノイドアクチュエータ)によりボタンベースがベース進出位置とベース退入位置とに亙って進退される。SOLが非励磁状態のとき、ボタンベースはSOLに組込まれたバネによりベース退入位置に保持され、そこで、ボタン本体の押下操作が不可能になる。SOLが非励磁状態から励磁状態に切換えられると、ボタンベースはSOLによりベース進出位置に駆動され、そこで保持されてボタン本体の押下操作が可能になる。SOLが励磁状態から非励磁状態に切換えられると、ボタンベースはSOLに組込まれたバネによりベース退入位置に駆動される。
ボタン本体は筒状のボタンベースに摺動自在に内嵌され、ボタンベースは筒状の静止側部材に摺動自在に内嵌されている。静止側部材に設けられた係止部材(ビス)が、ボタンベースの進退移動を妨げないように、ボタンベースに形成されたスリットを挿通してボタンベースの内側へ突出し、ボタンベースがベース退入位置のとき、進出位置のボタン本体が係止部材に当接して、ボタン本体の押下操作が不可能になる。ボタンベースがベース進出位置のときには、ボタン本体が押下操作されると係止部材に当接して退入位置になる。ボタンベースにボタン操作検出センサが取付けられ、このボタン操作検出センサにより、ボタン本体に設けられた被検出部が検出されて、ボタン本体の押下操作が検出される。
特開2009−56085号公報 特許第3989287号公報
演出ボタン(ボタン本体)の操作は遊技者の意思に基づいて行われるものであり、遊技者によって、また、演出ボタンの操作毎に、演出ボタンの操作速度や操作タイミング等が相当異なり、故に、特許文献1のように、その演出ボタンを直接、進出位置や退入位置(特に退入位置)で簡単に確実にロックすることは難しい。
特許文献2の演出ボタン装置では、ボタンベースを進退させることで、このボタンベースに対して進退自在に支持されたボタン本体を通常に押下操作できる状態と通常に押下操作できない状態とに切換え可能である。しかし、ボタンベースはSOLによりベース進出位置に駆動され保持されるため、そこで、ボタン本体の押下操作によりボタン本体からボタンベースにベース退入位置の方へ向く力が入力された場合に、ボタンベースがベース進出位置からベース退入位置の方へ移動する虞がある。
ボタンベースをベース進出位置に保持するためには、SOLを励磁し続ける必要がある。依って、ボタンベースをベース進出位置に保持する(即ち、SOLを励磁し続ける)時間が比較的長くなると、SOLが過熱され正常に機能しくなり、ボタン本体の押下操作によりボタンベースがベース進出位置からベース退入位置の方へ移動し易くなる。つまり、ボタンベースをベース進出位置に長時間保持して、ボタン本体を従来通り正常に機能させる構成にするのに適していない。
また、ボタン本体は静止側部材に設けられた係止部材に当接すると、それ以上は退入移動できないため、ボタンベースがベース進出位置にあるとき、ボタン本体の押下操作によりボタンベースがベース退入位置の方へ移動した場合、このボタンベースに取付けられたボタン操作検出センサもベース退入位置の方へ移動するため、そのボタン操作検出センサでは、ボタン本体に設けられた被検出部が検出されない、つまりボタン本体の押下操作が検出されないという重大な問題が発生する。
本発明の目的は、ボタンベースを進退させることで、このボタンベースに対して進退自在に支持されたボタン本体を通常に押下操作できる状態と通常に押下操作できない状態とに切換え可能にし、ボタンベースがベース進出位置にあるときに、ボタン本体が押下操作されてもボタンベースをベース進出位置に確実に保持し、ボタン本体の安定した押下操作、及びその押下操作の確実な検出を実現する遊技機を提供することである。
請求項1の発明(遊技機)は、ボタンベース(40)と、このボタンベース(40)に対して進出位置と退入位置とに亙って進退自在に支持されたボタン本体(41)と、このボタン本体(41)を前記進出位置へ付勢するボタン付勢部材(42)と、前記ボタン本体(41)の進出位置から退入位置への押下操作を検出するボタン操作検出手段(43)とを備えた遊技機(1) において、前記ボタンベース(40)を、ボタン本体(41)の通常の前記押下操作を可能にするベース進出位置と前記通常の押下操作を不可能にするベース退入位置とに亙って進退させる電動モータ(60)を有する進退駆動機構(44)を備え、前記ボタンベース(40)が前記ベース進出位置にあるときに、前記押下操作によりボタン本体(41)からボタンベース(40)に前記ベース退入位置の方へ向く力が入力された場合でも、ボタンベース(40)を前記ベース進出位置に保持可能に構成されたことを特徴としている。
