JP2012523787A - Ieee802.15.4lr−wpanbpsk受信器のための非同期検波装置及び方法 - Google Patents

Ieee802.15.4lr−wpanbpsk受信器のための非同期検波装置及び方法 Download PDF

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Abstract

IEEE 802.15.4 LR−WPAN BPSK受信器のための非同期検波装置及び方法を提供する。
受信信号を擬似乱数コード長に既定の値を加えて得られた遅延値に該当するチップほど遅延させて得られた第1遅延信号の共役複素値と、受信信号とを乗算して第1差分位相信号を獲得し、第1差分位相信号の各成分に、受信信号に対応する第1相関シーケンスの対応する成分を乗算して得られた結果値を合算して、相関信号を出力する相関部;相関信号のうち、受信信号のプリアンブル区間に対応する相関信号を累積的に合算した値に基づいて、周波数オフセットを推定する周波数オフセット推定部;周波数オフセット推定部により推定された周波数オフセットと、相関信号のうち前記受信信号のPHYペイロード区間に対応する相関信号とを乗算した結果値の実数値の大きさに基づいて、受信信号から原信号を検出する信号検波部;を備える非同期検波装置。これにより、従来の検波技法に比べて、同じ検波性能を示しつつ若干の追加的な演算量の増加だけで、ピーク地点の探索及び追跡を通じてシンボルタイミング同期を容易に検出できる。

Description

本発明は、非同期検波装置及び方法に係り、さらに詳細には、IEEE 802.15.4 LR−WPAN BPSK受信器のための非同期検波装置及び方法に関する。
IEEE 802.15.4規格で定義している低速無線個人通信システム(Low−Rate Wireless Personal Area Network:LR−WPAN)は、低価格で移動自在の機器などの少ない処理量と低コスト、省エネルギー及び近距離無線通信のために開発された。IEEE 802.15.4 LR−WPAN標準が最も代表的に有効で広く使われる分野は、最大ビット率が10kbps未満で運用される家庭自動化と家電製品市場である。IEEE 802.15.4標準の4種の物理階層のうち、868/915MHz BPSK物理階層が最大40kbpsを支援する。
少ない電力使用量及び複雑度を持つ受信器の具現においては、キャリアの同期化が不要な非同期検波方式が好まれている。最近には、IEEE 802.15.4 LR−WPAN BPSKで近似方式を利用して、ビットストリームの差動検波に自己相関方法を適用した非同期検波方式の復調方法が提案された。しかし、残念ながらも本方法は、自己相関方式では得難いシンボルタイミングを知っていると仮定している。自己相関方式は、プリアンブル区間にタイミングメトリックが扁平な区間を形成するためである。さらに、自己相関方式は、帯域拡散符号を区分しない。すなわち、他の帯域拡散符号を使用する類似した帯域拡散信号にも同一に動作するようになる。
図1は、IEEE 802.15.4 LR−WPAN BPSKシステムの伝送信号モデルを示す図である。図1を参照すれば、PHYプロトコルデータユニット(PHY Protocol Data Unit:PPDU)ビットシーケンスE[m]は、差分的に変調される。そして、それぞれの変調されたビットは擬似乱数(Pseudorandom Number:PN)Cに割り当てられるが、“0”である時にCに定められ、それ以外の場合には1−Cに割り当てられる。この場合、Cの長さはN=15である。連続的なビットに対応する擬似乱数は一つにつながり、合わせられたチップシーケンスは、BPSK(Binary Phase Shift Keying)に変調された後、二乗余弦パルス成形される。そして、これが上向変調された後、RF(Radio Frequency)伝送モジュールを通じて伝播される。チップレートは868Mhz帯域で300kChip/sであり、915Mhz帯域で600kChip/sである。この時、時間nに受信されたベース帯域の信号r[n]は、次の数式で表現される。
Figure 2012523787
ここで、s[n]は、伝送端におけるBPSK変調されたチップシーケンスであり、ωは、搬送波周波数オフセット、θは、位相オフセット、Tは、チップの持続期間、η[n]は、パワーが1/SNRである複素AWGNシーケンスである。
一方、非同期検波方式には2種があるが、その一つは、チップレベル検波であり、他の一つは、ビットレベル検波である。チップレベル検波方式は、次の式から分かるように、隣接したチップ間の位相差を利用してBPSK変調されたチップを捜し出す。
Figure 2012523787

