JP2012526466A - 無線通信のためのアップリンク電力制御 - Google Patents

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Abstract

本開示のある態様は、ユーザ機器(UE)のおのおののアンテナのために、閉ループ電力制御技術および開ループ電力制御技術を提供する。アクセス・ポイントは、ユーザ機器のおのおののアンテナから受信した信号を測定し、UEのおのおののアンテナの電力調節パラメータを計算し、これらパラメータをUEへ送信しうる。UEは、おのおののアンテナの送信電力値を決定するために、この調節パラメータを使用しうる。さらに、UEは、おのおののアンテナのパス・ロスを測定し、このパス・ロスおよびその他のパラメータに基づいて、アンテナ毎の送信電力を更新しうる。

Description

優先権主張
本願は、本願の譲受人に譲渡され、本明細書において参照によって明確に組み込まれている2009年5月4日出願の仮特許出願61/175,407号の利益を主張する。
以下は、一般に無線通信に関し、さらに詳しくは、マルチ・アンテナ無線デバイスのためのアンテナ特有のアップリンク電力制御を確立することに関する。
無線通信システムは、例えば音声およびデータのようなさまざまなタイプの通信コンテンツを提供するために広く開発された。これらのシステムは、(例えば、帯域幅、送信電力等のような)利用可能なシステム・リソースを共有することにより、複数のユーザとの通信をサポートすることができる多元接続システムでありうる。このような多元接続システムの例は、符号分割多元接続(CDMA)システム、時分割多元接続(TDMA)システム、周波数分割多元接続(FDMA)システム、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)システム、および直交周波数分割多元接続(OFDMA)システム等を含む。
通常、無線多元接続通信システムは、複数の無線端末のための通信を同時にサポートすることができる。端末はおのおのの、順方向リンクおよび逆方向リンクによる送信を介して1または複数の基地局と通信することができる。順方向リンク(すなわちダウンリンク)は、基地局から端末への通信リンクを称し、逆方向リンク(すなわちアップリンク)は、端末から基地局への通信リンクを称する。これら通信リンクは、単一入力単一出力、複数入力単一出力、複数入力複数出力(MIMO)システムによって確立されうる。
無線規格は、アップリンク送信のためおのおののユーザ機器(UE)によって利用される送信電力を制御および制限する電力制御技術を含みうる。例えば、LTE規格において定義された電力制御技術は、UEのすべてのアンテナのために使用されうるおのおののユーザ機器のための単一の共通電力値を生成する。しかしながら、UEの別のアンテナは、別の時点において、別のフェージング環境を経験しうる。
本開示のある態様は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、アンテナのサブセットのための電力調節パラメータを受信することと、アンテナのおのおのに関連付けられた、受信された電力調節パラメータを用いて、アンテナのサブセットのための送信電力の値を計算することと、計算された送信電力の値に等しい電力を用いて、アンテナのサブセットから信号を送信することとを含む。
本開示のある態様は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、送信のために利用されるアンテナのサブセットに関する情報であって、複数の送信アンテナのための個々の電力ヘッドルーム値を含む電力ヘッドルーム情報を送信することを含み、ここで、電力ヘッドルーム情報は、おのおののアンテナの現在の送信電力と、最大送信電力との間の差を備える。
本開示のある態様は、無線通信のための方法を提供する。この方法は一般に、装置のアンテナのサブセットから受信した信号に関する測定を実行することと、この測定に基づいて、装置のアンテナのサブセットにおけるおのおののアンテナについて1つである、複数の電力調節パラメータを計算することと、装置の対応するアンテナを較正するために、装置のアンテナのサブセットのための電力調節パラメータを送信することとを含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、アンテナのサブセットのための電力調節パラメータを受信するためのロジックと、アンテナのおのおのに関連付けられた、受信された電力調節パラメータを用いて、アンテナのサブセットのための送信電力の値を計算するためのロジックと、計算された送信電力の値に等しい電力を用いて、アンテナのサブセットから信号を送信するためのロジックとを含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、送信のために利用されるアンテナのサブセットに関する情報であって、複数の送信アンテナのための個々の電力ヘッドルーム値を含む電力ヘッドルーム情報を送信するためのロジックを含み、ここで、電力ヘッドルーム情報は、おのおののアンテナの現在の送信電力と、最大送信電力との間の差を備える。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、装置のアンテナのサブセットから受信した信号に関する測定を実行するためのロジックと、この測定に基づいて、装置のアンテナのサブセットにおけるおのおののアンテナについて1つである、複数の電力調節パラメータを計算するためのロジックと、装置の対応するアンテナを較正するために、装置のアンテナのサブセットのための電力調節パラメータを送信するためのロジックとを含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、アンテナのサブセットのための電力調節パラメータを受信する手段と、アンテナのおのおのに関連付けられた、受信された電力調節パラメータを用いて、アンテナのサブセットのための送信電力の値を計算する手段と、計算された送信電力の値に等しい電力を用いて、アンテナのサブセットから信号を送信する手段とを含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、送信のために利用されるアンテナのサブセットに関する情報であって、複数の送信アンテナのための個々の電力ヘッドルーム値を含む電力ヘッドルーム情報を送信する手段を含み、ここで、電力ヘッドルーム情報は、おのおののアンテナの現在の送信電力と、最大送信電力との間の差を備える。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、装置のアンテナのサブセットから受信した信号に関する測定を実行する手段と、この測定に基づいて、装置のアンテナのサブセットにおけるおのおののアンテナについて1つである、複数の電力調節パラメータを計算する手段と、装置の対応するアンテナを較正するために、装置のアンテナのサブセットのための電力調節パラメータを送信する手段とを含む。
ある態様は、1または複数のプロセッサによって実行可能な、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。これら命令群は一般に、アンテナのサブセットのための電力調節パラメータを受信するための命令群と、アンテナのおのおのに関連付けられた、受信された電力調節パラメータを用いて、アンテナのサブセットのための送信電力の値を計算するための命令群と、計算された送信電力の値に等しい電力を用いて、アンテナのサブセットから信号を送信するための命令群とを含む。
