JP4503565B2 - 伝送送信装置、伝送受信装置、伝送信号送信方法、および伝送信号受信方法 - Google Patents

伝送送信装置、伝送受信装置、伝送信号送信方法、および伝送信号受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線受信信号および無線送信信号のデータ量を低減して伝送ネットワークで伝送することができる、伝送送信装置、伝送受信装置、伝送信号送信方法、および伝送信号受信方法に関する。
複数の無線局を要するシステムを効率的に構成するため、特許文献1に示されているような、親局装置においてデータを一括して変調し、変調信号を無線信号伝送装置により各無線局に伝送して無線信号として送信し、子局装置が受信した無線信号を無線信号伝送装置により親局装置に伝送して、データを一括して復調するものがある。
無線信号伝送装置及び無線装置として、例えば、図19に示す従来例の子局装置2−1は、アンテナ2−4と、入力増幅器2−5と、周波数変換回路(ダウンコンバータ)2−6と、A/D変換回路2−7と、伝送フレーム生成回路2−8と、光送信回路2−9と、出力増幅器2−10と、周波数変換回路(アップコンバータ)2−11と、D/A変換回路2−12と、伝送フレーム分解回路2−13と、光受信回路2−14を有して構成されている。
そして、子局装置2−1において、アンテナ2−4で受信した無線信号を上りの光信号に変換して、親局2−2に転送すると共に、親局2−2から送信された下りの光信号を無線信号に変換して、アンテナ2−4から送信する機能をもつものである。ここで、上り方向は子局から親局への信号の流れ方向を示し、下り方向は親局から子局への信号の流れる方向を示している。入力増幅器2−5は、アンテナ2−4により受信された無線信号を増幅し、周波数変換回路2−6(ダウンコンバータ)へ出力する。そして、周波数変換回路2−6は、上記増幅された無線信号が使用するスペクトル帯域を選択し、選択された全帯域を次段の処理に適した中間周波数帯、もしくはベースバンド帯に周波数変換する。A/D変換回路2−7は、周波数変換後の無線信号を、その全帯域において一括してデジタル信号に変換する。
このとき、A/D変換回路2−7は、A/D変換前のアナログ信号の段階において、周波数変換された無線信号から、変換回路のナイキスト帯域幅を超える周波数の信号成分を除去、すなわち、サンプリング不能の周波数成分を除去するフィルタリングを行う。伝送フレーム生成回路2−8は、A/D変換後のデジタル信号を、子局装置2−1と親局装置2−2との間における光通信プロトコルに合わせ、伝送フレーム上へのマッピング、及び伝送路符号化が行われる。そして、光送信回路2−9は、上記デジタル信号を光信号に変換し、この光信号は、光伝送路2−3を介して、親局装置2−2へ転送される(送信される)。
また、光受信回路2−14は、上記光伝送路2−3を介して、親局装置2−2から転送(送信)された下りの光信号を光電気変換し、すなわち、光信号をデジタル信号の伝送フレームに変換する。そして、伝送フレーム分解回路2−13は、上記伝送フレームから所要のデジタル主信号を抽出して取り出す。また、D/A変換回路2−12は、上記抽出されたデジタル主信号を、アナログ信号へと変換する。このとき、D/A変換回路2−12は、アナログ信号へ変換した後、このアナログ信号から、無線信号として所要の帯域幅を超える周波数の信号成分を除去するフィルタリングを行う。周波数変換回路(アップコンバータ) 2−11は、上述したように得られたアナログ信号を、無線送信周波数帯に周波数変換する。そして、出力増幅器2−10によって所要の送信電力に増幅された後、アンテナ2−4から無線信号として送出(放射)される。以上のように、子局装置2−1は、アンテナ2−4を介して受信する無線信号の占有帯域を、デジタル信号に変換して、親局装置2−2へ、と光伝送するとともに、親局装置2−2から光伝送されたデジタル信号を、アナログ無線信号に変換して、アンテナ2−4から送信する機能を有している。
一方、親局装置2−2は、光受信回路2−15と、光送信回路2−16と、伝送制御回路2−17と、信号処理回路2−18と、伝送路インタフェース回路2−19を有して構成され、光伝送路2−3を介して子局装置2−1との間で送受信する信号を終端し、使用する無線プロトコルの処理に応じた伝送制御、信号処理、プロトコル終端を行い、かつ、伝送路2−21を介して移動体交換機2−20との間の通信を実現するものである。
