JP7301902B2 - 電力制御方法及び端末 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、通信テクノロジの分野に、特に、電力制御方法及び端末に関係がある。
ミリメートル波は、ミリメートルレベルの波長を有する電磁波を指し、ミリメートル波のキャリア周波数は、およそ30GHzから300GHzの間である。より高いキャリア周波数は、実施され得る、より高い信号帯域幅及びより高いデータ伝送率を示すので、6GHzよりも大きい高周波帯域が、ミリメートル波の高い帯域幅及び高いレートの伝送特性を使用するために、通信のための5G(5th-Generation,第5世代モバイル通信テクノロジ)ネットワークに導入される。なお、ミリメートル波の他の特性は、空気中の減衰が比較的高い、すなわち、経路損失が比較的高いことである。従って、一般に、伝送は、伝送距離及び伝送正確性を確かにするようビーム(beam)を使用することによって行われる。
LTE(Long Term Evolution,ロングタームエボリューション)システムでは、端末が無線アクセスデバイスに対してアップリンク伝送を実行するとき、アップリンク電力制御(power control,PC)が、アップリンクチャネル上でデータを送信する品質を確かにし、且つ、システム内の他の端末への干渉を最小限にするために、最初に実行される必要がある。PUSCH(physical uplink shared channel,物理アップリンク共有チャネル)の電力制御が一例として使用される。端末は、無線アクセスデバイスの送信電力及び現在の端末の受信信号強度に基づき、現在の伝送の経路損失を推定する必要があり、次いで、経路損失を、前もってセットされた電力制御式に加えて、PUSCH上のデータ伝送の送信電力を決定する。経路損失がより大きい場合には、決定される送信電力はより大きい。
しかし、無線ネットワークデバイスがビームを使用することによってデータを送信するために送信端として使用されるとき、異なるチャネル伝送又はチャネル変化条件に適応するよう、ビーム幅は、ビーム送信利得を調整するために調整されてよい。端末がビームを使用することによってデータを受信するために受信端として使用されるとき、異なるチャネル伝送又はチャネル変化条件に適応するよう、ビーム幅は、ビーム受信利得を調整するために調整されてよい。ビーム送信利得及びビーム受信利得は、端末による経路損失の推定に影響を及ぼし、経路損失偏差を引き起こす。従って、対応する調整が、伝送プロセスにおいて送信電力に対して行われる必要がある。端末が依然として既存のLTEシステムの電力制御方法に基づき経路損失を推定する場合に、求められる経路損失は実際の経路損失から外れ、結果として、決定される送信電力は、実際に必要とされる送信電力から外れる。
本発明の実施形態は、アップリンク伝送中に端末によって使用される送信電力の正確さを改善するために、電力制御方法及び端末を提供する。
以下の技術的解決法は、上記の目的を達成するために本発明の実施形態で使用される。
第1の態様に従って、本発明の実施形態は、第1端末によって電力制御に必要なパラメータ情報を取得し、該パラメータ情報が、第1パラメータ、第2パラメータ、及び第3パラメータのうちの少なくとも1つを含み、次いで、前記第1端末によって、前記パラメータ情報に基づき、アップリンク伝送がターゲットビーム又はターゲットビーム対において実行されるときに使用されるアップリンク送信電力を決定することを含む電力制御方法を提供する。
前記第1パラメータは、ネットワークデバイスのビーム受信利得及び/又は前記第1端末のビーム送信利得を含む。このようにして、アップリンク送信電力を計算するときに、第1端末は、アップリンク送信電力の正確さを改善するために、ネットワークデバイスのビーム受信利得及び/又は第1端末のビーム送信利得を使用することによって、より正確な経路損失補償を決定し得る。
前記第2パラメータは、前記ターゲットビーム上で前記第1端末に対して第2端末によって引き起こされる干渉の値を含む。このようにして、アップリンク送信電力を計算するときに、第1端末は、アップリンク送信電力の正確さを改善するために、上記の干渉値を使用することによって、より正確な経路損失補償を決定し得る。
前記第3パラメータは、ビーム特有の目標電力及び/又は端末特有の目標電力を含む。このようにして、アップリンク送信電力を計算するときに、第1端末は、アップリンク送信電力の正確さを改善するために、上記の第3パラメータを使用することによって、より正確な経路損失補償を決定し得る。
可能な設計方法で、前記第1パラメータは、前記第1端末の前記ビーム送信利得の第1補償係数及び/又は前記ネットワークデバイスの前記ビーム受信利得の第1補償係数を更に含み、該第1補償係数は、0以上1以下のいずれかの値である。
可能な設計方法で、前記第2パラメータは、上記の干渉値の第2補償係数を更に含み、該第2補償係数は、0以上1以下のいずれかの値であり、前記干渉値は、前記第1端末のアップリンク伝送に対して前記第2端末のアップリンク伝送によって引き起こされる、前記ターゲットビーム上で前記ネットワークデバイスによって検出される干渉を示すために使用される。
可能な設計方法で、当該方法は、前記第1端末によって、前記ネットワークデバイスのビーム送信利得及び/又は前記第1端末のビーム受信利得を含む第4パラメータを取得することを更に含み、それにより、前記第1端末は最初に、前記第4パラメータに基づき前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の経路損失を決定してよく、次いで、前記第1端末は、前もってセットされた電力制御式を使用することによって前記経路損失及び上記のパラメータ情報に基づき前記アップリンク送信電力を決定する。
可能な設計方法で、前記第1端末によって、前記第4パラメータに基づき前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の経路損失を決定することは、前記第1端末によって、次の、前記ネットワークデバイスの送信電力、前記第4パラメータにおける前記ネットワークデバイスの前記ビーム送信利得、前記第1端末の受信信号強度、及び前記第4パラメータにおける前記第1端末の前記ビーム受信利得、のうちの少なくとも1つに基づき、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の前記経路損失を決定することを含む。
可能な設計方法で、前記第1端末によって、前記第4パラメータに基づき前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の経路損失を決定することの後で、当該方法は、前記第1端末によって、前記第1パラメータを使用することによって前記経路損失を補正することを更に含み、前記補正された経路損失は、当該補正前の前記第1パラメータ及び前記経路損失の間の差である。
可能な設計方法で、上記のアップリンク伝送は、PUSCH上の伝送、PUCCH上の伝送、PRACH上の伝送、及びSRSの伝送、のうちの少なくとも1つを指す。
可能な設計方法で、前記第1パラメータは、送信されるべきデータのサービスタイプ、アップリンクチャネルタイプ、前記ターゲットビームの幅、サブフレームの数、前記ターゲットビームの数、前記ターゲットビーム対の数、キャリアの数、及びサブキャリアの数、のうちの少なくとも1つに基づき決定され得る。
可能な設計方法で、前記パラメータ情報は第5パラメータを更に含み、該第5パラメータは、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対において前記アップリンク伝送を実行するための閉ループ電力制御の調整値を示すために使用され、前記第5パラメータは、電力制御がターゲットサブフレームで実行されるときに使用されるオフセット及び調整値の和であり、前記ターゲットサブフレームは、現在のサブフレームと同じタイプであって該現在のサブフレームが後に続くサブフレームである。
可能な設計方法で、第1端末によって電力制御に必要なパラメータ情報を取得することは、前記第1端末によって、RRCシグナリング、MACシグナリング、及び物理レイヤシグナリング、のうちの少なくとも1つを使用することによって、前記パラメータ情報を取得することを含む。
可能な設計方法で、前記パラメータ情報は前記第1パラメータを含み、第1端末によって電力制御に必要なパラメータ情報を取得することは、前記第1端末によって、PDCCHにおいてTPCシグナリングを使用することによって、前記第1パラメータを取得すること、又は前記第1端末によって、閉ループ電力制御に使用されるシグナリングを使用することによって、前記第1パラメータを取得することを含む。
可能な設計方法で、前記パラメータ情報は第3パラメータを含み、第1端末によって電力制御に必要なパラメータ情報を取得することは、前記第1端末によって、前記物理レイヤシグナリングを使用することによって、前記ネットワークデバイスによって送られた前記第3パラメータを取得することを含み、前記第3パラメータは、前記第1パラメータを運ぶ。
可能な設計方法で、前記パラメータ情報は、目標RSRPのコンフィグレーション情報を更に含み、前記目標RSRPの前記コンフィグレーション情報は、前記ターゲットビームの存続期間、前記ターゲットビームのサンプルの数量、又は瞬時RSRPに関する情報を含む。
可能な設計方法で、前記目標RSRPの前記コンフィグレーション情報は、前記RRCシグナリング又は前記MACシグナリングにおいて運ばれる。
可能な設計方法で、当該方法は、前記第1端末によって、前記ネットワークデバイスによって送られた前記物理レイヤシグナリングに基づき、前記目標RSRPの前記コンフィグレーション情報によって示された前記目標RSRPをアクティブにすることを更に含む。
第2の態様に従って、本発明の実施形態は、端末であって、当該端末は第1端末であり、第1端末は、電力制御に必要なパラメータ情報を取得するよう構成される取得ユニットであって、該パラメータ情報が第1パラメータ、第2パラメータ、及び第3パラメータのうちの少なくとも1つを含む、前記取得ユニットと、前記パラメータ情報に基づき、アップリンク伝送がターゲットビーム又はターゲットビーム対において実行されるときに使用されるアップリンク送信電力を決定するよう構成される決定ユニットとを含み、前記第1パラメータは、ネットワークデバイスのビーム受信利得及び/又は前記第1端末のビーム送信利得を含み、前記第2パラメータは、前記ターゲットビーム上で前記第1端末に対して第2端末によって引き起こされる干渉の値を含み、該第2端末は、前記第1端末以外の1つ以上の端末を含み、前記第3パラメータは、ビーム特有の目標電力及び/又は端末特有の目標電力を含む、前記端末を提供する。前記ビーム特有の目標電力は、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対のために前記ネットワークデバイスによってセットされる目標電力値であり、前記端末特有の目標電力は、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対に関して前記第1端末のために前記ネットワークデバイスによってセットされる目標電力値である。
可能な設計方法で、前記第1パラメータは、前記第1端末の前記ビーム送信利得の第1補償係数及び/又は前記ネットワークデバイスの前記ビーム受信利得の第1補償係数を更に含み、該第1補償係数は、0以上1以下のいずれかの値である。
