JP2012509612A - 自己タイミング型時分割多重化バスを使用した相互接続 - Google Patents

自己タイミング型時分割多重化バスを使用した相互接続 Download PDF

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Abstract

集積回路の通信バス上のトランスポートユニット間でデータ及びタイミング情報を含む信号を送信する方法は、バス上のすべてのトランスポートユニットのクロックトリガを生成するステップであって、それによって、各先行トランスポートユニットを起動して、隣接する後続トランスポートユニットへウェイブ-フロントで前記信号の送信を開始し、該ウェイブ-フロントはトランスポートユニットのそれぞれにおいて共通の時点で起動される、生成するステップと、すべてのトランスポートユニットが、自身が前記先行トランスポートユニットから前記信号で受信するデータ及びタイミング情報の少なくとも一方にタイミング調整を適用するステップを備えており、該適用するステップは、(1)先行トランスポートユニットからの前記データをキャプチャすること、(2)先行トランスポートユニットから前記後続トランスポートユニットへ通信バス上で前記データを変更することなく中継すること、及び(3)通信バスへ新たなデータをロードすること、の少なくとも1つを、更新されたタイミング情報を用いて後続のウェイブ-フロントで行う。

Description

本発明は、集積回路の分野に関する。より詳細には、本発明は、集積回路の相互接続の設計に関する。
高速オンチップ相互接続は、ネットワークスイッチファブリック、ストレージスイッチ、入出力仮想スイッチ、マルチコア中央処理装置相互接続、及び新しいネットワークオンチップ製品等の多種多様な用途に使用される。各用途は、その用途に固有の相互接続要件を有する。1つのタイプの相互接続の設計はポイントツーポイント(P2P)と呼ばれる。ポイントツーポイント相互接続の設計は、その最も基本的な形態では、接続する必要がある集積回路のあらゆる2つのポイント間に専用のワイヤを設ける。明らかに、ポイントツーポイント接続は、接続されるポイント数と比較して相対的に多くの相互接続を有する傾向がある。
このような基本的なポイントツーポイント接続の複雑さによって、通例、ポイントツーポイント(P2P)接続は、所与の集積回路設計で実施するのが法外な数となる。Nをポート(ポイント)の数とし、Wを任意の2つの所与のポート間の接続のビット幅とすると、これらの直接的ポイントツーポイント接続には、N*(N−1)*W本のワイヤが必要とされる。相互接続ワイヤの総数はO(N)の特性を有する。たとえば、Nが14であり、Wが160である1つのアーキテクチャでは、ポイントツーポイントアービトレーショントラフィックには、29,120本の相互接続ワイヤが必要とされる。
この多数の相互接続されたワイヤによって、相互接続されたポート間の配線混雑も引き起こされる。この混雑に対応して、より多くの配線チャネル空間を可能にするためには、ポートをさらに離して配置しなければならず、したがって、相互接続の長さはより長くなる。
ワイヤが長くなるほど、相互接続が低速になるだけでなく、電力消費も多くなる。これは、ワイヤが長くなることに関連した2つの影響、すなわち、ワイヤの負荷が高くなること、及びタイミング要件を満たすために必要とされる中間バッファの数が追加されること、に起因するものである。ディープサブミクロンプロセスでワイヤ遅延対ゲート遅延の比が増加することは、さらなる問題点となる。トランジスタ機能部のサイズは縮小し続けているが、ワイヤの縮小はそれとうまくスケーリングするものではない。
したがって、上述したような問題を少なくとも部分的に克服するシステムが必要とされている。
上記必要性及び他の必要性は、集積回路の通信バス上のトランスポートユニット間でデータ及びタイミング情報を含む信号を送信する方法であって、
前記バス上のすべてのトランスポートユニットのクロックトリガを生成するステップであって、それによって、前記トランスポートユニットの各先行トランスポートユニットを起動して、前記トランスポートユニットの隣接する後続トランスポートユニットへウェイブ-フロントで前記信号の送信を開始し、該ウェイブ-フロントは前記トランスポートユニットのそれぞれにおいて共通の時点で起動される、生成するステップと、すべてのトランスポートユニットが、自身が前記先行トランスポートユニットから前記信号で受信する前記データ及び前記タイミング情報の少なくとも一方にタイミング調整を適用するステップであって、(1)前記先行トランスポートユニットからの前記データをキャプチャすること、(2)前記先行トランスポートユニットから前記後続トランスポートユニットへ前記通信バス上で前記データを変更することなく中継すること、及び(3)前記通信バスへ新たなデータをロードすること、の少なくとも1つを、更新されたタイミング情報を用いて後続のウェイブ-フロントで行うことにより、適用するステップと、を備えている送信方法によって達成される。
本発明のさらなる利点は、詳細な説明を参照することにより、該詳細な説明を図と共に検討したときに明らかになる。これらの図は、細部をより明確に示すために一律の縮尺ではない。図面において、同様の参照番号はいくつかの図を通じて同様の要素を示す。
