JP2011250900A - 遊技機用押ボタン装置の支持構造 - Google Patents

遊技機用押ボタン装置の支持構造 Download PDF

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Abstract

【課題】押ボタンを遊技機の本体に対して昇降させることで、遊技者にインパクトを与えるとともに、押ボタンの近傍に遊技者が手を近づけない、或いは、押ボタンの上面に遊技者が手を載せないように施すことで、押ボタンの昇降動作を妨げないようにする。
【解決手段】本発明に係る遊技機用押ボタン装置10の支持構造は、遊技機100の前面側に設けられ、押ボタン11を初期位置である第1の高さ位置と、上記第1の高さ位置から上昇させた第2の高さ位置と、の間で昇降動作を可能にする遊技機用押ボタン装置10を前記遊技機の上皿102で支持し、上記上皿102は、この上皿102の外郭線に対して凹んだ凹部102aを有し、上記遊技機用押ボタン装置10は、上記凹部102a内に設けられるとともに、この凹部102a内で昇降可能に設けられたことを特徴とする。
【選択図】図2A

Description

本発明は、遊技機の各種演出に利用可能な押ボタンを初期位置である第1の高さ位置と、この第1の高さ位置から上昇させた第2の高さ位置とに昇降可能な遊技機用押ボタン装置を支持する遊技機用押ボタン装置の支持構造に関する。
従来、遊技機の一種であるパチンコ遊技機では、例えば、遊技盤面に配置された図柄変動表示装置がリーチ状態になった際、チャンスボタンと称される押ボタンを遊技者が押すことで、図柄変動表示装置の図柄の変動パターンを変更させることが可能になり、遊技に多様性を持たせたものが知られている。
このとき、遊技者にインパクトを与えるために、押ボタンを初期位置である第1の高さ位置から第2の高さ位置に上昇させたり、第2の高さ位置から第1の高さ位置に下降させたりすること、すなわち、遊技機の本体に対して昇降可能な昇降手段を備えた遊技機用押ボタン装置が知られている。
このように、遊技者にインパクトを与えるために、押ボタンを遊技機の本体に対して昇降可能な昇降手段を備えたものとして、例えば、特許文献1には、スプリングの付勢力により押ボタンを上昇させ、遊技機用押ボタンスイッチに関する技術が開示されている。
特開2009−297258号公報
ところで、上記特許文献1は、当該文献の図1に示すように、押ボタンを遊技機の本体に対して上下動させることで、遊技者にインパクトを与えることが可能であるが、あらかじめ決められたタイミングになると無条件に押ボタンが突出してしまう。
このため、上記特許文献1では、例えば、遊技中に押ボタンの上面に遊技者が手を載せている場合、押ボタンを押さえてしまい、押ボタンの昇降動作を妨げてしまうという技術的課題がある。
また、上記特許文献1では、例えば、遊技中に押ボタンの近傍に遊技者の手がある場合、あらかじめ決められたタイミングで押ボタンが突出することで、遊技者の手にあたってしまい、押ボタンの昇降動作を妨げてしまうばかりでなく、遊技者に不快感を与えてしまうという技術的課題がある。
本発明の目的は、上記従来の実状を鑑みて、押ボタンを遊技機の本体に対して昇降させることで、遊技者にインパクトを与えることが可能であるとともに、押ボタンの近傍に遊技者が手を近づけない、或いは、押ボタンの上面に遊技者が手を載せないように施すことで、押ボタンの昇降動作を妨げないようにすることが可能な遊技機用押ボタン装置の支持構造を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明に係る遊技機用押ボタン装置の支持構造は、遊技機の前面側に設けられ、押ボタンを初期位置である第1の高さ位置と、上記第1の高さ位置から上昇させた第2の高さ位置と、の間で昇降動作を可能にする遊技機用押ボタン装置を前記遊技機の上皿で支持し、上記上皿は、この上皿の外郭線に対して凹んだ凹部を有し、上記遊技機用押ボタン装置は、上記凹部内に設けられるとともに、この凹部内で昇降可能に設けられたことを特徴とする。
本発明によれば、押ボタンを遊技機の本体に対して昇降させることで、遊技者にインパクトを与えることが可能であるとともに、押ボタンの近傍に遊技者が手を近づけない、或いは、押ボタンの上面に遊技者が手を載せないように施すことで、押ボタンの昇降動作を妨げないようにすることが可能な遊技機用押ボタン装置の支持構造を提供することができる。