ある態様は、1または複数のプロセッサによって実行可能な、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。これら命令群は一般に、送信のために利用されるアンテナのサブセットに関する情報であって、複数の送信アンテナのための個々の電力ヘッドルーム値を含む電力ヘッドルーム情報を送信するための命令群を含み、ここで、電力ヘッドルーム情報は、おのおののアンテナの現在の送信電力と、最大送信電力との間の差を備える。
ある態様は、1または複数のプロセッサによって実行可能な、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品を提供する。これら命令群は一般に、装置のアンテナのサブセットから受信した信号に関する測定を実行するための命令群と、この測定に基づいて、装置のアンテナのサブセットにおけるおのおののアンテナについて1つである、複数の電力調節パラメータを計算するための命令群と、装置の対応するアンテナを較正するために、装置のアンテナのサブセットのための電力調節パラメータを送信するための命令群とを含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、アンテナのサブセットのための電力調節パラメータを受信し、アンテナのおのおのに関連付けられた、受信された電力調節パラメータを用いて、アンテナのサブセットのための送信電力の値を計算し、計算された送信電力の値に等しい電力を用いて、アンテナのサブセットから信号を送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、送信のために利用されるアンテナのサブセットに関する情報であって、複数の送信アンテナのための個々の電力ヘッドルーム値を含む電力ヘッドルーム情報を送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含み、ここで、電力ヘッドルーム情報は、おのおののアンテナの現在の送信電力と、最大送信電力との間の差を備える。
本開示のある態様は、無線通信のための装置を提供する。この装置は一般に、装置のアンテナのサブセットから受信した信号に関する測定を実行し、この測定に基づいて、装置のアンテナのサブセットにおけるおのおののアンテナについて1つである、複数の電力調節パラメータを計算し、装置の対応するアンテナを較正するために、装置のアンテナのサブセットのための電力調節パラメータを送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを含む。
本開示の上述した特徴が、より詳細に理解される方式で、簡潔に要約された具体的な記載が、態様に対する参照によってなされている。そして、それらの幾つかは、添付図面で例示されている。しかしながら、この記載は、その他の等しく有効な態様に対しても当てはまるので、添付図面は、本開示のある典型的な態様のみを示しており、この範囲を限定するものとして考慮されないことが注目されるべきである。
図1は、本開示のある態様にしたがう多元接続無線通信システムの例のブロック図を例示する。 図2は、本開示のある態様にしたがう無線通信システムの例のブロック図を例示する。 図3は、本開示のある態様にしたがって、ユーザ機器のアンテナ当たりのアップリンク電力制御メカニズムのための動作の例を図示する。 図3Aは、図3で例示された動作を実行することが可能な構成要素の例を例示する。 図4Aは、本開示のある態様にしたがう、電力制御されたユーザによるアップリンク送信の例を例示する。 図4Bは、本開示のある態様にしたがう、電力制御されたユーザによるアップリンク送信の例を例示する。
本明細書に記載された技術は、例えば符号分割多元接続(CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(OFDMA)ネットワーク、シングル・キャリアFDMA(SC−FDMA)ネットワーク等のような様々な無線通信ネットワークのために使用される。「システム」、「ネットワーク」という用語は、しばしば置換可能に使用される。CDMAネットワークは、例えば、ユニバーサル地上ラジオ・アクセス(UTRA)、CDMA2000等のようなラジオ技術を実現しうる。
UTRAは、広帯域CDMA(W−CDMA)および低チップ・レート(LCR)を含んでいる。CDMA2000は、IS−2000規格、IS−95規格、およびIS−856規格をカバーする。TDMAネットワークは、例えばグローバル・システム・フォー・モバイル通信(GSM(登録商標))のようなラジオ技術を実現しうる。OFDMAネットワークは、例えばイボルブドUTRA(E−UTRA)、IEEE 802.11、IEEE 802.16、IEEE 802.20、フラッシュ−OFDMO等のようなラジオ技術を実現しうる。UTRA、E−UTRA、およびGSMは、ユニバーサル・モバイル・テレコミュニケーション・システム(UMTS)の一部である。ロング・ターム・イボリューション(LTE)は、E−UTRAを使用するUMTSの最新のリリースである。UTRA、E−UTRA、GSM、UMTS、およびLTEは、「第3世代パートナシップ計画」(3GPP)と命名された組織からの文書に記載されている。CDMA2000は、「第3世代パートナシップ計画2」(3GPP2)と命名された組織からの文書に記載されている。これらさまざまなラジオ技術および規格は、当該技術分野において知られている。明確にするために、これら技術のある態様は、以下において、LTEについて記載されており、LTE用語が以下の説明の多くで使用される。
シングル・キャリア周波数分割多元接続(SC−FDMA)は、単一のキャリア変調および周波数領域等値化を利用する技術である。SC−FDMAは、OFDMAシステムと同じ性能、および実質的に同じ全体的な複雑さを有する。SC−FDMA信号は、固有の単一キャリア構造により、低いピーク対平均電力比(PAPR)を有する。SC−FDMAは、送信電力効率の観点において、低PAPRがモバイル端末に大いに有益となるアップリンク通信において、特に大きな注目を集めた。SC−FDMAを用いることは、現在、3GPPロング・ターム・イボリューション(LTE)またはイボルブドUTRAにおけるアップリンク多元接続スキームのために動作していると仮定されている。
MIMOシステムは、データ送信のために、複数(N個)の送信アンテナと、複数(N個)の受信アンテナとを使用する。N個の送信アンテナおよびN個の受信アンテナによって形成されるMIMOチャネルは、空間チャネルとも称されるN個の独立チャネルへ分割される。ここでN≦min{N、N}である。N個の独立チャネルのおのおのは、ディメンションに相当する。複数の送信アンテナおよび受信アンテナによって生成される追加のディメンションが利用される場合、MIMOシステムは、(例えば、より高いスループット、および/または、より高い信頼性のような)向上されたパフォーマンスを与える。
