JPH08285524A - 鋼片の開先位置計測方法 - Google Patents

鋼片の開先位置計測方法

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JPH08285524A
JPH08285524A JP7092704A JP9270495A JPH08285524A JP H08285524 A JPH08285524 A JP H08285524A JP 7092704 A JP7092704 A JP 7092704A JP 9270495 A JP9270495 A JP 9270495A JP H08285524 A JPH08285524 A JP H08285524A
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JP
Japan
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groove
steel
slit
welding
laser beam
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JP7092704A
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English (en)
Inventor
Motoi Kido
基 城戸
Hiroyuki Yamamoto
博之 山本
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Nippon Steel Corp
Original Assignee
Nippon Steel Corp
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Publication date
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23KSOLDERING OR UNSOLDERING; WELDING; CLADDING OR PLATING BY SOLDERING OR WELDING; CUTTING BY APPLYING HEAT LOCALLY, e.g. FLAME CUTTING; WORKING BY LASER BEAM
    • B23K2103/00Materials to be soldered, welded or cut
    • B23K2103/02Iron or ferrous alloys
    • B23K2103/04Steel or steel alloys

Abstract

(57)【要約】 【目的】 開先突合せ点を高精度で検出することができ
る開先位置計測方法を提供する。 【構成】 相対する開先面が溶接線を含む垂直面に対し
て非対称な開先が形成された先行鋼片1の後端部と後行
鋼片3の先端部とを突き合わせ、両鋼片1、3の突合せ
部を溶接接合する際に、突合せ部をスリット状レーザビ
ーム26で突合せ部に沿って走査し、スリット状レーザ
ビーム26で形成された開先輪郭線27をテレビカメラ
31で撮像し、テレビカメラ31からの画像信号を画像
処理して開先位置を計測する方法において、両鋼片1、
3の開先面のなす角をほぼ2等分する2等分面29内に
光軸があるスリット状レーザビーム26で開先部を照射
して開先輪郭線27を形成し、撮像光学系の光軸が前記
2等分面内にあるテレビカメラ31で両鋼片1、3の開
先輪郭線27を撮像し、両鋼片1、3の開先輪郭線27
の交点を突合せ点として検出する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、シートバーやスラブ
などの鋼片を溶接する際に開先位置を計測する方法に関
する。
【0002】この発明の開先位置計測方法は、たとえば
先行鋼片の後端部と後行鋼片の先端部とを溶接接合する
際に溶接ヘッドの倣い制御に利用される。
【0003】
【従来の技術】鋼片どうしを溶接接合する際に、開先位
置を計測して溶接ヘッドを倣い制御することが行われて
いる。たとえば、シートバーやスラブなどの鋼片の熱間
圧延では、先行鋼片の後端部と後行鋼片の前端部とを接
合することが行われている。これら鋼片は、厚みが20
〜50 mm 、幅が600〜1800 mm 程度である。こ
の鋼片の接合方法の一つとして、先行鋼片の後端面と後
行鋼片の前端面とを突き合わせ、突合せ部に沿って仮付
溶接し、引き続き突合せ部を圧延して両鋼片を接合する
方法が知られている。上記仮付溶接では、突合せ部つま
り開先位置を計測し、倣い制御によって溶接ヘッドを開
