JP2012512769A - 突合可能なプリントヘッドモジュール及び頁幅プリントヘッド - Google Patents

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Abstract

本プリントヘッドモジュール(210)は、基板と、複数本の液滴吐出器アレイ(211)と、電気回路(230)と、を有する。それらのうち基板は、自基板に沿い第1方向に延びる突合辺(214)を有する。複数本ある液滴吐出器アレイは、その基板の突合辺に対しほぼ平行に延びる。電気回路の一部は、複数本ある液滴吐出器アレイのうちその基板の突合辺に最も近い位置にある第1液滴吐出器アレイと、その基板の突合辺との間に位置する。

Description

本発明はディジタル制御印刷システム、特にプリントヘッドモジュール複数個の突合で頁幅プリントヘッドを形成する技術に関する。
インクジェット印刷システムには、通常、1個又は複数個のプリントヘッド及びそれに対応するインク源が備わっている。個々のプリントヘッドには、対応するインク源に連結されたインクインレット及びアレイをなす一群の液滴吐出器が備わっており、その液滴吐出器には、インク室、吐出器アクチュエータ、並びにインク液滴の吐出口(ノズル)が備わっている。吐出器アクチュエータとしては様々な種類を使用することができる。例えばインク室内のインクを部分的に気化させることでノズルから液滴を吐出させるヒータ、インク室の壁形状を変化させる圧力波をもたらしその圧力波で液滴を吐出させる圧電デバイス等である。その液滴は、通常、画像データに相応する画像が発現するよう紙等の記録媒体上へと送られる。この動作の際には、その記録媒体をプリントヘッドに対し運動させながら、画像データからの変換で得られる電気パルスに基づき液滴吐出器を作動させる。
記録媒体をプリントヘッドに対し運動させるには、例えば、静止状態に保たれているプリントヘッドの面前に印刷媒体を送り込めばよい。液滴はそれと並行して吐出させる。こうした仕組みは、ノズルアレイ1個で記録媒体上の注目領域全幅をカバーするタイプのプリントヘッドに適している。その種のプリントヘッドは頁幅プリントヘッドとも呼ばれている。
米国特許第7350902号明細書 米国特許出願公開第2008/0180485号明細書(A1) 米国特許出願公開第2007/0291082号明細書(A1) 米国特許第4463359号明細書 米国特許第4822755号明細書 米国特許第4961821号明細書 米国特許第4985710号明細書 米国特許第5079189号明細書 米国特許第5098503号明細書 米国特許第5160403号明細書 米国特許第5198054号明細書 米国特許第5257043号明細書 米国特許第5572244号明細書 米国特許第5620614号明細書 米国特許第5706176号明細書 米国特許第6428142号明細書 米国特許第6575561号明細書 米国特許第6623106号明細書 米国特許第6655786号明細書 米国特許出願公開第2004/0218013号明細書(A1) 米国特許出願公開第2005/0046669号明細書(A1) 国際公開第WO2004/056572号パンフレット 欧州特許第0914950号明細書
しかしながら、その寸法が大きくなるほどプリントヘッドダイの製造歩留まりが下がるため、単一のプリントヘッドダイで記録媒体全幅をカバーするタイプの頁幅プリントヘッドは、その製造コストが高くなってしまうことが多い。記録媒体の幅が4インチを上回る場合はことにそうである(1インチ=約0.025m)。同時に、複数個のプリントヘッドダイから頁幅プリントヘッドを組み上げると組立コストがかかるため、使用するプリントヘッドダイが小さすぎてもその製造コストが高くなってしまう。更に、高画質印刷を実現するには、頁幅プリントヘッドのサブユニットたるプリントヘッドダイに対し、そのノズル密度が1200ノズル/インチ以上であることや、ダイ1個当たり液滴吐出器個数が数百〜数千個超であることが求められる。プリントヘッドダイ上にそうした多数の液滴吐出器を設ける場合、その液滴吐出器の動作を好適に制御することができるよう、駆動用トランジスタ及び論理回路をそのプリントヘッドダイに一体化させることが必要となる。
従って、突合可能型のプリントヘッドモジュールに駆動回路及び論理回路を一体化させることで、単一のモジュール上に十分多数の液滴吐出器を設けられるようにすること、並びにウェハからモジュールを分離させる際液滴吐出器及びそれに付随する電子回路が損傷を受けないよう突合辺付近に十分なスペースを発生させることが求められている。また、その配置面内でどちらの方向に沿ってもモジュールを整列させうるようモジュールの突合辺に配列規制子を設けることも求められている。
