JP3720939B2 - レーザー自動溶接装置と溶接方法 - Google Patents

レーザー自動溶接装置と溶接方法 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、鋼板等の金属や、プラスチック等のその他の溶接可能な材料をレーザーを用いて、自動的に溶接線を倣いながら溶接する際に、溶接の成功率の向上を図ることが可能なレーザー自動溶接方法と装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、溶接を実施する際にはV字型等の開先加工を行うことによって溶融を促進し、かつ突き合わせ部を確実に密着させることが重要であるが、同時に自動倣いを行う際には、例えば特開昭60−121072号公報にあるように、レーザーとカメラを用いることによって開先部の特徴的な形状を検出することにより、開先加工がなされている場合には溶接線を比較的容易にかつ確実に検出する技術が存在する。
【0003】
一方、開先加工を行っていない場合の溶接線の検出方法としては、本発明者らは既に特願平7−17834号(特開平8−206703号)において、画像処理により2つの被溶接材間の微小な表面ギャップと、実材料の境界部を検出することにより、溶接線位置を検出する溶接線倣いセンサを提案している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
近年、レーザーのハイパワー化によりレーザーを用いた溶接が実施されているが、レ−ザ−を用いた場合非常に入熱効率が高いため、従来のような開先加工なしでも溶接可能な場合も多いが、実際には溶接線位置検出器を用いた自動倣いを行うために、開先加工を必要とする場合もあり、結果的に無駄な加工処理を必要としていた。
【0005】
前記特開昭60−121072号公報の技術によれば、このように開先加工を行わない場合に適用すると、例えば溶接線近傍に材料のしわや、シャー加工時のバリ等があった場合にはその部分を溶接線と誤認識する場合があり、適用対象によっては十分な溶接線検出精度が得られなくなるおそれがあった。
【0006】
また、特願平7−178341号(特開平8−206703号)の技術によれば、2つの被溶接材間の微小なギャップを検出することにより溶接線位置を検出しているため、例えば2つの被溶接材を突き合わせる際に大きな力でこれを押しつける場合には、該微小なギャップはつぶれてしまうため、正確に溶接線位置を検出できなくなるおそれがあった。
【0007】
すなわち、実際の生産現場においては、既設のライン内に溶接装置を導入する場合も多く、開先加工装置を設置することはラインの大幅な改造を必要とする場合もあり、また開先加工機そのものも高価であるため、これを導入することが困難である一方、シャーカット後のバー材料を直接溶接しようとすると、上記のようなしわやバリ等の問題により十分な溶接線倣いができず、結果として溶接不良率が低減できないといった問題が発生し、自動溶接装置の普及の妨げとなっていた。
【0008】
従って、本発明においては、開先加工を必要とせずに、溶接線位置を精度よく検出することにより、安価で安全な溶接を自動的に行うことを課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】
本発明は、上記課題を解決するために発明されたものであり、バー形状をした鋼板等の金属、あるいはプラスチック等の2つの被溶接材を突き合わせて、その突き合わせ面(溶接線)に沿ってパワーレーザーを自動的に倣いながら溶接するレーザー自動溶接装置であって、溶接線と略垂直な平面による被溶接材料の断面形状を検出する溶接線位置検出手段と、突き合わせ直前には該検出手段によって得られる2つの被溶接材の断面形状から突き合わせ面近傍の2つの被溶接材の高さを演算し、突き合わせ後には同じくその時の断面形状から溶接線位置を演算する信号処理装置と、突き合わせ前の該高さ情報に基づいて2つの被溶接材の突き合わせ高さ位置を独立に制御しうる突き合わせ制御装置とを具備することを特徴とするレーザー自動溶接装置により実現できる。
【0010】
