JP2012524146A - 他の方法では非混和性の化合物の混和性の向上 - Google Patents

他の方法では非混和性の化合物の混和性の向上 Download PDF

Info

Publication number
JP2012524146A
JP2012524146A JP2012505863A JP2012505863A JP2012524146A JP 2012524146 A JP2012524146 A JP 2012524146A JP 2012505863 A JP2012505863 A JP 2012505863A JP 2012505863 A JP2012505863 A JP 2012505863A JP 2012524146 A JP2012524146 A JP 2012524146A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
glycol
alkylene oxide
organic compound
group
mixture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2012505863A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5518179B2 (ja
Inventor
サン,クン
マツキニス,エドウイン・エル
Original Assignee
インビスタ テクノロジーズ エス エイ アール エル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by インビスタ テクノロジーズ エス エイ アール エル filed Critical インビスタ テクノロジーズ エス エイ アール エル
Publication of JP2012524146A publication Critical patent/JP2012524146A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5518179B2 publication Critical patent/JP5518179B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/02Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
    • C08G65/04Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring from cyclic ethers only
    • C08G65/06Cyclic ethers having no atoms other than carbon and hydrogen outside the ring
    • C08G65/16Cyclic ethers having four or more ring atoms
    • C08G65/20Tetrahydrofuran
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08GMACROMOLECULAR COMPOUNDS OBTAINED OTHERWISE THAN BY REACTIONS ONLY INVOLVING UNSATURATED CARBON-TO-CARBON BONDS
    • C08G65/00Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule
    • C08G65/02Macromolecular compounds obtained by reactions forming an ether link in the main chain of the macromolecule from cyclic ethers by opening of the heterocyclic ring
    • C08G65/30Post-polymerisation treatment, e.g. recovery, purification, drying
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C08ORGANIC MACROMOLECULAR COMPOUNDS; THEIR PREPARATION OR CHEMICAL WORKING-UP; COMPOSITIONS BASED THEREON
    • C08LCOMPOSITIONS OF MACROMOLECULAR COMPOUNDS
    • C08L71/00Compositions of polyethers obtained by reactions forming an ether link in the main chain; Compositions of derivatives of such polymers
    • C08L71/02Polyalkylene oxides

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Health & Medical Sciences (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Medicinal Chemistry (AREA)
  • Polymers & Plastics (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Polyethers (AREA)
  • Processes Of Treating Macromolecular Substances (AREA)

Abstract

本発明は、繊維産業において非常に有用な、他の方法では非混和性である有機材料を相溶化させる、すなわちそれらの混和性を向上させるための新規な方法ならびに相溶化した本方法の生成物に関する。これらの相溶化生成物は、約40℃〜約200℃の範囲の温度で液相において安定である。本方法は、2〜4個の炭素原子を有するアルキレンオキシドとテトラヒドロフランの重合から誘導されるグリコール、すなわちポリ(テトラメチレン−コ−アルキレンエーテル)グリコールを混合物中で使用することを含む。