一方向デイジーチェーンループ相互接続トポロジの図である。 双方向デイジーチェーンループ相互接続トポロジの図である。 本発明の一実施形態によるポートトランスポートユニットの機能ブロック図である。 図2のポートトランスポートユニットの代表的な信号タイミング図である。 A〜Dは、本発明の一実施形態によるシステムクロックスナップショットに従った送信元ポートから宛先ポートへの送信中のデータを表す図である。 A〜Dは、本発明の別の実施形態によるシステムクロックスナップショットに従った送信元ポートから宛先ポートへの送信中のデータを表す図である。
本発明による実施形態の基本構造は、接続されるポートのデイジーチェーンである。図1は、デイジーチェーンされた4つのポートの2つの例を示している。図1Aは一方向ループのリング状デイジーチェーンを示している。図1Bは開放型デイジーチェーン構成を示している。この開放型デイジーチェーン構成において、該構成は双方向接続によって双方向ループにされている。ただし、図1Aのチェーンフローは一方向であるが、追加のチェーン接続及びトランスポートユニットをトポロジに追加して双方向接続を構成することもできることに留意されたい。
本発明による本明細書で説明される設計の実施形態の基本形態は、ローカル超高周波クロックジェネレータの代わりにウェイブ-フロント遅延自己タイミングを有する、図1Aに示す構成と同様のデイジーチェーンループ構成を有する自己タイミング型時分割多重化(TDM)バスとして指定される。図1のトランスポートユニット間にあるような本明細書に示す通信ラインは、データ及び自己タイミング信号の2つのタイプの信号からなる。同期されたデータ及び自己タイミングクロックは、フローパスに沿って或るトランスポートユニットから次のトランスポートユニットへ送出される。データは自己タイミング型であり、ユニットに到着したときに自己タイミングクロックのうちの1つの遅延バージョンによってクロック制御されて、信頼性のある受信を提供する。ユニットに到着したデータを後続のユニットへ転送する必要がある場合、データ及び自己タイミングクロックは、転送オペレーションの前に再同期される。
トランスポートユニット
トランスポートユニットは、(1)送信と、(2)受信と、(3)データ及びクロックの再同期を伴う遅延との3つの主な機能を有する。これらの機能に加えて、トランスポートユニットは、ポートと通信すると共に、適切な時にTDMバスへのデータのロード及びTDMバスからのデータの取り出しも行う機能制御ブロックも有する。
図2はトランスポートユニットのブロック図を示している。トランスポートユニットは、クロック選択回路213及び227、データパスマルチプレクサ211、制御ロジックブロック215、中継データレジスタ212、新クロック生成ブロック214、3つの遅延ブロック228、229、230、並びに2つの選択的調整可能遅延ブロック218及び219から成る。グローバルユニットクロックである1つのシステムクロック入力信号208がある。このシステムクロック入力208はすべてのトランスポートユニットに供給される。図3は、4重の時間多重化を有するトランスポートユニット信号のいくつかについての信号タイミング図の一例を示している。
図3において、Dp0〜Dp3と、Dp2_last、Dp3_last、Dp0_nextと、Dsendと、Dsend_last、Dsend_nextとを含む。Dp0〜Dp3はデータが送信されるときの昇順による前のポートからのデータである。Dp2_lastは最後のグローバルユニットクロックサイクルからのDp2であり、Dp3_lastは最後のグローバルユニットクロックサイクルからのDp3であり、Dp0_nextは次のグローバルユニットクロックサイクルのDp0である。Dsendはこのトランスポートユニットから次のユニットへ送信されるデータである。Dsend_lastは最後のグローバルユニットクロックサイクルからのDsendデータであり、Dsend_nextは次のグローバルユニットクロックサイクルの次のグローバルユニットクロックサイクルのDsendデータである。
2つの隣り合ったトランスポートユニット間には、データ及び自己タイミングクロックの2つのタイプの信号がある。信号202は次のユニットへのデータであり、信号202が次にユニットに到着したとき、この信号202は、前のユニットからのデータである信号201になる。同様に、次のユニットへのクロックである信号207は、この信号207が次のユニットに到着したとき、前のユニットからのクロックである信号204になる。データはマルチビットペイロードで供給される。自己タイミングクロックはM個のインスタンスを有する。ここで、Mはユニットが1つのグローバルユニットクロックサイクル内で行う中継の数である。クロックエッジは、信号208の立ち上がりエッジ又は立ち下がりエッジとして定義され、それらのいずれか一方を、トランスポートユニットのグローバルクロックイベントとして使用することができる。
1つのクロックサイクルは、選択されたタイプのクロックエッジ(立ち上がり又は立ち下がり)の2つの連続したものの間の時間として定義される。任意の所与の時刻においても、自己タイミングクロックのM個のインスタンスの中からの1つのみがアクティブである。自己タイミングクロックは、Mビット回転シフトレジスタを通じて、新クロック生成ブロックであるブロック214によって生成される。ブロック214内のシフトレジスタは、システムリセットイベント中に信号232を使用して2M−1にリセットされる。その後、ブロック214内のシフトレジスタは、中継クロック信号203のクロックエッジ毎にシフトを行う。214からのシフトレジスタ出力は信号207として送出される。
