JP2003526105A - 細胞学的な検体を調製するための方法および装置 - Google Patents

細胞学的な検体を調製するための方法および装置

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JP2003526105A JP2001565990A JP2001565990A JP2003526105A JP 2003526105 A JP2003526105 A JP 2003526105A JP 2001565990 A JP2001565990 A JP 2001565990A JP 2001565990 A JP2001565990 A JP 2001565990A JP 2003526105 A JP2003526105 A JP 2003526105A
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Abstract

(57)【要約】 バイアル中の複数の流体サンプルから複数の細胞学的検体を調製するための自動化システムは、各サンプルから細胞の単層を収集し、そして固定し、染色し、そして観察のための顕微鏡スライドに細胞を移動させるための装置を備える。このシステムは、サンプルバイアルを収容するための第一の充填ステーション、消耗品(例えば、フィルター膜)を収容するための第二の充填ステーション、スライドディスペンサー、および完全な検体スライドを移動させるための未充填領域を備える。サンプルとそのサンプルから生成された検体との間の1対1対応を維持するために、このシステムは、この検体をそこに移動する前に、各サンプルを同定し、そして対応する印を用いて各スライドを永久にマーキングするためのサブシステムを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 (関連出願) 本出願は、1998年9月18日に出願された米国特許出願番号09/156
,952号(表題「Sample Vial for Use in Prep
aring Cytological Spcimen」)の一部継続出願であ
り、この開示は、本明細書中でその全体が参考として援用されている。本発明は
また、2000年3月8日に出願された米国特許出願番号09/520,421
号(表題「Method and Apparatus for Prepar
ing Cytological Specimens」)に開示され、そして
特許請求された発明に関連し、この開示は、本明細書中でその全体が参考として
援用されている。
【0002】 (技術分野) 本発明は、細胞学的検体の調製に関し、より具体的には、通常の数の患者のサ
ンプルから複数の細胞学的検体を調製するため、および患者サンプルと検体との
間の1対1の相関を維持するための、自動化方法および装置に関する。
【0003】 (背景) 細胞学は、細胞の形成、構造、および機能を取り扱う生物学の一部門である。
実験室において適用される場合、細胞学者、細胞学技術者、および他の医療の専
門家は、患者の細胞の検体の視覚的試験に基づいた患者の状態の医療的診断を行
う。代表的な細胞学的技術は、「パパニコラウスミア」試験であり、この試験に
おいて、細胞を、女性の頸部から擦り取り、異常な細胞(頚部癌の発病の前駆体
)の存在を検出するために分析する。細胞学的技術をまた使用して、人の身体の
他の部分における異常な細胞および疾患を検出する。
【0004】 細胞学的技術は、広範に使用されている。なぜならば、分析のための細胞サン
プルの収集は、伝統的な外科的病理学的手順(例えば、生検)よりも一般に低い
侵襲性であり、これにより、組織検体は、バネを装備した移動可能なスタイレッ
トを有する特別な生検針、固定したカニューレなどを使用して、患者から切除さ
れるからである。細胞サンプルは、例えば、ある領域を擦り取るか、もしくは拭
き取ること、胸部の腔、膀胱、脊柱管または他の適切な領域から体液を吸引する
ために針を使用することによることを含む種々の技術によって患者から得られ得
る。この細胞サンプルを、拡大して検視するために、溶液中に配置し、続いて収
集し、そしてガラススライドに移す。固定液および染色溶液を、記録目的用に検
体を保存するため、および試験を容易にするために、ガラススライド上の細胞に
適用し得る。
【0005】 スライド上の細胞は、適切な空間的分布を有し、それにより細胞が、検査され
得ることが、一般的に所望される。細胞の単一層は、代表的に好ましい。従って
、多くの細胞を含む流体サンプルから検体を調製することは、この細胞を機械的
な分散、流体の剪断、他の技術によって互いからまず分離し、その結果、細胞の
薄い単一層を、スライド上で収集および沈着し得ることを必要とする。この様式
で、細胞学技術者は、より容易に異常細胞を見分け得る。適切な数の細胞が評価
されることを保証するために、この細胞をまた、計数し得る。
【0006】 視覚試験に適した、スライド上の細胞の薄い単一層を作製するための特定の方
法および装置は、Lapidusらの米国特許第5,143,627号(表題「
Method and Apparatus for Preparing C
ells for Examination」)、Lapidusらの米国特許
第5,240,606号(表題「Apparatus for Prepari
ng Cells for Examination」)、Lapidusらの
米国特許第5,269,918号(表題「Clinical Cartridg
e Apparatus」)およびPolkの米国特許第5,282,978号
(表題「Specimen Processor Method and Ap
paratus」)(これらの全ては、本発明の譲受人に譲渡されており、そし
てこれらの開示の全ては、本明細書中でその全体が参考として援用されている)
【0007】 これらの特許に開示された1つの方法に従って、サンプル容器中の保存流体中
で患者の細胞は、ここで配置されたスピニングサンプルコレクターを使用して分
散される。制御した真空をこのサンプルコレクターに適用して、細胞の所望の量
および空間的な分布が、フィルターに対して収集されるまで、コレクターのフィ
ルターを介して流体を引き出す。この後、このサンプルコレクターを、サンプル
容器およびガラススライドに対して与えられたフィルター部分から取り出し、そ
して収集される場合に、実質的に同様の空間的分布で、収集した細胞をこのスラ
イドに移す。
【0008】 これらの1以上の特許の教示に従って製造された装置は、商業的に成功してお
り(例えば、ThinPrep(登録商標)2000 System)、Box
borough,MassachusettsにあるCytyc Corpor
ationによって製造および販売されており、このような装置は、熟練の操作
者による実質的に一定の監視を必要とする。例えば、調製されるべき各検体に関
して、この操作者は、保存液中に、患者の細胞を含む開口サンプルバイアル、フ
ィルターを有するサンプルコレクター、ガラススライド、および固定溶液を含む
開口固定槽バイアルを用いてサンプルを装備しなければならない。次いで、この
系を自動的に循環させ、この細胞をサンプルコレクターによって分散し,フィル
ターに対して収集し、そしてこのスライドに移す。次いで、このスライドを、固
定槽バイアル中に自動的に置かれ、ここで、このスライドは、さらなる処理のた
めに染色ラック中で手動装着するために、操作者によって取り出されなければな
らない。この後、サンプルバイアルおよびサンプルコレクターは、置換の前に相
互のサンプル汚染を避けるためにこの系から取り除かれなければならず、そして
新しいスライドが、異なる患者のサンプルからの別の検体を提供するために挿入
される。
【0009】 一旦、検体が調製、固定、および染色されると、この検体は、種々の照明の供
給源を用いてか、または用いずに、細胞学技術者によって手動で視覚的に、代表
的に拡大下で検視され得る。代替として、またはそれに加えて、自動機械視覚シ
ステムが、細胞学的検視を目的として適用されてきた。例えば、細胞学技術者に
、閉口検視(close inspction)用のスライドの最も適切な領域
を潜在的に警告するために、自動視覚システムは、検体を配置した全スライドの
予備評価を実施し得るか、または細胞学技術者によって既に分析された検体を再
びスクリーニングするために使用され得る。
【0010】 (発明の要旨) 自動化検体調製システム(例えば、本明細書中の上記のシステム)を設計通り
に実施する一方で、システム操作者に必要とされる手動操作をさらに減少させ、
システム処理の効率および操作効率を上げることが所望される。従って、この能