ここに、本発明の一実施形態に係るモジュール式プリントヘッドは、第1プリントヘッドモジュール及び第2プリントヘッドモジュールを備える。第1プリントヘッドモジュールは、第1配列規制子、1本又は複数本のドット形成部材アレイ及び当該ドット形成部材アレイの動作に関わる複数個の電極を有する。そのドット形成部材アレイは第1基板に沿い第1方向に延び、電極の配列は第1基板に沿い第2方向に延びる。第2プリントヘッドモジュールは、第2配列規制子、1本又は複数本のドット形成部材アレイ及び当該ドット形成部材アレイの動作に関わる複数個の電極を有する。そのドット形成部材アレイは第2基板に沿い第1方向に延び、電極の配列は第2基板に沿い第2方向に延びる。第1及び第2プリントヘッドモジュールにて第1及び第2方向は互いに0°<θ<90°の角度θをなし、且つ第1プリントヘッドモジュールと第2プリントヘッドモジュールはその第1及び第2配列規制子にて接触する。
本発明の他の実施形態に係るプリントヘッドモジュールは、基板と、その基板に沿い第1方向に延びる液滴吐出器アレイと、その液滴吐出器アレイの動作に係り当該基板に沿い第2方向に並ぶ複数個の電極と、を備え、第1及び第2方向が互いに0°<θ<90°の角度θをなす構成である。
本発明の他の実施形態に係るプリントヘッドモジュールは、その表面に沿い第1方向に延びる突合辺を有する基板と、基板の突合辺に対しほぼ平行に延びる複数本の液滴吐出器アレイと、それら液滴吐出器アレイのうち基板の突合辺に最も近い位置にある第1液滴吐出器アレイと当該突合辺との間にその一部が存する電気回路と、を備える。
本発明の他の実施形態に係る方法は、配列規制子を有する個別のプリントヘッドモジュールを製造する方法であって、ウェハ上に複数個のプリントヘッドモジュールを形成するステップと、エッチングプロセスを用い、それらプリントヘッドモジュールのうち第1プリントヘッドモジュール側に第1配列規制子、第2プリントヘッドモジュール側に当該第1配列規制子に対し相補的な第2配列規制子を形成するステップと、切断動作でプリントヘッドモジュールを相互分離させるステップと、を有する。
インクジェットプリンタシステムの概略図である。 本発明の一実施形態に係るモジュール式プリントヘッドの概略頂面図である。 本発明の一実施形態に係るプリントヘッドモジュール単体の概略頂面図である。 図3に示した実施形態の細部のうちインクインレット、電極及び電気回路を示す概略頂面図である。 図4に示した実施形態とほぼ同様だがインクレットの種類が異なる実施形態の概略頂面図である。 本発明の一実施形態に係り、プリントヘッドモジュール同士の突合で形成された行を有するモジュール式プリントヘッドの概略頂面図である。 本発明の一実施形態に係り、互いに独立な二組のアレイを備えるプリントヘッドモジュール単体の概略頂面図である。 本発明の一実施形態に係り、互いに独立な二組のアレイを備えるプリントヘッドモジュール同士の突合で形成された行を有するモジュール式プリントヘッドの概略頂面図である。 本発明の一実施形態に係り、互いに独立な四組のアレイを備えるプリントヘッドモジュール単体の概略頂面図である。 本発明の一実施形態に係る配列規制子付プリントヘッドモジュール単体の概略頂面図である。 本発明の一実施形態に係り、相補的配列規制子付プリントヘッドモジュール2個を隣接配置した構成の概略頂面図である。
以下、別紙図面を参照しつつ本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。以下の説明では、本発明に係る装置を構成する部材や本発明に係る部材と密接に連携する部材に的を絞るので、具体的な図示乃至説明のない部材については、本件技術分野で習熟を積まれた方々(いわゆる当業者)にとり周知の様々な形態をとりうるものと解されたい。
図1に、本発明の実施に適するインクジェットプリンタシステム10の概要を示す。これは特許文献1(この参照を以てその内容を本願に繰り入れることとする)に記載のシステムであり、その画像データ源12からもたらされるデータ信号を液滴吐出指令として受け取るコントローラ14を備えている。コントローラ14は、内蔵する画像処理部15で印刷対象画像をレンダリングし、電気パルス源16へと信号を出力する。パルス源16はその信号を受け取り、1個又は複数個のインクジェットプリントヘッドダイ110を有するインクジェットプリントヘッド100へと励振用の電気パルスを供給する。
図示例ではノズルアレイが2本設けられている。それらのうち、第1ノズルアレイ120はその開口面積が大きなノズル121、第2ノズルアレイ130は小さなノズル131で形成されており、どちらのノズルアレイでもノズルが二行に亘り千鳥配置されている。各行でのノズル密度が600ノズル/インチであれば、各ノズルアレイでの実効ノズル密度は1200ノズル/インチ(即ち図中のdが1/1200インチ)となる。こうしたノズルアレイでは、記録媒体20上に形成される画素のうち、媒体送り方向に沿い奇数番目に位置する画素と、偶数番目に位置する画素とが、互いに別の行に属するノズルで印刷されることとなる。