MIMOシステムは、時分割デュプレクス(TDD)システムおよび周波数分割デュプレクス(FDD)システムをサポートする。TDDシステムでは、相互原理によって、逆方向リンク・チャネルから順方向リンク・チャネルを推定できるように、順方向リンク送信および逆方向リンク送信が、同じ周波数領域にある。これによって、アクセス・ポイントにおいて複数のアンテナが利用可能である場合、アクセス・ポイントは、順方向リンクで送信ビーム・フォーミング・ゲインを抽出できるようになる。
図1に示すように、本開示のある態様にしたがう多元接続無線通信システムが例示される。アクセス・ポイント100(AP)は、1つは104、106を含み、他のものは108、110を含み、さらに他のものは112、114を含む複数のアンテナ・グループを含んでいる。図1では、おのおののアンテナ・グループについて2本のアンテナしか示されていない。しかしながら、おのおののアンテナ・グループについて、それより多くのまたはそれより少ないアンテナが利用されうる。アクセス端末116(AT)(例えば、ユーザ機器すなわちUE)は、アンテナ112およびアンテナ114と通信しており、アンテナ112、114は、順方向リンク120でアクセス端末116へ情報を送信し、逆方向リンク118でアクセス端末116から情報を受信する。アクセス端末122は、アンテナ106、108と通信しており、アンテナ106、108は、順方向リンク126でアクセス端末122へ情報を送信し、逆方向リンク124でアクセス端末122から情報を受信する。FDDシステムでは、通信リンク118、120、124、126は、通信のために異なる周波数を使用する。例えば、順方向リンク120は、逆方向リンク118によって使用されるものとは異なる周波数を使用することができる。
通信するように設計された領域および/またはアンテナのおのおののグループは、しばしば、アクセス・ポイントのセクタと称される。一つの態様では、おのおののアンテナ・グループは、アクセス・ポイント100によってカバーされる領域のセクタ内のアクセス端末と通信するように設計される。
順方向リンク120、126による通信では、アクセス・ポイント100の送信アンテナは、別のアクセス端末116、124の順方向リンクの信号対雑音比を改善するために、ビームフォーミングを利用する。さらに、有効範囲領域にわたってランダムに散在するアクセス端末へ送信するためにビームフォーミングを用いるアクセス・ポイントは、全てのアクセス端末へ単一のアンテナによって送信するアクセス・ポイントよりも、近隣のセル内のアクセス端末に対して少ない干渉しかもたらさない。
アクセス・ポイントは、端末と通信するために使用された固定局であり、基地局、ノードB、あるいはその他のいくつかの用語で称されうる。アクセス端末はまた、移動局、ユーザ機器(UE)、無線通信デバイス、端末、アクセス端末、あるいはその他のいくつかの用語で呼ばれる。
図2は、MIMOシステム200における送信機システム210(アクセス・ポイントとしても知られている)および受信機システム250(アクセス端末としても知られている)の態様のブロック図である。送信機システム210では、多くのデータ・ストリーム用のトラフィック・データが、データ・ソース212から送信(TX)データ・プロセッサ214に提供される。
態様では、データ・ストリームはおのおのの、それぞれの送信アンテナを介して送信される。TXデータ・プロセッサ214は、おのおののデータ・ストリームのトラフィック・データをフォーマットし、このデータ・ストリームのために選択された特定の符号化スキームに基づいて符号化し、インタリーブして、符号化されたデータを提供する。
おのおののデータ・ストリームの符号化されたデータは、OFDM技術を用いてパイロット・データと多重化されうる。パイロット・データは一般に、既知の手法で処理される既知のデータ・パターンであり、チャネル応答を推定するために受信機システムにおいて使用されうる。各データ・ストリームの多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、その後、変調シンボルを提供するためにデータ・ストリームについて選択された特定の変調スキーム(例えば、バイナリ・フェーズ・シフト・キーイング(BPSK)、直交フェーズ・シフト・キーイング(QPSK)、M−PSK、または直交振幅変調(M−QAM))に基づいて変調(すなわち、シンボル・マップ)される。おのおののデータ・ストリームのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサ230によって実行される命令群によって決定されうる。
すべてのデータ・ストリームの変調シンボルは、(例えば、OFDMのために)変調シンボルをさらに処理するTX MIMOプロセッサ220に提供される。TX MIMOプロセッサ220はその後、N個の変調シンボル・ストリームを、N個の送信機(TMTR)222a乃至222tへ提供する。ある態様では、TX MIMOプロセッサ220は、データ・ストリームのシンボル、および、そのシンボルが送信されるアンテナへ、ビームフォーミング重みを適用する。
おのおのの送信機222は、1または複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信して処理し、さらには、MIMOチャネルを介した送信に適切な変調信号を提供するために、このアナログ信号を調整(例えば、増幅、フィルタ、およびアップコンバート)する。送信機222a乃至222tからのN個の変調信号は、その後、N個のアンテナ224a乃至224tからそれぞれ送信される。
受信機システム250では、送信された変調信号がN個のアンテナ252a乃至252rによって受信され、おのおののアンテナ252からの受信信号が、それぞれの受信機(RCVR)254a乃至254rへ提供される。おのおのの受信機254は、受信したそれぞれの信号を調整(例えば、フィルタ、増幅、およびダウンコンバート)し、この調整された信号をデジタル化してサンプルを提供し、さらにこのサンプルを処理して、対応する「受信された」シンボル・ストリームを提供する。
RXデータ・プロセッサ260は、N個の受信機254からN個のシンボル・ストリームを受信し、受信されたこれらシンボル・ストリームを、特定の受信機処理技術に基づいて処理して、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供する。RXデータ・プロセッサ260は、その後、検出されたおのおののシンボル・ストリームを復調し、デインタリーブし、復号して、そのデータ・ストリームのためのトラフィック・データを復元する。RXデータ・プロセッサ260による処理は、送信機システム210におけるTX MIMOプロセッサ220およびTXデータ・プロセッサ214によって実行されるものと相補的である。
プロセッサ270は、上述したように、利用可能などの技術を利用するのかを定期的に決定する。さらに、プロセッサ270は、行列インデクス部およびランク値部を備えた逆方向リンク・メッセージを規定することができる。
逆方向リンク・メッセージは、通信リンクおよび/または受信されたデータ・ストリームに関するさまざまなタイプの情報を備えうる。逆方向リンク・メッセージは、多くのデータ・ストリームのトラフィック・データをデータ・ソース236から受け取るTXデータ・プロセッサ238によって処理され、変調器280によって変調され、送信機254a乃至254rによって調整され、基地局210へ送り戻される。