力を提供することが所望され、ここで、複数のサンプルバイアル、フィルターを
備えるサンプルコレクター、例えば、ガラススライドのような検査媒体が、シス
テム中に装備され得る。次いで、全てのサンプルバイアルが、処理され、そして
個々の検体スライドが提供されるまで、このシステムを、自動的に循環させる。
結果として、初期装備後に、このシステムは、無人で作動し得る。
【0011】 本発明の1実施形態において、システムは、密封され、キャップされた複数の
サンプルバイアルの装備のためのサンプルバイアルトレイを備える。このバイア
ルは、細胞、組織サンプル、アッセイ産物、または代表的に液体媒体中に分散さ
れた他の材料のような目的物の一部を含む。サンプルバイアルの移動アセンブリ
は、そのキャップのネジを外さずに、ここで、サンプルコレクターとフィルター
とを組み合わせた位置に開口バイアルを配置した状態で、各サンプルバイアルを
連続的に受容し、これにより、複数のサンプルコレクターを有する別のトレイか
ら自動的に引き出され得る。サンプルコレクターまたは他のメカニズム、例えば
、サンプル全体にわたって、目的の粒子をほぼ均一に分散する様式でサンプルを
攪拌することによって、収集のためにサンプルを調製する。一旦、粒子細胞を、
分散し、フィルターで収集し、そしてフィルター上に貯蔵された複数のクリーン
スライドを有するスライド分散機から下方に自動的にスライドに移動させると、
このスライドは、スライド上に検体を固定するのに十分な一定期間の間、固定槽
バイアル中に自動的に置かれる。あるいは、この固定溶液を、スライド上の検体
を、エアブラシまたは類似の技術でスプレーすることによって直接的に塗布し得
る。次いで、いずれかの場合において、このスライドを、このシステムで予め装
備した複数のマルチポジション染色ラックの中の一つに移動させ、この固定溶液
を乾燥させ得る。一旦、第1の患者の被験体が調製されると、この開口サンプル
バイアルは、再びキャップされ、そしてサンプルバイアルトレイに再配置される
。このサンプル収集のフィルターは、再利用してサンプル間での汚染することを
防ぐために破られる。次いで、次のサンプルバイアルが、取り出され得、そして
全てのサンプルバイアルが、処理されるまで、この検体調製法が繰り返される。
従って、一旦、このシステム操作者が、サンプルバイアルトレイ、サンプル収集
トレイ、スライド分散機、および染色ラックを装備し、そして自動分散を開始す
ると、このシステムは、無人で作動し得る。
【0012】 このように提供された検体の一体性を維持するために、サンプルバイアルの内
容とそれから製造された各々の検体との間での一対一の相関を維持することが所
望される。細胞サンプルを、患者から収集し、懸濁液中で細胞粒子を作製して、
サンプルバイアル中の保存液に分散する場合、このバイアルを、サンプル、患者
、得られたデータの型などに対応する、独特の同定された印(indicia)
で標識し得る。1実施形態において、この同定された印は、バーコードラベルで
あり得る。このサンプルバイアルが、このシステムに充填され、サンプルバイア
ル移動アセンブリによってサンプルバイアルから回収される場合、このサンプル
に対応する印が、同定される。バーコードの場合において、レーザーバーコード
スキャナーが使用され得る。
【0013】 次に、顕微鏡スライドのような分析要素が、サンプル印に対応する印で標識さ
れる。1実施形態において、分析要素が、プリンターによって分析要素に移され
たインクで標識される。このインクは、この要素の印の読取り能力を改良するた
めに、分析要素上で互いを空間的にオフセットする複数の重複位置に移動される
【0014】 次いで、この要素の印を、このシステムによって自動的に読取る。この要素の
印は、ヒトが読取り可能なアルファベット文字である場合、任意の文字認識シス
テムが、この読取り工程において使用され得る。一旦、このシステムにより、こ
の要素の印がサンプル印に対応することが確認されると、サンプルバイアル中の
細胞は、分散、収集、および検体を作製するための分析要素に移動される。1実
施形態において、このシステムは、懸濁液から細胞粒子の空間的な分布物を収集
し、分析要素またはスライドの層上に収集した粒子を分散する。この空間的な分
布物は、サンプルコレクターのフィルターまたは多孔性膜上で収集された、実質
的に単一層の細胞であり得る。このサンプルコレクターのフィルターまたは膜は
、サンプルコレクターを再利用して、サンプル間での汚染が生じることを妨げる
ために、機械により、空気圧により、油圧により、または他により、破られ得る
【0015】 流体サンプルからの検体を処理するために本発明の装置は、プロセッサ、サン
プルに対応する印を同定するためにプロセッサと組合された同定機、サンプルの
印に対応する印で分析要素を標識するためのプロセッサと組み合わせた標識、お
よび要素の印を読取るためのプロセッサと組み合わせた読取り機を備え得る。一
旦、このプロセッサは、サンプルの印に対応する要素の印を確認すると、このプ
ロセッサと連絡する検体の移動により、このサンプルから分析要素に検体を移動
させる。
【0016】 (説明) 図1および2は、複数の流体サンプルから複数の検体を調製するための、自動
化検体調製システム10の概略的な正面図および上面図である。このシステム1
0は、携帯のためのホイールが付いた装置カート12上に取り付けられ得る。開
口位置にある、上部カバー14およびフロントドア16を示し、このシステム1
0は、本明細書の以下においてさらに議論される改善に対して、上記の特許対象
に開示された型の検体調製装置18または移動機を機能的に備える。すなわち、
検体調製装置18は、自動的に、分散、収集、および細胞の単一層の分析要素(
例えば、顕微鏡のスライド)に移す、サブアセンブリを備える。しかし、検体調
製装置18の具体的な構造の詳細は、上記の特許において開示されたものとは異
なり得る。
【0017】 このシステム10は、図5に良好に示されるように、サンプルバイアル22に
各々配置された、複数の患者のサンプルを受容するための第1充填ステーション
20を備える。示されるように、このサンプルバイアル充填ステーション20は
、複数のサンプルバイアルトレイ24(2個のトレイ24が示されている)を受
け入れるために1以上の段を有し得る。各トレイ24は、バイアル22の操作お
よび予備装備を容易にするために取り外し可能である。1実施形態において、各
トレイ24は、40サンプルのバイアル2つのための場所を備え、80個のサン
プルまでを操作者の操作なしで自動的に処理し得るシステム10を提供する。1
サンプル当たり約90秒の処理サイクル時間のシステム10に関して、80個の
サンプルは、約2時間、連続して無人操作で処理され得る。
【0018】 システム10はまた、サンプルコレクタートレイ30内に配置された複数のサ
ンプルコレクター28を収容するための第2の装填ステーション26を備える。
図6に最もよく示されるように、各サンプルコレクター28は、細胞が収集され
るその一端において、多孔性膜またはフィルター29を有する。サンプルコレク
ター装填ステーション26は、複数のサンプルコレクタートレイ30を収容する
ための1つより多い層を有し得、2つの層30が示されている。各トレイ30は
、サンプルコレクター28の操作および予備装填を容易にするために、取り外し
可能である。一実施形態において、各トレイ20は、100のサンプルコレクタ
ー28毎の位置を備え、オペレーターの介入なく、80のサンプルを自動的に処
理し得るシステム10を提供する。このコレクター28はまた、コレクタートレ
イ30に予備装填されたオペレーターに設けられ得、これは必要に応じて、再利
用可能であるかまたは使い捨て可能であり得る。両方の装填ステーション20、
26は、必要に応じて、トレイ24、20を上げ下げするためのエレベーターを
備え、その結果、サンプルバイアルおよびコレクター移動アセンブリは、それぞ
れ、サンプルバイアル22およびコレクター28の各々にアクセスし得る。
【0019】 ブランクガラス顕微鏡のスライドは、2つの取り外し可能カートリッジ32内
に予備装填され、このカートリッジの各々は、100のスライドを収容する能力
を有する。2つのカートリッジ32は、最大数のサンプルバイアル22を処理す
るために十分な数の、システム10において利用可能なスライドが存在すること
を保証するために、備えられる。ガラス顕微鏡のスライドは、代表的には、細胞
学的検体を調製するために使用されるが、他の分析要素(例えば、天然の材料ま
たは合成材料のアッセイ片など)が、当業者に公知の他の分析および試験のため
に適切であり、そして適切な操作装置を有するシステム10において使用され得
