JP2012512544A - 分離されたnmosベースのesdクランプセルのためのシステムおよび方法 - Google Patents

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Abstract

本発明は、ICチップをESDから保護するための保護回路に関する。集積回路チップのためのESD保護回路は、分離されたNMOSトランジスタを備えていて、これは、バックゲートを基板から分離している分離領域と、バックゲート上に形成された第1および第2ドーピング領域およびゲートとを有している。ESD保護回路は、分離領域を第1電気ノードに接続する第1端子と、第2ドーピング領域を第2電気ノードに接続する第2端子とを更に備え得る。第1電気ノードは、第2電気ノードより高い電圧レベルを有していてもよく、かつゲートおよびバックゲートは、第2端子に接続され得る。

Description

本願は、"Isolated NMOS-Based ESD Clamp Cell"と題された、2008年12月16日に出願された米国仮特許出願第61/122,855号に対する優先権を主張し、ここでの参照によって、その全てが本願に組み込まれる。
本発明は、概して、集積回路(IC)の静電放電(ESD)からの保護を目的とする。特に、本発明は、分離されたNMOSトランジスタを用いて、ICをESDから保護する装置および方法を目的とする。
集積回路(IC)チップは、シリコンのような半導体材料および二酸化ケイ素のような絶縁材料から製造される。静電気は、ICチップの露出した端子(例えばピン)に蓄積し得る。これらの静電気は、接地されるか、または放電によって中和されるまで、ICチップのそれらの端子上に残る。ESDは、突然かつ瞬間的な電流であり、それは、逆の電荷を有する2点間を流れる。ICチップの内蔵回路は、ESDによる損傷を受ける可能性がある。損傷を防止するために、ICチップの露出した端子に、蓄積された静電気がある時にESD電流を通すための保護回路を設けることができる。
ICチップのための1つのタイプのトランジスタは、金属酸化膜半導体電界効果(MOS FETまたはMOS)トランジスタである。MOSトランジスタは、2つのドーピング(doped)領域(例えばソースおよびドレイン)間にチャネルを形成して、特定の電気キャリア(例えば、n型(電子)またはp型(ホール))によってチャネルを介して電流を伝導することによって動作する。キャリアの種類に基づいて、MOSトランジスタは、NMOSFET(例えば、n型MOS)またはPMOSFET(例えば、p型MOS)と呼ばれ得る(一般に、NMOS、PMOSとも呼ばれる)。MOSトランジスタのチャネルは、ゲートによって制御され、それは、通常、ゲートとチャネルを分離するための絶縁膜として、シリコン酸化膜(ゲート酸化膜とも呼ばれる)を用いる。MOSトランジスタは1種類の電気キャリアのみを用いるので、ユニポーラトランジスタと呼ばれ得る。MOSトランジスタと対比されるのがバイポーラトランジスタであり、それは、両方の種類の電気キャリア(例えば、電子およびホール)を用いて電流を伝導することによって動作する。
1つのタイプのMOSトランジスタにおいて、2つのドーピング領域が、反対の電気キャリアを有する基板の直上に形成される(例えば、n型基板上のp型領域、またはp型基板上のn型領域)。例えば、NMOSトランジスタは、p型基板上の2つのn型ドーピング領域と、2つのn型ドーピング領域間のチャネル上のシリコン酸化膜のゲートとを形成することによって製造され得る。このタイプのMOSトランジスタは、一般に、低い動作電圧(例えば、2.5ボルト、または1.5ボルト)で用いられる。
「分離された」NMOSまたはPMOSトランジスタと呼ばれる、他のタイプのMOSトランジスタにおいては、2つのドーピング領域が、分離層によって基板層から分離されたバックゲート層上に形成され得る。バックゲート層および基板は、同じ型の電気キャリアを有していて、分離層は、反対の電気キャリアを有している。分離されたNMOSまたはPMOSトランジスタは、比較的広い範囲の動作電圧(例えば、12ボルトまたは15ボルト)を有し得る。
図1は、従来の分離されたNMOSトランジスタ100の横断面を示している。分離されたNMOSトランジスタ100においては、n型分離領域104が、p型バックゲート106をp型基板102から分離している。2つのn型ドーピング領域108および110が、NMOSトランジスタのドレインおよびソースを形成している。ゲート112が、ドレイン108とソース110の間に形成されている。バックゲート106は、バックゲート106を端子に接続するためのドーピング領域114を含んでいる。基板102のドーピング領域116は、基板102を他の端子(例えば、接地点)に接続することができる。対称形の分離されたNMOSトランジスタにおいて、ドレイン108とソース110は交換可能である。
分離されたNMOSトランジスタ100は、MOSトランジスタとして設計されているが、実質的に、T1、T2およびT3とラベルを付けられた3つの寄生npnバイポーラトランジスタが形成される。これらのバイポーラトランジスタは、負および正の両方の電気キャリア(例えば、電子およびホール)を含むことによって動作する。n型分離領域104がT1およびT2のコレクタを形成する一方で、p型バックゲート106はT1およびT2のベースを形成する。ドレイン108がT1のエミッタを形成する一方で、ソース110はT2のエミッタを形成する。T3は、コレクタとしてのドレイン108、ベースとしてのバックゲート106、およびエミッタとしてのソース110によって形成される。