自己タイミングクロック選択回路227は、信号204の遅延バージョンである信号221から現在アクティブな自己タイミングクロックを選択するのに使用される。この選択は信号231の遅延バージョンにより行われる。信号231は制御ロジックブロック215によって送出される。選択された自己タイミングクロックは、その後、データクロックである信号225になる。データクロック225はブロック215へ送信される。ブロック215には、回転シフトレジスタがある。この回転シフトレジスタは、システムリセットイベント中に1にリセットされ、データクロック信号225によってクロック制御される。シフトレジスタ出力は信号231として送出される。この信号231の遅延バージョンは信号221とAND処理され、その出力は次にOR処理されて、自己タイミングクロック選択出力信号225が生成される。
シフトレジスタは、信号225のクロックエッジにおいて更新され、したがって、信号221は更新されるので、遅延ユニット228によって指定されるような異なる遅延量を使用することによって、信号225の「オン」時刻を調整することができる。その結果、信号221は、次のアクティブな自己タイミングクロックをキューにおいて選択する。該次のアクティブな自己タイミングクロックは、選択更新時には「オフ」であり、それによって、信号225をオフにする。信号225の「オフ」時刻は、選択されたアクティブなクロックのクロックエッジのタイミングによって決まる。この設計は、信号225によって駆動されるシフトレジスタの状態変化を観察することによって信号225の必要とされる「オン」時刻を自己追跡(self-track)する。ブロック228によって追加される遅延は、最小「オン」時刻信号225にマージンを追加し、その結果、信号225は、該信号225によって駆動されるフリップフロップからのロバスト動作要件を満たす。
信号225と信号208の遅延バージョンとは、信号226の遅延バージョンすなわちブロック215からの中継信号226のエンドの遅延バージョンにより、多重ブロック213により選択される。ブロック213の出力は、遅延クロック信号である信号203になる。遅延要素229は、グローバルユニットクロック信号208とブロック213の入力との間に追加されて、新たなデータがグローバルユニットクロック信号208のポート又はロジックコアから到来したときに、中継データレジスタ212における十分なセットアップ時間を可能にしている。図3は、これらの信号の遅延を示している。信号208の遅延バージョンが選択されたとき、信号203の「オン」タイムも、中継信号226のエンドの状態変化を通じて自己追跡される。中継信号226は、中継クロック信号203によって駆動される。遅延要素230は、回路をロバストにするために信号203の「オン」タイムにマージンを加算する。
制御ロジックブロック215は、トランスポートユニットのタイミング及びデータフローを制御する。制御ロジックブロック215は、適切な時に、選択信号205を多重ブロック211へ送信し、前のユニットからのデータである信号201の遅延バージョンである信号220及び送信されるデータである信号206の一方を選択し、選択された信号を内部データバス209に接続する。タイミングの一例が図3に示されている。信号206(送信すべきデータ)が選択される場合、新たなデータがバスにロードされ、そうでない場合、前のユニットからのデータが転送され、中継器212用に準備される。
バス209上のデータは、中継クロック信号203によって統制されるように、クロック制御されて、中継データレジスタ212内に入る。中継データレジスタ212の出力は、次のユニット信号202へのデータとなる。信号201を有する次のユニットにおける保持時間の違反を回避するために、トランスポートユニットの設計は、オプションとして、調整可能な遅延ブロック218を含む。この調整可能な遅延ブロック218は、適切な保持時間を保証するために、所与の設計における回路遅延が十分長くないときに挿入することができる。制御ロジック215は、このユニットに宛てられたデータが到着したときに、(データクロック225に同期された)適切な時に信号220からのデータの取得も行う。選択された自己タイミングクロックが早く来すぎて、十分なセットアップ時間を保証することができない場合に、データ取得の適切なセットアップ時間を保証するために、セレクタブロック213の前にオプションの調整可能な遅延ブロック219を信号204に適用することができる。
バスに配信されるロード(及びバスから取り出されるキャプチャ(取得))のタイミングは、プログラミング可能とすることができ、又は該タイミングをハードウェアに組み込むことができる。制御ロジック215は、一組のカウンタすなわちシフトレジスタを含む。カウンタすなわちシフトレジスタは、グローバルユニットクロック208によりリセットされる。ロード及びキャプチャのタイミングは、一実施形態では、カウンタ状態と比較されるカウンタ値として表されるか、又はシフトレジスタの内容に従って検索される一組のレジスタビットとして表される。カウンタ/シフトレジスタのクロックは、中継クロック信号203である。
