JP6576157B2 - 溶接装置 - Google Patents

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本発明は、複数の部材をレーザ光で溶接する溶接装置に関する。
特開平6−320446号公報には、鉛直方向に沿って配置された2つの鉄骨を溶接する溶接ロボットが記載されている。この溶接ロボットは自走台車を介して案内レールに取り付けられており、案内レールは上側の鉄骨の表面に3つの磁石装置によって固定される。案内レールは、水平面上においてU字状となっている。自走台車は溶接ロボットを吊り下げ支持しており、溶接ロボットは自走台車の走行によって案内レールに対して移動自在となっている。
溶接ロボットは、自走台車の下部に固定された基台と、基台に取り付けられた旋回台と、旋回台に取り付けられた3つのアーム及び手首部と、手首部に装着された溶接工具とを備えている。溶接工具は、鉄骨に設定された溶接線に沿って溶接を行う。この溶接ロボットでは、旋回台を旋回させると共に各アームを回動させることによって、溶接工具が鉄骨の溶接位置まで延ばされて上記の溶接を行う。
また、複数の部材を溶接する手段としては、入熱量が比較的小さく且つ素早い溶接が可能になるという点で、レーザ溶接が用いられることがある。
特開平6−320446号公報
前述したように複数の部材を溶接するにあたり、特にレーザ溶接を行う場合には、各部材の溶接深さを把握することが重要である。ここで、溶接深さとは、複数の溶接対象の接触部分における厚さ方向の長さ、すなわち溶接対象となる部位の深さを示している。部材の溶接深さに対してレーザ光のエネルギーが強すぎると、部材の溶け込み量が多すぎると共にレーザ光が部材から外れる可能性がある。一方、部材の溶接深さに対してレーザ光のエネルギーが弱すぎると、部材の溶け込み量が少なすぎて溶接が不十分となり複数の部材間で溶接されない箇所が生じる可能性があり、溶接の品質にも影響しうる。このため、各部材の溶接深さと、照射するレーザ光のエネルギーとのバランスが溶接品質を確保する上で重要である。
各部材の溶接深さは、設計値としては把握されている場合がある。しかしながら、実際の溶接現場において、各部材の溶接深さには、各部材の製作誤差又は配置の誤差等によって、誤差が生じている場合がある。このように誤差が生じている場合、設計値に対する実際の深さが異なることになるので、前述したレーザ光が外れる問題、又は溶接が不十分になるという問題が生じうる。そして、従来の溶接では、部材の溶け込みを適切に調整できないという問題がある。以上のように、レーザ光が外れると溶接の安全性を確保することができず、溶接が不十分な場合は溶接の品質を確保することができない。
本発明は、溶接の安全性及び品質を確保することができる溶接装置を提供することを目的とする。
本発明に係る溶接装置は、複数の部材を接触させ、接触する部分に設定された溶接ラインに沿ってレーザ光を照射させると共に、照射した箇所にアシストガスを供給することによって、複数の部材を溶接する溶接装置であって、レーザ光を溶接ラインに向けて照射するレーザヘッドと、接触する部分における部材の溶接深さを計測する深さ計測部と、レーザヘッドと複数の部材との距離を計測する距離計測部と、アシストガスの圧力を計算するガス供給パラメータ計算部と、深さ計測部によって計測された溶接深さに応じて、部材に対するレーザヘッドの相対位置制御、レーザヘッドから照射されるレーザ光の制御、及びアシストガスの供給制御、を行う制御部と、を備え、ガス供給パラメータ計算部は、アシストガスの圧力値、アシストガスの流量、又はアシストガスの供給角度を計算し、制御部は、ガス供給パラメータ計算部による計算値に基づいてアシストガスの供給制御を行い、溶接ラインにおける溶接開始点と溶接終了点とを計算する溶接開始点終了点計算部を備え、溶接開始点終了点計算部は、深さ計測部によって計測された部材の厚さと距離計測部によって計測された部材との距離を用いると共に、計測された厚さの変化を用いて溶接開始点と溶接終了点を算出する。
