JP2013002419A - V型エンジンの吸気制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】燃料レギュレータなどの補機の配置の自由度を向上することができるV型エンジンの吸気制御装置を提供する。
【解決手段】相互にV字形をなすように配置される第1バンク52F及び第2バンク52Rと、第1及び第2バンク52F,52Rにそれぞれ取り付けられ、第1及び第2バンク52F,52R間に配置される第1スロットルボディ群61及び第2スロットルボディ群62と、第1スロットルボディ群61のスロットルバルブ65Fを駆動する第1アクチュエータ82Aと、第2スロットルボディ群62のスロットルバルブ65Rを駆動する第2アクチュエータ82Bと、を備え、第1及び第2アクチュエータ82A,82Bが、第1及び第2スロットルボディ群61,62間に並列に配置される。
【選択図】図4

Description

本発明は、V型エンジンの吸気制御装置に関する。
従来のV型エンジンの吸気制御装置としては、前後バンクのスロットルバルブをそれぞれ駆動する2つのアクチュエータが、前後バンクのスロットルボディ間においてエンジンの幅方向に直列に配置されるものが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2009−197812号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載のV型エンジンの吸気制御装置では、前後バンクのスロットルボディ間の狭い空間に2つのアクチュエータが直列に配置されるため、燃料レギュレータなどの補機の配置に制約があった。
本発明は、前述した事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、燃料レギュレータなどの補機の配置の自由度を向上することができるV型エンジンの吸気制御装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、請求項1に係る発明は、相互にV字形をなすように配置される第1バンク及び第2バンクと、第1及び第2バンクにそれぞれ取り付けられ、第1及び第2バンク間に配置される第1スロットルボディ群及び第2スロットルボディ群と、第1スロットルボディ群のスロットルバルブを駆動する第1アクチュエータと、第2スロットルボディ群のスロットルバルブを駆動する第2アクチュエータと、を備えるV型エンジンの吸気制御装置において、第1及び第2アクチュエータが、第1及び第2スロットルボディ群間に並列に配置されることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、請求項1に記載の構成に加えて、第1及び第2アクチュエータは、共通のケースに収納されることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、請求項2に記載の構成に加えて、第1及び第2スロットルボディ群は、ケースにより一体に連結されることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、請求項3に記載の構成に加えて、第1スロットルボディ群のスロットルバルブと第1アクチュエータとを連結する第1連動機構と、第2スロットルボディ群のスロットルバルブと第2アクチュエータとを連結する第2連動機構と、を備え、第1及び第2連動機構は、ケースの一方側及び他方側にそれぞれ配置されることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、請求項4に記載の構成に加えて、V型エンジンは、第1及び第2バンクのそれぞれに2気筒有するV型4気筒エンジンであり、第1及び第2連動機構の一方は、スロットルバルブが取り付けられる弁軸の外端部に連結され、第1及び第2連動機構の他方は、スロットルバルブが取り付けられる弁軸の中央部に連結されることを特徴とする。
請求項6に係る発明は、請求項1〜4のいずれか1項に記載の構成に加えて、V型エンジンは、第1及び第2バンクのそれぞれに2気筒有するV型4気筒エンジンであり、第1及び第2スロットルボディ群間のV型エンジンの幅方向一方側に第1及び第2アクチュエータが配置され、第1及び第2スロットルボディ群間のV型エンジンの幅方向他方側に燃料レギュレータが配置されることを特徴とする。
請求項7に係る発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の構成に加えて、第1及び第2アクチュエータは、弁軸より下方に配置されることを特徴とする。
請求項8に係る発明は、請求項1〜6のいずれか1項に記載の構成に加えて、第1及び第2アクチュエータは、燃料噴射弁より下方に配置されることを特徴とする。