そのノズルアレイはいずれも対応するインク供給路に連通している。インク供給路122は第1ノズルアレイ120、インク供給路132は第2ノズルアレイ130に連通しており、この図ではそれら供給路122,132の一部がプリントヘッドダイ110の基板111を貫く開口として描かれている。同図ではダイ110が1個しか描かれていないが、これは図示の簡明化のためであり、ダイ110複数個でインクジェットプリントヘッド100を構成することも可能である。ダイ110が載る支持部材については図2を参照し後述する。また、図1中の第1流体源18は供給路122経由でアレイ120に、また第2流体源19は供給路132経由でアレイ130にインクを供給する。図示の通り互いに別体の流体源18,19を使用する形態に限らず、供給路122を介したアレイ120内ノズルへのインク供給及び供給路132を介したアレイ130内ノズルへのインク供給を単一の流体源で担う形態で、本発明を実施することも可能である。ダイ110に設けるノズルアレイの本数を1本にした形態や3本以上にした形態で実施することも可能である。その寸法が異なる複数種類のノズルをダイ110上に設ける形態に限らず、ダイ110上の全ノズルが同寸法の形態で実施することも可能である。
液滴形成機構はノズル毎に設けられている。この機構は、一部のインクを気化させることで液滴を吐出させる加熱素子、インク室の容積を減少させることで吐出を引き起こす圧電トランスデューサ、(バイレイヤ素子の加熱等で)作動させると吐出を引き起こすアクチュエータ等、様々な形態で実現することができる。液滴吐出器は液滴形成機構とノズルの組合せであり、どの液滴吐出器にもノズルが備わっているので、液滴吐出器アレイのことをノズルアレイと呼ぶこともできる。
動作時には、電気パルス源16から電気パルスを供給することで、所要のインク付着パターンに従いそれら液滴吐出器からインクを吐出させ、その液滴を記録媒体20上に付着させる。図示例では、第2ノズルアレイ130から吐出される液滴182に比べ第1ノズルアレイ120から吐出される液滴181の方が大きくなるよう、後者におけるノズル開口面積を大きめにしてある。この部位に限らず、アレイ120,130に係る液滴形成機構の各部寸法に差を設けて液滴吐出過程を調整し、吐出される液滴の寸法に差を付けることが可能である。
図2に、本発明の一実施形態に係るモジュール式プリントヘッド200の概略頂面を示す。このヘッド200では、3個のプリントヘッドモジュール210が支持部材205に固定されている。モジュール210はインクジェットプリントヘッドダイ110と似た構成であるが、ノズル配置は複数行に亘る千鳥配置となっていない。また、モジュール210には、それぞれ、複数個の液滴吐出器212からなるアレイ211が何本か備わっており、そのアレイ211は第1方向215に延びている。各モジュール210には、更に、第1方向215即ちアレイ方向215に対し略平行な突合辺214が2個備わっている。従って、アレイ211は、自モジュール210の突合辺214に対し略平行になっている。図示の通り、隣り合うモジュール210の突合辺214間に隙間が生じているので、その隙間を使用しモジュール210を弁別することができる。
モジュール式プリントヘッド200のそばに描かれているのは、シート状記録媒体20の一部分と、画像データに基づきそのヘッド200で印刷されたラスタライン22であり、アレイ方向215はそのライン22に対し角度θをなしている。この図で右端に描かれている3個のセグメント22a、22b及び22cは、順に、アレイ211a、211b及び211cで印刷されライン22の一部を形成している一群の画素である。容易に見分けうるよう、この図ではその位置をわざとずらしある。印刷の際は、アレイ211で形成される鋸状の線ではなく横に延びたライン22が発現するよう、媒体20をその送り方向208に沿い動かしながら、個々のアレイ211内の液滴吐出器212同士を適当なタイミング差で作動させる。更に、アレイ211を構成している吐出器212は、そのアレイ211内で図の上端に位置する吐出器212のライン22上への投影像が、その隣のアレイ211内で下端に位置する吐出器212のライン22上への投影像と隣り合うこととなるよう、配置されている。言い換えれば、個々のアレイ211内で上端に位置する吐出器212と、その隣にあるアレイ211内で下端に位置する吐出器212とが、互いに「投影像隣接」の関係となっている。従って、印刷で形成されるライン22内ドットの横方向間隔がどの部位でも一定になる。しかしながら、隣り合うアレイ211のなかには、互いに別のプリントヘッドモジュール210上に存するものがある。それらについては、突合辺214にて間隔を補正しないと、一方のアレイ211内で上端に位置する吐出器212と隣のアレイ211内で下端に位置する吐出器212との横方向間隔が適正値からずれ、ライン22上のセグメント間継ぎ目でずれが生じる可能性がある。更に、方向208に沿った位置ずれが隣り合うモジュール210間に生じると、ライン22上のセグメント継ぎ目で位置ずれが生じる可能性がある。