ここで、(・)は、共役複素数演算子を意味し、η[n]は、ノイズ項を表し、
Figure 2012523787
は、時間nである時に検波されたチップをいう。そしてRe{x}は、xの実数部を表す。
式(2)で表現されるチップレベル検波方式は、比較的容易に具現できる。しかし、検波性能が落ちる恐れがあり、特に、周波数オフセットが高い時に検波性能が落ちるという問題がある。
ビットレベル検波方式は、チップレベル検波方式に比べて非常に優秀な検波性能を表す。なぜなら、チップの軟性判定値がビット検波のために合成され、また周波数オフセットの影響が補償されるためである。この時、PPDUのm番目ビットが時間Nmから始まると仮定すれば、ビットレベル検波方式は、次の数式を利用してm番目ビットを検波する。
Figure 2012523787

ここで、ηは、ノイズ項である。
式(3)でz[n]は、図2に図示されたようなビットレベル検波器に備えられる相関器により自己相関方法で得られる。
図2を参照すれば、従来のビットレベル検波器の相関器200は遅延器210、共役複素値算出器220、乗算器230、バッファ240及び合算器250を備える。遅延器210は、受信信号r[n]をNチップほど遅延させる。共役複素値算出器220は、遅延された受信信号の共役複素値をとって出力する。乗算器230は、受信信号r[n]と共役複素値算出器220の出力信号とを乗算し、乗算器230の出力値は、それぞれのチップ単位でバッファ240に保存される。合算器250は、バッファ240に保存されている乗算器230の出力値をそれぞれのチップ単位で合算して、自己相関信号であるz[n]を算出する。このような相関器200を備える従来のビットレベル検波器におけるビットの効率的な検波のために、周波数オフセット効果は、次の数式により全体のプリアンブルを推定して補償される。
Figure 2012523787

ここで、p[n]は、時間0から受信されたプリアンブルシーケンスであり、Jは、プリアンブルのビット数であり、ηは、ノイズ成分である。
一方、最近に提案された近似方式を使用した復調方法は、次の式を通じてm番目ビットを検波する。
Figure 2012523787