上記したメカニズムは、中継信号226のエンドを生成するためにも使用することもできる。信号226は、システムリセットの際にアサートされるようにリセットされる。図3は、信号208のクロックエッジの後の最初の中継クロックエッジ203においてデータをバスにどのようにロードするのかの一例を示している。データキャプチャは、4番目の中継クロックエッジ203においてイネーブルされ、4番目のデータクロックエッジ226においてキャプチャ(取得)される。最後に、中継信号226のエンドも4番目の中継クロックエッジ203において設定される。パイプラインアーキテクチャをこの設計に適用することができる。例えば、信号205を信号206よりも1ローカルクロック早く生成することができ、信号206をクロック制御して中継レジスタ212に入れることができる。図3はその一例を示している。
ブロック215は、送信データレジスタ216、受信データレジスタ217、及び制御レジスタ224の3つのレジスタセットも含む。送信レジスタ216は、バス上にロードされるデータを供給し、受信レジスタ217は、バスからキャプチャされるデータを記憶する1レベルのFIFOである。制御レジスタ224は制御情報を含む。制御レジスタ224は、大部分がコンフィギュレーションレジスタであり、たとえば、信号222及び223を駆動する調整可能な遅延設定、ロード及びキャプチャのタイミングを制御するフロー制御レジスタ等である。これらのレジスタは、対応するポートロジック素子、又はポート通信チャネル210を通じてそれらのレジスタと通信するホストによって設定され又は読み出される。
このセクションで先に説明したように、信号202がローカルクロック時にラッチされるとき、次のユニット信号207への新たなクロックがブロック214によって同時に生成される。データバスの全体的な幅が大きすぎる場合には、このセクションで説明したようなトランスポートユニットを、各コピーが限られたデータバス幅を有する複数のコピーとして実現することができる。
ウェイブ-フロント中継(Wave-Front Relay)
デイジーチェーンループに沿った各トランスポートユニットは、グローバルユニットクロックエッジにおいてデータ及び同期ビット(又は複数の同期ビット)の送信を開始する。各ユニットは、2つのポート間のワイヤ遅延を含めて、ループフロー方向に従った前のポートからデータ及びクロック、より一般的な用語を使用すると自己タイミング情報を受信する。各ユニットは、その後、調整可能な遅延を用いて、受信された同期ビットから中継クロックを回復して生成する。再生成されたローカル中継クロックは、その後、受信データのクロック制御を行い、同時に新たな同期ビットを生成して、リングの次のポートへ送信する。この設計によって、送信されるデータ及び同期ビットを次のポートへ中継することが可能になると共に、各トランスポートユニットにおいて再同期することが可能になる。この遅延プロセスはデータがその宛先に達するまで続く。いくつかの実施形態では、すべての中継プロセスは、1つのグローバルクロックサイクル内で終了される。上記プロセスは、その後、グローバルユニットクロックサイクル毎に繰り返される。
中継プロセスの一例が図4のA〜Dに示されている。ここで、
N=ポイントツーポイント通信システムのポート数
T=バス上のタイムスロット数
=簡単にするためにこの実施形態では(N−1)
(s,d)=送信元ポートsから宛先ポートdへのデータ
F((s,d))=送信元ポートと宛先ポートとの間の距離
=(d−1)mod(N)
t∈(0,1,...,T−1)=タイムスロット
である。
この例では、0〜8のラベルが付けられて番号付きの円として示された9つのトランスポートユニットがある。しかしながら、これよりも多くの数又は少ない数のトランスポートユニットが存在することもできることが理解されるであろう。サイクルを開始するために、すべてのポート(トランスポートユニット)が、時計方向に4ポート離れている相手方のポートへデータを同時に送信する。このステップは、データが3つの中継ステージの後の宛先ポートに到着したときに終了する。図4のAでは、(システムクロックに同期された)t=0であり、データは送信元ポートから出発する。図4に示すように、各所与の時刻におけるデータは、(送信元ポート、宛先ポート)という表記を用いて2つのポート間の途中に示されている。図4のBでは、t=1であり、データは送信中である。図4のCでは、t=2であり、データはまだ送信中である。図4のDでは、t=3であり、データは宛先ポートに到着する。
ポイントツーポイント(P2P)相互接続
上述したように、Wを或るポートから他の或るポートへ送信される情報のビット数とし、Wがポートのすべてにわたって同じであると仮定すると、N個のポート間のポイントツーポイント相互接続には、N*(N−1)*W本の接続が必要とされる。本明細書で提案されるTDMバスを使用すると、必要とされるワイヤ相互接続数は大幅に削減される。この削減を達成する1つの方法は、N個のポートを相互に接続するN−1本の別々のデイジーチェーンを確立することである。各デイジーチェーンはW+nビット幅である。ここで、nはデイジーチェーンごとに使用される同期ビット数である。各デイジーチェーンの機能は以下の表1に列挙されている。この実施形態では、各宛先ポートと各送信元ポートとの間の距離は、そのチェーンにおけるポートのすべてについて同じである。
Figure 2012509612
直接的P2P接続を上回る接続数節減