送信機システム210では、受信機システム250からの変調信号が、アンテナ224によって受信され、受信機222によって調整され、復調器240によって復調され、RXデータ・プロセッサ242によって処理されて、受信機システム250によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出する。プロセッサ230は、事前符号化行列を用いて、抽出されたメッセージに対してビームフォーミングを実行する。
(無線通信のためのアップリンク電力制御の例)
無線システムでは、おのおののユーザ機器(UE)によって利用されるアップリンク送信電力を制御および制限するために、アップリンク電力制御技術が使用される。おのおののユーザのための送信電力または最大送信電力は、例えば、最大許容電力、送信チャネルの帯域幅、ダウンリンク・パス・ロス、およびその他のパラメータのような複数のパラメータに基づいて決定されうる。
LTE規格において定義された電力制御技術は、UEのすべてのアンテナのために使用されうるおのおののUEのための単一の電力値を生成する。しかしながら、UEのアンテナは、前もって較正されないさまざまな条件によってアンバランスとなりうる。例えば、そのアンテナの送信を阻む障害物が、アンテナのうちの1つの前に存在しうる。あるいは、別のアンテナは、それぞれの通信チャンネルにおいて、別のフェージング環境を経験しうる。したがって、システムのパフォーマンスは、UEのアンテナ毎に電力制御を実行する技術によって改善されうる。
図3は、本開示のある態様にしたがって、UEのアンテナの少なくともサブセットのための電力制御を制御するためのアップリンク電力制御メカニズムのための動作の例を図示する。302では、アクセス・ポイントが、UEのアンテナのサブセットから受信した信号に関する測定を実行する。304では、アクセス・ポイントが、この測定に基づいて、UEのアンテナのサブセットのための調節パラメータを計算する。306では、アクセス・ポイントが、これらアンテナを較正するために、RRCシグナリングまたはその他の手段によって、UEのアンテナのサブセットのための調節パラメータを送信する。
308では、UEが、アクセス・ポイントから、このアンテナのうちの少なくとも1つのための調節パラメータを受信する。310では、UEが、受信した調節パラメータに基づいて、および、オプションとして、アンテナのダウンリンク・パス・ロス値に基づいて、UEのアンテナ毎のアップリンク送信電力を計算する。312では、UEが、そのアンテナのための計算された送信電力に等しい電力を用いて、UEのおのおののアンテナで信号を送信する。
上記の動作は、APおよびUEの観点から記載されているが、これらの動作は、APおよびUEに限定されないことが注目されるべきである。当業者であれば、任意の2つの通信デバイスが、現在の開示の範囲から逸脱することなく、提案された電力制御方法を利用しうることを認識するであろう。
図4Aおよび図4Bは、アクセス・ポイントとUEがUEのアンテナのサブセットのために提案された電力制御技術を適用する限定しない例を例示する。アクセス・ポイント402は、UE 406のすべてのアンテナのための電力調節値を計算し、これらをテーブル内に格納し、電力調節値をUEに送信する。UEは、第1のアンテナ408、第2のアンテナ410、および第Nのアンテナ412アンテナのための送信電力を計算し、対応する電力を用いて、アンテナからAPへ信号を送信する。
図4Aに例示するように、第1のアンテナ408から、このアンテナとアクセス・ポイントとの間のチャネルの品質に依存して、低電力で信号が送信される。同時に、UEは、第2のアンテナから、高電力で別の信号を送信しうる。おのおののアンテナの調節パラメータδ(以下に詳述する)の値に基づいて、UEは、そのアンテナのための送信電力を調節する。
図4Bは、UEのアンテナのうちの1つ(すなわち、第1のアンテナ)と、アクセス・ポイントとの間の通信チャネルが良好であり、他のアンテナ(すなわち、第2のアンテナ)によって見られるチャネルが非常に劣悪である例を例示する。この例では、第2のアンテナは、障害物によってブロックされているかもしれない。UEは、第1のアンテナおよび第2のアンテナの両方によって送信されるべきであると第1のアンテナに推測されている情報を伝送するために、第2のアンテナからどの信号も送信せず、代わりに、第1のアンテナから高電力で信号を送信すると決定しうる。
(アップリンク送信電力調節の例)
さまざまなアルゴリズムが、図3および図4を参照して上述した電力調節を実行するために利用されうる。例えば、LTE規格のリリース8では、特定のサブフレーム(すなわち、サブフレームi)のために、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)における送信のためのユーザ機器のアップリンク送信電力が、以下の式に基づいて計算される。
Figure 2012526466
ここで、Pmaxは、UEからの送信のための最大許容電力を表し、MPUSCHは、サブフレームiについて有効なリソース・ブロック数によって表されるPUSCHリソース割当の帯域幅を表す。P0_PUSCH(j)は、おのおのの通信セルにおけるノミナル電力を表すP0_NOMINAL_PUSCH(j)と、UE特有のパラメータであるP0_UE_PUSCH(j)と、を含む2つのパラメータの合計を備えるパラメータである。ここで、jは、チャネル割当タイプを表し、j=0または1である。
式(1)におけるパラメータαは、j=0または1である場合、値α(j)∈{0,0.4,0.5,0.6,0.7,0.8,0.9,1}のうちの1つを採用しうるおのおのの通信セルに特有の3ビット値である。PLは、dB単位でUEによって計算されたダウンリンク・パス・ロスの推定値である。ダウンリンク・パス・ロス推定値PLは、以下の式によって計算されうる。
PL=Prs−Pfrs
ここで、Prsは、基本信号の送信電力を表し、Pfrsは、基準信号の受信電力を表わす。
Figure 2012526466
ここで、Kは、補正係数であり、M=STB/NREであり、ここで、STBは、伝送ブロック・サイズであり、NREは、リソース要素の数である。さらに、関数f(i)は、PUSCHチャネルのための電力制御調節値の現在の状態を提供する。例えば、Pmax、P0_PUSCH、Prsのような式(1)におけるパラメータのうちのいくつかの値は、高次通信レイヤによってUEへ提供されることが注目されるべきである。
本開示のある態様は、UEのアンテナ毎に送信電力を制御するための技術を提供する。提案された閉ループ電力制御技術では、アクセス・ポイントが、UEの複数のアンテナから複数の信号を受信し、受信した信号に対して測定を実行する。例えば、アクセス・ポイントは、UEのアンテナ毎にサウンディング基準信号(SRS)を測定しうる。あるいは、送信ダイバーシティを備えたMIMOシステムでは、アクセス・ポイントは、例えば復調基準信号(DMRS)またはその他の信号のように、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)または物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)のいずれかで受信した信号に対して測定を実行しうる。
アクセス・ポイントは、受信した信号に対してなされた測定に基づいて、UEのおのおののアンテナ(すなわち、アンテナl、l=1,・・・,N)のための調節パラメータδを定義しうる(図3のブロック304参照)。調節パラメータの範囲は小さいので、調節パラメータのおのおのは、小さなビット数によって表される。
