JP4562354B2 - 溶接方法および溶接装置 - Google Patents
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Description
【産業上の利用分野】
この発明は、母材の表面に絶縁皮膜が形成されている被溶接物を溶接するための溶接方法および溶接装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
金属部材どうしを溶接するための溶接方法には種々のものがあるが、その中でも抵抗溶接は、「短時間で効率的に溶接できる」という利点があることから、幅広い分野で使用されている。しかし、抵抗溶接では、被溶接物の表面に接触された抵抗溶接電極から溶接しようとする箇所(以下、「溶接箇所」という。)へ溶接電流を付与してジュール熱を発生させる必要があるため、被溶接物の表面が酸化皮膜等のような絶縁皮膜である場合には、発熱量が不足して溶接不良を生じるおそれがあった。
【0003】
この問題を解決するための一手段として、被溶接物の表面にある絶縁皮膜をレーザ光により予め除去する技術が提案されている(特許文献1)。
【0004】
【特許文献1】
特開平10−225770
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、従来技術(特許文献1)では、絶縁皮膜をレーザ光により除去して母材を露出させた後に、母材に抵抗溶接電極を接触させて溶接箇所へ溶接電流を付与していたので、絶縁皮膜を除去する工程から溶接電流を付与する工程へ移行するのに時間を要し、溶接作業を迅速に行うことができないという問題があった。
【0006】
それゆえに、この発明の主たる目的は、母材の表面に絶縁皮膜が形成されている被溶接物であっても迅速に抵抗溶接することのできる、溶接方法および溶接装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】
請求項1に記載した発明は、「互いに重ね合わされた板状またはシート状の被溶接物14a,14bのそれぞれに一対の抵抗溶接電極28,30を所定の押圧力で押し当てて接触させ、一対の抵抗溶接電極28,30に溶接電圧を印加しながら、抵抗溶接電極28,30と被溶接物14a,14bとの接触部P1,P2にレーザ光を照射することを特徴とする溶接方法」である。
【0008】
この発明では、板状またはシート状の被溶接物14a,14bに押し当てられた抵抗溶接電極28,30に溶接電圧を印加しながら、抵抗溶接電極28,30と被溶接物14a,14bとの接触部P1,P2にレーザ光を照射するようにしているので、レーザ光により絶縁皮膜が除去されると、その瞬間に溶接箇所P0へ溶接電流が付与される。したがって、絶縁皮膜を除去する工程から溶接電流を付与する工程への移行時間は限りなくゼロに近くなる。
【0009】
請求項2に記載した発明は、「互いに重ね合わされた2つの板状またはシート状の被溶接物14a,14bを挟んでこれらを互いに密着させる一対の抵抗溶接電極28,30と、一対の抵抗溶接電極28,30に溶接電圧を印加する溶接電源32とを備える溶接装置10において、抵抗溶接電極28,30に溶接電圧が印加された状態で、抵抗溶接電極28,30と被溶接物14a,14bとの接触部P1,P2にレーザ光を照射するレーザ光照射手段18をさらに備えることを特徴とする溶接装置10」である。
【0010】
この発明では、溶接電源32から抵抗溶接電極28,30に溶接電圧を印加しながら、レーザ光照射手段18から抵抗溶接電極28,30と、板状またはシート状の被溶接物14a,14bとの接触部P1,P2にレーザ光を照射することができる。したがって、レーザ光により絶縁皮膜を除去した瞬間に溶接箇所P0へ溶接電流を付与することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】
図1〜図3を参照して、この発明が適用された溶接装置10は、図4に示すようなロボットアーム12に装着されて2つの被溶接物14aおよび14bを互いに溶接するものであり、一般には「スポット溶接ガン」と称されるものである。
ただし、この発明は、「スポット溶接ガン」の他に、固定式の溶接装置にも適用可能であることを予め指摘しておく。
【0012】
被溶接物14aおよび14bは、母材の表面に絶縁皮膜が形成されている板状またはシート状の材料であり、具体的には、アルミからなる母材の表面に酸化皮膜が形成されているアルミ板や、スチールからなる母材の表面に酸化皮膜が形成されているスチール家具用鋼板等がこれに該当する。
【0013】