上記と同じ仮定を使用すると、直接的ポイントツーポイント接続の接続数はN*(N−1)*W本である。TDMポイントツーポイント接続の接続数は、表1が示すように(N−1)*(W+n)本として計算することができる。したがって、「ワイヤの節減」は、
(TDMバスを用いたP2P接続数)/(直接的P2P接続数)
=(W+n)/(W×N)
≒1/N (ただし、n≪Wの場合)
として計算される。
相互接続の全接続長で測定される、直接的P2P接続を上回る削減はここでは計算されていない。その理由は、全接続長が実際のポートのロケーション及び配線計画に大きく依存するからである。TDM P2P接続の全接続長は、ポート対ポート配線距離lが定数であると仮定して、以下に与えられるように計算することができる。
全長L=(N−1)×(W+n)×l
さらなる最適化によるTDMバス数の削減
表1は、TDMバスを使用してP2P接続を確立する単純な方法を示しており、直接的P2P接続を比較して接続数が大幅に削減されることを示している。接続数は、バスタイムシェアリングによってさらに約半分に削減することができる。この実施形態では、送信元ポートから遠く離れたポート宛先を有するデータについて指定されたチェーンを、送信元ポートにより近いデータ宛先のチェーンとペアにすることができる。以下の表2は、1つのバスを共有するチェーンペアの2つの実施形態を示している。総チェーン数は、Nが奇数であるか偶数であるか及び使用されるペアリング方式に応じて、N−1本から、(N−1)/2とN/2+1本との間のいずれかの本数に削減される。相互接続の総数を削減するために使用することができる本発明の範囲内に含まれる他のシェアリング方式があることが理解されるであろう。
Figure 2012509612
図5は、図4について上記で提供したような用語の同じ定義を用いて、タイムシェアの実施形態内で中継プロセスがどのように機能するのかを示している。この例はN=9を有し、f=3の第1のステップの宛先及びf=1の第2のステップの宛先を有する。図5のAでは、(システムクロックに同期された)t=0であり、データは送信元ポートから出発する。図5のBでは、t=1であり、データは送信中である。図5のCでは、t=2であり、データはf=3の宛先ポートに到着する。ここで、データは、f=1について新しく計画される。図5のDでは、t=3であり、データはf=1の宛先ポートに到着する。
タイムシェアの実施を容易にするために、(図2に示すような)トランスポートユニット制御ブロック215に変更を行うことができる。たとえば、制御ロジックが単一のグローバルユニットクロックサイクル内で2回以上、適切なタイミングにおいてロード及びキャプチャを行うことができるように制御ロジックを変更することができる。それに応じて、レジスタ216及び217の容量を、選ばれたタイムシェア方式に従って増加させることができ、適切な順序で適切なストレージレジスタを用いてロード及びキャプチャを動作させることができる。
双方向TDMバスによるシステム性能の改善
いくつかの用途では、提案されたTDMバスの最悪の場合の遅延が長くなりすぎて、相互接続の速度要件を満たすことができない恐れがある。この最悪の場合の遅延は、N−1個の中継ステージを通過する結果として生じる。多数の中継ステージを有するチェーンに双方向TDMバスを使用することによって、最悪の場合の中継ステージ数をN−1個から、Nが奇数であるときは(N−1)/2個に、Nが偶数であるときはN/2個に削減することができる。表3は、このような双方向TDMバスの一例を提供している。
Figure 2012509612
前のセクションで説明したバスタイムシェアリング技法を双方向TDMバスにも適用して接続数を削減することができることが理解されるであろう。
ポートアーキテクチャ
次に図6を参照して、Nポートスイッチアーキテクチャの一部の一実施形態が示されている。この実施形態では、各ポート100はM個のアービトレーション要求を取り扱うことができる。各アービトレーション要求は各ポート100に進み、これらのポート100の1つが図6に示されている。したがって、各ポート100にはM*N個のアービトレーション要求があり、N個のポート100のすべての場合にはM*N*N個の総アービトレーション要求がある。N個のポート100は、図1Bに示すような双方向デイジーチェーンとして接続することもできるし、図1Aに示すような一方向デイジーチェーンループ又はリングで接続することもできる。図6に示す実施形態では、デイジーチェーンは、ポート0がポート1へ物理ワイヤを介してアービトレーション要求を送信し、ポート1がポート2へ送信し、以下同様に送信するような一方向リングとして構成される。ポート0はポートN−1からアービトレーション要求を直接受信する。
各ポート100は、チップクロック110から受信する信号よりもK倍高い周波数で動作するクロックジェネレータ102を含む。ポート100は、シフトレジスタからなるM個のバンク104も有する。これらのM個のバンクのそれぞれは、N個のシフトレジスタを有し、これらのN個のシフトレジスタは一時記憶に使用される。ポート100はアービトレーション要求レジスタ106も含む。
各アービトレーション要求は、N個のシフトレジスタからなるバンク104の1つに関連付けられる。N個のシフトレジスタからなる適切なバンク104における各レジスタはN個のポート100の1つから来る要求を記憶する。シフトレジスタからなる適切なバンク104内の或るレジスタから別のレジスタへアービトレーション要求をシフトすることによって、N個のシフトレジスタは、ポート100のすべてからの対応するアービトレーション要求を含む。図6に示すように、信号ArbReq0、ArbReq1、…ArbReqM−1は、アービトレーションユニットから生成されるアービトレーション要求である。これらのアービトレーション要求は、アービトレーション用のN個のポート100に進む。
