JP2012521894A5

JP2012521894A5 -

Info

Publication number: JP2012521894A5
Application number: JP2012502527A
Authority: JP
Filing date: 2010-02-19
Publication date: 2013-10-10

Description

本発明において欠陥位置とは、所望の目標位置からずれた、第１のワークと第２のワークとの間の実際位置のずれのことである。従って欠陥位置は、必ずしも第１のワークの方向付けと第２のワークの方向付けとの間のずれのことではない。

Claims

第１の方法ステップ（１）で第１及び第２のワーク（１０，１１）を互いに接触させ、第１のワーク（１０）と第２のワーク（１１）とを接続するためのレーザ溶接法において、
第２の方法ステップ（２）で所望の溶接歪みを算出し、第２の方法ステップ（２）で、目標位置に対する、第１のワーク（１０）と第２のワーク（１１）との実際位置のずれを検出し、該実際位置のずれに基づいて、前記実際位置のずれを補整するための溶接歪みを算出し、
第３の方法ステップ（３）で前記溶接歪みに基づいて第１のワーク（１０）と第２のワーク（１１）とを互いに溶接し、第３の方法ステップ（３）で、溶接光線（１４）を前記溶接歪みに基づいて調節し、この際に、放射出力（２４）、第１及び第２のワーク（１０，１１）に対する溶接光線（１４）の向き及び／又は焦点合わせを調節することを特徴とする、溶接法。
第３の方法ステップ（３）で、第１及び第２のワーク（１０，１１）を１つの回転軸線（１６）を中心にして回転させ、相応の回転角度（２５）を溶接歪みに基づいて調節する、請求項１記載の溶接法。
第３の方法ステップ（３）で、第１及び第２のワーク（１０，１１）を完全に１回転させた後で、オーバーラップ領域（１７）を生ぜしめ、該オーバーラップ領域（１７）で溶接継ぎ目（２１）が重なり合うようにし、第３の方法ステップ（３）で前記オーバーラップ領域（１７）の大きさを溶接歪みに基づいて調節する、請求項１又は２記載の溶接法。
第３の方法ステップ（３）で、前記オーバーラップ領域（１７）に対して１８０゜の回転角度で向き合う部分領域（１８）に、高められた放射出力（２４′）を供給し、かつ／または追加的な放射線量（２４″）を供給する、請求項１から３までのいずれか１項記載の溶接法。
溶接光線（１４）を発生させる溶接ヘッドと、互いに溶接しようとする第１及び第２のワーク（１０，１１）のためのホルダ（１２）とを備えた溶接装置において、
該溶接装置が、目標位置に対する、第１のワーク（１０）と第２のワーク（１１）の実際位置のずれを検出するための検出ユニットを有していることを特徴とする、溶接装置。
第１及び第２のワーク（１０，１１）を共通に運動させるためのホルダ（１２）の駆動装置及び／又は溶接ヘッドの制御が、前記検出ユニットによって行われる、請求項５記載の溶接装置。
前記検出ユニットが、光学式及び／又は機械式の検出ユニットを含む、請求項５又は６記載の溶接装置。
請求項１から４までのいずれか１項記載の方法に従って製造され、かつ／または請求項５から７までのいずれか１項記載の溶接装置により製造された第１のワーク（１０）及び第２のワーク（１１）より成る複合体。