可能な設計方法で、前記第2パラメータは、前記干渉の値の第2補償係数を更に含み、該第2補償係数は、0以上1以下のいずれかの値であり、前記干渉の値は、前記第1端末のアップリンク伝送に対して前記第2端末のアップリンク伝送によって引き起こされる、前記ターゲットビーム上で前記ネットワークデバイスによって検出される干渉を示すために使用される。
可能な設計方法で、前記取得ユニットは、前記ネットワークデバイスのビーム送信利得及び/又は前記第1端末のビーム受信利得を含む第4パラメータを取得するよう更に構成され、前記決定ユニットは、前記第4パラメータに基づき前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の経路損失を決定し、前もってセットされた電力制御式を使用することによって前記経路損失及び前記パラメータ情報に基づき前記アップリンク送信電力を決定するよう特に構成される。
可能な設計方法で、前記決定ユニットは、次の、前記ネットワークデバイスの送信電力、前記第4パラメータにおける前記ネットワークデバイスの前記ビーム送信利得、前記第1端末の受信信号強度、及び前記第4パラメータにおける前記第1端末の前記ビーム受信利得、のうちの少なくとも1つに基づき、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の前記経路損失を決定するよう特に構成される。
可能な設計方法で、前記決定ユニットは、前記第1パラメータを使用することによって前記経路損失を補正するよう更に構成され、前記補正された経路損失は、当該補正前の前記第1パラメータ及び前記経路損失の間の差である。
可能な設計方法で、前記第1パラメータは、送信されるべきデータのサービスタイプ、アップリンクチャネルタイプ、前記ターゲットビームの幅、サブフレームの数、前記ターゲットビームの数、前記ターゲットビーム対の数、キャリアの数、及びサブキャリアの数、のうちの少なくとも1つに基づき決定される。
可能な設計方法で、前記パラメータ情報は第5パラメータを更に含み、該第5パラメータは、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対において前記アップリンク伝送を実行するための閉ループ電力制御の調整値を示すために使用され、前記第5パラメータは、電力制御がターゲットサブフレームで実行されるときに使用されるオフセット及び調整値の和であり、前記ターゲットサブフレームは、現在のサブフレームと同じタイプであって該現在のサブフレームが後に続くサブフレームである。
可能な設計方法で、前記取得ユニットは、RRCシグナリング、MACシグナリング、及び物理レイヤシグナリング、のうちの少なくとも1つを使用することによって、前記パラメータ情報を取得するよう特に構成される。
可能な設計方法で、前記取得ユニットは、PDCCHにおいてTPCシグナリングを使用することによって、前記第1パラメータを取得するよう、又は閉ループ電力制御に使用されるシグナリングを使用することによって、前記第1パラメータを取得するよう特に構成される。
可能な設計方法で、前記取得ユニットは、前記物理レイヤシグナリングを使用することによって、前記ネットワークデバイスによって送られた前記第3パラメータを取得するよう特に構成され、前記第3パラメータは、前記第1パラメータを運ぶ。
可能な設計方法で、前記パラメータ情報は、目標RSRPのコンフィグレーション情報を更に含み、前記目標RSRPの前記コンフィグレーション情報は、前記ターゲットビームの存続期間、前記ターゲットビームのサンプルの数量、又は瞬時RSRPに関する情報を含み、前記決定ユニットは、前記ネットワークデバイスによって送られた前記物理レイヤシグナリングに基づき、前記目標RSRPの前記コンフィグレーション情報によって示された前記目標RSRPをアクティブにするよう更に構成される。
第3の態様に従って、本発明の実施形態は、端末であって、当該端末は第1端末であり、該第1端末は、プロセッサ、メモリ、バス、及び通信インターフェイスを含む、前記端末を提供する。前記プロセッサは、前記通信インターフェイスを通じて電力制御に必要なパラメータ情報を取得するよう構成され、該パラメータ情報が、第1パラメータ、第2パラメータ、及び第3パラメータのうちの少なくとも1つを含み、前記パラメータは、前記パラメータ情報に基づき、アップリンク伝送がターゲットビーム又はターゲットビーム対において実行されるときに使用されるアップリンク送信電力を決定するよう更に構成され、前記第1パラメータは、ネットワークデバイスのビーム受信利得及び/又は前記第1端末のビーム送信利得を含み、前記第2パラメータは、前記ターゲットビーム上で前記第1端末に対して第2端末によって引き起こされる干渉の値を含み、該第2端末は、前記第1端末以外の1つ以上の端末を含み、前記第3パラメータは、ビーム特有の目標電力及び/又は端末特有の目標電力を含む。前記ビーム特有の目標電力は、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対のために前記ネットワークデバイスによってセットされる目標電力値であり、前記端末特有の目標電力は、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対に関して前記第1端末のために前記ネットワークデバイスによってセットされる目標電力値である。
可能な設計方法で、前記プロセッサは、前記通信インターフェイスを通じて第4パラメータを取得するよう更に構成され、該第4パラメータは、前記ネットワークデバイスのビーム送信利得及び/又は前記第1端末のビーム受信利得を含み、前記プロセッサは、前記第4パラメータに基づき前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の経路損失を決定し、前もってセットされた電力制御式を使用することによって前記経路損失及び前記パラメータ情報に基づき前記アップリンク送信電力を決定するよう特に構成される。
可能な設計方法で、前記プロセッサは、次の、前記ネットワークデバイスの送信電力、前記第4パラメータにおける前記ネットワークデバイスの前記ビーム送信利得、前記第1端末の受信信号強度、及び前記第4パラメータにおける前記第1端末の前記ビーム受信利得、のうちの少なくとも1つに基づき、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の前記経路損失を決定するよう特に構成される。
可能な設計方法で、前記プロセッサは、前記第1パラメータを使用することによって前記経路損失を補正するよう更に構成され、前記補正された経路損失は、当該補正前の前記第1パラメータ及び前記経路損失の間の差である。
可能な設計方法で、前記プロセッサは、前記通信インターフェイスを呼び出すことによって、並びに、RRCシグナリング、MACシグナリング、及び物理レイヤシグナリング、のうちの少なくとも1つを使用することによって、前記パラメータ情報を取得するよう特に構成される。
可能な設計方法で、前記プロセッサは、前記通信インターフェイスを呼び出すことによって、及び、PDCCHにおいてTPCシグナリングを使用することによって、前記第1パラメータを取得するよう、又は閉ループ電力制御に使用されるシグナリングを使用することによって、前記第1パラメータを取得するよう特に構成される。
可能な設計方法で、前記プロセッサは、前記通信インターフェイスを呼び出すことによって、及び、前記物理レイヤシグナリングを使用することによって、前記ネットワークデバイスによって送られた前記第3パラメータを取得するよう特に構成され、前記第3パラメータは、前記第1パラメータを運ぶ。
可能な設計方法で、前記パラメータ情報は、目標参照信号受信電力(RSRP)のコンフィグレーション情報を更に含み、前記目標RSRPの前記コンフィグレーション情報は、前記ターゲットビームの存続期間、前記ターゲットビームのサンプルの数量、又は瞬時RSRPに関する情報を含み、前記プロセッサは、前記ネットワークデバイスによって送られた前記物理レイヤシグナリングに基づき、前記目標RSRPの前記コンフィグレーション情報によって示された前記目標RSRPをアクティブにするよう更に構成される。
第4の態様に従って、本発明の実施形態は、上記の第1端末によって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するよう構成されたコンピュータ記憶媒体であって、コンピュータソフトウェア命令は、前記第1端末が上記の態様を実行するために設計されたプログラムを含む、前記コンピュータ記憶媒体を提供する。
第5の態様に従って、本発明の実施形態はコンピュータプログラムを提供する。当該コンピュータプログラムは命令を含む。コンピュータが当該コンピュータプログラムを実行するとき、前記コンピュータは、上記の第1の態様における電力制御方法のいずれか1つを実行することができる。
本発明の実施形態において、第1端末、第2端末及びネットワークデバイスの名称は、デバイス又は機能モジュールに制限を課さない。実際の実施において、それらのデバイス又は機能モジュールは、他の名称によって表現されてよい。本発明におけるそれらと同様の機能を持った全てのデバイス又は機能モジュールは、本発明の特許請求の範囲によって定義される適用範囲及び本発明の均等のテクノロジに含まれる。
加えて、第2の態様乃至第5の態様におけるいずれかの設計様式によってもたらされる技術的効果については、第1の態様における異なる設計様式によってもたらされる技術的効果を参照されたい。詳細は、ここで再び記載されない。
本発明のそれら及び他の態様は、以下の実施形態の説明において、より簡潔且つ理解可能である。
本発明の実施形態に従う電力制御システムの略構造図である。 本発明の実施形態に従う端末の略構造図1である。 本発明の実施形態に従うネットワークデバイスの略構造図である。 本発明の実施形態に従う電力制御方法の略フローチャートである。 本発明の実施形態に従う端末の略構造図2である。 本発明の実施形態に従う端末の略構造図3である。
以下は、本発明の実施形態における添付の図面を参照して詳細に、本発明の実施形態における技術的解決法について記載する。
加えて、語「第1」及び「第2」は単に説明の目的を意図され、相対的な重要性の指示若しくは含意又は示されている技術的特徴の数の間接的な指示として理解されるべきではない。従って、「第1」又は「第2」によって限定される特徴は、明示的又は暗黙的に、1つ以上の特徴を含んでよい。本発明の記載において、「複数の~」は、別なふうに述べられない限りは、2つ又は少なくとも2つを意味する。
本明細書中の語「及び/又は」は、関連する事物を記載する連関関係のみを記載し、3つの関係が存在し得ることを表す。例えば、A及び/又はBは、次の3つの場合を表し得る:Aのみが存在する、A及びBの両方が存在する、Bのみが存在する。加えて、本明細書中の文字「/」は、一般に、関連する事物の間の“論理和”関係を示す。
本発明の実施形態は、電力制御方法を提供し、当該方法は、図1に示される電力制御システムに適用され得る。システムは、少なくとも1つの端末11と、ネットワークデバイス12とを含む。無線伝送が、ビーム、例えば、図1に示されるターゲットビームを使用することによって、端末11とネットワークデバイス12との間で実行され得る。