ICチップの製造、組立、取付けおよび/または動作の間、静電気は、ICチップの外部端子(例えば、ピン)上に蓄積し得る。分離されたNMOSトランジスタ100は、ICをいくつかの外部回路(例えば、電源、信号)に接続するために用いられ得る。それらの外部端子上に蓄積された静電気がある場合、分離されたNMOSトランジスタ100の異なる領域は、異なる電位レベルに達し得る。異なる領域間の異なる電位レベルは、それらの領域間に電気ストレス(例えば、ESDストレス)をつくり、寄生バイポーラトランジスタを順方向および逆方向にブレイクダウンさせる可能性がある。例えば、コレクタからエミッタに測定されるような正のESDストレスが加えられると(例えば、T1に対して分離領域104からドレイン108に、T2に対して分離領域104からソース110に、T3に対してドレイン108からソース110に)、寄生npnトランジスタT1、T2、およびT3は、順方向にブレイクダウンし得る。この種のブレイクダウンにおいては、電子なだれが、逆バイアスされたコレクタ−ベース接合で引き起こされ、ホールのドリフト(drifting)が、バックゲート106の電位を上げ、エミッタのダイオードが、順バイアスされる。これが、ESD電流を伝導する時、バイポーラトランジスタを「スナップバック」と呼ばれる状態に入らせる。例えば、ESDストレスは、ドレイン108(例えば、T3のコレクタ)とソース110(例えば、T3のエミッタ)との間に形成され得る。ドレイン108とバックゲート106との接合は、逆バイアスされ得る。そして、電子なだれが、この接合で引き起こされる。ドレイン108からバックゲート106へのホールのドリフトは、バックゲート106の電位を上げ、バックゲート106からソース110へのダイオードを順バイアスさせる。従って、T3は、スナップバック状態に入り、ESD電流を伝導する。
保護回路が、ICチップをESDから保護するために開発された。例えば、ICチップは、図2に示すような従来のNMOSトランジスタESD保護回路200によって保護され得る。従来のNMOSトランジスタESD保護回路200は、「クランプセル」または「ブレイクダウンセル」と呼ばれ得る。従来のNMOSトランジスタESD保護回路は、ソース110およびバックゲート106に接続されたゲート112を有する単一の分離されたNMOSトランジスタ100を備えている。図2に示したように、ソース110とバックゲートのドーピング領域114との両方は、端子2に接続されている。ゲート112は、抵抗器220を介して端子2に接続されている。分離領域104は、直列に設けられた抵抗器230を介して、端子1に接続されている。ドレイン108は、端子3に接続されている。ソース110とバックゲートドーピング領域114との間に抵抗器はなく、これらの2つの領域は、いつも同じ電圧を維持する。NMOSトランジスタの通常作動の間、電流は、端子2とゲート112との間を流れない。従って、ゲート112とソース110は、同じ電圧レベルに保たれ、NMOSトランジスタは、オフ(例えば、OFF−NMOS)になる。
静電気が端子のどちらかに蓄積すると、ESD現象が、静電気を放電するか、またはそれらを中和するために、起こり得る。ドレイン108からソース110へのESDストレスの間、分離領域104(例えば、端子1)は、開回路としてふるまい、このESD保護回路は、トランジスタT3のブレイクダウンのために機能する。ESD現象の間、抵抗器230は、分離領域104に流れる電流を制限することができる。なぜなら、端子1に流れる電流は、分離領域104での電位レベルを上げるからである。従って、抵抗器230は、ドレイン108と分離領域104との間の電位差を減らして、ESD電流を分離領域104の外に流すことができる。従って、ESDストレスがドレイン108と分離端子1との間に発生したとしても、抵抗器230が、ドレイン108から分離端子1に大電流が流れた場合に起こり得る損傷を防止するのを助ける。
このOFF−NMOS ESD保護回路は、ICチップ上の2つの電源ピンの間に見つかる。例えば、端子3は、高電位電源VDD(例えば、正の(+)12ボルト)に接続され、端子2は、低電位電源(例えば、負の(−)12ボルト)に接続され得る。端子1は、Visoに接続され、それは、接地またはVSS(例えば、3.3ボルト)に接続され得る。
ICチップに対するESDの影響を分析するための1つのツールは、伝送線パルス(TLP)である。TLPは、様々な電圧レベルを有する電気パルスを加えることによって、ICチップの準静的I/V特性を示す。従来のNMOS ESD保護回路200(例えば、分離されたNMOSデバイスを有する24VのCMOSプロセスからのESDクランプセル)の例としてのTLP曲線が、図3に示されていて、それは、ESDパルスのI/V曲線302と、ESDパルスを加えた後の漏れ電流の曲線304とを含んでいる。曲線302に対する各点は、様々な電圧値を有する(例えば、一定の時間の)パルスを加えることによって得られる。曲線304の各点は、各ESDパルスを加えた後の漏れ電流を測定することによって得られる。従って、曲線302に対して、水平軸は、ESDクランプにわたる(例えば、ソース110とドレイン108との間の)ESD電圧であり、垂直軸は、ESDクランプを通るESD電流である。曲線304に対して、水平軸は、ESDクランプにわたる2ボルトの下での漏れ電流であり、垂直軸は、ESDパルス電流を表す。
曲線302は、3つの異なる区間302.1、302.2および302.3を有している。曲線304は、2つの異なる区間304.1および304.2を有している。TLP曲線302は、このESDクランプが約35ボルトのトリガ電圧を有することを示している。曲線302は、低いESDストレス(0〜35ボルト)で、ESD電流が、ESDクランプを通して、ほとんど流れない、または流れない(例えば、電流が、ソース110とドレイン108との間を、ほとんど流れない、または流れない)こと示している。そして、区間302.1は、水平軸と一致している。ストレス電圧が、なだれブレイクダウン値(例えば、35ボルト)に達すると、ESDクランプはブレイクダウンし、ESD電流が流れ始める(例えば、曲線302が区間302.2に入る)。一旦ESD電流が流れ始めると、寄生バイポーラトランジスタのうちの1つがターンオンされる(例えば、ESD電流によって引き起こされるバックゲート106とソース110間の電位差は、寄生バイポーラトランジスタT3をターンオンさせ得る)。バイポーラトランジスタのターンオンは、ESDストレス電圧の低下という結果をもたらす(例えば、スナップバック)。区間302.2の間、ESD電流は増加し、ESDクランプにわたる電圧は、約6〜7ボルトに達するまで落ち続ける。それから、ESDクランプは、他の転換点を有している(例えば、区間302.3に入る)。区間302.3の間、ESD電流は増加するが、ESDストレス電圧は、ほとんど変化しない。