ある態様の場合、N個のアンテナを備えたUEの場合、アクセス・ポイントは、(UEのアンテナのうちの1と比較された)アンテナの相対的な電力調節のために、N−1個の調節パラメータを定義しうる。別の態様では、アクセス・ポイントは、すべてのアンテナのための共通電力制御パラメータと、おのおののアンテナのためのN個の相対的調節パラメータとを定義しうる。その後、共通電力制御パラメータと、アンテナ毎の調節パラメータとの合計が、おのおののアンテナの電力制御パラメータとなりうる。また別の態様の場合、アクセス・ポイントは、UEのおのおののアンテナについて1つである、N個の調節パラメータを送信しうる。
複数の調節パラメータδ、l=1,・・・Nが、ラジオ・リソース制御(RRC)シグナリングまたはその他の手段によって、準静的にUEへ送信されうる(図3のブロック306参照)。ある態様の場合、電力調節パラメータの更新のレートは、システムのパラメータに依存して早められるか、遅らされうる。
UEは、例えば、PUSCH、PUCCH、物理ランダム・アクセス・チャネル(PRACH)、およびSRSのように、異なるチャネルにおける送信のため、アンテナ毎に送信電力を計算または調節するために、アンテナのおのおのについて調節パラメータを利用しうる(図3のブロック310参照)。例えば、UEは、以下に示すように、アンテナ毎の電力値を計算するために、式(1)の修正バージョンを適用しうる。
Figure 2012526466
ここで、l=1,・・・,Nは、アンテナ・インデクスを表す。UEは、P0_PUSCH(j、δl)の値を計算するために、アンテナ毎の調節パラメータを利用しうる。
UEの別のアンテナは、別の時間において、別のフェージング環境を経験しうる。閉ループ電力制御では、フェージングの効果とアンテナ利得のアンバランスが、直ちに(すなわち、UEの動作中に)低減されうる。
ユーザ機器のアンテナ毎の閉ループ電力制御は、UEのおのおののアンテナの調節パラメータのアクセス・ポイントによる送信によって、いくつかのオーバヘッドをもたらすことが注目されるべきである。しかしながら、ある態様の場合、このオーバヘッドは、調節パラメータの送信を時間において分散させること、おのおのの送信時間において、UEのアンテナのサブセットのためのパラメータを送信すること、および、異なる送信のためにアンテナをサイクルすることによって低減されうる。このスキームは、調節パラメータの更新のレートが低い、ゆっくりと変化する環境のために使用されうる。
アンテナ毎の閉ループ電力制御の利点の1つは、アンテナ・アンバランスを修正することによって、頻繁なRRC再設定のための必要性をなくす。さらに、アンテナ毎の閉ループ電力制御は、より厳しい電力制御を提供しうる。
本開示のある態様の場合、アクセス・ポイントは、事前符号化行列を選択または更新するために、UEにおける送信電力を制御するために使用される調節パラメータを利用しうる。いくつかの場合には、アクセス・ポイントは、事前符号化行列を選択する際に、UEへ送信されたものの、UEによってまだ利用されていない調節パラメータでさえも使用しうる。
本開示のある態様は、UEのアンテナ毎の開ループ電力制御のための技術を提供する。開ループ電力制御では、UEは、アンテナのおのおのによって信号を受信し、対応するダウンリンク・チャネルのパス・ロス値を計算しうる。UEは、その後、アンテナ毎に計算されたパス・ロス値に基づいて、アンテナ毎の電力値を更新しうる。例えば、UEは、式(1)において、α.PLの代わりに、α.PLを代用しうる。ここで、α.PLは、UEのアンテナ毎のパス・ロスである。開ループ電力制御は、アンテナ間のボディ・ロス差を反転させるために使用されうる。ボディ・ロスは、ユーザ機器のアンテナのうちの1または複数が、人の手や体によって遮られ、遮られたアンテナのパフォーマンスの低下をもたらすことを称する用語である。
本開示のある態様は、UEのアンテナ毎の電力を調節するために、閉ループ電力制御技術と、開ループ電力制御技術とを結合しうる。アンテナ毎に閉ループ電力制御技術と開ループ電力制御技術とを結合することによって、閉ループ電力制御のために要求される更新のレートが低減されうる。
本開示のある態様の場合、UEのアンテナ間のある相関性を仮定して、おのおののアンテナの電力制御式は、2つの部分を含みうる。第1の部分は、UEのすべてのアンテナ間で共通であり、第2の部分は、UEのおのおののアンテナに特有でありうる。電力制御の共通部品は、より大きな範囲を有しうる。電力制御のアンテナ特有部品は、より小さな範囲を有し、電力制御の共通部分と比べて異なる電力制御グラニュラリティに対応しうる。ある態様の場合、共通の電力制御のため、および、個々の電力制御のための更新のレートは異なりうる。共通のおよび個々の(相対的な)電力制御コマンド更新レートが最適化されている場合、これは、シグナリング効率の観点から有利である。例えば、個々の電力制御コマンドは、共通の電力制御コマンドほど頻繁に送信されない。
ある態様の場合、UEは、アンテナのおのおのに適用されるアンテナ補償量を、アクセス・ポイントへシグナルしうる。さらに、UEは、UEが経験している電力制限に関するいくつかの情報をアクセス・ポイントへ送信しうる。アクセス・ポイントは、次の時間スロットにおいて、UEへ送信するアンテナ毎に調節パラメータの値を調整または更新するために、この情報を利用しうる。この電力制御に関する情報は、アップリンク電力ヘッドルーム・レポートの形態でありうる。ここで、UEは、現在の送信電力と、最大送信電力との間の差に関する情報を送信しうる。
アップリンク電力ヘッドルーム・レポートは、UEによって送信された合計電力、または、所与のアンテナによって送信された電力を称しうる。アンテナ電力ヘッドルーム毎の値が、アクセス・ポイントに利用可能である場合、次の時間スロットにおいて使用されるべきUEへ送信された電力調節パラメータと、次の時間スロットのためにUEに対して許可されたアップリンク・データ・レートとを最適化するために、個々のアンテナ電力制御のコンテキストにおいて利点がある。個々の電力制御コマンドをアクセス・ポイントからUEへ伝送するために、信頼できるシグナリング方法が使用され、個々のアンテナの最大電力が、アクセス・ポイントに知られている場合、UEによるアクセス・ポイントへの個々のアンテナ電力ヘッドルーム・レポートは、不要になる場合がある。一方、個々の電力制御更新のために信頼できるシグナリングを用いることは、システム・リソースの観点から高価となりうる。したがって、ダウンリンクおよびアップリンクのシステム容量が、統合的に最適化される場合、UEによるアクセス・ポイントへの個々の(アンテナ毎の)ヘッドルーム・レポートを用いることが有利になりえる。
個々のアンテナは、個々の物理的な送信アンテナを意味しうるか、単一の仮想アンテナとして取り扱われた複数の物理的な送信アンテナを意味しうる。後者の場合、電力制御目的のために単一の仮想アンテナとして取り扱われている物理的な送信アンテナ間の電力比は調節可能ではないと仮定される。
ある態様の場合、UEは、バッテリ寿命を延ばすために、アンテナ利得アンバランスに応じて、送信のためのアンテナを選択しうる。
別の態様では、アクセス・ポイントは、UEバッテリ寿命を延ばすために、アンテナ利得アンバランスを考慮して、送信のために使用されるアンテナのセットを選択しうる。