また、深さ計測部は、2つの探触子を備え、複数の部材のそれぞれには、接触媒質が貼り付けられており、深さ計測部は、2つの探触子のそれぞれが接触媒質に対して超音波の送受信を行うことによって各部材の厚さを計測する、
本発明に係る溶接装置では、深さ計測部が複数の部材の接触部分における溶接深さを計測し、この溶接深さに応じて、部材に対するレーザヘッドの相対位置制御、レーザ光の制御、及びアシストガスの供給制御、の少なくともいずれかが制御部によって行われる。そして、レーザヘッドの制御によってレーザヘッドの移動速度等を調整することができ、レーザ光の制御によってレーザ光の出力等を調整することができ、アシストガスの供給制御では、アシストガスの圧力調整等を行うことができる。例えば、部材の溶接深さの値が大きいときには、レーザヘッドの移動速度を遅くしたりレーザ光の出力を強くしたりして部材に対するレーザ光のエネルギーを強くすることができ、部材の溶接深さの値が小さいときには、レーザヘッドの移動速度を速くしたりレーザ光の出力を弱くしたりして部材に対するレーザ光のエネルギーを弱くすることができる。このようにレーザヘッド、レーザ光又はアシストガスの制御を部材の溶接深さに応じて行うことができるので、レーザ光が部材から外れるのを回避すると共に、溶接が不十分になるという問題を回避することができる。そして、溶接による各部材の溶け込みを適切に調整することができる。従って、レーザ光が外れないので溶接の安全性を確保することができると共に、溶接を十分に行えるので溶接の品質を確保することができる。
また、前述の溶接装置は、複数の部材におけるレーザヘッド側の面の段差である目違いを計測する目違い計測部を備え、制御部は、目違い計測部によって計測された目違いに応じて、部材に対するレーザヘッドの相対位置制御、レーザヘッドから照射されるレーザ光の制御、及びアシストガスの供給制御の少なくともいずれかを行ってもよい。この場合、例えば目違いが大きく部材間の表面の段差が大きいときにレーザヘッド又はレーザ光の角度を調整したりすること等ができ、目違いの実測値に応じたレーザヘッド、レーザ光又はアシストガスの調整が可能となる。従って、目違いの状態を計測することによって、溶接による各部材の溶け込みをより高精度に調整することができる。
また、溶接開始点及び溶接終了点を算出することによって、レーザ光を照射すべき箇所にレーザ光を照射しなかったり、レーザ光を照射すべきでない箇所にレーザ光を照射したりする事態を一層確実に回避することができる。従って、レーザ光が部材から外れる事態、及びレーザ光が不十分になる事態を一層確実に回避することができる。
また、前述の溶接装置は、部材を囲むように配置されるレールを備え、レーザヘッドは、レールに沿って移動しながら複数の部材を溶接してもよい。この場合、部材を囲むレールに沿ってレーザヘッドが移動するので、レーザヘッドはスムーズに移動しながら溶接を行うことができる。
本発明によれば、溶接の安全性及び品質を確保することができる。
第1実施形態に係る溶接装置を示す斜視図である。 図1の溶接装置の機能を示すブロック図である。 母材の一例である2本の柱における目違いとレーザヘッドとの位置関係を示す側面図である。 図3の2本の柱と計測装置との位置関係を示す側面図である。 図1の溶接装置の溶接ラインに沿った溶接を示す側面図である。 図1の溶接装置におけるレーザ光の照射及びアシストガスの供給を示す図である。 溶接開始点及び溶接終了点の算出を説明するための図である。 (a)は第2実施形態に係る溶接装置を示す側面図であり、(b)は第2実施形態に係る溶接装置を示す平面図である。 図8の溶接装置の取り付け手順を説明するための図であり、(a)はレールを取り付ける状態を示す図、(b)はレールを回転させる状態を示す図、(c)はレールの設置完了の状態を示す図である。 複数の部材を接触する部分の変形例を示す図である。
以下、図面を参照しながら本発明に係る溶接装置の実施形態について詳細に説明する。なお、本発明に係る溶接装置は、下記の実施形態に係る溶接装置に限定されず、適宜変更可能である。
(第1実施形態)
