JP2013014432A - シート処理装置およびシート折り方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】従来の折り増しユニットを有するシート処理装置よりも、さらに適切に折り増し処理するシート処理装置およびシート折り方法を提供する。
【解決手段】
実施形態のシート処理装置は、固定ローラと、固定ローラに対して接離可能に配置され、固定ローラとともに複数枚のシートからなるシート束を狭圧し、シート束に折り目を形成する可動ローラと、固定ローラおよび可動ローラの少なくともいずれかを加熱する加熱部材と、を備える。
【選択図】 図3

Description

本発明の実施の形態は、印刷されたシートの折り処理を行うシート処理装置、およびシート折り方法に関する。
複写機、プリンタ、複合機(MFP(Multi−Functional Peripheral))等の画像形成装置のシート搬送方向の下流側に設置され、印刷されたシートに対して穴あけ処理や綴じ処理等の後処理を行うシート処理装置がある。シート後処理装置は、穴あけ処理や綴じ処理の機能に加えて、シートの一部を折り曲げる折り処理の機能や、シートの中央部をステイプルで綴じた後に中央部でシートを折り曲げる中綴じ/中折り処理の機能を有する。中綴じ/中折り処理の機能は、印刷した複数のシートから冊子を製作する(製本する)ことができる。
中綴じ/中折り処理では、シート後処理装置は、シートの中央部をステイプル等で綴じた後、綴じ部を折りローラ対と呼ばれる一対のローラでシートへ折り目をつけて折り曲げる。例えば、シート後処理装置は、折りブレードと呼ばれる板状の部材をシート束の綴じ部に当て、上記の折りローラ対のニップ部に押し込んでシート束を折る。
また、折り増しローラを有する折り増しユニットを有し、折りローラで形成された折り目を折り増しローラで強化する技術がある。折り増しローラは、例えば、シート束の折り目に沿って移動可能な1対のローラがある。折り増しユニットは、折り増しローラのニップ部でシート束の折り目を挟み込み、ニップ部に圧力を加えながら折り増しローラを折り目に沿って移動させることによってシート束の折り目を強化する。折り増しユニットの折り増しローラは、通常、シート束の端部からやや離隔したホームポジションに待機する。折り増し処理の際に、折り増しローラは、ホームポジションから移動し、シート束の折り目に沿って往復移動し、折り増し処理が終了すると再びホームポジションに戻る。
しかしながら、上記の従来の装置は、画像形成装置から搬送されるシートの温度が十分に高い場合には、適切な折り目を形成できても、画像形成装置から搬送されるシートの温度が低い場合には、折り目が不十分となる虞があった。
特開2010−18440公報
本発明が解決しようとする課題は、従来の折り増しユニットを有するシート処理装置よりも、さらに適切に折り増し処理するシート処理装置およびシート折り方法を提供することである。
上記目的を達成するために、実施形態のシート処理装置は、固定ローラと、固定ローラに対して接離可能に配置され、固定ローラとともに複数枚のシートからなるシート束を狭圧し、シート束に折り目を形成する可動ローラと、固定ローラおよび可動ローラの少なくともいずれかを加熱する加熱部材と、を備える。
第1の実施の形態の画像形成装置およびシート処理装置のハードウェア構成を説明するブロック図。 第1の実施の形態のシート処理装置の構成を説明するための概略図。 第1の実施の形態の折りユニットを説明するための概略斜視図。 第1の実施の形態のシート処理装置の折り処理を説明するフローチャート。 第2の実施の形態の折り増しユニットを説明するための概略斜視図。 第2の実施の形態のシート処理装置の折り増し処理を説明するフローチャート。 第3の実施の形態の冷却部を説明するための概略図。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。
(第1の実施の形態)
図1は、画像形成装置およびシート処理装置のハードウェア構成を説明するブロック図である。画像形成装置100は、制御部102と、記憶装置108と、通信インターフェース(通信I/F)110と、操作パネル112と、原稿を読み取るスキャナ部114と、画像を形成するプリンタ部(画像形成部)116を備える。画像形成装置100の各コンポーネントは、バス118を介して接続される。