ロードデータ(LD)信号がアサートされたとき、要求は、チップクロック110信号の立ち上がりエッジにおいて、シフトレジスタからなる適切なバンク104のReg0内にロードされる。制御ブロック108は、N個のシフトレジスタからなるすべてのバンク104のレジスタReg0にロードデータ信号を出力し、リング構造内へのアービトレーション要求のロードを起動する。ロードデータ信号はクロックジェネレータ102が無効にされるときにアサートされる。これはチップクロック110信号がローであるときに起こる。その後、ロードデータ信号はNCLK信号の立ち上がりエッジ後にデアサートされる。
Rqtin0、Rqtin1、…、RqtinM−1は、前のポート100から受信されるM個のリング信号であり、N個のシフトレジスタからなるM個のバンク104のそれぞれのレジスタReg0の入力に送られる。Reg0の出力(Rqt0_out0、Rqt1_out0、…RqtM−1_out0)は、リング又はチェーンの次のポート100の入力Rqtin0、Rqtin1、…RqtinM−1へ送られる。
ArbReq0、ArbReq1、…ArbReqM−1がレジスタ内にロードされた後、Rqt0_out0信号、Rqt1_out0信号、…RqtM−1_out0信号は、クロックジェネレータ102からの最初のクロック信号後の対応するポート100のアービトレーション要求0を含む。クロックジェネレータ102は、チップクロック110信号の立ち上がりエッジで有効にされ、制御ユニット108の内部カウンタが所定のクロックサイクル数に達するまで引き続き有効にされる。クロックジェネレータ102が無効にされたとき、それ以上のクロック信号は生成されず、クロック信号NCLKはチップクロック110信号の次の立ち上がりエッジまでローのままにされる。クロックジェネレータ102がチップクロック110のN倍の周波数(K=N)を有するクロック信号を生成するとき、制御ユニット108の内部カウンタは、該カウンタがNにカウントし、各ポート100からのアービトレーション要求が所望のポート100にシフトされたとき、クロックジェネレータ102を無効にする。
これは1つのチップクロック110サイクルのみで成し遂げられるので、オペレーションのレイテンシは1である。同様に、これは、制御ユニット108を変更することによってK=N/2又はK=N/4等であるときにも成し遂げることができる。唯一の相違は、アービトレーション要求が所望のポート100に進むのに2つのチップクロック110サイクル又は4つのチップクロック110サイクルを要するということである。NCLK信号の立ち上がりエッジにおいて、各ポート100は、Reg0において、リングの前のポート100からのアービトレーション要求を受信する。これらのアービトレーション要求は、次のクロックサイクルでN個のシフトレジスタからなるバンク104のそれぞれのReg1に進む。Req1の出力は次のサイクルでReg2に進み、以下同様に動作する。
N個のシフトレジスタからなるバンク104の出力は、アービトレーション要求レジスタ106に進み、チップクロック110信号の次の立ち上がりにおいてラッチされる。N個のシフトレジスタからなるバンク104はM個存在するので、アービトレーション要求レジスタからなるバンク110はM個存在する。アービトレーション要求レジスタからなるM個のバンク110の出力はアービトレーションユニットに進み、ポート100間の接続を決定する。図7は、(K=N)のときに、N個のシフトレジスタ0がチップクロックサイクルの終了時にN個のポート100のいずれかからのアービトレーション要求0をどのように収容するのかについてのタイミング図を示している。ここで、下付き文字はポート100の番号を示す。
要約
このように、本発明のさまざまな実施形態は、ウェイブ-フロント中継自己タイミング技法を使用したポイントツーポイントTDMバス、トランスポートユニットの新しい設計、TDMバスタイムシェア技法、及び双方向TDMバスを新たに説明している。
本明細書で説明したP2P TDMバスは、直接的リンクポイントツーポイントトポロジと比較して、ポート間に必要とされる接続数を大幅に削減する。具体的には、P2P TDMバスはO(N)の接続を使用する一方、直接的P2PリンクバスはO(N)の接続を必要とする。さらに、P2P TDMバスは、P2P接続に必要とされる全体的な配線面積も大幅に削減する。P2P TDMバスは、相互接続数を少なくすることと引き換えにワイヤの幅及びピッチを増加させることによってワイヤ遅延の影響を削減することができる。本明細書で説明したP2P TDMバスは、ワイヤ負荷が削減されたことに起因して、相互接続の電力浪費も削減する。