Description

発明の背景
本発明は、例えば繊維産業において非常に有用な、他の方法では(otherwise)非混和性である有機材料を相溶化させる、すなわちそれらの混和性を向上させるための新規な方法ならびに相溶化した本方法の生成物に関する。これらの相溶化生成物は、相溶化した生成物の個々の成分の相分離転移温度及び分解温度に依存して、約40℃〜約200℃、より特定的に約50℃〜約100℃の範囲の温度で液相において安定である。本方法は、2〜4個の炭素原子を有するアルキレンオキシドとテトラヒドロフラン(THF)の重合から誘導されるグリコール、すなわちポリ(テトラメチレン−コ−アルキレンエーテル)グリコール、特に本明細書に記載される通りに特別に製造されるコポリマーの使用を含む。アルキレンオキシドとTHFの重合から誘導されるグリコールを、本明細書でアルキレンオキシドコポリマーと呼ぶことができる。本明細書における使用のためのそのようなアルキレンオキシドコポリマーの制限ではない例には、1個のアルキレンオキシド、例えばエチレンオキシド(EO)分子と2個のTHF分子;1個のアルキレンオキシド、例えばEO分子と3個のTHF分子などから誘導されるポリ(テトラメチレン−コ−アルキレンエーテル)グリコールが含まれる。
通常約40℃〜約100℃の範囲内の温度で非混和性であるか、又は急速に混和性を失う短鎖グリコールと長鎖ポリオール及びポリエーテルとポリエステルの混合物は、多様な重要な商業的用途を有する。例えばエチレングリコール(EG)及びブタンジオール(BDO)は一般に、これらの温度でポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)のようなポリエーテルポリオールと非混和性である。そのような混合物は、この混合物と1種もしくはそれより多いジイソシアナート及び各種取り揃えられた添加剤の反応によるポリウレタンエラストマー、コーティング及び接着剤の製造のために、商業的に重要である。さらに、ポリエチレングリコール(PEG)及びポリプロピレングリコール(PPG)は一般にこれらの温度で、ポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)のようなポリエーテルポリオールと非混和性である。これらの後者の混合物は、透湿性又は吸湿性製品の製造のために、商業的に重要である。PTMEG及びポリプロピレングリコール(PPG)のようなポリエーテルとポリカプロラクトングリコール(PCLG)のようなポリエステルの混合物は一般にこれらの温度で非混和性であり、それらはエーテル性及びエステル性を必要とする広範囲のエラストマー及びコーティングの製造のために、商業的に有用である。
これらの化合物が約40℃〜約100℃の範囲内かもしくはそれより高い温度において混合物において相溶性であることが重要である故に、研究者らは、多様な異なる方法により相溶性を達成することを試みてきた。例えば商業的用途のためにこれらの混合物のいくらかを可溶化するための方法が記載されているが、それらは加工及び取り扱いの問題を生ずるやっかいな欠点又は欠陥を有し、それらは例えばポリウレタンエラストマー、コーティング、接着剤及びフォームの製造のためのコストを増す。
特許文献1は、ポリオールが内部オキシエチレン及びオキシプロピレン基及び追加のオキシエチレン末端基を含有するポリオールとエチレングリコールの組成物を記載している。これらの組成物は、ポリオキシプロピレンポリオキシエチレングリコール構造を有するポリオールに限られる。さらにオキシエチレン内部及び末端基のバランスは、相溶性のような材料の機能において重要な可変事項(variable)である。
特許文献2は、異なる分子量及びエチレンオキシド(EO)含有率の2種のポリオキシプロピレンポリオキシエチレンポリオールの使用により、低分子量グリコールをポリオール混合物中で混和性とする、ポリウレタンの製造方法を記載している。この方法は、異なる分子量及びオキシエチレン含有率の2種のポリオキシプロピレンポリオキシエチレングリコールの存在を必要とする。
特許文献3は、混合物を少量のジイソシアナート及び2°又は3°アミンと反応させることにより、硬化剤、ポリオール及び他の材料の均一な混合物を調製するための方法を詳述している。この方法は、均一になるために成分が化学反応を経なければならず、且つ強力な混合を必要とするので、限られた有用性のものである。所望の反応生成物は出発材料より高粘度のものでもあり、記述されても特性化されてもいないようである。
特許文献4は、上記の特許文献3の方法の変形を記載しており、その方法では2種の非混和性高分子量ポリオール及び場合により低分子量グリコールを、混合物を少量のジイソシアナート及び2°又は3°アミンと反応させることにより、相溶化させる。この方法も、材料が化学的に反応できるように、強力な混合を必要とする。この参照文献の特性化されない生成組成物(composition product)は出発材料より粘度において高いに違いなく、且つ記載されても特性化されてもいない。ポリエーテルとポリエステルの混合物を均一化するための方法も記載されている。
上記の特許参照文献の方法は、それらが特定の種類のポリオール(ポリオキシプロピレンポリオキシエチレンポリオール)に制限されるか、あるいはそれらが反応性成分の使用及び非相溶性成分の有効な混合を必然的に伴い、それは大きな商業的規模において複雑且つ重要(nontrivial)である点で、重大な商業的限界を有する。これらの参照文献のいずれも、相溶化した生成物の個々の成分の相分離転移温度及び分解温度に依存して、約40℃〜約200℃、より特定的に約50℃〜約100℃の範囲の温度で液相において安定な、他の方法では非混和性の有機材料の相溶化した混合物の調製方法、あるいは2〜4個の炭素原子を有するアルキレンオキシドとテトラヒドロフラン(THF)の重合から誘導されるグリコール、すなわちポリ(テトラメチレン−コ−アルキレンエーテル)グリコールを含んでなる相溶化した組成物を記載又は示唆していない。これらの相溶化組成物は、本明細書に開示される独特の性質の組み合わせを有し、例えば制限ではない例として、約40℃〜約200℃、より特定的に約50℃〜約100℃の温度範囲において均一なままであり、商業的な環境でそれらを取り扱い易く、且つ撹拌なしでそれらを用いることができるようにしている。これらの組成物は、取り扱いが困難な非相溶性の成分から作られるポリマーに匹敵する性質を有するポリマーを生ずることができる。
米国特許第4,226,756号明細書 米国特許第4,385,133号明細書 米国特許第6,063,308号明細書 米国特許第6,093,342号明細書
発明の概略
従って、例えばコーティング、接着剤、シーラント及びエラストマー産業において非常
な有用な、他の方法では非混和性である有機材料を相溶化させるか、あるいはそれらの混和性を向上させるための方法ならびにその方法の相溶化生成物を与えるのが望ましい。本発明の新規な相溶化生成物は、キャストポリウレタン車輪及びローラー(cast polyurethane wheel and rollers)用のようなエラストマー性軟質セグメント(elastomeric soft segment)として用いられる場合、十分にバランスの取れた引張特性、引裂特性及び動的性質ならびに望ましい加工特性を有するであろう。そのような相溶化生成物の他の利点は、独特の性質を有する低温加工された生成物の製造を可能にすることであり得る。