図1に示されるように、第1実施形態に係る溶接装置1は、例えば、溶接ロボットであり、鉛直方向に沿って並ぶ2本の柱2,3を溶接する。溶接装置1は建設現場で用いられる。柱2,3は、溶接装置1の溶接対象である部材(母材)の一例であり、溶接装置1の溶接対象は柱2,3以外の部材(例えば、柱と梁、又は梁と梁等)であってもよい。溶接装置1は、2本の柱2,3の各端面2b,3bを接触させ、この接触する部分に設定された溶接ラインYに沿ってレーザ光Lを照射させる。
溶接装置1は、下側の柱3を囲むように配置されるレール11と、レール11に沿って移動する台車12と、台車12から伸び出すアーム部13と、アーム部13の先端部に取り付けられた計測装置14、レーザヘッド15及びアシストガス供給部16とを備えている。レーザヘッド15は、柱2,3にレーザ光Lを照射して柱2,3を溶接する。アシストガス供給部16は、レーザ光Lが照射された箇所にアシストガスAを供給する。アシストガスAは、溶かした部材を混ぜるために用いられる。また、上側の柱2と下側の柱3との間には防護器4が設けられている。
レール11は、例えば、水平面上で円形となるように配置されており、2本のレール11が上下一対に設けられている。レール11は、柱3に対して着脱自在となっている。台車12は、例えば、2本のレール11に跨っており、2本のレール11上を走行する自走台車である。なお、レール11は、上側の柱2を囲むように配置されてもよく、レール11の配置位置、配置態様及び形状は特に限定されない。
アーム部13は、例えばロボットアームである。アーム部13は、台車12に載置されて台車12に対して旋回可能に支持される脚部13bと、脚部13bに対して揺動自在となっている第1アーム13cと、第1アーム13cの先端に揺動自在に取り付けられた第2アーム13dと、第2アーム13dの先端に回転自在に取り付けられて計測装置14、レーザヘッド15及びアシストガス供給部16を支持する支持部13eとを備えている。
なお、アーム部13の上記構成は、一例であり、適宜変更可能である。また、前述したように、溶接装置1はアーム部13を備えたアーム型ロボットであるが、本発明に係る溶接装置は、アーム型ロボットでなくてもよく、例えばXYテーブルを備えたスカラロボットであってもよい。
計測装置14は、例えばカメラを備えており、溶接装置1のレーザ溶接に関する種々の情報を計測する。図2〜図4に示されるように、計測装置14は、上側の柱2と下側の柱3とが接触する部分における柱2,3の溶接深さを計測する深さ計測部21と、目違いMを計測する目違い計測部22と、レーザヘッド15と柱2,3との距離D1,D2を計測する距離計測部23と、レーザヘッド15の自己位置を計測するヘッド位置計測部24とを備えている。
深さ計測部21は、例えば、柱2,3それぞれの厚さT1,T2を超音波によって計測する。深さ計測部21は2つの探触子21aを備えている。探触子21aは、柱2の表面2aに貼り付けられる接触媒質25、及び柱3の表面3aに貼り付けられる接触媒質25のそれぞれに対して超音波の送受信を行うことによって柱2,3それぞれの厚さT1,T2を計測する。
深さ計測部21は、厚さT1,T2から柱2,3の接触部分における柱2,3の溶接深さ(厚さ)を計測する。図4の例では、柱2,3の接続部分の溶接深さは厚さT1と一致している。なお、超音波によって溶接深さを計測する深さ計測部21に代えて、例えば他の弾性波又は電磁波等、別の手段によって深さを計測する深さ計測部を使用することも可能であり、深さ計測部の態様は適宜変更可能である。
距離計測部23は、レーザヘッド15と上側の柱2との距離D1、及びレーザヘッド15と下側の柱3との距離D2を計測する。距離計測部23としては、レーザを柱2,3に照射することによって距離D1,D2を計測するレーザ式、又は超音波を柱2,3に当てることによって距離D1,D2を計測する超音波式等、種々のセンサを用いることができる。
目違い計測部22は、上側の柱2と下側の柱3との目違いMを計測する。ここで、目違いMは、柱2,3におけるレーザヘッド15側の表面2a,3aの段差である。目違い計測部22は、例えば、距離計測部23によって得られた距離D1,D2を用いて目違いMを計測する。具体的には、目違い計測部22は、レーザヘッド15から上側の柱2への距離D1と、レーザヘッド15から下側の柱3への距離D2と、の差分を目違いMとして計測する。なお、目違い計測部22は、距離D1,D2を用いずに目違いMを計測してもよく、例えば、カメラによる撮影画像から目違いMを計測してもよい。