図3に、アレイ211の幾何学的構成をより明らかにするため、プリントヘッドモジュール210単体の概略頂面を拡大して示す。図中、アレイ211内のノズルとその隣のアレイ211内の対応するノズルとの間の中心間距離はD、同じアレイ211内で隣り合っているノズル間の中心間距離はdで表されている。アレイ211内液滴吐出器212個数をn、モジュール210内アレイ211本数をmとすると、モジュール210内吐出器212総数Nはm×nで与えられる。図示したのはn=15、m=11、N=165の例である。
Dの値は、印刷で形成されるラスタライン22内ドット間の横方向間隔が均一になるよう、n・d・cosθに等しい値とされている。突合辺214から最寄りのアレイ211までの距離は約D/2に等しい値とされている。従って、D/2の値が十分大きくなるようプリントヘッドモジュール210設計時にn、d及びθを設定することで、突合辺214とその最寄りのアレイ211との間に、電気回路、インク供給路及び配列規制子を配設可能なスペースを確保することができる。例えば、d=42.3μm、n=32、θ=60°ならD=677μmとなる。32個の液滴吐出器(即ちn=32)を有するアレイ211が20本(即ちm=20)備わり液滴吐出器が640個あるモジュール210は、その全長L=mDが13.54mmとなり、ライン22内ドットの横方向間隔d・cosθが21.7μm即ち1200ドット/インチ相当値となり、アレイ211内で上端に位置するノズルから下端に位置するノズルまでの距離を垂直線上に投影した像の長さ即ちアレイ211の高さH=(n−1)・d・sinθが1.14mmとなる。従って、モジュール210の非突合辺に電極を設けるためのスペースを含めたモジュール210の全高を約1.3mmとすることができる。
なお、ラスタライン22内ドットの横方向間隔は、プリントヘッドモジュール設計時に角度θを適宜設定することで調整することができる。θの値を90°に近づけるとd・cosθの値が小さくなるので、θの値が大きいほどライン22内ドットの横方向間隔が小さくなり、印刷分解能が高まる。θの値域は0°から90°に亘るけれども、θ=60°でcosθ=0.5となるので、大抵はθ=45°〜約85°の範囲内で実施されることとなろう。
図4に、図3に示した実施形態の細部のうちインクインレット220、電気回路230及び電極240の概略頂面を示す。まず、インレット220は特許文献2に詳示のデュアルフィード型であり、プリントヘッドモジュール210の背面からそのインレット220に隣接する一群の液滴吐出器212へとへとインクを供給できるように構成されている。図示例ではインレット220が複数個のセグメントに分割されており、そのセグメントが各アレイ211の両側に千鳥配置されている。こうしたセグメントは、例えば、米国特許出願第12/241747号(出願日:2008年9月30日,発明者:Lebens et al.)の記載に倣いスロット221として形成することができる。次に、回路230内には、電気パルス源16からの電気パルス供給に応じ液滴吐出器212を作動させる駆動用トランジスタが設けられている。その駆動用トランジスタは、スロット221間アレイ211の左右いずれかから延びるリードで、対応する液滴吐出器212に接続されている。回路230内には、更に、コントローラ14及び画像処理部15から供給される画像データに従い駆動用トランジスタを制御し、適切な吐出器212を適切なタイミングで作動させる論理回路が設けられている。そして、モジュール210への電気信号供給に使用される電極240は、モジュール210の非突合辺209のうち一方又は双方に沿うよう、方向206沿いに配列されている。電極240は、ワイヤボンディング又はテープ自動化ボンディングによって、支持基板205上にある回路基板等(図2では省略)に接続されている。このように、回路230内に駆動回路及び論理回路を設けた構成では、数百個に上る吐出器211を比較的少数の電極(20個オーダ)で作動させることができる。更に、その回路230は吐出器212で形成されるアレイ211それぞれの両側にある。突合辺214の最寄りにあるアレイ211も例外ではなく、突合辺214の最寄りにありその突合辺214に対し略平行なアレイ211と、その突合辺214との間にも、モジュール210を構成する回路230の一部分が存している。