本発明の一実施の形態である遊技機の構成について、遊技機用押ボタン装置が第1の高さ位置に位置する状態を前方から模式的に示す表面斜視図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の構成について、遊技機用押ボタン装置が第1の高さ位置に位置する状態を側方から模式的に示す側面図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の構成について、遊技機用押ボタン装置が第2の高さ位置に位置する状態を前方から模式的に示す表面斜視図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の構成について、遊技機用押ボタン装置が第2の高さ位置に位置する状態を側方から模式的に示す側面図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の遊技機用押ボタン装置の構成を前方から模式的に示す正面図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の遊技機用押ボタン装置の構成を前方から模式的に示す表面斜視図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の遊技機用押ボタン装置の構成を後方から模式的に示す裏面斜視図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の遊技機用押ボタン装置の分解した状態を模式的に示す分解斜視図である。 図3Bにおける線I−I´を模式的に示す断面図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の遊技機用押ボタン装置の第1の動作を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の遊技機用押ボタン装置の第2の動作を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の遊技機用押ボタン装置の第3の動作を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の遊技機用押ボタン装置の第4の動作を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の遊技機用押ボタン装置の第5の動作を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の遊技機用押ボタン装置の第6の動作を模式的に示す正面図である。 本発明の一実施の形態である遊技機の遊技機用押ボタン装置の第7の動作を模式的に示す正面図である。 本発明の他の実施の形態である遊技機の構成について、遊技機用押ボタン装置が第1の高さ位置に位置する状態を前方から模式的に示す表面斜視図である。 本発明の他の実施の形態である遊技機の構成について、遊技機用押ボタン装置が第1の高さ位置に位置する状態を側方から模式的に示す側面図である。 本発明の他の実施の形態である遊技機の構成について、遊技機用押ボタン装置が第2の高さ位置に位置する状態を前方から模式的に示す表面斜視図である。 本発明の他の実施の形態である遊技機の構成について、遊技機用押ボタン装置が第2の高さ位置に位置する状態を側方から模式的に示す側面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態について詳細に説明する。なお、遊技機には、例えば、パチンコ遊技機、アレンジボール機又は雀球遊技機等があるが、本発明の実施の形態では、一例として、パチンコ遊技機に基づいて説明する。
(実施の形態1)
本発明の一実施の形態である遊技機100の構成について、図1A、図1B、図2A及び図2Bを用いて説明する。図1Aは、本発明の一実施の形態である遊技機100の構成について、遊技機用押ボタン装置10が第1の高さ位置に位置する状態を前方から模式的に示す表面斜視図であり、図1Bは、本発明の一実施の形態である遊技機100の構成について、遊技機用押ボタン装置10が第1の高さ位置に位置する状態を側方から模式的に示す側面図である。
また、図2Aは、本発明の一実施の形態である遊技機100の構成について、遊技機用押ボタン装置10が第2の高さ位置に位置する状態を前方から模式的に示す表面斜視図であり、図2Bは、本発明の一実施の形態である遊技機100の構成について、遊技機用押ボタン装置10が第2の高さ位置に位置する状態を側方から模式的に示す側面図である。
図1A、図1B、図2A及び図2Bに例示されるように、本実施の形態において、遊技機100は、遊技機100の外郭を形成する支持体110と、支持体110の側板113を軸にして回動可能となるように支持体に支持された図示しない透過部材保持枠及び遊技盤保持枠とを備えて構成されている。
支持体110は、上板111、下板112、側板113、側板114からなる四辺の夫々を図示しない連結金具により連結させて、略長方形状の囲繞空間を有して構成されている。これら上板111、下板112、側板113、側板114の材質は、変形や歪みが生じにくい木材等が用いられている。
上板111及び側板113を連結する連結金具と、側板113及び下板112を連結する連結金具とには、遊技機100の前面側に突出した位置で互いに対向して配置された一対の図示しないヒンジが設けられている。
この一対のヒンジには、透過部材保持枠及び遊技盤保持枠が連結され、上述したように、支持体110の側板113を軸にして回動可能となるように支持体110に支持されている。
具体的には、透過部材保持枠には、この透過部材保持枠の側辺の上方に突出する図示しない枢支軸及び側辺の下方に突出する図示しない枢支軸が設けられ、これら枢支軸がヒンジに回動可能となるように支持されている。
