JP2012517001A - センサーを遊びなく組み込むための保持体 - Google Patents

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Abstract

本発明は、センサー(18)を、実質的にシリンダー状若しくはホッパー状の形状(30)のセンサーレセプタクル(16)内に収容するための保持体(10)に関する。センサーレセプタクル(16)は、媒体によるセンサー(18)の濡らしのための開口部(36)を有している。センサー(18)は、充填物質(40)を用いてセンサーレセプタクル(16)内に隙間及び遊びなく固定されている。充填物質は、機械的なアンダーカット部(22)によってロックされている。

Description

本発明は、センサーを、実質的にシリンダー状又は筒状若しくはホッパー状の形のセンサーレセプタクル内に収容して保持するための保持体であって、センサーレセプタクルは、媒体によるセンサーの濡らしのための開口部を有している形式のものに関する。
独国特許出願公開第19711939A1号明細書により、内燃機関の吸込管内の圧力及び温度の検出のための装置が公知である。共有の1つのケーシング内に、温度センサー及び弱い応力でもって固定された圧力センサーが配置されている。温度センサー及び弱い応力で固定された圧力センサーは、評価回路と一緒に1つの支持体に配置されている。圧力下の媒体の導入のために、ケーシングに固定された接続部材及び、支持体にも接続部材にも結合された中間片が設けられている。機械的な応力がシール接着部によって遮断されるようになっている。支持体は、予め設定された支持点でのみケーシングに接着されている。独国特許出願公開第19711939A1号明細書に記載の検出装置は、流れる液状の媒体の温度、例えばトランスミッションオイル若しくは他の液体の温度の検出のためにも用いられるものである。一般的に、信頼性の高い温度信号を得るためには、温度センサーは、流れる媒体にさらされ、つまり、媒体内にできるだけ深く浸されるか、若しくは媒体によってできるだけ完全に取り囲まれ、或いは濡らされねばならない。流れる媒体又は液体、例えばトランスミッションオイル等は、温度センサーの周囲を流れるので、媒体の流れにより発生する流動力が温度センサーに作用することになる。媒体は、温度に対応して異なる粘度を有しており、従って異なる大きさの流動力が温度センサーに作用することになる。例えばNTC-温度センサーにおいて、その固定部により、NTC-温度センサーの検温特性が損なわれるようなこと、或いは温度検出が時間的に遅れるようなことは避けられねばならない。一般的に、流れる媒体又は液体、例えばトランスミッションオイル等の温度の検出のために用いられる現在の温度センサーは、接着剤を用いて固定されている。特にこの種の温度センサーは、プラスチック射出成形のケーシングに組み付けられている。
NTC-温度センサーの固定を永続的に保証するために、接着剤は、例えばアンダーカット部により取り囲まれており、その結果、接着剤の接着力が失われた場合にも、温度センサーの固定が維持されるようになっている。しかしながらこのような構成においては欠点として、接着剤の処理過程が極めて厄介で、十分に安定した高い精度では行われていない。用いられる接着剤の、例えば自動車用伝動装置に用いられる液体の温度変化の際の特性は、十分には確かめられていない。更に欠点として、液体、例えば変速装置に用いられる液体(ATF)は、腐食作用若しくは反応作用の極めて高い液体であるので、最も不適切な場合には、温度センサーの機械的な安定性が、接着剤への液体の腐食作用若しくは不都合な作用により失われることになる。更に欠点として、温度センサーのガラス領域において接着剤の延伸若しくはクリープが発生することである。ガラス領域における接着剤の延伸若しくはクリープは、温度センサーの熱的な特性を低下させてしまうもので、従って避けられねばならない。
独国特許出願公開第102006045924A1号明細書には、自動車に用いられる圧力測定装置が記載されている。該公知の圧力測定装置は、センサー構成ユニット内に受容される圧力測定セルを有している。