光受信回路2−15は、光伝送路2−3を介して、子局装置2−1から転送された上りの光信号を光電気変換して、デジタル信号を出力する。伝送制御回路2−17は、上記デジタル信号からなる伝送フレームを分解して、デジタル主信号を抽出し取り出す。また、伝送制御回路2−17は、親局装置2−2から子局装置2−1への下り光信号となる伝送フレームを生成する。光送信回路2−16は、上記伝送フレームのデジタル信号を、光信号に変換して、下り光信号として子局装置2−1へ伝送(送信)される。伝送制御回路2−17においては、以上のような伝送フレームの生成/分解を行うと共に、伝送路の網同期、及び光伝送路2−3の試験や監視、子局装置2−1の設定、管理等の制御機能が必要に応じて搭載される。信号処理回路2−18は、上記伝送制御回路2−17に接続される子局装置2−1との間で通信される主信号(伝送フレームに含まれる)を、デジタル信号のまま、使用する無線方式やプロトコルに応じた信号の復調、符号化/複号化、誤り検出/訂正、回線の終端/多重分離等の信号処理を行う。伝送路インタフェース回路2−19は、上記信号処理回路2−18に接続され、また、伝送路2−21を介して移動体交換機2−20に接続され、信号処理回路2−18と、移動体交換機2−20との間での信号の受け渡しを行うインタフェース機能を有する。
特開2004−312150号公報
無線装置のデジタル変復調回路は、性能の劣化を防止するため、無線信号の周波数帯域から、必要となる帯域以上のデジタル信号量を用いて変復調処理を行っている。このため、従来の無線信号伝送装置は、多量のデジタル信号を伝送する必要があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、その目的は、無線信号送受信回路から伝送ネットワークを介して無線変復調回路に送られる無線受信信号と、無線変復調回路から伝送ネットワークを介して無線信号送受信回路に送られる無線送信信号とを、伝送データ量を低減して伝送ネットワークで伝送することができる、伝送送信装置、伝送受信装置、伝送信号送信方法、および伝送信号受信方法を提供することにある。
本発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、本発明の伝送送信装置は、無線信号受信回路からA/D変換された無線受信信号、または無線信号変調回路からデジタル変調された無線送信信号を入力し、フレーム化して伝送ネットワークに送信する伝送送信装置において、前記無線受信信号または無線送信信号をフレーム化するためのフレーム化回路と、前記フレーム化回路によりフレーム化された信号をフーリエ変換するFFT回路と、前記FFT回路によりフーリエ変換された信号の各周波数成分の量子化ビット数を調整して量子化する量子化回路と、前記量子化回路により生成された量子化データを、各周波数成分の量子化ビット数の情報を含む量子化情報と共に前記伝送ネットワークに送信する伝送処理回路と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の伝送送信装置は、前記量子化回路において、前記無線受信信号または無線送信信号の信号帯域以外の周波数成分の量子化ビット数を0とするように構成されたことを特徴とする。
また、本発明の伝送送信装置は、前記量子化回路において、前記無線受信信号または無線送信信号の各周波数成分の信号レベルに基づいて量子化ビット数を設定することを特徴とする。
また、本発明の伝送送信装置は、前記量子化回路に信号の周波数成分の電力を測定する電力測定回路を設けると共に、前記量子化回路は、前記電力測定回路により得られた電力情報に基づいて量子化情報に含まれる量子化間隔を設定し、入力信号を量子化するように構成されたことを特徴とする。