このように、透過部材保持枠の枢支軸がヒンジに回動可能となるように支持されることで、透過部材保持枠が支持体110の側板113を軸にして回動可能となるように支持されている。
透過部材保持枠も支持体110と同様に、上辺、下辺、側辺、側辺からなる四辺によって略長方形状の囲繞空間を有して構成されている。この透過部材保持枠の囲繞空間には、図示しない遊技盤に対向して配置され、遊技盤を被装する透過部材120が配置されている。これら上辺、下辺、側辺、側辺の材質は、軽量化や装飾性の向上の目的から合成樹脂性とすることが望ましく、好ましくは、補強金具を固定して歪みや変形を防止するとよい。
本実施の形態の透過部材120は、合成樹脂を用いて形成されている。なお、透過部材120の材質については、合成樹脂に限定されず、透過部材120を介して遊技盤を遊技者側から目視可能なものであれば、例えば、ガラス板等により形成しても良い。
遊技盤保持枠も支持体110及び透過部材保持枠と同様に、上辺、下辺、側辺、側辺からなる四辺によって略長方形状の囲繞空間を有して構成されている。この遊技盤保持枠の囲繞空間には、図示しない遊技盤が配置されている。
なお、これら透過部材保持枠及び遊技盤保持枠を支持体110に対して閉じた状態では、支持体110、透過部材保持枠及び遊技盤保持枠が全て略平行に配置されている。
すなわち、透過部材保持枠及び遊技盤保持枠を閉じた状態では、遊技盤に対して所定の間隔を維持して透過部材120が対向して配置されることで、遊技盤の前面が透過部材120により覆われている。
また、遊技機100の前面、すなわち、透過部材保持枠の前面には、遊技球を発射させるための操作ハンドル101、遊技球を溜める上皿102などが配置されている。本実施の形態の上皿102には、この上皿102の外郭線に対して凹んだ凹部102aが形成されている。
そして、この上皿102の凹部102aの底面には、遊技機用押ボタン装置10が設けられている。すなわち、遊技機用押ボタン装置10の押ボタン11の初期位置である第1の高さ位置では、押ボタン11は、凹部102aの底面に位置している。このため、押ボタン11の近傍、或いは、上面から遊技者の手を遠ざけることを可能にしている。
また、この遊技機用押ボタン装置10は、後述するように、押ボタン11を初期位置である第1の高さ位置と、この第1の高さ位置から上昇させた第2の高さ位置との間で昇降動作を可能にしている。
そして、遊技機用押ボタン装置10は、この遊技機用押ボタン装置10の押ボタン11の昇降動作が凹部102a内で可能になるように凹部102a内に設けられている。このように、本実施の形態では、遊技機用押ボタン装置10は、遊技機用押ボタン装置10の昇降動作を凹部102a内で行っているため、押ボタン11が上昇しても遊技者の手にあたらないように設けられている。
このように、本実施の形態によれば、押ボタン11の近傍、或いは、上面から遊技者の手を遠ざける、すなわち、押ボタン11の近傍に遊技者が手を近づけない、或いは、押ボタン11の上面に遊技者が手を載せないように施すことが可能になるとともに、押ボタン11が上昇しても遊技者の手にあたらないように施すことが可能になる。
よって、本実施の形態によれば、押ボタン11の近傍に遊技者が手を近づけない、或いは、押ボタン11の上面に遊技者が手を載せないように施すとともに、押ボタン11が上昇しても遊技者の手にあたらないように施すことで、押ボタン11の昇降動作を妨げないようにすることができる。
なお、本実施の形態の上皿102を透明の材質により形成しても良い。これにより、押ボタン11が第1の高さ位置に位置するときでも、遊技者から視認可能になる。このため、押ボタン11の初期位置である第1の高さ位置に位置するときから、遊技者に視認し易くなるため、遊技者に、よりインパクトを与えることができる。
以下、本実施の形態の遊技機用押ボタン装置10の構成について、図3A、図3B、図3C、図4及び図5を用いて説明する。まず、本実施の形態の遊技機用押ボタン装置10の外部構成について図3A、図3B及び図3Cを用いて説明する。図3Aは、本発明の一実施の形態である遊技機100の遊技機用押ボタン装置10を模式的に示す正面図であり、図3Bは、本発明の一実施の形態である遊技機100の遊技機用押ボタン装置10の表面側を模式的に示す表面斜視図であり、図3Cは、本発明の一実施の形態である遊技機100の遊技機用押ボタン装置10の裏面側を模式的に示す裏面斜視図である。
図3A、図3B及び図3Cに例示されるように、本実施の形態の遊技機用押ボタン装置10は、遊技者が押下する押ボタン11の昇降動作を可能にするものであり、押ボタン11を第1の高さ位置と第2の高さ位置との間で昇降させる昇降手段(支持部材20)と、支持部材20を上方向に上昇させる付勢手段(付勢部材30)と、付勢部材30により支持部材20を上昇させた後に、支持部材20を上昇させる昇降手段(第1の歯車機構部材40)とを備えて構成されている。また、本実施の形態の遊技機用押ボタン装置10は、押ボタン11を第2の高さ位置から第1の高さ位置まで下降させる昇降手段(第2の歯車機構部材50)を備えて構成されている。