曲線304は、ESD電流が閾値(例えば、破損(failure)電流レベル)以下であるときは、漏れ電流は変化しない(例えば、区間304.1)ことを示している。一旦ESD電流が閾値(例えば、図3の約650mA)に達すると、漏れ電流値は増加し、これは、通常、デバイスが損傷を受けたことを意味する(例えば、区間304.2)。従って、この保護回路は、ESD電流が650mAまでのESD保護を提供するだけである。ESD電流がこの閾値より大きいときは、デバイスの内部回路は損傷を受ける。
従来のNMOS ESD保護回路200は、いくつかの欠点を有している。例えば、図3に示したトリガ電圧は、このプロセスに対して比較的高く、内部回路が、このESDクランプのトリガ電圧より低い電圧で壊れるかもしれないという危険がある。更に、破損電流レベルでストレスを加えられている2端子間の電圧(約7ボルト)が、セルのトリガ電圧よりかなり低いので、たとえ2つ以上のクランプセルが並列に配置されていたとしても、1つのセルだけは、ESDストレスの間に壊れる可能性がある。各クランプセルはICのレイアウト領域の一定の量を使用するので、この状況下では、ICチップのより多くのレイアウト領域が使用されるが、破損電流レベルは上がらず、1つのクランプセルの破損電流レベルと同じままである。これは、ESDクランプセルのために望ましくない特性である。
従って、この技術において、保護するように設計されている内部回路より低いトリガ電圧を有していて、与えられたレイアウト領域に対して高いブレイクダウン破損電流レベルを有するESD保護回路(例えば、クランプセル、またはブレイクダウンセル)を設計する必要がある。そして、多くのセルが並列に配置されていれば、破損電流は、これに比例するべきである。
従来のNMOSトランジスタの断面図である。 従来のOFF−NMOS ESD保護回路の断面図である。 図2に示した従来のOFF−NMOS ESD保護回路のTLP曲線を示しているグラフである。 本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路の断面図である。 図4に示したOFF−NMOS ESD保護回路のTLP曲線を示しているグラフである。 本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路の断面図である。 本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路の断面図である。 本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路の断面図である。 本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路の断面図である。 本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路の断面図である。 本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路を有するICチップを示している。
本発明の一実施形態によれば、集積回路チップのためのESD保護回路は、バックゲートを基板から分離している分離領域を有し得る分離されたNMOSトランジスタと、第1および第2ドーピング領域と、バックゲート上に形成されたゲートとを備え得る。ESD保護回路は、分離領域を第1電気ノードに接続するための第1端子と、第2ドーピング領域を第2電気ノードに接続するための第2端子とを更に備え得る。第1電気ノードは、第2電気ノードより高い電圧レベルを有し得る。そして、ゲートおよびバックゲートは、第2端子に接続され得る。
図4を参照すると、本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路400の断面図が示されている。このESD保護回路400は、(例えば、図1に示したような)分離されたNMOSトランジスタと、2つの端子1および2とを備え得る。分離領域104およびドレイン108の両方は、端子1に接続され得る。ソース110は、端子2に接続され得る。ゲート112およびバックゲートドーピング領域114は、それぞれ抵抗器420および422を通して端子2に接続され得る。端子1は、基板102および端子2に対して正にバイアスされ得る。
端子1が端子2に対して正であるESDストレスを有するとき、分離領域104およびドレイン108の両方は、ソース110に対して正にバイアスされ得る。ドレイン108およびソース110にわたるESDストレスが十分に強い場合、寄生バイポーラトランジスタT3は、ブレイクダウンモードに入り、ESD電流を流し得る。図1に関連して上述したように、ドレイン108とバックゲート106の接合は逆バイアスされ、この接合で電子なだれが引き起こされ得る。ドレイン108からバックゲート106へのホールのドリフトは、バックゲート106の電位を上げ、バックゲート106からソース110へのダイオードを順バイアスさせ得る。従って、T3は、スナップバック状態に入り、ESD電流を流し得る。
一実施形態において、分離領域104とソース110にわたるESDストレスが十分に強い場合、寄生バイポーラトランジスタT2も、ブレイクダウンモードに入り、ESD電流を流し得る。例えば、分離領域104とソース110にわたるESDストレスは、トリガ電圧に達するほど十分に強いかもしれない。分離領域104とバックゲート106の接合は逆バイアスされ、この接合で電子なだれが引き起こされ得る。分離領域104からバックゲート106へのホールのドリフトは、バックゲート106の電位を上げ、バックゲート106からソース110へのダイオードを順バイアスさせ得る。従って、T2は、スナップバック状態に入り、ESD電流を流し得る。従って、一実施形態において、寄生バイポーラトランジスタT2およびT3の両方が、ブレイクダウンモードに入り、並列にESD電流を流し得る。T1、T2およびT3は、トランジスタと呼ばれるが、それらは、単にトランジスタ効果をモデル化しただけであり、本当のトランジスタではない。