請求項2の発明は、請求項1において、前記進退駆動機構(44)は、前記電動モータ(60)により回転駆動されるピニオン(61)と、このピニオン(61)が噛合するようにボタンベース(40)に設けられたラック(62)とを有することを特徴としている。
請求項3の発明は、請求項1又は2において、前記ボタンベース(40)を前記ベース進出位置に保持可能なベース保持部材(90/95) を前記進退駆動機構(44)とは別に備えたことを特徴としている。
請求項4の発明は、請求項3において、前記ベース保持部材(90)は、ボタンベース(40)に設けられた被係合部(91)に係合してボタンベース(40)を前記ベース進出位置に係止するストッパ部材(90)からなり、前記ベース保持部材(90)は、ボタンベース(40)が前記ベース進出位置のときに前記被係合部(91)に係合し且つ前記ベース進出位置以外の位置のときに前記被係合部(91)から係合解除するように前記電動モータ(60)により駆動されることを特徴としている。
請求項5の発明は、請求項1〜4の何れか1項において、前記ボタン操作検出手段(43)は、ボタン本体(41)に設けられた被検出部(53a) を検出可能に、ボタンベース(40)を進退自在に支持する静止側部材(10)に取付けられたことを特徴としている。
その他、次のように構成してもよい。前記ベース保持部材(90)(ストッパ部材(90))は、ボタンベース(40)の進退方向と直交するカム軸(90a) を介して前記電動モータ(60)により回動駆動されるカムストッパ(90)からなる。前記ベース保持部材(95)は、ボタンベース(40)を前記ベース進出位置へ付勢し且つ前記ボタン付勢部材(42)の付勢力よりも大きい付勢力を有するベース付勢部材(95)からなる。
前記ボタンベース(40)が前記ベース退入位置にあるときに、ボタン本体(41)が前記静止側部材(10)に係合して前記押下操作が不可能になる。前記ボタンベース(40)が前記ベース退入位置にあるときに、ボタンベース(40)が前記静止側部材(10)に係合して退入移動不可能になる。前記ボタンベース(40)が前記ベース進出位置にある状態で、特定の遊技演出実行中のボタン操作有効期間にボタン本体(41)が押下操作された時に、進退駆動機構(44)によりボタンベース(40)を前記ベース退入位置に移動させて一定期間保持する。
本発明(遊技機)によれば、ボタンベースを進退させることで、このボタンベースに対して進退自在に支持されたボタン本体を通常に押下操作できる状態と通常に押下操作できない状態とに切換え可能にし、ボタンベースがベース進出位置にあるときに、ボタン本体が押下操作されてもボタンベースをベース進出位置に確実に保持し、ボタン本体の安定した押下操作、及びその押下操作の確実な検出を実現することができる。
実施例1のパチンコ遊技機の斜視図である。 パチンコ遊技機の演出ボタン装置を含む要部の斜視図である。 演出ボタン装置の正面図である。 演出ボタン装置の左側面図である。 演出ボタン装置の分解斜視図である。 演出ボタン装置のボタンベースがベース進出位置にありボタン本体が進出位置にあるときの切欠き斜視図である。 図6のVII −VII 線断面図である。 図6のVIII−VIII線断面図である。 演出ボタン装置のボタンベースがベース進出位置にありボタン本体が退入位置にあるときの図7相当図である。 演出ボタン装置のボタンベースがベース退入位置にありボタン本体が進出位置にあるときの切欠き斜視図である。 図10のXI−XI線断面図である。 図10のXII −XII 線断面図である。 パチンコ遊技機の遊技盤の正面図である。 パチンコ遊技機の制御系のブロック図である。 実施例2の図7相当図である。 実施例2の図11相当図である。 実施例3の図7相当図である。
以下、発明を実施するための形態について実施列に基づいて説明する。
図1に示すように、パチンコ遊技機1には、遊技ホールの島構造体に取付けられる外枠(図示略)に開閉枠2が開閉自在に装着され、開閉枠2に開閉扉3が開閉自在に装着されている。開閉扉3に窓3aが形成され、その窓3aに透明板3bが装着されている。開閉枠2の左端部に開閉扉3の左端部が鉛直軸心回りに回動自在に支持され、開閉扉3の右端部には、開閉扉3を閉じた状態で施錠するキーシリンダ3cが装着されている。開閉枠2に遊技盤70(図13参照)が装着され、遊技盤70とその前側の透明板3bとの間に遊技球が転動する遊技領域70a(図13参照)が形成され、この遊技領域70aが開閉扉3により開閉される。