端末11は、5GネットワークにおけるUE(user equipment,ユーザ機器)であってよく、あるいは、LTE又は他のネットワークにおける如何なるUEであってもよい。例えば、端末11は、具体的に、携帯電話機、タブレット、ノートブック・コンピュータ、UMPC(ultra-mobile personal computer,ウルトラモバイル・パーソナル・コンピュータ)、ネットブック、PDA(personal digital assistant,パーソナル・デジタル・アシスタント)、などであってよい。これは、本発明のこの実施形態において制限されない。
ネットワークデバイス12は、具体的に、5Gネットワークにおける何らかの基地局、ニューラジオeNB(new radio eNB)、送受信点(transmission and reception point,TRP)、マクロ基地局、ミクロ基地局、高周波基地局、などであってよい。これは、本発明のこの実施形態において制限されない。
LTEシステムでは、端末がネットワークデバイスに対してアップリンク伝送を行うとき、アップリンク送信電力は、前もってセットされた電力制御式を使用することによって計算され得る。例えば、アップリンク伝送がサブフレームi(i≧0)のPUSCH上で実行されるとき、端末は、次の式(1)を使用することによって、アップリンク伝送がサブフレームiにおいて実行されるときに使用される必要があるアップリンク伝送電力を計算し得る。
Figure 0007301902000001
CMAX,c(i)は、端末の最大送信電力であり、
PUSCH,c(i)は、サブフレームiにおいてPUSCH伝送を実行するために使用されるRB(resource block,リソースブロック)の数量であり、
O-PUSCH,c(j)は、ネットワークデバイスによって半静的にセットされる目標電力値である。目標電力値は、一般に、3GPPプロトコルで指定されるセル特有の目標電力及び端末特有の目標電力に関係がある。パラメータjの値は、アップリンク伝送されるデータパケットに関係がある。半永続的なグラントデータパケットが送信されるときに、j=0であり、動的にスケジューリングされたグラントデータパケットが送信されるときに、j=1であり、あるいは、ランダムアクセス応答のグラントデータパケットが送信されるときに、j=2であり、
PLは、端末がアップリンク伝送を行うときに推定される経路損失であり、αは、経路損失の補償係数であり、0≦α≦1であり、
ΔTF,c(i)は、MCSに基づく電力調整値であり、
(i)は、電力制御がサブフレームiにおいて実行されるときに使用される調整値である。
端末は、上記のパラメータを使用することによって、サブフレームiにおいてアップリンク伝送を実行するためのアップリンク伝送電力PPUSCH,c(i)を計算し得る。
より高いキャリア周波数を有するミリメートル波が、ミリメートル波の高い帯域幅及び高いレートの伝送特性を使用するために、通信のための5Gネットワークに導入される。しかし、ミリメートル波減衰が空気中で比較的高いという欠点を解消するために、端末及び/又はネットワークデバイスは、ビームの幅を調整することによって、及びビームを伝送媒質として使用することによって、アップリンク伝送を実行してよい。ビームの幅は、一般に、従来のLTEシステムでのビームの幅よりも狭い。
端末が、アップリンクデータを送るために上記のビームを使用するとき、特定のビーム送信利得が存在する。加えて、基地局がアップリンクデータを受信するためにビームを使用するとき、特定のビーム受信利得が存在する。ビーム送信利得及びビーム受信利得は、伝送プロセスにおいて実際に必要とされる経路損失補償を低減することがあり、この場合に、アップリンク送信電力が上記の式(1)を使用することによって依然として計算されるならば、端末によって決定される経路損失補償は、実際の要件よりも大きい。従って、計算されるアップリンク送信電力は比較的高く、端末の電力消費を増大させるだけでなく、システム内の他の端末への干渉も増大させる。
従って、本発明の実施形態は、電力制御方法を提供する。第1端末が一例として使用される。アップリンク送信電力を決定するとき、第1端末は、電力制御に必要なパラメータ情報を最初に取得し、次いで、パラメータ情報に基づき、アップリンク伝送がターゲットビーム(又はターゲットビーム対)において実行されるときに使用されるアップリンク送信電力を決定してよい。ターゲットビームは、第1端末がその後にアップリンク伝送を実行するときに使用されるビームであり、ターゲットビーム対は、第1端末がその後にアップリンク伝送を実行するときに使用されるビーム、又はネットワークデバイスがアップリンク伝送プロセスにおいてデータを受信するときに使用されるビームである。
パラメータ情報は、次のパラメータ:第1パラメータ、第2パラメータ、及び第3パラメータ、のうちの少なくとも1つを含む。
上記の第1パラメータは、ネットワークデバイスのビーム受信利得及び/又は第1端末のビーム送信利得を含む。このようにして、アップリンク送信電力を計算するときに、第1端末は、アップリンク送信電力の正確さを改善するために、ネットワークデバイスのビーム受信利得及び/又は第1端末のビーム送信利得を使用することによって、より正確な経路損失補償を決定し得る。
第2パラメータは、ターゲットビーム上で第1端末に対して第2端末(第2端末は、第1端末以外の1つ以上の端末を含む。)によって引き起こされる干渉の値を含む。このようにして、アップリンク送信電力を計算するときに、第1端末は、アップリンク送信電力の正確さを改善するために、上記の干渉値を使用することによって、より正確な経路損失補償を決定し得る。
第3パラメータは、ビーム特有の目標電力及び/又は端末特有の目標電力を含み、ここで、ビーム特有の目標電力は、ターゲットビーム(又はターゲットビーム対)のためにネットワークデバイスによってセットされた目標電力値であり、端末特有の目標電力は、ターゲットビーム(又はターゲットビーム対)に関して第1端末のためにネットワークデバイスによってセットされた目標電力値(上記の目標電力値は公称電力と呼ばれ得る。)である。ビーム特有の目標電力は、先行技術における式(1)中のPO-PUSCH,cで考慮されていないので、本発明のこの実施形態では、アップリンク送信電力を計算するときに、第1端末は、上記の第3パラメータを使用することによって、PO-PUSCH,c′である、より正確なPO-PUSCH,cを決定して、アップリンク送信電力の正確さを改善し得る。PO-PUSCH,c′は、セル特有の目標電力、ビーム特有の目標電力、及び端末特有の目標電力のうちの少なくとも1つ又は、そのうちの2つ以上の和であってよい。
例えば、第1端末は、RRC(radio resource control,無線リソース制御)シグナリング、MAC(Media Access Control,媒体アクセス制御)シグナリング、及び物理レイヤシグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって、ネットワークデバイスからの上記のパラメータ情報内の1つ以上のパラメータを取得し得る。これは、本発明のこの実施形態において制限されない。
上記のパラメータ情報内の1つ以上のパラメータを取得した後、第1端末は、アップリンク送信電力を決定するために必要な他のパラメータ、例えば、式(1)中のMPUSCH,c(i)、PCMAX,c(i)、などを取得するために、先行技術における方法を依然として使用してよい。これは、本発明のこの実施形態において制限されない。
加えて、前述の実施形態において、PUSCH上での伝送は、説明のための例としてのみ使用されている。上記の電力制御方法は、PUCCH(physical uplink control channel,物理アップリンク制御チャネル)上での伝送、PRACH(physical random access channel,物理ランダムアクセスチャネル)上での伝送、SRS(sounding reference signal,サウンディング参照信号)の伝送、などに更に適用されてよいことが理解されるべきである。その後の実施形態で、詳細は、具体的な実施形態を参照して記載される。従って、詳細はここでは記載されない。
本発明のこの実施形態における端末11(例えば、上記の第1端末)のハードウェア構造については、図2に示される端末の構成要素を参照されたい。
図2に示されるように、端末11は、具体的に、RF(radio frequency,無線周波数)回路320、メモリ330、入力ユニット340、表示ユニット350、重力センサ360、オーディオ回路370、プロセッサ380、及び電源390のような構成要素を含んでよい。当業者は、図2に示される端末の構造が端末11に対する限定を構成せず、図2に示されるそれらよりも多い又は少ない構成要素を含んでも、いくつかの構成要素を結合しても、又は異なる構成要素配置を有してもよいことを理解し得る。以下は、図2を参照して詳細に端末11の各構成要素について記載する。
RF回路320は、情報受信若しくは送信プロセス又はコールプロセスにおいて信号を受信又は送信するよう構成されてよい。特に、ネットワークデバイス12のダウンリンク情報を受信した後、RF回路320は、ダウンリンク情報を処理のためにプロセッサ380へ送り、アップリンクデータをネットワークデバイス12へ送る。一般に、RF回路は、制限なしに、少なくとも1つの増幅器、トランシーバ、カプラ、LNA(low noise amplifier,低雑音増幅器)、デュプレクサ、などを含む。加えて、RF回路320は、無線通信を通じてネットワーク及び他のデバイスと更に通信してよい。
メモリ330は、ソフトウェアプログラム及びモジュールを記憶するよう構成されてよく、プロセッサ380は、端末11の様々な機能アプリケーションを実行し、データを、メモリ330に記憶されているソフトウェアプログラム及びモジュールを起動することで処理する。
入力ユニット340は、入力デジタル又は文字情報を受け、端末11のユーザ設定及び機能制御に関連したキー信号入力を生成するよう構成されてよい。具体的に、入力ユニット340は、タッチパネル341及び他の入力デバイス342を含んでよい。
表示ユニット350は、ユーザによって入力された情報又はユーザに提供される情報、及び端末11の様々なメニューを表示するよう構成されてよい。表示ユニット350は、表示パネル351を含んでよい。任意に、表示パネル351は、LCD(Liquid Crystal Display,液晶ディスプレイ)、OLED(Organic Light-Emitting Diode,有機発光ダイオード)、などを使用することによって構成されてよい。
端末11は、重力センサ(gravity sensor)360並びに他のセンサ、例えば、光学センサ、ジャイロスコープ、気圧計、湿度計、温度計、及び赤外線センサを更に含んでよい。詳細はここでは記載されない。
オーディオ回路370、ラウドスピーカ371、及びマイクロホン372は、ユーザと端末11との間のオーディオインターフェイスを提供し得る。オーディオ回路370は、オーディオデータ変換後に得られた受信電気信号をラウドスピーカ371へ送り、ラウドスピーカ371は、電気信号を出力のために音響信号に変換する。その上、マイクロホン372は、収集された音響信号を電気信号に変換し、オーディオ回路370は電気信号を受信し、電気信号をオーディオデータに変換し、オーディオデータを、例えば、他の端末デバイスへ送るためにオーディオデータをRF回路320へ出力し、あるいは、オーディオデータを更なる処理のためにメモリ330へ出力する。