制御部102は、CPU(Central Processing Unit)あるいはMPU(Micro Processing Unit)からなるプロセッサ104と、メモリ106を有する。メモリ106は、例えば、半導体メモリであり、制御プログラム等を格納するROM(Read Only Memory)と、プロセッサ104に一時的な作業領域を提供するRAM(Random Access Memory)を有する。制御部102は、ROMあるいは、記憶装置108に格納された各種プログラム等に基づいて、操作パネル112、スキャナ部114、プリンタ部116を制御する。制御部102は、画像データを補正、あるいは伸張する機能を有する。また、制御部102は、シート処理装置200の制御部202と通信する。
記憶装置108は、アプリケーションプログラムおよびOSを記憶する。アプリケーションプログラムは、コピー機能、プリント機能、スキャナ機能、ファクシミリ機能、ネットワークファイル機能といった複合機が有する機能を実行するプログラムを含む。アプリケーションプログラムは、更には、Webクライアント用のアプリケーション(Webブラウザ)やその他のアプリケーションを有する。
記憶装置108は、スキャナ部114で読取った原稿の画像データあるいは通信I/F110を介して取得した画像データ等を一時的に記憶する。更に、記憶装置108は、ソフトウェア更新、保護された電子ドキュメント、テキストデータ、アカウント情報、ポリシー情報等を適切に保存する。記憶装置108としては、例えば、ハードディスクドライブ等の磁気記憶装置、光学式記憶装置、半導体記憶装置(フラッシュ・メモリ等)またはこれら記憶装置の任意の組合せでもよい。
通信I/F110は、外部の機器と接続するインターフェースである。通信I/F110は、例えば、Bluetooth(登録商標)、赤外線接続、光接続といったIEEE802.15、IEEE802.11、IEEE802.3、IEEE1284等の適切な無線または有線を介して外部機器と接続する。通信I/F110は、更に、USB規格の接続端子が接続されるUSB接続部やパラレルインタフェース等を含んでも良い。制御部102は、通信I/F110を介してユーザ端末やUSBデバイス、その他外部機器と通信する。
操作パネル112は、タッチパネル式の表示部と各種の操作キーとを有する。操作キーは、例えば、テンキー、リセットキー、ストップキー、スタートキー等を有する。表示部は、例えば、シートサイズ、コピー枚数、印刷濃度設定、あるいは仕上げ(綴じ、折り)等の印刷条件に関する指示項目を表示する。表示された項目の指示が、表示部から入力される。
スキャナ部114は、原稿を画像として読み取る内蔵された走査読取ユニットと、原稿載置台、読取位置へ原稿を搬送する自動原稿送り装置とを有する。スキャナ部114の走査読取ユニットは、原稿載置台あるいは自動原稿送り装置にセットされた原稿を読取る。
プリンタ部116は、公知の、例えば感光体ドラムを含む画像形成ユニットならびに例えばトナーによる現像ユニット等を備える。プリンタ部116は、これらユニットによりスキャナ部114で読取った原稿の画像データに対応する画像や、ユーザ端末から送られてきた画像データに対応する画像をシート上へ形成する。
シート処理装置200は、制御部202と、フィニッシャ部220と、サドルユニット部240を備える。制御部202(コントローラ)は、CPU(Central Processing Unit)あるいはMPU(Micro Processing Unit)からなるプロセッサ204、メモリ206を有する。メモリ206は、例えば、半導体メモリであり、制御プログラム等を格納するROM(Read Only Memory)と、プロセッサ204に一時的な作業領域を提供するRAM(Random Access Memory)を有する。制御部202は、画像形成装置100の制御部102と通信する。制御部202は、制御部102から受信した情報や、ROM等に格納された各種プログラム等に基づいて、フィニッシャ部220、サドルユニット部240を制御する。サドルユニット部240は、ステイプラ252、折りユニット258、折り増しユニット300を有する。また、本実施の形態の折りユニット258および折り増しユニット300は、後述する第1加熱部材294、第2加熱部材336を有する。