請求項1の発明によれば、第1及び第2アクチュエータが、第1及び第2スロットルボディ群間に並列に配置されるため、第1及び第2スロットルボディ群間に、燃料レギュレータなどの補機を配置するスペースを作ることができ、補機の配置の自由度を向上することができる。
請求項2の発明によれば、第1及び第2アクチュエータが、共通のケースに収納されるため、第1及び第2アクチュエータをより小さなスペースに配置することができる。
請求項3の発明によれば、第1及び第2スロットルボディ群が、ケースにより一体に連結されるため、第1及び第2スロットルボディ群間を連結する連結プレートが省略されて、部品点数及び組立工数を削減することができる。
請求項4の発明によれば、第1スロットルボディ群のスロットルバルブと第1アクチュエータとを連結する第1連動機構と、第2スロットルボディ群のスロットルバルブと第2アクチュエータとを連結する第2連動機構と、を備え、第1及び第2連動機構は、ケースの一方側及び他方側にそれぞれ配置されるため、第1及び第2連動機構同士の干渉を回避して、第1及び第2連動機構の配置を容易にすることができる。
請求項5の発明によれば、V型エンジンは、第1及び第2バンクのそれぞれに2気筒有するV型4気筒エンジンであり、第1及び第2連動機構の一方は、スロットルバルブが取り付けられる弁軸の外端部に連結され、第1及び第2連動機構の他方は、スロットルバルブが取り付けられる弁軸の中央部に連結されるため、第1及び第2連動機構同士の干渉を回避して、第1及び第2連動機構の配置を容易にすることができる。
請求項6の発明によれば、V型エンジンは、第1及び第2バンクのそれぞれに2気筒有するV型4気筒エンジンであり、第1及び第2スロットルボディ群間のV型エンジンの幅方向一方側に第1及び第2アクチュエータが配置され、第1及び第2スロットルボディ群間のV型エンジンの幅方向他方側に燃料レギュレータが配置されるため、燃料レギュレータを第1及び第2スロットルボディ群で囲まれたスペース内に配置することができる。これにより、燃料レギュレータがエンジンの外側に配置されないので、エンジンをコンパクトにすることができる。
請求項7の発明によれば、第1及び第2アクチュエータが、弁軸より下方に配置されるため、第1及び第2スロットルボディ群を互いに接近させることができ、吸気制御装置をコンパクトにすることができる。
請求項8の発明によれば、第1及び第2アクチュエータが、燃料噴射弁より下方に配置されるため、第1及び第2スロットルボディ群を互いに接近させることができ、吸気制御装置をコンパクトにすることができる。
本発明に係るV型エンジンの吸気制御装置の一実施形態が搭載された自動二輪車の左側面図である。 図1に示すエンジンの吸気制御装置の周辺の左側面図である。 図2に示す吸気制御装置の左側面図である。 図3に示す吸気制御装置の右側面図である。 図3に示す吸気制御装置の上面図である。 図3に示す吸気制御装置の下面図である。
以下、本発明に係るV型エンジンの吸気制御装置の一実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、図面は符号の向きに見るものとし、以下の説明において、前後、左右、上下は、運転者から見た方向に従い、図面に車両の前方をFr、後方をRr、左側をL、右側をR、上方をU、下方をD、として示す。
本実施形態の自動二輪車10は、図1に示すように、車体フレーム11を、前端に設けられるヘッドパイプ12と、ヘッドパイプ12から後方且つ下方に延びる左右一対のメインフレーム13と、左右一対のメインフレーム13の前部下面から下方に延びる左右一対のエンジンハンガー14と、左右一対のメインフレーム13の後端部に連結され下方に延びる左右一対のピボットプレート15と、左右一対のピボットプレート15の上部に連結され後方且つ上方に延びる左右一対のシートフレーム16と、から構成し、エンジンハンガー14及びピボットプレート15にエンジン50が取り付けられる。
また、自動二輪車10は、ヘッドパイプ12に操向自在に支持されるフロントフォーク21と、フロントフォーク21の下端部に回転可能に支持される前輪WFと、フロントフォーク21の上端部に取り付けられる操舵用のハンドル22と、ピボットプレート15に揺動可能に支持されるスイングアーム23と、スイングアーム23の後端部に回転可能に支持される後輪WRと、エンジン50の上方且つ左右一対のメインフレーム13間に配置される燃料タンク25と、左右一対のシートフレーム16上に取り付けられる運転者シート26と、を備える。
