JPH07266069A - レーザ加工方法及び装置 - Google Patents

レーザ加工方法及び装置

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JPH07266069A
JPH07266069A JP6062909A JP6290994A JPH07266069A JP H07266069 A JPH07266069 A JP H07266069A JP 6062909 A JP6062909 A JP 6062909A JP 6290994 A JP6290994 A JP 6290994A JP H07266069 A JPH07266069 A JP H07266069A
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JP
Japan
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work
pressurizing
laser
processing
heating
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JP6062909A
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Inventor
Masuo Sugiura
万寿夫 杉浦
Takeshi Oshima
毅 大島
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Yazaki Corp
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Yazaki Corp
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Publication date
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  • General Induction Heating (AREA)
  • Laser Beam Processing (AREA)
  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ワークの密着保持を行うとともに、ワークの
高反射率、高熱伝導率にもとづくレーザ加工効率の低下
を防止して、溶接加工品質を改善することのできるレー
ザ加工方法及び装置を提供する。 【構成】 加工点21近傍位置を手段12,12’によ
り加圧保持しながら加工ヘッドにより集光したレーザ光
10bを加工点に照射しワーク20をレーザ加工する際
にワークの加工点近傍を局所的に加熱する。加熱を、ワ
ークの加工点近傍を加圧保持する手段12,12’及び
ワークを通じて電流を流すことにより加圧保持手段12
が発する熱によって行う。前記加熱を、加圧手段を高周
波加熱し、又は、シーム溶接の溶接線に沿って転動して
ワークを上面から加圧するローラ電極とこれに対向する
下部電極との間に加熱電流を流すことにより行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はレーザ光を照射してワー
クを加工するレーザ加工方法及び装置に係り、特にワー
クの加工点近傍を加圧押圧してワークを加工するレーザ
加工方法及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】レーザ光をワークの加工点に集光照射す
ることにより、レーザ光の熱エネルギにより溶接加工ま
たは穴開け、切断などの除去加工をするレーザ加工装置
の従来例を、レーザ加工ヘッド部を示す図7の断面図に
ついて説明する。同図には、ワーク20である薄板を重
ねてスポット溶接で接合する場合が示されている。
【0003】図示しないレーザ発振器から放射されるレ
ーザ光は、加工ヘッド11が備える図示しない光学系に
より集光されてレーザビーム10bとなり、加工ヘッド
11に取り付けられた加工ノズル12のレーザ孔12c
を通ってワーク20の加工点21に照射されてスポット
溶接が行われる。
【0004】良好な溶接加工品質を得る条件の1つとし
て、上下に重ね合わされた薄板20a,20bの相互間
に溶接の際に間隙がないことが望まれる。従来は、図示
の例のように、加工ヘッド11に弾性変形可能な材料で
形成された押え金具14が取り付けられてあり、その弾
性によりワーク20の加工点21近傍を押圧する。ワー
クの反対側で押え金具14と対向する位置には、図示し
ない受け治具があって、この受け治具と押え金具14と
でワークを挟み、重ね合わされた薄板20a,20bを