プロセッサ380は、端末11の制御センタであり、様々なインターフェイス及びラインを使用することによって端末11の様々な部分へ接続する。プロセッサ380は、端末11に対する全体的な監視を実行するために、端末11の様々な機能を実行し、そして、メモリ330に記憶されているソフトウェアプログラム及び/又はモジュールを起動又は実行することによって、且つ、メモリ330に記憶されているデータを呼び出すことによって、データを処理する。任意に、プロセッサ380は、1つ以上の処理ユニットを含んでよい。
図示されていないが、端末11は電源、Wi-Fi(Wireless Fidelity,ワイヤレス・フィデリティ)モジュール、ブルートゥースモジュール、などを更に含んでよい。詳細はここでは記載されない。
本発明のこの実施形態におけるネットワークデバイス12のハードウェア構造については、図3に示されるネットワークデバイス12の構成要素を参照されたい。図3に示されるように、ネットワークデバイス12は、BBU(英語:Base Band Unit,ベースバンド処理ユニット)、RRU(英語:Radio Remote Unit,ラジオ・リモート・ユニット)、及びアンテナを含む。BBU及びRRUは、光ファイバを使用することによって接続されてよく、RRUは、同軸ケーブル及び電力スプリッタ(カプラ)を使用することによってアンテナへ更に接続される。一般に、1つのBBUが複数のRRUへ接続されてよい。
RRUは、4つのモジュール:デジタル中間周波数モジュール、トランシーバモジュール、電力増幅モジュール、及びフィルタリングモジュールを含んでよい。デジタル中間周波数モジュールは、光伝送の変調及び復調、デジタルアップ及びダウン周波数変換、デジタル-アナログ変換、などを実行するよう構成される。トランシーバモジュールは、中間周波数信号から無線周波数信号への変換を完了する。電力増幅モジュールによって増幅され、フィルタリングモジュールによってフィルタ処理された後、無線周波数信号は、アンテナを使用することによって送信される。
BBUは、Uuインターフェイス(すなわち、端末11とネットワークデバイス12との間のインターフェイス)のベースバンド処理機能(符号化、マルチプレキシング、変調、スペクトル拡散、など)、RNC(英語:Radio Network Controller,無線ネットワークコントローラ)とネットワークデバイス12との間の論理インターフェイスのインターフェイス機能、シグナリング処理機能、局所及び遠隔運用及び整備機能、並びにネットワークデバイス12システムの動作状態監視及び警報情報報告機能を完了するよう構成される。
以下は、具体的な実施形態を参照して詳細に、本発明の実施形態に従う電力制御方法をについて記載する。図4に示されるように、方法は次のステップを含む。
401.第1端末は、電力制御に必要なパラメータ情報を取得し、ここで、パラメータ情報は、第1パラメータ、第2パラメータ、及び第3パラメータのうちの少なくとも1つを含む。
402.第1端末は、パラメータ情報に基づき、アップリンク伝送がターゲットビーム(又はターゲットビーム対)において実行されるときに使用されるアップリンク送信電力を決定する。
可能な実施において、上記のパラメータ情報は第1パラメータを含み、第1パラメータは、ネットワークデバイスのビーム受信利得及び/又は第1端末のビーム送信利得を含む。
具体的に、ネットワークデバイスが、アップリンクデータを受信するためにターゲットビームを使用し、第1端末が、アップリンクデータを送信するために無指向性ビームを使用するときに、上記の第1パラメータは、ネットワークデバイスのビーム受信利得Gを含んでよく、ネットワークデバイスが、アップリンクデータを受信するためにターゲットビームを使用し、第1端末も、アップリンクデータを送信するためにターゲットビームを使用するときに、上記の第1パラメータは、ネットワークデバイスのビーム受信利得G及び第1端末のビーム送信利得Gを含んでよい。
第1端末のビーム送信利得Gは、第1端末自体によって決定されてよく、あるいは、ネットワークデバイスから第1端末によって取得されてもよい。ネットワークデバイスのビーム受信利得Gは、ネットワークデバイスから第1端末によって取得されてよい。
この場合に、サブフレームiについて、PUSCH上でアップリンク伝送を実行するアップリンク送信電力は、次の式(2)であってよい:
Figure 0007301902000002
G=G、又はG、又はG+G;式(2)における他のパラメータ、例えば、MPUSCH,c(i)、MPUSCH,c(i)PO-PUSCH,c(j)、ΔTF,c(i)及びf(i)は、先行技術における関連する方法を使用することによって決定されてよい。
上記の式(2)で、α(j)・PL-Gは、新しい経路損失補償のために使用されてよい。すなわち、経路損失が式(2)を使用することによって計算されるとき、ネットワークデバイスのビーム受信利得G及び/又は第1端末のビーム送信利得Gが考慮され、それにより、アップリンク送信電力に対して第1パラメータGによって引き起こされる影響は、アップリンク送信電力の正確さを改善するように、経路損失補償において除かれる。
更に、第1パラメータは、第1端末のビーム送信利得の第1補償係数及び/又はネットワークデバイスのビーム受信利得の第1補償係数を含んでよく、ここで、第1補償係数はβによって表されてよく、0≦β≦1、すなわち、第1補償係数βは、[0,1](0及び1を含む。)内のいずれかの値であり、この場合に、第1パラメータはG及びβを含む。
この場合に、サブフレームiについて、PUSCH上でアップリンク伝送を実行するアップリンク送信電力は、次の式(3)であってよい:
Figure 0007301902000003
β・G=β・G、又はβ・G=β・G、又はβ・G=β・(G+G)。
加えて、異なる第1補償係数が、ネットワークデバイスのビーム受信利得G及び第1端末のビーム送信利得Gのためにセットされてよい。例えば、ネットワークデバイスのビーム受信利得Gの第1補償係数はβであり、第1端末のビーム送信利得Gの第1補償係数はβである。この場合に、上記の式(3)は、次の式(4)に変形されてよく、すなわち:
Figure 0007301902000004
上記の実施形態では、PUSCH上での伝送が単に記載のための例として使用されている点が留意されるべきである。本発明のこの実施形態で提供される電力制御方法は、PUCCH上での伝送、PRACH上での伝送、SRSの伝送、などに更に適用されてよい。これは、本発明のこの実施形態において制限されない。
例えば、PUCCH上での伝送のアップリンク送信電力は、次の式(5)であってよい:
Figure 0007301902000005
PUSCH上の電力制御式、例えば、上記の式(3)と同様に、PCMAX,c(i)は、第1端末の最大送信電力であり、P0-PUCCHは、ネットワークデバイスによって半静的にセットされる目標電力値である。h(nCQI,nHARQ,nSR)は、PUCCH構造に依存する値であり、ここで、nCQIは、CQIの情報ビットの数量を表し、nHARQは、HARQのビットの数量を表す。PLは、第1端末がアップリンク伝送を実行するときに推定される経路損失であり、g(i)は、電力制御がサブフレームiにおいて実行されるときに使用される調整値である。
β及びGは、式(5)における上記の第1パラメータであり、ここで、Gは、ネットワークデバイスのビーム受信利得G及び/又は第1端末のビーム送信利得Gであり、βは、第1端末のビーム送信利得及び/又はネットワークデバイスのビーム受信利得の複数の第1補償係数/第1補償係数である。
例えば、SRSの伝送のアップリンク送信電力は、次の式(6)であってよい:
Figure 0007301902000006
CMAX,c(i)は、第1端末の最大送信電力であり、PSRS-OFFSET,c(m)は、PUSCHのデータに対するSRSの電力オフセットであり、MSRS,cは、SRSの伝送帯域幅であり、f(i)は、電力制御がサブフレームiにおいて実行されるときに使用される調整値であり、PO-PUSCH,c(j)は、式(1)乃至(4)におけるPO-PUSCH,c(j)と同様である。
同様に、式(6)におけるβ及びGは、上記の第1パラメータであり、ここで、Gは、ネットワークデバイスのビーム受信利得G及び/又は第1端末のビーム送信利得Gであり、βは、第1端末のビーム送信利得及び/又はネットワークデバイスのビーム受信利得の複数の第1補償係数/第1補償係数である。
記載の簡単のために、後の実施形態では、PUSCH上での伝送が記載のための例として使用される。
更に、上記の第1パラメータにおけるβ又はGの特定の値は、送信されるべきデータのサービスタイプ、アップリンクチャネルタイプ、ターゲットビームの幅、サブフレームの数、ターゲットビームの数、ターゲットビーム対の数、キャリアの数、及びサブキャリアの数のうちの少なくとも1つに基づき第1端末によって決定されてよい。
すなわち、β又はGの特定の値は、送信されるべきデータのサービスタイプに特有、及び/又はアップリンクチャネルタイプに特有、及び/又はターゲットビームの幅に特有、及び/又はターゲットビームに特有、及び/又はサブフレームに特有、及び/又はターゲットビーム対に特有、及び/又はキャリアに特有、及び/又はサブキャリアに特有であってよい。例えば、サービスタイプは、eMBB(Enhanced Mobile Broadband)サービス、mMTC(Massive Machine Type Communication)サービス、及びURLLC(ultra-reliable and low latency Communications)サービスを含んでよい。
サブフレームの数が一例として使用される。サブフレームの数が奇数であるときに、βは1にセットされてよく、あるいは、サブフレームの数が偶数であるときに、βは0にセットされてよい。この場合に、サブフレームは、2つのタイプ:偶数タイプ及び奇数タイプに分けられると考えられてよい。確かに、当業者は、実際の経験又はアルゴリズムに従ってサブフレームを異なるタイプに分けてもよい。これは、本発明のこの実施形態において制限されない。
更に、第1端末は第4パラメータを取得してよく、ここで、第4パラメータは、ネットワークデバイスビーム送信利得A及び/又は第1端末のビーム受信利得Aを含む。特に、式(2)乃至式(6)のうちのいずれか1つを使用することによってアップリンク送信電力を計算するときに、第1端末は、第4パラメータを更に取得してよい。第1端末は、上記のパラメータ情報内のいずれかのパラメータを取得している間に第4パラメータを取得してよく、あるいは、第4パラメータを別途取得してもよい。これは、本発明のこの実施形態において制限されない。
第1端末のビーム受信利得Aは、第1端末自体によって決定されてよく、あるいは、ネットワークデバイスから第1端末によって取得されてもよい。ネットワークデバイスのビーム送信利得Aは、ネットワークデバイスから第1端末によって取得されてよい。
第1端末は、RRC(radio resource control,無線リソース制御)シグナリング、MAC(Media Access Control,媒体アクセス制御)シグナリング、及び物理レイヤシグナリングのうちの少なくとも1つを使用することによって、ネットワークデバイスからの上記の第4パラメータを取得し得る。これは、本発明のこの実施形態において制限されない。
具体的に、第4パラメータを取得した後、端末は最初に、第4パラメータに基づきターゲットビームの経路損失、すなわち、上記の式(2)乃至式(6)におけるPLを決定してよい。