先に沿って移動する。開先位置を計測するには、先行鋼
片と後行鋼片との突合せ点を正確に検出しなければなら
ない。
【0004】開先位置計測方法の一つとして、光切断法
を利用した方法が知られている(特開平6−13785
3号公報参照)。この方法では、スリット状のレーザビ
ームを計測対象物に投射する。スリット状レーザビーム
を投射した部分をCCDカメラで撮像する。スリット状
レーザビームは、開先面と交差して開先断面の輪郭を表
す開先輪郭線を形成する。CCDカメラからの画像信号
を画像処理して、開先位置を計測する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】鋼片の先端部および後
端部は機械式シャーで切断し、開先面を形成する。しか
し、開先面の角度は図6に示すように先行鋼片1と後端
部と後行鋼片3の先端部とでは異なる場合が多い。ま
た、シャー切断時にたとえば後行鋼片3の先端部のエッ
ジ部分10がシャーで損傷し、表面に凹凸が生じること
がある。レーザビームは表面の凹凸で散乱し、図7に示
すように後行鋼片3の開先輪郭線10aが消失する。
【0006】一方、上記従来の開先位置計測方法では、
図6に示すように鋼片表面に垂直にレーザビームを照射
して開先輪郭線8、9を形成していた。したがって、表
面の凹凸により開先輪郭線が消失すると、図8に示すよ
うに真の開先輪郭線9から後方にずれた位置の輪郭線9
aを開先輪郭線として検出する。後方にずれた位置の輪
郭線9aに基づいて両鋼片1、3の突合せ点を求める
と、真の突合せ点からずれることになる。したがって、
従来法では突合せ点を正確に求めることはできない。突
合せ点の検出が不正確であると、たとえば溶接ヘッドの
倣い制御が不正確となり、溶接位置がずれて溶込み不良
などの溶接欠陥を生じるおそれがある。
【0007】突合せ部を自動溶接するには、溶接線を求
め、これに沿って溶接ヘッドを移動する。従来では複数
の突合せ点を検出し、これら突合せ点を順次連結して溶
接線を求めていた。したがって、溶接線を求めるために
時間を要し、また不正確であった。
【0008】また、テーブルローラなどで圧延ラインに
沿って送られる鋼片は、蛇行により鋼片幅方向にずれる
ことがある。このような場合、先行鋼片の側端面と後行
鋼片の側端面が一致せず、側端面を開先始点とすること
ができない。このため、従来では図9に示すように先行
鋼片および後行鋼片の両側端面位置をレーザビーム距離
計41などでそれぞれ計測し、開先始点および終点を求
めていた。したがって、開先始点および終点を求めるた
めの計測機器を必要とし、接合設備が高額となってい
た。
【0009】この発明は、開先突合せ点を高精度で検出
することができ、また開先突合せ点と共に開先始点およ
び終点を検出することができる開先位置計測方法を提供
しようとするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】第1の発明の鋼片の開先
位置計測方法は、相対する開先面が溶接線を含む垂直面
に対して非対称な開先が形成された先行鋼片の後端部と
後行鋼片の先端部とを突き合わせ、両鋼片の突合せ部を
溶接接合する際に、突合せ部をスリット状レーザビーム
で突合せ部に沿って走査し、スリット状レーザビームで
形成された開先輪郭線をテレビカメラで撮像し、テレビ
カメラからの画像信号を画像処理して開先位置を計測す
る方法において、両鋼片の開先面のなす角をほぼ2等分
する2等分面内に光軸があるスリット状レーザビームで
開先部を照射して開先輪郭線を形成し、撮像光学系の光
軸が前記2等分面内にあるテレビカメラで両鋼片の開先
輪郭線を撮像し、両鋼片の開先輪郭線の交点を突合せ点
として検出する。
【0011】撮像した両鋼片の開先輪郭線が交差しない
場合には、各開先輪郭線を延長し、その延長線を突合せ
点とする。
【0012】第2の発明の鋼片の開先位置計測方法は、
相対する開先面が溶接線を含む垂直面に対して非対称な
開先が形成された先行鋼片の後端部と後行鋼片の先端部
とを突き合わせ、両鋼片の突合せ部を溶接接合する際
に、突合せ部をスリット状レーザビームで突合せ部に沿
って走査し、スリット状レーザビームで形成された開先
輪郭線をテレビカメラで撮像し、テレビカメラからの画
像信号を画像処理して開先位置を計測する方法におい
て、両鋼片の開先面のなす角をほぼ2等分する2等分面
内に光軸があるスリット状レーザビームで開先部を照射
して溶接方向に間隔をおいた2組の開先輪郭線を形成
し、撮像光学系の光軸が前記2等分面内にあるテレビカ
メラで、両鋼片の2組の開先輪郭線を撮像し、各組の開
先輪郭線について両鋼片の開先輪郭線の交点をそれぞれ