図2は、シート処理装置の構成を説明するための概略図である。シート処理装置200は、画像形成装置100から排出されるシートを、操作パネル112からの入力指示やユーザ端末からの指示に従って処理する。シート処理装置200は、入口ローラ210、分岐部材212、フィニッシャ部220およびサドルユニット部240を有する。入口ローラ210は画像形成装置100から搬出されるシートをシート処理装置200へ搬入する。分岐部材212は、入口ローラ210が搬入したシートの搬送先を、図1に示す前記画像形成装置100の操作パネル112の表示部を介して入力された処理内容に従って、フィニッシャ部220あるいはサドルユニット部240へ切り替える。フィニッシャ部220は、例えば、シート束をソートしたりシート束の端部を綴じたりする。
サドルユニット部240は、シート束を綴じたり折ったりする。サドルユニット部240は、複数の搬送ローラ242、搬出ローラ244、搬出ローラセンサ245、積載部246、ステイプラ252、折りユニット258、折り増しユニット300、排出ローラ264およびシート束積載トレイ266を備える。搬送ローラ242は、シートを積載部246へ向けて搬送する。搬出ローラ244は、積載部246へシートを搬出する。搬出ローラセンサ245は、搬送されるシートを検知する。
積載部246は、スタックトレイ248と、スタッカ250と、センサ251とを有する。積載部246は、シートを一時的に立位で積載する。スタックトレイ248はシートの面を支持する。スタッカ250は、シートの下端を受け止める。スタッカ250は、立位で積載されるシートの下端を支持するとともに、搬送方向のシートの端部の位置を整合(縦整合)する。積載部246に積載されたシートは、シートの搬送方向に交差する幅方向にも整合される。シートの幅方向の整合(横整合)については省略する。センサ251は、スタッカ250へシートが搬送されたことを検知する。
スタッカ250は、スタックトレイ248に沿って上下に移動する。スタッカ250は、ステイプラ252が綴じるシートの位置や、折りユニット258が折るシートの位置を調整する。本実施の形態では、一例として、シートを綴じる位置、および折る位置をシートの搬送方向の中央部分として説明する。
ステイプラ252は、シートの幅方向に複数(例えば、2つ)並んで配置される。ステイプラ252は、ステイプラヘッド254とアンビル256を有する。ステイプラヘッド254とアンビル256とがシート束を綴じる。
ステイプラ252がシート束を綴じると、スタッカ250は、シートの綴じられた位置が、折りユニット258が折る位置に来るように移動する。スタッカ250が停止すると、折りユニット258が折りを開始する。
折りユニット258は、折りプレート260と折りローラ対262を有する。折りプレート260は、シートの搬送の妨げとならない位置で待機する。折り目がつけられるべき位置が折りプレート260の前まで来ると、折りプレート260は、折りローラ対262に向かって移動する。折りプレート260の先端が、シート束を突いて、回転する折りローラ対262のニップ部へ向けて押す。折りローラ対262は、折りプレート260に押されたシートを挟圧搬送して折る。折りユニット258によって折り目が形成されたシート束は、さらにその下流側に設けられている折り増しユニット300に搬送される。
折り増しユニット300は、シート束の搬送方向に交差する幅方向(折り目の線に沿った方向)に折り目を加圧しながら移動し、折りユニット258が形成した折り目を強化する(折り増し処理)。折り増しユニット300については後述する。折り増しユニット300で折り目が強化されたシート束は、排出ローラ264によってシート束積載トレイ266へ排出される。
図3は、折りユニット258の全体構造を説明するための概略斜視図である。折りユニット258は、シート束を2つに折る折りローラ対262と、シート束を折りローラ対262のニップ部へ押し込む折りプレート260と、折りプレート260を折りローラ対262に向かって移動可能に保持するガイド部材280を備える。
折りローラ対262は、固定ローラ262aと可動ローラ262bを有する。固定ローラ262aは、不図示の装置フレームに軸を介して回転可能に固定配置される。可動ローラ262bは、不図示の装置フレームに、固定ローラ262aに対して接離可能に支持される。可動ローラ262bは、固定ローラ262aに対して付勢される。可動ローラ262bは、固定ローラ262aに圧接してニップ部を形成する。固定ローラ262aおよび可動ローラ262bは、不図示の駆動モータによって回転する。
折りプレート260は、突起部274およびシャフト276を有する。折りプレート260は、突起部274およびシャフト276を介してガイド部材280に摺動可能に保持される。ガイド部材280は、突起部274およびシャフト276を摺動可能に支持し、折りプレート260を折りローラ対262のニップ部へ案内するための案内溝280aを有する。また、シャフト276の両端には、折りプレート260をスライドさせる駆動部282が接続される。