前述された方法のさまざまな動作は、図面に例示されるようなmeans−plus−funcitonブロックに対応するさまざまなハードウェアおよび/またはソフトウェア構成要素(単数または複数)および/またはモジュール(単数または複数)によって実行されうる。例えば、図3に例示されるブロック302−312は、図3Aに例示されるmeans−plus−funcitonブロックに対応する。より一般的には、対応するmeans−plus−funcitonブロック図を有する図面に例示された方法がある場合、動作ブロックは、同様に付番されたmeans−plus−funcitonブロックに対応する。
本開示に関連して説明されたさまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、および回路を、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレイ信号(FPGA)もしくはその他のプログラマブル論理デバイス(PLD)、ディスクリート・ゲートもしくはトランジスタ・ロジック、ディスクリート・ハードウェア構成要素、または本明細書で説明される機能を実行するように設計されたその任意の組み合わせを用いて実施または実行することができる。汎用プロセッサは、マイクロプロセッサとすることができるが、代替案では、プロセッサを、任意の市販のプロセッサ、コントローラ、マイクロコントローラ、または順序回路とすることができる。プロセッサは、例えばDSPとマイクロ・プロセッサとの組み合わせ、複数のマイクロ・プロセッサ、DSPコアと連携する1または複数のマイクロ・プロセッサ、またはその他任意のこのような構成であるコンピューティング・デバイスの組み合わせとして実現されうる。
本開示に関連して説明された方法またはアルゴリズムのステップを、ハードウェアで直接的に、プロセッサによって実行されるソフトウェア・モジュールによって、またはこの2つの組合せによって実施することができる。ソフトウェア・モジュールは、当該技術分野において周知のすべての形式の記憶媒体に常駐することができる。使用できる記憶媒体のいくつかの例は、ランダム・アクセス・メモリ(RAM)、読取専用メモリ(ROM)、フラッシュメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーバブル・ディスク、CD−ROMなどを含む。ソフトウェア・モジュールは、単一の命令または複数の命令を備えることができ、複数の異なるコード・セグメント上で、異なるプログラムの間で、および複数の記憶媒体にまたがって分散させることができる。記憶媒体を、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込めるように、プロセッサに結合することができる。あるいは、この記憶媒体は、プロセッサに統合されうる。
本明細書で開示された方法は、説明された方法を達成するための1または複数のステップまたは動作を備える。方法ステップおよび/または動作は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに相互に置換することができる。言い換えると、ステップまたは動作の特定の順序が指定されていない限り、特定のステップおよび/または動作の順序および/または使用は、特許請求の範囲のスコープから逸脱せずに変更されうる。
記載された機能は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、あるいは、これらの任意の組み合わせによって実現されうる。ソフトウェアで実現される場合、これら機能は、コンピュータ読取可能媒体に、1または複数の命令群として格納される。記憶媒体は、コンピュータによってアクセスされうる利用可能な任意の媒体である。例として、限定することなく、このようなコンピュータ読取可能媒体は、RAM、ROM、EEPROM、CD−ROMまたはその他の光ディスク記憶装置、磁気ディスク記憶装置またはその他の磁気記憶デバイス、あるいは、所望のプログラム・コード手段を命令群またはデータ構造の形式で搬送または格納するために使用され、しかも、コンピュータによってアクセスされうるその他任意の媒体を備えうる。本明細書で使用されるディスク(diskおよびdisc)は、コンパクト・ディスク(CD)(disc)、レーザ・ディスク(disc)、光ディスク(disc)、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)(disc)、フロッピー(登録商標)ディスク(disk)およびブルー・レイ(登録商標)ディスク(disc)を含んでいる。ここで、diskは、通常、データを磁気的に再生する一方、discは、データをレーザを用いて光学的に再生する。
ソフトウェアまたは命令群は、送信媒体を介しても送信される。例えば、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、デジタル加入者線(DSL)、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術を使用して、ウェブサイト、サーバ、あるいはその他の遠隔ソースからソフトウェアが送信される場合、同軸ケーブル、光ファイバ・ケーブル、ツイスト・ペア、DSL、あるいは、例えば赤外線、無線およびマイクロ波のような無線技術が、媒体の定義に含まれる。
さらに、本明細書で説明される方法および技法を実行するためのモジュールおよび/または他の適切な手段を、適宜、ユーザ端末および/または基地局によってダウンロードし、かつ/または他の形式で入手することができることを了解されたい。例えば、そのようなデバイスを、本明細書で説明した方法を実行するための手段の転送を容易にするためにサーバに結合することができる。代替案では、本明細書で説明されるさまざまな方法を、記憶手段(例えば、RAM、ROM、コンパクト・ディスク(CD)またはフロッピー・ディスクなどの物理記憶媒体など)を介して提供することができ、ユーザ端末および/または基地局が、記憶手段をデバイスに結合するか提供するときにさまざまな方法を入手することができる。さらに、本明細書で説明された方法および技法をデバイスに提供するために、その他任意の適切な技法を利用することができる。
特許請求の範囲は、上述した正確な構成および構成要素に限定されないことを理解されたい。さまざまな修正、変更、および変形を、特許請求の範囲の範囲から逸脱せずに、前述した方法および装置の構成、動作、および詳細において実施することができる。
前述したものは、本発明の実施形態に向けられているが、これら発明のその他およびさらなる実施形態が、本願の基本的な範囲から逸脱することなく考案され、この範囲は、以下に示す特許請求の範囲によって決定される。

Claims (47)

  1. 無線通信のための方法であって、
    アンテナのサブセットのための電力調節パラメータを受信することと、
    前記アンテナのおのおのに関連付けられた、前記受信された電力調節パラメータを用いて、前記アンテナのサブセットのための送信電力の値を計算することと、
    前記計算された送信電力の値に等しい電力を用いて、前記アンテナのサブセットから信号を送信することと
    を備える方法。
  2. おのおののアンテナによって受信された信号におけるパス・ロスの値に基づいて、前記計算された、前記アンテナのサブセットのための送信電力の値を調節することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  3. 少なくとも電力消費量の最適化に基づいて、信号を送信するアンテナのサブセットを決定することをさらに備える、請求項1に記載の方法。