PL=ネットワークデバイスの送信電力+ネットワークデバイスのビーム送信利得A-第1端末の受信信号強度+第1端末のビーム受信利得A。PLの計算式は、本発明の後の実施形態における式(7)乃至(9)に更に適用可能である。
PLの上記の計算式において、第1端末の受信信号強度の値は、RSRP(reference signal received power,参照信号受信電力)、RSRQ(reference signal received quality,参照信号受信品質)、又はRSSI(received signal strength indication,受信信号強度表示)のような、如何なる参照信号受信値であってもよい。
具体的に、第1端末の受信信号強度は、第1目標参照信号の検出に基づき決定されてよく、ここで、第1目標参照信号は、端末特有の参照信号(reference signal,RS)、例えば、非周期参照信号である。第1目標参照信号は、端末によってトリガされるか、又はネットワークデバイスによってトリガされてよい。代替的に、第1端末の受信信号強度は、第2目標参照信号の検出に基づき決定されてよい。第2目標参照信号は、セル特有の参照信号、例えば、DRS(discovery RS、ディスカバリ信号)、SS(synchronization signal,同期信号)、又は非UE特有のDL RS(non-UE-specific downlink reference signal)である。第2目標参照信号は、セクタビームに特有、又はワイドビームに特有であってよい。
PLの上記の計算において、ネットワークデバイスによって伝えられるコンフィグレーションシグナリングは、第1端末の受信信号強度によって行われる計算又はフィルタリングが基づく目標参照信号の特定のタイプ(例えば、第1目標参照信号又は第2目標参照信号)を示し得ることが理解され得る。
更に、上記の経路損失PLは補正されてよく、例えば、上記の経路損失PLと第1パラメータGとの間の差が、補正された経路損失として使用されてよい。この場合に、上記の式(3)は、次の式(7)に変形されてよく、すなわち:
Figure 0007301902000007
この場合に、第1補償係数β=α(j)、且つ、補正された経路損失はPL-Gである。
この場合に、ネットワークデバイスは、補正された経路損失の関連するパラメータを第1端末へ直接に送ってよく、すなわち、第1パラメータを第1端末へ暗黙的に送る。
例えば、ネットワークデバイスは、次の:
ネットワークデバイスの送信電力+ネットワークデバイスのビーム送信利得A
ネットワークデバイスの送信電力+ネットワークデバイスのビーム送信利得A+第1端末のビーム受信利得A
ネットワークデバイスの送信電力+ネットワークデバイスのビーム送信利得A+第1端末のビーム受信利得A-第1端末のビーム送信利得G-ネットワークデバイスのビーム受信利得G;及び
ネットワークデバイスの送信電力+ネットワークデバイスのビーム送信利得A-ネットワークデバイスのビーム受信利得G
のうちの少なくとも1つを送信してよい。
加えて、PL-G=(ネットワークデバイスの送信電力+ネットワークデバイスのビーム送信利得A-第1端末の受信信号強度+第1端末のビーム受信利得A)-(第1端末のビーム送信利得G+ネットワークデバイスのビーム受信利得G)のために、ネットワークデバイスのビーム送信利得Aがネットワークデバイスのビーム受信利得Gと等しい場合に、ネットワークデバイスはA及びGを第1端末へ送る必要がない。
更に、上記の補正された経路損失PL-Gを得るよう、目標RSRPの計算がサポートされる必要がある。その場合に、第1端末は、ネットワークデバイスから目標RSRPのコンフィグレーション情報を更に取得してよく、ここで、コンフィグレーション情報は、ターゲットビームの存続期間、ターゲットビームのサンプルの数量、又はターゲットビームのフィルタリングタイプであってよい。存続期間は、一般に、既存のRSRPの存続期間に満たず(例えば、10msに満たず)、あるいは、サンプルの数量は、一般に、既存のRSRPのサンプルの数量に満たない(例えば、10個のサンプルよりも少ない)。代替的に、コンフィグレーション情報は、瞬時RSRPに関する情報であってもよく、ここで、フィルタリングタイプは、レイヤ1フィルタリング、レイヤ2フィルタリング、レイヤ3フィルタリングのうちのいずれか1つであってよい。RSRPは、RSRQ又はRSSIのような如何なる参照信号受信値であってもよい。これは、本発明のこの実施形態において制限されない。
例えば、ネットワークデバイスは、目標RSRPのコンフィグレーション情報をRRCシグナリング又はMACシグナリングに加えて、目標RSRPのコンフィグレーション情報を第1端末へ送ってよい。
その後に、第1端末は、目標RSRPの特定の値を得るよう、ネットワークデバイスによって送られた物理レイヤシグナリングに基づき、目標RSRPのコンフィグレーション情報に基づき実行されるRSRP計算又は導出をアクティブにし、次いで、目標RSRPの特定の値に基づき、補正された経路損失を計算してよい。
従って、第1端末は、パラメータ情報における第1パラメータに基づき、且つ、前もってセットされた電力制御式、例えば、上記の式(2)乃至(7)のうちのいずれか1つを使用することによって、アップリンク伝送がターゲットビーム(又はターゲットビーム対)において実行されるときに使用されるアップリンク送信電力を決定し得る。
可能な実施では、上記のパラメータ情報は第2パラメータを含み、第2パラメータは、ターゲットビーム(又はターゲットビーム対)上で第1端末に対して第2端末(第2端末は、上記の第1端末以外の1つ以上の端末を含む。)によって引き起こされる干渉を示すために使用される。
例えば、第2パラメータは、具体的に、第1端末のアップリンク伝送に対して第2端末のアップリンク伝送によって引き起こされる、ターゲットビーム又はターゲットビーム対上でネットワークデバイスによって検出される干渉の値Iであってよい。
更に、第2パラメータは、干渉値Iの第2補償係数μを含んでよく、ここで、0≦μ≦1である。
この場合に、パラメータ情報が、上記の第1パラメータ(例えば、上記のG及びβ)及び上記の第2パラメータ(例えば、上記のI及びμ)の両方を含む場合に、サブフレームiについて、PUSCH上でアップリンク伝送を実行するためのアップリンク送信電力は、次の式(8)であってよく、すなわち:
Figure 0007301902000008
上記の式(8)で、α(j)・PL-β・G+μ・Iは、新しい経路損失、すなわち、PL′として使用されてよい。換言すれば、経路損失が式(8)によって計算されるとき、ネットワークデバイスのビーム受信利得G及び/又は第1端末のビーム送信利得G、並びにターゲットビーム上で第1端末に対して第2端末によって引き起こされる干渉が考慮され、それにより、アップリンク送信電力に対して第1パラメータ及び第2パラメータによって引き起こされる影響は、アップリンク送信電力の正確さを更に改善するように、新たに計算される経路損失において除かれる。
具体的に、ネットワークデバイスがターゲットビームを使用することによってアップリンクデータを受信し、第2端末が無指向性ビームを使用することによってアップリンクデータを送信するときに、上記の干渉値Iは、ターゲットビーム上での第1端末に対する、ネットワークデバイスによって受信される第2端末によって引き起こされる干渉の値であってよく、ここで、干渉は、ネットワークデバイスのビーム受信利得Iを含み、ネットワークデバイスがターゲットビームを使用することによってアップリンクデータを受信し、第2端末がターゲットビームを使用することによってアップリンクデータを送信するときに、上記の干渉値Iは、ターゲットビーム上で第2端末によって生成されるビーム送信利得Iを更に含み、例えば、上記の干渉値Iは、I及びIの合計を含む。
加えて、上記の干渉値Iが決定されるとき、第1端末のターゲットビームは、第1端末のアップリンク伝送に対して第2端末のアップリンク伝送によって引き起こされる干渉の推定値Iを検出し得る。この場合に、I=I′-Xであり、Xは、信号が第1端末からネットワークデバイスへ送られるときの経路損失であり、X≧0である。
例えば、第1端末は、物理レイヤシグナリングを使用することによって第1パラメータ、第2パラメータ、及び第4パラメータのうちの少なくとも1つを取得してよく、すなわち、第1パラメータ、第2パラメータ、又は第4パラメータのうちの少なくとも1つを動的に取得する。例えば、第1パラメータは、PDCCH(physical downlink control channel,物理ダウンリンク制御チャネル)においてTPC(transmit power control,送信電力制御)を使用することによって取得され、あるいは、上記の第1パラメータは、閉ループ電力制御のために使用されるシグナリングを使用することによって取得される。
第1パラメータが、閉ループ電力制御のために使用されるシグナリングを使用することによって伝えられるとき、第1パラメータは、デルタ(delta)調整又はオフセット(delta)調整とともに閉ループ電力制御において伝えられてよく、あるいは、式(1)乃至(8)におけるΔTF,c(i)とともに伝えられてよい。これは、本発明のこの実施形態において制限されない。
上記の第1パラメータと同様に、第2パラメータ又は第4パラメータの特定の値は、送信されるべきデータのサービスタイプ、アップリンクチャネルタイプ、ターゲットビームの幅、サブフレームの数、ターゲットビームの数、ターゲットビーム対の数、キャリアの数、及びサブキャリアの数のうちの少なくとも1つに基づき第1端末によって決定されてよい。
従って、第1端末は、パラメータ情報内の第2パラメータに基づき、且つ、前もってセットされた電力制御式、例えば、上記の式(8)を使用することによって、アップリンク伝送がターゲットビーム(又はターゲットビーム対)において実行されるときに使用されるアップリンク送信電力を決定してよい。
可能な実施において、上記のパラメータ情報は第3パラメータを含み、第3パラメータは、ビーム特有の目標電力及び/又は端末特有の目標電力を含む。
ビーム特有の目標電力は、ターゲットビーム(又はターゲットビーム対)のためにネットワークデバイスによってセットされる目標電力値であり、端末特有の目標電力は、ターゲットビーム(又はターゲットビーム対)に関して第2端末のためにネットワークデバイスによってセットされる目標電力値である。
先行技術では、式(1)を参照して、PO-PUSCH,c(j)は、ネットワークデバイスによって半静的にセットされる目標電力値であり、ここで、目標電力値は、一般に、3GPPプロトコルで指定されるセル特有の目標電力及び端末特有の目標電力である。先行技術における端末特有の目標電力は、端末のためにネットワークデバイスによってセットされる目標電力値を指す。
しかし、ミリメートル波適用シナリオでは、ターゲットビームのような通信媒質が導入されるので、PO-PUSCH,c(j)が上記の方法に基づき依然として決定される場合に、決定されるPO-PUSCH,c(j)は不正確である。
従って、本発明のこの実施形態では、PO-PUSCH,c(j)が計算されるときに第3パラメータが導入され、ここで、第3パラメータは、ビーム特有の目標電力及び/又は端末特有の目標電力を含む。確かに、第3パラメータは、セル特有の目標電力を更に含んでもよい。従って、第1端末は、アップリンク送信電力の正確さを改善するために、ビーム特有の目標電力、端末特有の目標電力、及びセル特有の目標電力のうちの少なくとも1つに基づきPO-PUSCH,c(j)の値を決定し、更に、上記の式(2)乃至(8)のうちのいずれか1つを使用することによってアップリンク送信電力を計算してよい。