図1、図2に示すように、開閉扉3には、窓3aの下側に貯留皿4が設けられ、その貯留皿4の右部に本案特有の演出ボタン装置5が装着されている。開閉扉3には、貯留皿4の右下側に発射ハンドル6が装着され、その発射ハンドル6が回動操作されると、貯留皿4から発射位置(図示略)に導入された遊技球が発射され、貯留皿4に複数の遊技球が存在する場合には、複数の遊技球が約0.6秒間隔で連続発射される。発射された遊技球はガイドレール70b(図13参照)で案内され遊技領域70aの上部に導入される。
演出ボタン装置5について説明する。
図1〜図12に示すように、演出ボタン装置5は、貯留皿4に埋設状に固定された静止側部材である装置ケース10と、装置ケース10に装着された十字ボタンユニット11及び演出ボタンユニット12とを備えている。十字ボタンユニット11の左側に演出ボタンユニット12が配置され、十字ボタンユニット11の十字ボタン30〜33及びエンターボタン34と演出ボタンユニット12の演出ボタン41(ボタン本体41)は、貯留皿4の上面側から押下操作可能に配設されている。
装置ケース10は、その下端に位置する第1ケース15と、第1ケース15に上側から固定された第2ケース16と、第1,第2ケース15,16の間に挟持状に固定されたスイッチ取付板17と、第2ケース16に上側から内嵌状に固定されたケースカバー18とを有する。第2ケース16とスッチ取付板17の左部には、演出ボタンユニット12のボタンベース40及びボタン本体41が挿通する穴16a,17aが形成されている。
ケースカバー18は、内カバー20と外カバー21とからなり、貯留皿4の上板4aに形成された穴4b内から上方外部に臨み、その上板4aの上面とケースカバー18(外カバー21)の上面は略同一高さに位置している。ケースカバー18(カバー20,21)にはボタン穴18a,18bが形成され、十字ボタン30〜33及びエンターボタン34と演出ボタン41は夫々ボタン穴18c,18dから上方外部に臨んでいる。
十字ボタンユニット11において、第2ケース16の右部に十字ボタン30〜33及びエンターボタン34が支持され、スイッチ取付板17の右部上面に、ボタン30〜34が夫々押下操作されるとONされる十字SW30a〜33a及びエンターSW34a(尚、「SW」はスイッチを意味する)が取付けられている。
演出ボタンユニット12は、装置ケース10に対して上下方向へ進退自在に支持されたボタンベース40と、このボタンベース40に対して進出位置(図6〜図8、図10〜図12参照)と退入位置(図9参照)とに亙って上下方向へ進退自在に支持されたボタン本体41と、このボタン本体41を進出位置(上方)へ付勢するコイルバネからなるボタン付勢部材42と、ボタン本体41の進出位置から退入位置への押下操作を検出するボタン操作検出センサ43(ボタン操作検出手段)とを備えている。
また、演出ボタンユニット12は、ボタンベース40を、ボタン本体41の通常の押下操作を可能にするベース進出位置(図6〜図9参照)と通常の押下操作を不可能にするベース退入位置(図10〜図12参照)とに亙って上下方向へ進退させる電動モータ60(ステッピングモータ60)を有する進退駆動機構44を備え、ボタンベース40がベース進出位置にあるときに、ボタン本体41の押下操作によりボタン本体41からボタンベース40にベース退入位置の方(下方)へ向く力が入力された場合でも、ボタンベース40をベース進出位置に保持可能に構成されている。
ボタンベース40は、略環状のバネ受部40aと、バネ受部40aの内周部から上方へ延びる内筒部40bと、バネ受部40aの外周部から上方へ延びる外筒部40cとを有する。ボタンベース40には、バネ受部40aに左右1対の脚部挿通穴40dが形成され、内筒部40bの下端部に1対の脚部挿通穴40dに夫々臨む左右1対の係止部40eが形成され、また、1対の脚部挿通穴40dを上端側に有する1対のガイドスリット40e、外周部右部に外筒部40cを切欠いて形成されたガイド凹部40fが設けられている。このボタンベース40には、バネ受け部40aの左部に下方へ延びる進退駆動機構44のラック62が設けられている。