加圧して密着状態を保持してスポット溶接を行う。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、溶接加工品質
に関与する条件は上記以外にもあり、例えば銅やアルミ
ニュウムのように表面のレーザ光に対する反射率が大き
いものや材質の熱伝導率が大きいものなどのように、レ
ーザ光の有する熱エネルギに対する加工効率の低い材料
においては、上述した従来のレーザ加工方法及び装置で
は、溶接加工品質が低下するという問題があった。
【0006】よって本発明は、上述した従来の問題点に
鑑み、ワークの密着保持を行うとともに、ワークの高反
射率、高熱伝導率にもとづくレーザ加工効率の低下を防
止して、溶接加工品質を改善することのできるレーザ加
工方法及び装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明によりなされたレーザ加工方法は、加工点近傍
位置を加圧保持しながら加工ヘッドにより集光したレー
ザ光を加工点に照射しワーク20をレーザ加工する方法
において、前記ワークの加工点近傍を局所的に加熱しな
がらレーザ加工を行うことを特徴としている。
【0008】前記加熱を、前記ワークの加工点近傍を加
圧保持する加圧保持手段12,12’及び前記ワークを
通じて電流を流すことにより前記加圧保持手段12が発
する熱によって行うことを特徴としている。
【0009】前記加熱を、前記ワークの加工点近傍を加
圧保持する加圧保持手段の加圧手段12に電流を流すこ
とにより前記加圧手段が発する熱によって行うことを特
徴としている。
【0010】上記目的を達成するために本発明によりな
されたレーザ加工方法は、加工点近傍を加圧保持する加
圧保持手段12,12’を備え、該加圧保持手段により
加圧保持しながら集光したレーザ光を加工点に照射して
レーザ加工するようにしたレーザ加工装置において、前
記ワークの加工点近傍を局所的に加熱する加熱手段を備
えることを特徴としている。
【0011】前記加圧保持手段が、前記ワークを上から
加圧する導電性の金属導体よりなる加圧手段と、前記ワ
ークを下から受ける導電性の金属導体よりなる受け治具
とを有し、前記加圧手段と受け治具との間にワークを挟
んで保持し、前記加熱手段が、前記加圧手段、前記ワー
ク及び前記受け治具を通じて流す電流により発熱する少
なくとも前記加圧手段が有する発熱体からなることを特
徴としている。
【0012】前記加圧保持手段が、前記ワークを上から
加圧する導電性の金属導体よりなる加圧手段と、前記ワ
ークを下から受ける受け治具とを有し、前記加圧手段と
受け治具との間にワークを挟んで保持し、前記加熱手段
が、前記加圧手段を通じて流す電流により発熱する前記
加圧手段が有する発熱体からなることを特徴としてい
る。
【0013】前記加熱手段が、前記加圧手段を高周波加
熱する高周波加熱手段からなることを特徴としている。
【0014】前記加圧手段が、レーザ光を集光してワー
クの加工点に照射する加工ヘッドからなることを特徴と
している。
【0015】前記加熱手段が、溶接線に近接してその両
側に配置され該溶接線に沿って上記ワークの加工点近傍
を転動してワークを上から加圧する金属導体よりなる一
対のローラ電極からなる加圧手段と、前記ワークの下側
にあり前記ローラ電極と対向してワークを受けこれを保
持する金属導体よりなる下部電極からなる受け治具と、
前記ローラ電極と前記下部電極との間に電流を流すため
の電流供給装置とを有することを特徴としている。
【0016】前記下部電極は前記溶接線の両側に配置さ
れ該溶接線に平行に延長されていることを特徴としてい
る。
【0017】前記下部電極は前記溶接線を跨いで配置さ
れ該溶接線に平行方向に転動することを特徴としてい
る。
【0018】
【作用】上記構成において、レーザ光を照射することに
よりレーザ加工を行う場合に、ワークの加工点近傍が加
圧保持されるとともに加工点近傍が所望の温度まで予熱
されるから、例えば銅やアルミニュウムのように表面の
レーザ光に対する反射率が大きいあるいは材質の熱伝導
率が大きいなど、レーザ光の有する熱エネルギによる加
工効率が低い材料からなるワークに対しても、加工点近
傍の温度低下が補償されて溶接加工品質が改善される。
【0019】また、予熱の温度を充分高くすることによ
り、ワーク表面の反射率が低下しレーザ光の吸収が増加
するという作用があり、さらにまた雰囲気が空気である
と、ワーク表面にレーザ光吸収の高い酸化皮膜が形成さ
れるので一層加工効率が向上する。
【0020】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
するが、図7について上述した従来のものと同等の部分
には同一の符号を付してある。図1は本発明の方法を溶
接に適用したレーザ加工装置の第1の実施例による加工
ノズル部の構成を示し、加工ノズル12は銅などの電気