求めて突合せ点とし、これら2組の突合せ点を結ぶ線分
を溶接線として検出する。
【0013】2組の開先輪郭線を形成するには、2組の
レーザ発振器または光分岐器を用いる。2組の開先輪郭
線の間隔は、1〜20 mm 程度である。
【0014】第3の発明の鋼片の開先位置計測方法は、
相対する開先面が溶接線を含む垂直面に対して非対称な
開先が形成された先行鋼片の後端部と後行鋼片の先端部
とを突き合わせ、両鋼片の突合せ部を溶接接合する際
に、突合せ部をスリット状レーザビームで突合せ部に沿
って走査し、スリット状レーザビームで形成された開先
輪郭線をテレビカメラで撮像し、テレビカメラからの画
像信号を画像処理して開先位置を計測する方法におい
て、両鋼片の開先面のなす角をほぼ2等分する2等分面
内に光軸があるスリット状レーザビームで開先部を照射
して開先輪郭線を形成し、撮像光学系の光軸が前記2等
分面内にあるテレビカメラで両鋼片の開先輪郭線を撮像
し、両鋼片の開先輪郭線が共に始めて現れた点を鋼片幅
方向についての開先始端とし、両鋼片の開先輪郭線の一
方が始めて消失した点を開先終端として検出する。
【0015】
【作用】第1の発明では、両鋼片の開先面のなす角をほ
ぼ2等分する2等分面内に光軸があるスリット状レーザ
ビームで開先部を照射して開先輪郭線を形成し、撮像光
学系の光軸が前記2等分面内にあるテレビカメラで両鋼
片の開先輪郭線を撮像する。したがって、確実に両方の
鋼片の開先輪郭線を得ることができるので、正確に突合
せ点を検出することができる。
【0016】第2の発明では、スリット状レーザビーム
で溶接方向に間隔をおいた2組の開先輪郭線を形成し、
これら開先輪郭線の突合せ点を結ぶ線分を溶接線として
検出する。したがって、迅速かつ正確に溶接線を求める
ことができる。
【0017】第3の発明では、スリット状レーザビーム
で開先部を照射して開先輪郭線を形成し、両鋼片の開先
輪郭線が共に始めて現れた点を鋼片幅方向についての開
先始端とし、両鋼片の開先輪郭線の一方が始めて消失し
た点を開先終端として検出する。したがって、開先突合
せ点の検出とともに開先始端および終端を検出すること
ができる。
【0018】
【実施例】熱間圧延シートバー接合における開先位置計
測を例として、この発明の実施例を説明する。
【0019】(実施例1)図1は、第1の発明の方法を
実施する開先位置計測装置を模式的に示す斜視図であ
る。開先位置計測装置はシートバー接合設備に設けられ
ており、先行鋼片と後行鋼片との突合せ点を検出し、こ
れに基づいて開先位置を計測する。
【0020】シートバー1、3は構造用鋼SS41であ
り、長さが50m 、幅が1100 mm 、厚みは30 mm
である。また、シートバー1、3の温度は、1000℃
である。
【0021】シートバー1、3の先端部および後端部は
走間シャー(図示しない)でバー幅方向に沿って切り落
とされ、開先部5が形成される。先行シートバー1の開
先面は垂直面に対して59゜傾斜しており、後行シート
バー3の開先面は1゜傾斜している。
【0022】シートバー1、3はこれの長手方向Aに送
られ、その送り速度は90m/min である。先行シートバ
ー1の後端面と後行シートバー3の前端面とを突き合わ
せ、この突合せ部に沿ってレーザ溶接で突合せ部を仮付
溶接7する。レーザはCO2レーザであり、溶接用レー
ザ発振器11の定常出力は45 kW である。溶接ヘッド
13はシートバー1、3とともに移動するとともにバー
幅方向Bにも移動する。溶接ヘッド13は集光レンズ1
5でレーザビームを所要のスポット径に集光する。溶接
速度は10 m/minであり、ビード幅は2.5 mm であ
る。仮付溶接に引き続いて、圧延ロール(図示しない)
により両シートバー1、3を圧延して両シートバー1、
3を接合する。圧下率は、30%である。
【0023】開先位置計測装置の計測用レーザ発振器2
1は、波長639 nm 、出力30 mW の赤色レーザダイ
オードである。計測ヘッド23は、計測用レーザ発振器
21からのレーザビームを円柱レンズ25によりスリッ
ト状レーザビーム26とし、溶接線を直角に横切るよう
にして開先部5を照射する。レーザビーム26の光軸
は、垂直面に対して先行シートバー1側に30゜傾斜す
る面29内にある。スリット状レーザビーム26の幅は
0.2 mm であり、長さは30 mm である。
【0024】スリット状レーザビーム26の照射により
形成された開先輪郭線27は、300 mm 離れた位置か
らバンドパスフィルタ33を介してCCDカメラ31で
撮像される。CCDカメラ31の撮像光学系の光軸も、
垂直面に対して先行シートバー1側に30゜傾斜する面
内にある。バンドパスフィルタ33はバンド幅が±4.