具体的に、PO-PUSCH,c(j)は、ビーム特有の目標電力及び端末特有の目標電力の合計であってよく、あるいは、ビーム特有の目標電力、端末特有の目標電力、及びセル特有の目標電力の合計であってよく、あるいは、端末特有の目標電力及びセル特有の目標電力の合計であってよい。
ビーム特有の目標電力及び端末特有の目標電力は、上記の第1目標参照信号の検出及び検出プロセスから導出された経路損失に基づき決定されてよい。第1目標参照信号は、第1端末によってトリガされるか、又はネットワークデバイスによってトリガされてよい。ビーム特有の目標電力は、1つのビーム又は一群のビームに特有の目標電力であってよい。
セル特有の目標電力は、第2目標参照信号の検出及び検出プロセスから導出された経路損失に基づき決定される。第2目標参照信号は、セクタビーム又はワイドビームに特有であってよい。これは、本発明のこの実施形態において制限されない。
更に、上記のビーム特有の目標電力は、送信されるべきデータのサービスタイプ、アップリンクチャネルタイプ、ターゲットビームの幅、サブフレームの数、ターゲットビームの数、キャリアの数、サブキャリアの数のうちの少なくとも1つに基づき第1端末によって決定されてよい。
可能な実施では、上記の目標電力のうちのいずれか1つがビーム利得を更に含んでよい。例えば、ビーム特有の目標電力は、ネットワークデバイスの受信ビーム利得及び/又はネットワークデバイスのビーム送信利得を含んでよく、端末特有の目標電力は、端末の受信ビーム利得及び/又は端末のビーム送信利得を含んでよい。
ビーム特有の目標電力及び/又は端末特有の目標電力は、物理レイヤシグナリングを使用することによって動的に示されてよく、すなわち、既存のシステムにおける半静的に構成された目標電力とは異なり、ビーム特有の目標電力及び/又は端末特有の目標電力は、PDCCHを使用することによって動的に通知される。
ビーム(又はビーム対)の如何なる特定のパラメータ値についても、ビーム(又はビーム対)上で、第1端末は、アップリンク送信電力を決定するために、ビーム(又はビーム対)に対応するアップリンク電力制御パラメータ(すなわち、上記のパラメータ情報)を使用する。
具体的に、第1端末は、対応するアップリンク電力制御パラメータを、送信されるべきデータのサービスタイプに特有、及び/又はアップリンクチャネルタイプに特有、及び/又はターゲットビームの幅に特有、及び/又はターゲットビームに特有、及び/又はサブフレームに特有、及び/又はターゲットビーム対に特有、及び/又はキャリアに特有、及び/又はサブキャリアに特有である対応する値に適用することによって、対応するアップリンク電力制御を実行し得る。本発明のこの実施形態では、上記の設定のうちの1つ又は1つよりも多い設定の組み合わせは、集合特有設定と呼ばれ得る。
例えば、第1端末は、ネットワークデバイスによって送られたRRCシグナリングを使用することによって、異なるサブフレームにおけるビーム特有の目標電力の集合が(-2,3,5)であることを取得する。すなわち、タイプ1のサブフレームに対応するビーム特有の目標電力は-2であり、タイプ2のサブフレームに対応するビーム特有の目標電力は3であり、タイプ3のサブフレームに対応するビーム特有の目標電力は5である。この場合に、第1端末は、現在のサブフレームiのタイプに基づき、ビーム特有の目標電力の特定の値を決定してよい。
他の例として、ビーム特有の目標電力は、RRCシグナリングによって、(-8,-4,-2,3,5,6,7)、すなわち、ビーム1乃至ビーム7の夫々に対応するビーム特有の目標電力、として示され、第1端末は、ビーム3においてPUSCHアップリンク伝送を実行する。従って、第1端末は、ビーム3に対応するビーム特有の目標電力が2であると決定し、次いで、上記の式(2)乃至(8)を使用することによってアップリンク送信電力を計算してよい。
加えて、各集合は、タイプが異なっているサブフレーム、周波数帯域、サブバンド、及びビーム(又はビーム対)のうちのいずれか1つに基づき構成されてよい。例えば、周波数帯域a、サブバンドb、サブフレームc、並びにビーム(又はビーム対)0、1、5、及び6は集合1として構成され、周波数帯域a+1、サブバンドb+1、サブフレームc+1、並びにビーム(又はビーム対)2、3、4、7、8、及び9は集合2として構成される。
次いで、RRCシグナリングによって、集合1に対応するビーム特有の目標電力が-8であり、集合2に対応するビーム特有の目標電力が6であることが示される場合に、例えば、RRCシグナリングは、ビーム特有の目標電力が(-8,6)であることを示し、この場合に、PUSCHのアップリンク伝送が集合2に対応するリソース上で実行される必要があるならば、第1端末は、ビーム特有の目標電力として6を使用し、次いで、上記の式(2)乃至(8)を使用することによってアップリンク送信電力を計算してよい。
更に、ネットワークデバイスは、上記の第1パラメータを第3パラメータに加えて、第3パラメータを第1端末へ送ってよい。例えば、ネットワークデバイスは、PO-PUSCH,c(j)と第1パラメータ(例えば、β*G)との間の差を第3パラメータとして使用し、第3パラメータを第1端末へ伝えてよい。この場合に、上記の式(3)は、次の式(9)に変形されてよく、すなわち:
Figure 0007301902000009
この場合に、第1パラメータは第3パラメータに既に隠されているので、ネットワークデバイスは、第1パラメータを第1端末へ送る必要がない。
更に、上記のパラメータ情報は第5パラメータを含んでよく、ここで、第5パラメータは、ターゲットビーム(又はターゲットビーム対)においてアップリンク伝送を実行するための閉ループ電力制御の調整値、すなわち、上記の式(1)乃至(9)におけるf(i)を示すために使用される。
具体的に、アップリンク送信電力が蓄積モード(accumulation mode)においてターゲットビーム(又はターゲットビーム対)について計算されるとき、f(i)=f(y)+δPUSCH,c(i-KPUSCH)、且つy>iであり、ここで、δPUSCH,c(i-KPUSCH)はオフセットであり、オフセットは、ネットワークデバイスによって伝えられるTPCシグナリングにおいて運ばれてよく、f(i)は、電力制御がターゲットサブフレームyにおいて実行されるときに使用される調整値であり、ターゲットサブフレームyは、現在のサブフレームiと同じタイプであって現在のサブフレームiが後に続くサブフレームである。
相応して、蓄積モードに基づき閉ループ電力制御調整を実行するとき、周波数帯域、サブバンド、サブフレーム、及びビーム(又はビーム対)における1つ以上の選択肢が全て前もって区別される場合に、例えば、周波数帯域、サブバンド、サブフレーム、及びビームは全て区別され、第1端末がf(y)を決定するときに、現在のサブフレームiと周波数帯域、サブバンド、サブフレーム、及びビームが同じタイプであって、現在のサブフレームiが後に続くサブフレームは、ターゲットサブフレームyとして使用されるべきである。
例えば、サブフレーム1、サブフレーム2、及びサブフレーム4は、同じタイプのサブフレームである。現在のサブフレームがサブフレーム4である場合に、現在のサブフレーム4と同じタイプであって、現在のサブフレーム4が後に続くサブフレームはサブフレーム2であり、この場合に、f(4)=f(2)+δPUSCH,c(i-KPUSCH)。
上記の式(2)乃至(9)におけるG又はβの値は負の数であってもよく、この場合に、上記の式(2)乃至(9)におけるGは-Gであり、β・Gは-β・dであることが留意されるべきである。
加えて、本発明のこの実施形態で提供される電力制御方法は、チャネルが逆であるシナリオに適用可能である。すなわち、アップリンク電力制御で使用されるアップリンク経路損失は、ダウンリンクRSRP又はRSRQの値から導出されるダウンリンク経路損失を測定することによって推定され得る。
従って、第1端末は、より正確な電力制御を実施するために、電力制御を実行するために必要なパラメータ情報、すなわち、第1パラメータ、第2パラメータ、又は第3パラメータのうちの少なくとも1つを取得することによって、且つ、上記の式(2)乃至(9)のうちのいずれか1つの電力制御式を使用することによって、ミリメートル波システムにおいてアップリンク伝送がターゲットビーム(又はターゲットビーム対)上で実行されるときに使用されるアップリンク送信電力を決定してよい。
上記は単に、ネットワーク要素間の相互作用の観点から、本発明の実施形態で提供される解決法について記載する。上記の機能を実装するよう、端末及びネットワークデバイスは、機能を実行するための対応するハードウェア構造及び/又はソフトウェアモジュールを含むことが理解され得る。当業者は、本明細書で開示される実施形態で記載される例と組み合わせて、ユニット、アルゴリズムステップがハードウェア又はハードウェアとコンピュータソフトウェアとの組み合わせによって実装され得ると容易に気付くはずである。機能がハードウェア又はコンピュータソフトウェアによって駆動されるハードウェアによって実行されるかどうかは、技術的解決法の設計制約及び特定の用途に依存する。当業者は、記載される機能を夫々の特定の用途について実装するために異なる方法を使用してよいが、実施は、本発明の適用範囲を越えると考えられるべきではない。
本発明の実施形態で、端末及び同様のものは、上記の方法の例に基づき機能モジュールに分割されてよい。例えば、夫々の機能モジュールが、対応する機能のために分割を通じて取得されてよく、あるいは、2つ以上の機能が、1つの処理モジュールに一体化されてもよい。一体化されたモジュールは、ハードウェアの形で実装されてよく、あるいは、ソフトウェア機能モジュールの形で実装されてもよい。本発明の実施形態におけるモジュール分割は一例であり、単に論理的な機能分割であることが留意されるべきである。実際の実施では、他の分割様式が存在してもよい。
夫々の機能モジュールが夫々の対応する機能に基づき分割を通じて取得されるとき、図5は、上記の実施形態で使用される端末の可能な略構造図である。第1端末は、取得ユニット51及び決定ユニット52を含む。
取得ユニット51は、第1端末が図4におけるプロセス401を実行するのを支援するよう構成される。決定ユニット52は、第1端末が図4におけるプロセス402を実行するのを支援するよう構成される。上記の方法の実施形態におけるステップの全ての関連する内容は、対応する機能モジュールの機能記述において言及され得、詳細は再度ここで記載されない。
一体化されたユニットが使用されるとき、図6は、上記の実施形態で使用される第1端末の可能な略構造図である。第1端末は、処理モジュール62及び通信モジュール63を含む。処理モジュール62は、第1端末の動作を制御及び管理するよう構成される。例えば、処理モジュール62は、第1端末が図4におけるプロセス401及び402を実行するのを支援するよう構成され、且つ/あるいは、本明細書で記載される技術の他のプロセスを実行するよう構成される。通信モジュール63は、第1端末と他のネットワークエンティティ(例えば、ネットワークデバイス又は第2端末)との間の通信を支援するよう構成される。第1端末は、第1端末のプログラムコード及びデータを記憶するよう構成された記憶モジュール61を更に含んでよい。