駆動部282は、カム軸284と、カム軸284を中心に回転する溝カム286と、リンク部材288を有する。溝カム286は、溝部286aを有する。溝カム286の溝部286a内には、接触子であるローラフォロア等のコロ287が回転自在に案内されており、このコロ287はリンク部材288に取り付けられる。リンク部材288の一端にはリンク回動軸290が設けられ、このリンク回動軸290は装置フレームに取り付けられる。また、溝カム286は、カム軸284の一端に接続される不図示の駆動モータによって回転する。溝カム286が回転することによって溝部286aに沿ってコロ287が案内されると、リンク部材288は、溝部286aの偏心に応じてリンク回動軸290を中心に振り子のような往復動作を繰り返す。リンク部材288の往復動作により、折りプレート260は、ガイド部材280の案内溝280aに沿ってスライドする。折りローラ対262は、プレート260によって折りローラ対262のニップ部へ押し込まれたシート束を折る。
ここで、シート束の折り目が折りローラ対262のニップ部によって加圧される時間は少なく、また折り部の全体が折りローラのニップ部で同時に加圧されるため圧力が折り目全体に分散する。このため、折りローラによって形成された折り目は十分に圧力がかけられず、特にシートの枚数が多い場合や、シート束の中に厚手のシートが含まれているような場合には不完全な折り目となる場合がある。特に、折られたシート束の表面側になるシートの折り目ほど、十分な折り目が形成されづらい。
そこで、本実施の形態の折りユニット258は、第1加熱部材294を備える。第1加熱部材294は、可動ローラ262bを加熱する。第1加熱部材294は、例えば、ハロゲンランプやローラを励磁して加熱する励磁コイル等で良い。本実施の形態では、第1加熱部材294は、ハロゲンランプを用い、可動ローラ262bを内側から加熱する。
また、可動ローラ262bの近傍には、可動ローラ262bのローラ温度を測定する温度センサ296が配置される。制御部202は、温度センサ296の出力に基づいて、第1加熱部材294を駆動し、可動ローラ262bの温度を制御する。
制御部202は、第1加熱部材294の制御温度を、折り処理するシートの枚数や、シート坪量あるいは厚さ等の情報に基づいて制御する。図4は、制御部202の折り処理制御を説明するためのフローチャートである。
制御部202は、画像形成装置100の制御部102からシート処理に関するシート情報を取得する(ACT401)。シート情報は、例えば、折り処理するシートの枚数や、シート坪量あるいは厚さ等の情報を含む。制御部202は、折り処理するシートの枚数が所定の枚数より多いか否かを判断する(ACT402)。折り処理するシートの枚数が所定の枚数より多い場合には(ACT402のYes)、制御部202は、折り処理するシートの枚数が所定の枚数より少ない場合の制御温度よりも高温である第1の温度に設定して、第1加熱部材294を駆動する(ACT404)。一方、折り処理するシートの枚数が所定の枚数より少ない場合には(ACT402のNo)、制御部202は、シートの種類あるいは、坪量から、処理するシートが厚紙か否かを判断する(ACT406)。折り処理するシートが厚紙である場合には(ACT406のYes)、制御部202は、第1加熱部材294の制御温度を第1の温度に設定して、第1加熱部材294を駆動する(ACT404)。折り処理するシートが厚紙でない場合には(ACT406のNo)、制御部202は、第1加熱部材294の制御温度を第1の温度より低い第2の温度に設定して、第1加熱部材294を駆動する(ACT408)。
なお、上述の制御では、第1加熱部材294は、折り処理する場合には常に駆動する例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、制御部202は、通常の折り処理では第1加熱部材294を駆動せず、折り処理するシートの枚数が所定の枚数より多い場合や、あるいは、折り処理するシートが厚紙である場合に、第1加熱部材294を駆動するとしても良い。
また、折り処理するシートが1枚以上厚紙を含む場合に第1加熱部材294を駆動するとしても良い。例えば、ユーザが画像形成装置100の操作パネル112を介して、折り処理するシート束に表紙を挿入する表紙モード、および挿入する表紙のシートの種類を選択した場合には、制御部202は、ユーザが選択した情報に基づいて、挿入される表紙が厚紙か否かを判断し、第1加熱部材294を制御すればよい。