る。
【0020】 一旦、細胞学的検体が染色ラックに移されると、スライドを収容するために、
システム10の非装填領域36内に1つ以上の染色ラック34が備えられ得る。
示される実施形態において、4個の染色ラック34が設けられ、この各々は、2
0個のスライドの容量を有する。従って、80個のサンプルバイアル22が、こ
の染色ラック34を取り外す必要なく、処理され得る。染色ラックアダプターは
、これらの染色ラック34が、システム10からの取り外しの後に、自動化され
た市販の細胞学的検体のストレーナーに装填され得るように設けられ得る。従っ
て、調製された検体は、このシステム10から効率的かつ迅速に取り出され得、
そしてこれらの検体は、最小の手作業の介入で染色される。
【0021】 一旦、検体がスライドに移され、そしてこのスライドが染色ラック34内に配
置される前に、固定剤溶液が、コーティングステーション38において、この検
体に塗布され得る。このコーティングステーション38は、固定剤レザバ40を
備え、このレザバは、システム10による調製の後に、このスライドに検体を固
定または保存するために使用される溶液を保持する。一実施形態において、この
レザバは、再充填または再配置の必要性なく、少なくとも1日、好ましくは1週
間の平均使用を可能にするのに十分な能力を有する。この固定剤は、エアブラシ
技術によって検体に塗布され得、ここで、この固定剤溶液は、スライド上の細胞
の空間分布を乱さないように、この検体に穏やかに噴霧される。
【0022】 より詳細には、一実施形態において、ほぼ円錐形の噴霧分布パターンを有する
エアブラシは、固定剤溶液の実質的に均一な緻密層を、スライド上のほぼ円形の
細胞移動領域に塗布するために使用され得る。代表的に、非常に低い差次的空気
圧を使用してこのエアブラシから分配される非常に少量の流体を使用して、微細
なミストが、一回以上の短い持続時間の爆発で塗布されて、スライド上の細胞の
単層のずれを防止する。例えば、各爆発は、約0.67秒の間に、約20±2μ
lの固定剤溶液を塗布し得る。わずかな陽圧が、任意の圧力水頭を補正するため
に、レザバ40内で維持され得、それにより、一回の爆発で分配される容量の制
御を維持する。このエアブラシは、塗布された少量を取り扱い得、そして所望の
均一な円錐形の噴霧分布パターンを提供し得る任意の従来の設計であり得る。一
般的に、主に、エアブラシノズル、ニードルバルブおよび本体が用いられ、流れ
は、このエアブラシにより代表的に供給されるトリガーバルブよりもむしろ外部
バルブにより制御される。このエアブラシに適用される圧力源は、特定のエアブ
ラシの所定の固定剤の流速を保証するために、一定の圧力で構成および維持され
得、それにより、一回の爆発あたりの所望の分配容量を達成する。
【0023】 各検体の調製の間、サンプルバイアル22からの少量の保存液は、コレクター
膜29を通して汲み上げられる。廃棄物ボトル42は、廃棄物が検体調製の間に
排出され得るように、検体調製装置18と流体連絡して設けられる。この廃棄物
ボトル42は、このボトル42を空にするために、取り外しそして交換するのを
容易にするために、前部ドア16の内側に取り付けられる。
【0024】 廃棄物ビン44もまた、使用したサンプルコレクター28を収集するために設
けられ得る。処分する前に、各コレクター28の多孔性膜またはフィルター29
は、このコレクター28が再利用できず、そして別の検体を汚染し得ないように
、破壊され得る。このコレクター28は、この膜を破壊するために、空気を用い
て空圧式にかまたは流体を用いて液圧式に過剰に加圧され得る。あるいは、この
膜29は、例えば、膜29を鋭い物体(例えば、システム10に取り付けられた
尖った突出物またはナイフの縁部)に印加することによって、機械的に破壊され
得る。細胞学的検体を調製するために、この膜は、約10ミクロン未満のオーダ
ーの細孔サイズを有し得る。
【0025】 コンピューターコントローラまたはプロセッサ46は、このシステム10の様
々なセンサおよび部品と連絡し、そしてこれらの作動を調節して、検体調製の間
の自動的な無人操作を可能にするために設けられる。このプロセッサ46は、入
力キーパッドまたはボタンおよび出力ディスプレイ(例えば、液晶ダイオードデ
ィスプレイ)に関連する適切なオペレーターインターフェース47を備える。命
令、プロンプトおよびエラーメッセージは、テキスト、エラーコードまたはシン
ボルフォーマットであり得る。テキストディスプレイは、様々なオペレーターが
選択可能な言語(例えば、英語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、日本語お
よびスペイン語)であり得る。オペレータープロンプト、エラー状態、キーパッ
ド入力および自動処理の完了に対応する可聴出力が、提供され得る。システム操
作およびサンプル処理の永久的な紙記録を作製するために、感熱紙プリンター4
8または他のタイプのプリンターが同様に備えられえる。例えば、処理された8
0個またはそれより少ないサンプルバイアル22のバッチの各々について、プリ
ンター48は、処理が始まった日時、首尾良く処理されなかったサンプルバイア
ル22のリスト(エラーのタイプおよびトレイの位置を含む)、および首尾良く
処理されたサンプルバイアル22のリスト(サンプルの識別情報およびトレイの
位置を含む)を含むレポートを作製し得る。
【0026】 システム10が、各サンプルバイアル22とそれらから調製されたそれぞれの
検体との間の相関を維持するために、図3および4で、それぞれ、前面図および
上面図として概略的に示されるように、識別相関サブシステム50が設けられる
。本発明の一実施形態によると、サンプルバイアル22から検体を調製するため
に、選択したキャップ付きバイアル22aが、サンプルバイアル移動アセンブリ
52によってサンプルバイアルトレイ24の1つから取り出される。このサンプ
ル移動アセンブリ52は、このバイアル22aのキャップ56を正確かつ反復可
能に把持するように構成された4個の指が付いたグリッパーを備える。このバイ
アル移動アセンブリ52は、バイアルトレイ24の上の平面の周りで、図3に示
されるように、右から左へ、かつこの図面に向かって前後に移動可能であり、そ
の結果、このグリッパー54は、トレイ24に装填された40個のバイアルのう
ちのいずれかの上で整列され得る。一旦、所望のバイアル22aと整列すると、
本明細書中以下でより詳細に議論するように、このトレイ24は、トレイエレベ
ーターによって持ち上げられ、このバイアルキャップ56はグリッパー54によ
り把持され、そして締められ、そしてこのトレイ42はおろされる。他のトレイ
24上のバイアル22にアクセスするために、このバイアル移動アセンブリ52
は、トレイ24のフットプリントの外側の一方の面に引っ込められ、そしてこの
トレイエレベーターは、必要に応じて、このトレイ24を上げるかまたは下げる
様に操作される。類似の操作は、サンプルコレクター28およびコレクタートレ
イ30について提供される。
【0027】 各バイアル22は、その上に取り付けられた識別子(例えば、バーコードラベ
ル58)を備え、この印は、バイアル22およびその中に含まれるサンプルに対
応し、そしてそれらを独自に識別する。次いで、選択されたバイアル22aは、
バイアル移動アセンブリ52によって、識別器(例えば、レーザースキャナーバ
ーコードリーダー60)に提示され、その結果、この特定のバイアル22aが識
別される。各トレイ24内のバイアル22の外周配向およびそれぞれのバーコー
ドラベル58の外周配向は、このバーコードリーダー60に提示されると、変化
し得るため、図4に最もよく示されるように、このバイアル移動アセンブリ52
は、ほぼサンプルバイアル22aの中心線を通る垂直軸の周りで、このサンプル
バイアル22aを回転させて、このラベル58をリーダー60に提示する。
【0028】 一旦、このバーコード58または他の識別子が識別され、そしてプロセッサ4
6に連絡されると、このプロセッサ46は、選択されたバイアル22aから検体
を受け取るごとに、分析要素(例えば、顕微鏡スライド62)の調製を指示する
【0029】 図4を参照すると、輸送レールに沿って移動可能なスライドカートリッジ64
は、初めに、スライドカートリッジ32の1つからスライド62を引き出す。各
スライド62は、システム10の構成要素によるスライド62の操作および移動
を容易にし、そして操作ミスおよび妨害の可能性を最小化するために、緻密な許
容直径および面取りした縁部を有する。一実施形態において、スライド62は、
ガラスから製造され、そして約1インチの幅、約3インチの長さ、および約0.