ここで、q{・}は、近似方式を表す4レベル量子化関数であり、それぞれのレベルは1,−1,j及び−jである。
このようなビットレベル検波方法は、たとえ良い検波性能を示すとしても、この方法は、自己相関技法を通じて検出し難いシンボルタイミングを知っていることを前提としているという点で問題がある。これは、かかる方法が自らプリアンブル区間にタイミングメトリックの平坦な部分を形成して、正確なシンボルタイミングの判定が容易でないためである。図3及び図4には、信号対ノイズ比(Signal to Noise Ratio:SNR)がそれぞれ∞dB及び3dBである時、プリアンブル区間中に自己相関技法による出力パターンがそれぞれ図示されている。図3及び図4を参照すれば、タイミング同期は追加的な考察なしに得られないということが分かる。さらに、自己相関を利用した方法は、PNコードCの値を考慮しない。したがって、他のPNコードを使用する拡散スペクトル信号をIEEE 802.15.4 LR−WPAN BPSK信号と見なすという問題がある。
本発明が解決しようとする技術的課題は、検波性能を保持しつつ若干の演算量増加だけで効果的にシンボルタイミングを獲得及び追跡でき、他の類似したシステムの信号とIEEE 802.15.4 LR−WPAN BPSK信号とを区分できる、IEEE 802.15.4 LR−WPAN BPSK受信器のための非同期検波装置及び方法を提供するところにある。
前記の技術的課題を達成するための、本発明による非同期検波装置の望ましい実施形態は、受信信号を擬似乱数コード長に既定の値を加えて得られた遅延値に該当するチップほど遅延させて得られた第1遅延信号の共役複素値と、前記受信信号とを乗算して第1差分位相信号を獲得し、前記第1差分位相信号の各成分に、前記受信信号に対応する第1相関シーケンスの対応する成分を乗算して得られた結果値を合算して、相関信号を出力する相関部と、前記相関信号のうち、前記受信信号のプリアンブル区間に対応する相関信号を累積的に合算した値に基づいて、周波数オフセットを推定する周波数オフセット推定部と、前記周波数オフセット推定部により推定された周波数オフセットと、前記相関信号のうち前記受信信号のPHYペイロード区間に対応する相関信号とを乗算した結果値の実数値の大きさに基づいて、前記受信信号から原信号を検出する信号検波部と、を備える。
前記他の技術的課題を達成するための、本発明による非同期検波方法の望ましい実施形態は、(a)受信信号を擬似乱数コード長に既定の値を加えて得られた遅延値に該当するチップほど遅延させて得られた第1遅延信号の共役複素値と、前記受信信号とを乗算して第1差分位相信号を獲得し、前記第1差分位相信号の各成分に前記受信信号に対応する第1相関シーケンスの対応する成分を乗算して得られた結果値を合算して相関信号を出力する段階と、(b)前記相関信号のうち、前記受信信号のプリアンブル区間に対応する相関信号を累積的に合算した値に基づいて周波数オフセットを推定する段階と、(c)前記推定された周波数オフセットと前記相関信号のうち、受信信号のPHYペイロード区間に対応する相関信号を乗算した結果値の実数値の大きさに基づいて、前記受信信号から原信号を検出する段階と、を含む。
本発明による非同期検波装置及び方法によれば、従来の検波技法に比べて、同じ検波性能を示しつつ若干の追加的な演算量の増加だけで、効果的にシンボルタイミングの獲得及び追跡が可能である。また既存の時間同期を合せる方法と互換及び共有が可能であり、IEEE 802.15.4 LR−WPAN BPSK信号と異なるPNコードを使用する拡散スペクトル信号の区分が容易であるという利点がある。
IEEE 802.15.4 LR−WPAN BPSKシステムの伝送信号モデルを示す図である。 従来のビットレベル検波器に備えられる相関器の構成を示す図である。 SNRが3dBである時、プリアンブル区間中の自己相関技法による出力パターンを示す図である。 SNRが3dBである時にプリアンブル区間中の自己相関技法による出力パターンを示す図である。 本発明による非同期検波装置の望ましい実施形態の詳細な構成を示すブロック図である。 既知の相関シーケンスBを側に移動させつつ、差分位相信号d[n]と相互相関演算を行って得られた結果を示す図である。 本発明による非同期検波方法についての望ましい実施形態の実行過程を示すフローチャートである。 生成多項式が
Figure 2012523787
であるm−シーケンスに基づいたPNコードを使用した、受信される拡散スペクトル信号に対応する|z[n]|の値を示す図である。
従来のビットレベル検波技法と本発明による非同期検波技法とのパケットエラー率性能を比較するためにシミュレーションを行った結果を示す図である。
以下、添付した図面を参照して本発明による非同期検波装置及び方法の望ましい実施形態について詳細に説明する。
図5は、本発明による非同期検波装置の望ましい実施形態の詳細な構成を図示したブロック図である。図5を参照すれば、本発明による非同期検波装置400は、遅延部410、共役複素値算出部420、乗算部430、バッファ部440、相互相関部450、合算部460、スイッチ部470、周波数オフセット推定部480及び信号検波部490を備える。
遅延部410は、受信信号r[n]を(N+a)チップほど遅延させる。この時、(N+a)は、受信信号r[n]を遅延させるための遅延値であって、Nは、PNコード長であり、aは、既定の値であって1に設定されることが望ましい。図2に図示された従来のビットレベル検波器の相関器200に備えられた遅延器210が、受信信号をN(すなわち、PNコード長)チップほど遅延させるのに比べて、本発明による非同期検波装置400の遅延部410は、受信信号を(N+1)チップほど遅延させる点で差がある。もし、PPDUのm番目ビットが時点Nmで受信されたと仮定すれば、従来のビットレベル検波器の相関器200に備えられた遅延器210は、受信信号をNチップほど遅延させるので、それぞれのビット単位で受信信号を遅延させる一方、本発明による非同期検波装置400の遅延部410は、受信信号を(N+1)チップほど遅延させるので、ビット単位より1チップさらに遅延させる。
共役複素値算出部420は、遅延された受信信号の共役複素値をとって出力する。乗算部430は、受信信号r[n]と共役複素値算出部420の出力信号とを乗算し、乗算部430の出力信号の差分位相信号d[n]は、それぞれのチップ単位でバッファ部440に保存される。相互相関部450は、乗算部430の出力信号d[n]と相関シーケンスBとを、チップ単位で乗算して出力する。このような相互相関部450は、PNコード長に対応する数の乗算器455−0ないし455−14で構成され、それぞれの乗算器455−0ないし455−14には、長さがPNコード長に対応する長さを持つ相関シーケンスBmの各成分と、差分位相信号d[n]の各成分とが入力される。合算部460は、相互相関部450を構成するそれぞれの乗算器455−0ないし455−14の出力を合算して出力する。このような本発明による非同期検波装置400におけるチップ遅延部410ないし合算部460は、相関部500を構成する。このような相関部500による動作は、次の数式で表すことができ、m番目ビットの検波時に利用される。
Figure 2012523787
ここで、b[k]は、m番目ビットに対する長さがNである相関シーケンスBのk番目要素である。
式(6)によれば、Nm時点に受信されたPPDUのm番目ビットに対する相互相関信号A[m]は、相関シーケンスBと対応するビット期間に対する差分位相信号d[n]の相互相関演算により得られる。相関シーケンスBは、次の数式のように、PNコードCと最も最近の実際ビットE[m−1]とに依存する差分位相信号d[n]の無ノイズバージョンに比例する必要がある。
Figure 2012523787