ボタン本体41は、ボタン基部材50、ボタン基部材50の上端部に固定されたキャップ状の操作内側部材51及び操作外側部材52を有する。ボタン基部材50は、環状のバネ受け部50aと、バネ受け部50aから上方へ延びる上部筒部50bと、バネ受け部50aの外周部から下方へ延び且つ上部筒部50bよりも大径の下部筒部50cとを有する。上部筒部50bに操作内側部材51の外周部が外嵌状に固定され、操作内側部材51に操作外側部材52が外嵌状に固定されている。
ボタン基部材50には、バネ受け部50aの内端部に下方へ延びる左右1対の脚部50dが形成され、これら脚部50dの下端部に左右1対の爪部50eが形成されている。1対の脚部50dがボタンベース40の1対の脚部挿通穴40dを挿通し且つ1対のガイドスリット40eに係合して上下方向へ案内され、1対の爪部50eがボタンベース40の1対の係止部40eの下方に位置している。
また、ボタン基部材50には、下部筒部50cから右方へ突出し且つ下方へ延びる延設部50fが設けられている。延設部50fの下端部はボタンベース40の径方向外側に位置し、この延設部50fの下端部に、被検出部53aが形成された被検出部材53が取付けられている。延設部50fと被検出部材53は、ボタンベース40のガイド凹部40fに係合して上下方向へ案内される。
ボタン付勢部材42は、ボタンベース40とボタン本体41の両バネ受け部40a,50aの間に圧縮状態で装着されている。ボタン付勢部材42の付勢力により、ボタン本体41が操作されない状態で、1対の爪部50eが1対の係止部40eに下側から係合して、ボタン本体41が進出位置に保持され、これ以上進出しないように抜け止めされる。
ボタン操作検出センサ43は、発光部と受光部とを前後に間隔を開けて配置した光学センサ(フォトインタラプタ)からなり、ボタン本体41の被検出部53aを検出可能にスイッチ取付板17の中央部下面に取付けられている。ボタン操作検出センサ43は、ボタン本体41の押下操作を、発光部と受光部との間が被検出部53aで遮られOFFになっている状態から、発光部と受光部との間から被検出部53aが下方へ退いてONになったことにより検出する。
進退駆動機構44は、電動モータ60により回転駆動されるピニオン61と、このピニオン61が噛合するようにボタンベース40に設けられたラック62とを有する。前記のように、ラック62は、ボタンベース40のバネ受け部40aの左部に下方へ延びるように設けられ、その右端部に複数(例えば、4個程度)の歯が上下方向に連続的に形成されている。電動モータ60は、装置ケース10の第1ケース15の前部左部に後向きに取付けられ、その出力軸60aにピニオン61が直結されている。この進退駆動機構44(電動モータ60)は制御装置80(図14参照)により制御される。
ところで、図13、図14に示すように、遊技盤70には遊技領域70aに配置された多数の障害釘(図示略)の他、第1始動口71、開閉式の第2始動口72aを有する始動口装置72、ゲート73、開閉式の大入賞口74aを有する大入賞口装置74、複数の一般入賞口75が設けられている。第1始動口71、ゲート73、複数の一般入賞口75には、夫々、そこに入賞した遊技球を検出する第1始動口SW71a、ゲートSW73a、複数の一般入賞口SW75aが付設されている。
始動口装置72は、第2始動口72a、第2始動口72aを開閉する開閉部材72b、第2始動口72aに入賞した遊技球を検出する第2始動口SW72c、開閉部材72bを開閉駆動する第2始動口SOL72d(「SOL」はソレノイドアクチュエータを意味する)を有する。大入賞口装置74は、大入賞口74a、大入賞口74aを開閉する開閉部材74b、大入賞口74aに入賞した遊技球を検出する大入賞口SW74c、開閉部材74bを開閉駆動する大入賞口SOL74dを有する。
遊技球が入賞口71,72a,74a,75に入賞した場合、遊技球1個の入賞について入賞口71,72a,74a,75毎に設定された数の遊技球が払出される。遊技球が始動口71,72aに入賞した場合には大当り抽選が行われ、その大当り抽選で当選した場合、通常は閉塞の大入賞口74aが複数ラウンドに亙って開閉する大当り遊技が発生する。遊技球がゲート73を通過した場合には当り抽選が行われ、その当り抽選で当選した場合、通常は閉塞の第2始動口72aが1又は複数回開閉する補助遊技が発生する。
遊技盤70にはその中央部分に大型の液晶ディスプレイからなる画像表示器76が装着され、その画像表示器76には、大当り抽選を演出してその抽選結果を報知する遊技演出が表示され、また、大当り遊技中には大当り遊技演出が表示される。遊技盤70の右下部に各種表示を行う遊技表示盤77が設けられ、この遊技表示盤77は、第1特図表示器77a、第2特図表示器77b、普図表示器77c、第1特図保留ランプ77d、第2特図保留ランプ77e、普図保留ランプ77fを備えている。
