JP2012532706A - 容器、特に医療用試料の試料容器に識別表示をする装置、容器に識別表示をする方法、ならびに識別表示装置の利用法 - Google Patents

容器、特に医療用試料の試料容器に識別表示をする装置、容器に識別表示をする方法、ならびに識別表示装置の利用法 Download PDF

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Abstract

本発明は、容器(22)に、特に医療用試料の試料容器に識別表示をする装置に関するものであり、印刷装置(3)と、少なくとも1つの容器を前記印刷装置へ供給および/または搬出する供給装置(5)および/または搬出装置(7)とを含んでおり、印刷装置は少なくとも1つの第1の位置(A)および第2の位置(B)へ移行可能であるように構成されており、第1の位置では前記供給装置および/または搬出装置によって容器の自動式の供給および/または搬出が行われ、第2の位置(B)では手動式の容器の供給および/または搬出が行われることを特徴とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、印刷装置と、少なくとも1つの容器を印刷装置へ供給および/または搬出する装置とを含む、容器に、特に医療用試料の試料容器に識別表示をする装置に関する。さらに本発明は、容器に識別表示をする方法、および容器に識別表示をする装置の利用法に関する。
特に組織試料のような医療用試料がたとえば病理学で処理される実験室では、個々の試料が以後の処理のために容器のなかで患者固有に保管される。容器に保管された試料、たとえば組織試料は自動式の処理のために、および特に識別のために、印刷が施され、たとえば日付印刷あるいはたとえばバーコードのような認識印刷が施される。そのために試料が識別表示装置へ供給される。
組織試料の容器に識別表示をするこのような種類の1つの装置は、たとえばThermo Fisher Scientific Inc.社のシステム「Thermo Scientific Shandon PrintMate(商標)」である。優先権出願の時点で公開されている非特許文献1を参照されたい。
従来技術に基づくシステムにはいくつかの欠点がある。たとえば1つの欠点は、
それがロットの処理用として、すなわち多数の容器の処理用としてしか設計されていないことであった。さらに別の欠点は、非常に高いコストのかかる印刷装置が使用されることにあった。
特許文献1より、ガラスからなる実験室用品にプリンタによって文字記入をする装置が公知となっており、印刷技術としてはインクジェットプリント法ないし熱転写法が採用されている。実験室用品、特に平坦なガラス標本担体にさまざまに異なる個所で文字記入をするために、印刷ヘッドをスライド可能または旋回可能に支承することができる。特許文献1の装置の欠点は、特に面取りされたエッジを有するプラスチック担体への文字記入が不可能だったことであり、手動式の供給も同様に欠点であった。
特許文献2は、組織学試料の顕微鏡用の担体またはカセットに文字記入をするインクジェット印刷ヘッドを備える装置を同じく示しており、このシステムは、カセットが手動式にシステムへ挿入されるように手動式の供給を意図しており、そのために自動動作全体が1分以上にわたって中断されざるを得ない。
特許文献3は、駆動されるスプロケットフィードによって印刷材料をパイルから自動式または手動式に供給することができる印刷ユニットを備えるプリンタを示している。すなわち特許文献3は、容器ないし三次元の物体の供給に関わるものではなく、薄い用紙の供給に関わるものである。
特許文献4は、熱転写法によってプラスチックカセットに文字記入をする装置を示している。
特許文献5より、容器に文字記入をするシステムが公知となっており、この場合、供給は自動式にのみ行われる。
ドイツ特許出願公開第10235611A1号明細書 米国特許第6,951,633号明細書 ドイツ実用新案出願公開第8200185U1号明細書 国際公開第2007/135388A1号パンフレット 米国特許第6,572,824号明細書
Thermo Fisher Scientific Inc.社の刊行物
したがって本発明の課題は、従来技術の欠点を回避して、特に、一方ではロットでの処理を可能にするとともに、他方ではロット外での個々の容器の修正や文字記入も可能にするシステムを提供することにある。これは本発明によると、個々の試料容器に識別表示をする装置において、印刷装置は少なくとも2つの位置へ移行可能であるように構成されていることによって実現される。印刷装置が第1の位置にあるとき、本発明の装置では供給装置と搬出装置によって印刷装置への容器の供給および/または搬出が自動式に行われる。印刷装置が第2の位置へ移行すると、自動式の供給はもはや行われず、個々の容器を印刷機へ手動式に供給して1つ1つ個別に印刷することができる。
第1および第2の位置への移行は、印刷装置が、特に印刷ヘッドとカラーリボンを含めた印刷装置全体が、軸を中心として旋回可能に構成されていることによって行われると特別に好ましい。第1の位置にあるとき、印刷装置はたとえば文字記入されるべき容器が1つの平面で、たとえばプレート平面で供給されるようにアライメントされていてよい。容器の文字記入されるべき側が傾斜を有しているとき、印刷装置は印刷ヘッドとともにプレート平面に対して、当該傾斜が有しているのと同じ角度だけ傾動ないし旋回する。文字記入面と印刷ヘッドの印刷面が、実質的に同じ平面に位置するからである。第2の位置にあるとき、印刷装置の印刷ヘッドは、容器の手動式の供給が上方から可能であるように配置される。1つの実施形態では第2の位置は、プレート平面と平行な平面に印刷装置が位置するように選択される。
自動式の動作と手動式の動作のために印刷ヘッドを旋回させることで、特に印刷装置全体を旋回させることで、自動式の動作のために利用される領域が、手動式の動作のために利用される領域から空間的に切り離される。それにより、20秒を下回る、好ましくは10秒を下回る、特に5秒を下回る自動式の動作の非常に短い停止によって、カセットに手動式に文字記入をすることが可能である。特に自動式の領域と手動式の領域の空間的な分離によって、カセットの手動式の文字記入のせいで自動動作がその進行に関してわずかしか損なわれない。自動動作がわずかのあいだ停止し、その間に印刷ヘッドないし印刷装置が手動式の動作用の位置へ移行させられて、文字が塗布される。