ヘッド位置計測部24は、例えば、カメラ24aを含んでおり、カメラ24aによる撮影画像から位置計測を行う。ヘッド位置計測部24は、上側の柱2と下側の柱3の接触部分を溶接ラインYとして設定する。また、ヘッド位置計測部24は、レーザヘッド15の位置を、溶接ラインYに対するレーザヘッド15の位置のずれEとして計測してもよい。
また、溶接装置1は、計測装置14によって計測された情報から溶接装置1の溶接で用いられる種々のパラメータを演算する演算部30を備えている。演算部30は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)及びRAM(Random Access Memory)を備えており、演算部30の各機能は、ROMに記憶されているプログラムをRAMにロードし、CPUで実行することによって実現されてもよい。なお、演算部30の形態及び配置場所については、適宜変更可能であり特に限定されない。
演算部30は、レーザヘッド15の送り速度を計算するヘッド送り速度計算部31と、柱2,3に対するレーザヘッド15の相対位置を計算するヘッド位置計算部32と、レーザ光Lの出力(パワー)を計算するレーザ出力計算部33と、レーザ光Lの焦点距離を計算する焦点距離計算部34と、柱2,3に対するレーザ光Lの入射角を計算するレーザ入射角計算部35と、アシストガスAの圧力を計算するガス供給パラメータ計算部36と、溶接ラインYの溶接開始点及び溶接終了点を計算する溶接開始点終了点計算部37とを備えている。
上記のヘッド送り速度計算部31、ヘッド位置計算部32、レーザ出力計算部33、焦点距離計算部34、レーザ入射角計算部35、ガス供給パラメータ計算部36及び溶接開始点終了点計算部37(以下、演算部30の各構成要素と称する場合もある)は、例えば、溶接装置1によるレーザ溶接の品質を確保する最適な各パラメータの値を計算する。溶接装置1は、演算部30の各構成要素によって計算された値に基づいてレーザヘッド15又はアシストガス供給部16を制御することにより、レーザ溶接の品質の最適化を可能としている。また、演算部30の各構成要素は、予め設定された式によって計算を行ってもよいし、予め設定されたマップ又はグラフに基づいて計算を行ってもよい。このように演算部30で行われる各計算の方法及び態様としては種々のものが挙げられる。
図2及び図5に示されるように、ヘッド送り速度計算部31は、計測装置14によって計測された計測値に基づいてレーザヘッド15の速度Vを計算する。ヘッド送り速度計算部31は、深さ計測部21によって計測された厚さT1,T2の値から速度Vを計算する。ヘッド送り速度計算部31によって計算される速度Vの値は、例えば、厚さT1,T2の値が小さいほど大きくなり、厚さT1,T2の値が大きいほど小さくなる。このようにヘッド送り速度計算部31が速度Vを計算することによって、厚さT1,T2に応じた速度Vの制御が可能となり、溶接による溶け込み量を最適化させることが可能となる。
ヘッド位置計算部32は、柱2,3に対するレーザヘッド15の位置及び姿勢(傾き等)を計算する。図2及び図3に示されるように、ヘッド位置計算部32は、距離計測部23によって計測された距離D1,D2の値からレーザヘッド15の位置を計算する。また、ヘッド位置計算部32は、ヘッド位置計測部24によって計測されたずれEの値からレーザヘッド15の位置を計測してもよく、このずれEが0となるようにレーザヘッド15の位置姿勢が制御されてもよい。また、ヘッド位置計算部32は、目違い計測部22によって計測された目違いMの値に応じて、レーザヘッド15の傾きを計算してもよい。
レーザ出力計算部33は、柱2,3に照射されるレーザ光Lの出力を計算する。レーザ出力計算部33は、例えば、深さ計測部21によって計測された厚さT1,T2から出力を計算する。レーザ出力計算部33によって計算される出力の値は、厚さT1,T2の値が大きいほど大きくなり、厚さT1,T2の値が小さいほど小さくなる。このようにレーザ出力計算部33が厚さT1,T2の値に応じてレーザ光Lの出力を計算することにより、溶接の溶け込み量の一層の最適化が可能となる。