液体若しくは気体の温度を測定する温度センサーは、多くの場合に、ガラス封止された1つの測定要素を有しており、測定要素は2つの接続ワイヤを備えている。ガラス封止過程の終了時点で、流動状のガラスが冷却されて、センサーボール(丸形センサー本体又はセンサーピル)を画成するようになっている。ガラスの凝固過程により、幾何学的には規定され得ない形が発生している。幾何学的には規定されていない形のセンサーボールの機械的な固定は、固定に際して隙間が発生してしまうので、或いはセンサーボールの損傷のおそれを伴う過度に大きな圧力を必要とするので厄介である。従って、機械的な大きな力がセンサーボールに作用しないような使用形態では、センサーは、もっぱら接続ワイヤを保持することによってのみ固定されている。しかしながら、センサーを、機械的な高い負荷、特に振動負荷や揺動負荷が発生するような使用形態、或いは流れる媒体、例えば液体又は気体内で測定が行われるような使用形態に用いる場合には、接続ワイヤの損傷、特に接続ワイヤとセンサーボールとの間の接続部位の破損を避けるために、センサーボール自体の固定が必要である。
センサーボールの隙間のない固定の手段は、保持体(ホルダー)へのセンサーボールの接着である。しかしながら、接着による固定手段においては、センサーボール及び保持体の表面が、使用される接着剤の接着若しくは付着を可能にするために、相応に良好な表面特性を有していなければならない。更に、接着剤は、測定すべき媒体の作用及び温度下で長期間にわたって接着結合力を失ってはならない。
本発明においては、幾何学的には規定されていない形のセンサーボール、つまりガラス本体の隙間及び遊びのない固定及び位置決めが提案され、その結果、機械的な高い負荷、例えば振動負荷若しくは揺動負荷下での使用も可能にされる。センサーボールは、組立に際してその端面で保持体の底部に接触している。簡単かつ問題のない組立を保証するために、保持体は、収容(受容)すべきセンサーボールの最大の横断面よりも大きな収容直径Dで形成されている。このような構成により、センサーボールは、遊びをもって保持体内に差し込まれ、従って組立の際の損傷が避けられるようになっている。保持体内へのセンサーボールの差し込みの後に、接続導線が保持体に固定される。このことは、例えばプラスチックの熱かしめによって行われる。
次いで、保持体内に充填物質が充填され、充填物質は、有利にはチキソトロピーのエポキシ樹脂若しくはエポキシ物質であり、保持体内に次のように充填若しくは注入され、つまり、チキソトロピーのエポキシ樹脂若しくはエポキシ物質から成り流動化された充填物質が、保持体の、センサーボールを収容する開口部内に流れ込み、その際に、センサーボールを覆っている保持突起によって、該保持突起のアンダーカット部での固定が可能となっている。充填物質のチキソトロピーに基づく作用により、充填物質がセンサーボールに沿って過度に流れ下って、媒体とセンサーボールとの間の接触のために保持体に設けられた開口部を閉鎖してしまうようなことは阻止されるようになっている。充填物質の注入の後に、充填物質は、例えば熱の作用によって、例えば赤外線ランプを用いた赤外線照射によって硬化される。センサーレセプタクルに注入されて流れ止まった充填物質の硬化に基づき、かつ硬化した充填物質の、保持体の保持突起による固定に基づき、センサーボールは、垂直方向で機械的に固定される。保持体の底部上でのセンサーボールの支えによって、センサーボールは下方に対して固定されている。このようにして、保持体内におけるセンサーボールの隙間のない固定と共に、外部からの損傷に対するセンサーボールの保護が達成される。
前述のように組立られて完成した構成ユニットは、今や、流れている測定すべき媒体、つまり液体又は気体内に差し込まれ得るようになっており、より具体的には、保持体(ホルダー)が、媒体のための開口部の領域で1つの孔内に挿入されるようになっており、該孔内には測定すべき媒体が流入するようになっている。保持体の前述の構成及び形状付与により、例えば前記孔内に取り付ける際、つまり挿入する際のセンサーボールの保護が得られると共に、測定すべき媒体が開口部を経て直接にセンサーボールに達するので、正確な温度測定が時間的な遅れなしに達成される。
次に、本発明を図示の実施の形態に基づき詳細に説明する。
センサーレセプタクル内に配置されたセンサーを備える保持体の斜視図である。 センサーレセプタクル内に充填された充填物質を有する、図1に基づく保持体の斜視図である。 保持体及びセンサーレセプタクルを通る仮想の線に沿った断面図である。 センサーレセプタクル内に配置されたセンサーが媒体の流れを受ける状態を示す図である。