従って、本発明の重要な態様は、工業において必要とされる温度範囲内の温度、例えばいくつかのグリコールの相分離転移温度より低い約40℃から成分の分解が起こる温度、例えば約200℃において通常非混和性であるか、又は急速に混和性を失う短鎖グリコールと長鎖ポリオール及びポリエーテルとポリエステルの混合物を含んでなる新規な相溶化生成物を提供する。本発明から得られる相溶化生成物は、相溶化した生成物の個々の成分の相分離転移温度及び分解温度に依存して、約40℃〜約200℃、より特定的に約50℃〜約100℃の工業的に有用な範囲内の温度における混和性と一緒に、独特の性質の組み合わせを有し、該性質には均一な粘度及び密度ならびに長く且つ有用な保存寿命が含まれる。
さらに特定的に、本発明の重要な態様は、エチレングリコール(EG)及び/又はブタンジオール(BDO)とポリエーテルポリオール、例えばポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)、ポリプロピレングリコール(PPG)及び/又はポリカプロラクトングリコール(PCLG)の混合物を含んでなる、これらの温度において相溶化した生成物である。
やはりさらに特定的に、本発明の重要な態様は、ポリエチレングリコール(PEG)とポリエーテルポリオール、例えばポリテトラメチレンエーテルグリコール(PTMEG)及び/又はポリプロピレングリコール(PPG)の混合物を含んでなる、これらの温度において相溶化した生成物である。
詳細な記述
上記の観点での熱心な研究の結果として、我々は、2〜4個の炭素原子を有するアルキレンオキシドとテトラヒドロフランの重合から誘導されるグリコール、すなわちポリ(テトラメチレン−コ−アルキレンエーテル)グリコール、特に本明細書に記載される通りに特別に製造されるコポリマーの使用を含んでなる方法により、2種もしくはそれより多くの他の方法では非混和性である有機材料、すなわち化合物を含んでなる新規な相溶化生成物を我々が製造できることを見出し、該相溶化生成物は、相溶化生成物の個々の成分の相分離転移温度及び分解温度に依存して約40℃〜約200℃、より特定的に約50℃〜約100℃の範囲の温度で液相において安定である。アルキレンオキシドコポリマーとも呼ばれる本明細書における使用のためのグリコールは、2〜4個の炭素原子を有するアルキレンオキシドとTHFの重合から誘導される。本明細書における使用のためのそのようなアルキレンオキシドコポリマーの制限ではない例には、1個のアルキレンオキシド、例えばエチレンオキシド(EO)分子と2個のTHF分子;1個のアルキレンオキシド、例えばEO分子と3個のTHF分子などから誘導されるポリ(テトラメチレン−コ−アルキレンエーテル)グリコールが含まれる。
本明細書で用いられる場合、「ポリマー」という用語は、重合反応の生成物を指し、ホモポリマー、コポリマー、ターポリマーなどを含む。
本明細書で用いられる場合、他にことわらなければ、「コポリマー」という用語は、少なくとも2種のモノマーの重合により生成するポリマーを指す。例えば「コポリマー」という用語は、エチレン及びアルファ−オレフィン(α−オレフィン)、例えばプロピレン及び1−ヘキセンあるいはエチレンオキシドのようなアルキレンオキシド及びテトラヒドロフランの共重合反応生成物を含む。しかしながら、「コポリマー」という用語は、例えばエチレン、プロピレン、1−ヘキセン及び1−オクテンの混合物あるいは種々のアルキレングリコール及びテトラヒドロフランの混合物の共重合も含む。
本明細書で用いられる場合、モルパーセント(「モル%」)は、他にことわらなければ、特定の成分を含有する混合物の合計モル数に基づくその成分のパーセントを意味する。例えば混合物が3モルの化合物A及び1モルの化合物Bを含有する場合、化合物Aは混合物の75モル%を構成し、化合物Bは25モル%を構成する。この理論は、重量パーセント(「重量%」)の指定にも同様に適用される。
本明細書で用いられる場合、「相分離転移温度」という用語は、本発明の新規な相溶化生成物組成物の成分が大気圧において安定な液相から分離する温度を意味する。例えば米国特許第4,492,613号明細書は、メタノール及びシクロヘキサン(50:50重量比)に関する大気圧における相分離転移温度は約40℃であると記載している。
本明細書で用いられる場合、「相溶化」という用語は、本発明の方法による、2種もしくはそれより多くの他の方法では一般に非混和性である有機化合物の安定な均一混合物の製造を意味する。「相溶化生成物」という用語は、本発明の方法により製造される、2種もしくはそれより多くの他の方法では一般に非混和性である有機化合物の安定な均一混合物を意味する。「安定な」という用語は、相溶化生成物の個々の成分の相分離転移温度及び分解温度に依存して約40℃〜約200℃、より特定的に約50℃〜約100℃の範囲の温度で液相において形態、相又は化学的性質が変わらないことを意味する。
本発明の新規な相溶化生成物組成物は、約10〜約45重量%、例えば約12〜約40重量%の第1の有機化合物、例えば短鎖グリコールの1つもしくは混合物;約10〜約45重量%、例えば約12〜約40重量%の他の、すなわち第2の、一般に該第1の有機化合物と非混和性である有機化合物、例えば長鎖ポリオールの1つもしくは混合物ならびに約10〜約80重量%、例えば約20〜約76重量%の、アルキレンオキシド、例えば2〜4個の炭素原子のアルキレンオキシド、例えばエチレンオキシド(EO)、プロピレンオキシド又はブチレンオキシドとテトラヒドロフラン(THF)の重合から誘導されるグリコール、特に本明細書に記載される通りに特別に製造されるコポリマーを含んでなる。
本明細書における使用のために必要なアルキレンオキシドとテトラヒドロフランのコポリマー、すなわちポリ(テトラメチレン−コ−アルキレンエーテル)グリコールは、約40〜約80℃の温度に保持された連続撹拌タンク反応器中で、68〜94部のテトラヒドロフラン、5〜30部のアルキレンオキシド、例えばエチレンオキシド及び0.2〜1.5部の反応性水素原子を含有する化合物、例えば水の溶液を、重合触媒、例えば酸重合触媒、例えば下記のようなスルホン酸基を含有する高分子触媒と接触させ、続いて未反応のテトラヒドロフラン、アルキレンオキシド及び他の揮発性副生成物を留去し、濾過して存在する触媒微粉(catalyst fines)及び他の固体を除去し、次いでオリゴマー環状エーテル副生成物を留去し、ポリ(テトラメチレン−コ−アルキレンエーテル)グリコールを回収することを含んでなる方法により、製造され得る。
有利には、本明細書における使用のために必要なアルキレンオキシドとテトラヒドロフランのアルキレンオキシドコポリマー、すなわちポリ(テトラメチレン−コ−アルキレンエーテル)グリコールを:
a)酸触媒及び少なくとも1種の反応性水素原子を含有する化合物の存在下に、約40℃〜約80℃、例えば約56℃〜約72℃の温度で、テトラヒドロフラン及び2〜4個の炭素原子を有する少なくとも1種のアルキレンオキシドを重合させて、アルキレンオキシドコポリマー、コポリエーテルグリコール、少なくとも1種のアルキレンオキシドのダイマー及びテトラヒドロフランを含んでなる重合生成物混合物を生じ;
b)テトラヒドロフランの大部分及びアルキレンオキシドのダイマーの少なくとも一部を段階a)の重合生成物混合物から分離し、アルキレンオキシドコポリマー及びコポリエーテルグリコールを含んでなる粗生成物混合物を生じ;