第1特図表示器77aには第1特別図柄が変動可能に表示され、第1特図保留ランプ77dには第1特図保留数が表示され、その第1特図保留数は4未満の場合に第1始動口71に遊技球が入賞する毎に1加算される。第2特図表示器77bには第2特別図柄が変動可能に表示され、第2特図保留ランプ77eには第2特図保留数が表示され、その第2特図保留数は4未満の場合に第2始動口72aに遊技球が入賞する毎に1加算される。
第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第1特図保留数が1以上の場合、第2特図保留数が0の場合には、第1特図保留数が1減算されて第1特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。第1,第2特別図柄が変動停止状態で、第2特図保留数が1以上の場合、第2特図保留数が1減算されて第2特別図柄が変動開始され、その後の停止図柄で大当り抽選の結果が表示される。
普図表示器77cには普通図柄が変動可能に表示され、普図保留ランプ77fには普図保留数が表示され、その普図保留数は4未満の場合にゲート73に遊技球が入賞する毎に1加算される。普通図柄が変動停止状態で、普図保留数が1以上の場合、普図保留数が1減算されて普通図柄が変動開始され、その後の停止図柄で当り抽選の結果が表示される。
図14に示すように、制御装置80は、遊技制御基板81、払出制御基板82、演出制御基板83、画像制御基板84、ランプ制御基板85を備え、これら制御基板81〜85に夫々CPUとROMとRAMを含むコンピュータを備えて構成され、演出制御基板83は更にRTC(「RTC」はリアルタイムクロックを意味する)を備えている。
遊技制御基板81のコンピュータは、第1,第2始動口SW71a,72c、ゲートSW73a、大入賞口SW74c、一般入賞口SW75aからの信号と、払出制御基板82からの情報とを受けて、第2始動口SOL72d、大入賞口SOL74d、図柄表示器77a〜77c、図柄保留ランプ77d〜77fを制御し、払出制御基板82と演出制御基板83とに制御情報(遊技情報)を出力する。払出制御基板82のコンピュータは、遊技制御基板81からの制御情報と、払出球検出SW86b、球有り検出SW86c、満タン検出SW86d、扉開閉検出SW86eからの信号とを受けて、払出モータ86aを制御し、遊技制御基板82に制御情報(払出情報)を出力する。
演出制御基板83のコンピュータは、遊技制御基板81、画像制御基板84、ランプ制御基板85からの制御情報と、演出ボタン装置5(SW30a〜33a,34a、ボタン操作検出センサ43)からの信号とを受けて、演出ボタン装置5(電動モータ60)を制御し、画像制御基板84、ランプ制御基板85に制御情報を出力する。
画像制御基板84のコンピュータは、演出制御基板83からの制御情報を受けて、遊技演出用の画像表示器76とスピーカ78とを制御し、演出制御基板83に制御情報を出力する。ランプ制御基板85のコンピュータは、演出制御基板83からの制御情報を受けて、主に画像制御基板84のコンピュータによる制御に同期させて、遊技演出用の枠ランプ89aと盤ランプ89bを制御する。
演出ボタン装置5(演出ボタンユニット12)の作用(動作)について説明する。
図6〜図8に示すように、ボタンベース40がベース進出位置あり、ボタン本体41が進出位置にあるとき、ボタン本体41(操作外側部材52)が貯留皿4の上板4aの上面よりも上方へ突出して、このボタン本体41を進出位置から退入位置へ通常に押下操作可能になる。このとき、ボタン操作検出センサ43は、発光部と受光部との間が被検出部53aで遮られOFFになる。
ここで、進退駆動機構44の電動モータ60(ステッピングモータ60)は駆動停止状態であり、その出力軸60aを外力により回転させる抵抗(負荷)は相当大きい。ボタン本体41が押下操作されない状態でも、電動モータ60には、ボタンベース40、ボタン本体41、ボタン付勢部材42等の重力によりボタンベース40が下降する方向へ出力軸60aを回転させる力が入力されるが、電動モータ60の駆動停止状態における前記抵抗によって、ボタンベース40は下降することなくベース進出位置に保持される。