図2及び図6に示されるように、焦点距離計算部34は、例えば、レーザ光Lの焦点距離を計算すると共に焦点深さSを算出する。ここで、焦点深さSは、柱2,3の表面2a、3aから柱2,3の内部に位置する焦点Pまでの距離を示している。焦点距離計算部34は、深さ計測部21によって計測された厚さT1,T2から焦点深さSを計算する。計算される焦点深さSの値は、厚さT1,T2の値が大きいほど大きくなり、厚さT1,T2の値が小さいほど小さくなる。これにより、厚さT1,T2に応じた焦点深さSの調整が可能となる。
レーザ入射角計算部35は、例えば、深さ計測部21によって計測された厚さT1,T2と、目違い計測部22によって計測された目違いMとに応じて入射角θを計算する。また、ガス供給パラメータ計算部36は、アシストガスAの供給制御の一環として、アシストガス供給部16から柱2,3に供給されるアシストガスAの圧力値を計算する。ガス供給パラメータ計算部36は、例えば、厚さT1,T2と目違いMとを用いてアシストガスAの圧力値を計算し、この圧力値は、厚さT1,T2及び目違いMの値が大きいほど大きくなる。なお、ガス供給パラメータ計算部36は、アシストガスAの流量を計算してもよく、更に、アシストガスAの供給角度を計算してもよい。
図2及び図7に示されるように、溶接開始点終了点計算部37は、深さ計測部21によって計測された厚さと、距離計測部23によって計測された距離とを用いて、溶接ラインYにおける溶接開始点及び溶接終了点を計算する。図7に示される例において、柱2,3の隅部C以外の箇所では、深さ計測部21によって計測された厚さはT3、距離計測部23によって計測された距離はD3となるのに対し、隅部Cでは、距離計測部23によって計測された距離はD3であるものの、深さ計測部21によって計測された厚さはT3より大きいT4となる。
溶接開始点終了点計算部37は、上記の厚さT3,T4の変化を用いて溶接開始点Y1と溶接終了点Y2を算出する。すなわち、溶接開始点終了点計算部37は、深さ計測部21によって計測された厚さの変化点を溶接開始点Y1、溶接終了点Y2とする。また、溶接開始点終了点計算部37は、距離計測部23によって計測された距離の変化点を溶接開始点Y3、溶接終了点Y4としてもよい。
演算部30の各構成要素による計算方法は、前述した内容に限定されず、適宜変更可能である。また、演算部30の各構成要素のうち、機能として不要なものがあれば適宜省略することが可能である。
また、演算部30は、計測装置14と接続されているが、レーザヘッド15及びアシストガス供給部16とも接続されている。更に、溶接装置1は、レーザ溶接の制御を行う制御部40を備えており、制御部40は、レーザヘッド相対位置制御部41、レーザ光制御部42及びガス供給制御部43を含んでいる。レーザヘッド相対位置制御部41及びレーザ光制御部42はレーザヘッド15に設けられており、ガス供給制御部43はアシストガス供給部16に設けられている。演算部30は、計測装置14から計測信号を入力すると共に、レーザヘッド相対位置制御部41、レーザ光制御部42及びガス供給制御部43に制御信号を出力する。
レーザヘッド相対位置制御部41は、ヘッド送り速度計算部31による計算値及びヘッド位置計算部32による計算値に基づいて、柱2,3に対するレーザヘッド15の位置を制御する。具体的には、レーザヘッド相対位置制御部41は、ヘッド位置計算部32によって計算されたレーザヘッド15の位置及び姿勢(傾き)となるようにレーザヘッド15を移動させる。そして、レーザヘッド相対位置制御部41は、溶接開始点終了点計算部37によって計算された溶接開始点Y1,Y3から、ヘッド送り速度計算部31によって計算された速度Vでレーザヘッド15を溶接ラインYに沿って移動させ、溶接開始点終了点計算部37によって計算された溶接終了点Y2,Y4にまでレーザヘッド15を移動させて溶接を行う。