c)アルキレンオキシドコポリマーの少なくとも一部を段階b)の粗生成物混合物から分離して、アルキレンオキシドコポリマー、すなわちポリ(テトラメチレン−コ−アルキレンエーテル)グリコールを含んでなるアルキレンオキシドコポリマー流及びコポリエーテルグリコールを含んでなる流れを生じ;そして
d)段階c)のアルキレンオキシドコポリマー流を回収し、そして場合により回収されたアルキレンオキシドコポリマー流の少なくとも一部を重合段階a)に再循環させる
ことを含んでなる方法により製造する。
上記の方法において、アルキレンオキシドを例えばエチレンオキシド;1,2−プロピレンオキシド;1,3−プロピレンオキシド;1,2−ブチレンオキシド;2,3−ブチレンオキシド;1,3−ブチレンオキシド及びそれらの組み合わせより成る群から選ぶことができる。反応性水素原子を含有する化合物を、例えば水;エチレングリコール;1,3−プロパンジオール;1,4−ブタンジオール;ネオペンチルグリコール;約130ダルトン〜約400ダルトン、例えば約200ダルトン〜約300ダルトンの分子量を有するポリ(テトラメチレンエーテル)グリコール;約130ダルトン〜約400ダルトン、例えば約200ダルトン〜約300ダルトンの分子量を有するコポリエーテルグリコール;ならびにそれらの組み合わせより成る群から選ぶことができる。この方法において、反応性水素原子を含有する好ましい化合物は水である。この方法において、アルキレンオキシドがエチレンオキシドを含む場合、アルキレンオキシドのダイマーは1,4−ジオキサンを含み、段階a)の温度は、例えば約56℃〜約72℃であろう。
上記の方法において、酸触媒は、例えば酸性化天然もしくは合成ゼオライト、酸性化ジルコニウム/錫サルフェート化合物、酸化性担体(oxidic support)に適用された少なくとも1個の触媒的に活性な水素を含有するモリブデン及び/又はタングステン部分を含んでなる化合物、スルホン酸基を含有する高分子触媒ならびにそれらの組み合わせより成る群から選ばれることができる。本明細書における使用のための酸性化ゼオライトは、ファウジャサイト(faujasite)(欧州特許出願第492807号明細書(EP−A 492807)に記載されている)、ゼオライトY、ゼオライトベータ(米国特許第3,308,069号明細書に記載されている)、ZSM−5(米国特許第3,702,886号明細書に記載されている)、MCM−22(米国特許第4,954,325号明細書に記載されている)、MCM−36(米国特許第5,250,277号明細書に記載されている)、MCM−49(米国特許第5,236,575号明細書に記載されている)、MCM−56(米国特許第5,362,697号明細書に記載されている)、PSH−3(米国特許第4,439,409号明細書に記載されている)、SSZ−25(米国特許第4,826,667号明細書に記載されている)などにより代表される。本明細書における使用のための酸性化ジルコニウム/錫サルフェート化合物は、米国特許第5,149,862号明細書に例示されているサルフェート化ジルコニアにより代表される。酸化性担体に適用された少なくとも1個の触媒的に活性な水素を含有するモリブデン及び/又はタングステン化合物を含んでなる化合物は、Chem.Rev.1998,98,p171−198に記載されているHPW1240及びHSiMo1240により代表される。本明細書における使用のためのスルホン酸基を含有する高分子触媒は、米国特許第3,282,875号明細書に例示される過フッ素化スルホン酸樹脂
により代表される。スルホン酸基を含有する好ましい高分子触媒は、ペルフルオロカーボン主鎖を含み、側鎖は式:
−O−CFCF(CF)−O−CFCFSO
により示され、式中、XはHである。この後者の型のポリマーは米国特許第3,282,875号明細書に開示されており、テトラフルオロエチレン(TFE)と過フッ素化ビニルエーテルCF=CF−O−CFCF(CF)−O−CFCFSOF、ペルフルオロ(3,6−ジオキサ−4−メチル−7−オクテンスルホニルフルオリド)(PDMOF)を共重合させ、続いてスルホニルフルオリド基の加水分解によりスルホネート基に転換し、必要なら酸交換してスルホン酸形態に転換することにより製造され得る。過フッ素化スルホン酸樹脂を約1/4〜約1/10の樹脂/水の重量比で脱イオン水と一緒に清浄なステンレススチールオートクレーブ中に入れ、撹拌下に、例えば約170℃〜約210℃の温度に加熱し、その温度において最高で約12時間、例えば約1時間〜約8時間保つことにより、過フッ素化スルホン酸樹脂を予備処理(水素処理(hydrotreated))することができる。
上記の方法において、テトラヒドロフラン成分はさらに2−メチルテトラヒドロフラン、3−メチルテトラヒドロフラン、3−エチルテトラヒドロフラン及びそれらの組み合わせより成る群から選ばれる少なくとも1種のアルキルテトラヒドロフランを含むことができる。
本明細書における使用のためのアルキレンオキシドとテトラヒドロフランのアルキレンオキシドコポリマー、すなわちポリ(テトラメチレン−コ−アルキレンエーテル)グリコールの製造のための上記の方法において、一般的に受け入れられている分離法により段階b)の分離を行うことができ、それは少なくとも1回の蒸留を含むことができ、一般的に受け入れられている分離法により段階c)の分離を行うことができ、それは短路蒸留(short−pass distillation)、フィルム蒸発(film evaporation)、フラッシュ蒸発(flash evaporation)、溶媒抽出及びそれらの組み合わせより成る群から選ばれる操作を含むことができる。
上記の方法はさらに、段階b)で得られるテトラヒドロフランの少なくとも一部を段階b)で得られるアルキレンオキシドコポリマーのダイマーから分離し、そして場合によりそのようにして得られるテトラヒドロフランの少なくとも一部を重合段階a)に再循環させることを含むことができる。一般的に受け入れられている分離法により、この分離を行うことができる。
上記の方法において、アルキレンオキシドがエチレンオキシドである場合、エチレンオキシドとテトラヒドロフランから誘導される特に有用なグリコールが製造される。
この後者の方法の状況において、本明細書で特に有用なエチレンオキシドとテトラヒドロフランのアルキレンオキシドコポリマー、すなわちポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコールは:
a)上記の酸触媒、例えばスルホン酸基を含有する高分子触媒ならびに水、1,4−ブタンジオール、約130ダルトン〜約400ダルトン、例えば約200ダルトン〜約300ダルトンの分子量を有するポリ(テトラメチレンエーテル)グリコール及び約130ダルトン〜約400ダルトン、例えば約200ダルトン〜約300ダルトンの分子量を有するポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコールより成る群から選ばれる少なくとも1種の反応性水素原子を含有する化合物、例えば水の存在下に、約50℃〜約80℃、例えば約56℃〜約72℃の温度で、テトラヒドロフラン及びエチレンオキシドを重合させて、アルキレンオキシドコポリマー、すなわちポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコール、コポリエーテルグリコール、1,4−ジオキサン及びテトラヒ