抵抗器420および422は、それぞれゲート112およびバックゲートドーピング領域114から電流を流し得る。ESD現象の間、ESD電流は、端子1と端子2の間を流れる。抵抗器420および422を通して流れる電流は、ゲート112およびバックゲートドーピング領域114の電位をソース110より高く上げる。従って、ESD電流は、(例えば、T3および/またはT2を通して)ソース110へ向かう。一実施形態において、抵抗器420および422は、金属抵抗器であり得る。他の実施形態において、それらは、他の適切な導電材料でできていてもよい。更に、抵抗器422の抵抗は、クランプセルのトリガ電圧を変えるために調整され得る。例えば、抵抗器422の抵抗が低いとき、バックゲート106の電位を上げて、バックゲート106からソース110へのダイオードを順バイアスさせるために、バックゲートドーピング領域114を通して流れる大きな電流が必要である。そして、クランプセルのトリガ電圧は高くなる。抵抗器422の抵抗が高いときは、バックゲートドーピング領域114を通して流れる小さな電流が、バックゲート106の電位を、バックゲート106からソース110へのダイオードを順バイアスさせるのに十分な高さまで上げる。そして、クランプセルのトリガ電圧は低くなる。従って、一実施形態において、抵抗器422の抵抗値は、調節可能である。
このOFF−NMOS ESD保護回路400は、ICチップ上の異なる電位レベル(例えば、電圧レベル)を有する2つの電気ノード間で用いられ得る。端子1は、他の電気ノード(例えば、端子2)の電圧レベルより高い電圧レベルを有する電気ノードであり得る。一実施形態において、端子1は、高電位電源VDD(例えば、正の(+)12ボルト)に接続され、端子2は、低電位電源(例えば、負の(−)12ボルト)に接続され得る。他の実施形態では、端子1は、より高い電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され、端子2は、より低い電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され得る。他の実施態様において、端子のうちの少なくとも1つは、いかなる外部ピンにも接続されていないICの伝導領域またはノードであり得る。
ESD保護回路400のTLP曲線が、図5に示されていて、それは、ESDパルスのI/V曲線502と、ESDパルスを加えた後の漏れ電流の曲線504とを含んでいる。曲線502は、このESDクランプが、約21ボルトのブレイクダウントリガ電圧を有することを示している。21ボルトのトリガ電圧は、24ボルトの動作電圧より低く、図3に示した従来のESDクランプセルの35ボルトのトリガ電圧より非常に低い。さらに、曲線504は、1Aより高い破損電流レベルを示していて、それは、図3に示した従来のESDクランプセルの650mAの破損電流レベルより非常に高い。
ESD保護回路400は、他の利点も有している。すなわち、ESDの性能は、ESDクランプセルの数によって調整可能である。これは、破損電流レベルで加えられる2端子間の電圧(例えば、40V以上)が、ESDクランプセルのトリガ電圧(例えば、21ボルト)より高いというTLPの結果から見られ得る。従って、破損電流レベルでESDストレスを受けるESDクランプセルは、ブレイクダウンし、ESD電流を流す。従って、より高いESD保護を提供する(例えば、より多くの静電気を放電する)ために、ESDクランプの複数の複製が、並列に配置され得る。
一実施形態において、ESD保護回路400は、速い立ち上がり時間を有するESD現象の間(例えば、製造、組立および/または取付けの間)、21ボルトで起動し得る。
図6を参照すると、本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路600の断面図が示されている。このESD保護回路600は、(例えば、図1に示したような)分離されたNMOSトランジスタと、2つの端子1および2とを備えている。図4に示したESD保護回路400とは異なり、分離領域104のみが端子1に接続されている。ソース110は、端子2に接続され得る。ゲート112およびバックゲートドーピング領域114は、(例えば、図4の抵抗器420および422と同様に)それぞれ抵抗器620および622を通して端子2に接続され得る。(例えば、金属または他の導電材料の)抵抗器620および622は、ゲート112およびバックゲートドーピング領域114から離れる方向に電流を流して、図4の抵抗器420および422と同様にソース110に電流を導くことができる。一実施形態において、抵抗器622は、クランプセルトリガ電圧を調節するために、調節可能な抵抗値を有する。端子1は、基板102および端子2に対して、正にバイアスされ得る。
端子1が、端子2に対して正のESDストレスを有するとき、分離領域104は、ソース110に対して正にバイアスされる。分離領域104およびソース110にわたるESDストレスが十分に強い場合、寄生バイポーラトランジスタT2は、ブレイクダウンモードに入り、ESD電流を流し得る。例えば、分離領域104およびソース110にわたるESDストレスは、トリガ電圧に達するほど十分に強い可能性がある。分離領域104とバックゲート106の接合は、逆バイアスされ得る。そして、この接合で電子なだれが引き起こされる。分離領域104からバックゲート106へのホールのドリフトは、バックゲート106の電位を上げ、バックゲート106からソース110へのダイオードを順バイアスさせる。従って、T2は、スナップバック状態に入り、ESD電流を流す。
このOFF−NMOS ESD保護回路600は、ICチップ上で異なる電位レベル(例えば、電圧レベル)を有する2つの電気ノード間で用いられ得る。端子1は、他の電気ノード − 端子2の電圧レベルより高い電圧レベルを有する電気ノードであり得る。一実施形態において、電気ノードは、外部ピンに接続され得る。例えば、端子1は、高電位電源VDD(例えば、正の(+)12ボルト)に接続され、端子2は、低電位電源(例えば、負の(−)12ボルト)に接続され得る。他の実施形態では、端子1は、より高い電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され、端子2は、より低い電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され得る。他の実施態様において、電気ノードのうちの少なくとも1つは、いかなる外部ピンにも接続されていないICの伝導領域またはノードであり得る。
