JP2007029595A - 遊技機 - Google Patents

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Akihito Aoki
彰人 青木
Yoshitaka Tsuchiya
義孝 土屋
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Abstract

【課題】操作部の変位方向における操作部の背面側に大きな空間を必要とせず省スペースが可能な遊技機の提供を目的とする。
【解決手段】遊技に関わる作動をする遊技構成部材9と、遊技構成部材9を作動させるために遊技者が操作する操作ボタン37と、操作ボタン37を遊技者が操作可能な第1位置と操作不可能あるいは操作困難な第2位置とに変位させる可変係合部401と、操作ボタン37が取り付けられると共に少なくとも操作ボタン37の変位方向における操作ボタンの背面側に壁面を有するケース363とを備え、前記可変係合部401が操作ボタン37の変位方向と直交する方向へ変位することにより操作ボタン37を第1位置と第2位置に変位させるようにした。
【選択図】 図4

Description

本発明は、遊技者による操作可能な第1位置と操作不可能あるいは操作困難な第2位置に変位する操作ボタンを備えた遊技機に関する。
従来、パチンコ遊技機やスロットマシン等の遊技機には、遊技者による操作可能な第1位置と操作不可能あるいは操作困難な第2位置に変位する操作ボタンを備えたものがある。
しかし、従来では、前記操作ボタンを変位させるためのソレノイドが、前記操作ボタンの変位方向に沿って操作ボタンと略一直線に配置されているため、操作ボタンの変位方向にはソレノイドの前進後退を可能とするためのソレノイド作動空間が必要となって、操作ボタンの設置に大きな空間が必要となる問題があった。
また、従来の操作ボタンは第2位置にあっても操作ボタンの表面が露出し、遊技者が触れることができる状態にあるため、遊技者が無意味に操作ボタンを過剰に操作し、操作ボタンを破損するおそれがあった。
特開2003−320114号公報
本発明は、前記の点に鑑みなされたものであって、操作部の変位方向における操作部の背面側に大きな空間を必要とせず省スペースが可能であり、また遊技者による無意味な操作部の過剰な操作を抑えて操作部の破損等を防止可能な遊技機の提供を目的とする。
請求項1の発明は、遊技に関わる作動をする遊技構成部材と、前記遊技構成部材を作動させるために遊技者が操作する操作部と、前記操作部を遊技者が操作可能な第1位置と操作不可能あるいは操作困難な第2位置とに変位させる操作部可変手段と、を備えた遊技機において、前記操作部可変手段は前記操作部の変位方向と直交する方向へ作動し、前記操作部可変手段の作動により前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位させることを特徴とする。
請求項2の発明は、請求項1において、前記操作部は前記操作部の背面側に前記操作部可変手段と係合可能な係合部を備え、前記操作部可変手段は前記操作部の係合部と係合し前記操作部可変手段の作動により変位する可変係合部を備え、前記可変係合部の変位により前記操作部の係合部を前記操作部の変位方向へ変位させて前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位させることを特徴とする。
請求項3の発明は、請求項1または2において、遊技の進行に応じて前記操作部可変手段を作動させ、前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位させる制御手段を備え、前記第1位置には前記操作部の変位量が異なる複数の第1位置が設けられ、前記制御手段は遊技の進行に応じて前記操作部を前記変位量の異なる第1位置に変位させることを特徴とする。
請求項4の発明は、請求項1から3の何れか一項において、前記操作部が前記第1位置と前記第2位置の何れの位置にあるかを表示する操作部状態表示部を備えたことを特徴とする。
請求項5の発明は、請求項1から4の何れか一項において、前記遊技機構成部材には、遊技の進行に応じて遊技者が前記操作部を操作することに起因して表示を変化させる表示部が含まれ、前記表示部は前記操作部が第1位置にあることを報知することを特徴とする。
請求項6の発明は、請求項1から5の何れか一項において、前記操作部は、少なくとも前記操作部の変位方向における操作部の背面側に壁面を有するケースに取り付けられ、前記ケースは、前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位可能に保持する保持部材を備えると共に前記ケースの表面に前記操作部が前記変位可能に挿通される操作部用開口部が形成され、前記操作部用開口部は前記操作部可変手段あるいは前記ケースに備えられた開閉部材により開閉され、前記第1位置の時には前記操作部用開口部が開口して前記操作部が前記操作部用開口部から前記ケース外方へ突出し、前記第2位置の時には前記操作部が前記ケース内へ収納されて前記操作部用開口部が前記開閉部材で閉鎖されることを特徴とする。
請求項7の発明は、請求項3から6の何れか一項において、前記制御手段は、前記操作部を遊技者が操作したことに起因して前記操作部可変手段を作動させ、前記操作部を前記第2位置に変位させることを特徴とする。
請求項8の発明は、請求項3から7の何れか一項において、前記操作部は、前記第1位置のうち一定量以上変位すると遊技者に視認可能な報知手段を備えたことを特徴とする。
請求項9の発明は、請求項1から8の何れか一項において、前記操作部可変手段は、前記可変係合部を変位させるソレノイドを備えたことを特徴とする。
請求項10の発明は、請求項1から8の何れか一項において、前記操作部可変手段はラック部と、前記ラック部と噛み合って前記可変係合部を前記操作部が変位する方向と直交する方向へ変位させるピニオンと、該ピニオンを駆動させるモータを備えたことを特徴とする。
請求項11の発明は、遊技者の遊技開始操作手段の操作に起因して遊技装置が作動可能とされる遊技機において、任意操作可能条件の成立に起因して、前記遊技装置を遊技者の任意で作動させるために前記遊技開始操作手段とは別に設けられた操作部と、前記任意操作可能条件成立の場合に前記操作部を遊技者が操作可能な第1位置とし、前記任意操作可能条件が不成立の場合に前記操作部を遊技者が操作不可能あるいは操作困難な第2位置に変位させる操作部可変手段と、を備え、前記記操作部可変手段は前記操作部の変位方向と直交する方向へ作動し、前記記操作部可変手段の作動により前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位させることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、遊技に関わる作動をする遊技構成部材と、前記遊技構成部材を作動させるために遊技者が操作する操作部と、前記操作部を遊技者が操作可能な第1位置と操作不可能あるいは操作困難な第2位置とに変位させる操作部可変手段と、を備え、前記操作部可変手段は前記操作部の変位方向と直交する方向へ作動し、前記操作部可変手段の作動により前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位させる構成としたことにより、操作部の変位方向と操作部可変手段の作動方向が異なるため、操作部の変位方向における操作部の背面側に操作部可変手段の作動に必要な空間を小さくできるので省スペース化が可能となり、狭小な領域のスペースを有効に利用して操作部等を配設することが可能となる。
請求項2の発明によれば、操作部は前記操作部の背面側に前記操作部可変手段と係合可能な係合部を備え、前記操作部可変手段は前記操作部の係合部と係合し前記操作部可変手段の作動により変位する可変係合部を備え、前記可変係合部の変位により前記操作部の係合部を前記操作部の変位方向へ変位させて前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位させる構成としたことにより、操作部の変位方向に必要となる空間を小さくでき省スペース化が可能となり、狭小な領域のスペースを有効に利用して操作部等を配設することが可能となる。
請求項3の発明によれば、遊技の進行に応じて前記操作部可変手段を作動させ、前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位させる制御手段を備え、前記第1位置には前記操作部の変位量が異なる複数の第1位置が設けられ、前記制御手段は遊技の進行に応じて前記操作部を前記変位量の異なる第1位置に変位させる構成としたことにより、遊技者による操作部の操作時における操作部のストローク(操作量)を、複数の第1位置に応じて変化させることができるため、多彩な遊技形態を遊技者に提供することが可能となる。
請求項4の発明によれば、前記操作部が前記第1位置と前記第2位置の何れの位置にあるかを表示する操作部状態表示部を備えた構成としたことにより、遊技者が操作部の状態を視認でき、操作部を円滑に操作することが可能となる。
請求項5の発明によれば、前記遊技機構成部材には、遊技の進行に応じて遊技者が前記操作部を操作することに起因して表示を変化させる表示部が含まれ、前記表示部は前記操作部が第1位置にあることを報知する構成としたことにより、遊技者は表示部の表示を操作部の操作により変化させることができ、しかも表示部における操作部の第1位置報知にしたがって操作部を操作することができるため操作部の操作タイミングを逃がすことなく操作することが可能となる。
請求項6の発明によれば、前記操作部は、少なくとも前記操作部の変位方向における操作部の背面側に壁面を有するケースに取り付けられ、前記ケースは、前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位可能に保持する保持部材を備えると共に前記ケースの表面に前記操作部が前記変位可能に挿通される操作部用開口部が形成され、前記操作部用開口部は前記操作部可変手段あるいは前記ケースに備えられた開閉部材により開閉され、前記第1位置の時には前記操作部用開口部が開口して前記操作部が前記操作部用開口部から前記ケース外方へ突出し、前記第2位置の時には前記操作部が前記ケース内へ収納されて前記操作部用開口部が前記開閉部材で閉鎖される構成としたことにより、操作部が第2位置にあるときには開口部が開閉部材で塞がれて遊技者が操作部に触れることができなくなるため、操作部が遊技者により無意味に過剰に操作されて破損することを防ぐことができ、操作部の耐久性向上が可能となる。
請求項7の発明によれば、前記制御手段は、前記操作部を遊技者が操作したことに起因して前記操作部可変手段を作動させ、前記操作部を前記第2位置に変位させる構成からなるため、遊技者が操作部を操作することにより、操作部が操作不可能あるいは操作困難な第2位置に変位するため、不用意に操作部を操作されることが無くなり破損等の不具合を防止することが可能となる。
請求項8の発明によれば、前記操作部は、前記第1位置のうち一定量以上変位すると遊技者に視認可能な報知手段を備えた構成としたことにより、操作部が第1位置にある場合に報知手段が視認可能か視認不可能かによって、遊技者による操作部の操作に変化を持たせることができる。さらに、操作部が第1位置にあって報知手段が視認可能となった場合に遊技に演出を付加すると共に、操作部が第1位置にあって報知手段が視認不可能な場合よりも遊技上の価値を高める等、遊技の興趣を高めることが可能である。
請求項9の発明によれば、前記操作部可変手段は、前記可変係合部を変位させるソレノイドを備えた構成としたことにより、バネなどの弾性体を用いることなく操作部可変手段を構成することができるので、失弾性による動作不良等の問題を生じず、耐久性向上を図ることができる。