図1は保持体10を示しており、該保持体の下側14には、センサーレセプタクル16が形成されている。保持体10の上側12は、アーチ形に形成された導線固定部24を含んでいる。保持体10の上側12の導線固定部24には、接続導線20が取り付けられており、該接続導線はセンサー18に接続されている。センサー18は、センサーボール(丸形センサー本体又はセンサーピル)によって形成されており、センサーボールは、曲げ成形された接続導線20を用いて電気的に接続されるようになっている。
センサーレセプタクル16の、ホッパー30として形成された開口部の領域には、互いに並べて、若しくは互いに相対して、或いは互いに角度をずらして配置された保持突起22が設けられている。保持体10の上側12に配置される保持突起22の機能は、後でセンサーレセプタクル16内に充填物質40(図2、参照)を充填した後に、硬化した充填物質40を機械的に固定(不動に保持又はロック)することにある。このことは、保持突起22が、センサーレセプタクル16内へ部分的に流れ込んで溢れようとする充填物質40をセンサーレセプタクル16内に固定するために、アンダーカット部を形成していることによって達成される。図1の斜視図から見て取れるように、センサー18から曲げ出されて延びる各接続導線20に対応して、保持体10の上側12には、アーチ形(図1で見て横断面U字形)に形成されたそれぞれ2つの導体固定部24が設けられ、若しくは取り付けられ、有利には一体成形されている。アーチ形に形成された導体固定部24間には、センサー18の接続導線20への電気的な接触(接続)を可能にする空間が残されている。センサーの接続導線への電気的な接触(接続)のために必要なコネクタ要素は、図1には示されていない。
更に、図1の斜視図から見て取れるように、保持体10は、取り付け開口部26を有している。取り付け開口部26を用いて、保持体10は、例えばオートマチックトランスミッションのケーシング部分に取り付けられるようになっている。更に図1から明らかであるように、保持体10の下側14から下方へ延びるセンサーレセプタクル16が、センサー18を受容しており、センサーレセプタクル16の壁は貫通開口部を有している。貫通開口部は、センサー18と検出すべき媒体との間の媒体接触を可能にするために用いられるものである。
図2の斜視図から見て取れるように、センサーレセプタクル16は保持体10の下側14にセンサー18を有しており、図1に示してありホッパー状に形成された開口部30は、充填物質40で満たされている。充填物質40は、有利にはチキソトロピーのエポキシ樹脂である。このような充填物質40の充填は次のように行われ、つまり、充填物質40は、開口部の側方に設けられている両方の保持突起22の下方へ流されるものの、充填物質40のチキソトロピー作用に基づき、センサー18に沿ってセンサーレセプタクル16の底部に向かう充填物質の流れが阻止され、その結果、側方へセンサーレセプタクル16の壁の開口部に向かう充填物質の流れ、ひいては該開口部の充填物質による閉鎖が避けられるようになっている(図3、参照)。
図2の斜視図に示してあるように、曲げ成形された接続導線20は、充填物質40を貫いて延びており、充填物質40は保持体10の上側12の保持突起22によって覆われている。保持突起22は、硬化される充填物質40に対してアンダーカット部を形成している。充填物質40の硬化、ひいてはその結果として達成されるセンサーレセプタクル16内におけるセンサー18の固定は、熱により、例えば赤外線の照射に基づき行われる。
図3の断面図から見て取れるように、保持体10の下側14に配置されたセンサーレセプタクル16は、その壁に設けられていて例えばスリット状に構成された開口部36を有している。開口部36は、媒体が開口部36を通ってセンサー18を濡らすために用いられるようになっている。