抵抗の小さい材料で形成された円錐形状の本体12a
と、タングステン、モリブデン、タングステンカーバイ
ト等の高い融点と高い電気抵抗を有する材料により形成
され該本体12の先端に接合されたノズル先端部12b
とからなり、加工ノズル12の中央部にはレーザ孔12
cが設けられる。
【0021】12’は加工ノズル12と協動してワーク
20を挟む受け治具であり、この受け治具としては加工
ノズル12と同様の構成のものを流用しているので、円
錐形状の本体12a’と先端部12b’とからなり、中
央部には孔12c’が設けられている。加工ノズル12
は、図示しない加工ヘッドに取り付けられ、受け治具1
2’は、図示しないレーザ加工装置のベッドに取り付け
られ、双方の先端部12b,12b’が対向してワーク
20の加工点21を上下から挟み加圧保持するように配
置される。
【0022】図示しないレーザ発振器から放射されるレ
ーザ光は、図示しない光学系により集光されてレーザビ
ーム10bとなり、加工ヘッドに取り付けられた加工ノ
ズル12のレーザ孔12cを通ってワーク20の加工点
21を照射されてスポット溶接が行われる。
【0023】本実施例においては、ワーク20は銅やア
ルミニュウムなどの導電性の金属材料からなり、電流供
給装置30の出力が加工ノズル12と受け治具12’に
設けられた端子12d,12d’に接続されており、こ
のことにより加工ノズル12と受け治具12’はワーク
20を上下から挟み加圧保持すると同時に加工点21に
電流を流し、このとき抵抗の高い材料からなる先端部1
2b,12b’で大きなジュール熱が発生して、挟まれ
ているワーク20も加工点21が局所的に加熱される。
【0024】この段階ではワーク20は融点近くまで予
加熱され、また温度の上昇につれて表面が熱酸化されて
その反射率が低下してレーザ光の吸収が増し、しかも雰
囲気が大気であるときには加熱によりワーク表面に形成
されるレザー吸収の高い酸化膜により一層の効率がアッ
プするうえ、加工の安定性が増す。上述のように加工点
21の近傍を予加熱したワーク20にレーザビーム10
bを照射して加工を行う。図2はこのようにしてワーク
20にスポット溶接22が行われた状態を示す。これに
よりワーク20が熱エネルギに対する加工効率の低い材
料からなっていても加工点21近傍の温度低下が補償さ
れて溶接加工品質が改善される。
【0025】上記ノズル先端部12b,12b’の材料
として使用するタングステン(W)、モリブデン
(MO )、タングステンカーバイト(MC )には、次表
Iのような、物性を有する。
【表1】
【0026】図3は第2の実施例における加工ノズル部
の構成を示し、本実施例において加工ノズル12は、本
体12a、先端部12b、レーザ孔12cの構成と作用
は上記第1の実施例におけると同様である。本実施例に
おいては、加工ノズル12は図示しない加工ヘッドに取
り付けられ、ワーク20の下側にあり加工ノズル12と
対向してワーク20を受ける受け治具12’が図示しな
いレーザ加工装置のベッドに取り付けられ、受け治具1
2’とノズル先端部12bとが対向してワーク20の加
工点21を上下から挟み加圧保持するように構成されて
いる。
【0027】また、本実施例においては電流供給装置3
0の出力が加工ノズル12の本体12aと先端部12b
との間に電流を流すように接続されていて、抵抗の高い
材料からなる先端部12bで大きなジュール熱が発生し
て高温となり、接触しているワーク20の加工点21が
局所的に加熱される。
【0028】この段階ではワーク20は融点近くまで予
加熱され、これによりワーク20が熱エネルギに対する
加工効率の低い材料からなっていても加工点21近傍の
温度低下が補償されて溶接加工品質が改善される。な
お、本実施例においてはワーク20を予熱するための電
流をワーク20を通して流す必要がないから、例えば重
ね合わしたワーク20の何れかの表面が絶縁性の皮膜あ
るいは塗装などで被われているような場合に適合する。
また、同じ理由で、受け治具12’の材質は導電性であ
ることを必要としない。
【0029】図4は第3の実施例における加工ノズル部
の構成を示し、本実施例において加工ノズル12は金属
導体よりなる先端部12bを囲むように配置された誘導
コイル40を備えている。加工ノズル12は図示しない
加工ヘッドに取り付けられ、ワーク20の下側にあり加
工ノズル12と対向してワーク20を受ける受け治具1
2’が図示されていないレーザ加工装置のベッドに取り
付けられ、受け治具12’とノズル先端部12bとが対
向してワーク20の加工点21を上下から挟み加圧保持
するように構成される。
【0030】誘導コイル40には高周波電流供給装置3
0Aから高周波電流が流され、ノズル先端部12bが誘
導加熱されて高温となり、これにより加工ノズル12と
受け治具12’とで挟まれているワーク20の加工点2