ここで、ciは、PNコードCのi番目要素の双極子バージョンである。しかし、受信器は伝送されたビット値が実際に分からないので、式(7)のE[m−1]は、検出された値である
Figure 2012523787

に置換できる。式(6)及び式(7)によれば、E[m−1]の検出が正確であると仮定すれば、相互相関信号A[m]とE[m]との関係は、次のように表すことができる。
Figure 2012523787

ここで、ηは、ノイズ成分である。
前記式(8)は式(3)と類似しており、したがって、周波数オフセット効果である
Figure 2012523787
が推定されねばならない。
周波数オフセット推定部480は、次の数式により全体プリアンブルから周波数オフセットを推定する。この時、従来の近似方式を利用した検波装置との検波性能を比較するために、周波数オフセット効果
Figure 2012523787
は、同様に全体プリアンブルから推定される。
Figure 2012523787
ここで、Yは、周波数オフセット、p[n]は、時間0から受信されたプリアンブル信号、Jは、プリアンブル信号のビット数、Nは、PNコード長、b[k]は、m番目ビットに対する相関シーケンスのk番目成分、ωは、搬送波周波数オフセット、Tは、チップの持続期間、そして、ηは、ノイズ成分である。
式(9)によれば、周波数オフセット推定部480は、それぞれのプリアンブル信号に対して得られた合算値を累積的に合算した後、これをプリアンブルのビット数から1を引いた値にPNコード長を乗算した後、1を引いて得られた値で割って周波数オフセットを推定する。この時、受信信号を周波数オフセット推定部480と信号検波部490とで選択的に提供するために、スイッチ部470が備えられる。受信信号は、プリアンブルとフレーム区分子(Start−of−Frame Delimiter:SFD)とからなる同期ヘッダ(Synchronization Header:SHR)、フレーム長と予約ビットとからなるPHYヘッダ(PHY Header:PHR)、そして可変長のペイロードからなるPHYペイロードで構成される。したがって、スイッチ部470は、スイッチング動作を通じて相関部500の出力信号のうち、受信信号のプリアンブル部分に対応する出力信号を周波数オフセット推定部480に提供し、相関部500の出力信号のうち、PHYペイロード部分に対応する出力信号を信号検波部490に提供する。このようなスイッチ部470の動作は、別途に備えられた制御部により制御される。
周波数オフセット推定部480が、式(9)により周波数オフセット効果を推定すれば、信号検波部490は、周波数オフセット推定部480により推定された周波数オフセットと、相関部500から提供されたPHYペイロードに対応する出力信号とを乗算した結果値に基づいて原信号
Figure 2012523787
を検出する。このような信号検波部490による信号検出過程は、次の数式で表現できる。
Figure 2012523787