印刷ヘッド全体を旋回させるための旋回装置のほか、当然ながら、異なる位置へ移行させるためのその他の手段も考えられ、たとえば印刷ヘッドの垂直方向の移行が考えられる。しかしながら軸を中心とする旋回は、設計が簡素であるという特徴がある。
印刷ヘッドが手動式の動作のための位置へ旋回しているときに、たとえば供給装置による自動式の供給が行われるのを防止するために、印刷ヘッドのそのつどの位置、たとえば印刷ヘッドの第1の位置を検出するための検出装置が設けられていると好ましい。検出装置は、印刷ヘッドが自動式の供給が行われる位置から旋回するとただちに動作を停止するように構成されていてよい。そして供給は手動式にのみ可能となる。このような検出装置は、たとえば印刷装置ないし印刷ヘッドが自動動作の位置にある場合に閉じる磁気スイッチである。印刷装置が自動動作の位置から別の位置へ移行すると、スイッチが開いて自動動作が中断される。
印刷装置が少なくとも1つのインパクト印刷ヘッドを備えるインパクト印刷装置を含んでいると特別に好ましい。インパクト印刷装置の利用が特別に好ましい理由は、そのような種類の印刷装置が一方では高い信頼性という特徴があり、他方では頑丈な構造という特徴があるからである。特に、たとえば従来技術のインクジェット印刷方式やレーザプリント方式とは異なり、印刷の耐久性が高くなる。そのようにしてインパクトプリンタによる塗布をすれば、溶剤、特に有機溶剤に対する高い耐久性が与えられるとともに、塗布された識別表示の高い耐摩減性が与えられる。
特にインパクトプリンタにおいてカラーリボンのインキは、アセトン耐性が保証されるように選択することができる。このことはたとえば、カセットへの塗布後に印刷装置に後置された装置で紫外光を照射され、それによって重合するインキによって可能である。そうすれば重合により、アセトン耐性すなわち溶剤のアセトンに対する耐性が保証される。印刷装置のインキは、アルコール、キシロール、パラフィン、ホルムアルデヒドに対する耐性をさらに有しているのが好ましい。インクとは異なり、インキはインキ顔料を含んでいる。塗布された文字に紫外光を照射するために印刷装置に後置された装置は、光源として紫外ランプを含んでいるのではなく、LED光源を含んでいるのが特別に好ましい。光源としての1つまたは複数の発光ダイオードの利用は、装置の構造が紫外ランプを備える装置に比べて大幅に簡素化されるという利点を有している。特に、LEDの使用は小型化された設計形態を可能にする。
さらに、耐用寿命が比較的長いので頻繁な取り替えが必要なく、それによって装置の耐用寿命も従来技術の装置に比べて明らかに長くなる。
供給装置および/または搬出装置が、容器をたとえば搬送ベルトから引き取って印刷装置の印刷位置へ移行させることができる押出・把持装置を含んでいると、特別に好ましい。把持装置は、印刷後に容器を印刷装置から取り出して、さらにたとえば搬送ベルトの上で位置決めする役目を果たす。
ロット全体を処理できるようにするために、本装置が供給備蓄部と保管備蓄部とを備えていると好ましい。個々の容器は供給備蓄部から、たとえば好ましくは搬送ベルトを含むことができる搬送装置へ、押出・把持装置によって供給される。押出・把持装置はさらにこれを印刷装置へと移動させる。搬送装置が循環運動をする搬送ベルトであり、特に1つまたは複数のローラチェーンであると特別に好ましい。
自動式の供給装置および搬出装置に加えて、印刷装置がたとえば第2の位置へ移行したときに印刷装置への手動式の供給と搬出をするために、印刷装置への手動式の導入をサポートする案内収容部が設けられるのが好ましい。
供給蓄積部がたとえばカルーセルマガジンとして構成されており、カルーセルマガジンは容器を収容するための多数のカセットを含んでいると、特別に高い処理量を実現することができる。個々のカセットはカルーセルから取り出され、個別に充填される。カルーセル自体は回転しており、マガジンと搬送ベルトとの間の接続を常に提供する。このマガジンの中に保管された容器を、搬送装置および押出/把持装置によって印刷装置へ供給することができる。
入替カセットとカルーセルマガジンを利用すれば、個々のカセットを本装置の外部で充填してから、カルーセルへ挿入することが可能である。本装置で充填をする必要がなくなる。
印刷装置が第1の位置へ移行したときに、印刷の進行を自動式に進行させることができるようにするために、本装置は、印刷装置、供給・搬出装置、供給蓄積部、ならびに保管蓄積部を制御する制御・調節装置を含んでいることが意図されるのが好ましい。制御/調節装置は制御・調節信号に依存して印刷装置のモータならびに供給蓄積部と保管蓄積部の供給・搬出装置を制御すると特別に好ましい。
制御/調節装置および電動モータへの供給は、本発明の装置ではたとえば24ボルトの低電圧で行われるのが好ましい。このことは、たとえば220ボルトの電圧を24ボルトに変換するための変圧器を本装置の外部に配置することを可能にする。変圧装置ないし変圧器の本装置の外部への配置は、一方では、電源が故障したときに単純な差込・引抜によって電源を交換すればよいので動作安全性が高いという利点を有しており、他方では、高い排熱につながり電源電圧を供給しなければならない出力コンポーネントを本装置が含まないという利点がある。
たとえば供給・搬出装置ならびに印刷装置の電動モータのために必要な出力を提供するために24ボルトの低電圧供給をする場合、たとえば制御/調節装置が出力の高いコンデンサを含んでおり、このコンデンサが必要な場合に所要の電流量を提供することによって、電流ピークを回避するのが好ましい。