図9に示すように、ボタンベース40がベース進出位置に保持された状態で、ボタン本体41が押下操作されると、ボタン本体41(ボタン基部材50)の脚部50dや延設部50fの下端部が装置ケース10の第1ケース15に上側から係合して、ボタン本体41が退入位置になり、それ以上のボタン本体41の押下操作が不可能になる。ボタン本体41が退入位置のとき、その(操作外側部材52の)上面と貯留皿4の上板4aの上面とが略同一高さになる。ボタン本体41が進出位置から退入位置へ操作されると、ボタン操作検出センサ43は、発光部と受光部との間から被検出部53aが下方へ退いてONになる。ボタン本体41が操作解除されると、ボタン付勢部材42により進出位置に復帰する。
ここで、ボタン本体41が押下操作されると、その操作力はボタン本体41から、ボタン付勢部材42、ボタンベース40を介して電動モータ60に入力され、ボタンベース40が下降する方向へ出力軸60aを回転させる力として作用する。このときも、電動モータ60は駆動停止状態であるが、電動モータ60の駆動停止状態における前記抵抗(負荷)によって、ボタンベース40をベース進出位置に保持可能に構成されている。
進退駆動機構44により、ボタンベース40が、ボタン本体41の通常の押下操作を可能にするベース進出位置(図6〜図9)と通常の押下操作を不可能にするベース退入位置(図10〜図12)とに亙って進退され切換えられる。ここで、ボタンベース40のベース進出位置からベース退入位置への切換えは、通常はボタン本体41が進出位置にあるときに実行されるが、退入位置にあるときでも実行可能である。また、ボタンベース40のベース退入位置からベース進出位置への切換えは、通常はボタン本体41が押下操作されない状態で実行されるが、押下操作された状態でも実行可能である。
図6〜図8に示すように、ボタン本体41が進出位置にあるときに、進退駆動機構44によりボタンベース40がベース進出位置から下降移動されると、そのボタンベース40と一体的にボタン本体41も下降する。すると、図10〜図12に示すように、ボタン本体41が押下操作された場合と同様、ボタン本体41の脚部50dや延設部50fの下端部が第1ケース15に上側から係合して、それ以上のボタン本体41の下降が不可能になる。故に、ボタンベース40の係止部40eとボタン本体41の爪部50eとの係合により、ボタンベース40の下降が不可能になり、そこでベース退入位置になる。
一方、図9に示すように、ボタン本体41が退入位置にあるときに、進退駆動機構44によりボタンベース40がベース進出位置から下降移動されると、ボタン本体41が静止した状態で、ボタンベース40のみが下降する。すると、図10〜図12に示すように、ボタン本体41に対するボタンベース40の相対移動により、ボタン本体41が退入位置から進出位置に切換えられ、ボタンベース40の係止部40eとボタン本体41の爪部50eとが係合すると、その係合により、ボタンベース40の下降が不可能になり、そこでベース退入位置になる。
ボタン本体41が押下操作されない状態で、進退駆動機構44によりボタンベース40がベース退入位置から上昇移動されると、そのボタンベース40と一体的にボタン本体41も上昇して、図6〜図8に示すように、ボタン本体41が進出位置のままで、ボタンベース40がベース進出位置になる。一方、ボタン本体41が押下操作された状態で、進退駆動機構44によりボタンベース40がベース退入位置から上昇移動されると、ボタン本体41が静止した状態で、ボタンベース40のみが上昇する。すると、図9に示すように、ボタン本体41に対するボタンベース40の相対移動により、ボタン本体41が進出位置から退入位置に切換えられ、ボタンベース40がベース進出位置になる。
この演出ボタン装置5によれば次の効果を奏する。
ボタンベース40、ボタンベース40に対して進出位置と退入位置とに亙って進退自在に支持されたボタン本体41、ボタン本体41を進出位置へ付勢するボタン付勢部材42、ボタン本体41の進出位置から退入位置への押下操作を検出するボタン操作検出センサ43、ボタンベース40をボタン本体41の通常の押下操作を可能にするベース進出位置と通常の押下操作を不可能にするベース退入位置とに亙って進退させる電動モータ60を有する進退駆動機構44を備えた。
つまり、進退駆動機構44(電動モータ60)を制御し、ボタンベース40を進退させることで、このボタンベース40に対して進退自在に支持されたボタン本体41を通常に押下操作できる状態と通常に押下操作できない状態とに切換えることが可能になる。