図5に、図4に示した実施形態とほぼ同様だがインクレット220の種類が異なり、インクがアレイ211下を通り端間を連続的に流れる実施形態の概略頂面を示す。この図では、インレット220の第1端222に流れ込んだインクが、アレイ211下を通り第2端223に流れていく。第2端223に至ったインクをプリントヘッドモジュール211の背面に逃がし、第1端222付近で背面からインレット220へと還流させるようにしてもよい。特許文献3記載の通り、第1流路とは逆方向の第2流路(図示せず)を第1流路下に設け、個々のノズル開口に隣接してインク溜まりが形成されるようにしてもよい。
図6に、本発明の一実施形態に係るモジュール式プリントヘッド200の概略頂面を示す。このヘッド200は、図2に詳示した構成を有するプリントヘッドモジュール210同士の突合で形成された行213を有している。具体的には、電気回路230及び電極240に加え、図5に示した構成のインクインレット220を有するモジュール210が、電気回路230のうち突合辺214とその隣のアレイ211との間にある部分を挟み、他の2個のモジュール210と隣り合っている。行213をなすそれら3個のモジュール210のいずれでも、液滴吐出器212のアレイ211は第1方向たるアレイ方向215沿いに延設されており、電極240は第2方向たる電極配列方向206沿いに複数個並んでおり、また第1方向215と第2方向206が0°超90°未満の角度θをなしている。突合辺214は第1方向215、非突合辺209は第2方向206に対しそれぞれ略平行である。隣り合うモジュール210同士は、図10及び図11を参照して後述する配列規制子にて相互接触している。
なお、上述した諸実施形態では、ラスタライン22上の個々の画素に対応する液滴吐出器211が、個々のアレイ211に1個ずつしか存在していない。この構成を活かしつつ、その色が異なる複数種類のインクで印刷できるようにするには、例えば、互いに平行になるようモジュール210の行213を支持部材205上に複数個設ければよい。モジュール201が複数行あれば、その色が異なる複数種類のインクで印刷することや、その寸法が異なる複数種類のドットを同じ色のインクで印刷することや、その形態が異なる複数種類の冗長ドットを同じ色のインクで印刷することができる。
図7に、本発明の一実施形態に係るプリントヘッドモジュール210単体の概略頂面を示す。この実施形態では、モジュール210を二行設けるのではなく、アレイ211aからなる第1アレイ群216及びアレイ211bからなる第2アレイ群217が形成されるよう、互いに独立した二組のアレイ211a,211bを同じモジュール210上に設けている。第1アレイ群216に属する液滴吐出器212は、対応する第2アレイ群217に属する吐出器212に対し整列しているが、所定距離(例えば1/2画素)ずらして配置してもよい。このように、第1アレイ群216とそれに対応する第2アレイ群217を、同じモジュール210上に同時に作り込むことで、第1アレイ群216内吐出器212と第2アレイ群217内吐出器212を精度よく整列させることができる。ひいては、第1アレイ群216内吐出器212で印刷されるドットの位置と、第2アレイ群217内吐出器212で印刷されるドットの位置を、高精度且つ円滑に揃えることができる。更に、この種の実施形態では、図中のインクインレット220aを介しアレイ211aに供給されるインクと、インクインレット220bを介しアレイ211bに供給されるインクとを、互いに異なる色にすることで、二色印刷が可能なモジュール210が得られる。その二色印刷型のモジュール210を支持部材205上に二行配列することで、例えば、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックによる四色印刷を実行可能な構成が得られる。インレット220aを介し供給されるインクとインレット220bを介し供給されるインクとが同色の構成や、冗長な吐出器212を設け従来周知の要領で印刷欠陥を補修する構成とすることもできる。アレイ211a内吐出器212から吐出されるインク液滴の大きさと、アレイ211b内吐出器212から吐出されるインク液滴の大きさとを違え、画像階調のグラデーションを円滑化することもできる。
図8に、いずれも図7に示した構成を有するプリントヘッドモジュール210a及び210bの突合(例えば二色印刷用プリントヘッドモジュール同士の突合)で形成された行213を示す。図示の通り、モジュール210a側第1アレイ群216aに対応する第2アレイ群217bは突合辺214を挟みモジュール210b側に存在しているが、モジュール210b側第1アレイ群216bに対応する第2アレイ群やモジュール210a側第2アレイ群217aに対応する第1アレイ群は存在していない。従って、複数個のプリントヘッドモジュールで形成される行213内で一番端に位置するアレイではフルカラー印刷ができず、それによる損失が僅かながら発生する。