また、本発明の伝送送信装置は、前記無線信号変調回路から、Mチャネル(M≧2)の無線送信信号に対してチャネルごとに変調操作を行なったM個のデジタル信号を入力し、各信号をそれぞれフレーム化するM個のフレーム化回路と、前記のフレーム化回路でフレーム化された信号のそれぞれをフーリエ変換するM個のFFT回路と、前記FFT回路でフーリエ変換された信号のそれぞれを量子化するM個の量子化回路と、前記量子化されたMチャネルの信号を周波数軸上に配置し多重化して前記伝送ネットワークに送信する伝送処理回路と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の伝送受信装置は、伝送ネットワークからフレーム化および各周波数成分ごとに量子化された無線受信信号または無線送信信号を受信し、フレーム解除したデジタル信号を無線信号復調回路または無線信号送信回路に出力する伝送受信装置において、前記伝送ネットワークから無線受信信号または無線送信信号の量子化データと、該量子化データの各周波数成分毎の量子化ビット数及び量子化間隔の情報を含む量子化情報とを受信する伝送処理回路と、前記伝送処理回路により受信した量子化データを、前記量子化情報を基に逆量子化を行う逆量子化回路と、前記逆量子化回路により逆量子化された信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換回路と、前記逆フーリエ変換された信号をフレーム解除し、該フレーム解除されたデジタル信号を前記無線信号復調回路または無線信号送信回路に出力するフレーム化解除回路と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の伝送受信装置は、前記伝送ネットワークから、Mチャネル(M≧2)の無線受信信号を一括してフーリエ変換し、量子化された量子化データを受信した場合に、前記量子化データを量子化情報に基づいて、周波数軸上で各チャネルの信号の再配置を行なった後に逆量子化を行う逆量子化回路と、前記逆量子化回路により逆量子化された後に、前記逆フーリエ変換回路により逆フーリエ変換された信号のフレームを解除し、該フレーム解除されたデジタル信号を前記無線信号復調回路に出力するフレーム解除回路と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の伝送受信装置は、前記伝送ネットワークから、Mチャネル(M≧2)の無線送信信号を一括してフーリエ変換し、量子化された量子化データを受信した場合に、前記量子化データを量子化情報に基づいて、周波数軸上で各チャネルの信号の再配置を行なった後に逆量子化を行う逆量子化回路と、前記逆量子化回路により逆量子化された後に、前記逆フーリエ変換回路により逆フーリエ変換された信号のフレームを解除し、該フレーム解除されたデジタル信号を前記無線信号送信回路に出力するフレーム解除回路と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の伝送受信装置は、前記伝送ネットワークから受信した信号が、Mチャネル(M≧2)の無線受信信号を一括してフーリエ変換し、量子化された量子化データである場合に、前記量子化データを逆量子化する前にチャネル分離するチャネル分離回路と、前記チャネル分離回路によりチャネルごとに信号を分離した後、各搬送波周波数が0になるように周波数軸上に配置することにより、チャネル毎に逆量子化を行うM個の逆量子化回路と、前記M個の逆量子化回路により逆量子化された信号のそれぞれを逆フーリエ変換するM個の逆フーリエ変換回路と、前記M個の逆フーリエ変換された信号のそれぞれをフレーム解除し、該フレーム解除されたデジタル信号を前記無線信号復調回路に出力するM個のフレーム解除回路と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の伝送受信装置は、前記伝送ネットワークから受信した信号が、Mチャネル(M≧2)の無線送信信号に対してチャネルごとに変調操作が行われ、それぞれがフレーム化され、フーリエ変換され、量子化された後に多重化して伝送されたものである場合に、前記受信信号中のMチャネルの信号を周波数軸上に配置し逆量子化を行なう逆量子化回路と、前記逆量子化回路で逆量子化された信号を一括して逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換回路と、前記逆フーリエ変換された信号をフレーム解除し、該フレーム解除されたデジタル信号を前記無線信号送信回路に出力するフレーム解除回路と、を備えることを特徴とする。