04インチの厚みを有する。スライド62の一方の端部68は、本明細書中以下
でより詳細に議論されるように、作製を容易にするために、つや消しまたはコー
ティングされる。このつや消しされた端部68は、約1平方インチの面積を有し
得る。細胞が移送される領域を規定するつや消しした環状部70はまた、低密度
の検体の手動スキャニングまたは自動スキャニングを容易にするために設けられ
得る。境界のある検体領域は、約1平方インチの面積を有し、膜29の表面積と
実質的に等しい。従って、各スライド62のつや消しした端部68の1つの角7
2は、スライドカートリッジ32内のスライド62の適切な配向およびスライド
62の下流要素への適切な提示を保証するために、他の角より大きな角度で面取
りされ得る。
【0030】 一旦、サンプルバイアル22a上のバーコードラベル58が識別され、かつサ
ンプルバイアル22aのキャップが外されて、これから検体が生成される前に、
スライドカートリッジ64は、バーコードラベル58上のサンプルの印に対応す
る印でこのスライド62を標識するために、プロセッサ46と連絡したマーカー
までこのスライド62を運搬する。一実施形態において、このマーカーは、プリ
ンター74(例えば、インクジェットプリンター、サーマルプリンター、レーザ
ープリンター、またはスライド62上に実質的に永久的な印を生成し得る適切な
マーカー)であり得る。示される実施形態において、このプリンター74は、マ
ルチピンインパクトヘッド76および交換可能リボンカートリッジ78を使用す
るドットマトリクスインパクトプリンターであり、このカートリッジは、インク
リボン80を、インパクトヘッド76とスライド62との間のゾーンに供給する
【0031】 次に、このプロセッサ46は、プリンター74がスライド62をマークするよ
う命令する。スライドの印は、一般に82として示されるように、1つ以上の英
数字を含む多数の様々な形態を有し得る。固定して染色した検体を試験する細胞
学者が、この検体およびこの検体が調製される関連のサンプルを容易に識別し得
るように、スライド62を人が読み取り可能な印でマークすることが一般的に望
ましい。さらに、検体は、しばしば、長期間保存または保持される。従って、不
用になるかまたは廃止され得る印標準の使用をさけることが、一般的に望ましい
。このスライドの印は、スライド62に結合した接着性のラベル上にマークされ
、固定および染色のような引き続く処理は、この印または結合を分解し得る。検
体スライド62は、しばしばスライドファイルドローアに保管されるため、この
スライド印82は、ファイルドローアからスライド62を取り出す必要なく読み
取り可能であるように、つや消しした端部68の幅または狭い寸法に沿って配向
されることが一般的に望ましい。
【0032】 スライド印プリント方法およびプリント媒体は、検体の調製、固定および染色
プロセスにおいて使用される溶媒に対して抵抗性でなければならない。代表的な
溶媒としては、エタノール、メタノール、キシレン、水および蒸留水中0.02
5%の氷酢酸を含む清浄液が挙げられる。一般的に、市販のカーボンブラックベ
ースのプリント用インクリボン80は、スライド62をエポキシ塗料材料でコー
ティングすることによって製造されるつや消しした端部68上にプリントする場
合に、十分に機能することが見出された。
【0033】 低コストのプリンター74を使用して識別可能な文字82を容易に作製するた
めに、プロセッサ46は、最初にインクのスポットスライド62上の第1の位置
に移し、次いで、インクの別のスポットを、空間的にずれ、この第1の位置にわ
ずかに重なっている第2の位置に移すように、プリンター74およびスライドカ
ートリッジ64の操作を制御し得る。二重打撃、あるいは異なるオフセット方向
で3回以上打撃して、この文字の特定の領域内のインクスポットをブレンドする
ことによって、比較的低いコストのナインピンドット(nine pin do
t)マトリクスプリンターは、より多くのピンをインパクトヘッド内に有するは
るかに高価なドットマトリクスプリンターによって作製される英数字と外観上は
実質的に一致した英数字を作製し得る。
【0034】 一旦、スライド62がマークされると、プロセッサ46は、スライド82印を
読みとるために、スライドカートリッジ64がスライド62をカートリッジレー
ル66に沿ってリーダーまで進ませるように命令する。検体印が英数字からなる
場合、このリーダーは、光学文字読取り(OCR)スキャナ84またはシステム
であり得る。一実施形態において、高解像度ドットマトリクスプリンターに典型
的なOCRのフォント仕様を満たすために、合計4枚の受板が、ナインピンプリ
ンターを使用するピンごとに用いられる。
【0035】 プロセッサ46は、スライド印82がOCRスキャナ84により読み取り可能
であること、およびスライド印82が選択されたバイアル22aのバーコードラ
ベル58から識別されたサンプル印と対応していることの両方を確認する。スラ
イド印82を読みとることができなか、またはスライド印82がサンプル印と対
応していない場合、本明細書中以下により詳細に議論されるように、スライド6
2は、エゼクターまたは他の装置を使用してスライドカートリッジから自動的に
取り出され得、そして廃棄物ビン44または他の廃棄物収容領域に捨てられる。
複数のスライド62が連続して落ちる場合、または所定の数より多いスライドが
サンプルバイアル22のバッチの処理の間に落ちる場合、システム10は、自動
操作を停止しそして適切なエラーメッセージでオペレーターに警告するようにプ
ログラミングされ得る。
【0036】 両方の判断基準が確認されると、このサンプルバイアル移動アセンブリ52は
、キャップ56をサンプルバイアル22aから取り外し、その結果、検体調製装
置18は循環し得る。サンプルコレクター28は、第2の装填ステーション26
において、コレクタートレイ30から自動的に引き出され、そして検体調製装置
18に挿入される。その後、コレクター28の膜29は、図6に示されるように
、所定の付加様で検体バイアル22aに挿入され、そして一実施形態において、
コレクター28は、回転して、細胞を保存液中に分散させる。真空システム88
は、制御された圧力および真空サイクルをコレクター28に付与し、その結果、
細胞は、膜29に単層で収集される。これらの細胞は、図7A〜Cに概略的に示
されるように、続いて、スライド62上のつや消しした環状部70内のゾーンに
移される。別の実施形態によると、サンプルバイアル22は、本明細書中以下で
より詳細に議論されるように、保存液中に細胞を分散させるために、キャップを
はずす前に、回転され得る。
【0037】 収集した細胞を、それらの空間分布を妨害することなくスライド62に移すた
めに、コレクター28の膜29は、初めに、一般的に1つの位置でスライド62
と接触し、実質的に平面の膜29とスライド62の沈着表面との間の所定の小さ
な予備接触角を形成し、次いで、スライド62と完全に接触するまで徐々に漸進
的に入ることが望ましい。
【0038】 図7Aに示されるように、細胞を膜29上で収集した後、検体調製装置18は
、コレクター28を反転させて、その中の任意の過剰な液体を、カートドア16
に取り付けられた廃棄物ボトル42に排出する。この装置18は、膜29をスラ
イド62に対して近位の位置まで持ち上げ、この膜はスライドカートリッジ64
により捕獲される2つのスタッド92から吊るされているスライドホルダー90
内で、逆配向で保持される。これらのスタッド92が異なる長さを有する限り、
このホルダー90およびスライド62は、水平からわずかにずらされる配向で、
位置決めされる。
【0039】 図7Bは、図7Aに示される検体調製装置18およびスライドホルダー90の
、線7B−7Bに沿って見た、概略的な部分的な断面図である。図7Aと共に見
ると、装置18がコレクター28を上昇させ続ける場合、2つの予備調節された
ネジジャッキ94が最初にその一端でスライドホルダー90に接触する。装置1
8がコレクター28をさらに上昇させる場合、ホルダー90は、膜29の縁部(
図7Cの29aで一般的に示される)がスライド62に接触するまで、ネジジャ
ッキ94との接触に起因してより水平な配向を達成する。サイクルのこの時点に
おいて、膜29とスライド62との間に形成される角度は、数度以下のオーダー
(代表的には、0.75±0.25°)であり得る。
【0040】 装置18が、図7Dに示されるように、行程の終わりの位置にさらに上昇する
場合、スライドホルダー90がコレクター28の膜端部によって効果的に十分支
持されるので、実質的に完全な平面接触が、膜29とスライド62と間に生じる
。行程の終わりの位置においてネジジャッキ94とホルダー90との間のクリア