図9に、本発明の一実施形態に係り、シアン、マゼンタ、イエロー及びブラックによる四色印刷が可能なプリントヘッドモジュール210を示す。このモジュール210には、相対応する第1アレイ群216、第2アレイ群217、第3アレイ群218及び第4アレイ群219が備わっている。電極240はモジュール210の非突合辺209沿いに配置されており、そのモジュール210で非突合辺209の最寄りにあるアレイに対応する電気回路230だけでなく、そのモジュール210の内奥にあるアレイに対応する回路230にも信号を供給している。また、先の説明で示した単色印刷用のモジュール210では、アレイ211の本数mが20、個々のアレイ211における液滴吐出器212の個数が32、dが42.3μm、θが60°であったため、モジュール210の長さ(突合辺214間の距離)を計算すると13.54mmになり、非突合辺209間の距離を見積もると約1.3mmになっていた。同様のアレイ形状を有する四色印刷用のモジュール210では、突合辺214間の距離こそ13.54mmと変わらないものの、非突合辺209間の距離は約5mmになる。
また、複数個のプリントヘッドモジュール210を使用する実施形態では、モジュール210間の位置関係を整えるのに様々な手法を使用することができる。視覚的位置揃え等の手法を使用してもよいが、隣り合うモジュール210間で配列規制子同士を接触させるとモジュール210同士が整列するよう配列規制子を設ける形態にするのが望ましい。図10に、本発明の一実施形態に係りそうした配列規制子を備えるモジュール210の概要を示す。図示例では、その配列規制子として、モジュール210の左側突合辺214上に凸部252が2個、それに対応する凹部254が右側突合辺214上に2個設けられている。凸部252は隣のモジュール210(図11参照)上にある凹部254に嵌る寸法となっているので、隣り合う2個のモジュール210間で凸部252と凹部254を接触させると、二方向に沿いモジュール210同士が互いに整列することとなる。更に、隣り合うモジュール210間で凸部252と凹部254を接触させると(凸部252・凹部254間接触点以外で)突合辺214に沿い隙間256が生じるよう、凸部252及びそれに対応する凹部254の寸法を設定することも可能である。そうした隙間256を設けることで、塵埃等の不要物体が突合辺214上に存することによる位置ずれの発生を抑えることができる。また、凸部252及び凹部254を設ける位置は、図10に示すように、突合辺214上、非突合辺209寄りの位置にするのが望ましい。突合辺214に面する部位のうち非突合辺209の付近には、通常、電気回路230等の重要部材が存在していないからである。
それら、図10中の凸部252及び凹部254は、本発明の諸実施形態で使用可能な配列規制子の一例構成に過ぎない。例えば、一方の突合辺214に凸部252を2個、他方の突合辺214に凹部254を2個設けるのではなく、一方の突合辺214の上端付近に凸部252を1個、下端付近に凹部254を1個設け、他方の突合辺214の上端付近に凹部254を1個、下端付近に凸部252を1個設けてもよい。言い換えれば、第1プリントヘッドモジュール側に第1配列規制子として2個の凸部252が備わり、それに対し相補的な2個の凹部254が第2プリントヘッドモジュール側に第2配列規制子として備わる図10及び図11の構成に代え、第1プリントヘッドモジュール側に第1配列規制子として各1個の凸部252及び凹部254が備わり、それに対し相補的な各1個の凹部254及び凸部252が第2プリントヘッドモジュール側に第2配列規制子として備わる構成にしてもよい。
凸部252及び凹部254の形状は、三角形、台形、丸形等、様々な形状にすることができる。一方のモジュール210の凹部254と他方のモジュール210の凸部252とが好適に接触し、隣り合う2個のプリントヘッドモジュール210同士が好適に整列する形状及び寸法であればよい。凸部252と凹部254は相補的な形状にするのが望ましい。
そのプリントヘッドモジュール210は1枚のウェハから多数同時に製造することができる。例えば、サーマルインクジェットプリントヘッドダイを使用するモジュール210を製造する場合、直径約6〜8インチのシリコンウェハにウェハ処理を施した後、そのウェハから個別のモジュール210を分離させるのが普通である。その辺が直線のモジュール210ならば、ダイシングでウェハから分離させることができる。形状が平行四辺形でも差し支えない。しかしながら、外向きに延びる凸部252をモジュール210の辺上に設けてからダイシングしたのでは、その凸部252が切り落とされることとなる。従って、凸部252及びそれに対応する凹部254は、エッチングプロセスで精密に形成した方がよい。エッチングプロセスの例としては深掘り反応性イオンエッチング、通称DRIEがある。DRIEであれば、突合用の配列規制子を1μmオーダの精度で形成することができる。