溶接装置10(図1〜図3)は、「加圧手段」としての加圧部16,「レーザ光照射手段」としてのレーザ光照射部18,ガス吸引管20および接続部22(図1)等によって構成される。
【0014】
加圧部16は、被溶接物14aおよび14bを互いに点状に密着させるものであり、図1および図2に示すように、略コ字状のフレーム24,エアシリンダ装置26ならびに略円柱状の抵抗溶接電極28および30等によって構成される。
【0015】
エアシリンダ装置26は、フレーム24の上部に取り付けられたシリンダ26a(図1,図2)とシリンダ26a内に摺動自在に収容されたピストン26b(図2)とによって構成され、図示しないエア供給源からシリンダ26a内に供給されたエアによってピストン26bが往復運動される。
【0016】
そして、ピストン26bの下端には、抵抗溶接電極28が取り付けられ、フレーム24の下部には、抵抗溶接電極28と対向するようにして抵抗溶接電極30が取り付けられ、抵抗溶接電極28および30には、溶接電源32が接続される。
【0017】
レーザ光照射部18は、図3に示すように、被溶接物14aと抵抗溶接電極28との接触部P1および被溶接物14bと抵抗溶接電極30との接触部P2にレーザ光を照射することにより、接触部P1およびP2にある絶縁皮膜を除去するものであり、図2に示すように、2つの照射ユニット34,レーザ光源36,光ファイバー38等によって構成される。
【0018】
各照射ユニット34は、図3に示すように、筒状のケース40,コリメータレンズ等からなる出射部42および集光レンズ44等によって構成され、ケース40の側面には、シールドガス(アルゴンガス,ヘリウムガス等)を供給するためのガス供給口40aが形成され、ガス供給口40aには、図2に示すように、ガス供給装置46が接続される。
【0019】
レーザ光源36は、レーザ光を発生させるものである。レーザ光源36の種類は特に限定されるものではないが、例示するならば、YAGレーザ,エキシマレーザ,ガラスレーザ,CO2レーザまたは半導体レーザ等を挙げることができる。
【0020】
そして、各照射ユニット34の出射部42とレーザ光源36とが光ファイバー38を介して接続される。ただし、レーザ光源36の種類が、CO2レーザ等のような光ファイバーによる伝送が困難なものである場合には、レーザ光をミラーで反射させることにより各照射ユニット34へ導くようにしてもよい。
【0021】
ガス吸引管20は、各照射ユニット34におけるケース40の先端から吐出されたシールドガス(アルゴンガス,ヘリウムガス等)や被溶接物14aおよび14bで発生したヒューム(煙)を吸引して排出するためのものであり、ガス吸引管20には、吸引ポンプ等のようなガス吸引装置48が接続される。
【0022】
接続部22は、加圧部16,照射ユニット34およびガス吸引管20等を一体としてロボットアーム12に接続するものである。
【0023】
そして、加圧部16,溶接電源32,レーザ光源36,ガス供給装置46およびガス吸引装置48には、図2に示すように、一連の溶接動作やシールドガス等の供給・排気動作を制御するための制御装置50が接続される。
【0024】
溶接装置10を用いて被溶接物14aと被溶接物14bとを互いに溶接する際には、まず、被溶接物14aと被溶接物14bとを重ね合わせ、これらを図示しない冶具で定盤に固定する。続いて、図4に示すように、ロボットアーム12およびエアシリンダ装置26を駆動して、抵抗溶接電極28および30を被溶接物14aおよび14bのそれぞれに所定の押圧力で押し当てて接触させ、被溶接物14aおよび14bを互いに密着させる。
【0025】
そして、図3に示すように、溶接電源32から抵抗溶接電極28および30に溶接電圧を印加しながら、接触部P1およびP2にレーザ光を照射する。すると、接触部P1およびP2の被溶接物14aおよび14bが加熱溶融されることによって、被溶接物14aおよび14bとそこに押し当てられた抵抗溶接電極28および30との接触面積が増大し、また、絶縁皮膜が蒸発されて除去される。
【0026】
このとき、抵抗溶接電極28および30には、予め溶接電圧が印加されているので、レーザ光により絶縁皮膜が除去されて電気抵抗が小さくなると、その瞬間に溶接箇所P0へ溶接電流が付与され、被溶接物14aおよび14bが互いに溶接される。
【0027】
この実施例によれば、絶縁皮膜を除去する工程から溶接箇所P0に溶接電流を付与する工程への移行時間を限りなくゼロに近づけることができるので、母材の表面に絶縁皮膜が形成されている被溶接物14aおよび14bであっても迅速に抵抗溶接することができる。
【0029】
なお、上述の実施例では、被溶接物14aおよび14bを互いにスポット溶接するようにしているが、たとえば図5に示すようなシーム溶接装置52を用いることによって、これらをシーム溶接するようにしてもよい。