具体的に、大当り抽選を演出する特定遊技演出の実行中、抽選結果を報知する前の所定期間にボタン本体41が押下操作され、その押下操作がボタン操作検出センサ43により検出された場合、その特定遊技演出の一部が他の演出(例えば、カットイン演出)に切換えられ、その演出によって大当り抽選の当選期待度が報知される。そして、前記所定期間にのみボタンベース40をベース退入位置からベース進出位置に切換えて、ボタン本体41の通常の押下操作を可能にすることができる。
更に、ボタンベース40の進退に係る作動自体を遊技演出として利用することができる。具体的に、大当り抽選を演出する特定遊技演出の実行中の前記所定期間に、本来はボタンベース40がベース進出位置にあるが、逆にボタンベース40をベース退入位置に切換えて、ボタン本体41の通常の押下操作を不可能にし、これにより、大当り抽選の当選期待度が高いことを報知するように構成することができる。
また、ボタンベース40がベース進出位置にある状態で、特定遊技演出の実行中の前記所定期間に、ボタン本体41が押下操作され、その押下操作がボタン操作検出センサ43により検出された時に、進退駆動機構44によりボタンベース40ベース進出位置からベース退入位置に移動させて一定期間保持し、これにより、大当り抽選の当選期待度が高いことを報知するように構成することができる。
ボタン本体41の押下操作を解除すると、通常は、ボタン本体41は上昇し進出位置に復帰するが、その前にボタンベース40をベース退入位置に切換えることにより、ボタン本体41を上昇させない、即ち故障したかのようなフリーズ演出を行うことができ、更に、その際、画像表示器76等においても、故障したかのようなフリーズ演出を行うことができ、この斬新なフリーズ演出によって、大当り抽選の当選期待度が高いことを報知するように構成することができる。即ち、演出効果を著しく高めることが可能になる。
しかも、ボタン操作検出センサ43は、ボタン本体41に設けられた被検出部53aを検出可能に、ボタンベース40を進退自在に支持する装置ケース10のスイッチ取付板17に取付けられている。従って、ボタンベース40がベース進出位置のとき、ボタン本体41の押下操作により、仮にボタンベース40がベース進出位置からベース退入位置の方へ移動したとしても、このボタン操作検出センサ43によりボタン本体41の押下操作を確実に検出することができる。特許文献2の技術では、ボタン操作検出センサはボタンベースと共に下降するため、ボタン本体の押下操作が検出されないという重大な問題が発生するが、本発明では、この課題を改善することができる。
このように、本発明の演出ボタン装置5では、ボタンベース40を進退させることで、このボタンベース40に対して進退自在に支持されたボタン本体41を通常に押下操作できる状態と通常に押下操作できない状態とに切換え可能にし、ボタンベース40がベース進出位置にあるときに、ボタン本体41が押下操作されてもボタンベース40をベース進出位置に確実に保持し、ボタン本体41の安定した押下操作、及びその押下操作の確実な検出を実現することができる。
図15、図16に示すように、実施例2の演出ボタン装置5Aは、実施例1の演出ボタン装置5に、ボタンベース40をベース進出位置に保持可能なベース保持部材90を進退駆動機構44とは別に備えたものである。ベース保持部材90は、ボタンベース40に設けられた被係合部91に係合してボタンベース40をベース進出位置に係止するストッパ部材90からなり、このストッパ部材90は、ボタンベース40がベース進出位置のときに被係合部91に係合し且つベース進出位置以外の位置のときに被係合部91から係合解除するように進退駆動機構44の電動モータ60により駆動される。
ストッパ部材90は、ボタンベース40の進退方向(上下方向)と直交する前後方向向きのカム軸90aを介して電動モータ60により回動駆動されるカムストッパ90からなる。カム軸90aは装置ケース10の第1ケース15に回転自在に支持され、このカム軸90aにストッパ部材90が外嵌固着されている。カム軸90aにはギヤ93が外嵌固着され、このギヤ93と進退駆動機構44のピニオン61とに噛合する中間ギヤ92が設けられている。尚、中間ギヤ92は第1ケース15に回転自在に支持されている。