請求項10の発明によれば、前記操作部可変手段はラック部と、前記ラック部と噛み合って前記可変係合部を前記操作部が変位する方向と直交する方向へ変位させるピニオンと、該ピニオンを駆動させるモータを備えた構成としたことにより、操作部の変位量を段階的に変化させることができると共に、操作部の背面側に操作部可変手段の作動用に大きなスペースを確保する必要がなく、限られたスペースを有効に利用することが可能となり、操作部等を種々のケースに設けることが可能となる。
請求項11の発明によれば、遊技者の遊技開始操作手段の操作に起因して遊技装置が作動可能とされる遊技機において、任意操作可能条件の成立に起因して、前記遊技装置を遊技者の任意で作動させるために前記遊技開始操作手段とは別に設けられた操作部と、前記任意操作可能条件成立の場合に前記操作部を遊技者が操作可能な第1位置とし、前記任意操作可能条件が不成立の場合に前記操作部を遊技者が操作不可能あるいは操作困難な第2位置に変位させる操作部可変手段と、を備え、前記記操作部可変手段は前記操作部の変位方向と直交する方向へ作動し、前記記操作部可変手段の作動により前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位させる構成としたことにより、操作部の変位方向と操作部可変手段の作動方向が異なるため、操作部の変位方向における操作部の背面側に操作部可変手段の作動に必要となる空間を小さくでき、省スペース化が可能となり、狭小な領域のスペースを有効に利用して操作部等を配設することが可能となる。
以下添付の図面に基づき本発明の好適な実施形態を説明する。図1は本発明の一実施例に係る遊技機について遊技盤の釘を省略して示す正面図、図2は同遊技機の斜視図、図3は同遊技機の制御基板等の接続を簡略に示すブロック図、図4は同遊技機における第1実施形態の操作部及び操作部可変手段を示す平面図及び断面図、図5は図4のB−B断面図、図6は操作部の正面図図、右側面図、底面図、図7は可変係合部材の斜視図、図8は第2実施形態の操作部及び操作部可変手段を示す平面図及び断面図、図9は図8のE−E断面図である。
図1及び図2に示す遊技機1は、遊技媒体として遊技球を用いるパチンコ遊技機であって、遊技盤3の縁に遊技球の外側ガイドレール4及び内側ガイドレール5が略円形に立設され、前記内側ガイドレール5によって囲まれた遊技領域6の中心線上にその上部から下部に向かって順に表示装置9、始動入賞口10、特別電動役物である大入賞口15、アウト口17が配設され、また上方両側には風車18a,18b、その下方に普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21、その左右に左袖入賞口23と右袖入賞口25、さらには前記大入賞口15の両側に左落とし入賞口27と右落とし入賞口29が配設されている。前記種々の入賞口に遊技球が入賞すると所定数の遊技球が賞品球として払い出される。なお、後に詳述する大当たりになると大入賞口15が開放され、遊技球が入賞し易い大当たり遊技(特別遊技)が実行される。符号F1は外枠、F2は外枠F1に取り付けられた前枠、Gは前枠F2に開閉可能にヒンジで取り付けられたガラス枠である。
また、前記遊技機1の前面側には、枠飾り右ランプ35a、枠飾り左ランプ35bが設けられ、払い出された遊技球を受けるための上側球受け皿36、該上側球受け皿36の飽和時に遊技球を受けるための下側球受け皿61、効果音等を発するスピーカ63、遊技者の発射操作に応じて遊技球を遊技領域6に向けて弾発発射する発射装置53等がそれぞれ組み付けられている。以下、所要の各部についてさらに詳述する。
前記表示装置9は、本発明における遊技機構成部材の一つであり、遊技の進行に応じて操作部を操作することに起因して表示を変化させる表示部に相当する。また、前記表示装置9は、請求項11における遊技装置にも相当する。なお、操作部については後述する。前記表示装置9は、文字又は図柄の少なくとも何れかを表示し、その表示を変化可能なものであって、液晶,ドットマトリックス若しくはLED表示装置等の表示装置からなる。この実施例の表示装置9は、液晶表示器(TFT−LCDモジュール)で構成され、左上に普通図柄表示部45が組み込まれ、その他の大部分が特別図柄表示部42となっている。また、前記表示装置9内の下部右には、後述の操作部が第1位置にあることを報知する報知部58が設けられ、操作部が第1位置の場合に「PUSH」の文字が表示されるように構成されている。
前記特別図柄表示部42は、遊技の当たり外れを判定する当否判定手段による判定結果を表示する。本実施例の特別図柄表示部42は、横に並ぶ3つの表示領域に分割された左側表示領域、中央表示領域、右側表示領域を備え、左側表示領域には左特別図柄が、中央表示領域には中特別図柄が、右側表示領域には右特別図柄が、それぞれ変動表示及び停止表示可能とされている。また、前記特別図柄表示部42には、前記特別図柄に加えて背景画像(キャラクタ,背景,文字等を含む。)が表示されることもあり、該背景画像が特別図柄の変動開始等の所定条件に起因して変動表示可能となっていてもよい。なお、この実施例における前記左側表示領域、中央表示領域、右側表示領域にそれぞれ変動および停止表示される特別図柄は、『1,2,3,4,5,6,7,8』の8通りの図柄とされている。
前記普通図柄表示部45は、記号或いは絵(キャラクタ)等の小当たり判定用普通図柄を変動表示及び停止表示する。本実施例における普通図柄表示部45に変動及び停止表示される普通図柄は、『0,1,2,3,4,5,6,7,8,9』の10通りの図柄とされている。
前記始動入賞口10は特別図柄表示部42の真下に設けられ、2つの可動片10a,10bが背面の始動入賞口用ソレノイドによって略垂直で入賞し難い狭小開放状態と略V字形(逆ハの字形)の入賞し易い拡開開放状態間を変化可能に制御されている。前記始動入賞口10の可動片10a,10b間が入賞領域に相当する。前記始動入賞口10の拡開開放は、前記普通図柄表示部45で普通図柄が変動した後特定の普通図柄で確定停止表示されて小当たり(普通図柄当たり)が成立した時に行われる。
また、前記遊技盤3の背面には、始動入賞口10に入賞した遊技球を検出する始動入賞口検出スイッチ(始動入賞口センサ)が入賞球用通路に設けられており、本実施例では、前記始動入賞口検出スイッチによる入賞球の検出が、大当たりの当否(遊技の当否)判定に対する起因及び前記特別図柄の変動表示開始に対する起因に設定されている。また、前記特別図柄表示部42で特別図柄の変動表示中に、前記始動入賞口10に遊技球が入賞しても、直ちに新たな特別図柄の変動表示を開始することができないため、始動入賞口検出スイッチによる遊技球検出数を予め設定された設定数まで特別図柄用有効球数として記憶して大当たりの当否(遊技の当否)判定及び特別図柄の変動表示を一旦保留し、順次大当たりの当否判定及び特別図柄の変動表示を行うことによって記憶されている特別図柄用有効球数の数を減らしている。なお、前記始動入賞口検出スイッチによる遊技球検出数が設定数まで記憶されている時には、前記始動入賞口検出スイッチがそれ以上入賞遊技球を検出しても、有効球数としては記憶されない無効球数とされ、図柄の変動及び当否判定を行うことなく、入賞に対する賞球遊技球が所定数払い出される。また、本実施例では、前記特別図柄用有効球数に関して設定されている前記設定数(すなわち最大有効球数)は4個とされている。
前記普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21は、前記遊技盤3の背面に設けられた普通図柄変動開始スイッチで両ゲート19,21を通過する遊技球を検出することによって前記普通図柄表示部45で普通図柄の変動を開始させるようになっている。また、前記普通図柄の変動表示中に、前記普通図柄変動開始用左ゲート19及び普通図柄変動開始用右ゲート21を遊技球が通過することによって発生する普通図柄の変動を、最高4回普通図柄用有効球数として記憶し、普通図柄の変動開始により普通図柄用有効球数を減らすようになっている。さらにまた、前記左袖入賞口23と右袖入賞口25の入賞球を検出する左袖入賞口用検出スイッチと右袖入賞口用検出スイッチ、前記左落とし入賞口27と右落とし入賞口29の入賞球を検出する左落とし入賞口用検出スイッチと右落とし入賞口用検出スイッチが、それぞれ対応する遊技盤背面に設けられている。
前記大入賞口15は、前記遊技盤3の背面に設けられた大入賞口開放用ソレノイドによって開閉する開閉板16を備えている。この大入賞口15は、通常は開閉板16が閉じた状態とされ、当該大入賞口15内の一部には、該大入賞口15が開いた際に開口して入賞可能にする特定領域入賞口52を有する。さらに、該特定領域入賞口52には、所定条件時に特定領域開放用ソレノイドにより開閉される開閉扉が設けられている。また、前記特定領域入賞口52には特定入賞球を検出する特定入賞球検出スイッチ(特定領域センサ)が設けられ、該入賞球の検出により大入賞口15を再度開ける継続権利が成立し、本実施例では最高15ラウンド繰り返し可能にされている。また、前記大入賞口15内の略中央には、大入賞口15に入賞し、かつ前記特定領域入賞口52に入賞しなかった入賞球を検出する入賞球数カウントスイッチ(カウントセンサ)が設けられている。
前記発射装置53は、本発明の遊技開始操作手段に相当し、操作レバー54の操作により駆動する発射モータを裏側に有し、該発射モータの駆動により遊技球を弾発発射するようになっている。前記発射装置53の操作に起因して遊技装置(本実施例では表示装置9)が作動可能とされている。すなわち、前記発射装置53により発射された発射球は、前記遊技盤面に立設された外側誘導レール4と内側誘導レール5間で構成される発射球誘導路を介して遊技領域6に誘導され、前記普通図柄変動開始用左ゲート19あるいは普通図柄変動開始用右ゲート21を通過したことが検出されると前記普通図柄表示部45で普通図柄が変動し、また普通図柄が小当たり図柄で停止して小当たりになると始動入賞口10の可動片10a,10aが拡開開放される。なお、前記遊技領域6に発射された遊技球は、前記各装置及び各入賞口の何処にも入賞しなければ前記アウト口17から遊技盤3の裏側へ排出される。なお、この例の遊技機1は、プリペイドカードユニット56が接続されている。
前記上側球受け皿36は、図2に示すように、上皿361とその側部及び底部を主に包囲する上皿ケース363とで構成されて前記前枠F2の前面における前記ガラス枠Gの下方に設けられている。前記上皿ケース363は、本発明のケースに相当し、図4にも示すように上面364a、側面364b、底面364cを構成する壁面364によって、前記遊技機の前方(遊技者側)へ膨出した中空形状とされたものからなる。本実施例では、図2から理解されるように、前記上面364aは、前記上皿ケース363の略右半分に蓋をするように設けられ、略左半分については内部が窪んだ上皿361が嵌着されている。
前記略右半分の上面364aには、操作部用開口部365と、窓形状の操作部状態表示部366が形成されている。前記操作部用開口部365には操作ボタン37が挿通されている。図6に示すように、前記操作ボタン37は押すことによる操作が可能なように操作ボタン基部371に設けられており、遊技者が操作可能(本実施例では押すことが可能)な第1位置の時に前記操作ボタン37が前記上皿ケース363の表面(本実施例では上面364a)から突出し、一方遊技者が操作不可能あるいは困難(本実施では操作不可能)な第2位置の時に前記操作ボタン37が後退して前記操作ボタン37が前記上皿ケース363内へ収納されるようになっている。前記操作ボタン37と操作ボタン基部371は本発明における操作部に相当する。さらに、前記操作ボタン37と操作ボタン基部371は、前記表示装置9(本発明の遊技構成部材及び遊技装置に相当する)を、後述の任意操作可能条件の成立に起因して遊技者の任意で作動させるためのものである。本実施例では前記操作ボタン37の操作により、前記表示装置9における演出表示を変化させることができるようになっている。また、前記操作ボタン37内には操作ボタン37が押されたこと(操作部が操作されたこと)を検知する操作検出センサ37aが設けられている。