本発明は本装置のほか、容器に識別表示をする方法も提供する。本発明の方法では、たとえばまずセンサによって、印刷装置が自動動作のための第1の位置にあるかどうか検出される。そして検出器は相応の信号を制御/調節装置へ送る。これをうけて制御/調節装置はまず供給装置を制御し、供給装置から容器が取り出され、搬送装置によって容器が押出/把持装置の位置へ移動する。搬送装置が押出/把持装置の位置に達するとただちに搬送装置が停止し、押出/把持装置が容器を印刷装置の印刷位置へ搬送する。そして印刷装置の印刷位置で、容器への印刷がたとえばインパクト印刷によって行われる。文字が塗布されるとただちに、そのことが同じくセンサで検出され、把持装置が容器を搬送して搬送装置へと戻す。容器が搬送装置の上に載ったことが検出されると、搬送装置が再び作動して、文字記入された容器を保管装置へと搬送する。
それに対して、印刷装置が第1の位置から移行していることが検出されると、自動式の供給は行われず、むしろ制御/調節装置は自動式の供給と容器の印刷を作動停止させる。これをもって、手動式に印刷装置へ投入された容器の個別印刷が可能となる。
本発明の装置および本発明の方法は、医療用の試料、特に組織試料に文字記入をする容器の識別表示で利用されるのが特別に好ましい。すなわち本発明による装置の好ましい利用分野は、臨床化学および特に病理学である。
次に、実施例を参照しながら本発明について詳しく説明をするが、これに限定をするものではない。
本発明による装置を上から見た原理図である。 本発明による装置を横から見た図である。 両方の位置へ移行することができる、本装置に設けられる印刷装置である。
図1には、本発明による装置の平面図が示されている。本発明による装置1は、印刷装置3と、供給装置5と、搬送装置7と、保管装置9とを含んでいる。
印刷装置3は、インパクト印刷ヘッド10と、インパクト印刷ヘッド10のそばを通過するカラーリボンを収納する2つのロール12,14とを含むインパクト印刷装置である。カラーリボンは、印刷されるべき容器へ文字が塗布された後に、たとえば光、特に紫外光によって重合するインキを備えているのが好ましい。それにより、文字が特に有機溶剤に対しても、特にアセトンに対しても、耐性を有するようにことができる。
供給装置5は、好ましくは入替マガジン20.1,20.2,20.3,20.4,20.5,20.6として構成された全部で6つのマガジンを備えるカルーセルマガジンとして構成されている。
マガジン20.1には、印刷されるべき容器22が図示されている。容器22は、マガジン20.1内の位置24.1から位置24.2へと移動する。位置24.2にあるとき、たとえば組織試料が入っている容器は、マガジンの取出口26に向かい合って配置される。位置24.2にある容器22は搬送装置7の搬送ベルト30により受け取られ、矢印方向32に位置24.3へと搬送される。この搬送は、供給装置からの容器の供給と連動して行うことができ、または連動せずに行うことができる。連動しない供給の場合、容器の搬送は、次の容器がすでに置いてあるか否かに関わりなく行われる。このことは、たとえばカルーセルマガジンの異なるマガジンからの供給を可能にする。そのようにして、たとえば異なるマガジンの容器に異なる印刷を施すことが可能である。容器22が位置24.3に到着するとただちに搬送ベルト30が停止し、押出/把持装置50へ信号が送られる。押出/把持装置50により、押出部ないし把持部52によって容器が方向54に位置24.4へと移動する。位置24.4は印刷装置10の印刷位置に相当する。容器が印刷位置24.4に到達するとただちに、組織試料が入っている容器に相応のコードないしマーキングがインパクトプリンタ3により施される。印刷プロセスが完了した後、把持装置の把持部52によって容器が位置24.4から、搬送ベルトの上の、特にローラチェーンの上の位置24.3へと移動する。印刷後に位置24.3で搬送ベルトの上に載っていることが再び検出され、図示しない制御装置へ伝送され、これをうけて制御装置が搬送ベルト30を再び動かす。容器は搬送ベルト30の上で方向34に、保管装置の位置24.5へと移動する。
この実施形態に示す保管装置では、それぞれ個々の容器が保管される。個々の容器22の面取りされて印刷された面100を特に明瞭に見ることができる。印刷面における容器22の面取りは、40から45度、好ましくは43度である。エネルギー供給により、特に紫外光により、塗料を重合させることによって、塗布された文字を特にアセトンに対して不溶性に塗布するのが特別に好ましい。
当然ながら、たとえば特に供給装置と同じカルーセルマガジンの形態の縦置き型のマガジンによって、保管装置を別様に構成することも可能である。カルーセルマガジンとしての構成は整理された保管を可能にし、たとえば、供給・カルーセルマガジンからの供給と対応する保管を可能にする。
本発明の第1の実施形態では、図1に示すカセット20.1が完全に空になり、その中に入っているすべての容器が文字記入されると、マガジン20.2に保管されている容器を搬送ベルト7に載せることができるように入替マガジン20.2の取出口26.2が位置するまで、カセットマガジンをモータ200により軸Aを中心として方向10へ回転させることができる。ただし搬送装置が供給装置から切り離されているときは、容器を異なるカセットから供給することができ、他のマガジンから容器を供給する前に完全に空にする必要はない。
搬送ベルトとしての搬送装置の構成、ならびにカルーセルマガジンの駆動部は、図2の側面図に特別に良く見てとることができる。
図2を見ると明らかなように、搬送装置7は循環運動をする搬送ベルト30であり、特に、ロール300.1,300.2を介して方向転換される1つないし複数のローラチェーンである。搬送ベルトないしローラチェーンは搬送隆起部302.1,302.2,302.3,302.4,302.5を有しており、特に連行体を有している。搬送隆起部により、容器22を供給装置5のマガジン24.1から位置24.3へ移動させることができ、そこで押出/把持装置によって容器22が図示しない印刷装置へと移行する。
カルーセルマガジンをさまざまな位置へ駆動するためのモータ200も、図2に同じく良く見ることができる。さらに、個々の容器22が文字記入後に保管される収納カセット9も良く見ることができる。図示している容器は考えられる実施形態の1つにすぎない。縦置型のマガジン(図示せず)も可能である。