本実施の形態において、これら支持部材20、付勢部材30、第1の歯車機構部材40及び第2の歯車機構部材50は、基台60に保持されている。基台60は、平板状の第1の板部材61及び第2の板部材62により構成されている。
第1の板部材61は、遊技機100の設置面に対して略垂直に起立させて設置されている。そして第1の板部材61の上辺には、第1の板部材61に対して鉛直方向に沿って延設して配置された第2の板部材62が設けられている。すなわち、基台60は、上述したように、第1の板部材61及び第2の板部材62により構成され、この基台60を側面視すると略断面T字形状をなして形成されている。
基台60の正面視中央には、基台60の軸方向(図3Aにおいては上下方向。)に沿って延設して配置され、遊技者が遊技中に押下する押ボタン11が設けられている。また、基台60の正面視中央には、押ボタン11と同様に、基台60の軸方向に沿って延設して配置され、押ボタン11を昇降可能に支持する支持部材20が設けられている。
本実施の形態において、押ボタン11及び支持部材20は、押ボタン11の後述する本体部12に支持部材20の後述する円柱部21を挿嵌させて、一体に上下動するように組み付けられている。
また、基台60の正面視中央には、押ボタン11及び支持部材20と同様に、基台60の軸方向に沿って延設して配置され、押ボタン11及び支持部材20を上方に付勢する付勢部材30が設けられている。
付勢部材30は、基台60の第2の板部材62の上面に載置されている。そして、付勢部材30には、支持部材20の後述する棒状部23が挿通されている。すなわち、付勢部材30は、第2の板部材62と支持部材20の後述する円柱部21との間に配置されている。
基台60の正面視左方には、第1の歯車機構部材40が配置されている。第1の歯車機構部材40は、押ボタン11及び支持部材20を上昇させる役目を果たしている。一方、基台60の正面視右方には、第2の歯車機構部材50が配置されている。この第2の歯車機構部材50は、押ボタン11及び支持部材20を上方に付勢する付勢部材30の付勢力を抑える役目、並びに、押ボタン11及び支持部材20を下降させる役目を果たしている。
基台60の背面側には、第1の歯車機構部材40及び第2の歯車機構部材50のそれぞれに対応してモータ46及びモータ56が配置されている。そして、モータ46及びモータ56には、これらモータ46及びモータ56の駆動を制御する図示しない制御手段が設けられている。
制御手段は、モータ46及びモータ56の回転を検出する図示しない回転検出手段を備えて構成されている。具体的には、回転検出手段は、第1の歯車機構部材40の後述するケース体44の回転が第1の板部材61に設けられた後述する突出片64により制限されると、モータ46の回転状態を検出する役目を果たしている。また、第2の歯車機構部材50の後述するケース体54の回転が第1の板部材に設けられた後述する突出片65により制限されると、モータ56の回転状態を検出する役目を果たしている。
すなわち、制御手段は、回転検出手段により検出されたモータ46及びモータ56の回転状態に基づいて、これらモータ46及びモータ56の駆動を制御する役目を果たしている。そして、第1の歯車機構部材40及び第2の歯車機構部材50は、制御手段により制御されたモータ46及びモータ56の駆動に起因して作動する。
次に、本実施の形態の遊技機用押ボタン装置10の内部構造について図4及び5に基づいて詳細に説明する。図4は、本発明の一実施の形態である遊技機用押ボタン装置10の分解した状態を模式的に示す分解斜視図であり、図5は、図3Bにおける線I−I´を模式的に示す断面図である。
図4及び図5に例示されるように、本実施の形態において、基台60の第1の板部材61には、正面視中央に、第1の板部材61の軸方向に沿って溝68が形成されている。この溝68には、支持部材20を軸支する軸支部材26が挿嵌されており、軸支部材26を保持する役目を果たしている。
また、第1の板部材61の正面視左上方には、第1の歯車機構部材40の後述するケース体44の引っ掛け部ととともにバネ45を掛け渡す突出ピン66が形成されている。また、第1の板部材61の正面視左下方には、ケース体44の回転を制限する突出片64が形成されている。
一方、第1の板部材61の正面視右上方には、第2の歯車機構部材50の後述するケース体54の引っ掛け部とともにバネ55を掛け渡す突出ピン67が形成されている。また、第1の板部材61の正面視右下方には、ケース体54の回転を制限する突出片65が形成されている。
第1の板部材61の上辺には、上述したように、第2の板部材62が一体に設けられている。そして、第2の板部材62には、第2の板部材62の長手方向に対してほぼ中心に平面視凸形状の孔63が形成されている。孔63の幅広部には、支持部材20の棒状部23が挿通され、孔63の幅狭部には、支持部材20を軸支する軸支部材26が挿通されている。
第2の板部材62の上方には、押ボタン11が配置されている。本実施の形態の押ボタン11には、支持部材20の円柱部21が挿嵌される円筒状の本体部12が設けられている。本体部12の一端の周縁には、遊技者が押下するための略球面状の球面部13が一体に形成されている。また、本体部12の他端の周縁には、押ボタン11が上昇した際、上皿102の下面に当接することで、上皿102より上方に押ボタン11を抜け止めするフランジ部14が一体に形成されている。