レーザ光制御部42は、レーザ出力計算部33、焦点距離計算部34及びレーザ入射角計算部35による各計算値に基づいて、レーザヘッド15から照射されるレーザ光Lを制御する。具体的には、レーザ光制御部42は、レーザ出力計算部33で計算された出力、焦点距離計算部34で計算された焦点距離及び焦点深さS、並びにレーザ入射角計算部35で計算された入射角θとなるように、レーザ光Lの光学系を制御してレーザ光Lを出力する。
ガス供給制御部43は、ガス供給パラメータ計算部36による計算値に基づいてアシストガス供給部16から噴射されるアシストガスAを制御する。具体的には、ガス供給制御部43は、ガス供給パラメータ計算部36によって計算された圧力値、流量及び傾斜角度となるように、アシストガス供給部16からのアシストガスAの供給を制御してレーザ光Lの照射箇所へのアシストガスAの噴射を行う。
ところで、従来の溶接装置では、カメラで溶接の溶け込み量を見ながらレーザヘッドの速度等を調整することがあった。しかしながら、建設現場で溶接を行う場合、工場等で溶接を行う場合と比較して製作誤差又は位置ずれ等が生じやすいので、部材の溶接深さ(厚さ)及び目違い等のばらつきも生じやすい。また、建設現場で上下に並んだ柱を溶接する場合には、上側の柱と下側の柱との間に不均一な隙間が形成されている場合がある。従って、各部材(上側の柱と下側の柱)の位置合わせは、工場等で溶接を行う場合と比較して困難となる。更に、建設現場では、レーザヘッドが実際には所望の位置に存在しない、又はレーザ光が所望の位置に照射されないということも起こりやすい。
このように、建設現場におけるレーザ溶接では、工場等と比較して部材の位置合わせ等が困難であり種々の誤差が生じるため、前述のようにカメラで溶け込み量を見ながらレーザヘッド等を調整するというだけでは不十分であり、種々の問題が生じうる。具体的には、溶接による部材の溶け込みを適切に調整できないという問題、レーザ光が部材から外れる問題、又は溶接が不十分となり溶接の品質が劣化する問題が生じうる。これに対し、本実施形態の溶接装置1は、建設現場でレーザ溶接を行う溶接装置であるが、前述した種々の問題を解消している。
すなわち、溶接装置1では、深さ計測部21が柱2,3の接触部分における溶接深さ(厚さ)を計測し、この溶接深さの実測値に応じて、柱2,3に対するレーザヘッド15の相対位置制御、レーザ光Lの制御、及びアシストガスAの供給制御が制御部40によって行われる。そして、レーザヘッド15の制御によってレーザヘッド15の速度V、レーザヘッド15の傾き等を調整することができ、レーザ光Lの制御によってレーザ光Lの出力、レーザ光Lの入射角θ、及びレーザ光Lの焦点距離等を調整することができ、アシストガスAの供給制御では、アシストガスAの圧力調整等を行うことができる。
よって、例えば、柱2,3の溶接深さの値が大きいときには、レーザヘッド15の速度Vを遅くしたりレーザ光Lの出力を強くしたりして柱2,3に対するレーザ光Lのエネルギーを強くすることができ、柱2,3の溶接深さの値が小さいときには、レーザヘッド15の速度Vを速くしたりレーザ光Lの出力を弱くしたりして柱2,3に対するレーザ光Lのエネルギーを弱くすることができる。
このようにレーザヘッド15、レーザ光L又はアシストガスAの制御を柱2,3の溶接深さに応じて行うことができるので、レーザ光Lが柱2,3から外れるのを回避すると共に、溶接が不十分になるという問題を回避することができる。そして、溶接による柱2,3の溶け込みを適切に調整することができる。従って、レーザ光Lが外れないので溶接の安全性を確保することができると共に、溶接を十分に行えるので溶接の品質を確保することができる。
また、溶接装置1は、柱2,3におけるレーザヘッド15側の表面2a,3aの段差である目違いMを計測する目違い計測部22を備え、制御部40は、目違い計測部22によって計測された目違いMに応じて、柱2,3に対するレーザヘッド15の相対位置制御、レーザヘッド15から照射されるレーザ光Lの制御、及びアシストガスAの供給制御を行う。よって、例えば目違いMが大きく柱2,3間の表面2a,3aの段差が大きいときにレーザヘッド15をより傾けたりレーザ光Lの入射角θを調整したりすることができ、目違いMの実測値に応じたレーザヘッド15、レーザ光L又はアシストガスAの調整が可能となる。従って、目違いMの状態を計測することによって、溶接による柱2,3の溶け込みをより高精度に調整することができる。