図7を参照すると、本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路700の断面図が示されている。このESD保護回路700は、(例えば、図1に示したような)分離されたNMOSトランジスタと、2つの端子1および2とを備えている。図4に示したESD保護回路400とは異なり、分離領域104のみが端子1に接続されていて、ドレイン108およびソース110の両方は、端子2に接続されている。ゲート112およびバックゲートドーピング領域114は、(例えば、図4の抵抗器420および422と同様に)それぞれ抵抗器720および722を介して端子2に接続されている。(例えば、金属または他の導電材料の)抵抗器720および722は、ゲート112およびバックゲートドーピング領域114から離れる方向に電流を流して、図4の抵抗器420および422と同様にソース110に電流を導くことができる。しかし、ドレイン108はソース110に接続されているので、2つの領域間に電位差はない。後述するように、ESD電流は、ドレイン108にも導かれる。一実施形態において、抵抗器722は、クランプセルトリガ電圧を調節するために、調節可能な抵抗値を有する。端子1は、基板102および端子2に対して正にバイアスされ得る。
端子1が、端子2に対して正のESDストレスを有するとき、分離領域104は、ドレイン108およびソース110の両方に対して正にバイアスされる。分離領域104およびソース110にわたるESDストレスが十分に強い場合、寄生バイポーラトランジスタT2は、ブレイクダウンモードに入り、ESD電流を流す。さらに、ソース110とドレイン108は同じ電位に保たれるので、ESDストレスは、トランジスタT1もブレイクダウンさせ得る。例えば、分離領域104およびドレイン108にわたるESDストレスもまた、トリガ電圧に達するほど十分に強い可能性がある。分離領域104とバックゲート106の接合は、逆バイアスされ得る。そして、この接合で電子なだれが引き起こされる。分離領域104からバックゲート106へのホールのドリフトは、バックゲート106の電位を上げ、バックゲート106からドレイン108へのダイオードを順バイアスさせる。従って、T1も、スナップバック状態に入り、ESD電流を流す。従って、一実施形態において、寄生バイポーラトランジスタT1およびT2の両方が、ブレイクダウンモードに入り、並列にESD電流を流し得る。
このOFF−NMOS ESD保護回路700は、ICチップ上の異なる電位レベル(例えば、電圧レベル)を有する2つの電気ノード間で用いられ得る。端子1は、他の電気ノード − 端子2の電圧レベルより高い電圧レベルを有する電気ノードであり得る。一実施形態において、電気ノードは、外部ピンに接続され得る。例えば、端子1は、高電位電源VDD(例えば、正の(+)12ボルト)に接続され、端子2は、低電位電源(例えば、負の(−)12ボルト)に接続され得る。他の実施形態では、端子1は、より高い電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され、端子2は、より低い電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され得る。他の実施態様において、電気ノードのうちの少なくとも1つは、いかなる外部ピンにも接続されていないICの伝導領域またはノードであり得る。
図8を参照すると、本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路800の断面図が示されている。このESD保護回路800は、(例えば、図1に示したような)分離されたNMOSと、3つの端子1,2,および3とを備えている。一実施形態において、分離領域104は端子1に接続されていて、バックゲートドーピング領域114は端子2に接続され、かつソース110は端子3に接続されている。ゲート112は、抵抗器820を介して端子3に接続されている。抵抗器820は、金属または他の導電材料でできていてもよく、ESD現象の間、ゲート112から離れる方向に電流を流し得る。
端子1が、端子3に対して正のESDストレスを有するとき、分離領域104は、ソース110に対して正にバイアスされる。分離領域104およびソース110にわたるESDストレスが十分に強い場合、寄生バイポーラトランジスタT2は、ブレイクダウンモードに入り、ESD電流を流し得る。このESD現象の間、電流は端子2に流れず、バックゲート106はトランジスタT2の浮動(floating)ベースになる。一実施形態において、ESD保護回路800は、図4,6〜7に示したESD保護回路400,600および700より低いトリガ電圧を有する。
このOFF−NMOS ESD保護回路800は、ICチップ上の異なる電位レベル(例えば、電圧レベル)を有する3つの電気ノード間で用いられ得る。端子1は、他の電気ノード − 端子3の電圧レベルより高い電圧レベルを有する電気ノードであり得る。そして、端子3は、第3の電気ノード:端子2より高い電圧レベルを有する。一実施形態において、電気ノードは、外部ピンに接続され得る。例えば、端子1は、高電位電源VDD(例えば、正の(+)12ボルト)に接続され、端子3は、中電位電源に接続され、かつ端子2は、低電位電源(例えば、負の(−)12ボルト)に接続され得る。他の実施形態では、端子1は、高電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され、端子3は、中電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され、かつ端子2は、低電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され得る。他の実施態様において、電気ノードのうちの少なくとも1つは、いかなる外部ピンにも接続されていないICの伝導領域またはノードであり得る。