図4及び図5に示すように、前記操作ボタン37には、前記操作ボタン37が第1位置のとき(すなわち操作可能なとき)に操作可能状態であることを報知するための表示、例えば「PUSH」の表示を、操作ボタン37の表面(本実施例では上面)に表示、あるいは操作ボタン37の表面(本実施例では上面)から透視可能に設けられている。
前記操作ボタン37の側面には、前記操作ボタン37が上皿ケース363内に収納された第2位置の時に隠れ、前記上皿ケース363の上面364aから突出した第1位置の時に外部から視認可能な位置に表示ランプ372が設けられている。前記表示ランプ372は、本発明において、操作部が第1位置のうち一定量以上変位すると遊技者に視認可能な報知手段に相当する。前記表示ランプ372の位置は、前記操作ボタン37における上端(先端)から所定量基部側(下方側)とされ、前記操作ボタン37が前記第1位置のうち前記上皿ケース363の表面(上面364a)から一定量以上突出(変位)した際に、前記表示ランプ372の部分が前記上皿ケース363の表面(上面364a)から露出して遊技者に視認可能となる位置にされている。なお、本実施例では前記表示ランプ372は常時点灯しているが遊技者に視認可能となった時に点灯するようにしてもよい。
また、本実施例では、図4及び図5に示すように、前記操作部用開口365の内側には操作ボタン37の変位方向(本実施例では上下方向)に保持用筒部367が設けられている。前記保持用筒部367は、本発明において、操作部を前記第1位置と第2位置に変位可能に保持する保持部材に相当し、前記操作ボタン基部371が操作ボタン37の変位方向と同一方向へ変位可能に挿通保持される。
前記操作ボタン37の変位方向における背面側(第2位置への変位方向側)、すなわち操作ボタン基部371の背面側(本実施例では下端側)は、常時前記保持用筒部367の背面端(本実施例では下端)から前記上皿ケース363の底面364c方向へ突出していると共に、該突出部分の側部外面には遊技機1の前後方向に係合部374が突起形状(ピン形状)に形成されている。
前記操作ボタン37を前記第1位置(本実施例では前記上皿ケース363の表面から突出した状態)と第2位置(本実施例では前記上皿ケース363内に収納された状態)に変位させるための操作部可変手段が、前記操作ボタン37の変位方向と直交する方向(本実施例では遊技機1の左右方向)に沿って前記上皿ケース363内に設けられている。前記操作部可変手段は、可変係合部材40と可変係合部材駆動装置を備える。
前記可変係合部材40は、図4、図5及び図7に示すように、前記操作ボタン基部371における係合部374と係合する長孔形状の可変係合部401が形成され、かつ前記操作ボタン基部371における係合部374が形成されている外面を挟むことが可能な略コの字形状からなる。前記可変係合部材40における長孔形状の可変係合部401は、前記操作ボタン基部371の係合部374が挿入されて係合可能な長孔とされ、かつ前記操作ボタン37の変位方向(本発明における操作部の変位方向、本実施例では遊技機1の上下方向である。)と直交する方向(本実施例では遊技機1の左右方向)に長く形成され、さらに長孔の一端側402と他端側404は、前記操作ボタン37の変位方向と直交する方向(本実施例では遊技機1の左右水平方向)とされると共に、前記操作ボタン37の変位方向(本実施例では遊技機1の上下方向)に所要距離離して形成されており、前記一端側402と他端側404の間が傾斜部分403とされている。なお、図示の例では、前記可変係合部401は、前記可変係合部材40の基部側となる前記一端側402が、前記操作ボタン37の変位方向の第1位置方向(本実施例では上方側)に位置し、また、前記可変係合部材40の先端側となる前記他端側404が前記操作ボタン37の変位方向の第2位置方向(本実施例では下方側)に位置している。前記可変係合部材40の基部側とは、前記可変係合部材駆動装置が設けられる側をいい、前記可変係合部材40の先端側とは、略コの字形状の開口側をいう。そして、前記可変係合部401の一端側402に前記操作ボタン基部371の係合部374が係合することにより、前記操作ボタン37が第1位置における最も突出した状態の第1位置になり、それに対し、前記他端側404に前記操作ボタン基部371の係合部374が係合することにより前記操作ボタン37が前記上皿ケース363内に収納された第2位置になる。
前記可変係合部材40の上部には、図7から容易に理解されるように、操作部状態表示部406が形成されている。前記操作部状態表示部406は、本実施例では前記上皿ケース363における操作部状態表示部366の裏側(内面側)を塞ぐようにして上皿ケース363の上面364aの内側に略接する表示面406aを上部に有する、略逆L字形の断面形状からなる板状のもので、前記可変係合部材40と共に可変係合部材40の作動方向(前記可変係合部401の変位方向)へ移動する。前記操作部状態表示部406の表示面406aにおける外面(上面)には、前記操作ボタン37が第1位置であることを示す文字「GO!」と、第2位置であることを示す文字「STOP」が記載されている。前記操作部状態表示部材406の表示面406aにおける「GO!」は、前記可変係合部材40が作動して、前記可変係合部401の一端側402に前記操作ボタン基部371の係合部374が係合した際に前記上皿ケース363の操作部状態表示部366に現れる位置に設けられ、一方、前記「STOP」は前記可変係合部材40が作動して、前記可変係合部401の他端側404に前記操作ボタン基部371の係合部374が係合した際に前記上皿ケース363の操作部状態表示部366に現れる位置に設けられる。
前記可変係合部材40の基部側には、前記可変係合部材40を前記操作ボタン37の変位方向と直交する方向に作動させて、前記可変係合部401を前記操作ボタン37の変位方向と直交する方向へ変位させるための可変係合部材駆動装置として、ソレノイド408が遊技機1の左右水平方向に設けられている。前記ソレノイド408における作動軸部409の伸縮(前進後退)により前記可変係合部材40が前記操作ボタン37の変位方向と直交する方向に作動し、それにより前記可変係合部401が前記操作ボタン37の変位方向と直交する方向へ変位する。本実施例は、前記ソレノイド408の作動軸部409が伸びた状態(前進状態)になると、前記可変係合部401における一端側402と前記操作ボタン基部371の係合部374が係合して前記操作ボタン37が第1位置における最も突出した状態になる。一方、前記ソレノイド408の作動軸部409が縮んだ状態(後退状態)になると、前記可変係合部401における他端側404と前記操作ボタン基部371の係合部374が係合して前記操作ボタン37が前記上皿ケース363内に収納された第2位置となる。前記可変係合部材40及び可変係合部材駆動装置としてのソレノイド408が、本発明における操作部可変手段に相当する。
前記可変部材駆動装置は前記ソレノイド408に限られるものではない。例えば、図8及び図9に示す可変部材駆動装置の第2実施形態のように、操作部可変手段はラック部407Aと、前記ラック部407Aに噛み合って可変係合部401Aを前記操作ボタン37(操作部)の変位する方向と直交する方向へ変位させるピニオン408Aと、該ピニオン408Aを駆動させるモータMを備えたものでもよい。なお、この第2実施形態において、前記ソレノイド408を用いる第1実施形態と略同様の構成部分については同一の符号を用いて示す。
前記ラック部407Aは、可変係合部材40Aの上部に形成されている。前記可変係合部材40Aは、前記操作ボタン基部371における係合部374と係合する長孔形状の可変係合部401Aが形成され、かつ前記操作ボタン基部371の係合部374が形成されている面を挟むことが可能な略コの字形状からなる。前記可変係合部材40Aにおける長孔形状の可変係合部401Aは、前記操作ボタン基部371の係合部374が挿入されて係合可能な長孔とされ、かつ前記操作ボタン37の変位方向(本実施例では遊技機1の上下方向)と直交する方向(本実施例では遊技機1の左右水平方向)に長く形成され、さらに長孔の一端側402Aと他端側404Aは、前記操作ボタン37の変位方向と直交する方向(本実施例では遊技機1の左右水平方向)とされると共に、前記操作ボタン37の変位方向(本実施例では遊技機1の上下方向)に所要距離離して形成され、前記一端側402Aと他端側404Aの間が傾斜部分403Aとされている。そして、前記可変係合部401Aの一端側402Aに前記操作ボタン基部371の係合部374が係合することにより前記操作ボタン37が第1位置における最も突出した状態になり、一方、他端側404Aに前記操作ボタン基部371の係合部374が係合することにより、前記操作ボタン37が前記上皿ケース363内に収納された第2位置となる。それに対し、前記傾斜部分403Aに前記操作ボタン基部371の係合部374が係合した状態においては、前記操作ボタン37は前記上皿ケース363の表面(上面364a)からの突出量が異なる複数の第1位置となる。前記操作ボタン37の突出量は後述する特別図柄の変動パターンにおいて設定されている。なお、前記突出量は操作ボタン37がどの位置にあるかによって変化するため、前記変動パターンにおいては操作ボタン作動位置として設定されている。
本実施例において前記操作ボタン37の作動位置として前記突出量が異なる複数の第1位置が設定された前記変動パターンは後述する第2実施形態で使用される。そこでは前記突出量が異なる複数の第1位置として第1位置aと第1位置bとが設定されている。前記操作ボタン37の作動位置として前記第1位置aが設定された変動パターンが選択された場合には、前記操作ボタン37に設けられた前記表示ランプ372が遊技者に視認可能となる。なお、前記表示ランプ372は前記第1実施形態においては前記操作ボタン37が前記第1位置となった場合に遊技者に視認可能となる。前記変動パターンの詳細は後述する。また、この第2実施形態における上皿ケース363は、上面364aに前記第1実施形態における窓形状の操作部状態表示部366に相当するものが設けられていないが、この第2実施形態においても前記第1実施形態同様、前記上皿ケース363に前記操作部状態表示部366に相当するものを設けても良い。
また、第2実施形態では、前記上皿ケース363の操作部用開口365の内側に設けられた保持用筒部367の一側上端には、前記上皿ケース363の上面364aとの境界部に開閉部材挿通孔366aが形成されている。一方、前記可変係合部材40Aには開閉部材Sが取り付けられて前記可変係合部材40A及び可変係合部401Aと共に変位可能されている。本実施例における前記開閉部材Sは、板状を略逆L字形状に屈曲させてその上部の略水平部分が前記上皿ケース363の上面364aの内面と平行にされたものからなる。そして前記操作ボタン37が第2位置のときには、前記開閉部材Sが開閉部材挿通孔366aに挿入されて前記操作部用開口365の内側に蓋をする。それに対して、前記操作ボタン37が第1位置となるときには、前記開閉部材Sが操作部材挿通孔366aを通って後退することにより前記操作部用開口365を開放し、前記操作ボタン37を操作部用開口365から上皿ケース363の上面364aに突出可能とする。なお、本実施例において前記開閉部材Sは前記可変係合部材40Aに設けたが前記上皿ケース363に設けても良い。
前記第2実施形態においては、前記モータMの作動により前記ピニオン408Aが回転すると、前記ピニオン408Aと噛み合っているラック部407Aが直線運動し、それにより、前記可変係合部材40A及び可変係合部401Aが変位し、前記可変係合部401Aに係合部374が係合している操作ボタン37を、可変係合部401Aの変位方向と直交方向へ変位させる。前記操作ボタン37を前記複数の突出量の異なる第1位置に変位させるために前記第2実施形態では、前記モータMの回転量を制御することにより前記ピニオン408Aの回転量を制御し、それに伴い前記ピニオン408Aと噛み合う前記ラック部407Aを備えた前記可変部材駆動装置を作動させ、可変係合部401Aを変位させることにより、前記モータMの回転量に応じた位置に前記操作ボタン37の前記を変位させている。なお、本実施例では前記モータMはステッピングモータを使用している。