なお、本実施の形態において、本体部12は、円筒形状をなして形成されているが、支持部材20を挿通可能な形状であれば、特に限定されず、筒形状であれば良い。
本実施の形態の支持部材20には、押ボタン11の内部に挿嵌される円柱部21が設けられている。この円柱部21の上面には、凹部24が形成されている。そして、凹部24には、バネ25が載置されている。
すなわち、バネ25は、凹部24と押ボタン11の球面部13の下面との間に配置されている。したがって、遊技者が押ボタン11を押下すると、押ボタン11には、バネ25による上方への付勢力が付勢されている。
一方、円柱部21の下面には、棒状部23が設けられている。棒状部23には、第1の歯車機構部材40及び第2の歯車機構部材50に咬合する咬合部22が形成されている。そして、この棒状部23は、付勢部材30に挿通されている。
本実施の形態において、付勢部材30は、基台60の中央に位置し、第2の板部材62の上面に載置されている。そして、付勢部材30には、上述したように、支持部材20の棒状部23が挿通されている。
すなわち、付勢部材30は、第2の板部材62の上面と支持部材20の円柱部21との間に配置されており、支持部材20には、付勢部材30による上方への付勢力が付勢されている。
本実施の形態において、第1の歯車機構部材40は、モータ46の駆動に起因して回転する第1の平歯車41と、この第1の平歯車41に咬合して配置され、第1の平歯車41の回転に連動して回転する第2の平歯車42と、第1の平歯車41の一方向回転運動を伝達し、他方向回転運動を防止するラチェット機構43とを備えて構成されている。そして、本実施の形態の第1の歯車機構部材40は、これら第1の平歯車41、第2の平歯車42及びラチェット機構43を収容するケース体44を備えて構成されている。
第1の平歯車41には、モータ46の回転駆動軸46aに連結される回転軸41aが設けられている。また、第1の平歯車41には、回転軸41aに対し直交して配置され、回転軸41aとともに一体に形成された回転輪41bが設けられている。
本実施の形態において、回転輪41bは、略円盤形状をなして形成されている。そして、一方面の外周には、第2の平歯車42に咬合する歯すじが形成されている。また、回転輪41bの他方面の内周には、ラチェット機構43に咬合する歯すじが形成されている。
回転輪41bの他方面には、ラチェット機構43が収容されている。本実施の形態において、ラチェット機構43には、時計周り方向に向かって刃43aが形成されている。また、ラチェット機構43には、ケース体44に固定するための円弧状片43bが形成されている。
ケース体44は、平面視略円形の皿形状をなして形成されている。ケース体44には、モータ46の回転駆動軸46aが挿通される孔が形成されている。
また、ケース体44には、孔を挟んで互いに対向して配置され、ラチェット機構43の円弧状片43bが挿通される円弧状孔44aが形成されている。この円弧状孔44aは、ラチェット機構43を回転させないように、係止する役目を果たすものである。
すなわち、本実施の形態の第1の平歯車41は、モータ46の駆動によりラチェット機構43の刃43aを弾いて時計周り方向には回転するが、反時計周りには、ラチェット機構43の刃43aと噛み合うことで回転しないように設定されている。
本実施の形態において、第2の歯車機構部材50は、上述の第1の歯車機構部材40に対して、第3の平歯車を設けた点及びラチェット機構53の刃53aが反時計周り方向に向けて設けられた点が異なり、他の構成は同様である。したがって、第1の歯車機構部材40と同一又は相当する部分については、その説明を省略する。
本実施の形態の第2の歯車機構部材50は、上述したように、第1の平歯車51、第2の平歯車52の他に、第3の平歯車を設けて構成されている。この第3の平歯車は、支持部材20の咬合部22に常に咬合した状態を維持して配置されている。
第3の平歯車は、第1の板部材61に回転自在に設けられている。つまり、第3の平歯車は、支持部材20の上下動に連動して回転するように配置されている。
また、本実施の形態の第2の歯車機構部材50は、上述したように、ラチェット機構53の刃53aが反時計周り方向に向けて形成されている。そして、ラチェット機構53は、第1の歯車機構部材40のラチェット機構43と同様に、第1の平歯車51の回転輪51bの他方面に収容されている。
すなわち、本実施の形態の第1の平歯車51は、モータ56の駆動によりラチェット機構53の刃53aを弾いて反時計周り方向には回転するが、時計周り方向にはラチェット機構53の刃53aと噛み合うことで回転しないように設定されている。