図9を参照すると、このESDクランプC5は、2つの電源を接続するために用いられる。端子1は、高電位電源に接続される分離であり、端子3は、中電位電源に接続されるドレインおよびソースであり、端子2は、低電位電源に接続されるバックゲートである。端子1が端子3に対して正のストレスを加えられるESD現象の間、浮動ベースのトランジスタT1およびT2は、ブレイクダウンし得る。
図9を参照すると、本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路900の断面図が示されている。このESD保護回路900は、(例えば、図1に示したような)分離されたNMOSトランジスタと、3つの端子1,2および3とを備えている。一実施形態において、分離領域104は端子1に接続され、バックゲートドーピング領域114は端子2に接続され、ドレイン108およびソース110の両方は端子3に接続されている。ゲート112は、抵抗器920を介して端子3に接続されている。抵抗器920は、金属または他の導電材料でできていてもよく、ESD現象の間、ゲート112から離れる方向に電流を流し得る。
端子1が、端子3に対して正のESDストレスを有するとき、分離領域104は、ドレイン108およびソース110に対して正にバイアスされる。分離領域104およびソース110にわたるESDストレスが十分に強い場合、寄生バイポーラトランジスタT2は、ブレイクダウンモードに入り、ESD電流を流し得る。さらに、ソース110およびドレイン108が同じ電位に保たれるので、ESDストレスは、トランジスタT1もブレイクダウンさせ得る。例えば、分離領域104およびドレイン108にわたるESDストレスもまた、トリガ電圧に達するほど十分に強い可能性がある。分離領域104とバックゲート106の接合は、逆バイアスされ得る。そして、この接合で電子なだれが引き起こされる。分離領域104からバックゲート106へのホールのドリフトは、バックゲート106の電位を上げ、バックゲート106からドレイン108へのダイオードを順バイアスさせる。従って、T1も、スナップバック状態に入り、ESD電流を流す。従って、一実施形態において、寄生バイポーラトランジスタT1およびT2の両方が、ブレイクダウンモードに入り、並列にESD電流を流し得る。端子1と3の間でのESD現象の間、電流は端子2に流れず、バックゲート106は、トランジスタT1およびT2の両方の浮動ベースになる。
このOFF−NMOS ESD保護回路900は、ICチップ上の異なる電位レベル(例えば、電圧レベル)を有する3つの電気ノード間で用いられ得る。端子1は、他の電気ノード − 端子3の電圧レベルより高い電圧レベルを有する電気ノードであってもよく、端子3は、第3の電気ノード:端子2より高い電圧レベルを有する。一実施形態において、電気ノードは、外部ピンに接続され得る。例えば、端子1は、高電位電源VDD(例えば、正の(+)12ボルト)に接続され、端子3は、中電位電源に接続され、かつ端子2は、低電位電源(例えば、負の(−)12ボルト)に接続され得る。他の実施形態では、端子1は、高電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され、端子3は、中電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され、かつ端子2は、低電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され得る。他の実施態様において、電気ノードのうちの少なくとも1つは、いかなる外部ピンにも接続されていないICの伝導領域またはノードであり得る。
図10を参照すると、このESDクランプC6は、3つの電源を接続することができ、端子1と3の間およびその他に端子1と2の間の1つのESDクランプとして動作する。端子1は、高電位電源に接続される分離であり、端子3は、中電位電源に接続されるドレインであり、かつ端子2は、低電位電源に接続されるソースである。ゲートおよびバックゲートは、抵抗器または金属を介して端子2に接続されている。端子1が端子2に対して正のストレスを加えられるESD現象の間、このESDクランプは、C1のように動作する。端子1が端子3に対して正のストレスを加えられるESD現象の間、このESDクランプは、C4のように動作する。
図10を参照すると、本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路1000の断面図が示されている。このESD保護回路1000は、(例えば、図1に示したような)分離されたNMOSトランジスタと、3つの端子1,2および3とを備えている。一実施形態において、分離領域104は端子1に接続され、ドレイン108は端子2に接続され、かつソース110は端子3に接続されている。ゲート112およびバックゲートドーピング領域114は、それぞれ抵抗器1020および1022を介して端子2に接続されている。
ESD保護回路1000は、2つのESDクランプセルとして動作し得る。1つは端子1と2の間で、もう1つは端子1と3の間で。端子1が端子2に対して正のESDストレスを有するとき、分離領域104は、ソース110に対して正にバイアスされる。分離領域104およびソース110にわたるESDストレスが十分に強い場合、寄生バイポーラトランジスタT2は、ブレイクダウンモードに入り、ESD電流を流し得る。このESD現象の間、(例えば、金属または他の導電材料の)抵抗器1020および1022は、ゲート112およびバックゲートドーピング領域114から離れる方向に電流を流して、電流をソース110に導くことができる。また、このESD現象の間、電流は端子3に流れず、バックゲート106は、トランジスタT2の浮動ベースになる。一実施形態において、抵抗器1022は、クランプセルトリガ電圧を調節するために、調節可能な抵抗値を有する。