ランスに注意すること。従って、ネジジャッキ94とスライドホルダー90との
間の2点接触を最初に提供することによって、ホルダー90および結果としてそ
こに取り付けられるスライド62は、膜縁部29aが最初にスライド62に接触
する場合、コレクター膜29にほぼ平行するような様式で配向され得る。装置1
8が行程の終わりの位置に移動する場合、約1°のホルダー90のわずかな回転
は、膜29をスライド62の表面に一致させ、膜の表面から任意の過剰の液体を
おだやかに置き換え、そして細胞の空間的分布を邪魔することなく、膜29とス
ライド62との間の気泡の捕捉を実質的に妨げる。ここで膜29とスライド62
との間で親密な接触が達成され、その間に捕捉される細胞は、例えば、コレクタ
ー28の最小の陽圧(凸状の構成に膜をわずかに曲げる)で容易に移され得る。
【0041】 その後、膜29がスライド62の表面から取り除かれる場合、逆の手順が行わ
れ、膜29に対して最初に集められる場合に作製される空間的分布に実質的に類
似した、邪魔されていない単層に、スライド62上の移された細胞を残す。スラ
イドホルダー90の運動の制限された範囲の運動を与える、スタッド92とスラ
イドホルダー92との間のクリアランスを提供することによって、細胞の単層が
、複数の患者サンプルからスライド62に信頼可能かつ反復可能に移され得る。
従って、スライドホルダー90が膜29およびスライド62のインターフェース
に作製される流体ベアリング上に細胞移動のときに効果的に浮遊しているので、
スライドの厚み、膜の位置、およびスライド/膜の平行度における可変性が容易
に適応される。従って、適切な細胞移動を確実にするための装置18およびスラ
イドホルダー90の時間のかかる精密セットアップに対する必要性がない。
【0042】 細胞をスライド62に移した後に、次いで、固定溶液を移された検体に適用さ
れ得、そしてスライド62が、平行移動スライドイジェクター86のようなスラ
イド移動アセンブリを使用して、取り外し領域36においてスライドキャリッジ
64から染色ラック34の1つに移され得る。スライドイジェクター86および
/または取り外し領域36は、高さおよび側面間平行移動能力を含み得、複数の
染色ラック34の任意の1つにおいて次の空いたスロットで調製された検体スラ
イド62を受容し得る。
【0043】 検体の調製の後に、使用されるコレクター28の膜29は破られ、そしてコレ
クター28が排気ビン44に捨てられる。キャップ56は、サンプルバイアル2
2a上で置き換えられ、バイアル22aは、バイアルトレイ24内のその位置に
戻される。まだ処理されていない追加のサンプルバイアル22が存在する場合、
次のバイアル22は、自動的に取り除かれ、サンプルの印が同定され、そして次
の検体が、本明細書中、上記の工程に従ってそこから調製される。
【0044】 このシステムが同じサンプルバイアル22において流体サンプルから検体を自
動的に処理し得るために、それぞれのバイアル22およびキャップ56は、サン
プルバイアル移動アセンブリ52による、閉鎖され、キャップされたバイアル2
2を握ること、ならびにキャップ56を取り除きそして再設定することを促進す
る1つ以上の構造的特徴を含む。図5に示される1つの実施形態において、サン
プルバイアル22は、ほぼ円柱状の外側表面、開放端、閉鎖端、および外側表面
の周りに配置される少なくとも1つのラグ25を有する本体23を備える。ラグ
25は、回転防止機能を実行し、本体23が、隣接構造に配置される場合に回転
することを妨げる。サンプルバイアルキャップ56は、本体23と取り外し可能
に係合可能であり、キャップ56が、本明細書中以下にさらに十分に議論される
ようにサンプルバイアル移動アセンブリ52の回転可能なインターフェースと嵌
合するために、その上にトルクパターン27を有して外側表面を含む。本体23
とキャップ56との間にシールが配置されて、その間に実質的に流体密なシール
を形成し得る。
【0045】 単一の回転防止ラグ25の代わりに、本体23は、図5の実施形態の6つの等
しい間隔のラグ25のような、本体23の周の周りに配置される複数のラグ25
を備え得る。ラグ25はサンプルバイアル移動アセンブリ52またはシステム1
0の関連構造にアクセス可能な本体23の任意の場所に配置され得るが、ラグ2
5は、本体23およびキャップ56の開放端の近位に有利に配置され得る。この
方法で、トルクがほぼ同じ軸平面において本体23とキャップ56との両方に適
用されて、キャップ56の取り外しおよび設置の間に、バイアル22内での任意
の誘導される運動を最小化し得る。
【0046】 サンプルバイアル本体23は、その中の流体サンプルのレベルがシステム操作
者によって容易に識別されて、引き続く処理のために十分な量の流体の存在を保
証し得るように、実質的に透明または半透明な材料から製造され得る。本体23
はまた、円周上に配置される艶消し(frosted)環状バンドのようなその
外側表面上に配置される流体レベル印31を備え得る。従って、バイアル22は
、バイアルトレイ24内に配置する前に操作者によって視覚的にふるい分けられ
て、検体調製装置18によって首尾良く処理され得ない、多すぎるかまたは少な
すぎる流体を含むバイアル22を配置することを妨げ得る。流体レベルの印31
は、本明細書中において上で議論されるサンプルバーコードラベル58に加えて
提供され得る。
【0047】 キャップは、ポリプロピレンまたは他の適切な材料から製造され得、そしてそ
の外側の周に沿ってこぶ(knurling)33または他の適切なスリップ防
止特徴を含んで、サンプル獲得の間に看護婦または医師による手動操作、ならび
に手動取り付けおよびサンプルバイアルトレイ24の取り付けの間、システム操
作者による手動操作を容易にし得る。キャップトルクパターン27は、少なくと
も1つのほぼ半径方向に配置されたリブ35に存在し得る。図5に示される実施
形態において、トルクパターン27は、6つのほぼ半径方向に配置された等しい
間隔のリブ35を含む。
【0048】 シールは、滅菌化され得、そして防腐流体による攻撃に耐え得る任意の適切な
材料(代表的には、緩衝液中のメタノール溶液を含み得る)から製造され得る。
例えば、シールは、適切な蒸気障壁を有して積層化される弾性ゴム層のような多
成分材料から製造され得、そしてキャップ56内に配置され得る。キャップ56
および本体23は、嵌合ネジ、差し込みフィッティング、または他の保持特徴を
含んで、解除可能に係合し得る。1つの実施形態において、本体23とキャップ
56との間の実質的な流体密なシールは、少なくとも、約5インチ−ポンドと5
0インチポンドとの間のトルクが本体23に関してキャップ56に適用される場
合、本体23とキャップ56との間に実施的な流体密シールが形成され得る。よ
り代表的なトルク範囲は、約20〜30インチ−ポンドのオーダーであり得、約
25インチ−ポンドが好ましい。流体密シールが、患者の細胞が最初に防腐流体
に配置される場合に作製されることを確実にするため、そして輸送および保存の
間に防腐流体の漏れまたは蒸発を妨げるために、キャップ56および本体23の
それぞれが、アライメントマーカー37、39を含み得、その結果、アライメン
トマーカー37、39が、少なくとも整列した場合、流体密シールを示す 図8は、バイアル移動アセンブリ52のグリッパー54の内側に半径方向配置
される回転可能なインターフェース142の1つの設計の概略的な斜視図である
。インターフェース142は、サンプルのバイアルキャップ56のトルクパター
ン127と嵌合するためにトルクパターン144を含む。回転可能なインターフ
ェース142は、その中に形成されるインターフェーストルクパターン144を
より良く示すために、反転して示される。この実施形態において、インターフェ
ーストルクパターン144は、6つの上昇されたくさび型セクター146を備え
る。セクター146は、インターフェース142の周りに実質的に等しい間隔で
あり、このインターフェース142は、その長手軸148の周りで回転可能であ
り、そしてキャップ56のトルクパターン127と嵌合するような大きさである
。従って、キャップ56のリブ35は、インターフェース142のセクター間で
形成される溝150にフィットし、セクター146の実質的に垂直な面と作用し
てキャップ56をゆるめることと締めることとの両方を可能にする。
【0049】 これらの操作の間、サンプルバイアル本体23の回転を妨げるために、本体2
3は、図9Aに示されるように、本体23のラグと嵌合するためにその縁部16
0に沿って一方向のインターフェース154を有するサンプルバイアルトレイ2
4に形成される穴152に配置され得る。インターフェース154は、6つのラ
ンプ(ramp)を備え、それぞれが本体ラグ25の1つに接する実質的に垂直