なお、本実施の形態では、可動ローラ262bを加熱する例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、固定ローラ262aを加熱する構成であっても、固定ローラ262aおよび可動ローラ262bを加熱する構成であっても良い。
上記実施の形態によれば、折りローラ対262の固定ローラ262aあるいは可動ローラ262bの少なくとも一方を加熱することにより、シート束に熱を加えながら折り処理する。これにより、より適切にシート束の折り目を形成することが可能となる。
(第2の実施の形態)
次に、第2の実施の形態のシート処理装置200を説明する。以下、第1の実施の形態と同様の構成については同じ記号を付し、説明を省略する。
図5は、折り増しユニット300を説明するための概略図である。図5(a)は、折り増しローラユニット302が移動し、シート束の折り目を強化する状態を示す。図5(b)は、図5(a)の矢印A方向から見た折り増しユニット300の概略図である。なお、図5(b)では、折りローラ対262を省略する。
図5(a)に示すように、折り増しユニット300は、折り増しローラユニット302と、支持機構310と、駆動機構320と、検知部材330を有する。支持機構310は、折り増しユニット300全体の構造部材の一部であり、折り増しローラユニット302を折り目方向(シート束の搬送方向に交差する幅方向)にスライド可能に支持する。折り増しローラユニット302は、上流にある折りローラ対262によって折られたシート束の折り目に沿って移動し、シート束の折り目を加圧してシート束Pの折り目を強化する。
折り増しローラユニット302は、折り増しローラ304と、支持部材306と、を有する。支持部材306は、折り増しローラ304を支持する。折り増しローラユニット302は、折りローラ対262で折られたシート束Pの折り目を押圧しながら、折り目に沿って移動する。
支持機構310は、フレーム312と支持シャフト314を有する。フレーム312は、支持シャフト314と、折り増しローラユニット302を駆動するためのプーリ316を支持する。支持シャフト314は、折り増しローラユニット302を摺動自在に支持する。支持シャフト314は、折り増しローラユニット302の貫通孔に挿入される。
図5(b)に示すように、駆動機構320は、駆動側のプーリ322と、従動側のプーリ316と、プーリ322、316との間に掛け渡されたユニット駆動ベルト324と、このユニット駆動ベルト324を駆動する駆動モータ326と、を有する。駆動モータ326は、例えば、直流モータ(DCモータ)であり、回転方向や回転速度を制御部202が制御する。駆動モータ326による駆動力は、駆動側プーリ322に伝達される。駆動側プーリ322は、従動側プーリ316とともにユニット駆動ベルト324を懸架する。
ユニット駆動ベルト324は、駆動モータ326による駆動力により、駆動側プーリ322と従動側プーリ316の間を移動する。ユニット駆動ベルト324は、表面にラックを有する。ユニット駆動ベルト324のラックは、折り増しローラユニット302の支持部材と嵌合する。ユニット駆動ベルト324は、折り増しローラユニット302を折り目方向に移動させる。駆動モータ326の回転方向が逆転する場合、ユニット駆動ベルト324の移動方向が逆向きとなる。これにより、折り増しローラユニット302はシート束の折り目に沿って往復移動する。
図1に示すシート処理装置200の制御部202は、駆動モータ326の回転を制御することにより、ユニット駆動ベルト324の移動量や移動速度、即ち折り増しローラユニット302の移動量や移動速度を制御する。駆動モータ326の回転量や回転速度は、駆動モータ326に近接して配設されるエンコーダセンサから出力されるパルス信号列によって検出される。制御部202は、検出された回転量や回転速度に基づいて駆動モータ326の回転を制御する。なお、駆動モータ326は、パルスモータであってもよい。この場合、制御部は、駆動モータ326から直接出力されるパルスをカウントすることにより、回転速度を検出する。
図5(b)に示す検知部材330は、折り増しローラユニット302がホームポジションにあるか否かを検知する。検知部材330は、例えば、マイクロセンサやマイクロアクチュエータであって良い。本実施の形態では、折り増しローラユニット302のホームポジションは、処理可能最大サイズのシート束でも干渉しない位置に設定される。