次に、本実施の形態の遊技機用押ボタン装置10の動作について図6A、図6B、図6C、図6D、図6E、図6F及び図6Gを用いて説明する。図6Aは、本発明の一実施の形態である遊技機用押ボタン装置10の第1の動作を模式的に示す正面図であり、図6Bは、本発明の一実施の形態である遊技機用押ボタン装置10の第2の動作を模式的に示す正面図であり、図6Cは、本発明の一実施の形態である遊技機用押ボタン装置10の第3の動作を模式的に示す正面図であり、図6Dは、本発明の一実施の形態である遊技機用押ボタン装置10の第4の動作を模式的に示す正面図であり、図6Eは、本発明の一実施の形態である遊技機用押ボタン装置10の第5の動作を模式的に示す正面図であり、図6Fは、本発明の一実施の形態である遊技機用押ボタン装置10の第6の動作を模式的に示す正面図であり、図6Gは、本発明の一実施の形態である遊技機用押ボタン装置10の第7の動作を模式的に示す正面図である。
図6Aに例示されるように、通常、本実施の形態の遊技機用押ボタン装置10の押ボタン11が遊技機100の上皿102の傾斜面102bの上面に対してほぼフラットな状態、すなわち、初期位置である第1の高さ位置で維持されている。
まず、この状態では、第2の歯車機構部材50に設けられたモータ56は、図示しない制御手段により制御されることで停止している。モータ56を停止させることで、第2の歯車機構部材50の第2の平歯車52と第3の平歯車57とが咬合した状態を維持している。
なお、モータ56の駆動に起因して第1の平歯車51を、正面視反時計周り方向に回転させることで、第2の歯車機構部材50の第2の平歯車52と第3の平歯車57とが咬合した状態を維持させても良い。
また、第1の歯車機構部材40に設けられたモータ46も、図示しない制御手段により制御されることで停止している。モータ46を停止させることで、第1の歯車機構部材40の第2の平歯車42と支持部材20の咬合部22とが離れた状態を維持している。
なお、モータ46の駆動に起因して第1の平歯車41を、正面視反時計周り方向に回転させることで、第1の歯車機構部材40の第2の平歯車42と支持部材20の咬合部22とが離れた状態を維持させても良い。
このように、第2の歯車機構部材50の第2の平歯車52と第3の平歯車とが咬合した状態を維持することで、押ボタン11を上方に付勢する付勢部材30の付勢力を抑えている。これにより、通常、遊技機用押ボタン装置10は、押ボタン11を遊技機100の上皿102の傾斜面102bに対してフラットな状態、すなわち、初期位置である第1の高さ位置で維持している。
このとき、本実施の形態の遊技機用押ボタン装置10は、上皿102の凹部102aの底面に設けられている。すなわち、押ボタン11の初期位置である第1の高さ位置では、押ボタン11は、凹部102aの底面に位置している。このため、押ボタン11の近傍から遊技者の手を遠ざけることが可能になる。したがって、押ボタン11の近傍から遊技者の手を遠ざける、すなわち、押ボタン11の近傍に遊技者が手を近付けない、或いは、押ボタン11の上面に遊技者が手を載せないように施すことで、押ボタン11の昇降動作を妨げないようにすることができる。
図6Bに例示されるように、第2の歯車機構部材50の第2の平歯車52と第3の平歯車57とが離れた状態で維持されている。これにより、押ボタン11を上方に付勢する付勢部材30の付勢力が開放され、押ボタン11は、第1の高さ位置から上昇する。
この状態では、第2の歯車機構部材50に設けられたモータ56は、図示しない制御手段により制御されて回転駆動軸56aを正面視時計周り方向に回転させる。そして、モータ56の駆動に起因して、ケース体54が正面視時計周り方向に回転する。このとき、第1の平歯車51は、回転輪51bの内周面に形成された歯すじと、ラチェット機構53の刃53aとが噛み合うことで回転しない。
そして、第1の平歯車51が回転せずに、ケース体54が正面視時計周り方向に回転することで、第2の平歯車52と第3の平歯車とが離れる。また、ケース体54が正面視時計周り方向に回転することで、ケース体54の引っ掛け部に掛け渡されたバネを引張る。
一方、第1の歯車機構部材40に設けられたモータ46は、図示しない制御手段により制御されてることで停止している。モータ46を停止させることで、第1の歯車機構部材40の第2の平歯車42と支持部材20の咬合部22とが離れた状態を維持している。
なお、モータ46の駆動に起因して第1の平歯車41を、正面視反時計周り方向に回転させることで、第1の歯車機構部材40の第2の平歯車42と支持部材20の咬合部22とが離れた状態を維持させても良い。
図6C及び図6Dに例示されるように、第1の歯車機構部材40の第2の平歯車42と支持部材20の咬合部22とが咬合した状態で維持されている。これにより、押ボタン11を付勢部材30により上昇させた位置から第2の高さ位置に上昇させる。
この状態では、第1の歯車機構部材40に設けられたモータ46は、図示しない制御手段により制御されて回転駆動軸46aを正面視時計周り方向に回転させる。そして、モータ46の駆動に起因して第1の平歯車41が正面視時計周り方向に回転する。このとき、第1の平歯車41は、ラチェット機構43の刃を弾いて正面視時計周り方向に回転する。
また、第1の平歯車41が正面視時計周り方向に回転するとともに、ケース体44の引っ掛け部により引張されていたバネ45の弾性力が開放され、このバネ45の弾性力によりケース体44も正面視時計周り方向に回転する。