な面158を備える。従って、キャップされたバイアル22は、縁部160に沿
って支持される本体23のフランジ140と共に穴152に配置され得る。次い
で、回転可能なインターフェース142は、サンプルトレイ24からバイアル2
2を取り除く前に流体密なシールを確実にするためにキャップ56と係合され得
、そしてこのキャップ56を締められ得る。ランプ156の配向に起因して、ラ
グ25は、バイアル本体23の回転をポジティブに確実にし、そして妨げるため
に締める間にランプ面158に作用する。
【0050】 一旦、キャップ56が締められると、バイアル移動アセンブリ52は、グリッ
パーを用いて、キャップの周囲の周りでキャップされたバイアル22をつかみ得
、トレイ24において穴152からバイアルを取り除き得、コードリーダー60
の前面においてバイアル22を回転させ得、そして図9にワイヤ形態の表示で示
されるように、バイアルスリーブ164に形成される穴162内にキャップされ
たバイアル22を置き得る。キャップされたバイアル22の6つのラグ25は、
スリーブ164の上側縁部168に沿って形成される12の軸方向に伸長するス
ロット166の一つおきに受容され、バイアル22のフランジ140は、縁部1
68によって支持される。一旦、スロット166に配置されるラグ25とともに
穴162内に配置されると、さらなる処理が進行し得る。
【0051】 本明細書中において上で議論されるように、スライド62は、印刷され、そし
てスライド印82は、読み取り可能であり、バイアルバーコードラベル58に対
応するように検証される。次いで、バイアル22は、キャップを外され得、サン
プルコレクター28は、バイアル22内に配置され得、そしてサンプル内に細胞
を分散するために回転され得る。代替の実施形態に従って、一旦、キャップされ
たバイアル22がスリーブ164内に配置され、そしてバイアル22がキャップ
を外されるに、スリーブ164が、防腐溶液内の細胞を分散させるために一方向
または両方の方向で回転し得る。その後、ピン、クランプ、またはシステム10
の他の構造的特徴がスリーブ164のフランジ172に形成される一連のノッチ
170の1つと係合して、スリーブ164およびその中に配置されるバイアル2
2の回転を妨げ得ながら、回転可能なインターフェース142は係合し、そして
キャップ56を外す。次いで、キャップ56は、バイアル移動アセンブリ52の
グリッパー54によって引っ込められ、サンプルコレクター28は、バイアル2
2内の防腐溶液内に配置されてそのフィルター29に対して細胞を収集し、そし
てその後、細胞をスライド62に移動させる。一旦、細胞学的な検体が調製され
ると、キャップ56は、開いているバイアル22の上に再配向され、そして実質
的に流体密なシールが形成されるまで本体23上にねじ込まれる。ラグ25と係
合する軸方向に伸長するスロット166は、二方向のインターフェースを形成し
、本体23上にキャップ56の除去と設定との間に本体ラグ25と作用する。軸
方向スロット166のそれぞれが、望ましい場合、軸方向平行移動に対して適切
なサイズのラグをロックするために、一般的に174で示される、ほぼ円周方向
に配置される部分を必要に応じて含むように形成され得る。
【0052】 もちろん、本体23、キャップ56、リブ35、ラグ25、流体レベル印31
もよびサンプルバイアル22の他の特徴についての他の適切な材料、寸法、およ
び構成は、当業者に明かであり、開示されるものは、単なる例示として提供され
る。例えば、嵌合リブ35およびセクター146は、ポジティブな自動芯出しド
ライブを提供するが、他の嵌合構造(例えば、ピンおよび環状トラック)が使用
され得る。さらに、サンプルバイアル22は、他の適用に使用され得、そして防
腐溶液内に細胞学的サンプル以外を含み得る。
【0053】 本明細書中に記載される自動検体調製システム10は、高い効率および信頼性
のある様式で、婦人科学的な検体および細胞学的な検体を調製するバッチ処理能
力と組み合わせて、上記特許に開示される特定の検体調製革新技術を使用する。
システム10は、組織サンプル、アッセイ生成物、および他の材料を含むような
他の検体をバッチプロセスに使用し得る。本明細書中に記載される教示に従う工
業およびシステム10および方法の管理承認は、患者サンプルとそこから生成さ
れる検体との間の1対1の関係を維持する能力に一部基づく。従って、検体は、
マークされていないスライド62上で、あるいは検体の印が読み取れないかまた
は選択されたバイアル22aから識別されるサンプル印バーコードラベル58と
相関しないスライド62上で作製されない。膜29に対して細胞の収集の前に検
体調製サイクルを打ち切ることによって、識別できないかまたは間違って識別し
た検体のスライドは、製造されず、サイクル時間、消費サンプル、および患者の
サンプルを節約する。
【0054】 患者の細胞が最初に防腐溶液で予備充填されたサンプルバイアル22内に集め
られ、そして沈殿する場合、独特の受け入れ番号を有する予備印刷されたバーコ
ードラベル58が、サンプルバイアル22に適用される。第2のマッチングバー
コードラベル58は、患者情報シートに適用され、関連する患者識別情報、なら
びにこのサンプルから調製される検体について実行される試験または分析に関す
る情報を一覧にする。従って、患者情報シートからのデータが細胞学的研究所の
サンプル受容領域のデータベースの入力される場合、患者情報シートのバーコー
ドラベル58からのデータもまた、手動でまたは好ましくはレーザースキャナー
を使用して自動的にのいずれかで入力され得る。従って、マッチングバーコード
を用いてサンプルから生成される検体は、特定の患者由来であるとして容易に識
別可能である。
【0055】 一旦、システム10が、オペレーターによって、サンプルおよび消耗品で充填
されると、このシステム10は、全てのサンプルバイアル22が処理されるか、
あるいは、システム機能不全が起こるかまたは消耗品(例えば、サンプルコレク
ター28またはスライド62)が使い果たされる時点まで、プロセッサ46の制
御下で、自動化様式で作動する。後者の状態の可能性を最小化するために、セン
サが、システム10の全体にわたって、提供されて、自動化操作の開始の前に、
全ての充填されたサンプルを処理するに十分な消耗品の存在を確認する。センサ
はまた、廃棄物ボトル42と廃棄物ビン44におけるレベルをモニターするため
に提供され得、その結果、オペレーターは、廃棄物の上昇したレベルに対して、
警告され得、このことは、自動化サイクルの間の処理を中断し得る。
【0056】 従って、オペレーターが、例えば、ディスプレイのメニューから「Start
Batch」を選択するかまたは専用キーパッド入力を使用することによって
、自動化処理を開始する場合、システム10は、サンプルバイアル22が、充填
され、そして最小数の必要な消耗品および染色ラックが全てのサンプルの完全な
処理のために利用可能であることをチェックする。十分な消耗品および廃棄物容
量が存在する場合、このシステム10は、自動化サンプル処理サイクルを開始す
る。このサイクルは、充填されたサンプルバイアル22の全てが処理され、オペ
レーターが手動でサイクルを中断するか、またはシステムエラー(これは、自動
的に修正され得ない)が起こるまで、続く。不十分な消耗品または廃棄物容量が
存在する場合、オペレーターは、条件を修正し得るか、またはあるいはシステム
10を無効にし、そして自動化処理をとにかく開始する。この事象において、先
の自動化サイクルが中断され、「Start Batch」を使用して、中断の
点での自動化サイクルを再開し得る(システムの消耗品および容量をチェックし
た後に)。自動化サイクルの間の構成要素の移動による損傷からオペレーターを
保護するために、上部カバー14のようなアクセス点が、インターロックされる
【0057】 完了の前に、オペレーターが自動化サイクルを中断することを選択した場合、
オペレーターは、「Interrupt Batch」を選択し得る。中断信号
の受信の際に、プロセッサ46は、例えば、プロセスにおける検体の調製を完了
し、完了した検体スライド62を未充填領域36の染色ラック34に移動させ、
そして選択されたサンプルバイアル22aにキャップし、そしてバイアルトレイ
24に戻すことによって、順序正しい様式で自動化サイクルを中断する。サンプ
ル処理サイクルが完了し、そして移動構成要素が各々のホーム位置で停止した後
、オペレーターアクセスインターロックが開かれた状態になり、そしてオペレー
ターに通知される。次いで、オペレーターは、上部カバー14を開け得るか、ま
たは、所望ならば、システム10の別の内部領域にアクセスし得る。
【0058】 「Maintenance」機能がまた、提供され得、ここで、システム10