図3には印刷装置が詳細に示されている。印刷装置3は印刷ヘッド、特にインパクト印刷ヘッド10を有している。図示した位置では印刷装置3は第1の位置Aへ移行しており、すなわち、搬送装置が位置している平面1100から出て平面1200へ軸1000を中心として旋回している。平面1100と平面1200は角度αをなしており、すなわち印刷ヘッドは第1の位置にあり、すなわち、角度αだけ平面1100から下方に向かって傾動した図3に示す自動式の供給の位置Aにある。自動動作では、印刷装置3への自動式の供給が押出装置50によって行われる。自動式に文字記入されるべきカセットは符号22.2で図示されている。容器22.2は文字記入されるべき側100で面取りされており、印刷平面は文字記入されるべき面100と実質的に同一の平面なので、印刷装置は位置Aでは、面取りが有する角度に実質的に相当する角度αだけ傾いている。つまり面取りが40°から45°の角度を有していれば、印刷装置の傾動角αも40°から45°の間である。さらに図3には、供給装置5のマガジン24.1の中のカセット22を見ることができる。印刷装置3は軸1000の旋回により、平面1200が平面1100とともに角度αをなす第1の位置Aから、たとえば手動式の動作のための位置Bに移行させることができる。上方からの手動式の供給のための案内装置400、および位置Bで印刷ヘッドへ手動式に供給されて案内装置で案内されるカセット22.1が、同じく図3に示されている。手動式の動作では、印刷装置は軸1000を中心として上方に向かって旋回し、印刷装置が位置する平面1200は、搬送装置が配置された平面1100と平行になる。自動式の供給すなわち自動動作を作動停止させ、手動式の供給を可能にするために、検出装置700が設けられている。検出装置700は磁気スイッチであってよい。印刷装置Aが位置Aにあるときは、スイッチが閉じる。印刷装置が軸1000を中心とする旋回によって位置Aからたとえば位置Bへ移行すると、スイッチが開き、制御/調節装置が自動式の供給と自動式の動作を無効にする。その後、供給は手動式にのみ行うことができる。
このように本発明の装置によって、高い信頼性と文字記入の耐摩減性を特徴とする自動式の文字記入装置が初めて提供される。特に本装置は、手動式での供給で印刷が行われる領域が、自動式での供給が行われる領域から空間的に分離されるように構成されている。それにより、容器を手動式に供給するときに自動式の供給が可能な限り短時間だけ中断され、好ましくは20秒以下、特に5秒以下だけ中断されるようにすることができる。
上で説明したとおり本装置は、自動式の文字記入が行われるだけでなく、手動式の文字記入も非常に容易に可能にすることを可能にする。たとえば制御/調節装置により検出されるレバーによって印刷装置を旋回させることで、自動動作から手動動作への迅速な切換が可能だからである。ロットを処理し、ロット動作を中断して容器を手動式に文字記入することにより、ロットの処理中に個々の容器に文字記入をすることも可能である。
【書類名】明細書
【発明の名称】 容器、特に医療用試料の試料容器に識別表示をする装置、容器に識別表示をする方法、ならびに識別表示装置の利用法
【技術分野】
【0001】
本発明は、印刷装置と、少なくとも1つの容器を印刷装置へ供給および/または搬出する装置とを含む、容器に、特に医療用試料の試料容器に識別表示をする装置に関する。さらに本発明は、容器に識別表示をする方法、および容器に識別表示をする装置の利用法に関する。
【背景技術】
【0002】
特に組織試料のような医療用試料がたとえば病理学で処理される実験室では、個々の試料が以後の処理のために容器のなかで患者固有に保管される。容器に保管された試料、たとえば組織試料は自動式の処理のために、および特に識別のために、印刷が施され、たとえば日付印刷あるいはたとえばバーコードのような認識印刷が施される。そのために試料が識別表示装置へ供給される。
【0003】
組織試料の容器に識別表示をするこのような種類の1つの装置は、たとえばThermo Fisher Scientific Inc.社のシステム「Thermo Scientific Shandon PrintMate(商標)」である。優先権出願の時点で公開されている非特許文献1を参照されたい。
【0004】
従来技術に基づくシステムにはいくつかの欠点がある。たとえば1つの欠点は、
それがロットの処理用として、すなわち多数の容器の処理用としてしか設計されていないことであった。さらに別の欠点は、非常に高いコストのかかる印刷装置が使用されることにあった。
【0005】
特許文献1より、ガラスからなる実験室用品にプリンタによって文字記入をする装置が公知となっており、印刷技術としてはインクジェットプリント法ないし熱転写法が採用されている。実験室用品、特に平坦なガラス標本担体にさまざまに異なる個所で文字記入をするために、印刷ヘッドをスライド可能または旋回可能に支承することができる。特許文献1の装置の欠点は、特に面取りされたエッジを有するプラスチック担体への文字記入が不可能だったことであり、手動式の供給も同様に欠点であった。
【0006】
特許文献2は、組織学試料の顕微鏡用の担体またはカセットに文字記入をするインクジェット印刷ヘッドを備える装置を同じく示しており、このシステムは、カセットが手動式にシステムへ挿入されるように手動式の供給を意図しており、そのために自動動作全体が1分以上にわたって中断されざるを得ない。
【0007】
特許文献3は、駆動されるスプロケットフィードによって印刷材料をパイルから自動式または手動式に供給することができる印刷ユニットを備えるプリンタを示している。すなわち特許文献3は、容器ないし三次元の物体の供給に関わるものではなく、薄い用紙の供給に関わるものである。
【0008】
特許文献4は、熱転写法によってプラスチックカセットに文字記入をする装置を示している。
【0009】
特許文献5より、容器に文字記入をするシステムが公知となっており、この場合、供給は自動式にのみ行われる。
【0010】
特許文献6は、用紙に立体的なカラー画像を形成する装置を示している。
【0011】
特許文献7は、調節可能な印刷ヘッドを用いて印刷する装置を示している。
【0012】
特許文献8は、スポーツ用品に印刷するための装置および方法を示している。