また、本発明の伝送信号送信方法は、無線信号受信回路からA/D変換された無線受信信号、または無線信号変調回路からデジタル変調された無線送信信号を入力し、フレーム化して伝送ネットワークに送信する伝送送信装置における伝送信号送信方法であって、前記無線受信信号または無線送信信号をフレーム化するためのフレーム化手順と、前記フレーム化手順によりフレーム化された信号をフーリエ変換するFFT手順と、前記FFT手順によりフーリエ変換された信号の各周波数成分の量子化ビット数を調整して量子化する量子化手順と、前記量子化手順により生成された量子化データを、各周波数成分の量子化ビット数及び量子化間隔の情報を含む量子化情報と共に前記伝送ネットワークに送信する伝送処理手順と、を含むことを特徴とする。
また、本発明の伝送信号受信方法は、伝送ネットワークからフレーム化および各周波数成分ごとに量子化された無線受信信号または無線送信信号を受信し、フレーム解除したデジタル信号を無線信号復調回路または無線信号送信回路に出力する伝送受信装置における伝送信号受信方法であって、前記伝送ネットワークから無線受信信号または無線送信信号の量子化データと、該量子化データの各周波数成分毎の量子化ビット数及び量子化間隔の情報を含む量子化情報とを受信する伝送処理手順と、前記伝送処理手順により受信した量子化データを、前記量子化情報を基に逆量子化を行う逆量子化手順と、前記逆量子化手順により逆量子化された信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換手順と、前記逆フーリエ変換された信号をフレーム解除し、該フレーム解除されたデジタル信号を前記無線信号復調回路または無線信号送信回路に出力するフレーム化解除手順と、を含むことを特徴とする。
本発明の伝送送信装置においては、無線信号受信回路から出力される無線受信信号、または無線信号変調回路から出力される無線送信信号を、フーリエ変換により周波数成分信号に変換し、量子化回路により、各周波数成分毎に量子化ビット数を調整して量子化するようにしたので、これにより、伝送ネットワークにおける伝送データ量を低減することが可能になる。
本発明の伝送送信装置においては、量子化回路において、信号帯域以外の成分の量子化ビット数を0とする。例えば、フィルタで遮断された周波数成分の量子化ビット数を0とし、送信フィルタ及び受信フィルタの通過周波数成分信号のみを選択するようにしたので、これにより、伝送ネットワークにおける伝送データ量を低減することが可能になる。
本発明の伝送送信装置においては、量子化回路において、各周波数成分の信号レベル(例えば、フィルタの周波数特性)に合わせて量子化ビット数を決定するようにしたので、これにより、伝送ネットワークにおける伝送データ量を低減することが可能になる。
本発明の伝送送信装置においては、電力測定回路において測定した無線信号の電力に合わせて量子化回路における量子化間隔を決定するようにしたので、これにより、無線信号の受信電力によらず一定の品質で量子化を行うことが可能となる。
本発明の伝送送信装置においては、無線信号変調回路から、Mチャネル(M≧2)の無線送信信号に対してチャネルごとに変調操作を行なったM個のデジタル信号を受信し、それぞれの信号に対し、フレーム化と、フーリエ変換と、量子化を行い、量子化されたMチャネルの信号を周波数軸上に配置し多重化して伝送ネットワークに送信するようにしたので、これにより、各チャネル毎に変調回路を独立させることができると共に、多重化された信号に対しても、伝送データ量を低減することが可能になる。
本発明の伝送受信装置においては、伝送ネットワークから量子化された無線受信信号または無線送信信号を受信し、受信した量子化データを、量子化情報を基に逆量子化を行い、また、逆量子化された信号を逆フーリエ変換し、逆フーリエ変換した信号をフレーム解除し、該フレーム解除したデジタル信号を無線信号復調回路または無線信号送信回路に出力するようにしたので、これにより、量子化データによる受信が可能になり、伝送ネットワークにおける伝送データ量を低減することが可能になる。
本発明の伝送受信装置においては、伝送ネットワークから、Mチャネル(M≧2)の無線受信信号を一括してフーリエ変換し、量子化された量子化データを受信した場合に、量子化データを量子化情報に基づいて、周波数軸上での各チャネルの信号の再配置を行なった後に逆量子化を行い、逆フーリエ変換してフレーム解除し、該フレーム解除したデジタル信号を無線信号復調回路に送信するようにしたので、これにより、伝送ネットワークにおける伝送データ量を低減する効果に加えて、無線受信信号の搬送波周波数を自由に配置することが可能になる。