折り増しローラユニット302は、シート束の折り目に圧力をかけ、折り目に沿って移動し、ホームポジションとは反対側のシート束端部で一旦停止する。その後、引き続き折り目を強化しながら復路を移動し、ホームポジションに戻る。なお、折り増しローラユニット302が一旦停止して折り返す、ホームポジションと反対側の端部の位置(折り返し位置)は、シートサイズの情報に基づいて決定されても、全てのシートサイズで一定であっても良い。本実施の形態では、シートサイズの情報に基づいて決定される。
次に、シート束を上記折り増し位置へ搬送する制御について説明する。折り増しユニット300は、折りローラ対262で折られたシート束を支持するシート載置台332と、シート束検知センサ334を有する。本実施の形態では、シート束検知センサ334はシート載置台332に配置される。シート束検知センサ334は、例えば、マイクロセンサやマイクロアクチュエータであって良い。シート束の搬送方向の駆動は、折りローラ対262を回転させる折りローラモータ(不図示)が行う。制御部202は、折りローラモータの回転速度や回転量を制御することによってシート束の搬送を制御する。すなわち、制御部202は、シート束検知センサ334が出力する、シート束の折り目を検知したことを示す信号に基づき、折りローラモータの回転を制御して折り増し位置でシート束を停止する。例えば、制御部202は、シート束検知センサ334からシート束検知を示す信号を受け取ると、所定パルス数、折りローラモータを駆動した後、折りローラモータを停止することで、シート束を折り増し位置で停止する。
次に、折り増し処理の際の折り増しローラユニット302の駆動について説明する。ホームポジションにある折り増しローラユニット302の駆動の開始のタイミングはシート処理装置200の制御部202が制御する。シート束が折り増しユニット300に搬送されると、制御部202は、シート束検知センサ334からの信号に基づき、折られたシート束の先端部が折り増し位置に搬送されたか否かを判断する。シート束の先端部、即ち折り目が折り増し位置まで搬送されると、制御部202は、シート束の搬送を停止する。続いて、制御部202は、折り増しローラユニット302のホームポジションからの移動(往路)を開始する。折り増しローラユニット302がホームポジションから移動すると、検知部材330は、オンからオフに変化する。
制御部202は、折り増しローラユニット302を、検知部材330がオフとなった位置から所定量だけ折り目方向へ移動させ、ホームポジションと反対側のシート束端部の位置(折り返し位置)で折り増しローラユニット302を停止する。制御部202は、駆動モータ326のエンコーダのパルス数等に基づいて折り増しローラユニット302の移動量を求める。折り増しローラユニット302が折り返し位置で停止すると、制御部202は停止時間をカウントする。停止時間が所定時間経過すると、制御部202は、折り増しローラユニット302を反対方向(復路)へ移動させる。制御部202は、検知部材330からの信号に基づき、折り増しローラユニット302をホームポジションで停止させる。上記の動作が、折り増し処理(1回目)の流れである。1つのシート束に対して折り増しローラユニット302を複数回往復させて折り増し処理を行う場合は、上記折り増しローラユニット302の動作制御を繰り返す。
また、図5(a)に示すように、本実施の形態の折り増しユニット300は、シート載置台332に設けられた第2加熱部(折り増し加熱部材)336を有する。第2加熱部材336は、シート載置台332の折り増し位置(シート束の折り目が折り増しローラ304にニップされる位置)に配置される。第2加熱部材336は、シート載置台332を加熱する。すなわち、第2加熱部材336は、折り増し処理を行う際に、折りローラ対262で折られたシート束の折り目を加熱する。第2加熱部材336は、例えば、セラミックヒータやフィルムヒータ等で良い。なお、第2加熱部材336は、直接、シート束と接触するように配置しても良い。本実施の形態では、第2加熱部材336は、シート載置台332を介してシート束の折り目を加熱する。
また、折り増しユニット300は、折り増し位置におけるシート載置台332の温度を測定する温度センサ338が配置される。制御部202は、温度センサ338の出力に基づいて、第2加熱部材336を駆動し、シート載置台332の温度を制御する。
制御部202は、第2加熱部材336の制御温度を、折り処理するシートの枚数や、シート坪量あるいは厚さ等の情報に基づいて制御する。図6は、制御部202の折り処理制御を説明するためのフローチャートである。