なお、図1中の符号31はフロントカウル、32はフロントサイドカウル、33はアンダーカウル、34はリヤカウル、35はヘッドライト、36はサイドミラー、37はフロントフェンダ、38は同乗者シート、39はテールライト、40はリヤウィンカ、41はリヤフェンダ、42はメインステップ、43はピリオンステップ、45はエアクリーナ、46は排気管、47はマフラーである。
エンジン50は、V型4気筒エンジンであり、図2に示すように、クランクケース51と、クランクケース51の上部に前後にV字状をなすように配置される前側シリンダ(第1バンク)52F及び後側シリンダ(第2バンク)52Rと、クランクケース51の左側面に取り付けられる発電機カバー53と、クランクケース51の右側面に取り付けられる不図示のクラッチカバーと、を備える。
前側シリンダ52Fは、クランクケース51の前方上部に一体形成されるシリンダブロック55Fと、シリンダブロック55Fの上端部に取り付けられるシリンダヘッド56Fと、シリンダヘッド56Fの上端部に取り付けられるシリンダヘッドカバー57Fと、を備える。後側シリンダ52Rは、クランクケース51の後方上部に一体形成されるシリンダブロック55Rと、シリンダブロック55Rの上端部に取り付けられるシリンダヘッド56Rと、シリンダヘッド56Rの上端部に取り付けられるシリンダヘッドカバー57Rと、を備える。
そして、図2に示すように、シリンダヘッド56Fの後面には、前側2気筒の吸気ポート58F,58Fが形成されると共に、シリンダヘッド56Rの前面には、後側2気筒の吸気ポート58R,58Rが形成されており、これら吸気ポート58F,58F,58R,58Rには、吸気制御装置60が接続されている。
吸気制御装置60は、図3〜図6に示すように、シリンダヘッド56Fの吸気ポート58F,58Fに接続される2気筒分の前側スロットルボディ群61と、シリンダヘッド56Rの吸気ポート58R,58Rに接続される2気筒分の後側スロットルボディ群62と、を備える。また、前側及び後側スロットルボディ群61,62は、前側及び後側シリンダ52F,52R間に配置されている。
前側スロットルボディ群61は、左前側の気筒に接続される左側スロットルボディ61Aと、右前側の気筒に接続される右側スロットルボディ61Bと、を備え、左側スロットルボディ61Aと右側スロットルボディ61Bは一体に形成されている。また、左側及び右側スロットルボディ61A,61Bには、車幅方向に沿って延びる1本の弁軸63Fが回動可能に支持されており、この弁軸63Fには、左側及び右側スロットルボディ61A,61B内の吸気通路64F,64Fを開閉するスロットルバルブ65F,65Fが取り付けられている。
後側スロットルボディ群62は、左後側の気筒に接続される左側スロットルボディ62Aと、右後側の気筒に接続される右側スロットルボディ62Bと、を備え、左側スロットルボディ62Aと右側スロットルボディ62Bは一体に形成されている。また、左側及び右側スロットルボディ62A,62Bには、車幅方向に沿って延びる1本の弁軸63Rが回動可能に支持されており、この弁軸63Rには、左側及び右側スロットルボディ62A,62B内の吸気通路64R,64Rを開閉するスロットルバルブ65R,65Rが取り付けられている。
また、吸気制御装置60は、前側スロットルボディ群61のスロットルバルブ65F,65F及び後側スロットルボディ群62のスロットルバルブ65R,65Rを駆動すると共に、前側及び後側スロットルボディ群61,62を車幅方向右側において前後に連結するバルブ駆動装置80と、前側及び後側スロットルボディ群61,62を車幅方向左側において前後に連結する連結プレート66と、を備える。
また、図6に示すように、前側及び後側スロットルボディ群61,62とバルブ駆動装置80とは、4本のボルト91により締結されている。また、図3、図5、及び図6に示すように、前側及び後側スロットルボディ群61,62と連結プレート66とは、4本のボルト92により締結されている。
また、図3に示すように、連結プレート66上には、左側スロットルボディ61A,62Aの吸気通路64F,64Rに燃料を噴射する第1インジェクタ68,68を支持する左側インジェクタ支持部材67Aが立設されている。また、図4に示すように、バルブ駆動装置80上には、右側スロットルボディ61B,62Bの吸気通路64F,64Rに燃料を噴射する第1インジェクタ68,68を支持する右側インジェクタ支持部材67Bが立設されている。さらに、各スロットルボディ61A,61B,62A,62Bには、各吸気通路64F,64F,64R,64Rに燃料を噴射する第2インジェクタ69,69,69,69がそれぞれ取り付けられている。なお、図3及び図4中の符号71はエアファンネルである。