【0013】
特許文献9は、食品に印刷するための装置を示している。
【先行技術文献】
【特許文献】
【0014】
【特許文献1】ドイツ特許出願公開第10235611A1号明細書
【特許文献2】米国特許第6,951,633号明細書
【特許文献3】ドイツ実用新案出願公開第8200185U1号明細書
【特許文献4】国際公開第2007/135388A1号パンフレット
【特許文献5】米国特許第6,572,824号明細書
【特許文献6】 欧州特許第1391310A2号明細書
【特許文献7】 米国特許第4,901,095号明細書
【特許文献8】 米国特許出願公開第2002/0097280A1号明細書
【特許文献9】 米国特許第6,499,842号明細書
【0015】
【非特許文献】
【非特許文献1】Thermo Fisher Scientific Inc.社の刊行物
【発明の概要】
【発明が解決しようとする課題】
【0016】
したがって本発明の課題は、従来技術の欠点を回避して、特に、一方ではロットでの処理を可能にするとともに、他方ではロット外での個々の容器の修正や文字記入も可能にするシステムを提供することにある。これは本発明によると、個々の試料容器に識別表示をする装置において、印刷装置は少なくとも2つの位置へ移行可能であるように構成されていることによって実現される。印刷装置が第1の位置にあるとき、本発明の装置では供給装置と搬出装置によって印刷装置への容器の供給および/または搬出が自動式に行われる。印刷装置が第2の位置へ移行すると、自動式の供給はもはや行われず、個々の容器を印刷機へ手動式に供給して1つ1つ個別に印刷することができる。
【課題を解決するための手段】
【0017】
本発明によると、第1および第2の位置への移行は、印刷装置が、特に印刷ヘッドとカラーリボンを含めた印刷装置全体が、軸を中心として旋回可能に構成されていることによって行われる。第1の位置にあるとき、印刷装置はたとえば文字記入されるべき容器が1つの平面で、たとえばプレート平面で供給されるようにアライメントされていてよい。容器の文字記入されるべき側が傾斜を有しているとき、印刷装置は印刷ヘッドとともにプレート平面に対して、当該傾斜が有しているのと同じ角度だけ傾動ないし旋回する。文字記入面と印刷ヘッドの印刷面が、実質的に同じ平面に位置するからである。第2の位置にあるとき、印刷装置の印刷ヘッドは、容器の手動式の供給が上方から可能であるように配置される。1つの実施形態では第2の位置は、プレート平面と平行な平面に印刷装置が位置するように選択される。
【0018】
自動式の動作と手動式の動作のために印刷ヘッドを旋回させることで、特に印刷装置全体を旋回させることで、自動式の動作のために利用される領域が、手動式の動作のために利用される領域から空間的に切り離される。それにより、20秒を下回る、好ましくは10秒を下回る、特に5秒を下回る自動式の動作の非常に短い停止によって、カセットに手動式に文字記入をすることが可能である。特に自動式の領域と手動式の領域の空間的な分離によって、カセットの手動式の文字記入のせいで自動動作がその進行に関してわずかしか損なわれない。自動動作がわずかのあいだ停止し、その間に印刷ヘッドないし印刷装置が手動式の動作用の位置へ移行させられて、文字が塗布される。
【0019】
印刷ヘッド全体を旋回させるための旋回装置のほか、当然ながら、異なる位置へ移行させるためのその他の手段も考えられ、たとえば印刷ヘッドの垂直方向の移行が考えられる。しかしながら軸を中心とする旋回は、設計が簡素であるという特徴がある。
【0020】
印刷ヘッドが手動式の動作のための位置へ旋回しているときに、たとえば供給装置による自動式の供給が行われるのを防止するために、印刷ヘッドのそのつどの位置、たとえば印刷ヘッドの第1の位置を検出するための検出装置が設けられていると好ましい。検出装置は、印刷ヘッドが自動式の供給が行われる位置から旋回するとただちに動作を停止するように構成されていてよい。そして供給は手動式にのみ可能となる。このような検出装置は、たとえば印刷装置ないし印刷ヘッドが自動動作の位置にある場合に閉じる磁気スイッチである。印刷装置が自動動作の位置から別の位置へ移行すると、スイッチが開いて自動動作が中断される。
【0021】
印刷装置が少なくとも1つのインパクト印刷ヘッドを備えるインパクト印刷装置を含んでいると特別に好ましい。インパクト印刷装置の利用が特別に好ましい理由は、そのような種類の印刷装置が一方では高い信頼性という特徴があり、他方では頑丈な構造という特徴があるからである。特に、たとえば従来技術のインクジェット印刷方式やレーザプリント方式とは異なり、印刷の耐久性が高くなる。そのようにしてインパクトプリンタによる塗布をすれば、溶剤、特に有機溶剤に対する高い耐久性が与えられるとともに、塗布された識別表示の高い耐摩減性が与えられる。
【0022】
特にインパクトプリンタにおいてカラーリボンのインキは、アセトン耐性が保証されるように選択することができる。このことはたとえば、カセットへの塗布後に印刷装置に後置された装置で紫外光を照射され、それによって重合するインキによって可能である。そうすれば重合により、アセトン耐性すなわち溶剤のアセトンに対する耐性が保証される。印刷装置のインキは、アルコール、キシロール、パラフィン、ホルムアルデヒドに対する耐性をさらに有しているのが好ましい。インクとは異なり、インキはインキ顔料を含んでいる。塗布された文字に紫外光を照射するために印刷装置に後置された装置は、光源として紫外ランプを含んでいるのではなく、LED光源を含んでいるのが特別に好ましい。光源としての1つまたは複数の発光ダイオードの利用は、装置の構造が紫外ランプを備える装置に比べて大幅に簡素化されるという利点を有している。特に、LEDの使用は小型化された設計形態を可能にする。
【0023】
さらに、耐用寿命が比較的長いので頻繁な取り替えが必要なく、それによって装置の耐用寿命も従来技術の装置に比べて明らかに長くなる。
【0024】
供給装置および/または搬出装置が、容器をたとえば搬送ベルトから引き取って印刷装置の印刷位置へ移行させることができる押出・把持装置を含んでいると、特別に好ましい。把持装置は、印刷後に容器を印刷装置から取り出して、さらにたとえば搬送ベルトの上で位置決めする役目を果たす。