制御部202は、画像形成装置100の制御部102からシート処理に関するシート情報を取得する(ACT601)。シート情報は、例えば、折り処理するシートの枚数や、シート坪量あるいは厚さ等の情報を含む。制御部202は、折り処理するシートの枚数が所定の枚数より多いか否かを判断する(ACT602)。折り処理するシートの枚数が所定の枚数より多い場合には(ACT602のYes)、制御部202は、折り処理するシートの枚数が所定の枚数より少ない場合の制御温度よりも高温である第1の温度に設定して、第2加熱部材336を駆動する(ACT604)。一方、折り処理するシートの枚数が所定の枚数より少ない場合には(ACT602のNo)、制御部202は、シートの種類あるいは、坪量から、処理するシートが厚紙か否かを判断する(ACT606)。折り処理するシートが厚紙である場合には(ACT406のYes)、制御部202は、第2加熱部326の制御温度を第1の温度に設定して、第2加熱部326を駆動する(ACT404)。折り処理するシートが厚紙でない場合には(ACT606のNo)、制御部202は、第2加熱部326の制御温度を第1の温度より低い第2の温度に設定して、第2加熱部326を駆動する(ACT608)。
なお、上述の制御では、第2加熱部326は、折り処理する場合には常に駆動する例を示したが、これに限定されるものではない。例えば、制御部202は、通常の折り処理では第2加熱部326を駆動せず、折り処理するシートの枚数が所定の枚数より多い場合や、あるいは、折り処理するシートが厚紙である場合に、第2加熱部326を駆動するとしても良い。
また、折り処理するシートが1枚以上厚紙を含む場合に第2加熱部326を駆動するとしても良い。例えば、ユーザが画像形成装置100の操作パネル112を介して、折り処理するシート束に表紙を挿入する表紙モード、および挿入する表紙のシートの種類を選択した場合には、制御部202は、ユーザが選択した情報に基づいて、挿入される表紙が厚紙か否かを判断し、第2加熱部326を制御すればよい。
上記実施の形態によれば、折り増し処理時にシート束の折り目を加熱することにより、より適切にシート束の折り目を強化することが可能となる。
なお、上記のシート処理装置200の制御部202は、第1加熱部材294および第2加熱部材336を同時に駆動しても、いずれか一方のみを駆動しても良い。
(第3の実施の形態)
第3の実施の形態では、上述した第1あるいは第2の実施の形態で加熱されたシート束を冷却する冷却部をさらに有する。図7は、冷却部700を説明するための概略図である。冷却部700は、折り増しユニット300のシート搬送方向下流に配置される。
冷却部700は、第1放熱ローラ702と、第2放熱ローラ704と、冷却ファン706と、第1温度センサ708と、第2温度センサ710と、第3温度センサ712とを有する。第1温度センサ708は、折りローラ対262および折り増しユニット300で折り処理され、加熱されたシート束の表面温度を検知する。第1放熱ローラ702は、折りローラ対262および折り増しユニット300で折り処理され、加熱されたシート束をニップし、シート束の熱を奪いながらシート束をさらに搬送する。第2温度センサ710は、第1放熱ローラ702の表面温度を検知する。冷却ファン706は、第1放熱ローラ702を冷却することにより、第1放熱ローラ702によるシート束の冷却効果を高める。制御部202は、第1温度センサ708によるシート束の温度、あるいは第2温度センサ710による第1放熱ローラ702の表面温度に基づいて回転数を制御し、第1放熱ローラ702を冷却する。
第3温度センサ712は、第1放熱ローラ702で冷却されたシート束の表面温度を検知する。第2放熱ローラ704は、一方のローラが他方のローラに対して接離可能に配置される。制御部202は、第3温度センサ712によるシート束の温度に基づいて、第2放熱ローラ704によってシートを冷却するか否かを判断する。制御部202は、第3温度センサ712が検知したシート束の温度が所定の温度以下の場合には、第2放熱ローラ704の一方のローラを他方のローラに対して離間した状態とする。一方で、第3温度センサ712が検知したシート束の温度が所定の温度以上の場合には、制御部202は、第2放熱ローラ704でシート束をニップし、シート束の熱を奪いながらシート束を排出ローラ264へ搬送させる。
本実施の形態によれば、シート処理装置200は、折りローラ対262および折り増しユニット300で折り処理され、加熱されたシート束を十分に冷却した後、排出することが可能となる。