5 nm 、透過率が85%である。バンドパスフィルタ3
3は、CCDカメラ31で撮像される開先像のS/Nを
高める。
【0025】CCDカメラ31からの画像信号は、画像
処理装置35に入力される。画像処理装置35は画像信
号をA/D変換、画像の平滑化、エッジ抽出、画像強調
などの通常の画像処理を行い、開先輪郭線を検出する。
検出結果に基づいて突合せ点を演算により求める。図2
は、検出した開先輪郭線8、9を模式的に示している。
開先輪郭線8、9より交点Pを演算により求め、データ
ベースによりオフセットし、これを突合せ点とする。
【0026】上記のようにして求めた複数の突合せ点に
基づいて溶接線を演算し、求めた溶接線は倣い制御装置
37に出力される。倣い制御装置37は画像処理装置3
5からの信号に基づき溶接ヘッド13の位置修正量を演
算し、溶接ヘッド13の駆動装置(図示しない)に操作
信号を出力する。
【0027】シャー切断時に先端部が約0.5 mm の幅
で損傷した後行シートバー3について上記装置により開
先位置を計測した結果、良好に開先位置を計測すること
ができた。
【0028】(実施例2)図3は、第2の発明の方法を
実施する開先位置計測装置を模式的に示す斜視図であ
る。シートバー接合設備は実施例1の設備と同じであ
る。開先位置計測装置は、レーザビーム照射装置が溶接
線方向に間隔をおいた2組の開先輪郭線を形成する点で
実施例1と異なるのみである。
【0029】2組の開先輪郭線27、28を形成するた
めに2組のレーザ発振器21と照射光学系を用いる。2
組の開先輪郭線27、28の間隔は、5 mm である。図
4はCCDカメラ31で撮像された2組の開先輪郭線2
7、28の画像を示している。各開先輪郭線27、28
について突合せ点Pを求め、これら突合せ点Pを連結し
て溶接線Lとする。
【0030】(実施例3)第3の発明の方法を実施する
開先位置計測装置およびシートバー接合設備は実施例1
の設備と同じである。
【0031】実施例1の方法で、先行シートバーと後行
シートバーの突合せ部を一方の側端からスリット状レー
ザビームで走査する。そして、先行および後行シートバ
ーの開先輪郭線が共に始めて現れた点を開先始端とし、
両シートバーの開先輪郭線の一方が始めて消失した点を
開先終端として検出する。図5において、シートバー
1、3は矢印A方向に送られ、スリット状レーザビーム
により矢印B方向に突合せ部5を走査する。シートバー
1、3の側方から走査を開始する。図5(a)はスリッ
ト状レーザビームが突合せ部5に至っていない状態を示
しており、両シートバー1、3の開先輪郭線8、9は破
線で示すようにまだ現れていない。図5(b)は、先行
シートバー1だけの開先輪郭線8が現れた状態を実線で
示している。図5(c)は、先行シートバー1および後
行シートバー3の開先輪郭線8、9がともに現れた状態
を示しており、このときの突合せ点Pが開先始端とな
る。開先始点からレーザ溶接が開始され、そののちは実
施例1で説明した方法で突合せ点を検出し、溶接ヘッド
を倣い制御する。なお、開先終端も図5で説明した方法
と同様に検出される。
【0032】
【発明の効果】第1の発明では、鋼片表面が損傷してい
も確実に両鋼片の開先輪郭線を得ることができるので、
突合せ点を正確に検出することができる。また、第2の
発明では、溶接線方向に間隔をおいた2組の開先輪郭線
により溶接線を求めるので、迅速かつ正確に溶接線を求
めることができる。したがって、溶接倣い制御が高精度
となり、溶接欠陥の発生を防ぐことができる。
【0033】第3の発明では、両鋼片の開先輪郭線を検
出する装置を用いて開先始端および終端を検出すること
ができる。したがって、開先始点および終点を求めるた
めの計測機器を必要とせず、接合設備コストを低減する
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の発明の開先位置計測方法を実施する装置
の構成を模式的に示す斜視図である。
【図2】図1に示す装置で検出した開先輪郭線を模式的
に示す図面である。
【図3】第2の発明の開先位置計測方法を実施する装置
の構成を示す斜視図である。
【図4】図2に示す装置で検出した開先輪郭線を模式的
に示す図面である。