【0025】
ロット全体を処理できるようにするために、本装置が供給備蓄部と保管備蓄部とを備えていると好ましい。個々の容器は供給備蓄部から、たとえば好ましくは搬送ベルトを含むことができる搬送装置へ、押出・把持装置によって供給される。押出・把持装置はさらにこれを印刷装置へと移動させる。搬送装置が循環運動をする搬送ベルトであり、特に1つまたは複数のローラチェーンであると特別に好ましい。
【0026】
自動式の供給装置および搬出装置に加えて、印刷装置がたとえば第2の位置へ移行したときに印刷装置への手動式の供給と搬出をするために、印刷装置への手動式の導入をサポートする案内収容部が設けられるのが好ましい。
【0027】
供給蓄積部がたとえばカルーセルマガジンとして構成されており、カルーセルマガジンは容器を収容するための多数のカセットを含んでいると、特別に高い処理量を実現することができる。個々のカセットはカルーセルから取り出され、個別に充填される。カルーセル自体は回転しており、マガジンと搬送ベルトとの間の接続を常に提供する。このマガジンの中に保管された容器を、搬送装置および押出/把持装置によって印刷装置へ供給することができる。
【0028】
入替カセットとカルーセルマガジンを利用すれば、個々のカセットを本装置の外部で充填してから、カルーセルへ挿入することが可能である。本装置で充填をする必要がなくなる。
【0029】
印刷装置が第1の位置へ移行したときに、印刷の進行を自動式に進行させることができるようにするために、本装置は、印刷装置、供給・搬出装置、供給蓄積部、ならびに保管蓄積部を制御する制御・調節装置を含んでいることが意図されるのが好ましい。制御/調節装置は制御・調節信号に依存して印刷装置のモータならびに供給蓄積部と保管蓄積部の供給・搬出装置を制御すると特別に好ましい。
【0030】
制御/調節装置および電動モータへの供給は、本発明の装置ではたとえば24ボルトの低電圧で行われるのが好ましい。このことは、たとえば220ボルトの電圧を24ボルトに変換するための変圧器を本装置の外部に配置することを可能にする。変圧装置ないし変圧器の本装置の外部への配置は、一方では、電源が故障したときに単純な差込・引抜によって電源を交換すればよいので動作安全性が高いという利点を有しており、他方では、高い排熱につながり電源電圧を供給しなければならない出力コンポーネントを本装置が含まないという利点がある。
【0031】
たとえば供給・搬出装置ならびに印刷装置の電動モータのために必要な出力を提供するために24ボルトの低電圧供給をする場合、たとえば制御/調節装置が出力の高いコンデンサを含んでおり、このコンデンサが必要な場合に所要の電流量を提供することによって、電流ピークを回避するのが好ましい。
【0032】
本発明は本装置のほか、容器に識別表示をする方法も提供する。本発明の方法では、たとえばまずセンサによって、印刷装置が自動動作のための第1の位置にあるかどうか検出される。そして検出器は相応の信号を制御/調節装置へ送る。これをうけて制御/調節装置はまず供給装置を制御し、供給装置から容器が取り出され、搬送装置によって容器が押出/把持装置の位置へ移動する。搬送装置が押出/把持装置の位置に達するとただちに搬送装置が停止し、押出/把持装置が容器を印刷装置の印刷位置へ搬送する。そして印刷装置の印刷位置で、容器への印刷がたとえばインパクト印刷によって行われる。文字が塗布されるとただちに、そのことが同じくセンサで検出され、把持装置が容器を搬送して搬送装置へと戻す。容器が搬送装置の上に載ったことが検出されると、搬送装置が再び作動して、文字記入された容器を保管装置へと搬送する。
【0033】
それに対して、印刷装置が第1の位置から移行していることが検出されると、自動式の供給は行われず、むしろ制御/調節装置は自動式の供給と容器の印刷を作動停止させる。これをもって、手動式に印刷装置へ投入された容器の個別印刷が可能となる。
【0034】
本発明の装置および本発明の方法は、医療用の試料、特に組織試料に文字記入をする容器の識別表示で利用されるのが特別に好ましい。すなわち本発明による装置の好ましい利用分野は、臨床化学および特に病理学である。
【0035】
次に、実施例を参照しながら本発明について詳しく説明をするが、これに限定をするものではない。
【図面の簡単な説明】
【0036】
【図1】本発明による装置を上から見た原理図である。
【図2】本発明による装置を横から見た図である。
【図3】両方の位置へ移行することができる、本装置に設けられる印刷装置である。
【発明を実施するための形態】
【0037】
図1には、本発明による装置の平面図が示されている。本発明による装置1は、印刷装置3と、供給装置5と、搬送装置7と、保管装置9とを含んでいる。
【0038】
印刷装置3は、インパクト印刷ヘッド10と、インパクト印刷ヘッド10のそばを通過するカラーリボンを収納する2つのロール12,14とを含むインパクト印刷装置である。カラーリボンは、印刷されるべき容器へ文字が塗布された後に、たとえば光、特に紫外光によって重合するインキを備えているのが好ましい。それにより、文字が特に有機溶剤に対しても、特にアセトンに対しても、耐性を有するようにことができる。
【0039】
供給装置5は、好ましくは入替マガジン20.1,20.2,20.3,20.4,20.5,20.6として構成された全部で6つのマガジンを備えるカルーセルマガジンとして構成されている。
【0040】