前記遊技機1の裏側には、遊技を制御するための複数の制御装置や球の誘導装置等が設けられている。図3は、主な制御回路の電気的接続を示すブロック図である。制御回路の主なものとして、主制御回路100、サブ制御回路110、表示制御回路120、払出制御回路130、ランプ制御回路140、音声制御回路150等がある。各制御回路は制御基板が設けられている。
前記主制御回路100は、CPU,RAM,ROM,複数のカウンタを備えたコンピュータと、該コンピュータと表示制御回路120や音声制御回路150等とをサブ制御回路110を介して結ぶ入出力回路と、前記コンピュータと払出制御回路130等とを結ぶ入出力回路を備え、遊技の当否判定や各制御回路に対する制御等、遊技の主な制御を行う。前記主制御回路100のCPUは、制御部,演算部,各種カウンタ,各種レジスタ,各種フラグ等を備え、演算制御を行う他、大当たりや小当たり(始動入賞口10の拡開開放を行う普通図柄当たり)に関する乱数等も生成し、また前記各回路に制御コマンド(制御信号)を出力(送信)可能に構成されている。前記RAMは、CPUで生成される各種乱数値用の記憶領域、各種データを一時的に記憶する記憶領域やフラグ、CPUの作業領域を備える。また、前記ROMには、遊技上の制御プログラムや制御データが書き込まれている他、大当たり及び小当たりの判定値等が書き込まれている。前記主制御回路100及びサブ制御回路110は、本発明において遊技の進行に応じて前記操作部可変手段を作動させ、前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位させる制御手段に相当する。
前記表示制御回路120は、前記表示装置9の制御、すなわち前記特別図柄表示部42及び普通図柄表示部45の制御を行う。前記払出制御回路130は払出装置(賞球払出装置及び球貸払出装置)による賞球及び貸球の払出を制御し、前記ランプ制御回路140は前記ランプ装置等の制御を行い、前記音声制御回路150は前記スピーカ63からの音声を制御する。
前記遊技機1が行う遊技について簡単に説明する。前記発射装置53により遊技領域6へ向けて発射された遊技球が、前記遊技領域6の種々の入賞口に入賞すると所定数の遊技球が賞品球として賞球払出装置から上側球受け皿36に払い出される。また、前記普通図柄変動開始用左ゲート19あるいは普通図柄変動開始用右ゲート21を遊技球が通過し、その遊技球が前記普通図柄変動開始スイッチで検出されると、主制御回路100へ検出信号が送られ、普通図柄用有効球数が4個未満の場合には、普通図柄当たり判定・停止普通図柄乱数が取得され、その取得乱数値が主制御回路100のRAMの普通図柄数値記憶領域に一旦記憶される。そして記憶された普通図柄当たり判定・停止普通図柄乱数値が順次読み出され、前記読み出された乱数値に基づいて普通図柄の当たり判定が行われ、前記普通図柄表示部45で普通図柄の変動を開始し、所定時間変動後に停止する。その際、前記普通図柄の当たり判定結果が普通図柄当たり(小当たり)の場合には、普通当たり図柄、この例では奇数で停止し、前記始動入賞口10が拡開開放状態になり、遊技球が入賞(入球)し易くなる。そして、前記始動入賞口10に遊技球が入賞すると、所定数(この例では5個)の遊技球が賞品球として賞球払出装置から払い出される。
また、前記始動入賞口10に遊技球が入賞し、始動入賞口検出スイッチによって入賞遊技球が検出されると、主制御回路100へ検出信号が送られ、記憶されている特別図柄用有効球数が4個未満の場合には、記憶されている特別図柄用有効球数が1加算されて更新されると共に、大当たり当否判定乱数及び大当たり図柄乱数等の乱数が取得されて、その取得数値が主制御回路100のRAMの該当する記憶領域に一旦記憶される。そして、前記記憶された大当たり当否判定乱数が順次読み出され、読み出された大当たり当否判定乱数に基づいて当否判定が行われる。また、特別図柄の変動開始前に変動パターン(変動の仕方及び変動時間)が決定され、前記決定された変動パターンにしたがって前記特別図柄柄表示部42で特別図柄が変動すると共に、背景画像やキャラクタ等により演出が行われる。
前記変動パターンには、前記特別図柄の変動中にリーチとなる態様のものがある。前記リーチは、前記特別図柄表示部42で特別図柄が変動表示開始後、確定停止表示される前段階において、当たり停止表示態様で表示されやすい可変表示態様になったと遊技者に思わせる変動状態を言う。前記リーチの表示態様として、前記特別図柄表示部42の各表示領域の内、最終停止図柄を表示する表示領域だけを残して、残りの2つの表示領域で特別図柄を特定の組合せ(例えば同一図柄)となるように停止表示する表示態様を挙げることができる。この例では、前記特別図柄表示部42で特別図柄が変動表示開始した後、確定停止表示される前段階において、中央表示領域だけを残して、残りの2つの表示領域で特別図柄を特定の組合せ(例えば同一図柄)となるように停止表示する場合がリーチとして設定されている。さらに、リーチには演出の異なるノーマルリーチとスーパーリーチがある。ノーマルリーチは、大当たりとなる乱数を取得した場合に、選択される率が少ないリーチ態様であり、それに対してスーパーリーチは、大当たりとなる乱数を取得した場合に、ノーマルリーチよりも選択される率が高いリーチ態様である。さらに、スーパーリーチはノーマルリーチよりも特別図柄の変動表示時間が長く設定され、ノーマルリーチよりも多くの演出が行われる。これにより前記スーパーリーチが選択された場合は、遊技者は前記ノーマルリーチによるリーチ態様が選択された場合よりも当該遊技が大当たりとなる期待感をもつこととなる。また、本実施形態では、スーパーリーチが複数種類設けられている。そして前記スーパーリーチには、複数種類ある前記スーパーリーチの中からスーパーリーチが選択可能となる変動態様が含まれ、前記特別図柄の1変動パターンとして設定されている。前記スーパーリーチの選択は、該当する変動パターンが選択された場合(任意操作可能条件の成立時)に前記操作ボタン37を操作する(押す)ことにより可能となる。
すなわち、所定の変動パターンが選択されると、前記主制御回路100及びサブ制御回路110の制御によって前記操作部可変手段の駆動装置(前記ソレノイド408あるいは前記モータM)が作動し、それまでの第2位置から第1位置へ操作ボタン37が変位し、前記表示装置9の右下の報知部58に前記操作ボタン37が第1位置にあることを報知する「PUSH」の文字が表示され、かつ前記上皿ケース363の操作部状態表示部366に「GO!」が表示されると共に、前記特別図柄表示部42の一部に、例えば「スーパーリーチ1」,「ス−パーリーチ2」、「スーパーリーチ3」等からなるスーパーリーチのタイトルや、図柄等によりスーパーリーチの種類が順に表示され、スーパーリーチの種類が表示されている最中に前記操作ボタン37を押すことにより、スーパーリーチの種類を選択することが可能とされている。例えば、本実施例では、後述する変動パターン1として「スーパーリーチ1」、「スーパーリーチ2」、「スーパーリーチ3」等からなるスーパーリーチのタイトルや図柄等によりスーパーリーチの種類が順に変動し次第に遊技者が狙って停止させるのが困難なスピードとなって変動される演出が設定されている。なお変動パターン1では前記スーパーリーチ1がリーチ態様として設定されているため、遊技者が前記操作ボタン37の操作により任意の前記スーパーリーチを選択しようとしても前記スーパーリーチ1が選択される。したがって、演出上は前記スーパーリーチの種類が選択可能であるが予め変動パターンにおいて設定されたスーパーリーチが常に選択、表示されることとなる。なお、遊技者は自身が狙って停止させようと試みたスーパーリーチと実際に停止されたスーパーリーチとが異なった場合でも自身の前記操作ボタン37を押すタイミングがずれたことによるものだと思う。また、前記操作ボタン37は、第1位置の時に操作されることにより、あるいは第1位置の時に操作されることなく所定時間(本実施例では10秒)経過することにより、操作不可能あるいは操作困難な第2位置に変位する。前記操作ボタン37が第2位置に変位することにより、それまで前記表示装置9の右下の報知部58に表示されていた「PUSH」の文字が消え、かつ前記上皿ケース363の操作部状態表示部366に「STOP」が表示される。なお、前記操作ボタン37は、通常時第2位置に変位している。
ここで、本実施例で使用する変動パターンを詳述する。変動パターンは特別図柄大当たり判定(S160−5−2)において、当たりと判定されたか外れと判定されたかによって異なる変動パターンテーブルから選択される。前記特別図柄大当たり判定において当たりと判定された場合に選択される変動パターンテーブルが第1変動パターンテーブルであり、外れと判定された場合に選択される変動パターンテーブルが第2変動パターンテーブルである。
まず、前記可変係合部材駆動装置にソレノイド408を用いる第1実施形態の場合に選択される第1変動パターンテーブルと第2変動パターンテーブルについて説明する。
表1に示すように、特別図柄大当たり判定において当たりと判定されたときに選択される第1変動パターンテーブルは、演出カウンタ値0〜186、187〜191、195〜196、197を取得した場合に前記操作ボタン37の作動位置が1となり、前記操作ボタン37は自身に備えられた前記表示ランプ372が遊技者に視認可能となる状態で前記第1位置へと変位される。それに対し、演出カウンタ値192〜194、198を取得した場合には前記操作ボタン37の作動位置は0となり前記第2位置のままである。したがって遊技者から操作ボタン37のみならず表示ランプ372も視認不可能となる。
一方、特別図柄大当たり判定において外れと判定されたときに選択される第2変動テーブルは、演出カウンタ値0、1〜2、6を取得した場合に前記操作ボタンの作動位置が1となり、前記表示ランプ372が遊技者に視認可能となる状態で前記操作ボタン37が前記第1位置へと変位される。それに対し、演出カウンタ値3〜5、7〜8、9〜21、22〜198を取得した場合には前記操作ボタン37の作動位置は0となり前記第2位置のままである。したがって遊技者から操作ボタン37のみならず表示ランプ372も視認不可能となる。
Figure 2007029595
前記第1変動パターンテーブルにおいて変動パターン1〜3のうちいずれかが選択された場合は前記リーチ態様のうちスーパーリーチとなる。また変動パターン4〜6のうちいずれかが選択された場合は前記リーチ態様のうちノーマルリーチとなる。なお、第1変動パターンテーブルが選択される場合は、前記特別図柄大当たり判定において当たりと判定された場合であるため、必ずリーチとなるように設定されている。さらに第1変動パターンテーブルでは前記操作ボタンの作動位置が1となる割合が多く設定されている。つまり、遊技者は前記表示ランプを見て、現在変動表示中の特別図柄が、大当たり遊技が開始される特別図柄の組合せで変動停止されるという期待を大きく持つことになる。
また、前記第2変動パターンテーブルにおいて変動パターン7〜9のうちいずれかが選択された場合は前記リーチ態様のうちスーパーリーチとなる。また変動パターン10〜12のうちいずれかが選択された場合は前記リーチ態様のうちノーマルリーチとなる。なお、第2変動パターンテーブルが選択される場合は、前記特別図柄大当たり判定において外れと判定された場合であるため、前記操作ボタンの作動位置が1となる割合が少なく設定されている。
次に前記可変係合部材駆動装置にモータMを用いる第2実施形態の場合に選択される第1変動パターンテーブルと第2変動パターンテーブルについて説明する。