また、溶接装置1は、溶接ラインYにおける溶接開始点Y1,Y3と溶接終了点Y2,Y4とを計算する溶接開始点終了点計算部37を備えている。従って、溶接開始点Y1,Y3及び溶接終了点Y2,Y4を算出することによって、レーザ光Lを照射すべき箇所にレーザ光Lを照射しなかったり、レーザ光Lを照射すべきでない箇所にレーザ光Lを照射したりする事態を一層確実に回避することができる。従って、レーザ光Lが柱2,3から外れる事態、及びレーザ光Lが不十分となる事態を一層確実に回避することができる。
また、溶接装置1は、柱3を囲むように配置されるレール11を備え、レーザヘッド15は、レール11に沿って移動しながら柱2,3を溶接する。よって、柱3を囲むレール11に沿ってレーザヘッド15が移動するので、レーザヘッド15はスムーズに移動しながら溶接を行うことができる。
(第2実施形態)
次に第2実施形態に係る溶接装置50について図8及び図9を参照しながら説明する。以降の説明では、前述した第1実施形態と重複する内容についての説明を省略する。また、第1実施形態と同一又は相当する構成要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図8に示されるように、溶接装置50は、円形のレール11とは異なる形状のレール51を備えており、この点で溶接装置1と異なっている。レール51の外周は、水平面上において円弧状となっている。レール51の円弧部分の中心角は例えば270度である。すなわち、レール51は、円弧状に欠けた欠き込み51aを有しており、欠き込み51aの円弧部分の中心角は90度となっている。レール51は、柱3に固定された4本の柱状部材52を介して柱3に着脱自在に取り付けられている。
次に、溶接装置50を柱3に取り付ける手順の一例について説明する。まず、図9(a)に示されるように、溶接装置50のレール51は、側方から柱3に嵌め込まれる。そして、図9(b)及び図9(c)に示されるように、レール51は、柱3に対して回転され、柱3に対する回転位置が調整された後に、各柱状部材52に固定されることによって、柱3に取り付けられる。以上のように、溶接装置50を容易に柱3に取り付けることができる。また、第2実施形態に係る溶接装置50は、レール51以外は第1実施形態と同一の構成を備えるため、第1実施形態に係る溶接装置1と同様の効果を奏する。
本発明は、前述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲に示した要旨を逸脱しない範囲で種々の変形が可能である。
例えば、前述した実施形態に係る溶接装置は、2本の柱2,3の各端面2b,3bを接触させ、この接触する部分に設定された溶接ラインYに沿ってレーザ光Lを照射させた。しかしながら、本発明に係る溶接装置は、例えば図10に示されるように、複数の板状部材61,62の主面61a,62a同士を接触させ、この接触する部分に設定された溶接ラインWに沿ってレーザ光を照射してもよい。このように、部材が接触する方向及び位置は特に限定されない。
また、前述した実施形態に係る溶接装置は、2本の柱2,3を溶接した。しかしながら、本発明に係る溶接装置の溶接対象は、2本の柱に限定されず、例えば、2本の梁、柱と梁、柱又は梁とダイヤフラム等の別部材、等種々のものが挙げられる。また、溶接対象とする部材の数についても、2つに限定されることなく、3つ以上とすることが可能である。
また、前述した実施形態に係る溶接装置は、レーザヘッド15、レーザ光L及びアシストガスAを制御した。しかしながら、本発明に係る溶接装置は、レーザヘッド15、レーザ光L及びアシストガスAの全てを制御対象としなくてもよい。すなわち、本発明に係る溶接装置は、レーザヘッド、レーザ光及びアシストガスの少なくともいずれか1つを制御すればよい。具体的には、例えば、レーザヘッドが固定されている場合はレーザ光及びアシストガスを制御してもよいし、レーザ光が不変の場合はレーザヘッド及びアシストガスを制御してもよいし、レーザヘッド及びレーザ光の少なくともいずれかのみを制御してもよい。