  4. 前記アンテナのサブセットに関する情報を受信することと、
    前記アンテナのおのおのに関連付けられた電力調節パラメータと、前記受信された、前記アンテナのサブセットに関する情報とを用いて、前記アンテナのサブセットのための送信電力の値を計算することと、
    前記計算された値に基づいて、前記アンテナのサブセットのための送信電力と、信号を送信するアンテナのサブセットとを調節することと
    をさらに請求項1に記載の方法。
  5. 個のアンテナのために、おのおののアンテナについて1つの、N個の電力調節パラメータが受信される、請求項1に記載の方法。
  6. 前記アンテナのうち1つは、N−1個のアンテナに含まれず、前記N−1個のアンテナのために、N−1個の電力調節パラメータが受信される、請求項1に記載の方法。
  7. 前記アンテナのすべてについて共通の電力調節パラメータと、前記N個のアンテナのおのおのについて1つの、N個の相対的な電力調節パラメータとが受信され、前記アンテナ毎の送信電力が、前記共通の電力調節パラメータと前記相対的な電力調節パラメータとの両方に基づいて計算される、請求項1に記載の方法。
  8. 前記共通の電力調節パラメータの動的範囲は、前記相対的な電力調節パラメータの動的範囲よりも大きい、請求項7に記載の方法。
  9. 前記共通の電力調節パラメータと前記相対的な電力調節パラメータとの更新のレートは異なる、請求項7に記載の方法。
  10. 前記共通の電力調節パラメータと前記相対的な電力調節パラメータとのグラニュラリティは異なる、請求項7に記載の方法。
  11. 無線通信のための方法であって、
    送信のために利用されるアンテナのサブセットに関する情報であって、複数の送信アンテナのための個々の電力ヘッドルーム値を含む電力ヘッドルーム情報を送信することを備え、
    前記電力ヘッドルーム情報は、おのおののアンテナの現在の送信電力と、最大送信電力との間の差を備える、方法。
  12. 無線通信のための方法であって、
    装置のアンテナのサブセットから受信した信号に関する測定を実行することと、
    前記測定に基づいて、前記装置のアンテナのサブセットにおけるおのおののアンテナについて1つである、複数の電力調節パラメータを計算することと、
    前記装置の対応するアンテナを較正するために、前記装置のアンテナのサブセットのための電力調節パラメータを送信することと
    を備える方法。
  13. 前記装置によって送信された電力ヘッドルーム情報に少なくとも部分的に基づいて、前記装置によって信号を送信するアンテナのサブセットを決定することと、ここで、前記電力ヘッドルーム情報は、おのおののアンテナの現在の送信電力と、最大送信電力との間の差を備える、
    前記アンテナのサブセットに関する情報を前記装置に送信することと
    をさらに備える請求項12に記載の方法。
  14. 前記複数の電力調節パラメータを計算することは、複数の処理期間内に前記装置のアンテナのすべてをカバーするために、各処理期間において、前記装置のアンテナの別のサブセットのための電力調節値を計算することを備える、請求項12に記載の方法。
  15. 前記電力調節パラメータは、ラジオ・リソース制御(RRC)シグナリングによって送信される、請求項12に記載の方法。
  16. 前記装置のアンテナのサブセットのための、複数の送信電力の値を受信することと、
    前記受信した、前記アンテナのための送信電力の値に基づいて、前記装置のアンテナのサブセットのための電力調節パラメータを更新することと
    をさらに備える請求項12に記載の方法。
  17. 前記複数の電力調節パラメータは、少なくとも、前記装置によって送信された電力ヘッドルーム・レポートに基づいて計算される、請求項12に記載の方法。
  18. 前記装置の電力消費量を減らすために、前記装置によって信号を送信するアンテナのサブセットを決定することと、
    前記アンテナのサブセットに関する情報を前記装置に送信することと
    をさらに備える請求項12に記載の方法。
  19. 前記装置から受信した電力ヘッドルーム・レポートに少なくとも部分的に基づいて、前記装置によって信号を送信するアンテナのサブセットを決定することをさらに備える、請求項18に記載の方法。
  20. 無線通信のための装置であって、
    アンテナのサブセットのための電力調節パラメータを受信するためのロジックと、
    前記アンテナのおのおのに関連付けられた、前記受信された電力調節パラメータを用いて、前記アンテナのサブセットのための送信電力の値を計算するためのロジックと、
    前記計算された送信電力の値に等しい電力を用いて、前記アンテナのサブセットから信号を送信するためのロジックと
    を備える装置。
  21. おのおののアンテナによって受信された信号におけるパス・ロスの値に基づいて、前記計算された、前記アンテナのサブセットのための送信電力の値を調節するためのロジックをさらに備える、請求項20に記載の装置。
  22. 少なくとも電力消費量の最適化に基づいて、信号を送信するアンテナのサブセットを決定するためのロジックをさらに備える、請求項20に記載の装置。
  23. 前記アンテナのサブセットに関する情報を受信するためのロジックと、
    前記アンテナのおのおのに関連付けられた電力調節パラメータと、前記受信された、前記アンテナのサブセットに関する情報とを用いて、前記アンテナのサブセットのための送信電力の値を計算するためのロジックと、
    前記計算された値に基づいて、前記アンテナのサブセットのための送信電力と、信号を送信するアンテナのサブセットとを調節するためのロジックと
    を備える請求項20に記載の装置。
  24. 個のアンテナのために、おのおののアンテナについて1つの、N個の電力調節パラメータが受信される、請求項20に記載の装置。
  25. 前記アンテナのうち1つは、N−1個のアンテナに含まれず、前記N−1個のアンテナのために、N−1個の電力調節パラメータが受信される、請求項20に記載の装置。
  26. 前記アンテナのすべてについて共通の電力調節パラメータと、前記N個のアンテナのおのおのについて1つの、N個の相対的な電力調節パラメータとが受信され、前記アンテナ毎の送信電力が、前記共通の電力調節パラメータと前記相対的な電力調節パラメータとの両方に基づいて計算される、請求項20に記載の装置。
  27. 前記共通の電力調節パラメータの動的範囲は、前記相対的な電力調節パラメータの動的範囲よりも大きい、請求項26に記載の装置。
  28. 前記共通の電力調節パラメータと前記相対的な電力調節パラメータとの更新のレートは異なる、請求項26に記載の装置。
  29. 前記共通の電力調節パラメータと前記相対的な電力調節パラメータとのグラニュラリティは異なる、請求項26に記載の装置。
  30. 無線通信のための装置であって、
    送信のために利用されるアンテナのサブセットに関する情報であって、複数の送信アンテナのための個々の電力ヘッドルーム値を含む電力ヘッドルーム情報を送信するためのロジックを備え、
    前記電力ヘッドルーム情報は、おのおののアンテナの現在の送信電力と、最大送信電力との間の差を備える、装置。