表2に示すように、特別図柄大当たり判定において当たりと判定されたときに選択される第1変動パターンテーブルは、演出カウンタ値0〜186、195〜196を取得した場合に前記操作ボタン37の作動位置が2となり、前記操作ボタン37は自身に備えられた前記表示ランプ372が遊技者に視認可能となる状態で前記第1位置aへと変位される。また、演出カウンタ値187〜191、197を取得した場合にも前記操作ボタン37は前記第1位置へと変位されるが、前記操作ボタン37の作動位置は1であるため第1位置bとなり表示ランプ372は遊技者から視認不可能である。さらに、演出カウンタ値192〜194、198を取得した場合には前記操作ボタン37の作動位置は0となり前記第2位置のままである。したがって遊技者から操作ボタン37のみならず表示ランプ372も視認不可能となる。
一方、特別図柄大当たり判定で外れと判定されたときに選択される第2変動パターンテーブルは、演出カウンタ値0、6を取得した場合に前記操作ボタン37の作動位置が2となり、前記表示ランプ372が遊技者に視認可能となる状態で前記操作ボタン37が前記第1位置aへと変位される。また、演出カウンタ値1〜2を取得した場合にも前記操作ボタン37は前記第1位置へと変位されるが、前記操作ボタン37の作動位置は1であるため第1位置bとなり表示ランプ372は遊技者から視認不可能である。さらに、演出カウンタ値3〜5、9〜21、22〜198を取得した場合には前記操作ボタン37の作動位置は0となり前記第2位置のままである。したがって遊技者から操作ボタンのみならず表示ランプも視認不可能となる。
Figure 2007029595
第1変動パターンテーブルにおいて変動パターン1〜3のうちいずれかが選択された場合は前記リーチ態様のうちスーパーリーチとなる。また変動パターン4〜6のうちいずれかが選択された場合は前記リーチ態様のうちノーマルリーチとなる。なお、第1変動パターンテーブルが選択される場合は、前記特別図柄大当たり判定において当たりと判定された場合であるため、必ずリーチとなるように設定されている。さらに第1変動パターンテーブルでは前記操作ボタン37の作動位置が2となる割合が多く設定されている。つまり、遊技者は前記表示ランプ372を見て、現在変動表示中の特別図柄が、大当たり遊技が開始される特別図柄の組合せで変動停止されるという期待を大きく持つことになる。
また、第2変動パターンテーブルにおいて変動パターン7〜9のうちいずれかが選択された場合は前記リーチ態様のうちスーパーリーチとなる。また変動パターン10〜12のうちいずれかが選択された場合は前記リーチ態様のうちノーマルリーチとなる。なお、第2変動パターンテーブルが選択される場合は、前記特別図柄大当たり判定において外れと判定された場合であるため、前記操作ボタンの作動位置が2となる割合が少なく設定されている。
また、選択された変動パターンによっては、最初にノーマルリーチが表示されている場合に、前記操作ボタン37が第1位置に変位し、遊技者が操作ボタン37を操作する(押す)ことにより、スーパーリーチへ発展させることが可能とされている。さらに、非リーチ時に前記操作ボタン37を第1位置に変位させ、遊技者が前記操作ボタン37を操作する(押す)ことにより、前記表示装置9にキャラクタが出現したり、前記スピーカ63から音声が出力されるようにしたりしてもよい。また、前記操作ボタン37の操作は、スーパーリーチの選択や演出発展の契機にしたり、キャラクタの出現や音声の出力の契機にしたりすることに限られず、遊技に関わる範囲内で遊技者が操作することにより遊技構成部材(遊技装置)を作動させるものであればよい。
前記特別図柄は、前記変動パターンで定められている変動時間変動した後に停止する。前記特別図柄表示部42で停止表示された特別図柄(判定図柄)が、大当たり図柄組合せ、この例ではぞろ目(‘7,7,7’のように全図柄が同一)で停止表示されると大当たりになり、遊技者に有利な大当たり遊技(特別遊技)状態に移行する。前記大当たり遊技状態になると、前記大入賞口15の開閉板16が閉鎖状態から開いた状態になって、前記遊技領域6の表面を流下してくる遊技球を前記大入賞口15へ入賞(入球)可能にし、該大入賞口15への入賞があると、払出装置により所定数(例えば10個)の遊技球が賞品球として払い出される。前記開閉板16は、所定時間(例えば15秒)経過後、或いは前記特定入賞球検出スイッチと入賞球数カウントスイッチとで検出された入賞球数が所定個数(例えば10個)となった時点で閉じる。
前記大入賞口15の開放中又は大入賞口15が閉じてから約2秒以内に、前記特定領域入賞口52への入賞球を特定入賞球検出スイッチが検出すると、前記開閉板16の開放と閉鎖を再度実行する継続権利が発生し、所定最高回数(例えば最高15ラウンド)、前記開放と閉鎖が繰り返される。
本実施例の遊技機1には、遊技状態として低確率状態と高確率状態が設けられ、前記大当たりとなる確率が低確率時には1/315、高確率状態時には5/315に設定されている。本実施例では、前記特別図柄表示部42に停止表示された大当たり図柄が確変図柄、本実施例では奇数のぞろ目(‘1,1,1’等)の場合、大当たり遊技終了後に高確率状態に移行し、次に大当たりとなるまで高確率状態が継続する。それに対し、前記特別図柄表示部42に停止した大当たり図柄が通常図柄、本実施例では偶数のぞろ目(‘2,2,2’等)の場合には、低確率状態とされる。
また、前記特別図柄表示部42で停止表示された確定特別図柄(判定図柄)が、外れ図柄、この例では特別図柄表示部42で停止表示される複数の図柄の全てが同一(ぞろ目)とならない図柄組合せで停止表示されると、外れになり、大当たり遊技は行われない。
前記主制御回路100に設けられる乱数用カウンタとして、大当たり当否判定乱数用カウンタ、大当たり図柄乱数用カウンタ、リーチ乱数用カウンタ、特別図柄データ乱数用カウンタ、演出乱数用カウンタ、普通図柄当たり判定・普通図柄決定乱数用カウンタ等がある。
大当たり当否判定乱数用カウンタは、大当たりの当否判定に用いられ、‘0’〜‘629’の乱数からなる。前記大当たり当否判定乱数用カウンタは、遊技機の電源投入時‘0’から始まって後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに1加算され、‘629’に至ると次には‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。大当たり当否判定乱数は前記始動入賞口10への入賞に起因して取得され、その取得値が前記低確率状態時には大当たり成立数値として設定されている‘3’,‘397’の何れかと一致すれば大当たりとなり、一方高確率状態時には、大当たり成立数値として設定されている‘3’,‘53’,‘113’,‘173’,‘227’,‘281’,‘337’,‘397’,‘449’,‘503’の何れかと一致すればとき大当たりとなる。
大当たり図柄乱数用カウンタは、前記当否判定結果が当たりの場合に、前記特別図柄表示部42に確定停止して揃う大当たり図柄組合せを決定するものであり、‘0’〜‘7’の乱数からなる。この大当たり図柄乱数は、電源投入時に‘0’から始まって後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに1加算され、‘7’に至ると次には‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。大当たり図柄乱数は前記始動入賞口10への入賞に起因して取得される。前記大当たり図柄乱数には、大当たり当否判定結果が当たりの場合に、前記特別図柄表示部で停止表示される大当たり図柄の組合せが割り当てられている。本実施例では、‘0’の場合には大当たり図柄組合せが‘1,1,1’となる1のぞろ目(全図柄同一)、‘1’の場合には‘2,2,2’となる2のぞろ目、‘2’の場合には‘3,3,3’となる3のぞろ目、‘3’の場合には‘4,4,4’となる4のぞろ目、‘4’の場合には‘5,5,5’となる5のぞろ目、‘5’の場合には‘6,6,6’となる6のぞろ目、‘6’の場合には‘7,7,7’となる7のぞろ目、‘7’の場合には‘8,8,8’となる8のぞろ目からなる大当たり図柄組合せが割り当てられている。
リーチ乱数用カウンタは、前記大当たり当否判定乱数による当否判定結果が外れとなる場合において、前記リーチ状態を経るか否かを決めるリーチ有無決定用のものであり、‘0’〜‘126’の乱数からなる。このリーチ乱数は、遊技機1の電源投入時、‘0’から始まり、後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに1ずつ加算され、数値が‘126’に至ると、次に‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。リーチ乱数は、前記始動入賞口10への入賞に起因して取得され、当否判定結果が外れの場合に、その数値が予め決定されているリーチ成立数値と対比されてリーチ有無が判断される。本実施例ではリーチ成立数値は、‘5’,‘17’,‘28’,‘40’,‘51’,‘63’,‘74’,‘86’,‘97’,‘109’,‘120’に設定されている。なお、本実施例では、前記大当たり当否判定乱数による当否判定結果が当たりとなる場合には、必ずリーチになるため、リーチの有無に関してこのリーチ乱数は使用されない。
特別図柄データ乱数用カウンタは、前記大当たり当否判定乱数による当否判定結果が外れとなる場合において、前記特別図柄表示部42に確定停止表示する外れ図柄組合せ(外れ判定図柄)の決定に用いられるものであり、前記特別図柄表示部42に停止表示する左特別図柄を決定する特別図柄データ1の乱数用カウンタと、中特別図柄を決定する特別図柄データ2の乱数用カウンタと、右特別図柄を決定する特別図柄データ3の乱数用カウンタとより構成され、各特別図柄データ乱数用カウンタは、‘0’〜‘7’の乱数からなる。
前記特別図柄データ1の乱数は、電源投入時に‘0’から始まって後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに
‘1’ずつ加算され、‘7’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。また、前記特別図柄データ2の乱数は、電源投入時に‘0’から始まって、前記特別図柄データ1の乱数が‘0’に書き換えられる際に‘1’ずつ加算され、‘7’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。さらに、前記特別図柄データ3の乱数は、電源投入時に‘0’から始まって、前記中特別図柄データ2の数値が‘0’に書き換えられる際に‘1’ずつ加算され、‘7’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。これによって、特別図柄データ1〜3の乱数範囲が同一であっても、当該特別図柄データ1〜3の乱数が同期(同一の組合せで加算)するのを避けることができる。
前記特別図柄データ1〜3の各乱数は‘0’の場合には1、‘1’の場合には2、‘2’の場合には3というように、当否判定結果の外れ時に前記特別図柄表示部42に停止表示される左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄からなる判定図柄が割り当てられている。前記特別図柄データ1〜3の乱数は、前記始動入賞口10への入賞に起因して取得され、取得した特別図柄データ1〜3の乱数の組合せによって、外れ時に前記特別図柄表示部42に表示される左特別図柄、中特別図柄、右特別図柄からなる判定図柄が定まる。
前記演出乱数用カウンタは、変動パターンを選択する際に用いられるものであり、‘0’〜‘198’の演出乱数を備える。この演出乱数は、遊技機1の電源投入時、‘0’から始まり、後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに1ずつ加算され、数値が‘198’に至ると、次に‘0’にされて再び前記加算を繰り返すようになっている。演出乱数は、前記始動入賞口10への入賞に起因して取得される。