本発明の伝送受信装置においては、伝送ネットワークから、Mチャネル(M≧2)の無線送信信号を一括してフーリエ変換し、量子化された量子化データを受信した場合に、量子化データを量子化情報に基づいて、周波数軸上での信号の再配置を行なった後に逆量子化を行い、逆フーリエ変換してフレーム解除し、該フレーム解除したデジタル信号を無線信号送信回路に送信するようにしたので、これにより、伝送ネットワークにおける伝送データ量を低減する効果に加えて、無線送信信号の搬送波周波数を自由に配置することが可能になる。
本発明の伝送受信装置においては、伝送ネットワークから受信した信号が、Mチャネル(M≧2)の無線受信信号を一括してフーリエ変換し、量子化された量子化データである場合に、量子化データを逆量子化する前にチャネル分離し、各搬送波周波数が0となるよう配置することにより、チャネル毎に逆量子化を行い、逆量子化された信号のそれぞれを逆フーリエ変換し、逆フーリエ変換された信号のそれぞれをフレーム解除し、該フレーム解除したデジタル信号のそれぞれを無線信号復調回路に送信するようにしたので、これにより、伝送ネットワークにおける伝送データ量を低減する効果に加えて、フレーム解除回路から各チャネルの直交したベースバンド信号が出力されるため、無線信号復調回路におけるチャネル分離フィルタ回路と直交復調回路が不要となる。
本発明の伝送受信装置においては、伝送ネットワークから受信した信号が、Mチャネル(M≧2)の無線送信信号に対してチャネルごとに変調操作が行われ、それぞれがフレーム化され、フーリエ変換され、量子化された後に多重化して伝送されたものである場合に、受信信号中のMチャネルの信号を周波数軸上に配置して逆量子化を行い、逆量子化の後に一括して逆フーリエ変換を行い、逆フーリエ変換した信号をフレーム解除し、該フレーム解除したデジタル信号を無線信号送信回路に送信するようにしたので、これにより、伝送ネットワークにおける伝送データ量を低減する効果に加えて、無線送信信号を送信する無線信号変調回路側では、各チャネル毎に変調回路を独立させることができる。
本発明の伝送信号送信方法においては、無線信号受信回路から出力される無線受信信号、または無線信号変調回路から出力される無線送信信号を、フーリエ変換により周波数成分信号に変換し、量子化回路により、各周波数成分毎に量子化ビット数を調整して量子化するようにしたので、これにより、伝送ネットワークにおける伝送データ量を低減することが可能になる。
本発明の伝送信号受信方法においては、伝送ネットワークから量子化された無線受信信号または無線送信信号を受信し、受信した量子化データを、量子化情報を基に逆量子化を行い、また、逆量子化された信号を逆フーリエ変換し、逆フーリエ変換された信号をフレーム解除し、該フレーム解除したデジタル信号を無線信号復調回路または無線信号送信回路に出力するようにしたので、これにより、量子化データの送受信が可能になり、伝送ネットワークにおける伝送データ量を低減することが可能になる。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態の構成例を示す図であり、本発明の伝送送信装置と伝送受信装置を用いた、無線信号伝送装置及び無線装置の構成例を示す図である。
図1に示す無線信号伝送装置及び無線装置は、無線信号送受信回路50と、無線信号伝送装置100と、有線伝送路(伝送ネットワーク)9、25と、無線信号伝送装置200と、無線変復調回路60とで構成されている。また、図中の破線で示す矢付線Aは、無線受信信号の流れを示しており、無線受信信号は、無線信号送受信回路50で受信され、無線変復調回路60に向けて送られる。また、図中の破線で示す矢付線Bは、無線送信信号の流れを示しており、無線送信信号は、無線変復調回路60から無線信号送受信回路50に向けて送られる。
無線信号送受信回路50は、空中線1、周波数変換回路2、A/D変換回路3、D/A変換回路29、周波数変換回路30、空中線31で構成されている。無線信号伝送装置100は、フレーム化回路4、FFT(フーリエ変換)回路5、量子化回路6、伝送処理回路8、逆量子化回路26、IFFT(逆フーリエ変換)回路27、フレーム解除回路28で構成されている。無線信号伝送装置200は、伝送処理回路10、逆量子化回路12、IFFT回路13、フレーム解除回路14、フレーム化回路22、FFT回路23、量子化回路24で構成されている。無線変復調回路60は、復調回路(無線信号復調回路)15、変調回路(無線信号変調回路)21で構成されている。