【0030】
シーム溶接装置52(図5)では、上述した実施例における棒状の抵抗溶接電極28および30に代えて、円盤状の抵抗溶接電極54および56が用いられ、抵抗溶接電極54および56が被溶接物14aおよび14bに所定の押圧力で押し当てられて接触される。そして、抵抗溶接電極54と被溶接物14aとの接触部P1および抵抗溶接電極56と被溶接物14bとの接触部P2にレーザ光照射部18からレーザ光が照射される。
【0031】
シーム溶接装置52(図5)を用いて被溶接物14aおよび14bを互いに溶接する際には、まず、被溶接物14aと被溶接物14bとを重ね合わせ、これらを図示しない冶具で定盤に固定する。続いて、図5に示すように、抵抗溶接電極54および56を被溶接物14aおよび14bのそれぞれに押し当てて接触させ、被溶接物14aおよび14bを互いに密着させる。
【0032】
そして、被溶接物14aおよび14bを所定の送り速度Vで送りながら、抵抗溶接電極54および56を回転させて接触部P1およびP2の位置を移動させるとともに、抵抗溶接電極54および56に溶接電源32から溶接電圧を印加しながら、接触部P1およびP2にレーザ光照射部18からレーザ光を照射する。すると、接触部P1およびP2の絶縁皮膜がレーザ光により除去された直後から溶接箇所P0への溶接電流の供給が開始される。
【0033】
つまり、図6に示すように、接触部P1およびP2には一定の幅Lがあるため、被溶接物14aおよび14bの任意の点Aが抵抗溶接電極54および56に接触している時間Tは、幅Lと被溶接物14aおよび14bの送り速度Vとによって定まることとなり(T=L/V)、時間Tの間に絶縁皮膜が除去されるとその瞬間から溶接箇所P0へ溶接電流が付与されるようになる。なお、幅Lは、抵抗溶接電極54および56の直径を変えることにより調整可能である。
【0034】
また、シーム溶接する場合には、図7に示すように、本体部54aおよび56aと被溶接物14aおよび14bとの間に導線54bおよび56bを送り込んで、本体部54aおよび56aと被溶接物14aおよび14bとが直接接触するのを防止するようにしてもよい。この場合には、本体部54aおよび56aに汚れが付着して電気抵抗が増大するのを防止できるので、溶接不良をより確実に防止できる。
【0035】
さらに、被溶接物14aおよび14bに抵抗溶接電極を所定の押圧力で押し当てる手段としては、エアシリンダ装置26に代えて、サーボモータを用いた装置や脚踏み式の装置等を用いてもよい。
【0036】
【発明の効果】
請求項1および2に記載した発明によれば、絶縁皮膜をレーザ光によって除去する工程と、抵抗溶接電極から溶接箇所へ溶接電流を付与する工程とをほぼ同時に進めることができるので、これらの工程を切り替えるための時間を待つ必要がなくなり、溶接に要する時間を大幅に短縮できる。
【0037】
つまり、母材の表面に絶縁皮膜が形成されている被溶接物どうしを溶接する場合であっても、レーザ光照射と抵抗溶接とのハイブリッド効果によって効率よく溶接することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用された溶接装置を示す図である。
【図2】溶接装置の細部を示すブロック図である。
【図3】図1実施例の溶接装置を用いた溶接方法を示す図である。
【図4】溶接装置をロボットアームに取り付けた状態を示す図である。
【図5】他の溶接装置を示す図である。
【図6】図5実施例の溶接装置を用いた溶接方法を示す図である。
【図7】図5実施例の溶接装置の変形例を示す図である。
【符号の説明】
10…溶接装置
14a,14b…被溶接物
16…加圧部
18…レーザ光照射部
28,30…抵抗溶接電極
32…溶接電源
34…照射ユニット
36…レーザ光源
Claims (2)
- 互いに重ね合わされた板状またはシート状の被溶接物のそれぞれに一対の抵抗溶接電極を所定の押圧力で押し当てて接触させ、前記一対の抵抗溶接電極に溶接電圧を印加しながら、前記抵抗溶接電極と前記被溶接物との接触部にレーザ光を照射することを特徴とする溶接方法。
- 互いに重ね合わされた2つの板状またはシート状の被溶接物を挟んでこれらを互いに密着させる一対の抵抗溶接電極と、前記一対の抵抗溶接電極に溶接電圧を印加する溶接電源とを備える溶接装置において、
前記抵抗溶接電極に溶接電圧が印加された状態で、前記抵抗溶接電極と前記被溶接物との接触部にレーザ光を照射するレーザ光照射手段をさらに備えることを特徴とする溶接装置。
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