また、前述の実施形態では、建設現場で用いられる溶接装置について説明した。しかしながら、本発明に係る溶接装置は、例えば工場等、建設現場以外で用いることも可能である。更に、前述の実施形態では、2本の柱に対するレーザヘッドの位置を制御した。しかしながら、本発明に係る溶接装置は、レーザヘッドの位置を固定にすると共に部材(母材)を移動させ、レーザヘッドに対する部材の位置を制御してもよい。
1,50…溶接装置、2,3…柱(部材)、2a,3a…表面、2b,3b…端面、4…防護器、11,51…レール、12…台車、13…アーム部、14…計測装置、15…レーザヘッド、16…アシストガス供給部、21…深さ計測部、21a…探触子、22…目違い計測部、23…距離計測部、24…ヘッド位置計測部、25…接触媒質、30…演算部、31…ヘッド送り速度計算部、32…ヘッド位置計算部、33…レーザ出力計算部、34…焦点距離計算部、35…レーザ入射角計算部、36…ガス供給パラメータ計算部、37…溶接開始点終了点計算部、40…制御部、41…レーザヘッド相対位置制御部、42…レーザ光制御部、43…ガス供給制御部、52…柱状部材、61,62…板状部材、61a,62a…主面、A…アシストガス、C…隅部、D1,D2…距離、E…ずれ、L…レーザ光、P…焦点、S…焦点深さ、T1,T2…厚さ、V…速度、W,Y…溶接ライン、Y1,Y3…溶接開始点、Y2,Y4…溶接終了点、θ…入射角。

Claims (4)

  1. 複数の部材を接触させ、前記接触する部分に設定された溶接ラインに沿ってレーザ光を照射させると共に、前記照射した箇所にアシストガスを供給することによって、前記複数の部材を溶接する溶接装置であって、
    前記レーザ光を前記溶接ラインに向けて照射するレーザヘッドと、
    前記接触する部分における前記部材の溶接深さを計測する深さ計測部と、
    前記レーザヘッドと前記複数の部材との距離を計測する距離計測部と、
    前記アシストガスの圧力を計算するガス供給パラメータ計算部と、
    前記深さ計測部によって計測された溶接深さに応じて、前記部材に対する前記レーザヘッドの相対位置制御、前記レーザヘッドから照射される前記レーザ光の制御、及び前記アシストガスの供給制御、を行う制御部と、
    を備え、
    前記ガス供給パラメータ計算部は、前記アシストガスの圧力値、前記アシストガスの流量、又は前記アシストガスの供給角度を計算し、
    前記制御部は、前記ガス供給パラメータ計算部による計算値に基づいて前記アシストガスの供給制御を行い、
    前記溶接ラインにおける溶接開始点と溶接終了点とを計算する溶接開始点終了点計算部を備え、
    前記溶接開始点終了点計算部は、前記深さ計測部によって計測された前記部材の厚さと前記距離計測部によって計測された前記部材との距離を用いると共に、計測された前記厚さの変化を用いて溶接開始点と溶接終了点を算出する、
    溶接装置。
  2. 前記深さ計測部は、2つの探触子を備え、
    前記複数の部材のそれぞれには、接触媒質が貼り付けられており、
    前記深さ計測部は、前記2つの探触子のそれぞれが前記接触媒質に対して超音波の送受信を行うことによって各前記部材の厚さを計測する、
    請求項1に記載の溶接装置。
  3. 前記複数の部材における前記レーザヘッド側の面の段差である目違いを計測する目違い計測部を備え、
    前記制御部は、前記目違い計測部によって計測された目違いに応じて、前記部材に対する前記レーザヘッドの相対位置制御、前記レーザヘッドから照射される前記レーザ光の制御、及び前記アシストガスの供給制御、の少なくともいずれかを行う、
    請求項1又は2に記載の溶接装置。
  4. 前記部材を囲むように配置されるレールを備え、
    前記レーザヘッドは、前記レールに沿って移動しながら前記複数の部材を溶接する、
    請求項1〜3のいずれか一項に記載の溶接装置。
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