端子1が端子3に対して正のESDストレスを有するとき、ESDストレスは、トランジスタT1もブレイクダウンさせ得る。例えば、分離領域104およびドレイン108にわたるESDストレスもまた、トリガ電圧に達するほど十分に強い可能性がある。分離領域104とバックゲート106の接合は、逆バイアスされ得る。そして、この接合で電子なだれが引き起こされる。分離領域104からバックゲート106へのホールのドリフトは、バックゲート106の電位を上げ、バックゲート106からドレイン108へのダイオードを順バイアスさせる。従って、T1も、スナップバック状態に入り、ESD電流を流す。また、このESD現象の間、電流は端子2に流れず、バックゲート106は、トランジスタT1の浮動ベースになる。
このOFF−NMOS ESD保護回路1000は、ICチップ上の異なる電位レベル(例えば、電圧レベル)を有する3つの電気ノード間で用いられ得る。端子1は、他の電気ノード − 端子3の電圧レベルより高い電圧レベルを有する電気ノードであってもよく、端子3は、第3の電気ノード:端子2より高い電圧レベルを有している。一実施形態において、電気ノードは、外部ピンに接続されていてもよい。例えば、端子1は、高電位電源VDD(例えば、正の(+)12ボルト)に接続され、端子3は、中電位電源に接続され、かつ端子2は、低電位電源(例えば、負の(−)12ボルト)に接続され得る。他の実施形態では、端子1は、高電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され、端子3は、中電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され、かつ端子2は、低電圧レベルを有する入力または出力信号線に接続され得る。他の実施態様において、電気ノードのうちの少なくとも1つは、いかなる外部ピンにも接続されていないICの伝導領域またはノードであり得る。
図6〜10に示したESD保護回路は、図4に示したESD保護回路400と同様のESD性能を提供する。図6〜10のESD保護回路のTLP曲線は示されないが、それらは、図5に示したESD保護回路400の性能と同様である。従って、図6〜10に示したESD保護回路は、動作電圧より小さいブレイクダウントリガ電圧、および図3に示した従来のESDクランプセルの破損電流レベル650mAより高い破損電流レベルという同様の特性を有している。さらに、それらのESD性能は、ESDクランプセルの数によって調整可能である。すなわち、破損電流レベルでストレスが加えられている2端子間の電圧は、ESDクランプセルのトリガ電圧より大きく、従って、破損電流レベルでESDストレスを受けているESDクランプセルは、ブレイクダウンして、ESD電流を流す。従って、より高いESD保護を提供する(例えば、より多くの静電気を放電する)ために、本発明の実施形態の複数の複製が、並列に配置され得る。
本発明によるESD保護回路の実施形態は、分離されたNMOSトランジスタのみを使用して、バイポーラトランジスタタイプをサポートする半導体プロセスを必要としない。さらに、これらの実施形態は、常に、保護回路に接続されている電源電圧の高さまでバイアスされた分離層を有している。従って、分離層に対して正がとられている分離されたNMOSデバイスのソースまたはドレイン端子から起こるESDブレイクダウンは、分離されたNMOSトランジスタの外部に配置されたESDダイオードで容易に防ぐことができる。このように、クランプセルのESDブレイクダウンは、分離層が、分離されたNMOSデバイスのソースまたはドレインに対して正のストレスが加えられるESDストレスに限られる。
本発明の実施形態は、異なるコレクタ、エミッタおよびベースを有する分離されたNMOSトランジスタの寄生バイポーラトランジスタを利用する。これらのバイポーラトランジスタは、異なる特性、例えば、トリガ電圧およびブレイクダウン電流レベルを示す。図4および6〜10において、ドレインおよびソースは同一に描かれているが、この通りである必要はない。更に、ドレインの半導体プロセシングは、ソースのそれと同一である必要はない。一実施形態において、分離されたNMOSトランジスタは、対称であってもよく、ドレイン108とソース110は、交換可能であってもよい。これらの図に示したトランジスタ(例えば、T1,T2およびT3)は、ICチップのさまざまな隣接領域の物理的および/または電気的効果である。それらは、トランジスタの動作をモデルにしているが、個々のトランジスタデバイスではない。
図11は、本発明の一実施形態による分離されたOFF−NMOS ESD保護回路を有するICチップ1100を示している。チップ1100は、チップパッケージ1112を備えていて、それは、それから伸びている電気接触ピン1110.1〜1110.Nを有する(通常、プラスチックの)ケースを含み得る。内部では、拡大図1120に示すように、ピン1110.1〜1110.Nが、半導体ダイ1108に隣接する位置まで伸びている金属トレースに接続されている。細い導線1104が、トレース1102を、集積回路ダイ1108上の金属コンタクトパッド1106に接続し得る。集積回路ダイの中で、受信器回路(図示せず)が、ピン1110を介してチップ1100に入力される外部信号を受信するためのコンタクトパッド1106に対する電気的接続の中に設けられ得る。受信器回路としての使用のために、様々な回路設計が知られている。一般に、受信器回路は、様々なトランジスタから成る。一実施形態によれば、受信器は、異なる電圧レベルを有することができ、かつ前述の実施形態の中で開示したような分離されたOFF−NMOS ESD保護回路を用いることができる。
本発明のいくつかの実施形態が、具体的に示され、ここに記載されている。しかしながら、本発明の修正および変更が、添付された請求項の範囲内で、本発明の精神および意図された範囲から逸脱することなく、上記の教示によってカバーされることは言うまでもない。
400 分離されたOFF−NMOS ESD保護回路
1,2 端子
102 基板
104 分離領域
106 バックゲート
108 ドレイン
110 ソース
112 ゲート
114 バックゲートドーピング領域
116 基板のドーピング領域
420,422 抵抗器

Claims (24)