1近傍が局所的に加熱される。この段階ではワーク20
は融点近くまで予加熱され、これによりワーク20が熱
エネルギに対する加工効率の低い材料からなっていても
加工点21近傍の温度低下が補償されて溶接加工品質が
改善される。
【0031】本実施例においてもワーク20を予熱する
ための電流をワーク20を通して流す必要がないから、
例えば重ね合わせたワーク20の何れかの表面が絶縁性
の皮膜あるいは塗装などで被われているような場合に有
効に適用でき、同じ理由で、受け治具12’の材質は導
電性であることを必要としない。
【0032】図5は本発明の第4の実施例における溶接
加工部の構成を示し、本実施例は本発明によるレーザ加
工方法及び装置を直線シーム溶接に適用したときに好適
な実施例であり、平面薄板状ワーク20を溶接線22’
で突き合わせてシーム溶接しようとするものである。
【0033】レーザビーム10bは図示しない加工ヘッ
ドから溶接線22’上の加工点21に集光照射され、図
示しない適宜な移動装置により溶接線22’に沿って移
動されてシーム溶接が行われる。
【0034】導電性の金属導体よりなる一対のローラ電
極51が溶接線22’に近接してその両側に配置され、
溶接線22’に沿って移動するレーザビーム10bが集
光照射される加工点21近傍を転動してワーク20を上
面から加圧する。ワーク20の下側には、導電性の金属
導体よりなるU字状の断面の受け治具12’があり、こ
の受け治具12’は下部固定電極を構成し、その両脚は
溶接線22’の両側に接して溶接線22’に平行に延長
され、転動するローラ電極51と対向してワーク20を
下側から受けてこれを保持するように配置される。
【0035】ローラ電極51と受け治具12’との間に
電流を流すための電流供給装置30があり、ローラ電極
51と受け治具12’との間にワーク20を通じて電流
を流すことによりこれらの間に挟まれているワーク20
の加工点21近傍が局所的に加熱される。この状態でレ
ーザビーム10bをワーク20の加工点21に照射し溶
接線22’に沿って移動することによりシーム溶接が行
われる。
【0036】図6は本発明の第5の実施例における溶接
加工部の構成を示し、本実施例は本発明のレーザ加工方
法及び装置を円筒のシーム溶接に適用するときに好適な
ものであり、円筒状ワーク20をその円周に沿った溶接
線22’で突き合わせてシーム溶接しようとするもので
ある。レーザビーム10bは図示しない加工ヘッドから
溶接線22’上の加工点(図示せず)に集光照射され、
図示しない適宜な駆動装置により受け円筒状ワーク20
が回転移動されてシーム溶接が行われる。
【0037】金属導体よりなる一対のローラ電極51が
溶接線22’に近接してその両側において溶接線22’
に沿って接触転動するように配置され、レーザビーム1
0bはローラ電極51が接触転動している近傍の加工点
に集光照射されるように構成される。
【0038】ワーク20の内側には、溶接線22’を跨
いで配置されワーク20の回転移動に伴い溶接線22’
に平行方向に転動する導電性の金属導体よりなる円柱状
の受け治具12’があり、この受け治具12’は下部ロ
ーラ電極を構成し、転動するローラ電極51と対向して
ワーク20を受けてこれを保持するように構成される。
ローラ電極51と受け治具12’との間に電流を流すた
めの電流供給装置30があり、ローラ電極51と受け治
具12’との間に電流を流すことによりローラ電極51
と受け治具12’との間に挟まれているワーク20の加
工点21近傍が局所的に加熱される。この状態でレーザ
ビーム10bがワーク20の加工点21に照射され溶接
線22’に沿って移動してシーム溶接が行われる。
【0039】上述のように本発明においては、ワーク2
0の加工点21近傍を加圧保持する手段が同時に加工点
21近傍に電流を流すための電極として作用するもので
あり、この電極を通じてワーク20の加工点21近傍に
電流を流すことにより加工点21近傍を局所的に加熱し
ながらレーザ加工を行う。
【0040】また、本発明においては、ワーク20の加
工点21近傍を加圧保持する手段が同時に電流により自
己発熱するヒータとして作用するものであり、このヒー
タにより加工点21近傍を局所的に加熱しながらレーザ
加工を行う。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、例
えば銅やアルミニュウムのように高反射率、高熱伝導率
にもとづくレーザ加工効率の低いワークに対しても良好
な溶接加工品質を得られるレーザ加工装置およびレーザ
加工方法を提供することができる。
【0042】小さいレーザエネルギで良好な加工品質が
得られるので、同一出力のレーザ加工機で一定時間内に
処理出来るワークの量が増加する。
【0043】低いレーザエネルギで良好な加工品質が得