処理モジュール62は、中央演算処理装置(Central Processing Unit,CPU)、汎用プロセッサ、デジタル・シグナル・プロセッサ(Digital Signal Processor,DSP)、特定用途向け集積回路(Application Specific Integrated Circuit,ASIC)、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(Field-Programmable Gate Array,FPGA)、若しくは他のプログラム可能論理デバイス、トランジスタ論理デバイス、ハードウェア部品、又はそれらの組み合わせのような、プロセッサ又はコントローラであってよい。コントローラ/プロセッサは、本発明で開示される内容を参照して記載される様々な例となる論理ブロック、モジュール、及び回路を実装又は実行してよい。代替的に、プロセッサは、コンピューティング機能を実装するプロセッサの組み合わせ、例えば、1つ以上のマイクロプロセッサの組み合わせ、又はDAP及びマイクロプロセッサの組み合わせであってよい。通信モジュール63は、トランシーバ、トランシーバ回路(例えば、RF回路)、通信インターフェイス、などであってよい。記憶モジュール61はメモリであってよい。
処理モジュール62がプロセッサであり、通信モジュール63がRFトランシーバ回路であり、記憶モジュール61がメモリであるとき、本発明のこの実施形態における端末は、図2に示される端末であってよい。
更に、本発明の実施形態はコンピュータプログラムを提供し、コンピュータプログラムは命令を含む。コンピュータプログラムがコンピュータによって実行されるとき、コンピュータは、プロセス401及び402におけるデータ伝送方法を実行することができる。
更に、本発明の実施形態は、第1端末によって使用されるコンピュータソフトウェア命令を記憶するよう構成されたコンピュータ記憶媒体を提供し、ここで、コンピュータソフトウェア命令は、第1端末による実行のために設計された如何なるプログラムも含む。
実施に関する上記の記載は、当業者が、便宜的且つ簡単な記載のために、上記の機能モジュールの分割が実例のための例として使用されると理解することを可能にする。実際の適用では、上記の機能は、異なるモジュールに割り当てられ、必要条件に応じて実装可能であり、すなわち、装置の内部構造は、上記の機能の全て又は一部を実装するよう、異なる機能モジュールに分割される。上記のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上記の方法の実施形態における対応するプロセスが参照され得、詳細は再度ここで記載されない。
本願で提供されるいくつかの実施形態では、開示されるシステム、装置、及び方法は他の様式で実装されてもよいことが理解されるべきである。例えば、記載される装置の実施形態は、一例にすぎない。例えば、モジュール又はユニット分割は、単に論理機能分割であり、実際の実施では他の分割であってよい。例えば、複数のユニット又はコンポーネントが他のシステムに結合又は一体化されてよく、あるいは、いくつかの機能は無視されるか又は実行されなくてよい。加えて、表示又は議論されている相互結合又は直接的な結合若しくは通信接続は、いくつかのインターフェイスを使用することによって実装されてよい。装置又はユニット間の間接的な結合又は通信接続は、電気的な、機械的な、又は他の形式で実装されてよい。
別個の部分として記載されるユニットは、物理的に分離していてもしていなくてもよく、ユニットとして表示される部分は、物理的なユニットであってもなくてもよく、一箇所に配置されても、あるいは、複数のネットワークユニット上に分配されてもよい。ユニットの一部又は全ては、実施形態の解決法の目的を達成するよう実際の要件に基づき選択されてよい。
加えて、本願の実施形態における機能ユニットは、1つの処理ユニットに組み込まれてもよく、あるいは、ユニットの夫々は、物理的に単独で存在してよく、あるいは、2つ以上のユニットが1つのユニットに一体化される。一体化されたユニットは、ハードウェアの形で実装されてよく、あるいは、ソフトウェア機能ユニットの形で実装されてもよい。
一体化されたユニットがソフトウェア機能ユニットの形で実装され、独立した製品として販売又は使用されるとき、一体化されたユニットは、コンピュータ可読記憶媒体に記憶されてもよい。そのような理解に基づき、本願の技術的解決法は本質的に、あるいは、先行技術に寄与する部分、又は技術的解決法の全て若しくは一部は、ソフトウェア製品の形で実装されてよい。ソフトウェア製品は記憶媒体に記憶され、コンピュータデバイス(パーソナル・コンピュータ、サーバ、若しくはネットワークデバイスであってよい。)又はプロセッサに、本願の実施形態で記載される方法のステップの全て又は一部を実行するよう指示するいくつかの命令を含む。上記の記憶媒体は、フラッシュ・メモリ、リムーバブル・ハード・ディスク、リード・オンリー・メモリ、ランダム・アクセス・メモリ、磁気ディスク、又は光ディスクのような、プログラムコードを記憶することができる如何なる媒体も含む。
上記の記載は、本願の具体的な実施にすぎず、本願の保護範囲を制限する意図はない。本願で開示されている技術的範囲内の変形又は置換は、本願の保護範囲内にあるはずである。従って、本願の保護範囲は、特許請求の範囲の保護範囲に従うべきである。

Claims (40)

  1. 電力制御方法であって、
    第1端末によって電力制御に必要なパラメータ情報を取得することであり、該パラメータ情報は第3パラメータを有し、該第3パラメータはビーム特有の目標電力端末特有の目標電力、又はセル特有の目標電力のうちの少なくとも1つを有し、前記ビーム特有の目標電力は、ターゲットビーム又はターゲットビーム対のためにネットワークデバイスによってセットされる目標電力値であり、前記端末特有の目標電力は、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対に関して前記第1端末のために前記ネットワークデバイスによってセットされる目標電力値である、前記取得することと、
    前記第1端末によって前記ネットワークデバイスから、経路損失を決定するために使用される目標参照信号のタイプを示すコンフィグレーションシグナリングを取得し、前記コンフィグレーションシグナリングによって示されている前記タイプの前記目標参照信号に基づき、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の前記経路損失を決定することと、
    前記第1端末によって、電力制御式を使用することによって前記パラメータ情報及び前記経路損失に基づき、アップリンク伝送が前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対で実行されるときに使用されるアップリンク送信電力を決定することと
    を有する電力制御方法。
  2. 前記ビーム特有の目標電力は、1つのビーム又は一群のビームに特有の目標電力である、
    請求項1に記載の電力制御方法。
  3. 前記電力制御式は、目標電力値を有し、
    前記目標電力値は、前記ビーム特有の目標電力と前記端末特有の目標電力との和、又は前記ビーム特有の目標電力と前記端末特有の目標電力と前記セル特有の目標電力との和、又は前記端末特有の目標電力と前記セル特有の目標電力との和、又は前記ビーム特有の目標電力と前記セル特有の目標電力との和である、
    請求項1又は2に記載の電力制御方法。
  4. 前記目標参照信号は、第1目標参照信号又は第2目標参照信号を含む、
    請求項1乃至3のうちいずれか一項に記載の電力制御方法。
  5. 前記コンフィグレーションシグナリングによって示されている前記タイプの前記目標参照信号に基づき、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の前記経路損失を決定することは、
    前記第1端末によって、前記目標参照信号に基づき前記第1端末の受信信号強度を決定することと、
    前記第1端末によって、前記第1端末の前記受信信号強度に基づき前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の前記経路損失を決定することと
    を有する、
    請求項に記載の電力制御方法。
  6. 前記第1端末の前記受信信号強度は、前記目標参照信号に基づき計算、フィルタリング、又は導出によって取得される、
    請求項に記載の電力制御方法。
  7. 前記第1目標参照信号は、端末特有の参照信号である、
    請求項に記載の電力制御方法。
  8. 前記第1目標参照信号は、非周期参照信号である、
    請求項4又は7に記載の電力制御方法。
  9. 前記第2目標参照信号は、セル特有の参照信号又はビーム特有の参照信号である、
    請求項4又は7又は8に記載の電力制御方法。
  10. 前記第2目標参照信号は、同期信号(SS)である、
    請求項4又は7乃至9のうちいずれか一項に記載の電力制御方法。
  11. 前記アップリンク伝送は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の伝送、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上の伝送、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)上の伝送、及びチャネルサウンディング参照信号(SRS)の伝送、のうちの少なくとも1つを有する、
    請求項1乃至10のうちいずれか一項に記載の電力制御方法。
  12. 前記パラメータ情報は、第5パラメータを更に有し、該第5パラメータは、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対でのアップリンク伝送のための閉ループ電力制御の調整値を示すために使用され、
    前記第5パラメータは、電力制御がターゲットサブフレームで実行されるときに使用されるオフセットと調整値との和であり、前記ターゲットサブフレームは、現在のサブフレームと同じタイプであって該現在のサブフレームが後に続くサブフレームである、
    請求項1乃至11のうちいずれか一項に記載の電力制御方法。
  13. 第1端末によって電力制御に必要なパラメータ情報を取得することは、
    前記第1端末によって、無線リソース制御(RRC)シグナリング、媒体アクセス制御(MAC)シグナリング、及び物理レイヤシグナリング、のうちの少なくとも1つを使用することによって、前記パラメータ情報を取得すること
    を有する、
    請求項1乃至12のうちいずれか一項に記載の電力制御方法。
  14. 前記パラメータ情報は、目標受信信号強度値のコンフィグレーション情報を更に有し、前記目標受信信号強度値の前記コンフィグレーション情報は、前記ターゲットビームの存続期間、前記ターゲットビームのサンプルの数量、瞬時受信信号強度値に関する情報、又は前記ターゲットビームのフィルタリングタイプを有し、前記フィルタリングタイプは、レイヤ1フィルタリング、レイヤ2フィルタリング、レイヤ3フィルタリングのうちのいずれか1つであり、
    前記目標受信信号強度値は、参照信号受信電力(RSRP)、参照信号受信品質(RSRQ)、又は受信信号強度表示(RSSI)を有する、
    請求項1乃至12のうちいずれか一項に記載の電力制御方法。