そして式(10)は、次のように近似化される。
Figure 2012523787

ここで、q{・}は、近似方式を表す4レベル量子化関数であり、それぞれのレベルは1,−1,j及び−jである。
この時、差分位相信号Bの成分は1または−1であるため、式(11)を使用した検波方法は、従来の近似方式を利用した検波方法よりさらに多くの演算を要求する。一方、本発明による非同期検波方法は、乗算部430でそれぞれのサンプル毎に必ず4回の実数乗算に該当する1回の複素乗算が必要な一方、式(10)による信号検波部490は、それぞれのビット毎に(すなわち、数個のサンプル毎に)必ず2回の実数乗算が必要である。したがって、近似化した式(11)を利用すれば、全体的な演算の複雑性が若干減少する。しかし、このような近似化は、検波性能において約1.5dBの損失をもたらす。
また既存のチップレートサンプルモデルと既存の他の検波方法及び推定式とは、時間同期を基にするが、図2に図示された従来のビットレベル検波器では、予め時間同期を知っていると仮定する。そして、図5に図示されたような構成を持つ本発明による非同期検波装置400で、周波数オフセットの回転位相効果が固定位相効果に転換された差分位相信号d[n]は、直接シーケンス拡散スペクトル信号の特性を持つことに注目する必要がある。図6には、既知の相関シーケンスBを1チップずつ側に移動させつつ、差分位相信号d[n]と相互相関演算を行って得られた結果が図示されている。図6を参照すれば、SNRが3dBである時に|z[n]|の値が周期的な頂点を持つことが分かる。したがって、本発明による非同期検波装置400は、部分的なチップレートでサンプリングされたz[n]から時間同期を得ることができる。
図7は、本発明による非同期検波方法についての望ましい実施形態の実行過程を示すフローチャートである。図7を参照すれば、遅延部410は、受信信号を(N+1)チップほど遅延させて遅延信号を出力する(S600)。乗算部430は、受信信号と共役複素値算出部420が算出した遅延信号との共役複素値を乗算して差分位相信号を出力する(S610)。差分位相信号は、それぞれのチップ単位でバッファ部440に保存される。この時、バッファ部440の容量は(N−1)チップと同じであるべきだ。次いで、相互相関部450は、差分位相信号の各成分に相関シーケンスBの対応する成分を乗算する(S620)。次いで、合算部460は、相互相関部450から出力されるそれぞれの乗算値を合算して出力する(S630)。スイッチ部470は、スイッチング動作を通じて相関部500の出力信号のうち、受信信号のプリアンブル部分に対応する出力信号を周波数オフセット推定部480に提供し、相関部500の出力信号のうち、PHYペイロード部分に対応する出力信号を信号検波部490に提供する(S640)。次いで、周波数オフセット推定部480は、相関部500から入力されたプリアンブル部分に対応する信号から周波数オフセットを推定して出力する(S650)。最後に信号検波部490は、周波数オフセット推定部480から入力された周波数オフセットと、相関部500から入力されたPHYペイロード部分に対応する信号とに基づいて、式(10)または式(11)により受信されたビットを検出する(S660)。
本発明による非同期検波技法と従来の検波技法とを比較すれば、従来の検波技法は、相異なるPNコードを持つ類似した拡散スペクトル信号を良好な信号と見なす一方、本発明による非同期検波技法は、これを干渉信号と見なす。これは、式(7)の相関シーケンスBとPNコードCとの関係が一対一対応するという点で明確に分かる。このような点と関連して相関シーケンスBとPNコードCとの成分は常に大きさが1であるため、複素ログ関数を適用して式(7)の1×N行列方程式を、b[i]とc(ただし、0≦i≦N−1)の位相と関連したN個の線形独立方程式に変換できる。これは、一応BまたはCが知らされれば、未知の値が固有に決定されるということを意味する。
元々IEEE 802.15.4 LR−WPAN BPSKシステムのPNコードは、生成多項式が
Figure 2012523787
である最大長さのシーケンス(m−sequence)である。図8には、生成多項式が
Figure 2012523787
であるm−シーケンスに基づいたPNコードを使用した、受信される拡散スペクトル信号に対応する|z[n]|の値が図示されている。図8を参照すれば、このような拡散スペクトル信号に該当するz[n]の最大電力は、信号が正しい時の場合より最大電力がかなり低いため、本発明による非同期検波技法は、このような拡散スペクトル信号を干渉信号と見なす。ここで良好な信号に対する|z[n]|の値は、正確な検波瞬間にN=225である。
一方、図9には、従来のビットレベル検波技法と本発明による非同期検波技法とのパケットエラー率性能を比較するためにシミュレーションを行った結果が図示されている。シミュレーションの実行時にPPDUの長さは20オクテットであり、周波数帯域は915MHzであり、周波数オフセットは、三角形の確率密度関数を持って−80ppm〜80ppmの間で任意に設定した。図9を参照すれば、本発明による非同期検波技法で近似化を行った場合の性能は、従来のビットレベル検波技法で近似化を行った場合の性能とほぼ同一であることが分かる。これは、両者の信号特性が非常に類似しているためである。また従来のビットレベル検波技法で近似化を行っていない場合の性能は、本発明による非同期検波技法で近似化を行っていない場合の性能とほぼ同一である。両者いずれも近似化を行った場合とそうでない場合との性能差は約1.5dBである。
本発明はまた、コンピュータで読み取り可能な記録媒体にコンピュータで読み取り可能なコードとして具現することができる。コンピュータで読み取り可能な記録媒体は、コンピュータシステムによって読み取られるデータが保存されるあらゆる種類の記録装置を含む。コンピュータで読み取り可能な記録媒体の例には、ROM、RAM、CD−ROM、磁気テープ、フロッピー(登録商標)ディスク、光データ保存装置などがあり、またキャリアウェーブ(例えば、インターネットを通じる伝送)の形態で具現されるものも含む。またコンピュータで読み取り可能な記録媒体は、ネットワークに連結されたコンピュータシステムに分散されて、分散方式でコンピュータで読み取り可能なコードが保存されて実行される。
以上、本発明の望ましい実施形態について図示して説明したが、本発明は前述した特定の望ましい実施形態に限定されず、特許請求の範囲で請求する本発明の趣旨を逸脱せずに当業者ならば多様な変形実施が可能であるということはもとより、かかる変更は特許請求の範囲内にある。
本発明は、非同期検波装置関連の技術分野に好適に用いられる。
400 非同期検波装置
410 遅延部
420 共役複素値算出部
430 乗算部
440 バッファ部
450 相互相関部
460 合算部
470 スイッチ部
480 周波数オフセット推定部
490 信号検波部
500 相関部