バルブ駆動装置80は、図4及び図6に示すように、ケース81と、ケース81の前側に収納され、前側スロットルボディ群61のスロットルバルブ65F,65Fを駆動する第1モータ(第1アクチュエータ)82Aと、ケース81の後側に収納され、後側スロットルボディ群62のスロットルバルブ65R,65Rを駆動する第2モータ(第2アクチュエータ)82Bと、第1モータ82Aと前側スロットルボディ群61の弁軸63Fとを連結し、第1モータ82Aの駆動力を伝達する第1連動機構83Aと、第2モータ82Bと後側スロットルボディ群62の弁軸63Rとを連結し、第2モータ82Bの駆動力を伝達する第2連動機構83Bと、を備える。
従って、本実施形態では、第1モータ82A及び第2モータ82Bは、共通のケース81に収納され、前側スロットルボディ群61及び後側スロットルボディ群62間の車幅方向右側において、車両前後方向で並列に配置されている。さらに、本実施形態では、前側スロットルボディ群61及び後側スロットルボディ群62間の車幅方向左側に、燃料の圧力を制御する燃料レギュレータ90が配置されている。
また、燃料レギュレータ90は、図3及び図6に示すように、上記4本のボルト92のうちの1本及びボルト93によりスロットルボディ61Aに締結されると共に、図3及び図5に示すように、ボルト94により連結プレート66に締結される。
第1連動機構83Aは、ケース81の右側面側に配置されており、第1モータ82Aに連結される第1アーム部84aと、前側スロットルボディ群61の弁軸63Fの右端部に連結される第2アーム部84bと、第1アーム部84aと第2アーム部84bとの間を連結するリンク部84cと、を備える。
第2連動機構83Bは、ケース81の左側面側に配置されており、第2モータ82Bに連結される第1アーム部85aと、後側スロットルボディ群62の弁軸63Rの左側及び右側スロットルボディ62A,62B間における中間部に連結される第2アーム部85bと、第1アーム部85aと第2アーム部85bとの間を連結するリンク部85cと、を備える。
また、本実施形態では、図4に示すように、第1及び第2モータ82A,82Bは、前後の弁軸63F,63Rより下方に配置され、且つ各第2インジェクタ69より下方に配置されている。
以上説明したように、本実施形態のV型エンジン50の吸気制御装置60によれば、第1及び第2モータ82A,82Bが、前側及び後側スロットルボディ群61,62間に並列に配置されるため、前側及び後側スロットルボディ群61,62間に、補機である燃料レギュレータ90を配置するスペースを作ることができ、補機の配置の自由度を向上することができる。
また、本実施形態のV型エンジン50の吸気制御装置60によれば、第1及び第2モータ82A,82Bが、共通のケース81に収納されるため、第1及び第2モータ82A,82Bをより小さなスペースに配置することができる。
また、本実施形態のV型エンジン50の吸気制御装置60によれば、前側及び後側スロットルボディ群61,62が、ケース81により一体に連結されるため、前側及び後側スロットルボディ群61,62間を連結する片側の連結プレートが省略されて、部品点数及び組立工数を削減することができる。
また、本実施形態のV型エンジン50の吸気制御装置60によれば、第1及び第2連動機構83A,83Bは、ケース81の右側面側及び左側面側にそれぞれ配置されるため、第1及び第2連動機構83A,83B同士の干渉を回避して、第1及び第2連動機構83A,83Bの配置を容易にすることができる。
また、本実施形態のV型エンジン50の吸気制御装置60によれば、第1連動機構83Aは、前側スロットルボディ群61の弁軸63Fの右端部に連結され、第2連動機構83Bは、後側スロットルボディ群62の弁軸63Rの中間部に連結されるため、第1及び第2連動機構83A,83B同士の干渉を回避して、第1及び第2連動機構83A,83Bの配置を容易にすることができる。
また、本実施形態のV型エンジン50の吸気制御装置60によれば、前側及び後側スロットルボディ群61,62間の車幅方向右側に第1及び第2モータ82A,82Bが配置され、前側及び後側スロットルボディ群61,62間の車幅方向左側に燃料レギュレータ90が配置されるため、燃料レギュレータ90を前側及び後側スロットルボディ群61,62で囲まれたスペース内に配置することができる。これにより、燃料レギュレータ90がエンジン50の外側に配置されないので、エンジン50をコンパクトにすることができる。
また、本実施形態のV型エンジン50の吸気制御装置60によれば、第1及び第2モータ82A,82Bが、前後の弁軸63F,63Rより下方に配置されるため、前側及び後側スロットルボディ群61,62を互いに接近させることができ、吸気制御装置60をコンパクトにすることができる。
また、本実施形態のV型エンジン50の吸気制御装置60によれば、第1及び第2モータ82A,82Bが、各第2インジェクタ69より下方に配置されるため、前側及び後側スロットルボディ群61,62を互いに接近させることができ、吸気制御装置60をコンパクトにすることができる。