取得された大当たり当否判定乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数、特別図柄データ乱数、演出乱数については、それぞれ最大4個、前記主制御回路100のRAMにおける該当領域に、前記有効球数と対応させて格納され、順次使用される。
普通図柄当たり判定・普通図柄決定乱数用カウンタは、前記普通図柄表示部45に停止表示する普通図柄を決定するとともに普通図柄当たりを判定するもので、遊技機1の電源投入時、‘0’から始まって後述の普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理ごとに
‘1’ずつ加算され、‘9’に至ると、次に‘0’に書き換えられて再び前記加算が繰り返される。この普通図柄当たり判定・普通図柄決定乱数は、前記普通図柄変動開始用左ゲート19あるいは右ゲート21を通過した遊技球を前記普通図柄変動開始スイッチで検出するごとに取得され、最大4個まで前記主制御回路100のRAMの普通図柄数値記憶領域に格納される。
また、前記普通図柄当たり判定・普通図柄決定乱数には、普通図柄(停止普通図柄)が予め割り当てられている。実施例においては、普通図柄当たり判定・普通図柄決定乱数が‘0’のときは普通図柄表示部45に停止表示する普通図柄が‘0’となる等、普通図柄当たり判定・普通図柄決定乱数がそのまま普通図柄表示部45に停止表示する普通図柄として割り当てられている。
なお、本実施例では、普通図柄の当たり確率は1/2となっており、具体的には、前記普通図柄当たり判定・普通図柄決定乱数の取得乱数値が奇数である場合、普通図柄当たり(小当たり)を形成する。普通図柄当たりになると、普通図柄を当たり図柄で停止させ、前記始動入賞口10の拡開開放を行うようになっている。また、前記普通図柄当たり判定・普通図柄決定乱数の取得乱数値がその他の場合には普通図柄当たり(小当たり)とならず、普通図柄が外れで停止し、前記始動入賞口10が前記入賞し難い狭小開放状態のままとされる。
前記主制御回路100に設けられる主なフラグとして、この実施例では大当たりフラグ、大当たり終了フラグ、確変フラグ等が挙げられる。これらのフラグは、初期設定時には全てOFFにされる。
次に、前記遊技機1の主制御回路100が実行する処理について説明する。前記主制御回路100のCPUは、前記主制御回路100のROMに記憶されている各プログラムに従いメイン処理Mを行う。図10はメイン処理Mのフローチャートである。
メイン処理Mでは、初期設定処理(S10)、割り込み禁止処理(S20)、普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S30)、割り込み許可処理(S40)、割り込み処理(S100)が行われる。
初期設定処理(S10)では、スタックの設定、割り込み時間の設定、CPUの設定、SIO、PIO、CTCの設定等が行われる。このメイン処理Mは割り込み時間ごとに繰り返し行われるが、初期設定処理(S10)については、電源投入時のみに必要な処理であり、最初の1巡目のみに実行され、その後は実行されないが、周知であるので詳細は省略する。割り込み禁止処理(S20)では、4msecごとに割り込み処理(S100)が入ってきても、割り込み許可となるまで、割り込みを禁止する。普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S30)では、種々の乱数が普通図柄・特別図柄主要乱数更新処理(S30)ごとに1加算され、前記のように各乱数の設定上限値に至ると次に‘0’に戻って再び加算が行われる。更新された乱数は前記主制御回路100のRAMに記憶される。割り込み許可処理(S40)では、4msecごとに入ってくる割り込み処理(S100)に対して許可をする。
割り込み処理(S100)では、図11に示すように、まず出力処理(S110)が行われる。出力処理(S110)では、以下の各処理により前記主制御回路100の出力コマンドバッファに記憶されたコマンドが、対応するサブ制御基板(表示制御基板)等へ出力される。続く入力処理(S120)では、遊技機1に設けられている種々のセンサ(検出スイッチ)が検知した場合の信号入力が行われる。また、次の普通図柄・特別図柄乱数更新処理(S130)では、前記メイン処理Mにおけるループ処理内で行われている普通図柄・特別図柄乱数更新処理(S30)と同様の処理が行われる。
始動入賞口スイッチ検出処理(S140)では、図12に示すように、まず前記始動入賞口10に遊技球が入賞したか否か、すなわち前記始動入賞口10に遊技球の入球があって前記始動入賞口検出スイッチで遊技球が検出されたか否か判断され(S140−1)、始動入賞口10に入賞していなければ、この始動入賞口スイッチ検出処理(S140)を終了する。一方、始動入賞口10に入賞している場合には、次に前記主制御回路100のRAM(検出数記憶手段)に記憶されている前記特別図柄用有効球数が設定数の4以上か確認される(S140−2)。前記特別図柄用有効球数が4以上であれば始動入賞口スイッチ検出処理(S140)を終了し、それに対して4未満であれば、前記特別図柄用有効球数に前記始動入賞口スイッチで検出された遊技球検出数1が加算される(S140−3)。続いて、特別図柄関係乱数取得処理(S140−4)が行われ、その後にこの始動入賞口スイッチ検出処理(S140)が終了する。前記特別図柄関係乱数取得処理(S140−4)では、前記RAMに記憶されている特別図柄関係の更新乱数が取得され、現在の特別図柄用有効球数と対応するRAMアドレスに取得乱数がセーブ(記憶)される。ここで取得される乱数は、大当たり当否判定乱数、大当たり図柄乱数、リーチ乱数、特別図柄データ乱数、演出乱数である。なお、現在の特別図柄用有効球数と対応するRAMアドレスに取得乱数がセーブされるとは、例えば現在の特別図柄用有効球数が1の場合には特別図柄用有効球数1と対応するRAMアドレスに取得乱数がセーブされ、特別図柄用有効球数が2の場合には特別図柄用有効球数2と対応するRAMアドレスに取得乱数がセーブされることを意味する。
普通動作処理S150では、前記更新されてRAMに記憶されている普通図柄当たり判定・停止普通図柄乱数が取得されて、小当たり(普通図柄当たり)の判定や普通図柄の変動、停止、始動入賞口10の開閉等、普通図柄に関する処理が行われるが、本発明を理解する上で重要ではないため、詳細な説明を省略する。
特別動作処理(S160)では、図13に示すように、まず特別外れ図柄作成処理(S160−1)が行われる。特別図柄外れ作成処理(S160−1)では、図14に示すように、前記始動入賞口スイッチ検出処理(S140)において取得されてRAMに記憶されている特別図柄データ1のアドレス値が格納元アドレス値にセットされ(S160−1−1)、続いて、前記始動入賞口スイッチ検出処理(S140)において取得されて前記RAMに記憶されている特別図柄データ3が判定値としてロードされ(S160−1−2)、前記判定値としての特別図柄データ3の乱数と前記格納元アドレス値に記憶されている特別図柄データ1の乱数が一致するか否か判断される(S160−1−3)。一致すればこの特別図柄外れ作成処理(S160−1)が終了して特別外れ図柄データが更新されず、一致しない場合には、前記RAMにおける特別外れ図柄のデータ格納先アドレス値と、特別外れ図柄として転送される特別図柄データ1〜3のアドレス値がセットされ(SS160−1−4)、続いて前記特別図柄データ1〜3の乱数が前記特別外れ図柄のデータ格納先に転送されて特別外れ図柄1〜3として格納されることにより特別外れ図柄データが更新され(S160−1−5)、その後にこの特別図柄外れ作成処理(S160−1)が終了する。なお、特別外れ図柄1は当否判定結果が外れ時に前記特別図柄表示部42で停止表示される左特別図柄、特別停止図柄2は当否判定結果が外れ時に前記特別図柄表示部42で停止表示される中特別図柄、特別停止図柄3は当否判定結果が外れ時に前記特別図柄表示部42で停止表示される右特別図柄に対応する。
前記特別動作処理(S160)では、前記特別図柄外れ作成処理(S160−1)の後に特別図柄ステータスが1〜4の何れであるか判断される(S160−2〜160−4)。前記特別図柄ステータスが1の場合には特別図柄待機処理(S160−5)が行われ、それに対して前記特別図柄ステータスが2の場合には特別図柄変動処理(S160−6)が行われ、前記特別図柄ステータスが3の場合には特別図柄確定処理(S160−7)が行われ、前記特別図柄ステータスが4の場合には特別電動役物処理(S160−8)が行われる。
前記特別図柄待機処理(S160−5)では、図15に示すように、前記特別図柄用有効球数が0か否か判断され(S160−5−1)、特別図柄用有効球数が0の場合には前記特別図柄表示部42が特別図柄の変動中ではない待機画面中か否か判断され(S160−5−7)、待機画面中であれば、この特別図柄待機処理(S160−5)が終了し、一方、待機画面中ではない場合には前記特別図柄表示部42を待機画面にする設定処理が行われ(S160−5−8)、その後にこの特別図柄待機処理(S160−5)が終了する。
S160−5−1において前記特別図柄用有効球数が0ではないと判断されると、特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)が行われる。特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)では、図16に示すように、まず、前記主制御回路100のRAMに記憶されている前記更新大当たり当否判定乱数が判定値としてロードされる(160−5−2−1)と共に、前記高確率時及び低確率時における大当たり成立数値を定めた大当たり判定値テーブルが格納されているRAMのアドレスがセットされる(S160−5−2−2)。続いて現在確変中(高確率状態中)か否かが判断される(S160−5−2−3)。前記確変中か否かは、前記主制御回路100に設けられている確変フラグがON(高確率状態)かOFF(低確率状態)かによって判断される。前記確変中の場合には、高確率状態時における大当たり成立数値と前記ロードされた大当たり当否判定乱数が一致するか否かにより大当たりか否か判断され(S160−5−2−4)、一方、確変中ではない、すなわち低確率状態時には、低確率状態時における大当たり成立数値と前記ロードされた大当たり当否判定乱数が一致するか否かにより大当たりか否か判断され(S160−5−2−5)、一致すれば大当たりと判断されて、前記主制御回路100に設けられている大当たりフラグがONにセットされる(S160−5−2−6)。その後、この特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)が終了する。なお、前記S160−5−2−4あるいはS160−5−2−5で大当たりではないと判断されると、大当たりフラグをONにすることなく、この特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)が終了する。
前記特別図柄大当たり判定処理(S160−5−2)の後、特別図柄選択処理(S160−5−3)が行われる。特別図柄選択処理(S160−5−3)では、図17に示すように、前記大当たりフラグがON(大当たり)か否か判断され(S160−5−3−1)、大当たりフラグがON(大当たり)の場合には、前記大当たり図柄乱数に基づく図柄が、前記特別図柄表示部42で停止表示する大当たり図柄としてセットされ(S160−5−3−2)、その後にこの特別図柄選択処理(S160−5−3)が終了する。
一方、大当たりフラグがOFF(外れ)の場合には、前記始動入賞口スイッチ検出処理(S140)で取得されて前記主制御回路100のRAMに記憶されているリーチ乱数がロードされて、前記リーチ成立数値と一致するか否か確認され(S160−5−3−3)、一致すればリーチ有りとなり、前記始動入賞口スイッチ検出処理(S140)で取得されて前記主制御回路100のRAMに記憶されている特別図柄データ1が前記特別図柄表示部42で停止表示される左右の特別図柄としてセットされ(S160−5−3−4)、続いて特別図柄データ1に1が加算され(S160−5−3−5)、加算後のものが前記特別図柄表示部42で停止表示される中特別図柄としてセットされる(S160−5−3−6)。その後、この特別図柄選択処理(S160−5−3)が終了する。