Claims (13)

  1. 受信信号を擬似乱数コード長に既定の値を加えて得られた遅延値に該当するチップほど遅延させて得られた第1遅延信号の共役複素値と、前記受信信号とを乗算して第1差分位相信号を獲得し、前記第1差分位相信号の各成分に、前記受信信号に対応する第1相関シーケンスの対応する成分を乗算して得られた結果値を合算して、相関信号を出力する相関部と、
    前記相関信号のうち、前記受信信号のプリアンブル区間に対応する相関信号を累積的に合算した値に基づいて、周波数オフセットを推定する周波数オフセット推定部と、
    前記周波数オフセット推定部により推定された周波数オフセットと、前記相関信号のうち前記受信信号のPHYペイロード区間に対応する相関信号とを乗算した結果値の実数値の大きさに基づいて、前記受信信号から原信号を検出する信号検波部と、を備えることを特徴とする非同期検波装置。
  2. 前記信号検波部は、次の式(A)により前記原信号を検出することを特徴とする請求項1に記載の非同期検波装置:
    Figure 2012523787

    ここで、
    Figure 2012523787
    は、PHYプロトコルデータユニットのm番目ビットに該当する前記受信信号に対応する原信号、Aは、前記相関部により検出された相関信号、そして、Yは前記周波数オフセットである。
  3. 前記信号検波部は、次の式(B)により前記原信号を検出することを特徴とする請求項1に記載の非同期検波装置:
    Figure 2012523787

    ここで、
    Figure 2012523787

    は、PHYプロトコルデータユニットのm番目ビットに該当する前記受信信号に対応する原信号、Aは、前記相関部により検出された相関信号、q{・}は、それぞれのレベルが1,−1,j及び−jである近似方式を表す4レベル量子化関数、そしてYは、前記周波数オフセットである。
  4. 前記周波数オフセット推定部は、次の式(C)により全体プリアンブルから前記周波数オフセットを推定することを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか一項に記載の非同期検波装置:
    Figure 2012523787