  15. 前記目標受信信号強度値は、前記参照信号受信電力(RSRP)を有し、該RSRPの前記コンフィグレーション情報は、RRCシグナリング又はMACシグナリングにおいて運ばれる、
    請求項14に記載の電力制御方法。
  16. 前記目標受信信号強度値は、前記参照信号受信電力(RSRP)を有し、
    当該電力制御方法は、前記第1端末によって、前記ネットワークデバイスによって送られた物理レイヤシグナリングに基づき、前記RSRPの前記コンフィグレーション情報によって示された目標RSRPをアクティブにすることを更に有する、
    請求項14又は15に記載の電力制御方法。
  17. 端末であって、
    当該端末は第1端末であり、
    電力制御に必要なパラメータ情報を取得するよう、かつ、ネットワークデバイスから、経路損失を決定するために使用される目標参照信号のタイプを示すコンフィグレーションシグナリングを取得するよう構成される取得ユニットであり、前記パラメータ情報は第3パラメータを有し、該第3パラメータはビーム特有の目標電力端末特有の目標電力、又はセル特有の目標電力のうちの少なくとも1つを有し、前記ビーム特有の目標電力は、ターゲットビーム又はターゲットビーム対のために前記ネットワークデバイスによってセットされる目標電力値であり、前記端末特有の目標電力は、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対に関して前記第1端末のために前記ネットワークデバイスによってセットされる目標電力値である、前記取得ユニットと、
    前記コンフィグレーションシグナリングによって示されている前記タイプの前記目標参照信号に基づき、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の前記経路損失を決定し、前記パラメータ情報及び前記経路損失に従って、電力制御式を使用することによって、アップリンク伝送が前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対で実行されるときに使用されるアップリンク送信電力を決定するよう構成される決定ユニットと
    を有する端末。
  18. 前記ビーム特有の目標電力は、1つのビーム又は一群のビームに特有の目標電力である、
    請求項17に記載の端末。
  19. 前記電力制御式は、目標電力値を有し、
    前記目標電力値は、前記ビーム特有の目標電力と前記端末特有の目標電力との和、又は前記ビーム特有の目標電力と前記端末特有の目標電力と前記セル特有の目標電力との和、又は前記端末特有の目標電力と前記セル特有の目標電力との和、又は前記ビーム特有の目標電力と前記セル特有の目標電力との和である、
    請求項17又は18に記載の端末。
  20. 前記目標参照信号は、第1目標参照信号又は第2目標参照信号を含む
    請求項17乃至19のうちいずれか一項に記載の端末。
  21. 前記決定ユニットは、前記目標参照信号に基づき前記第1端末の受信信号強度を決定し、前記第1端末の前記受信信号強度に基づき前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の前記経路損失を決定するよう特に構成される、
    請求項17に記載の端末。
  22. 前記第1端末の前記受信信号強度は、前記目標参照信号に基づき計算、フィルタリング、又は導出によって取得される、
    請求項21に記載の端末。
  23. 前記第1目標参照信号は、端末特有の参照信号である、
    請求項20に記載の端末。
  24. 前記第1目標参照信号は、非周期参照信号である、
    請求項20又は23に記載の端末。
  25. 前記第2目標参照信号は、セル特有の参照信号又はビーム特有の参照信号である、
    請求項20又は23又は24に記載の端末。
  26. 前記第2目標参照信号は、同期信号(SS)である、
    請求項20又は23乃至25のうちいずれか一項に記載の端末。
  27. 前記アップリンク伝送は、物理アップリンク共有チャネル(PUSCH)上の伝送、物理アップリンク制御チャネル(PUCCH)上の伝送、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)上の伝送、及びチャネルサウンディング参照信号(SRS)の伝送、のうちの少なくとも1つを有する、
    請求項17乃至26のうちいずれか一項に記載の端末。
  28. 前記パラメータ情報は、第5パラメータを更に有し、該第5パラメータは、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対でのアップリンク伝送のための閉ループ電力制御の調整値を示すために使用され、
    前記第5パラメータは、電力制御がターゲットサブフレームで実行されるときに使用されるオフセットと調整値との和であり、前記ターゲットサブフレームは、現在のサブフレームと同じタイプであって該現在のサブフレームが後に続くサブフレームである、
    請求項17乃至27のうちいずれか一項に記載の端末。
  29. 前記取得ユニットは、無線リソース制御(RRC)シグナリング、媒体アクセス制御(MAC)シグナリング、及び物理レイヤシグナリング、のうちの少なくとも1つを使用することによって、前記パラメータ情報を取得するよう特に構成される、
    請求項17乃至28のうちいずれか一項に記載の端末。
  30. 前記パラメータ情報は、目標受信信号強度値のコンフィグレーション情報を更に有し、前記目標受信信号強度値の前記コンフィグレーション情報は、前記ターゲットビームの存続期間、前記ターゲットビームのサンプルの数量、瞬時受信信号強度値に関する情報、又は前記ターゲットビームのフィルタリングタイプを有し、前記フィルタリングタイプは、レイヤ1フィルタリング、レイヤ2フィルタリング、レイヤ3フィルタリングのうちのいずれか1つであり、
    前記目標受信信号強度値は、参照信号受信電力(RSRP)、参照信号受信品質(RSRQ)、又は受信信号強度表示(RSSI)を有する、
    請求項17乃至29のうちいずれか一項に記載の端末。
  31. 前記目標受信信号強度値は、前記参照信号受信電力(RSRP)を有し、該RSRPの前記コンフィグレーション情報は、RRCシグナリング又はMACシグナリングにおいて運ばれる、
    請求項30に記載の端末。
  32. 前記目標受信信号強度値は、前記参照信号受信電力(RSRP)を有し、
    前記決定ユニットは、前記ネットワークデバイスによって送られた物理レイヤシグナリングに従って、前記RSRPの前記コンフィグレーション情報によって示された目標RSRPをアクティブにするよう更に構成される、
    請求項30又は31に記載の端末。
  33. 端末であって、
    当該端末は第1端末であり、プロセッサ、メモリ、バス、及び通信インターフェイスを有し、
    前記プロセッサは、前記通信インターフェイスを使用することによって、電力制御に必要なパラメータ情報を取得するよう構成され、前記パラメータ情報は第3パラメータを有し、該第3パラメータはビーム特有の目標電力端末特有の目標電力、又はセル特有の目標電力のうちの少なくとも1つを有し、前記ビーム特有の目標電力は、ターゲットビーム又はターゲットビーム対のためにネットワークデバイスによってセットされる目標電力値であり、前記端末特有の目標電力は、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対に関して前記第1端末のために前記ネットワークデバイスによってセットされる目標電力値であり、
    前記プロセッサは、前記通信インターフェイスを使用することによって、前記ネットワークデバイスから、経路損失を決定するために使用される目標参照信号のタイプを示すコンフィグレーションシグナリングを取得するよう更に構成され、
    前記プロセッサは、前記コンフィグレーションシグナリングによって示されている前記タイプの前記目標参照信号に基づき、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の前記経路損失を決定するよう更に構成され、
    前記プロセッサは、前記パラメータ情報及び前記経路損失に従って、電力制御式を使用することによって、アップリンク伝送が前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対で実行されるときに使用されるアップリンク送信電力を決定するよう更に構成される、
    端末。
  34. 前記目標参照信号は、第1目標参照信号又は第2目標参照信号を含む、
    請求項33に記載の端末。
  35. 前記プロセッサは、前記目標参照信号に基づき前記第1端末の受信信号強度を決定し、前記第1端末の前記受信信号強度に基づき前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対の前記経路損失を決定するよう特に構成される、
    請求項33に記載の端末。
  36. 前記パラメータ情報は、第5パラメータを更に有し、該第5パラメータは、前記ターゲットビーム又は前記ターゲットビーム対でのアップリンク伝送のための閉ループ電力制御の調整値を示すために使用され、
    前記第5パラメータは、電力制御がターゲットサブフレームで実行されるときに使用されるオフセットと調整値との和であり、前記ターゲットサブフレームは、現在のサブフレームと同じタイプであって該現在のサブフレームが後に続くサブフレームである、
    請求項33乃至35のうちいずれか一項に記載の端末。
  37. 前記プロセッサは、無線リソース制御(RRC)シグナリング、媒体アクセス制御(MAC)シグナリング、及び物理レイヤシグナリング、のうちの少なくとも1つを使用することによって前記パラメータ情報を取得するように、前記通信インターフェイスを呼び出すよう特に構成される、
    請求項33乃至36のうちいずれか一項に記載の端末。
  38. 前記パラメータ情報は、目標受信信号強度値のコンフィグレーション情報を更に有し、前記目標受信信号強度値の前記コンフィグレーション情報は、前記ターゲットビームの存続期間、前記ターゲットビームのサンプルの数量、瞬時受信信号強度値に関する情報、又は前記ターゲットビームのフィルタリングタイプを有し、前記フィルタリングタイプは、レイヤ1フィルタリング、レイヤ2フィルタリング、レイヤ3フィルタリングのうちのいずれか1つであり、
    前記目標受信信号強度値は、参照信号受信電力(RSRP)、参照信号受信品質(RSRQ)、又は受信信号強度表示(RSSI)を有する、
    請求項33乃至37のうちいずれか一項に記載の端末。
  39. 前記目標受信信号強度値は、前記参照信号受信電力(RSRP)を有し、
    前記プロセッサは、前記ネットワークデバイスによって送られた物理レイヤシグナリングに従って、前記RSRPの前記コンフィグレーション情報によって示された目標RSRPをアクティブにするよう更に構成される、
    請求項38に記載の端末。
  40. コンピュータ実行可能命令を含み、該コンピュータ実行可能命令は、プロセッサによって実行される場合に、該プロセッサに、請求項1乃至16のうちいずれか一項に記載の電力制御方法を実行させる、
    非一時的なコンピュータ可読記憶媒体。
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