それに対して前記ロードされたリーチ乱数がリーチ成立数値と一致しない場合、すなわちリーチ無しと判断された場合には、前記特別外れ図柄作成処理(S160−1)において作成された特別外れ図柄1〜3のセット(格納)されているアドレス値が、格納元アドレス値としてセットされ(S160−5−3−7)、続いて格納先アドレス値として特別停止図柄1〜3のアドレスがセットされ(S160−5−3−8)、それぞれの格納元アドレスから対応する格納先アドレスにデータが転送され(S160−5−3−9)、その後にこの特別図柄選択処理(S160−5−3)が終了する。なお、特別停止図柄1は前記特別図柄表示部42で停止表示される左特別図柄、特別停止図柄2は前記特別図柄表示部42で停止表示される中特別図柄、特別停止図柄3は前記特別図柄表示部42で停止表示される右特別図柄に対応する。
前記特別図柄選択処理(S160−5−3)の次に行われる特別図柄変動パターン作成処理(S160−5−4)では、図18に示すように、まず大当たりフラグがONか否か判断される(S160−5−4―1)。前記大当たりフラグがONの場合には、第1変動パターンテーブルから変動パターンが選択される(S160−5−4−2)。それに対し前記大当たりフラグがOFFの場合には、第2変動パターンテーブルから変動パターンが選択される(160−5−4−3)。前記変動パターンテーブルによる変動パターンの選択後、その他必要な処理が行われて(S160−5−4−4)、この特別図柄変動パターン作成処理(S160−5−4)が終了する。
前記変動パターンテーブル内での変動パターンの選択は、前記始動入賞口スイッチ検出処理(S140)で取得されて前記主制御回路100のRAMに記憶されている更新演出乱数の値をロードして、各変動パターンテーブルの変動パターン毎に設定されている演出乱数値と対比することにより行われる。変動パターンテーブル内の変動パターンには、変動時間、演出等の他に、前記操作ボタン37を第1位置にするか否か、すなわち前記可変係合部材駆動手段(ソレノイド408またはモータM)を作動させるか否かが設定されている。
前記特別図柄変動パターン作成処理(S160−5−4)に次いで、特別図柄乱数シフト処理(S160−5−5)が行われる。この特別図柄乱数シフト処理(S160−5−5)では、前記RAMの特別図柄用有効球数のデータ記憶領域において、ロード(読み出し)順位一位のアドレスの記憶領域に記憶されていた特別図柄用有効球数のデータが、先の処理によりロードされて空席となることに起因して、ロード順位が二位以降のアドレスに記憶されている特別図柄用有効球数のデータについて、ロード順位を一つずつ繰り上げるアドレスのシフトが行われる。具体的には、図19に示すように、まず、前記主制御回路100のRAMに記憶されている前記特別図柄用有効球数から1減算(例えば有効球数2のものは1にされ、3のものは2にされる等)され(S160−5−5−1)、次に各有効球数に対応するデータが各有効球数から1減算した有効球数のRAMアドレスにシフトされ(S160−5−5−2)、続いて最上位(ロード順位が最後、本実施例では4個目)の特別図柄用有効球数に対応するRAMアドレスに0がセットされる(S160−5−5−3)。
前記特別図柄乱数シフト処理(S160−5−5)に次いで、特別図柄変動開始処理(S160−5−6)が行われる。特別図柄変動開始処理(S160−5−6)では、特別動作ステータスが2に設定されると共にその他特別図柄の変動開始に必要な処理が行われる。前記特別図柄変動開始処理(S160−5−6)の後、この特別図柄待機処理(S160−5)が終了する。
前記特別図柄ステータスが2の場合に行われる特別図柄変動処理(S160−6)では図20に示すように、まず特別図柄の変動時間が終了したか否か判断され(S160−6−1)、変動時間が終了していればこの特別図柄変動処理(S160−6)が終了する。一方、変動時間が終了していなければ変動停止図柄用のテーブルがセットされる(S160−6−2)と共に、変動停止図柄のデータが格納され(SS160−6−3)、続いて特別動作ステータスが3にセットされ(S160−6−4)、その他必要な処理(S160−6−5)が行われた後に、この特別図柄変動処理(S160−6)が終了する。
前記特別動作ステータスが3の場合に行われる特別図柄確定処理(S160−7)では図21に示すように、まず大当たりフラグがONか否か、すなわち大当たりか否か判断される(S160−7−1)、大当たりフラグがON、すなわち大当たりの場合には、ラウンドカウンタがセットされ(S160−7−2)、特別動作ステータスが4にセットされた(S160−7−3)後、この特別図柄確定処理(S160−7)が終了する。一方、大当たりフラグがOFF、すなわち外れの場合には、特別動作ステータスが1にセットされた(S160−7−4)後、この特別図柄確定処理(S160−7)が終了する。
前記特別図柄ステータスが4の場合に行われる特別電動役物処理(S160−8)では、図22及び図23に示すように、まず確変フラグがOFFにリセットされた(S160−8−1)後に、大当たり終了フラグがON(大当たり遊技終了)か否か判断される(S160−8−2)。そして、大当たり終了フラグがONではない、すなわち大当たり遊技終了ではない場合には現在大入賞口15が開放中か否か判断され(S160−8−3)、開放中ではなく閉鎖中の場合には大入賞口10の開放時間か否か判断される(SS160−8−4)。大入賞口10の開放時間の場合には大入賞口の開放処理が行われて(S160−8−5)、その後にこの特別電動役物処理(S160−8)が終了する。それに対して大入賞口10の開放時間となっていないときには、そのままこの場合この特別電動役物処理(S160−8)が終了する。
一方、前記S160−8−3で大入賞口10が開放中と判断されると、大入賞口10に10個遊技球が入賞(S160−8−6)、若しくはラウンド終了時間(本実施例では30秒)経過(S160−8−7)の何れかであるか否か判断され、何れでもない場合にはそのままこの特別電動役物処理(S160−8)が終了し、それに対して大入賞口10に10個遊技球が入賞、若しくはラウンド終了時間経過の何れかである場合には、大入賞口閉鎖処理(S160−8−8)とラウンドカウンタの値から1減算する処理(S160−8−9)が行われる。なお、前記大入賞口閉鎖処理(S160−8−8)では、大入賞口閉鎖のコマンドが前記表示制御回路へも送信されるように出力バッファにセットされる。続いて、ラウンドカウンタが0か否か判断され(S160−8−10)、ラウンドカウンタが0ではない場合には、そのままこの特別電動役物処理(S160−8)が終了し、それに対してラウンドカウンタが0の場合には、大当たり終了処理(S160−8−11)が行われ、前記RAMの特別図柄用有効球数記憶領域に記憶されている大当たり乱数データが、大当たり終了コマンドと共に前記表示制御回路へ送信されるように出力バッファにセットされる。その後、大当たり終了フラグがONにされ(S160−8−12)、この特別電動役物処理(S160−8)が終了する。
それに対し、前記S160−8−2で大当たり終了フラグがON、すなわち大当たり終了と判断されると、大当たり終了フラグをOFFにセットする処理(S160−8−13)と、大当たりフラグをOFFにする処理(S160−8−14)が行われ、その後に停止図柄が確変図柄(本実施例では奇数のぞろ目)か否か判断される(S160−8−15)。そして、確変図柄の場合には、確変フラグがONにされる(S160−8−16)と共に、特別動作ステータスが1にセットされ(S160−8−17)、一方、停止図柄が確変図柄とは異なる場合には前記確変フラグをONにする処理(S160−8−16)をジャンプして特別動作ステータスが1にセットされる(S160−8−17)。その後、この特別電動役物処理(S160−8)が終了する。
前記割り込み処理S100において前記特別動作処理(S160)の次に行われる有効球数処理(S170)では、図24に示すように、記憶されている有効球数がロードされ(S170−1)、そのロードされた有効球数が出力バッファにセットされ(S170−2)、この有効球数処理(S170)が終了する。
その他の処理(S180)では、遊技に必要なその他の様々な処理が行われるが、本発明で特に関わりのない処理についての説明は省略する。
前記表示制御回路120で行われる表示制御処理について説明する。図25に示すように、表示制御処理(S200)では、コマンド受信処理(S210)、特別図柄変動処理(S220)、操作ボタン処理(S230)、特別図柄停止処理(S240)、その他の処理(S250)が行われる。
コマンド受信処理(S210)では、主制御回路100からのコマンドを受信し、コマンドの内容に即した画像データがセットされる。まず、変動開始信号及び変動パターン信号を受信したか否が判断されると共に、受信した場合には受信コマンドに即したデータがセットされ、特別図柄変動開始フラグがONにされる。一方、受信コマンドが変動開始及び変動パターン信号ではない場合、停止図柄信号であるか否か判断される。その結果、停止図柄信号であれば、特別図柄変動中フラグがONか否か判断され、ONであれば特別図柄の停止図柄データがセットされる。それに対して、停止図柄信号でなければ、図柄停止信号か否か判断され、停止信号であれば特別図柄変動中フラグの有無を確認し、それぞれにあった特別図柄停止フラグが立てられると共に、特別図柄変動中フラグがOFFにされる。
特別図柄変動処理(S220)では、特別図柄変動中フラグがONか判断され、ONの場合は特別図柄演出処理及び演出図柄演出変動処理が行われ、前記特別図柄表示部42で前記特別図柄を前記変動パターンに応じた態様で継続して変動表示させる処理を行う。また、前記特別図柄変動中フラグがONでない場合には、特別図柄変動開始フラグがONか否か判断され、前記特別図柄変動開始フラグがONの場合には前記特別図柄変動開始フラグをOFFにして、変動パターンデータに基づいて特別図柄の変動表示を開始すると共に、特別図柄変動中フラグをONにし、変動パターンに基づいて停止データが決定される。
操作ボタン処理(S230)では、前記サブ制御回路110から送信される変動パターン内に操作ボタンの作動が含まれているか否かが判断され、前記操作ボタン作動が含まれている場合は前記操作ボタンを前記第1位置へと変位させると共に、前記表示装置9の右下の報知部58に「PUSH」を表示させ、その後、後述の操作ボタン操作信号をサブ制御回路110から受信したか否か(操作ボタンが操作されたか否か)が判断され、受信した場合は前記表示制御回路へコマンドが送信され前記スーパーリーチの選択等のための処理が行われる。また、後述の操作期間終了信号をサブ制御回路から受信すると、前記表示装置9の右下の報知部58における「PUSH」の表示を終了させる。
例えば、表2の変動パターンテーブルにおける変動パターン1が選択され、操作ボタン37が前記第1位置aとなった場合には、遊技者による操作ボタン37の操作が行われ、操作ボタン操作検出信号が検出されサブ制御回路へと送られる。そしてサブ制御回路で前記操作ボタン操作検出信号を受信すると前記表示制御回路120へ前記操作ボタン操作検出信号を送信し、前記変動パターン1に設定された演出が開始される。変動パターン1では前記スーパーリーチを選択する演出が設定されており、遊技者は操作ボタン37を操作して前記スーパーリーチを選択することが可能となる。ここで、前記操作ボタン37が前記第1位置へ変位された後、所定時間(本実施例では10秒間)の間に前記操作ボタン37が遊技者により操作されず、前記操作検出センサ37aによる検出信号をサブ制御回路110が受信しない場合、操作期間終了信号がサブ制御回路110から前記表示制御回路120に送信されると共に、後述する可変係合部材駆動装置(本実施例では前記ソレノイド408あるいはモータM)が作動し前記操作ボタン37は第2位置となる。