  31. 無線通信のための装置であって、
    装置のアンテナのサブセットから受信した信号に関する測定を実行するためのロジックと、
    前記測定に基づいて、前記装置のアンテナのサブセットにおけるおのおののアンテナについて1つである、複数の電力調節パラメータを計算するためのロジックと、
    前記装置の対応するアンテナを較正するために、前記装置のアンテナのサブセットのための電力調節パラメータを送信するためのロジックと
    を備える装置。
  32. 前記装置によって送信された電力ヘッドルーム情報に少なくとも部分的に基づいて、前記装置によって信号を送信するアンテナのサブセットを決定するためのロジックと、ここで、前記電力ヘッドルーム情報は、おのおののアンテナの現在の送信電力と、最大送信電力との間の差を備える、
    前記アンテナのサブセットに関する情報を前記装置に送信するためのロジックと
    をさらに備える、請求項31に記載の装置。
  33. 前記複数の電力調節パラメータを計算することは、複数の処理期間内に前記装置のアンテナのすべてをカバーするために、各処理期間において、前記装置のアンテナの別のサブセットのための電力調節値を計算することを備える、請求項31に記載の装置。
  34. 前記電力調節パラメータは、ラジオ・リソース制御(RRC)シグナリングによって送信される、請求項31に記載の装置。
  35. 前記装置のアンテナのサブセットのための、複数の送信電力の値を受信するためのロジックと、
    前記受信した、前記アンテナのための送信電力の値に基づいて、前記装置のアンテナのサブセットのための電力調節パラメータを更新するためのロジックと
    をさらに備える、請求項31に記載の装置。
  36. 前記複数の電力調節パラメータは、前記装置によって送信された電力ヘッドルーム・レポートに少なくも基づいて計算される、請求項31に記載の装置。
  37. 前記装置の電力消費量を減らすために、前記装置によって信号を送信するアンテナのサブセットを決定するためのロジックと、
    前記アンテナのサブセットに関する情報を前記装置に送信するためのロジックと
    をさらに備える、請求項31に記載の装置。
  38. 前記装置から受信した電力ヘッドルーム・レポートに少なくとも部分的に基づいて、前記装置によって信号を送信するアンテナのサブセットを決定するためのロジックをさらに備える、請求項37に記載の装置。
  39. 無線通信のための装置であって、
    アンテナのサブセットのための電力調節パラメータを受信する手段と、
    前記アンテナのおのおのに関連付けられた、前記受信された電力調節パラメータを用いて、前記アンテナのサブセットのための送信電力の値を計算する手段と、
    前記計算された送信電力の値に等しい電力を用いて、前記アンテナのサブセットから信号を送信する手段と
    を備える装置。
  40. 無線通信のための装置であって、
    送信のために利用されるアンテナのサブセットに関する情報であって、複数の送信アンテナのための個々の電力ヘッドルーム値を含む電力ヘッドルーム情報を送信する手段を備え、
    前記電力ヘッドルーム情報は、おのおののアンテナの現在の送信電力と、最大送信電力との間の差を備える、装置。
  41. 無線通信のための装置であって、
    装置のアンテナのサブセットから受信した信号に関する測定を実行する手段と、
    前記測定に基づいて、前記装置のアンテナのサブセットにおけるおのおののアンテナについて1つである、複数の電力調節パラメータを計算する手段と、
    前記装置の対応するアンテナを較正するために、前記装置のアンテナのサブセットのための電力調節パラメータを送信する手段と
    を備える装置。
  42. 1または複数のプロセッサによって実行可能な、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、前記命令群は、
    アンテナのサブセットのための電力調節パラメータを受信するための命令群と、
    前記アンテナのおのおのに関連付けられた、前記受信された電力調節パラメータを用いて、前記アンテナのサブセットのための送信電力の値を計算するための命令群と、
    前記計算された送信電力の値に等しい電力を用いて、前記アンテナのサブセットから信号を送信するための命令群と
    を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  43. 1または複数のプロセッサによって実行可能な、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、前記命令群は、
    送信のために利用されるアンテナのサブセットに関する情報であって、複数の送信アンテナのための個々の電力ヘッドルーム値を含む電力ヘッドルーム情報を送信するための命令群を備え、
    前記電力ヘッドルーム情報は、おのおののアンテナの現在の送信電力と、最大送信電力との間の差を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  44. 1または複数のプロセッサによって実行可能な、格納された命令群を有するコンピュータ読取可能媒体を備える、無線通信のためのコンピュータ・プログラム製品であって、前記命令群は、
    装置のアンテナのサブセットから受信した信号に関する測定を実行するための命令群と、
    前記測定に基づいて、前記装置のアンテナのサブセットにおけるおのおののアンテナについて1つである、複数の電力調節パラメータを計算するための命令群と、
    前記装置の対応するアンテナを較正するために、前記装置のアンテナのサブセットのための電力調節パラメータを送信するための命令群と
    を備える、コンピュータ・プログラム製品。
  45. 無線通信のための装置であって、
    アンテナのサブセットのための電力調節パラメータを受信し、
    前記アンテナのおのおのに関連付けられた、前記受信された電力調節パラメータを用いて、前記アンテナのサブセットのための送信電力の値を計算し、
    前記計算された送信電力の値に等しい電力を用いて、アンテナのサブセットから信号を送信する
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える、装置。
  46. 無線通信のための装置であって、
    送信のために利用されるアンテナのサブセットに関する情報であって、複数の送信アンテナのための個々の電力ヘッドルーム値を含む電力ヘッドルーム情報を送信するように構成された少なくとも1つのプロセッサを備え、
    前記電力ヘッドルーム情報は、おのおののアンテナの現在の送信電力と、最大送信電力との間の差を備える、装置。
  47. 無線通信のための装置であって、
    装置のアンテナのサブセットから受信した信号に関する測定を実行し、
    前記測定に基づいて、前記装置のアンテナのサブセットにおけるおのおののアンテナについて1つである、複数の電力調節パラメータを計算し、
    前記装置の対応するアンテナを較正するために、前記装置のアンテナのサブセットのための電力調節パラメータを送信する
    ように構成された少なくとも1つのプロセッサを備える、装置。
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