プリントヘッド用のウェハ上で隣り合っている2個のプリントヘッドモジュール210を相互分離させる処理は、隣り合う2個のモジュール210同士の突合でモジュール式プリントヘッドを組み上げる処理を説明する際参照した図11に基づき、説明することができる。即ち、モジュール210を分離させる際には、上述の如くDRIEを用い、隣り合うモジュール210上に凸部252及びそれに対応する凹部254を形成する一方、突合辺214のうち凸部252以外の部分を、ウォータジェット、レーザマイクロジェット等、非直線切断が可能な切断動作で分離させればよい。ウォータジェットは高圧高速水流による浸食で切断する手法、レーザマイクロジェットはパルス状のレーザビームを低圧ウォータジェットで案内しその水流で破片の除去及び素材の除熱を進めながら切断する手法である。ウォータジェットやレーザマイクロジェットで形成される切断部即ちカーフの幅は、通常、凸部252及び凹部254でDRIEで形成されるものより広いので、複数個のモジュール210を順に突合させ、一方の凸部252とそれに対応する凹部254とを接触させると、隣り合うモジュール210間に隙間256が生じることとなる。隙間256となり突合辺214同士が接触しないことから、凸部252及び凹部254を形成する際使用されるDRIEに比べ精度及び直線度がよくないウォータジェットやレーザマイクロジェットによる切断で、突合辺214を形成することができる。切断による非突合辺209の形成は、ウォータジェットやレーザマイクロジェットで行ってもよいし、ウェハ上の全モジュール210をその突合辺214沿いに分離させた後にダイシングで行ってもよい。
10 インクジェットプリンタシステム、12 画像データ源、14 コントローラ、15 画像処理部、16 電気パルス源、18 第1流体源、19 第2流体源、20 記録媒体、22 ラスタライン、100 インクジェットプリントヘッド、110 インクジェットプリントヘッドダイ、111 プリントヘッドダイ基板、120 第1ノズルアレイ、121 第1ノズルアレイ内ノズル、122 第1ノズルアレイ用インク供給路、130 第2ノズルアレイ、131 第2ノズルアレイ内ノズル、132 第2ノズルアレイ用インク供給路、181 第1ノズルアレイから吐出された液滴、182 第2ノズルアレイから吐出された液滴、200 モジュール式プリントヘッド、205 支持部材、206 電極配列方向、208 媒体送り方向、209 非突合辺、210 プリントヘッドモジュール、211 液滴吐出器アレイ、212 液滴吐出器、213 行、214 突合辺、215 アレイ方向、216 第1アレイ群、217 対応する第2アレイ群、218 対応する第3アレイ群、219 対応する第4アレイ群、220 インクインレット、221 スロット、230 電気回路、240 電極、252 配列規制子(凸部)、254 配列規制子(凹部)、256 隙間。

Claims (21)

  1. 第1配列規制子、1本又は複数本のドット形成部材アレイ及び当該ドット形成部材アレイの動作に関わる複数個の電極を有し、そのドット形成部材アレイが第1基板に沿い第1方向に延び、電極の配列が第1基板に沿い第2方向に延びる第1プリントヘッドモジュールと、
    第2配列規制子、1本又は複数本のドット形成部材アレイ及び当該ドット形成部材アレイの動作に関わる複数個の電極を有し、そのドット形成部材アレイが第2基板に沿い第1方向に延び、電極の配列が第2基板に沿い第2方向に延びる第2プリントヘッドモジュールと、
    を備え、第1及び第2プリントヘッドモジュールにて第1及び第2方向が互いに0°<θ<90°の角度θをなし、且つ第1プリントヘッドモジュールと第2プリントヘッドモジュールがその第1及び第2配列規制子にて接触するモジュール式プリントヘッド。
  2. 請求項1記載のモジュール式プリントヘッドであって、第1プリントヘッドモジュールにおける第1配列規制子の位置が、第1基板の辺のうち第1方向に対しほぼ平行な辺上であり、第2プリントヘッドモジュールにおける第2配列規制子の位置が、第2基板の辺のうち第1方向に対しほぼ平行な辺上であるモジュール式プリントヘッド。
  3. 請求項1記載のモジュール式プリントヘッドであって、第1プリントヘッドモジュール側の第1配列規制子に対し第2プリントヘッドモジュール側の第2配列規制子が相補的なモジュール式プリントヘッド。