また、該レーザ−自動溶接装置を用いて、2つのバー形状をした鋼板等の金属、あるいはプラスチック等の被溶接材を突き合わせて、その突き合わせ面(溶接線)に沿ってパワーレーザーを自動的に倣いながら溶接するレーザー自動溶接方法であって、溶接線位置検出器を用いて、溶接線と略垂直な平面による被溶接材料の断面形状を検出し、突き合わせ直前には該溶接線位置検出器によって得られる2つの被溶接材の断面形状から突き合わせ面近傍の2つの被溶接材の高さを演算し、該高さ情報に基づいて2つの被溶接材の高さ位置に若干の段差を持たせて突き合わせを行い、突き合わせ後には前記溶接線位置検出器より得られる断面形状から溶接線位置を演算し、該溶接線位置情報に基づいて溶接線を倣いながら溶接を行うことを特徴とするレーザー自動溶接方法により実現できる。
【0011】
【発明の実施の形態】
本発明によれば、突き合わせ直前には、溶接線と略垂直な平面による被溶接材料の断面形状を検出できる溶接線位置検出器により、2つの被溶接材の高さが検出可能となり、さらに突き合わせ前の該高さ情報に基づいて2つの被溶接材の高さ位置を独立に制御しうる突き合わせ制御装置により、突き合わせ時の段差を自由に制御可能であるため、被溶接材の形状によらず毎回ほぼ一定の若干の段差に突き合わせ状態を固定できることから、溶接線位置としては開先加工した場合と同様の大きな形状変化のある段差部を検出すれば良いため、微小なギャップを検出する場合にくらべ、しわやバリの影響を受けにくく、溶接線位置が安定的にまた精度よく検出可能となる。
【0012】
従って、レーザー溶接トーチが精度良く溶接線上を倣うことが可能となり、溶接強度の向上により安定的に溶接が可能となる。特に、レーザー溶接においては少々段差がついた突き合わせ状態でも入熱効率が高く、また段差により溶接位置が影響を受けないため、溶融池のかたより等の問題がなく溶接が可能となり、上記作用が有効に機能する。従って特に、開先加工を必要とせず、シャー加工された形状のままの被溶接材を確実に溶接することが可能となる。
【0013】
【実施例】
以下本発明の一実施例を図面を用いて説明する。
図1は本発明の全体構成を示す図である。1aおよび1bは粗圧延をされた粗バーとよばれる熱延鋼板であり、突き合わせ面2で両者は突き合わせされる。粗バー1aおよび1bは粗圧延された後、それぞれ後端部、先端部をシャーにてカットされたままの形状で本溶接実施部に搬送されてくるため、突き合わせ面2の形状はシャーにてカットされたせん断面のままの形状であり、特に開先加工はなされていない。3はレーザー溶接トーチてあり、その先端部よりレーザー光線4を投射することにより粗バー1aと1bの溶接を行う。本レーザートーチ3は溶接線位置検出器5と一体となって溶接線倣い機構6に設置されており、溶接線位置検出器5の出力を処理する信号処理装置7によって演算される溶接線位置出力に従うべく倣い制御装置8によって、溶接線方向x、倣い方向y、および高さ方向zの各方向に溶接線位置上を自動的に移動して溶接を実施する。
【0014】
図2(a)は突き合わせ直前の粗バー1a,1bの溶接線と垂直な平面による断面形状を示す。溶接線位置検出器5は本図の断面形状を計測し、信号処理装置7によって端部エッジ位置A,Bを検出し、その点の高さの差を粗バー1a、1bの段差として定義し、突き合わせ演算装置9に出力する。突き合わせ演算装置9は、該段差を実現すべく、粗バー1aおよび1bそれぞれの高さ方向位置を自由に制御できる突き合わせ制御機構10、11を制御し、最終的な突き合わせにて該段差を実現する。ここで示した突き合わせ演算装置9と突き合わせ制御機構10、11をあわせて突き合わせ制御装置と呼ぶ。なお、段差は溶接の際の接合面積をできるだけ大きくとり、溶接強度を確保するため、できるだけ小さい方が良い一方で、溶接線検出を容易にする意味では大きい方が良い。従って、今回の場合両者の目的を満たすため段差は0.5mm以上被溶接材板厚の10%以下とした。
【0015】
図2(b)は突き合わせ後の粗バー1a,1bの図2(a)と同様の断面形状を示す。信号処理装置7は溶接線位置として点Cの位置を検出し、そこから若干の一定距離、ここでは3mm離れた点Dの位置の高さを被溶接材高さとして検出している。なお、トーチ位置は点Dの高さに併せて倣い動作を行うため、粗バー1a側の高さ位置はこの場合求めていないが、点Cより粗バー1a側に3mm離れた点として粗バー1aの高さも定義可能である。