  1. 集積回路チップのためのESD保護回路において、
    バックゲートを基板から分離している分離領域と、バックゲート上に形成された第1および第2ドーピング領域およびゲートとを有する分離されたNMOSトランジスタと、
    分離領域を第1電気ノードに接続する第1端子と、
    第2ドーピング領域を第2電気ノードに接続する第2端子とを備えていて、
    第1電気ノードは、第2電気ノードより高い電圧レベルを有していて、ゲートおよびバックゲートは、第2端子に接続されていることを特徴とするESD保護回路。
  2. 第1ドーピング領域は、分離されたNMOSトランジスタのドレインであり、第2ドーピング領域は、分離されたNMOSトランジスタのソースであることを特徴とする請求項1に記載のESD保護回路。
  3. 分離されたMOSトランジスタは、集積回路チップの動作の間、オフであることを特徴とする請求項2に記載のESD保護回路。
  4. ドレインは、いかなる端子にも接続されておらず、浮いていることを特徴とする請求項2に記載のESD保護回路。
  5. ドレインは、第1端子および分離領域に接続されていることを特徴とする請求項2に記載のESD保護回路。
  6. ドレインは、第2端子およびソースに接続されていることを特徴とする請求項2に記載のESD保護回路。
  7. バックゲートは、バックゲートドーピング領域を介して第2端子に接続されていることを特徴とする請求項2に記載のESD保護回路。
  8. バックゲートは、抵抗器を介して第2端子に接続されていることを特徴とする請求項2に記載のESD保護回路。
  9. 抵抗器は、調節可能な抵抗を有していることを特徴とする請求項8に記載のESD保護回路。
  10. 第1電気ノードは、高電圧レベルの第1電源であり、第2電気ノードは、低電圧レベルの第2電源であることを特徴とする請求項1に記載のESD保護回路。
  11. 集積回路チップのためのESD保護回路において、
    バックゲートを基板から分離している分離領域と、バックゲート上に形成された第1および第2ドーピング領域およびゲートとを有する分離されたMOSトランジスタと、
    分離領域を第1電気ノードに接続する第1端子と、
    バックゲートを第2電気ノードに接続する第2端子と、
    第1ドーピング領域を第3電気ノードに接続する第3端子とを備えていて、
    第1電気ノードは、第3電気ノードより高い電圧レベルを有していて、第3電気ノードは、第2電気ノードより高い電圧レベルを有していることを特徴とするESD保護回路。
  12. 第1ドーピング領域は、分離されたNMOSトランジスタのソースであり、第2ドーピング領域は、分離されたNMOSトランジスタのドレインであることを特徴とする請求項11に記載のESD保護回路。
  13. 分離されたMOSトランジスタは、集積回路チップの動作の間、オフであることを特徴とする請求項12に記載のESD保護回路。
  14. ドレインは、いかなる端子にも接続されておらず、浮いていることを特徴とする請求項12に記載のESD保護回路。
  15. ドレインは、ソースに接続されていて、かつ第3電源に接続されていることを特徴とする請求項12に記載のESD保護回路。
  16. ゲートは、ソースに接続されていることを特徴とする請求項12に記載のESD保護回路。
  17. 第1ドーピング領域は、分離されたNMOSトランジスタのドレインであり、第2ドーピング領域は、分離されたNMOSトランジスタのソースであることを特徴とする請求項11に記載のESD保護回路。
  18. バックゲートは、バックゲートドーピング領域を介して第2端子に接続されていることを特徴とする請求項17に記載のESD保護回路。
  19. バックゲートは、抵抗器を介して第2端子に接続されていることを特徴とする請求項17に記載のESD保護回路。
  20. 抵抗器は、調節可能な抵抗を有していることを特徴とする請求項17に記載のESD保護回路。
  21. ゲートは、ソースに接続されていることを特徴とする請求項17に記載のESD保護回路。
  22. 電気ノードの各々は、電源に接続されていることを特徴とする請求項17に記載のESD保護回路。
  23. 複数のピンを有するプラスチックケースと、
    前記ピンに接続された集積回路ダイとを備えていて、この集積回路ダイは、分離されたNMOSトランジスタを含んでいて、この分離されたNMOSトランジスタは、バックゲートを基板から分離している分離領域と、バックゲート上に形成された第1および第2ドーピング領域およびゲートとを有していて、
    更に、分離領域を第1電気ノードに接続する第1端子と、
    第2ドーピング領域を第2電気ノードに接続する第2端子とを備えていて、
    第1電気ノードは、第2電気ノードより高い電圧レベルを有していて、ゲートおよびバックゲートは、第1抵抗器および第2抵抗器を介して第2端子に接続されていて、第2抵抗器は、調節可能な抵抗を有していて、ゲートは、NMOSトランジスタのソースに接続されていることを特徴とする集積回路チップ。
  24. 複数のピンを有するプラスチックケースと、
    前記ピンに接続された集積回路ダイとを備えていて、この集積回路ダイは、分離されたNMOSトランジスタを含んでいて、この分離されたNMOSトランジスタは、バックゲートを基板から分離している分離領域と、バックゲート上に形成された第1および第2ドーピング領域およびゲートとを有していて、
    更に、分離領域を第1電気ノードに接続する第1端子と、
    バックゲートを第2電気ノードに接続する第2端子と、
    第1ドーピング領域を第3電気ノードに接続する第3端子とを備えていて、
    第1電気ノードは、第3電気ノードより高い電圧レベルを有していて、かつ第3電気ノードは、第2電気ノードより高い電圧レベルを有していて、バックゲートは、調節可能な抵抗を有する抵抗器を介して第2端子に接続されていて、ゲートは、NMOSトランジスタのソースに接続されていることを特徴とする集積回路チップ。
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