    ここで、Yは、前記周波数オフセット、p[n]は、時間0から受信されたプリアンブル信号、Jは、プリアンブル信号のビット数、Nは、前記擬似乱数コード長、b[k]は、m番目ビットに対する前記相関シーケンスのk番目成分、ωは、搬送波周波数オフセット、Tは、チップの持続期間、そして、ηは、ノイズ成分である。
  5. 前記相関部は、
    受信信号を擬似乱数コード長に既定の値を加えて得られた遅延値に該当するチップほど遅延させて遅延信号を出力する遅延部と、
    前記遅延信号の共役複素値をとって出力する共役複素値算出部と、
    前記共役複素値算出部から出力される信号と前記受信信号とを乗算して差分位相信号を出力する第1乗算部と、
    前記差分位相信号の少なくとも一部成分が保存されるバッファ部と、
    前記差分位相信号の各成分に前記受信信号に対応する相関シーケンスの対応する成分を乗算して出力する相互相関部と、
    前記相互相関部から出力されるそれぞれの乗算値を合算して出力する合算部と、を備えることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか一項に記載の非同期検波装置。
  6. 前記相関シーケンスは、次のように定義されることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか一項に記載の非同期検波装置:
    Figure 2012523787


    ここで、Bは、前記相関シーケンス、cは、PNコードのi番目要素の双極子バージョン、そして、E[m−1]は、前記受信信号以前に受信された信号の原信号である。
  7. (a)受信信号を擬似乱数コード長に既定の値を加えて得られた遅延値に該当するチップほど遅延させて得られた第1遅延信号の共役複素値と、前記受信信号とを乗算して第1差分位相信号を獲得し、前記第1差分位相信号の各成分に前記受信信号に対応する第1相関シーケンスの対応する成分を乗算して得られた結果値を合算して相関信号を出力する段階と、
    (b)前記相関信号のうち、前記受信信号のプリアンブル区間に対応する相関信号を累積的に合算した値に基づいて周波数オフセットを推定する段階と、
    (c)前記推定された周波数オフセットと前記相関信号のうち、受信信号のPHYペイロード区間に対応する相関信号を乗算した結果値の実数値の大きさに基づいて、前記受信信号から原信号を検出する段階と、を含むことを特徴とする非同期検波方法。
  8. 前記(c)段階で、次の式(A)により前記原信号を検出することを特徴とする請求項7に記載の非同期検波方法:
    Figure 2012523787

    ここで、
    Figure 2012523787
    は、PHYプロトコルデータユニットのm番目ビットに該当する前記受信信号に対応する原信号、Aは、前記相関信号、そして、Yは、前記周波数オフセットである。
  9. 前記(c)段階で、次の式(B)により前記原信号を検出することを特徴とする請求項7に記載の非同期検波方法:
    Figure 2012523787

    ここで、
    Figure 2012523787
    は、PHYプロトコルデータユニットのm番目ビットに該当する前記受信信号に対応する原信号、Aは、前記相関信号、q{・}は、それぞれのレベルが1,−1,j及び−jである近似方式を表す4レベル量子化関数、そして、Yは、前記周波数オフセットである。
  10. 前記(b)段階で、次の式(C)により全体プリアンブルから前記周波数オフセットを推定することを特徴とする請求項7ないし9のうちいずれか一項に記載の非同期検波方法:
    Figure 2012523787

    ここで、Yは、前記周波数オフセット、p[n]は、時間0から受信されたプリアンブル信号、Jは、プリアンブル信号のビット数、Nは、前記擬似乱数コード長、b[k]は、m番目ビットに対する前記相関シーケンスのk番目成分、ωは、搬送波周波数オフセット、Tは、チップの持続期間、そして、ηは、ノイズ成分である。
  11. 前記(a)段階は、
    (a1)受信信号を擬似乱数コード長に既定の値を加えて得られた遅延値に該当するチップほど遅延させて、遅延信号を出力する段階と、
    (a2)前記遅延信号の共役複素値と前記受信信号とを乗算して、差分位相信号を出力する段階と、
    (a3)前記差分位相信号の各成分に、前記受信信号に対応する相関シーケンスの対応する成分を乗算する段階と、
    (a4)前記それぞれの乗算値を合算して出力する段階と、を含むことを特徴とする請求項7ないし9のうちいずれか一項に記載の非同期検波方法。
  12. 前記相関シーケンスは、次のように定義されることを特徴とする請求項7ないし9のうちいずれか一項に記載の非同期検波方法:
    Figure 2012523787

    ここで、Bは、前記相関シーケンス、cは、PNコードのi番目要素の双極子バージョン、そして、E[m−1]は、前記受信信号以前に受信された信号の原信号である。
  13. 請求項7ないし9のうちいずれか一項に記載の非同期検波方法をコンピュータで実行させるためのプログラムを記録した、コンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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