マガジン20.1には、印刷されるべき容器22が図示されている。容器22は、マガジン20.1内の位置24.1から位置24.2へと移動する。位置24.2にあるとき、たとえば組織試料が入っている容器は、マガジンの取出口26に向かい合って配置される。位置24.2にある容器22は搬送装置7の搬送ベルト30により受け取られ、矢印方向32に位置24.3へと搬送される。この搬送は、供給装置からの容器の供給と連動して行うことができ、または連動せずに行うことができる。連動しない供給の場合、容器の搬送は、次の容器がすでに置いてあるか否かに関わりなく行われる。このことは、たとえばカルーセルマガジンの異なるマガジンからの供給を可能にする。そのようにして、たとえば異なるマガジンの容器に異なる印刷を施すことが可能である。容器22が位置24.3に到着するとただちに搬送ベルト30が停止し、押出/把持装置50へ信号が送られる。押出/把持装置50により、押出部ないし把持部52によって容器が方向54に位置24.4へと移動する。位置24.4は印刷装置10の印刷位置に相当する。容器が印刷位置24.4に到達するとただちに、組織試料が入っている容器に相応のコードないしマーキングがインパクトプリンタ3により施される。印刷プロセスが完了した後、把持装置の把持部52によって容器が位置24.4から、搬送ベルトの上の、特にローラチェーンの上の位置24.3へと移動する。印刷後に位置24.3で搬送ベルトの上に載っていることが再び検出され、図示しない制御装置へ伝送され、これをうけて制御装置が搬送ベルト30を再び動かす。容器は搬送ベルト30の上で方向34に、保管装置の位置24.5へと移動する。
【0041】
この実施形態に示す保管装置では、それぞれ個々の容器が保管される。個々の容器22の面取りされて印刷された面100を特に明瞭に見ることができる。印刷面における容器22の面取りは、40から45度、好ましくは43度である。エネルギー供給により、特に紫外光により、塗料を重合させることによって、塗布された文字を特にアセトンに対して不溶性に塗布するのが特別に好ましい。
【0042】
当然ながら、たとえば特に供給装置と同じカルーセルマガジンの形態の縦置き型のマガジンによって、保管装置を別様に構成することも可能である。カルーセルマガジンとしての構成は整理された保管を可能にし、たとえば、供給・カルーセルマガジンからの供給と対応する保管を可能にする。
【0043】
本発明の第1の実施形態では、図1に示すカセット20.1が完全に空になり、その中に入っているすべての容器が文字記入されると、マガジン20.2に保管されている容器を搬送ベルト7に載せることができるように入替マガジン20.2の取出口26.2が位置するまで、カセットマガジンをモータ200により軸Aを中心として方向10へ回転させることができる。ただし搬送装置が供給装置から切り離されているときは、容器を異なるカセットから供給することができ、他のマガジンから容器を供給する前に完全に空にする必要はない。
【0044】
搬送ベルトとしての搬送装置の構成、ならびにカルーセルマガジンの駆動部は、図2の側面図に特別に良く見てとることができる。
【0045】
図2を見ると明らかなように、搬送装置7は循環運動をする搬送ベルト30であり、特に、ロール300.1,300.2を介して方向転換される1つないし複数のローラチェーンである。搬送ベルトないしローラチェーンは搬送隆起部302.1,302.2,302.3,302.4,302.5を有しており、特に連行体を有している。搬送隆起部により、容器22を供給装置5のマガジン24.1から位置24.3へ移動させることができ、そこで押出/把持装置によって容器22が図示しない印刷装置へと移行する。
【0046】
カルーセルマガジンをさまざまな位置へ駆動するためのモータ200も、図2に同じく良く見ることができる。さらに、個々の容器22が文字記入後に保管される収納カセット9も良く見ることができる。図示している容器は考えられる実施形態の1つにすぎない。縦置型のマガジン(図示せず)も可能である。
【0047】
図3には印刷装置が詳細に示されている。印刷装置3は印刷ヘッド、特にインパクト印刷ヘッド10を有している。図示した位置では印刷装置3は第1の位置Aへ移行しており、すなわち、搬送装置が位置している平面1100から出て平面1200へ軸1000を中心として旋回している。平面1100と平面1200は角度αをなしており、すなわち印刷ヘッドは第1の位置にあり、すなわち、角度αだけ平面1100から下方に向かって傾動した図3に示す自動式の供給の位置Aにある。自動動作では、印刷装置3への自動式の供給が押出装置50によって行われる。自動式に文字記入されるべきカセットは符号22.2で図示されている。容器22.2は文字記入されるべき側100で面取りされており、印刷平面は文字記入されるべき面100と実質的に同一の平面なので、印刷装置は位置Aでは、面取りが有する角度に実質的に相当する角度αだけ傾いている。つまり面取りが40°から45°の角度を有していれば、印刷装置の傾動角αも40°から45°の間である。さらに図3には、供給装置5のマガジン24.1の中のカセット22を見ることができる。印刷装置3は軸1000の旋回により、平面1200が平面1100とともに角度αをなす第1の位置Aから、たとえば手動式の動作のための位置Bに移行させることができる。上方からの手動式の供給のための案内装置400、および位置Bで印刷ヘッドへ手動式に供給されて案内装置で案内されるカセット22.1が、同じく図3に示されている。手動式の動作では、印刷装置は軸1000を中心として上方に向かって旋回し、印刷装置が位置する平面1200は、搬送装置が配置された平面1100と平行になる。自動式の供給すなわち自動動作を作動停止させ、手動式の供給を可能にするために、検出装置700が設けられている。検出装置700は磁気スイッチであってよい。印刷装置Aが位置Aにあるときは、スイッチが閉じる。印刷装置が軸1000を中心とする旋回によって位置Aからたとえば位置Bへ移行すると、スイッチが開き、制御/調節装置が自動式の供給と自動式の動作を無効にする。その後、供給は手動式にのみ行うことができる。
【0048】
このように本発明の装置によって、高い信頼性と文字記入の耐摩減性を特徴とする自動式の文字記入装置が初めて提供される。特に本装置は、手動式での供給で印刷が行われる領域が、自動式での供給が行われる領域から空間的に分離されるように構成されている。それにより、容器を手動式に供給するときに自動式の供給が可能な限り短時間だけ中断され、好ましくは20秒以下、特に5秒以下だけ中断されるようにすることができる。
【0049】