なお、制御部202は、冷却部700を経由させてもシート束を十分に冷却できなかった場合には、シート束の排出を一時的に停止するようにしても良い。例えば、第2放熱ローラ704のシート搬送方向下流にシート束の表面温度を検知するセンサを設け、このセンサによって検出された温度に基づいて、シート束をそのまま排出するか否かを判断しても良い。また、一時的にシート束の排出を停止し、シート束を装置内部に滞留させている間、シート束にユーザがアクセスできないように、排出ローラ264の近傍に、ユーザのアクセスを防ぐためのシャッター部材を設けても良い。
以上説明した少なくとも1つの実施の形態によれば、より適切な折り増し処理をすることができる。
なお、上記実施の形態の各動作を実行する主体は例えば、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアとの複合体、ソフトウェア、及び実行中のソフトウェアなどといった、コンピュータに係る主体である。動作を実行する主体は例えば、プロセッサ上で実行されるプロセス、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、スレッド、プログラムおよびコンピュータであるがこれらに限るものではない。また、プロセスやスレッドに、動作を実行する主体を複数演じさせてもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100 画像形成装置
112 操作パネル
116 画像形成部
200 シート処理装置
202 制御部
258 折りユニット
262 折りローラ対
262a 固定ローラ
262b 可動ローラ
294 第1加熱部材
300 折り増しユニット
302 折り増しローラユニット
304 折り増しローラ
336 第2加熱部材

Claims (7)

  1. 固定ローラと、
    前記固定ローラに対して接離可能に配置され、前記固定ローラとともに複数枚のシートからなるシート束を狭圧し、シート束に折り目を形成する可動ローラと、
    前記固定ローラおよび前記可動ローラの少なくともいずれかを加熱する加熱部材と、
    を備えたことを特徴とするシート処理装置。
  2. 折り目を形成するシート束のシート情報を取得する取得部と、
    前記取得部で取得したシート情報に基づいて、前記加熱部材の制御温度を制御する制御部と、
    を備えることを特徴とする請求項1に記載のシート処理装置。
  3. 前記シート情報は、折り処理するシートの枚数、シートの種類の少なくともいずれかを含むことを特徴とする請求項2に記載のシート処理装置。
  4. 前記制御部は、処理するシートの枚数が所定の枚数を超える場合、あるいは、処理するシートが厚紙を含む場合には、前記制御温度を第1の温度とし、処理するシートの枚数が所定の枚数を超えない場合、あるいは、処理するシートが厚紙を含まない場合には、前記制御温度を前記第1の温度より低い第2の温度とすることを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
  5. 前記制御部は、処理するシートの枚数が所定の枚数を超える場合、あるいは、処理するシートが厚紙を含む場合には、前記加熱部を駆動し、処理するシートの枚数が所定の枚数を超えない場合、あるいは、処理するシートが厚紙を含まない場合には、前記加熱部材を駆動しないことを特徴とする請求項3に記載のシート処理装置。
  6. 前記固定ローラおよび前記可動ローラによって前記折り目が形成され、折り増し位置まで搬送された前記シート束に対し、前記シート束の前記折り目を挟み込み、前記折り目の方向に沿って往復移動し、前記シート束の折り目を強化する折り増しローラと、
    前記折り増しローラが前記折り目を強化する場合に、前記折り増し位置に搬送されたシート束の前記折り目を加熱する折り増し加熱部材と、
    をさらに有する請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載のシート処理装置。
  7. シート束を折り曲げる折りローラを有するシート処理装置のシート折り方法であって、
    前記折りローラを加熱部材によって加熱し、
    前記加熱部材で加熱された前記折りローラで、前記シート束を折り曲げることを特徴とするシート折り方法。
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