【0016】
図3(a)は位相差検出方式を計測原理とするレーザー距離計を溶接線と垂直な方向にスキャンさせる溶接線位置検出器の構成図である。12はレーザー光源であり、この場合半導体レーザー素子を用いている。13はコリメーション用のレンズであり、接合線上の計測点でレーザーのスポットが焦点を結ぶようになっている。14,15,16は平板ミラーであり、レーザー光をガルバノミラー17に導く。17はモーター18によって往復運動することにより、レーザースポットを往復スキャンさせる。ある一瞬においてレーザースポットが点Eにあるとすると、そこからの反射光は再びガルバノミラー17に戻ってき、さらに平板ミラー16を経由して、ミラー15の周辺に取り付けられたフィルタ19を通り、さらに集光レンズ20を通ってフォトダイオード21に集光され、電気信号に変換される。
【0017】
変位変換回路22はレーザー装置12に対し制御電流を供給することにより周期的にレーザーの強度変調を行う−方、受光素子21から受光強度に比例した電流値を入力される。図3(b)に示すように、前記制御電流23に対し、受光素子から入力される電流値24は、レーザー12から受光部21に至る距離の伝送時間tに相当する位相分遅れた強度変動のある信号として検出される。なお、図3(b)のグラフの縦軸は電流強度を示し、横軸は時間を示す。変位変換回路22はこの位相のずれを距離値に変換するとともに、モニター18に設置されているパルスエンコーダ25によって得られるガルバノミラー17の振り角信号をとりこむことにより、計測点Eの位置座標が検出可能となる。以上の素子、回路はケース26内に収納されており、26がセンサヘッドである。
【0018】
図4は三角測量方式を計測原理とするレーザー距離計を溶接線と垂直な方向にスキャンさせることにより溶接線と略垂直な平面による被溶接材料の断面形状を検出する溶接線位置検出器の構成図である。30は半導体レーザーであり、31のレンズにより投光位置F点にてスポット径が約φ(直径)0.2mm程度になるよう集光されている。鋼板32にて反射された光は、集光レンズ33によって図上の横方向に受光素子が並べられている1次元CCD素子34上の点Gに集光される。鋼板32がセンサに対し上下に移動するとGの位置がCCD上で左右に移動し、その移動量を検出することによってセンサと鋼板の距離を計測する。一方、上述の30、31、33、34はケース35にそれぞれ固定され、ケース35は中心線36を中心に回転することによって、点Fを移動させながら断面形状を計測する。
【0019】
図5は光切断方式を計測原理とする溶接線位置検出器を示す構成図である。40は半導体レーザーであり、シリンドリカルレンズ41により鋼板上にスリット状の光帯を投射する。投射された該スリット光は鋼板上で反射されて、集光レンズ42を介してカメラ43内にある2次元CCD素子44にて受光される。
【0020】
図6〜図8は、図1に示す信号処理装置7において行われる信号処理の概要を示す図である。図3、4の各手法のいずれを用いた場合にも、同じ処理内容である。
【0021】
図6は突き合わせ前の処理フローを示す。図7(a)はこの時の溶接線位置検出器からの断面形状の検出波形を示す。波形51aは突き合わせ前の被溶接材1aの断面、波形51bは被溶接材1bの断面である。該波形における座標軸x,zは図1における座標系と同じであり図示の通りである。
【0022】
図6及び図7において、まず、検出波形51a,51bがブロック101にて溶接位置検出器より信号処理装置に入力される。続いてブロック102ではxについてのzの微分、z′(x)が演算される。この結果の波形を図7(b)の52a,52bに示す。波形52aの、52b側と反対側の端点をA,波形52bの52aと反対側の端点をBとする。ブロック103において検査点を点Aに設定した後、ブロック104において検査点Aのz′に対して−定のしきい値THとの大小を比較する。もし、z′がTH以上てあればブロック105にて検査点を波形52b側に1点ずらして、再度ブロック104にてz′のTHに対する大小判定を実行する。この操作をz′がしきい値THより小さくなる検査点がみつかるまで繰り返し実行する。最終的にz′がTHより小さくなれば、ブロック106にてその検査点に対応する検出波形データ51aのx方向位置を求め、ブロック107にてその点からx方向について点A側に3mmもどった点のz座標を求める。ここで求まったz座標が被溶接材1aの高さh1である。