本明細書で説明したウェイブ-フロント中継自己タイミング技法は、P2P TDMバスに非常に効果的な技法である。グローバルユニットクロックサイクルごとに、接続されたP2Pネットワーク上のすべてのポートが、データ及び自己タイミング情報をチェーンの下流の次のポートへ送信することによって始動する。一方で、すべてのポートはチェーンにおける前のポートからデータ及び自己タイミング情報を受信する準備ができている。各ポートは、自己タイミング情報を使用して再同期を行い、その後、データを中継し、中継されたデータと共に新たな自己タイミング情報を生成し、チェーンの下流の次のポートへ送信する。各ポートは、入来する自己タイミング情報からクロック信号を抽出し、その際に、各ポートにおいて高速(倍数クロックレート(multiple clock rate))のクロックを用いる必要性を取り除く。
本明細書で説明したウェイブ-フロント中継自己タイミング技法は、ローカル高周波数クロックジェネレータによって課せられる整合要件も削減し、同期された中継に使用されるポートに沿ったあらゆるデータ/クロックの不整合の蓄積も取り除く。また、ウェイブ-フロント中継自己タイミング技法は、中継プロセスを1つのグローバルユニットクロックサイクルにのみ制限し、グローバルクロックエッジにおいて中継プロセスのすべてを再同期する。これによって、或る中継プロセスから次の中継プロセスへのパスの不整合の蓄積が防止される。加えて、ウェイブ-フロント中継自己タイミング技法は、中継遅延が通常ローカル高周波クロック周期よりも小さいので、デイジーチェーン性能を増加させる。
本設計のトランスポートユニットは、同期検出、ローカルクロック生成、データパスロード機能及びデータパスキャプチャ機能、並びにデータ/同期ビット(複数可)再同期を特徴とする。これらのすべてによって、ウェイブ-フロント中継自己タイミング技法は可能になる。さらに、本明細書で説明したようなトランスポートユニットの設計は、ユニットクロックと中継クロックの開始との間に遅延が追加されることを特徴とする。これによって、同じユニットクロックサイクルデータをバス上で使用することが可能になり、余分なクロックサイクルレイテンシーも余分な記憶も回避される。トランスポートユニットは、オプションの調整可能な遅延をデータパス及び同期パス上に含み、これによって、保持時間、及び中継を別々に調整するためのセットアップ時間が可能になる。加えて、トランスポートユニットは、データ中継及びデータキャプチャ用の別々のローカルクロックを有し、これによって、データキャプチャオペレーションが完了するのにより多くの時間が可能になり、したがって、ユニットクロックサイクルがトランスポート用にフルに使用されるように最大化される。これによっても、より高速の性能が可能になる。
上述したように、本明細書で説明したTDMバスタイムシェア技法によって、P2P TDM相互接続数が約半分に削減される一方、双方向設計によってもP2P TDMバスシステム性能が2倍になる。
代替的な実施形態では、P2P TDMバスは、ブロードキャストの有無に関わらずクロスバーの用途用に単純化及び変更される。P2P TDMバスは、マルチステージ相互接続用にカスケード又はブリッジすることもできる。レイテンシが高速システムで認められる場合、グローバルユニットクロック速度をマルチシステムクロックサイクルに低減することができ、スループット要件を満たすためにバスをそれに応じて広くすることができる。
本発明の好ましい実施形態の上記説明は、例示及び説明の目的で提示されたものである。網羅的であることも、開示したその正確な形態に本発明を限定することも意図されていない。上記教示に鑑み、自明の変更又は変形が可能である。実施形態は、本発明の原理及びその実用的な用途の最良の例示を提供し、それによって、当業者が、本発明をさまざまな実施形態でさまざまな変更と共に、検討した特定の使用に適するように利用することを可能にする目的で選ばれて説明されている。このようなすべての変更及び変形は、添付の特許請求の範囲が適正かつ合法的で公正に権利を有する範囲に従って解釈されたときに、添付の特許請求の範囲によって規定される本発明の範囲内にある。

Claims (24)

  1. 集積回路の通信バス上のトランスポートユニット間でデータ及びタイミング情報を含む信号を送信する方法であって、
    前記バス上のすべてのトランスポートユニットのクロックトリガを生成するステップであって、それによって、前記トランスポートユニットの各先行トランスポートユニットを起動して、前記トランスポートユニットの隣接する後続トランスポートユニットへ、前記トランスポートユニットのそれぞれにおいて共通の時点で起動されるウェイブ-フロントで、前記信号の送信を開始する、ステップと、
    前記トランスポートユニットのすべてにおいて、自身が前記先行トランスポートユニットから前記信号として受信する前記データ及び前記タイミング情報の少なくとも一方に、タイミング調整を適用するステップであって、(1)前記先行トランスポートユニットからの前記データをキャプチャすること、(2)前記先行トランスポートユニットから前記後続トランスポートユニットへ前記通信バス上で前記データを変更することなく中継すること、及び(3)前記通信バスへ新たなデータをロードすること、の少なくとも1つに、後続のウェイブーフロントにおける更新されたタイミング情報を用いて、タイミング調整を適用するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 請求項1記載の方法において、前記通信バスはクロスバー通信バスであることを特徴とする方法。
  3. 請求項1記載の方法において、該方法はさらに、1つのグローバルユニットクロックサイクルが完了するまで前記ウェイブ-フロントを伝播するステップと、その後、次のグローバルユニットクロックサイクルと共に前記ウェイブ-フロントを再開するステップとを含むことを特徴とする方法。