なお、本発明は上記実施形態に例示したものに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において適宜変更可能である。
50 エンジン(V型エンジン)
51 クランクケース
52F 前側シリンダ(第1バンク)
52R 後側シリンダ(第2バンク)
60 吸気制御装置
61 前側スロットルボディ群(第1スロットルボディ群)
61A 左側スロットルボディ
61B 右側スロットルボディ
62 後側スロットルボディ群(第2スロットルボディ群)
62A 左側スロットルボディ
62B 右側スロットルボディ
63F,63R 弁軸
64F,64R 吸気通路
65F,65R スロットルバルブ
66 連結プレート
68 第1インジェクタ
69 第2インジェクタ
80 バルブ駆動装置
81 ケース
82A 第1モータ(第1アクチュエータ)
82B 第2モータ(第2アクチュエータ)
83A 第1連動機構
83B 第2連動機構
90 燃料レギュレータ(補機)

Claims (8)

  1. 相互にV字形をなすように配置される第1バンク(52F)及び第2バンク(52R)と、
    前記第1及び第2バンクにそれぞれ取り付けられ、前記第1及び第2バンク間に配置される第1スロットルボディ群(61)及び第2スロットルボディ群(62)と、
    前記第1スロットルボディ群のスロットルバルブ(65F)を駆動する第1アクチュエータ(82A)と、
    前記第2スロットルボディ群のスロットルバルブ(65R)を駆動する第2アクチュエータ(82B)と、を備えるV型エンジン(50)の吸気制御装置(60)において、
    前記第1及び第2アクチュエータが、前記第1及び第2スロットルボディ群間に並列に配置されることを特徴とするV型エンジンの吸気制御装置。
  2. 前記第1及び第2アクチュエータ(82A,82B)は、共通のケース(81)に収納されることを特徴とする請求項1に記載のV型エンジン(50)の吸気制御装置(60)。
  3. 前記第1及び第2スロットルボディ群(61,62)は、前記ケース(81)により一体に連結されることを特徴とする請求項2に記載のV型エンジン(50)の吸気制御装置(60)。
  4. 前記第1スロットルボディ群(61)の前記スロットルバルブ(65F)と前記第1アクチュエータ(82A)とを連結する第1連動機構(83A)と、
    前記第2スロットルボディ群(62)の前記スロットルバルブ(65R)と前記第2アクチュエータ(82B)とを連結する第2連動機構(83B)と、を備え、
    前記第1及び第2連動機構は、前記ケース(81)の一方側及び他方側にそれぞれ配置されることを特徴とする請求項3に記載のV型エンジン(50)の吸気制御装置(60)。
  5. 前記V型エンジン(50)は、前記第1及び第2バンク(52F,52R)のそれぞれに2気筒有するV型4気筒エンジンであり、
    前記第1及び第2連動機構(83A,83B)の一方は、前記スロットルバルブ(65F)が取り付けられる弁軸(63F)の外端部に連結され、
    前記第1及び第2連動機構(83A,83B)の他方は、前記スロットルバルブ(65R)が取り付けられる弁軸(63R)の中央部に連結されることを特徴とする請求項4に記載のV型エンジン(50)の吸気制御装置(60)。
  6. 前記V型エンジン(50)は、前記第1及び第2バンク(52F,52R)のそれぞれに2気筒有するV型4気筒エンジンであり、
    前記第1及び第2スロットルボディ群(61,62)間の前記V型エンジンの幅方向一方側に前記第1及び第2アクチュエータ(82A,82B)が配置され、
    前記第1及び第2スロットルボディ群(61,62)間の前記V型エンジンの幅方向他方側に燃料レギュレータ(90)が配置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のV型エンジン(50)の吸気制御装置(60)。
  7. 前記第1及び第2アクチュエータ(82A,82B)は、前記弁軸(63F,63R)より下方に配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のV型エンジン(50)の吸気制御装置(60)。
  8. 前記第1及び第2アクチュエータ(82A,82B)は、燃料噴射弁(69)より下方に配置されることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1項に記載のV型エンジン(50)の吸気制御装置(60)。
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