ボタンベース40に設けられたラック62の下端部が被係合部91に形成され、この被係合部91の真下にカム軸90aが位置している。ボタンベース40がベース進出位置のとき、ストッパ部材90の最大径部がボタンベース40の被係合部91に真下から係合し、故に、ボタンベース40がベース進出位置にあるときに、ボタン本体41の押下操作によりボタン本体41からボタンベース40にベース退入位置の方(下方)へ向く力が入力された場合でも、ストッパ部材90が回動されることはなく、このストッパ部材90によりボタンベース40をベース進出位置により確実に保持することができる。
進出駆動機構44によりボタンベース40がベース進出位置からベース退入位置へ移動駆動されると、それに連動してストッパ部材90が回動され、ボタンベース40の被係合部91から係合解除し、その後も、ストッパ部材90はボタンベース40(被係合部91)と相互干渉しないようにしている。進出駆動機構44によりボタンベース40がベース退入位置からベース進出位置へ移動駆動されると、ストッパ部材90が前記とは逆に回動され、最終的にボタンベース40の被係合部91に係合する。
図17に示すように、実施例3の演出ボタン装置5Bは、実施例1の演出ボタン装置5に、ボタンベース40をベース進出位置に保持可能なベース保持部材95を進退駆動機構44とは別に備えたものである。ベース保持部材95は、ボタンベース40をベース進出位置(上方)へ付勢し且つボタン付勢部材42の付勢力よりも大きい付勢力を有するコイルバネであるベース付勢部材95からなる。
ベース付勢部材95は、ボタンベース40に設けられたラック62の下端部とその下側の第1ケース15との間に圧縮状態で装着されている。ボタンベース40がベース進出位置にあるとき、ボタン本体41が押下操作されると、ボタン付勢部材42の付勢力よりもベース付勢部材95の付勢力が大きいため、ボタンベース40をベース進出位置により確実に保持することができる。
その他、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を付加して実施可能である。また、本発明については、種々のパチンコ遊技機、或いは、パチンコ遊技機以外のスロットマシン等の種々の遊技機に適用することができる。
1 パチンコ遊技機
5,5A,5B 演出ボタン装置
10 装置ケース
40 ボタンベース
41 ボタン本体
42 ボタン付勢部材
43 ボタン操作検出センサ
44 進退駆動機構
53a 被検出部
60 電動モータ
61 ピニオン
62 ラック
90 ストッパ部材
91 被係合部
95 ベース付勢部材

Claims (5)

  1. ボタンベースと、このボタンベースに対して進出位置と退入位置とに亙って進退自在に支持されたボタン本体と、このボタン本体を前記進出位置へ付勢するボタン付勢部材と、前記ボタン本体の進出位置から退入位置への押下操作を検出するボタン操作検出手段とを備えた遊技機において、
    前記ボタンベースを、ボタン本体の通常の前記押下操作を可能にするベース進出位置と前記通常の押下操作を不可能にするベース退入位置とに亙って進退させる電動モータを有する進退駆動機構を備え、
    前記ボタンベースが前記ベース進出位置にあるときに、前記押下操作によりボタン本体からボタンベースに前記ベース退入位置の方へ向く力が入力された場合でも、ボタンベースを前記ベース進出位置に保持可能に構成されたことを特徴とする遊技機。
  2. 前記進退駆動機構は、前記電動モータにより回転駆動されるピニオンと、このピニオンが噛合するようにボタンベースに設けられたラックとを有することを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 前記ボタンベースを前記ベース進出位置に保持可能なベース保持部材を前記進退駆動機構とは別に備えたことを特徴とする請求項1又は2に記載の遊技機。
  4. 前記ベース保持部材は、ボタンベースに設けられた被係合部に係合してボタンベースを前記ベース進出位置に係止するストッパ部材からなり、
    前記ベース保持部材は、ボタンベースが前記ベース進出位置のときに前記被係合部に係合し且つ前記ベース進出位置以外の位置のときに前記被係合部から係合解除するように前記電動モータにより駆動されることを特徴とする請求項3に記載の遊技機。
  5. 前記ボタン操作検出手段は、ボタン本体に設けられた被検出部を検出可能に、ボタンベースを進退自在に支持する静止側部材に取付けられたことを特徴とする請求項1〜4の何れか1項に記載の遊技機。
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