図3に示されている状態では、不規則な外形を有するセンサーボールとして形成されたセンサー18が、センサーレセプタクル16の内部に入れられ、つまり挿入されて、その端面でセンサーレセプタクル16の底部34と接触している。センサーレセプタクル16の内径Dは、該内径がセンサー18の外径dをわずかに上回っており、その結果、例えばガラス体として形成されたセンサー18を挿入方向32でセンサーレセプタクル16内に挿入する際に、センサー18の損傷を確実に避けることができるように、設定されている。センサーレセプタクル16の壁は、図3に符号38で示してある。接続導線20は、センサー18の後ろ側の端面から、保持体10の上側12を、ドーム形(図面で見て断面凹状)に形成された導線固定部24に向けて曲げられて延びている。不規則な形状のセンサー18の外径とセンサーレセプタクル16の内径との間の径差により、問題のない簡単な組立が可能になっている。センサー18は、センサーレセプタクル16内へ遊びをもって差し込まれるようになっており、従って該組立の際の損傷が確実に排除されている。センサーレセプタクル16内へのセンサー18の差し込みの後に、接続導線20は、ドーム形に形成された導線固定部24内に固定される。このことは、例えば、有利には保持体10を形成するプラスチック材料の熱かしめによって行われる。
センサーレセプタクル16の壁38に設けられる開口部36は、例えばスリットとして形成され、或いは別の形状の貫通部として形成されており、これにより、センサーレセプタクル16内にセンサー18を機械的に固定した後の該センサーの濡らしが可能になっている。
保持体10を断面して示す図4から見て取れるように、センサー18は、充填物質40を介してセンサーレセプタクル16内に固定されている。
図4及び図3に示されているように、センサー18はその端面でもって、センサーレセプタクル16の底部34の上面に支えられている。更に図4に示してあるように、センサーレセプタクル16の内径Dは、規定されない不規則な形状であるセンサー18の外径をわずかに上回っている。センサーレセプタクル16内におけるセンサー18の固定は、有利にはチキソトロピーのエポキシ樹脂若しくは他のエポキシ材料である充填物質40によって行われる。充填物質若しくは充填材料はそのチキソトロピーに基づき、硬化の前に、センサーレセプタクル16内を部分的にしか流れず、従って、センサー18の、接続導線20が接続されている端面における確実な固定が保証されると共に、充填物質40がセンサー18の外周面を濡らしてしまわないこと、特にセンサーレセプタクル16の画定壁又は周壁の例えばスリット状の開口部36を閉鎖してしまわないことが保証される。充填物質40のチキソトロピー特性は、2つの機能を保証し、つまり一面では、充填物質40の硬化の後におけるセンサーレセプタクル16内でのセンサー18の機械的な固定を保証し、かつ他面では、センサーレセプタクル16の壁の開かれたままの開口部36を介した、センサー外周面の濡らしを保証するものである。
図4の断面図から見て取れるように、保持体10の上側12に形成されている保持突起22は、充填物質40の上側のためのアンダーカット部を形成している。充填物質40の硬化は、例えば赤外線照射等を用いて熱を充填物質40内に導入することにより行われる。保持突起22の下側における充填物質40の硬化によって、センサー18を固定することが達成される。これによって、センサーレセプタクル16内におけるセンサー18の隙間のない固定が得られ、ひいては外部の損傷に対するセンサー18の保護が達成される。
図4には、センサー18の、媒体にさらされる外周面が符号46で示されている。ケーシング50内に組み込まれた保持体10は、センサーレセプタクル16が、該センサーレセプタクル内に組み込まれたセンサー18と共に設けられている下側14で、流れ方向に流れ来る媒体44によって濡らされるようになっており、該媒体は、センサーレセプタクル16の壁に設けられた貫通部若しくは開口部36を介して、センサー18の、媒体にさらされる面46を濡らすことになる。
流れる測定すべき媒体は、液体であり、或いは気体又はガスであってよい。図示の実施の形態では、保持体10は、ケーシング50等の孔42内に差し込まれるようになっていて、図4に示してあるように、所定の流れ方向の媒体44の流れを受けるようになっている。センサー18の、接続導線20とは反対側の端面は、センサーレセプタクル16の底部34に支えられている。保持体10は、該保持体に設けられた取り付け開口部26を用いて、ケーシング50の表面若しくは上面に次のように固定されており、つまり、センサーレセプタクル16が、ケーシング50の孔42内に突入していて、測定すべき媒体にさらされるようになっている。保持体をケーシングに取り付けることにより、センサー18の規定された位置、ひいては正確な測定のための基準位置が得られる。保持体10の固定部における接続導線20の接触部は、それぞれの構造条件に対応して形成されてよく、これにより使用形態へのモジュール式の使用が可能になる。