ドロフランを含んでなる重合生成物混合物を生じ;
b)テトラヒドロフランの大部分及び1,4−ジオキサンの少なくとも一部を段階a)の重合生成物混合物から分離し、アルキレンオキシドコポリマー及びコポリエーテルグリコールを含んでなる粗生成物混合物を生じ;
c)アルキレンオキシドコポリマーの少なくとも一部を段階b)の粗生成物混合物から分離して、アルキレンオキシドコポリマーを含んでなるアルキレンオキシドコポリマー流及びコポリエーテルグリコールを含んでなる流れを生じ;そして
d)段階c)のアルキレンオキシドコポリマー流を回収し、そして場合により回収されたアルキレンオキシドコポリマー流の少なくとも一部を重合段階a)に再循環させる
段階により製造される。
後者の方法の状況において、テトラヒドロフラン成分はさらに3−メチルテトラヒドロフラン、3−エチルテトラヒドロフラン及びそれらの組み合わせより成る群から選ばれる少なくとも1種のアルキルテトラヒドロフランを含むことができる。この後者の方法の状況において、一般的に受け入れられている分離法により段階b)の分離を行うことができ、それは少なくとも1回の蒸留を含むことができ、一般的に受け入れられている分離法により段階c)の分離を行うことができ、それは短路蒸留、フィルム蒸発、フラッシュ蒸発、溶媒抽出及びそれらの組み合わせより成る群から選ばれる操作を含むことができる。後者の方法の状況はさらに、一般的に受け入れられている分離法により、段階b)で得られるテトラヒドロフランの少なくとも一部を段階b)で得られる1,4−ジオキサンから分離し、そして場合によりそのようにして得られるテトラヒドロフランの少なくとも一部を重合段階a)に再循環させることを含むことができる。
2種もしくはそれより多い他の方法では一般的に非混和性である有機成分、すなわち化合物の安定な均一混合物を製造するための本発明の方法は、(1)一般的に非混和性の有機成分を容器中で、上記で製造されるアルキレンオキシドコポリマー、すなわちポリ(テトラメチレン−コ−アルキレンエーテル)グリコールと合わせるか又は混合し、(2)段階(1)の組み合わせ又は混合物を、すべての材料が液体である温度(典型的には約35℃〜約65℃、例えば約40℃〜約60℃)で加熱して、約40℃〜約200℃の温度で液相において安定な相溶化単相生成物を生成させ、そして(3)約40℃〜約200℃の温度で液相において安定な相溶化単相生成物を回収する段階を含む。段階(1)の組み合わせは、約10〜約45重量%、例えば約12〜約40重量%の第1の有機化合物、例えば短鎖グリコール;約10〜約45重量%、例えば約12〜約40重量%の他の、すなわち第2の、一般に該第1の有機化合物と非混和性である有機化合物、例えば長鎖ポリオール;ならびに約10〜約80重量%、例えば約20〜約76重量%のアルキレンオキシドコポリマー、例えばポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコールを含む。
回収される生成物をテストする目的で、段階(1)の組み合わせを段階(2)において必要な温度で加熱したら、回収された生成物を適した容器中で振盪することにより、回収された段階(3)の生成物の均一性の視覚的決定を行うことができる。非混和性の混合物は曇って見えるか又は多相に見えるであろう。この視覚的決定テストは、振盪される試料における2つもしくはそれより多い層又は濁りの存在又は不在が混和性(イエス)対非混和性(ノー)の指標である「イエス/ノー」決定であることができる。相の数も、本明細書下記で行う通り、同定することができる。米国特許第4,226,757、4,385,133、6,063,308及び6,093,342号明細書において、類似の均一性決定が用いられた。
本発明の新規な相溶化生成物ならびにそれを含んでなるブレンド又は混合物はさらに、必要なら、例えば着色(color formation)を防ぐためのような有効量の安定剤を含むことができる。多くのそのような安定剤が当該分野において既知であり、そ
のいずれをも現在開示している相溶化生成物と一緒に用いることができる。本発明と一緒に用いるために入手可能な安定剤の中に、リンオキソ酸(phosphorus oxo
acids)、酸オルガノホスフェート(acid organo phosphates)、酸ホスフェート金属塩、酸性ホスフェート金属塩及びそれらの組み合わせがある。
本発明の新規な相溶化生成物ならびにそれを含んでなるブレンド又は混合物はさらに、必要なら、有効量の着色顔料を含むことができる。本発明の生成物と一緒に使用するための多くの着色顔料及びそれを含んでなる混合物が当該技術分野において既知であり、それらのいずれを用いることもできる。本発明と一緒に用いるために入手可能な顔料の中に、カーボンブラック、フタロシアニンブルー、フタロシアニングリーン、アントラキノン染料、スカーレット 2b Lake、アゾ化合物、酸アゾ顔料、キナクリドン、クロモフタロシアニンピロール、ハロゲン化フタロシアニン、キノリン、複素環式染料、ペリノン染料、アントラセンジオン染料、チオザンテン(thiozantene)染料、パラゾロン染料、ポリメチン顔料及びそれらの組み合わせがある。
本発明の新規な相溶化生成物ならびにそれを含んでなるブレンド又は混合物を、必要なら他の、又は追加の添加剤あるいは化合物と組み合わせ、特定の望ましい特性を有する組成物を与えることができる。多くのそのような添加剤及び化合物が当該技術分野において既知である。適した添加剤又は化合物の使用は、十分に当該技術分野における者の熟練の範囲内である。そのような他の、又は追加の添加剤又は化合物の例には、UV安定剤、酸化防止剤、光安定剤、難燃剤、帯電防止剤、殺生物剤、芳香剤、ビスブレーキング剤、耐衝撃性改良剤、可塑剤、充填剤、強化剤、滑剤、離型剤、発泡剤、核剤などが含まれる。
現在記載している、及び特許請求している方法及び相溶化生成物は、本請求項の範囲を制限する意図のない下記の実施例を参照することにより、さらに十分に理解されるであろう。
58℃に保たれた連続撹拌タンク反応器中で、89.4部のTHF、9.7部のエチレンオキシド及び0.9部の水の溶液を、上記の通りに水素処理された上記のスルホン酸基を含有する高分子触媒と接触させ、続いて未反応THF及びエチレンオキシドを蒸留し、濾過して存在する触媒微粉を除去し、次いで環状エーテル副生成物を蒸留してポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコールを回収することにより、約40モル%のエチレンエーテル単位及び1000ダルトンの分子量を有するポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコール試料を製造した。
58℃に保たれた連続撹拌タンク反応器中で、79.5部のTHF、19.2部のエチレンオキシド及び1.3部の水の溶液を、上記の通りに水素処理された上記のスルホン酸基を含有する高分子触媒と接触させ、続いて未反応THF及びエチレンオキシドを蒸留し、濾過して存在する触媒微粉を除去し、次いで環状エーテル副生成物を蒸留してポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコールを回収することにより、約50モル%のエチレンエーテル単位及び1000ダルトンの分子量を有するポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコール試料を製造した。