また、無線信号伝送装置100内の伝送送信装置110は、フレーム化回路4、FFT回路5、量子化回路6、伝送処理回路8で構成され、伝送受信装置120は、伝送処理回路8、逆量子化回路26、IFFT回路27、フレーム解除回路28で構成されている。なお、伝送処理回路8は、有線伝送路9、25とのデータの送受信処理を行うための処理部であり、伝送送信装置110および伝送受信装置120で共通に使用される。
また、無線信号伝送装置200内の伝送受信装置210は、伝送処理回路10、逆量子化回路12、IFFT回路13、およびフレーム解除回路14で構成され、伝送送信装置220は、フレーム化回路22、FFT回路23、量子化回路24、および伝送処理回路10で構成されている。なお、伝送処理回路10は、有線伝送路9、25とのデータの送受信処理を行うための処理部であり、伝送受信装置210および伝送送信装置220で共通に使用される。
また、無線信号送受信回路50内の無線信号受信回路51は、周波数変換回路2、およびA/D変換回路3で構成され、無線信号送信回路52は、D/A変換回路29、および周波数変換回路30で構成される。また、無線変復調回路60は、復調回路(無線信号復調回路)15、および変調回路(無線信号変調回路)21で構成される。
上記の各部により構成される無線信号伝送装置及び無線装置において、高周波アナログ信号である無線信号は、空中線1において受信され、空中線1の出力信号は、無線信号受信回路51内の周波数変換回路2においてA/D変換回路3に入力可能な周波数に変換され、周波数変換回路2の出力信号は、A/D変換回路3においてデジタル信号に変換される。
A/D変換回路3の出力信号(無線受信信号)は、伝送送信装置110内のフレーム化回路4においてFFT回路5の入力信号に適したフレーム信号に変換される。このとき、フレーム信号の最初の信号は、前フレーム信号の最後から数サンプルの信号を重複することで性能劣化を防止することができる。
フレーム化回路4の出力信号は、FFT回路5によりフーリエ変換され、FFT回路5の出力信号は、量子化回路6により量子化され、量子化回路6の出力信号は、伝送処理回路8により伝送データ信号となる。また、伝送受信装置210内の逆量子化回路12において必要となる各周波数成分毎の量子化ビット数の情報は量子化回路6より伝送処理回路8に入力され伝送データ信号となる。なお、各周波数成分毎の量子化ビット数の情報を「量子化情報」と呼ぶ。
伝送処理回路8の出力信号は、有線伝送路9を通り、伝送受信装置210内の伝送処理回路10に入力される。伝送処理回路10の出力信号は、逆量子化回路12において逆量子化され、逆量子化回路12の出力信号は、IFFT回路13により逆フーリエ変換され、IFFT回路13の出力信号は、フレーム解除回路14によりフレームが解除される。このとき、フレーム信号の最初と最後の数サンプルの信号は歪んでいるため削除するが、フレーム化回路4において信号を重複しているため、信号の欠落は起らない。フレーム解除回路14の出力信号は、無線変復調回路60内の復調回路15において復調され、復調回路15は受信データ信号を出力する。
一方、デジタル信号である送信データ信号は無線変復調回路60内の変調回路21において、デジタル変調信号に変換され、変調回路21の出力信号(無線送信信号)は、伝送送信装置220内のフレーム化回路22においてFFT回路23の入力信号に適したフレーム信号に変換される。このとき、フレーム信号の最初の信号は、前フレーム信号の最後から数サンプルの信号を重複することで性能劣化を防止することができる。
フレーム化回路22の出力信号は、FFT回路23によりフーリエ変換され、FFT回路23の出力信号は、量子化回路24により量子化され、量子化回路24の出力信号は、伝送処理回路10により伝送データ信号となる。また、伝送受信装置120内の逆量子化回路26において必要となる周波数成分毎の量子化ビット数の情報は量子化回路24より伝送処理回路10に入力され、伝送データ信号となる。