保持体10の前記構成により、組立の際のセンサー18の保護が達成されると共に、測定すべき媒体は、開口部36を経て直接にセンサー18の、媒体にさらされる面46に達することができるようになっている。これにより、正確な温度測定が時間的な遅れなしに可能となっている。温度測定の時間的遅れは、センサー18が例えば完全に被覆されてしまっていて、温度測定がセンサー18への被覆を介した熱伝達に基づき行われる場合に発生している。このような不都合は、センサーレセプタクル16内におけるセンサー18の本発明に基づく固定形態においては、センサー18の媒体にさらされるべき面46が、充填物質40のチキソトロピーの特性に基づき露出されたままに保たれるので、全く起こらなくなっている。
10 保持体、 12 上側、 14 下側、 16 センサーレセプタクル、 18 センサー、 20 接続導線、 22 保持突起、 24 導線固定部、 26 取り付け開口部、 30 開口部、 32 挿入方向、 34 底部、 36 開口部、 38 壁、 40 充填物質、 42 孔、 44 媒体、 46 外周面、 50 ケーシング

Claims (10)

  1. センサー(18)を、実質的にシリンダー状若しくはホッパー状の形(30)であるセンサーレセプタクル(16)内に収容するための保持体(10)であって、前記センサーレセプタクル(16)は、媒体による前記センサー(18)の濡らしのための開口部(36)を有している形式のものにおいて、前記センサー(18)は、充填物質(40)を用いて前記センサーレセプタクル(16)内に隙間及び遊びなく固定されており、前記充填物質(40)は、機械的なアンダーカット部(22)によってロックされていることを特徴とする、センサーを遊びなく組み込むための保持体。
  2. 前記センサーレセプタクル(16)は、前記センサー(18)の最大の外径(d)よりも大きな内径(D)を有している請求項1に記載の保持体。
  3. 前記センサー(18)は、該センサーの端面でもって前記センサーレセプタクル(16)の底部(34)上に載せられている請求項1に記載の保持体。
  4. 前記センサーレセプタクル(16)の前記充填物質(40)は、チキソトロピーの特性を有するエポキシ樹脂である請求項1に記載の保持体。
  5. 前記センサー(18)の接続導線(20)は、前記保持体(10)の導線固定部(24)内に、前記保持体(10)のプラスチック材料の熱かしめによって止められている請求項1に記載の保持体。
  6. 前記充填物質(40)の前記チキソトロピーに基づき、該充填物質の、前記センサーレセプタクル(16)の底部(34)までの流れは阻止されるようになっている請求項4に記載の保持体。
  7. 前記センサーレセプタクル(16)の前記開口部(36)は、前記センサー(18)の、前記媒体にさらされる面(46)が最大に濡らされるように位置決めされ、かつ/又は構成されている請求項1に記載の保持体。
  8. 請求項1から7のいずれか1項に記載の保持体(10)内にセンサー(18)を組み込むための方法において、該方法は、
    a)前記センサー(18)を、前記保持体(10)の、前記センサー(18)の最大の外径(d)よりも大きな内径(D)を有するセンサーレセプタクル(16)内に差し込み、
    b)充填物質(40)を前記センサーレセプタクル(16)内に充填し、
    c)前記センサーレセプタクル(16)内の前記充填物質(40)を硬化させ、
    d)前記センサーレセプタクル(16)内に充填されかつ硬化された前記充填物質(40)を、前記保持体(10)の保持突起(22)によって機械的に固定する、
    工程を有していることを特徴とする、保持体内にセンサーを組み込むための方法。
  9. 前記工程c)に基づく前記センサーレセプタクル(16)内の前記充填物質(40)の前記硬化を、赤外線照射によって行う請求項8に記載の方法。
  10. 前記センサー(18)の接続導線(20)の固定を、前記保持体(10)の導線固定部(24)において前記保持体(10)のプラスチック材料の熱かしめによって行う請求項8に記載の方法。
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