約1,000の平均分子量を有するPTMEG(成分a)、エチレングリコール(成分b)及び実施例1における通りに製造される約40モル%のエチレンオキシド−由来単位
を含有し、且つ約1,000の平均分子量を有するポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコール(成分c)の12の別々の混合物を、透明なガラス容器中で、表1に示される大体の重量分率の割合で合わせ、混合物を50℃で加熱されたオーブン中に置いた。オーブン中で1時間の後、混合物を観察し、上記で示した通りに40℃において均一性の視覚的決定を行った。
約1,000の平均分子量を有するPTMEG(成分a)、ブタンジオール(成分b)及び実施例1における通りに製造される約40モル%のエチレンオキシド−由来単位を含有し、且つ約1,000の平均分子量を有するポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコール(成分c)の17の別々の混合物を、透明なガラス容器中で、表2に示される大体の重量分率の割合で合わせ、混合物を50℃で加熱されたオーブン中に置いた。オーブン中で1時間の後、混合物を観察し、上記で示した通りに40℃において均一性の視覚的決定を行った。
約1,000の平均分子量を有するPTMEG(成分a)、ポリエチレングリコール(成分b)及び実施例1における通りに製造される約40モル%のエチレンオキシド−由来単位を含有し、且つ約1,000の平均分子量を有するポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコールコポリマー(成分c)の23の別々の混合物を、透明なガラス容器中で、表3に示される大体の重量分率の割合で合わせ、混合物を50℃で加熱されたオーブン中に置いた。オーブン中で1時間の後、混合物を観察し、上記で示した通りに40℃において均一性の視覚的決定を行った。
ポリオール(成分a)及び非混和性の短もしくは長鎖グリコール(成分b)の21の別々の混合物を、透明なガラス容器中で、表4に示される大体の重量分率の割合で合わせ、混合を50℃で加熱されたオーブン中に置いた。オーブン中で1時間の後、混合物を観察し、上記で示した通りに40℃において均一性の視覚的決定を行った。混合物に、実施例2における通りに製造された約50モル%のエチレンオキシド−由来単位を含有し、約1,000の平均分子量を有するポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコールコポリマーの一部(成分c)を加えた。表4において、成分「a」及び「b」は以下の通りに省略される:「a1」は、商品名Terathane(R)(T1000)の下にINVISTA S.a.r.l.により製造される1000MWポリテトラメチレンエーテルグリコールであり;「a2」は、商品名Terathane(R)(T2000)の下にINVISTA S.a.r.l.により製造される2000MWポリテトラメチレンエーテルグリコールであり;「a3」はポリプロピレングリコールであり、「a4」はポリカプロラクトングリコールであり、「a5」は、商品名Formrez(R) E2454(E2454)の下にChemtura Corp.により製造される2000MWポリエチレンブチレンアジペートであり;そして「b1」はエチレングリコールであり、「b2」は1,3−プロパンジオール(PDO)であり、「b3」は1,4−ブタンジオールであり、「b4」は1000MWポリテトラメチレンエーテルグリコールT1000であり、「b5」は2000MWポリエチレンブチレンアジペートE2454であり
、そして「b6」はポリプロピレングリコールである。成分「c」は、実施例2における通りに製造されるポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコールコポリマーである。
ポリオール(成分a)及びポリエチレングリコール(成分b)の5つの別々の混合物を、透明なガラス容器中で、表5に示される大体の重量分率の割合で合わせ、混合物を50℃で加熱されたオーブン中に置いた。オーブン中で1時間の後、混合物を観察し、上記で示した通りに40℃において均一性の視覚的決定を行った。混合物に、実施例2における通りに製造された約50モル%のエチレンオキシド−由来単位を含有し、約1,000の平均分子量を有するポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコールコポリマーの一部(成分c)を加えた。表5において、成分は実施例6及び表4における通りに省略されている。
ポリエチレングリコール(1931MW)及びポリオールの混合物を調製し、50℃で加熱した。熱的平衡に達したら、ブレンドを脱ガスし、所望の硬質セグメント(hard
segment)含有率のエラストマーを生ずるのに十分なジイソシアナート(Dow
Isonate(R) 181)、硬化剤(BDO)及び触媒(Dabco(R) 131)と合わせた(表6)。「EOTHF」は、実施例2における通りに製造されるポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコールコポリマーである。合わせた材料を金型に移し、100℃で16時間硬化させた。室温でさらに2週間の後、ASTM D570に等しい方法を用いて、エラストマーを平衡水膨潤(equilibrium water swell)に関して調べた。
ポリエチレングリコール(966MW)及びポリオールの混合物を調製し、50℃で加熱した。熱的平衡に達したら、ブレンドを脱ガスし、所望の硬質セグメント含有率のエラストマーを生ずるのに十分なジイソシアナート(Dow Isonate(R) 181)、硬化剤(BDO)及び触媒(Dabco(R) 131)と合わせた(表7)。「EOTHF」は、実施例2における通りに製造されるポリ(テトラメチレン−コ−エチレンエーテル)グリコールコポリマーである。合わせた材料を金型に移し、100℃で16時間硬化させた。室温でさらに2週間の後、ASTM D570に等しい方法を用いて、エラストマーを吸水(water uptake)に関して調べた。
本明細書で引用したすべての特許、特許出願、試験法、優先権書類、論文、刊行物、マニュアル及び他の書類は、そのような開示が本発明と矛盾しない程度まで、且つ本明細書の内容とすることが許されるすべての権限の範囲(jurisdictions)に関して、引用することによりそれらの記載事項が完全に本明細書の内容となる。
本明細書で下限の数字及び上限の数字が挙げられる場合、いずれの下限からいずれの上限までの範囲も包含される。
本発明の実例的態様を特定的に(with particularity)記載してきたが、本発明の精神及び範囲から逸脱することなく、種々の他の修正が当該技術分野における熟練者に明らかであり、且つ当該技術分野における熟練者により容易に成され得ることが理解されるであろう。従って、本明細書の請求項の範囲が本明細書に示される実施例及び記述に制限されることは意図されておらず、請求項は、本発明が関係する技術分野における熟練者が本発明の同等事項として扱うであろうすべての特徴を含んで、本発明内に属する特許され得る(patentable)新規性のすべての特徴を包含するとみなされることが意図されている。