前記操作ボタン処理(S230)を抜けると、特別図柄停止処理(S240)が行われる。前記特別図柄停止処理は、操作ボタン処理後に再度特別図柄の変動停止フラグがONか否かが判断され、変動停止フラグがONである場合には停止図柄データによって特別図柄を停止表示する。なお、当該停止図柄データは変動パターンに基づいて前記特別図柄変動処理(S220)において決定されている。また、変動停止フラグがONでない場合には再度変動停止フラグをチェックし、変動停止フラグがONである場合に特別図柄を停止させる。
その他の処理(S250)では、表示に関して必要なその他の処理が行われる。本発明とは直接関係しないため省略する。
一方、前記操作部の制御は次のように行われる。前記サブ制御回路110が、前記主制御回路100から送信される変動パターン信号(前記特別図柄変動パターン作成処理(S160−5−4)で選択された変動パターンに関する信号)を受信すると、受信した変動パターン信号が前記操作部を第1位置に変位させることを含むか否か判断され、前記操作部を第1位置に変位させることが含まれている場合、前記可変係合部材駆動装置(本実施例では前記ソレノイド408あるいはモータM)を作動させ、前記操作ボタン37を第1位置に変位させると共に、操作ボタン操作可能信号が前記表示制御回路120に送信される。また、前記第2実施形態では、前記受信した変動パターン信号によっては、前記操作ボタン37を、突出量が最大の第1位置aよりも突出量が少ない第1位置bとする場合がある。その場合、前記可変係合部材駆動装置(本実施例では前記モーターM)の作動時に、前記可変係合部材駆動装置の駆動(本実施例では前記モーターMの回転)により前記操作ボタン37の係合部374が前記可変係合部401Aの傾斜部分403Aへ変位されたことが前記モータMの回転量によって検出され、当該検出信号が前記サブ制御回路110に送信され、前記可変係合部材駆動装置の作動を停止させる。なお、本実施例において前記操作ボタン37の突出量を複数に変化させる前記可変係合部材駆動装置としては前記モータMを使用したが、ソレノイド等の可変係合部材駆動装置を使用しても良い。
また、前記第1位置に変位している操作ボタン37を遊技者が操作し、その操作を前記操作検出センサ37aが検出すると、操作ボタン操作信号が前記サブ制御回路110へ送信され、さらに前記サブ制御回路110から前記表示制御回路120へ送信される。それに対し、前記操作ボタン37が第1位置とされた後、所定期間(本実施例では10秒間)の間に前記操作ボタン37が遊技者により操作されず、前記操作検出センサ37aによる検出信号をサブ制御回路110が受信しない場合、操作期間終了信号がサブ制御回路110から前記表示制御回路120に送信されると共に、前記可変係合部材駆動装置(本実施例では前記ソレノイド408あるいはモータM)を作動させて前記操作ボタン37を第2位置に変位させる。
本実施例では、このように構成したことにより、操作部の変位方向と操作部可変手段の作動方向が異なり、操作部の変位方向における操作部の背面側に操作部可変手段の作動に必要な空間を小さくできるため、省スペース化が可能となり、狭小な領域のスペースを有効に利用して操作部等を配設することが可能となったのである。また、操作部の操作によって遊技の趣向を向上させることが可能となったのである。
なお、本実施例では、操作部の変位方向を遊技機の上下方向とし、操作部可変手段の作動方向を遊技機の左右水平方向としたが、それに限られず、操作部の変位方向と操作部可変手段の作動方向が、互いに直交する方向であればよい。
本実施例では、操作部を上皿ケースに取り付けたが、操作部が取り付けられるケースはそれに限られるものではなく、遊技者による操作が可能な位置に操作部を取り付けることのできるケースであればよい。さらに、操作部はケースに取り付けられるものに限られず、例えば遊技機の前枠前面壁面等、ケース以外の部材に取り付けられてもよい。その場合、少なくとも操作部の変位方向における操作部の背面側に壁面を有する部材に操作部を取り付けたり、あるいは少なくとも操作部の変位方向における操作部の背面側に壁面が位置することとなる場所に操作部を取り付けたりすれば、本発明の省スペース化の効果が一層向上する。また、操作部によって作動させることができる遊技機構成部材及び遊技装置は、本実施例のような表示装置に限られず、例えばランプ、音声の作動、または機械的役物等、遊技に関して作動するものであればよい。
その他、本発明は、発明の趣旨を逸脱しない範囲で変更可能である。また、遊技機の種類はパチンコ機に限定されず、他の遊技機にも適用されるものである。
本発明の一実施例にかかる遊技機の正面図である。 同遊技機の斜視図である。 同遊技機の制御基板等の接続を簡略に示すブロック図である。 同遊技機における第1実施形態の操作部及び操作部可変手段を示す平面図及び断面図である。 図4のB−B断面図である。 操作部の正面図図、右側面図、底面図である。 可変係合部材の斜視図である。 第2実施形態の操作部及び操作部可変手段を示す平面図及び断面図である。 図8のE−E断面図である。 同遊技機における主制御基板が行うメイン処理のフローチャートである。 同メイン処理用割り込み処理のフローチャートである。 同割り込み処理における始動入賞口スイッチ検出処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別動作処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別外れ図柄作成処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄待機処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄大当たり判定処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄選択処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄変動パターン作成処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄乱数シフト処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄変動処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別図柄確定処理のフローチャートである。 同割り込み処理における特別電動役物処理の第1フローチャートである。 同割り込み処理における特別電動役物処理の第2フローチャートである。 同割り込み処理における有効球数処理のフローチャートである。 表示制御処理のフローチャートである。
符号の説明
1 遊技機
3 遊技盤
9 表示装置
10 始動入賞口
15 大入賞口
37 操作ボタン
53 発射装置
58 報知部
363 上皿ケース
365 操作部用開口部
366 操作部状態表示部
374 係合部
401,401A 可変係合部
407A ラック部
408A ピニオン
408 ソレノイド
M モータ

Claims (11)

  1. 遊技に関わる作動をする遊技構成部材と、
    前記遊技構成部材を作動させるために遊技者が操作する操作部と、
    前記操作部を遊技者が操作可能な第1位置と操作不可能あるいは操作困難な第2位置とに変位させる操作部可変手段と、
    を備えた遊技機において、
    前記操作部可変手段は前記操作部の変位方向と直交する方向へ作動し、前記操作部可変手段の作動により前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位させることを特徴とする遊技機。
  2. 前記操作部は前記操作部の背面側に前記操作部可変手段と係合可能な係合部を備え、
    前記操作部可変手段は前記操作部の係合部と係合し前記操作部可変手段の作動により変位する可変係合部を備え、前記可変係合部の変位により前記操作部の係合部を前記操作部の変位方向へ変位させて前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位させることを特徴とする請求項1に記載の遊技機。
  3. 遊技の進行に応じて前記操作部可変手段を作動させ、前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位させる制御手段を備え、
    前記第1位置には前記操作部の変位量が異なる複数の第1位置が設けられ、前記制御手段は遊技の進行に応じて前記操作部を前記変位量の異なる第1位置に変位させることを特徴とする請求項1または2に記載の遊技機。
  4. 前記操作部が前記第1位置と前記第2位置の何れの位置にあるかを表示する操作部状態表示部を備えたことを特徴とする請求項1から3の何れか一項に記載の遊技機。
  5. 前記遊技機構成部材には、遊技の進行に応じて遊技者が前記操作部を操作することに起因して表示を変化させる表示部が含まれ、
    前記表示部は前記操作部が第1位置にあることを報知することを特徴とする請求項1から4の何れか一項に記載の遊技機。
  6. 前記操作部は、少なくとも前記操作部の変位方向における操作部の背面側に壁面を有するケースに取り付けられ、
    前記ケースは、前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位可能に保持する保持部材を備えると共に前記ケースの表面に前記操作部が前記変位可能に挿通される操作部用開口部が形成され、前記操作部用開口部は前記操作部可変手段あるいは前記ケースに備えられた開閉部材により開閉され、
    前記第1位置の時には前記操作部用開口部が開口して前記操作部が前記操作部用開口部から前記ケース外方へ突出し、前記第2位置の時には前記操作部が前記ケース内へ収納されて前記操作部用開口部が前記開閉部材で閉鎖されることを特徴とする請求項1から5の何れか一項に記載の遊技機。
  7. 前記制御手段は、前記操作部を遊技者が操作したことに起因して前記操作部可変手段を作動させ、前記操作部を前記第2位置に変位させることを特徴とする請求項3から6の何れか一項に記載の遊技機。
  8. 前記操作部は、前記第1位置のうち一定量以上変位すると遊技者に視認可能な報知手段を備えたことを特徴とする請求項3から7の何れか一項に記載の遊技機。
  9. 前記操作部可変手段は、前記可変係合部を変位させるソレノイドを備えたことを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の遊技機。
  10. 前記操作部可変手段はラック部と、前記ラック部と噛み合って前記可変係合部を前記操作部が変位する方向と直交する方向へ変位させるピニオンと、該ピニオンを駆動させるモータを備えたことを特徴とする請求項1から8の何れか一項に記載の遊技機。
  11. 遊技者の遊技開始操作手段の操作に起因して遊技装置が作動可能とされる遊技機において、任意操作可能条件の成立に起因して、前記遊技装置を遊技者の任意で作動させるために前記遊技開始操作手段とは別に設けられた操作部と、
    前記任意操作可能条件成立の場合に前記操作部を遊技者が操作可能な第1位置とし、前記任意操作可能条件が不成立の場合に前記操作部を遊技者が操作不可能あるいは操作困難な第2位置に変位させる操作部可変手段と、
    を備え、
    前記記操作部可変手段は前記操作部の変位方向と直交する方向へ作動し、前記記操作部可変手段の作動により前記操作部を前記第1位置と第2位置に変位させることを特徴とする遊技機。
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