【0023】
すなわち、ブロック103から107は検出波形51aの微分波形52aに対し、点Aから52b側に向かってしきい値THより小さくなるのをサーチし、初めて検出されるこれを満足する点P(図7(a),(b))を検出し、その点より3mm点A側の位置の高さを求めるものである。
【0024】
ブロック108〜112は同様の動作を被溶接材1bについて行うものであり、この場合検出波形51bの微分波形52bについて点Bより52aの方向にサーチを行い、点Qを求めることとなる。最後にブロック113にて1スキャンの演算処理を終了し、次のスキャンデータの処理としてブロック101から再び実行する。
【0025】
次に、図8(a)は突き合わせ後の処理フローを示す。
図8(b)において53は溶接線位置検出器によって得られる断面形状の検出波形を示す。まず、検出波形53がブロック121にて溶接位置検出器より信号処理装置に入力される。続いてブロック122にて本波形について突き合わせ前の時と同様xについてのzの微分を行う。その結果の波形を図8(c)の54に示す。ブロック123ではブロック122の処理にて得られた微分波形のうちz′が最大となる点を検出する。すなわち、波形54上の点R(図8(c))が検出される。この点Rのx位置が溶接線位置である。続いて,ブロック124にてブロック123にて検出された点から3mm1b側にオフセットした点のz座標を検出する。これが溶接時の被溶接材高さh3である。この場合段差の低い側を溶接トーチの高さ基準位置としたため、本演算方法とした。最後にブロック125にて1スキャン分のデータの演算を終了し、次のスキャンデータに対して、再び121より演算を行う。
【0026】
なお、図5に示す光切断方式を用いた場合、上記微分処理は微分フィルタ処理とすれば原理的には同じ処理として実行可能である。
【0027】
【発明の効果】
以上の通り本発明によれば、開先加工を必要とせずに、溶接線位置を精度よく検出することにより、安価で安全な溶接を自動的に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の全体構成を示す図。
【図2】(a)は突き合わせ直前の粗バーの断面形状、(b)は突き合わせ後の粗バーの断面形状を示す図。
【図3】位相差検出方式を計測原理とするレーザー距離計を溶接線と垂直な方向にスキャンさせる溶接線位置検出器の構成図。
【図4】三角測量方式を計測原理とするレーザー距離計を溶接線と垂直な方向にスキャンさせる溶接線位置検出器の構成図。
【図5】光切断方式を計測原理とする溶接線位置検出器の構成図。
【図6】信号処理装置における信号処理の概要を示すもので、突き合わせ前の処理フロー図。
【図7】(a)は信号処理時の溶接線位置検出器からの断面形状の検出波形を示し、(b)は演算後の波形を示す図。
【図8】(a)は突き合わせ後の処理フロー、(b)は検出波形、(c)は演算後の波形を示す図。
【符号の説明】
1a:熱延鋼板(粗バー)
1b:熱延鋼板(粗バー)
2:突き合わせ面
3:レーザー溶接トーチ
4:レーザー光線
5:溶接線位置検出器
6:溶接線倣い機構
7:信号処理装置
8:倣い制御装置
9:突き合わせ演算装置
10,11:突き合わせ制御機構
12:レーザー光源
13:コリメーション用レンズ
14:平板ミラー
15:平板ミラー
16:平板ミラー
17:ガルバノミラー
18:モーター
19:フィルタ
20:集光レンズ
21:フォトダイオード
22:変位変換回路
23:レーザー装置に対する制御電流
24:変位変換回路にフォトダイオードから入力される電流値
25:パルスエンコーダ
26:センサヘッド
30:半導体レーザー
31:レンズ
32:鋼板
33:集光レンズ