ケース体44を正面視時計周り方向に回転させることで、第2の平歯車42と支持部材20の咬合部22とが咬合するように配置される。そして、第1の平歯車41を正面視時計周り方向に回転させることで、この第1の平歯車41の回転に連動して第2の平歯車42が正面視反時計周り方向に回転する。
このとき、第2の平歯車42が支持部材20の咬合部22から外れないように、ケース体44には、バネ45の弾性力が付勢されている。これにより、第2の平歯車42と支持部材20の咬合部22とが咬合した状態で維持されるとともに、第1の平歯車41の回転に連動して第2の平歯車42が正面視反時計周り方向に回転することで、押ボタン11は、付勢部材30により上昇させた位置から第2の高さ位置に上昇する。
一方、第2の歯車機構部材50に設けられたモータ56は、図示しない制御手段により制御されることで停止している。モータ56を停止させることで、第2の歯車機構部材50の第2の平歯車52と第3の平歯車57とが離れた状態を維持している。
なお、モータ56の駆動に起因して第1の平歯車51を、正面視時計周り方向に回転させることで、第2の平歯車52と第3の平歯車57とが離れた状態を維持させても良い。
本実施の形態において、基台60の第2の板部材62に載置された付勢部材13の上下方向の長さが、第2の板部材62の上面から上皿102の下面までの距離より短いため、付勢部材30により押ボタン11を上昇させた際、押ボタン11のフランジ部が上皿102にあたらないため、押ボタン11の破損を予防することができる。
また、付勢部材30により上昇させた位置から第1の歯車機構部材40により第2の高さ位置まで押ボタン11を上昇させることで、遊技者に強いインパクトを与えることができる。
図6E、図6F及び図6Gに例示されるように、第2の歯車機構部材50の第2の平歯車52と第3の平歯車57とが咬合した状態で維持され、第1の歯車機構部材40の第2の平歯車42と支持部材20の咬合部22とが離れた状態で維持されている。これにより、押ボタン11を第2の高さ位置から第1の高さ位置まで下降させる。
この状態では、第1の歯車機構部材40に設けられたモータ46は、図示しない制御手段により制御されて回転駆動軸46aを正面視反時計周り方向に回転させる。そして、モータ46の駆動に起因して、ケース体44が正面視反時計周り方向に回転する。このとき、第1の平歯車41は、第1の平歯車41の内周面に形成された歯すじと、ラチェット機構43の刃43aとが噛み合うことで回転しない。
そして、第1の平歯車41が回転せずに、ケース体44が正面視反時計周り方向に回転することで、第2の平歯車42と支持部材20の咬合部22とが離れる。また、ケース体44が正面視反時計周り方向に回転することで、ケース体44の引っ掛け部に掛け渡されたバネを引張る。
一方、第2の歯車機構部材50に設けられたモータ56は、図示しない制御手段により制御されて回転駆動軸56aを正面視反時計周り方向に回転させる。そして、モータ56の駆動に起因して第1の平歯車51が正面視反時計周り方向に回転する。このとき、第1の平歯車51は、ラチェット機構53の刃を弾いて正面視時計周り方向に回転する。
また、第1の平歯車51が正面視反時計周り方向に回転するとともに、ケース体54の引っ掛け部により引張されていたバネ55の弾性力が開放され、このバネ55の弾性力によりケース体54も正面視反時計周り方向に回転する。
ケース体54を正面視反時計周り方向に回転させることで、第2の平歯車52と第3の平歯車57とが咬合するように配置される。そして、第1の平歯車51を正面視反時計周り方向に回転させることで、この第1の平歯車51の回転に連動して第2の平歯車52が正面視時計周り方向に回転し、第2の平歯車52の回転に連動して第3の平歯車57が正面視反時計周り方向に回転する。
このとき、第2の平歯車52が第3の平歯車57から外れないように、ケース体54には、バネ55の弾性力が付勢されている。これにより、第2の平歯車52と第3の平歯車57とが咬合した状態で維持されるとともに、第1の平歯車51の回転に連動して第2の平歯車52及び第3の平歯車57が回転することで、押ボタン11は、第2の高さ位置から第1の高さ位置まで下降する。
このように、本実施の形態の遊技機用押ボタン装置10は、互いに異なる一方向に回転する第1の平歯車41及び第1の平歯車51を備えた第1の歯車機構部材40及び第2の歯車機構部材50を有し、第1の歯車機構部材40により付勢部材30で上昇させた押ボタン11の位置より更に上昇させるとともに、その後、第2の歯車機構部材50により下降させることで、操作可能な状態になった際、常に、押ボタン11を上皿102より突出させることができる。
したがって、本実施の形態の遊技機用押ボタン装置10によれば、押ボタン11が操作可能な状況になったことを、常に、遊技者に強いインパクトを与えて伝えることができる。また、本実施の形態の遊技機用押ボタン装置10は、上述したように、上皿102の凹部102aに設けられている。
このため、押ボタン11の近傍に遊技者が手を近づけない、或いは、押ボタン11の上面に遊技者が手を載せないように施すことで、押ボタン11の昇降動作を妨げないようにすることができる。