【図5】第3の発明の方法を説明する図面である。
【図6】従来の開先位置計測方法を説明する図面であ
る。
【図7】従来法で検出した開先輪郭線の一例を示す図面
である。
【図8】従来法の場合、発生する開先位置計測誤差を説
明する図面である。
【図9】従来の開先始端および終端を検出する方法を説
明する図面である。
【符号の説明】 1 先行鋼片 3 後行鋼片 5 開先部 7 仮付溶接 8 開先輪郭線 9 開先輪郭線 11 溶接用レーザ発振器 13 溶接ヘッド 15 集光レンズ 21 計測用レーザ発振器 23 計測ヘッド 25 円柱レンズ 26 スリット状レーザビーム 27 開先輪郭線 28 開先輪郭線 29 2等分面 31 CCDカメラ 33 ローパスフィルタ 35 画像処理装置 37 倣い制御装置 L 溶接線 P 突合せ点
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G06T 7/00 G06F 15/62 400 1/00 15/64 320A

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相対する開先面が溶接線を含む垂直面に
    対して非対称な開先が形成された先行鋼片の後端部と後
    行鋼片の先端部とを突き合わせ、両鋼片の突合せ部を溶
    接接合する際に、突合せ部をスリット状レーザビームで
    突合せ部に沿って走査し、スリット状レーザビームで形
    成された開先輪郭線をテレビカメラで撮像し、テレビカ
    メラからの画像信号を画像処理して開先位置を計測する
    方法において、両鋼片の開先面のなす角をほぼ2等分す
    る2等分面内に光軸があるスリット状レーザビームで開
    先部を照射して開先輪郭線を形成し、撮像光学系の光軸
    が前記2等分面内にあるテレビカメラで両鋼片の開先輪
    郭線を撮像し、両鋼片の開先輪郭線の交点を突合せ点と
    して検出することを特徴とする鋼片の開先位置計測方
    法。
  2. 【請求項2】 相対する開先面が溶接線を含む垂直面に
    対して非対称な開先が形成された先行鋼片の後端部と後
    行鋼片の先端部とを突き合わせ、両鋼片の突合せ部を溶
    接接合する際に、突合せ部をスリット状レーザビームで
    突合せ部に沿って走査し、スリット状レーザビームで形
    成された開先輪郭線をテレビカメラで撮像し、テレビカ
    メラからの画像信号を画像処理して開先位置を計測する
    方法において、両鋼片の開先面のなす角をほぼ2等分す
    る2等分面内に光軸があるスリット状レーザビームで開
    先部を照射して溶接方向に間隔をおいた2組の開先輪郭
    線を形成し、撮像光学系の光軸が前記2等分面内にある
    テレビカメラで、両鋼片の2組の開先輪郭線を撮像し、
    各組の開先輪郭線について両鋼片の開先輪郭線の交点を
    それぞれ求めて突合せ点とし、これら2組の突合せ点を
    結ぶ線分を溶接線として検出することを特徴とする鋼片
    の開先位置計測方法。
  3. 【請求項3】 相対する開先面が溶接線を含む垂直面に
    対して非対称な開先が形成された先行鋼片の後端部と後
    行鋼片の先端部とを突き合わせ、両鋼片の突合せ部を溶
    接接合する際に、突合せ部をスリット状レーザビームで
    突合せ部に沿って走査し、スリット状レーザビームで形
    成された開先輪郭線をテレビカメラで撮像し、テレビカ
    メラからの画像信号を画像処理して開先位置を計測する
    方法において、両鋼片の開先面のなす角をほぼ2等分す
    る2等分面内に光軸があるスリット状レーザビームで開
    先部を照射して開先輪郭線を形成し、撮像光学系の光軸
    が前記2等分面内にあるテレビカメラで両鋼片の開先輪
    郭線を撮像し、両鋼片の開先輪郭線が共に始めて現れた
    点を鋼片幅方向についての開先始端とし、両鋼片の開先
    輪郭線の一方が始めて消失した点を開先終端として検出
    することを特徴とする鋼片の開先位置計測方法。
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