34:CCD素子
35:ケース
36:ケースの回転中心線
40:半導体レーザー
41:シリンドリカルレンズ
42:集光レンズ
43:カメラ
44:2次元CCD素子
51a:突き合わせ前の被溶接材1aの断面
51b:突き合わせ前の被溶接材1bの断面
52a:51aの微分波形
52b:51bの微分波形
53:突き合わせ後の被溶接材の断面
54:53の微分波形
101:検出波形入力ブロック
102:微分演算ブロック
103:検査点を点Aに設定するブロック
104:検査点におけるz′の大小を判定するブロック
105:検査点を52b側に1点ずらすブロック
106:検査点のx位置検出ブロック
107:h1演算ブロック
108:検査点を点Bに設定するブロック
109:検査点におけるz′の大小を判定するブロック
110:検査点を52a側に1点ずらすブロック
111:検査点のx位置検出ブロック
112:h2演算ブロック
113:終了ブロック
121:検出波形入力ブロック
122:微分演算ブロック
123:z,最大点のx座標検出ブロック
124:h3演算ブロック
125:終了ブロック

Claims (6)

  1. バー形状をした鋼板等の金属、あるいはプラスチック等の2つの被溶接材を突き合わせて、その突き合わせ面(溶接線)に沿ってパワーレーザーを自動的に倣いながら溶接するレーザー自動溶接装置であって、溶接線と略垂直な平面による被溶接材料の断面形状を検出する溶接線位置検出手段と、突き合わせ直前には該検出手段によって得られる2つの被溶接材の断面形状から突き合わせ面近傍の2つの被溶接材の高さを演算し、突き合わせ後には同じくその時の断面形状から溶接線位置を演算する信号処理装置と、突き合わせ前の該高さ情報に基づいて2つの被溶接材の突き合わせ高さ位置を独立に制御しうる突き合わせ制御装置とを具備することを特徴とするレーザー自動溶接装置。
  2. 2つのバー形状をした鋼板等の金属、あるいはプラスチック等の被溶接材を突き合わせて、その突き合わせ面(溶接線)に沿ってパワーレーザーを自動的に倣いながら溶接するレーザー自動溶接方法であって、溶接線位置検出器を用いて、溶接線と略垂直な平面による被溶接材料の断面形状を検出し、突き合わせ直前には該溶接線位置検出器によって得られる2つの被溶接材の断面形状から突き合わせ面近傍の2つの被溶接材の高さを演算し、該高さ情報に基づいて2つの被溶接材の高さ位置に若干の段差を持たせて突き合わせを行い、突き合わせ後には前記溶接線位置検出器より得られる断面形伏から溶接線位置を演算し、該溶接線位置情報に基づいて溶接線を倣いながら溶接を行うことを特徴とするレーザー自動溶接方法。
  3. 溶接線位置検出手段として、位相差検出方式を計測原理とするレーザー距離計を溶接線と垂直な方向にスキャンさせることにより溶接線と略垂直な平面による被溶接材料の断面形状を検出する溶接線位置検出器を具備することを特徴とする請求項1に記載のレーザー自動溶接装置。
  4. 溶接線位置検出手段として、三角測量方式を計測原理とするレーザー距離計を溶接線と垂直な方向にスキャンさせることにより溶接線と略垂直な平面による被溶接材料の断面形状を検出する溶接線位置検出器を具備することを特徴とする請求項1に記載のレーザー自動溶接装置。
  5. 溶接線位置検出手段として、光切断方式を計測原理とする断面形状計を溶接線位置検出器として具備することを特徴とする請求項1に記載のレーザー自動溶接装置。
  6. 請求項2に記載のレーザー自動溶接方法において、溶接線位置検出器によって検出される溶接線と略垂直な平面による被溶接材料の断面形状から被溶接材の高さを演算する信号処理方法であって、該断面形状のうち、突き合わせ前には2つの被溶接材の各々の端部エッジ位置を検出し、該検出位置の高さあるいは該検出位置から2つの被溶接材の方向にそれぞれ若干の一定距離離れた位置の点の高さを2つの溶接材の高さとし、突き合わせ後には溶接線位置を検出し、該検出位置から2つの被溶接材の方向にそれぞれ若干の一定距離離れた位置の点の高さを被溶接材高さとして検出することを特徴とする信号処理方法。
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