上で説明したとおり本装置は、自動式の文字記入が行われるだけでなく、手動式の文字記入も非常に容易に可能にすることを可能にする。たとえば制御/調節装置により検出されるレバーによって印刷装置を旋回させることで、自動動作から手動動作への迅速な切換が可能だからである。ロットを処理し、ロット動作を中断して容器を手動式に文字記入することにより、ロットの処理中に個々の容器に文字記入をすることも可能である。

Claims (19)

  1. 容器に、特に医療用試料の試料容器に識別表示をする装置であって、
    印刷装置(3)と、
    少なくとも1つの容器(22)を前記印刷装置(3)へ供給および/または搬出する供給装置(5)および/または搬出装置(7)とを含んでいる、そのような装置において、
    前記印刷装置(3)は少なくとも1つの第1の位置(A)および第2の位置(B)へ移行可能であるように構成されており、第1の位置(A)では前記供給装置および/または前記搬出装置によって容器(22.2)の自動式の供給および/または搬出が行われ、第2の位置(B)では手動式の容器(22.1)の供給および/または搬出が行われることを特徴とする装置。
  2. 前記印刷装置(3)は第1の位置(A)および/または第2の位置(B)へ軸(1000)を中心として旋回可能であることを特徴とする、請求項1に記載の装置。
  3. 前記装置は少なくとも第1の位置(A)を検出するための検出装置(700)を含んでいることを特徴とする、請求項1から2のいずれか一項に記載の装置。
  4. 前記印刷装置は少なくとも1つの印刷ヘッド(10)を備えたインパクト印刷装置であることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の装置。
  5. インパクト印刷装置はインキを含むカラーリボンを有しており、前記インキは光で、特に紫外光で重合可能であることを特徴とする、請求項1から4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記装置は前記印刷装置に後置された光源、特に紫外光源を好ましくは1つまたは複数の発光ダイオード(LED)の形態で前記カラーリボンのインキの重合のために含んでいることを特徴とする、請求項5に記載の装置。
  7. 前記供給装置および/または搬出装置は押出・把持装置(50)を有しており、該押出・把持装置により容器(22)を前記印刷装置(3)の印刷位置へ自動的に移行させて印刷後に前記印刷装置から取り出すことができ、このとき前記印刷装置は第1の位置(A)にあることを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の装置。
  8. 前記装置は少なくとも1つの供給備蓄部を有していることを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の装置。
  9. 前記装置は少なくとも1つの保管備蓄部を有していることを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の装置。
  10. 前記供給装置および/または前記搬出装置は搬送装置を含んでおり、前記搬送装置は少なくとも1つの容器が前記供給装置から取り出されて前記押出・把持装置へ搬送されるように構成されていることを特徴とする、請求項7から9のいずれか一項に記載の装置。
  11. 搬送装置は循環運動をする搬送ベルト(30)を有しており、特に少なくとも1つのローラチェーンを有していることを特徴とする、請求項1から10のいずれか一項に記載の装置。
  12. 前記装置は第2の位置(B)で前記印刷装置(3)へ手動式の供給/搬出をするための案内装置(400)を有していることを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の装置。
  13. 供給備蓄部は容器(22)を収容するための多数のカセット(24.1,24.2,24.3,24.4,24.5,24.6)を含むカセットマガジンであることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の装置。
  14. 前記カセットマガジンのカセットは入替カセットであることを特徴とする、請求項13に記載の装置。
  15. 前記装置は次の装置すなわち、
    前記印刷装置、
    前記供給装置および/または搬出装置、
    供給備蓄部、
    保管備蓄部、
    のうちの1つまたは複数を制御する制御装置および/または調節装置を含んでいることを特徴とする、請求項1から14のいずれか一項に記載の装置。
  16. 請求項1から15のいずれか一項に記載の装置によって容器に識別表示をする方法において、
    前記印刷装置が第1の位置にあるか否かが検出されるステップと、
    前記印刷装置が第1の位置にある場合、容器が搬送装置により供給備蓄部から押出/把持装置へと搬送されるステップと、
    容器が前記押出/把持装置により前記印刷装置の印刷位置へ移行するステップと、
    容器が前記印刷装置のインパクトプリンタにより識別表示を印刷されるステップと、
    容器が印刷後に前記印刷装置から前記押出/把持装置により前記搬送装置へ移行するステップと、
    容器が前記搬送装置により保管備蓄部へ供給されるステップと、
    を含んでいる方法。
  17. 請求項1から15のいずれか一項に記載の装置によって容器に識別表示をする方法において、
    前記印刷装置が第1の位置(A)にあるか否かが検出されるステップと、
    前記印刷装置が第1の位置にない場合、前記供給装置が作動停止し、案内装置(400)が手動式の供給と搬出のために作動するステップと、
    を含んでいる方法。
  18. 容器の印刷後に容器が照明装置へ、特に紫外ランプへ供給され、それにより印刷により容器に塗布された文字のインキが重合することを特徴とする、請求項16から17のいずれか一項に記載の方法。
  19. 請求項1から15のいずれか一項に記載の容器に識別表示をする装置の利用法において、容器は医療用試料、特に組織試料を収容する利用法。
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