は、オペレーターレベル維持能動性(例えば、移動する構成要素の各々のホーム
位置への移動(jogging)またはホーム位置からの移動)を支持して、例
えば、混雑をきれいにするためにまたは間違って操作されたスライド62を回収
するために、システム10の種々の内部容量に(へ)オペレーターのアクセスを
提供する。他の維持機能は、廃棄物ボトル42およびビン44を空にすること、
定着溶液での定着コーテイングステーション38のプライミング、およびシステ
ムプリンター48における紙の進行を含み得る。このシステム10はまた、オペ
レーター選択可能診断試験を提供して、システムのトラブルシューティングを容
易にし得るかまたは適切なシステムの操作を確認し得る。例えば、含気試験は、
検体調製装置18の真空系88で開始されて、十分な体積流速および負の圧力レ
ベルを確実にし得る。ディスプレイ試験を使用して、ディスプレイの操作を確認
し得る。
【0059】 使用ログを提供して、処理されるサンプルの総数、生成される検体の総数、総
システムラン時間、および他の関連した使用パラメータを追跡し得る。プロセッ
サ46はまた、エラーログを維持し得、このエラーログは、例えば、システム1
0によって検出される最後の50のエラーを列挙し、そしてオペレーターの裁量
で表示され得るかまたはプリントされ得る。代表的なログエントリーは、エラー
の日付と時間、サンプル印およびトレイ位置、ならびに配置または修正作動を含
み得る。1つの実施形態において、システム10は、任意のサンプルバイアル2
2を同定し、このバイアルから検体は、「サンプルが濃すぎる」または「キャッ
プがきつすぎる」のような、欠陥の理由とともに、連続的に調製されない。
【0060】 検体品質問題を引き起こし得る検出可能な条件は、システム10によってフラ
グ(flag)され、そしてディスプレイおよび紙のプリントアウトによってオ
ペレーターに注意される。可能である場合、部分的に収集された検体がバイアル
22に戻され、スライド62の調製が中断される。問題が、特定の選択されたサ
ンプルバイアル22aに関連する場合、このシステム10は、選択されたバイア
ル22aをバイアルトレイ24に戻し、そしてエラーを記録し、バッチ中の残り
のサンプルバイアル22を処理した後、回復される。しかし、このエラーが、シ
ステムレベルの問題である場合(例えば、モータまたはセンサの故障、停止した
機構、または自動的に回復することが可能ではなく、そしてオペレーターまたは
資格のあるサービスマンによる介入を必要とする他の機能不全)、自動化システ
ムが停止され、そしてエラーが記録され、そしてオペレーターに報告される。
【0061】 システム10のインストールまたは試運転の際に、またはその後必要とされる
場合、プロセッサ46が初期化され得、そして設定機能が使用可能となるかまた
は使用不可能にされ得る。例えば、日付および時間、ならびにその種々のフォー
マットが、入力され得る。システムプリンタ48は、自動プリント診断試験結果
または全ての自動化バッチサイクルの最後にサンプル処理データに向けられ得る
。日付/時間スタンプは、検体が調製された日付および時間を、スライド印82
に加えて、各スライド62の艶消し端部68にプリントするように、使用可能と
され得る。必要に応じて、システム10を用いる、細胞学的な、研究室調製検体
の名称または他の識別子が、同様にスライド62上にプリントされ得る。
【0062】 本発明の例示的かつ好ましい実施形態であると考えられるものを本明細書中に
記載してきたが、本発明の他の改変が、本明細書中の教示から当業者に明らかと
なる。例えば、システム10および方法は、各サンプルバイアル22から単一の
検体を調製することについて、記載されてきたが、このシステム10は、2つ以
上の検体が、単一のサンプルバイアル22から調製されることが可能なようにプ
ログラムされ得る。このような場合において、スライド印82は、第一の検体、
第二の検体、第三の検体などを示すさらなる特徴または識別子を含み得る。ある
いは、このサンプルバイアル22は、引き続く自動化サイクルのための次のバッ
チにおいて、トレイ24中にバイアル22を挿入することによって、再処理され
得る。
【0063】 システム10の開示された構成要素は、種々のサイズ、配置および材料で製造
され得る。さらに、システム10は、非婦人科細胞学的サンプル(例えば、微細
針吸引から調達された細胞、気道および胃腸管から取られたムコイド検体からの
細胞、体液(例えば、漿液性滲出液および尿および脳脊髄液)からの細胞、口腔
からの表在性剥離物(brushing)および切屑(scraping)から
の細胞、乳頭分泌物、皮膚損傷および眼剥離物ならびに他の供給源からの細胞)
から検体を調製するために使用され得る。
【0064】 本明細書中に開示された、特定の製造方法、ならびに別個の構成要素、幾何形
状およびそれらの間の相互連絡の特定の構成は、本来例示であり、そして制限す
るとは考えられない。従って、本発明の意図および範囲内にある全てのこのよう
な改変が、添付の特許請求の範囲の範囲内にあることが所望される。従って、特
許状によって保証されることが所望されるのは、上記の特許請求の範囲に規定さ
れ、そして分化された本発明である。
【0065】 本発明は、好ましい実施形態および例示の実施形態に従って、それらのさらな
る利点と組み合わせて、添付の図面と共に以下の詳細な説明により具体的に記載
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は、本発明の1実施形態に従う、自動検体処理装置の概略的な正面図であ
る。
【図2】 図2は、図1に示される検体処理装置の概略的な上面図である。
【図3】 図3は、本発明の1実施形態に従う、検体処理装置の同定相関サブシステムの
概略的な正面図である。
【図4】 図4は、図3に示された検体処理装置の同定相関サブシステムの概略的な上面
図である。
【図5】 図5は、本発明の1実施形態に従う、キャップされたサンプルの概略的な斜視
図である。
【図6】 図6は、本発明の1実施形態に従う、細胞収集の間のサンプルコレクターの概
略的な斜視図である。
【図7A】 図7Aは、検体のスライドに近接するサンプルコレクターの接触前の状態の概
略的な側面図である。
【図7B】 図7Bは、線7B−7Bに沿って取られた図7Aに示される装置の概略的な部
分断面図である。
【図7C】 図7Cは、検体スライドと接触するサンプルコレクターのための、接触開始状
態の概略的な側面図である。
【図7D】 図7Dは、検体スライドを含むサンプルコレクターの完全な接触状態の概略的
な側面図である。
【図8】 図8は、サンプルバイアルキャップのトルクパタンと一致させるための回転可
能な境界面の概略的な斜視図である。
【図9A】 図9Aは、サンプルバイアル本体の抗−回転特性と一致させるための、サンプ
ルバイアルトレイの不定方向境界面の概略的な斜視図である。
【図9B】 図9Bは、サンプルバイアル本体の抗−回転特性と一致させるための、2方向
境界面の概略的な斜視図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE,TR),OA(BF ,BJ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW, ML,MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,G M,KE,LS,MW,MZ,SD,SL,SZ,TZ ,UG,ZW),EA(AM,AZ,BY,KG,KZ, MD,RU,TJ,TM),AE,AG,AL,AM, AT,AU,AZ,BA,BB,BG,BR,BY,B Z,CA,CH,CN,CO,CR,CU,CZ,DE ,DK,DM,DZ,EE,ES,FI,GB,GD, GE,GH,GM,HR,HU,ID,IL,IN,I S,JP,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK ,LR,LS,LT,LU,LV,MA,MD,MG, MK,MN,MW,MX,MZ,NO,NZ,PL,P T,RO,RU,SD,SE,SG,SI,SK,SL ,TJ,TM,TR,TT,TZ,UA,UG,UZ, VN,YU,ZA,ZW Fターム(参考) 2G045 BA13 BA14 BB04 BB05 BB19 BB22 BB24 BB48 CB01 FB16 HA12 HA13 JA01 JA02 JA04 JA05 JA07 2G052 AA33 AD09 AD29 AD52 BA05 BA14 CA02 CA03 CA48 DA07 DA12 DA13 DA22 DA27 DA32 EA03 EA14 EC00 FA05 FA09 FB08 FD18 GA32 HB04 HB10 HC04 HC16 HC36 HC38 JA04 JA05 JA06 JA08 JA11 JA22 JA23 JA30