  4. 請求項1記載のモジュール式プリントヘッドであって、そのドット形成部材がインクジェット用の液滴吐出器であるモジュール式プリントヘッド。
  5. 請求項1記載のモジュール式プリントヘッドであって、その第1及び第2配列規制子が接触している第1及び第2プリントヘッドモジュール間に隙間が存するモジュール式プリントヘッド。
  6. 請求項1記載のモジュール式プリントヘッドであって、第1プリントヘッドモジュールが、第1配列規制子として凸部1個及び凹部1個を有し、第2プリントヘッドモジュールが、第1配列規制子に対して相補的となるよう第2配列規制子として凹部1個及び凸部1個を有するモジュール式プリントヘッド。
  7. 請求項1記載のモジュール式プリントヘッドであって、第1プリントヘッドモジュールが、第1配列規制子として複数個の凸部を有し、第2プリントヘッドモジュールが、第2配列規制子としてそれら凸部に対し相補的な複数個の凹部を有するモジュール式プリントヘッド。
  8. 基板と、
    その基板に沿い第1方向に延びる液滴吐出器アレイと、
    その液滴吐出器アレイの動作に係り当該基板に沿い第2方向に並ぶ複数個の電極と、
    を備え、第1及び第2方向が互いに0°<θ<90°の角度θをなすプリントヘッドモジュール。
  9. 請求項8記載のプリントヘッドモジュールであって、その基板が、隣接辺同士の角度が90°でない平行四辺形であるプリントヘッドモジュール。
  10. 請求項8記載のプリントヘッドモジュールであって、その基板が、第1方向に対し平行な辺と、第2方向に対し平行な辺と、を有するプリントヘッドモジュール。
  11. 請求項8記載のプリントヘッドモジュールであって、基板の辺のうち第1方向に対しほぼ平行な辺上に配列規制子を備えるプリントヘッドモジュール。
  12. 請求項8記載のプリントヘッドモジュールであって、配列規制子たる凸部及び凹部を備えるプリントヘッドモジュール。
  13. 請求項8記載のプリントヘッドモジュールであって、配列規制子たる凸部、凹部又はその双方を複数個備えるプリントヘッドモジュール。
  14. 請求項8記載のプリントヘッドモジュールであって、基板に沿い第1方向に延びる液滴吐出器アレイとして第1及び第2液滴吐出器アレイを備え、第1液滴吐出器アレイを構成する液滴吐出器のうちある1個と、第2液滴吐出器アレイを構成する液滴吐出器のうちある1個とが、第2方向に直交する平面沿いに見て互いに投影像隣接の関係であるプリントヘッドモジュール。
  15. その表面に沿い第1方向に延びる突合辺を有する基板と、
    基板の突合辺に対しほぼ平行に延びる複数本の液滴吐出器アレイと、
    それら液滴吐出器アレイのうち基板の突合辺に最も近い位置にある第1液滴吐出器アレイと当該突合辺との間にその一部が存する電気回路と、
    を備えるプリントヘッドモジュール。
  16. 請求項15記載のプリントヘッドモジュールであって、上記複数本の液滴吐出器アレイとして第1群及び第2群の液滴吐出器アレイを備え、第1群の液滴吐出器アレイから吐出される第1インクと第2群の液滴吐出器アレイから吐出される第2インクが互いに別種であるプリントヘッドモジュール。
  17. 配列規制子を有する個別のプリントヘッドモジュールを製造する方法であって、
    ウェハ上に複数個のプリントヘッドモジュールを形成するステップと、
    エッチングプロセスを用い、それらプリントヘッドモジュールのうち第1プリントヘッドモジュール側に第1配列規制子、第2プリントヘッドモジュール側に当該第1配列規制子に対し相補的な第2配列規制子を形成するステップと、
    切断動作でプリントヘッドモジュールを相互分離させるステップと、
    を有する方法。
  18. 請求項17記載の方法であって、第1及び第2プリントヘッドモジュール側に互いに相補的な第1及び第2配列規制子を形成するに当たり、第1プリントヘッドモジュールと第2プリントヘッドモジュールを相互分離させる方法。
  19. 請求項17記載の方法であって、上掲のエッチングプロセスを第1プリントヘッドモジュールの辺のうちある辺上で実施し、上掲の切断動作をそれと隣り合う別の辺上で実施する方法。
  20. 請求項17記載の方法であって、上掲の切断動作が第2段の切断動作であり、上掲のエッチングプロセス及び第1段の切断動作を第1プリントヘッドモジュールの辺のうちある辺上で実施し、当該エッチングプロセスが実行された後にそれと隣り合う別の辺上で第2段の切断動作を実施する方法。
  21. 請求項17記載の方法であって、第1配列規制子が凸部及び凹部、第2配列規制子がそれに対し相補的な凹部及び凸部を含む方法。
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