よって、本実施の形態の遊技機用押ボタン装置10の支持構造によれば、押ボタン11を遊技機100の本体に対して昇降させることで、遊技者にインパクトを与えることができるとともに、押ボタン11の近傍に遊技者が手を近づけない、或いは、押ボタン11の上面に遊技者が手を載せないように施すことで、押ボタン11の昇降動作を妨げないようにすることができる。
(実施の形態2)
本発明の他の実施の形態である遊技機200について、図7A、図7B、図8A及び図8Bを用いて説明する。図7Aは、本発明の他の実施の形態である遊技機200の構成について、遊技機用押ボタン装置10が第1の高さ位置に位置する状態を前方から模式的に示す表面斜視図であり、図7Bは、本発明の他の実施の形態である遊技機200の構成について、遊技機用押ボタン装置10が第1の高さ位置に位置する状態を側方から模式的に示す側面図である。
また、図8Aは、本発明の他の実施の形態である遊技機200の構成について、遊技機用押ボタン装置10が第2の高さ位置に位置する状態を前方から模式的に示す表面斜視図であり、図8Bは、本発明の他の実施の形態である遊技機200の構成について、遊技機用押ボタン装置10が第2の高さ位置に位置する状態を側方から模式的に示す側面図である。
本実施の形態の遊技機200は、上述の実施の形態1に対して、上皿202の凹部202aの内周面の形状と、押ボタン11の外周面の形状とが、互いに同形状をなして形成された点が異なり、他の構成は、同様である。したがって、実施の形態1と同一又は相当する部分については、同様の符号を付してその説明を省略する。
図7A、図7B、図8A及び図8Bに例示されるように、本実施の形態の遊技機200において、上皿202に形成された凹部202aの内周面は、円筒形状をなして形成されている。そして、押ボタン11の外周面の形状も円筒形状をなして形成されている。
すなわち、上皿202の凹部202aの内周面の形状と、押ボタン11の外周面の形状とは、互いに同形状をなして形成されている。なお、本実施の形態の凹部202aの内周面と、押ボタン11の外周面の形状とは、上述したように、互いに円筒形状をなして形成されているが、この形状に限定されず、例えば、角柱形状をなして形成されても良い。
そして、押ボタン11は、凹部202aの内周に嵌合して設けられている。このように、上皿202の凹部202aの形状と、押ボタン11の外周面の形状とが互いに同形状をなして形成され、凹部202aの内周に押ボタン11が嵌合して設けられているため、例えば、押ボタン11が第2の高さ位置に位置する際、押ボタン11と凹部202aとの間に物が入り込まないように施されている。
このとき、押ボタン11と凹部202aとの間に物が入り込んでしまうと、物が引っ掛かってしまい、押ボタン11の昇降動作がスムーズに行われない。したがって、押ボタン11と凹部202aとの間に物が入り込まないように施されているため、押ボタン11の昇降動作を妨げないようにすることできる。
よって、本実施の形態によれば、押ボタン11を遊技機200の本体に対して昇降させることで、遊技者にインパクトを与えることができるとともに、押ボタン11と凹部202aとの間に物が入り込まないように施すことで、より、押ボタン11の昇降動作を妨げないようにすることができる。
10 遊技機用押ボタン装置
11 押ボタン
12 本体部
13 球面部
14 フランジ部
20 支持部材
21 円柱部
22 咬合部
23 棒状部
24 凹部
25 バネ
26 軸支部材
30 付勢部材
40 第1の歯車機構部材
41 第1の平歯車
42 第2の平歯車
43 ラチェット機構
44 ケース体
45 バネ
46 モータ
50 第2の歯車機構部材
51 第1の平歯車
52 第2の平歯車
53 ラチェット機構
54 ケース体
55 バネ
56 モータ
57 第3の平歯車
60 基台
61 第1の板部材
62 第2の板部材
63 孔
64 突出片
65 突出片
66 突出ピン
67 突出ピン
68 溝
100 遊技機
101 操作ハンドル
102 上皿
102a 凹部
110 支持体
111 上板
112 下板
113 側板
114 側板
120 透過部材
200 遊技機
202 上皿
202a 凹部

Claims (2)

  1. 遊技機の前面側に設けられ、押ボタンを初期位置である第1の高さ位置と、前記第1の高さ位置から上昇させた第2の高さ位置と、の間で昇降動作を可能にする遊技機用押ボタン装置を前記遊技機の上皿で支持する遊技機用押ボタンの支持構造であって、
    前記上皿は、該上皿の外郭線に対して凹んだ凹部を有し、前記遊技機用押ボタン装置は、前記凹部内に設けられるとともに、該凹部内で昇降可能に設けられたこと、
    を特徴とする遊技機用押ボタン装置の支持構造。
  2. 前記凹部の内周面の形状と前記押ボタンの外周面の形状とは、互いに同形状をなして形成されていること、
    を特徴とする請求項1記載の遊技機用押ボタン装置の支持構造。
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