Claims (22)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の流体サンプルから複数の検体を調製するための方法で
    あって、該方法は、以下の工程: (a)複数のサンプルを、第一の充填ステーションに充填する工程; (b)第一のサンプルを該第一の充填ステーションから取り出す工程; (c)第一の検体を該第一のサンプルから調製する工程; (d)該第一のサンプルを該第一の充填ステーションに戻す工程; (e)該第一の検体を未充填の領域に充填する工程;および (f)該複数のサンプルの残りを用いて、工程(b)〜(e)を繰り返して、
    該複数のサンプルの全てが処理されるまで引き続く検体を調製する工程、 を包含する、方法。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の方法であって、ここで: 各サンプルは、液体懸濁液中に粒子を含み;そして 前記検体を調製する工程が、該液体懸濁液から該粒子の空間的分布を収集し、
    そして該収集した粒子を、分析要素の層上に配置するための装置を使用する、 方法。
  3. 【請求項3】 前記粒子が、細胞を含む、請求項2に記載の方法。
  4. 【請求項4】 各調製された検体を、定着性溶液でコーティングする工程を
    さらに包含する、請求項2に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記コーティングする工程が、空気ブラシ技術を用いて、前
    記定着性溶液を各調製された検体に適用する工程を包含する、請求項4に記載の
    方法。
  6. 【請求項6】 前記空間的分布が、実質的に単層を含み、そして前記層がス
    ライドを含む、請求項2に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記収集装置が、膜を備える、請求項2に記載の方法。
  8. 【請求項8】 請求項7に記載の方法であって、該方法は、以下の工程: 複数の膜を第二の充填ステーションに充填する工程; 第一の膜を該第二の充填ステーションから取り出し、前記第一のサンプルから
    前記第一の検体を調製する工程; 該第一の検体を調製した後に、該第一の膜を破棄する工程;ならびに 前記複数のサンプルの残りを用いて、該膜を取り出す工程および該膜を破棄す
    る工程を繰り返して、該複数のサンプルの全てが処理されるまで引く続く検体を
    調製する工程、 をさらに包含する、方法。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の方法であって、該方法は、以下の工程: 前記第一の検体を調製した後に、前記第一の膜を破って、該第一の膜の再使用
    を防止する工程;および 前記複数の膜の残りを用いて、該膜を破く工程を、前記複数のサンプルの全て
    が処理されるまで繰り返す工程、 をさらに包含する、方法。
  10. 【請求項10】 請求項1に記載の方法であって、さらに、前記複数のサン
    プルの各サンプルと該サンプルから調製された各々の検体との間の相関を維持す
    る工程を、包含する、方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法であって、ここで、前記相関を維
    持する工程が、以下の副工程: 前記第一のサンプルに対応する印を同定する工程; 第一の分析要素を、該第一のサンプルの印に対応する印でマーキングする工程
    ; 該第一の要素の印を読み取る工程; 該第一の要素の印が該第一のサンプルの印に対応することを確認する工程; 該第一の要素の印が、該第一のサンプルの印に対応する場合、第一の検体を、
    該第一のサンプルから該第一の要素に移動させる工程;ならびに 前記複数のサンプルの残りを用いて、該副工程を繰返して、該サンプルから調
    製された引き続く各々の検体間の相関を維持する工程、 を包含する、方法。
  12. 【請求項12】 複数の流体サンプルから複数の検体を調製するための自動
    化システムであって、該システムは、以下: 検体調製装置; 複数のサンプルを収容するための第一の充填ステーション; サンプル移動アセンブリであって、該サンプル移動アセンブリは、該第一の充
    填ステーションから第一のサンプルを取り出し、そして該第一のサンプルから第
    一の検体を調製するための該検体調製装置に該第一のサンプルを移動させ、その
    後、該第一のサンプルを該第一の充填ステーションに戻すための、サンプル移動
    アセンブリ; 第一の検体を未充填の領域に移動させるための、検体移動アセンブリ;ならび
    に プロセッサであって、該プロセッサは、該複数のサンプルの残りが、該複数の
    サンプルの全てが処理されるまで、引き続く検体を調製するために処理されるよ
    うに、該検体調製装置、該サンプル移動アセンブリ、および該検体移動アセンブ
    リを自動制御するためのものである、プロセッサ、 を備える、システム。
  13. 【請求項13】 請求項12に記載の自動化システムであって、ここで: 各サンプルは、液体懸濁液中に粒子を含み;そして 前記検体調製装置が、該液体懸濁液から該粒子の空間的分布を収集し、そして
    該収集した粒子を、分析要素の層上に配置する、 自動化装置。
  14. 【請求項14】 前記粒子が、細胞を含む、請求項13に記載の自動化シス
    テム。
  15. 【請求項15】 各調製された検体を、定着性溶液でコーティングするため
    のコーティングステーションをさらに備える、請求項13に記載の自動化システ
    ム。
  16. 【請求項16】 前記コーティングステーションが、空気ブラシを備える、
    請求項15に記載の自動化システム。
  17. 【請求項17】 前記空間的分布が、実質的に単層を含み、そして前記層が
    スライドを含む、請求項13に記載の自動化システム。
  18. 【請求項18】 前記検体調製装置が、膜を備える、請求項13に記載の自
    動化システム。
  19. 【請求項19】 請求項18に記載の自動化システムであって、さらに、以
    下: 複数の膜を収容するための第二の充填ステーション;ならびに 膜移動アセンブリであって、該アセンブリは、前記プロセッサの制御下で、該
    第一の充填ステーションから第一の膜を取り出し、そして該第一のサンプルから
    第一の検体を調製するための検体調製装置に該第一の膜を移動させ、その後、該
    第一の膜を破くための、膜移動アセンブリであり、ここで、該プロセッサは、該
    複数の膜の次の膜が該検体調製装置に移動されて、前記複数のサンプルの全てが
    処置されるまで、次のサンプルから次の検体を調製するように、該膜移動アセン
    ブリを自動制御する、膜移動アセンブリ、 を備える、システム。
  20. 【請求項20】 請求項19に記載の自動化システムであって、さらに、前
    記第一の検体の調製後に前記第一の膜を破って、該第一の膜の再使用を防止し、
    そして前記複数のサンプルの全てが処理されるまで、次のサンプルからの次の検
    体の調製後に、前記複数の膜の次の膜を破くための手段を備える、自動化システ
    ム。
  21. 【請求項21】 請求項12に記載の自動化システムであって、さらに、前
    記複数のサンプルの各サンプルと該サンプルから調製された各々の検体との間の
    相関を維持するためのサブシステムを備える、自動化システム。
  22. 【請求項22】 請求項21に記載の自動化システムであって、該サブシス
    テムが、以下: 前記第一のサンプルに対応する印を同定するための前記プロセッサと連絡した
    同定機; 該第一のサンプル印に対応する印で第一の要素をマーキングするための該プロ
    セッサと連絡したマーカー;ならびに 該第一の要素の印を読み取るための該プロセッサと連絡した読み取り機であっ
    て、ここで、該プロセッサが、該第一の要素の印が、該第一のサンプルの印に対
    応するか否かを確認し、そして前記検体調製装置が、該第一の要素の印が、該第
    一のサンプルの印に対応する場合、該第一の要素上に、該第一のサンプルから第
    一の検体を調製し、ここで、前記複数のサンプルの残りが、該複数のサンプルの
    全てが処理されるまで、引き続く検体を調製するために処理される、読み取り機
    、 を備える、自動化システム。
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