Claims (37)

  1. 2種もしくはそれより多い一般的に非混和性の有機化合物の安定な均一混合物の製造方法であって、(1)2種もしくはそれより多い非混和性の有機化合物を、2〜4個の炭素原子を有するアルキレンオキシドとテトラヒドロフランの重合から誘導される約10〜約80重量%のグリコールと合わせ、(2)段階(1)の組み合わせを約35℃〜約65℃の温度で加熱し、そして(3)2種もしくはそれより多い一般的に非混和性の有機化合物及び2〜4個の炭素原子を有するアルキレンオキシドとテトラヒドロフランの重合から誘導されるグリコールを含んでなる、約40℃〜約200℃の温度で液相において安定な均一生成物を回収する段階を含んでなる方法。
  2. 該非混和性の有機化合物が短鎖グリコール、ポリエーテル及びそれらの混合物より成る群から選ばれる第1の有機化合物ならびに長鎖ポリオール、ポリエステル及びそれらの混合物より成る群から選ばれる第2の有機化合物を含む請求項1の方法。
  3. 該段階(3)の均一生成物が約50℃〜約100℃の温度で液相において安定である請求項1の方法。
  4. 該第1の有機化合物がエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ブタンジオール及びそれらの混合物より成る群から選ばれ、該第2の有機化合物がポリエーテルポリオールを含む請求項2の方法。
  5. 該第1の有機化合物がエチレングリコール、ブタンジオール及びそれらの混合物より成る群から選ばれ、該第2の有機化合物がポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリプロピレングリコール、ポリカプロラクトングリコール又はそれらの混合物である請求項2の方法。
  6. 該第1の有機化合物がポリエチレングリコールを含み、該第2の有機化合物がポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリプロピレングリコール又はそれらの混合物を含む請求項2の方法。
  7. 該段階(1)の組み合わせが約10〜約45重量%の第1の有機化合物の1つもしくは混合物ならびに約10〜約45重量%の一般的に該第1の有機化合物と非混和性の第2の有機化合物の1つもしくは混合物を含む請求項1の方法。
  8. 該第1の有機化合物が短鎖グリコール、ポリエーテル及びそれらの混合物より成る群から選ばれ、該第2の有機化合物が長鎖ポリオール、ポリエステル及びそれらの混合物より成る群から選ばれる請求項7の方法。
  9. 該段階(3)の均一生成物が約50℃〜約100℃の温度で液相において安定である請求項7の方法。
  10. 該第1の有機化合物がエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ブタンジオール及びそれらの混合物より成る群から選ばれ、該第2の有機化合物がポリエーテルポリオールを含む請求項8の方法。
  11. 該第1の有機化合物がエチレングリコール、ブタンジオール及びそれらの混合物より成る群から選ばれ、該第2の有機化合物がポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリプロピレングリコール、ポリカプロラクトングリコール又はそれらの混合物である請求項7の方法。
  12. 該第1の有機化合物がポリエチレングリコールを含み、該第2の有機化合物がポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリプロピレングリコール又はそれらの混合物を含む請求項7の方法。
  13. 該アルキレンオキシドとテトラヒドロフランの重合から誘導されるグリコールが:
    a)酸触媒及び少なくとも1種の反応性水素原子を含有する化合物の存在下に、約50℃〜約80℃の温度で、テトラヒドロフラン及び2〜4個の炭素原子を有する少なくとも1種のアルキレンオキシドを重合させて、アルキレンオキシドコポリマー、コポリエーテルグリコール、少なくとも1種のアルキレンオキシドのダイマー及びテトラヒドロフランを含んでなる重合生成物混合物を生じ;
    b)テトラヒドロフランの大部分及びアルキレンオキシドのダイマーの少なくとも一部を段階a)の重合生成物混合物から分離し、アルキレンオキシドコポリマー及びコポリエーテルグリコールを含んでなる粗生成物混合物を生じ;
    c)アルキレンオキシドコポリマーの少なくとも一部を段階b)の粗生成物混合物から分離して、アルキレンオキシドコポリマーを含んでなるアルキレンオキシドコポリマー流及びコポリエーテルグリコールを含んでなる流れを生じ;そして
    d)段階c)のアルキレンオキシドコポリマー流を回収し、そして場合により、回収されたアルキレンオキシドコポリマー流の少なくとも一部を重合段階a)に再循環させる
    ことを含んでなる方法により製造される請求項1の方法。
  14. アルキレンオキシドがエチレンオキシド;1,2−プロピレンオキシド;1,3−プロピレンオキシド;1,2−ブチレンオキシド;2,3−ブチレンオキシド;1,3−ブチレンオキシド及びそれらの組み合わせより成る群から選ばれる請求項13の方法。
  15. 反応性水素原子を含有する化合物が水;1,4−ブタンジオール;約130ダルトン〜約400ダルトンの分子量を有するポリ(テトラメチレンエーテル)グリコール;約130ダルトン〜約400ダルトンの分子量を有するコポリエーテルグリコール;ならびにそれらの組み合わせより成る群から選ばれる請求項13の方法。
  16. 反応性水素原子を含有する化合物が水である請求項15の方法。
  17. 酸触媒が酸性化天然もしくは合成ゼオライト、酸性化ジルコニウム/錫サルフェート化合物、酸化性担体に適用された少なくとも1個の触媒的に活性な水素を含有するモリブデン及び/又はタングステン部分を含んでなる化合物、スルホン酸基を含有する高分子触媒ならびにそれらの組み合わせより成る群から選ばれる請求項13の方法。
  18. 酸触媒がファウジャサイト(faujasite)、ゼオライトY、ゼオライトベータ、ZSM−5、MCM−22、MCM−36、MCM−49、MCM−56、PSH−3、SSZ−25及びそれらの組み合わせより成る群から選ばれる酸性化ゼオライトを含む請求項17の方法。
  19. 酸触媒がサルフェート化ジルコニア、サルフェート化ジルコニア−アルミナ及びそれらの組み合わせより成る群から選ばれる酸性化ジルコニウム/錫サルフェート化合物を含む請求項17の方法。
  20. 酸触媒が酸化性担体に適用された少なくとも1個の触媒的に活性な水素を含有するモリブデン及び/又はタングステン部分を含んでなる化合物を含み、該触媒がHPW1240、HSiMo1240及びそれらの組み合わせより成る群から選ばれる請求項17の方法。
  21. 酸触媒がスルホン酸基を含有する高分子触媒を含み、該高分子触媒が過フッ素化スルホン酸樹脂を含んでなる請求項17の方法。
  22. テトラヒドロフラン成分が2−メチルテトラヒドロフラン、3−メチルテトラヒドロフラン、3−エチルテトラヒドロフラン及びそれらの組み合わせより成る群から選ばれる少なくとも1種のアルキルテトラヒドロフランを含む請求項13の方法。
  23. 段階b)で得られるテトラヒドロフランの少なくとも一部を段階b)で得られるアルキレンオキシドのダイマーから分離し、そして場合により、そのようにして得られるテトラヒドロフランの少なくとも一部を重合段階a)に再循環させることをさらに含む請求項13の方法。
  24. アルキレンオキシドがエチレンオキシドであり、酸触媒がスルホン酸基を含有する高分子触媒を含み、該高分子触媒が過フッ素化スルホン酸樹脂を含んでなり、そして反応性水素原子を含有する化合物が水;1,4−ブタンジオール;約130ダルトン〜約400ダルトンの分子量を有するポリ(テトラメチレンエーテル)グリコール;約130ダルトン〜約400ダルトンの分子量を有するコポリエーテルグリコール;ならびにそれらの組み合わせより成る群から選ばれる請求項13の方法。
  25. 2種もしくはそれより多い一般的に非混和性の有機化合物、及び約10〜約80重量%の2〜4個の炭素原子を有するアルキレンオキシドとテトラヒドロフランの重合から誘導されるグリコールを含んでなり、約40℃〜約200℃の温度で液相において安定である均一混合物。
  26. 該アルキレンオキシドとテトラヒドロフランの重合から誘導されるグリコールが:
    a)酸触媒及び少なくとも1種の反応性水素原子を含有する化合物の存在下に、約50℃〜約80℃の温度で、テトラヒドロフラン及び2〜4個の炭素原子を有する少なくとも1種のアルキレンオキシドを重合させて、アルキレンオキシドコポリマー、コポリエーテルグリコール、少なくとも1種のアルキレンオキシドのダイマー及びテトラヒドロフランを含んでなる重合生成物混合物を生じ;
    b)テトラヒドロフランの大部分及びアルキレンオキシドのダイマーの少なくとも一部を段階a)の重合生成物混合物から分離し、アルキレンオキシドコポリマー及びコポリエーテルグリコールを含んでなる粗生成物混合物を生じ;
    c)アルキレンオキシドコポリマーの少なくとも一部を段階b)の粗生成物混合物から分離して、アルキレンオキシドコポリマーを含んでなるアルキレンオキシドコポリマー流及びコポリエーテルグリコールを含んでなる流れを生じ;そして
    d)段階c)のアルキレンオキシドコポリマー流を回収し、そして場合により、回収されたアルキレンオキシドコポリマー流の少なくとも一部を重合段階a)に再循環させる
    ことを含んでなる方法により製造される請求項25の均一混合物。
  27. 反応性水素原子を含有する化合物が水である請求項26の均一混合物。
  28. アルキレンオキシドがエチレンオキシド;1,2−プロピレンオキシド;1,3−プロピレンオキシド;1,2−ブチレンオキシド;2,3−ブチレンオキシド;1,3−ブチレンオキシド及びそれらの組み合わせより成る群から選ばれる請求項26の均一混合物。
  29. アルキレンオキシドがエチレンオキシドである請求項25の均一混合物。
  30. アルキレンオキシドがエチレンオキシドである請求項26の均一混合物。
  31. 該非混和性有機化合物が短鎖グリコール、ポリエーテル及びそれらの混合物より成る群から選ばれる第1の有機化合物ならびに長鎖ポリオール、ポリエステル及びそれらの混合物より成る群から選ばれる第2の有機化合物を含む請求項25の均一混合物。
  32. 約50℃〜約100℃の温度で液相において安定である請求項25の均一混合物。
  33. 該第1の有機化合物がエチレングリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレングリコール、ブタンジオール及びそれらの混合物より成る群から選ばれ、該第2の有機化合物がポリエーテルポリオールを含む請求項31の均一混合物。
  34. 該第1の有機化合物がエチレングリコール、ブタンジオール及びそれらの混合物より成る群から選ばれ、該第2の有機化合物がポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリプロピレングリコール、ポリカプロラクトングリコール又はそれらの混合物である請求項31の均一混合物。
  35. 該第1の有機化合物がポリエチレングリコールを含み、該第2の有機化合物がポリテトラメチレンエーテルグリコール、ポリプロピレングリコール又はそれらの混合物を含む請求項31の均一混合物。
  36. 約10〜約45重量%の該第1の有機化合物の1つもしくは混合物ならびに約10〜約45重量%の一般的に該第1の有機化合物と非混和性の該第2の有機化合物の1つもしくは混合物を含む請求項31の均一混合物。
  37. 該第1の有機化合物が短鎖グリコール、ポリエーテル及びそれらの混合物より成る群から選ばれ、該第2の有機化合物が長鎖ポリオール、ポリエステル及びそれらの混合物より成る群から選ばれる請求項36の均一混合物。
JP2012505863A 2009-04-15 2009-04-15 他の方法では非混和性の化合物の混和性の向上 Active JP5518179B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/US2009/040634 WO2010120288A1 (en) 2009-04-15 2009-04-15 Improving miscibility of otherwise immiscible compounds