られるので、安価な小型のレーザ加工機の用途範囲を拡
大出来る。
【0044】レーザ出力が低くできるため、安全面の対
策が容易になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例における加工ノズル部の
構成と作用の説明図である。
【図2】図1の実施例についての作用の説明図である。
【図3】本発明の第2の実施例における加工ノズル部の
構成図である。
【図4】本発明の第3の実施例における加工ノズル部の
構成図である。
【図5】本発明の第4の実施例における溶接加工部の構
成図である。
【図6】本発明の第5の実施例における溶接加工部の構
成図である。
【図7】従来技術によるレーザ加工装置の加工ヘッド部
の構成図である。
【符号の説明】
10b レーザビーム 12 加工ノズル 12’ 受け治具 12b 加工ノズル先端部 20 ワーク 21 加工点 22 スポット溶接 22’ 溶接線 30 電流供給装置 30A 高周波電流供給装置 40 誘導コイル 51 ローラ電極

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加工点近傍位置を加圧保持しながら加工
    ヘッドにより集光したレーザ光を加工点に照射しワーク
    をレーザ加工する方法において、 前記ワークの加工点近傍を局所的に加熱しながらレーザ
    加工を行うことを特徴とするレーザ加工方法。
  2. 【請求項2】 前記加熱を、前記ワークの加工点近傍を
    加圧保持する加圧保持手段及び前記ワークを通じて電流
    を流すことにより前記加圧保持手段が発する熱によって
    行うことを特徴とする請求項1記載のレーザ加工方法。
  3. 【請求項3】 前記加熱を、前記ワークの加工点近傍を
    加圧保持する加圧保持手段の加圧手段に電流を流すこと
    により前記加圧手段が発する熱によって行うことを特徴
    とする請求項1記載のレーザ加工方法。
  4. 【請求項4】 加工点近傍を加圧保持する加圧保持手段
    を備え、該加圧保持手段により加圧保持しながら集光し
    たレーザ光を加工点に照射してレーザ加工するようにし
    たレーザ加工装置において、 前記ワークの加工点近傍を局所的に加熱する加熱手段を
    備えることを特徴とするレーザ加工装置。
  5. 【請求項5】 前記加圧保持手段が、前記ワークを上か
    ら加圧する導電性の金属導体よりなる加圧手段と、前記
    ワークを下から受ける導電性の金属導体よりなる受け治
    具とを有し、前記加圧手段と受け治具との間にワークを
    挟んで保持し、 前記加熱手段が、前記加圧手段、前記ワーク及び前記受
    け治具を通じて流す電流により発熱する少なくとも前記
    加圧手段が有する発熱体からなることを特徴とする請求
    項4記載のレーザ加工装置。
  6. 【請求項6】 前記加圧保持手段が、前記ワークを上か
    ら加圧する導電性の金属導体よりなる加圧手段と、前記
    ワークを下から受ける受け治具とを有し、前記加圧手段
    と受け治具との間にワークを挟んで保持し、 前記加熱手段が、前記加圧手段を通じて流す電流により
    発熱する前記加圧手段が有する発熱体からなることを特
    徴とする請求項4記載のレーザ加工装置。
  7. 【請求項7】 前記加熱手段が、前記加圧手段を高周波
    加熱する高周波加熱手段からなることを特徴とする請求
    項4記載のレーザ加工装置。
  8. 【請求項8】 前記加圧手段が、レーザ光を集光してワ
    ークの加工点に照射する加工ヘッドからなることを特徴
    とする請求項4〜7のいずれかに記載のレーザ加工装
    置。
  9. 【請求項9】 前記加熱手段が、溶接線に近接してその
    両側に配置され該溶接線に沿って上記ワークの加工点近
    傍を転動してワークを上から加圧する金属導体よりなる
    一対のローラ電極からなる加圧手段と、前記ワークの下
    側にあり前記ローラ電極と対向してワークを受けこれを
    保持する金属導体よりなる下部電極からなる受け治具
    と、前記ローラ電極と前記下部電極との間に電流を流す
    ための電流供給装置とを有することを特徴とする請求項
    4記載のレーザ加工装置。
  10. 【請求項10】 前記下部電極は前記溶接線の両側に配
    置され該溶接線に平行に延長されていることを特徴とす
    る請求項9記載のレーザ加工装置。
  11. 【請求項11】 前記下部電極は前記溶接線を跨いで配
    置され該溶接線に平行方向に転動することを特徴とする
    請求項9記載のレーザ加工装置。
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