  4. 請求項1記載の方法において、該方法はさらに、前記データが、意図されたトランスポートユニットに達するまで、前記ウェイブ-フロントを伝播するステップを含むことを特徴とする方法。
  5. 請求項1記載の方法において、前記タイミング調整はパス遅延調整であることを特徴とする方法。
  6. 請求項1記載の方法において、すべてのトランスポートユニットのクロックトリガを生成するステップは、すべてのトランスポートユニットに対してグローバルユニットクロック信号を送信することによって実行されることを特徴とする方法。
  7. 請求項1記載の方法において、すべてのトランスポートユニットのクロックトリガを生成するステップは、前記トランスポートユニットに対してグローバルユニットクロック信号を送信し、1つのグローバルユニットクロック信号について複数のクロックトリガを生成することによって実行されることを特徴とする方法。
  8. 請求項1記載の方法において、すべてのトランスポートユニットのクロックトリガを生成するステップは、前記トランスポートユニットの各々に配置された内部クロックによって実行されることを特徴とする方法。
  9. 請求項1記載の方法において、前記トランスポートユニットのいずれも、独立した内部クロックを有しないことを特徴とする方法。
  10. 請求項1記載の方法において、前記先行トランスポートユニットのそれぞれから送信される前記データのすべては、グローバルユニットの1クロックサイクル内に前記後続トランスポートユニットのそれぞれに達するよう構成されていることを特徴とする方法。
  11. 請求項1記載の方法において、前記通信バスは時分割多重化バスであることを特徴とする方法。
  12. 請求項1記載の方法において、前記データに適用される前記タイミング調整は、前記タイミング情報に適用される前記タイミング調整とは異なっていることを特徴とする方法。
  13. 請求項1記載の方法において、前記データ及び前記タイミング情報は前記信号で同時に送信されることを特徴とする方法。
  14. 請求項1記載の方法において、複数のクロック信号のうちの選択されたものが、前記トランスポートユニットにおいて前記タイミング情報に適用されることを特徴とする方法。
  15. 請求項1記載の方法において、複数のクロック信号のうちの選択されたものがシフトレジスタを用いて作成されることを特徴とする方法。
  16. 請求項1記載の方法において、複数のクロック信号のうちの選択されたものが、クロック信号の数と同数のビット数を有する選択信号を用いて選択され、該選択信号は該クロック信号毎に1ビットを有していることを特徴とする方法。
  17. 請求項1記載の方法において、現在のグローバルクロックエッジが適用された後、選択信号が複数のクロック信号の1つを選択することを特徴とする方法。
  18. 請求項1記載の方法において、別々のクロック信号がデータ中継オペレーション及びデータキャプチャオペレーションに使用され、より多くの時間がデータキャプチャの動作に認められていることを特徴とする方法。
  19. 請求項1記載の方法において、前記通信バスは双方向バスであることを特徴とする方法。
  20. 信号バス用のトランスポートユニットであって、
    入力データを受信するデータ入力と、
    相対クロック信号を受信する相対クロック入力と、
    グローバルクロック信号を受信するグローバルクロック入力と、
    出力データを提供するデータ出力と、
    出力クロック信号を提供するクロック出力と、
    通信ポートと、
    制御ロジックであって、
    前記相対クロック信号及び前記グローバルクロック信号の一方を中継クロック信号として使用するために選択し、該中継クロック信号は、前記出力データの前記提供を行うと共に前記出力クロック信号を生成するのに使用され、
    前記トランスポートユニットに宛てられた前記入力データを受信し、
    新たなデータを前記通信ポート上で受信し、
    前記出力データとして提供される前記入力データ及び前記新たなデータの一方を選択し、
    前記トランスポートユニットに宛てられた前記入力データを前記通信ポート上に提供し、
    前記通信ポート上で命令を受信する
    よう動作する制御ロジックと
    を備えることを特徴とするトランスポートユニット。
  21. 請求項20記載のトランスポートユニットにおいて、該ユニットはさらに、前記制御ロジックの制御の下で前記相対クロック信号に可変遅延を選択的に適用する遅延ユニットを備えることを特徴とするトランスポートユニット。
  22. 請求項20記載のトランスポートユニットにおいて、該ユニットはさらに、前記制御ロジックの制御の下で前記入力データに可変遅延を選択的に適用する遅延ユニットを備えることを特徴とするトランスポートユニット。
  23. 請求項20記載のトランスポートユニットにおいて、前記出力データ及び前記出力クロック信号は同時に提供されることを特徴とするトランスポートユニット。
  24. 請求項20記載のトランスポートユニットにおいて、共通のクロック信号で、前記入力データが受信され、かつ前記出力データが提供されることを特徴とするトランスポートユニット。
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