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012524146A true JP2012524146A (ja) 2012-10-11
JP5518179B2 JP5518179B2 (ja) 2014-06-11

Family

ID=42982748

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2012505863A Active JP5518179B2 (ja) 2009-04-15 2009-04-15 他の方法では非混和性の化合物の混和性の向上

Country Status (7)

Country Link
EP (1) EP2419470B1 (ja)
JP (1) JP5518179B2 (ja)
KR (1) KR101583107B1 (ja)
CN (1) CN102395619B (ja)
ES (1) ES2578632T3 (ja)
HK (1) HK1166089A1 (ja)
WO (1) WO2010120288A1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016222673A (ja) * 2009-08-14 2016-12-28 ロシュ グリクアート アーゲー ベンダムスチンとのアフコシル化cd20抗体の併用療法

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN103755948A (zh) * 2014-01-17 2014-04-30 金骄特种新材料(集团)有限公司 一种生物基聚亚烷基二醇及其制备方法

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62205120A (ja) * 1986-02-28 1987-09-09 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト ポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレングリコ−ルの製法
JPH11502548A (ja) * 1995-01-31 1999-03-02 ミュラー ヘルベルト テトラヒドロフランポリマーの製造方法
JP2001049225A (ja) * 1999-06-02 2001-02-20 Sekisui Chem Co Ltd 湿気硬化型ウレタン系接着剤組成物又はシーリング剤組成物
JP2001279221A (ja) * 2000-03-29 2001-10-10 Sekisui Chem Co Ltd 湿気硬化型ウレタン系接着剤又はシーリング剤及びその製造方法

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5171381A (en) * 1974-12-19 1976-06-21 Bridgestone Tire Co Ltd Horiuretanfuoomuno bunkaikaishuho
DE3219822A1 (de) * 1982-05-26 1983-12-01 Bayer Ag, 5090 Leverkusen Einphasig lagerstabile, salzhaltige polyolkompositionen mit hohem ethylenglykol- oder butandiol-anteil und ihre verwendung zur herstellung von polyurethanen
DE3346136A1 (de) 1983-12-21 1985-07-04 Basf Ag, 6700 Ludwigshafen Verfahren zur kontinuierlichen herstellung von polyoxibutylenpolyoxialkylenglykolen
US5264491A (en) * 1990-03-22 1993-11-23 Edison Polymer Innovation Corporation Compatibilization of polymer blends
DE4108045A1 (de) * 1991-03-13 1992-09-17 Basf Ag Verfahren zur herstellung von polyoxyalkylenglykol monoethern von einwertigen alkoholen
JP3066323B2 (ja) * 1995-08-31 2000-07-17 保土谷化学工業株式会社 ポリエーテルの製造方法
DE19705993A1 (de) * 1997-02-17 1998-08-20 Basf Ag Verfahren zur Herstellung einer homogenen entmischungsstabilen Polyolkomponente
DE19705991A1 (de) * 1997-02-17 1998-08-20 Basf Ag Verfahren zur Herstellung einer homogenen entmischungsstabilen Polyolkomponente
US20030082128A1 (en) * 2001-10-24 2003-05-01 Clariant International, Ltd. Homogeneous mixtures of silicone oils and organic oils
US6989432B2 (en) * 2002-01-10 2006-01-24 Invista North America S.A.R.L. Copolymers of tetrahydrofuran, ethylene oxide and an additional cyclic ether

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62205120A (ja) * 1986-02-28 1987-09-09 バスフ アクチェン ゲゼルシャフト ポリオキシブチレン−ポリオキシアルキレングリコ−ルの製法
JPH11502548A (ja) * 1995-01-31 1999-03-02 ミュラー ヘルベルト テトラヒドロフランポリマーの製造方法
JP2001049225A (ja) * 1999-06-02 2001-02-20 Sekisui Chem Co Ltd 湿気硬化型ウレタン系接着剤組成物又はシーリング剤組成物
JP2001279221A (ja) * 2000-03-29 2001-10-10 Sekisui Chem Co Ltd 湿気硬化型ウレタン系接着剤又はシーリング剤及びその製造方法

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016222673A (ja) * 2009-08-14 2016-12-28 ロシュ グリクアート アーゲー ベンダムスチンとのアフコシル化cd20抗体の併用療法

Also Published As

Publication number Publication date
KR101583107B1 (ko) 2016-01-07
CN102395619B (zh) 2013-06-12
EP2419470A4 (en) 2013-11-27
EP2419470A1 (en) 2012-02-22
HK1166089A1 (en) 2012-10-19
JP5518179B2 (ja) 2014-06-11
WO2010120288A1 (en) 2010-10-21
KR20120017020A (ko) 2012-02-27
EP2419470B1 (en) 2016-03-30
ES2578632T3 (es) 2016-07-28
CN102395619A (zh) 2012-03-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP2274374B1 (en) Plasticizers comprising poly(trimethylene ether) glycol esters
KR20050055704A (ko) 폴리트리메틸렌 에테르 글리콜로부터의 폴리우레탄 및폴리우레탄-우레아 탄성체
CA1050200A (en) Thermoplastic elastomers from recycled polyesters
JP2023522587A (ja) リグニンモノマーを含有する解重合リグニンに由来するポリウレタン
JP5722913B2 (ja) 一貫したコポリエーテルグリコールの製造法
TWI429682B (zh) 經改良之聚醚二醇製備方法
JP5518179B2 (ja) 他の方法では非混和性の化合物の混和性の向上
US9175163B2 (en) Miscibility of otherwise immiscible compounds
JP5479462B2 (ja) 繊維強化tpu複合材
Harmer et al. Renewably sourced polytrimethylene ether glycol by superacid catalyzed condensation of 1, 3-propanediol
JP5744841B2 (ja) コポリエーテルグリコールの製法
WO2010120292A1 (en) Improved catalyst for manufacturing polymers of tetrahydrofuran
US5254744A (en) Preparation and purification of poly(tetramethylene ether) formal glycols and poly(oxybutylene formal) glycols
KR102549914B1 (ko) 사슬 연장된 폴리올 조성물 및 이를 이용한 계면활성제
KR101874474B1 (ko) 코폴리에테르 에스테르 폴리올 공정
EP2516505B1 (en) Processes for producing polytrimethylene ether glycol
CN114008101A (zh) 用于生产ndi预聚物的方法
KR20040055677A (ko) 분자량 분포가 좁은 폴리에테르-폴리올의 제조 방법
JPH0680105B2 (ja) ポリウレタン系エラストマ−の製造方法
EP4389794A1 (en) Polytrimethylene ether glycol and method for manufacturing same
KR20230171870A (ko) 폴리우레탄 수지 조성물 및 이의 제조 방법
CN114195974A (zh) 一种聚氨酯预聚体及其制备方法、聚氨酯产品

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130816

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130827

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20131126

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20131203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20131226

TRDD Decision of grant or rejection written
RD03 Notification of appointment of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7423

Effective date: 20140227

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20140305

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20140305

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20140401

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5518179

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250