伝送処理回路10の出力信号は、有線伝送路25を通り伝送処理回路8に入力される。伝送処理回路8の出力信号は、伝送受信装置120内の逆量子化回路26において逆量子化され、逆量子化回路26の出力信号は、IFFT回路27により逆フーリエ変換され、IFFT回路27の出力信号は、フレーム解除回路28によりフレームが解除される。このとき、フレーム信号の最初と最後の数サンプルの信号は歪んでいるため削除するが、フレーム化回路22において信号を重複しているため、信号の欠落は起らない。フレーム解除回路28の出力信号は、無線信号送信回路52内のD/A変換回路29においてアナログ信号に変換され、D/A変換回路29の出力信号は、周波数変換回路30において高周波無線信号に変換され、周波数変換回路30の出力信号は、空中線31により送信される。
図2は、図1に示す伝送送信装置110内の量子化回路6、及び伝送送信装置220内の量子化回路24の入力信号ビット数を示している。図3は、図1に示す量子化回路6及び量子化回路24の出力信号ビット数を示している。
図3に示すように、量子化回路6及び量子化回路24により、歪みが問題とならない範囲で周波数成分毎に量子化ビット数を調整して量子化することにより、伝送データ量を低減することが可能となる。例えば、図3に示すように、周波数成分に応じて、N1、N2、N3のように量子化ビット数を調整して量子化する。なお、歪みが問題とならない範囲は、実験等により決定される。
ここで、一般に無線信号は送信フィルタ及び受信フィルタにより周波数帯域を制限されているため、フィルタで遮断された周波数成分信号は不要となる。よって、図4に示すようにフィルタで遮断された周波数成分の量子化ビット数を0(ゼロ)とし、量子化回路6及び量子化回路24において送信フィルタ及び受信フィルタの通過周波数成分信号のみを選択することにより、伝送データ量を低減することが可能となる。
また、図5に示すようにフィルタの周波数特性に合わせて量子化ビットを決定することにより、伝送データ量を低減することが可能となる。
[第2の実施の形態]
図6は、本発明の第2の実施の形態の構成例を示す図である。図6に示す例は、図1に示す構成例(第1の実施の形態)と比較して、伝送送信装置111内に新たに電力測定回路7を追加した点が異なるものであり、その他の部分の構成は図1と同様である。
上記構成の無線信号伝送装置及び無線装置において、高周波アナログ信号である無線信号は、空中線1において受信され、空中線1の出力信号は、無線信号受信回路51内の周波数変換回路2においてA/D変換回路3に入力可能な周波数に変換され、周波数変換回路2の出力信号は、A/D変換回路3においてデジタル信号に変換される。
A/D変換回路3の出力信号(無線受信信号)は、伝送送信装置111内のフレーム化回路4においてFFT回路5の入力信号に適したフレーム信号に変換される。このとき、フレーム信号の最初の信号は、前フレーム信号の最後から数サンプルの信号を重複することで性能劣化を防止することができる。
フレーム化回路4の出力信号は、FFT回路5によりフーリエ変換され、FFT回路5の出力信号は、量子化回路6に入力される。量子化回路6は、電力測定回路7においてFFT回路5の出力信号から無線信号の電力を測定し、FFT回路5の出力信号を電力測定回路7の出力信号に応じた量子化間隔で量子化を行う。量子化回路6の出力信号は、伝送処理回路8により伝送データ信号となる。
また、伝送受信装置210内の逆量子化回路12において必要となる周波数成分毎の量子化ビット数及び量子化間隔の情報(量子化情報)は量子化回路6より伝送処理回路8に入力され、伝送データ信号となる。伝送処理回路8の出力信号は、有線伝送路9を通り伝送処理回路10に入力される。
伝送処理回路10の出力信号は、伝送受信装置210内の逆量子化回路12において逆量子化され、逆量子化回路12の出力信号は、IFFT回路13により逆フーリエ変換され、IFFT回路13の出力信号は、フレーム解除回路14によりフレームが解除される。このとき、フレーム信号の最初と最後の数サンプルの信号は歪んでいるため削除するが、伝送送信装置111内のフレーム化回路4において信号を重複しているため、信号の欠落は起らない。フレーム解除回路14の出力信号は、無線変復調回路60内の復調回路15において復調され、復調回路15は受信データ信号を出力する。
一方、デジタル信号である送信データ信号は、無線変復調回路60内の変調回路21においてデジタル変調信号に変換され、変調回路21の出力信号(無線送信信号)は、伝送送信装置220内のフレーム化回路22においてFFT回路23の入力信号に適したフレーム信号に変換される。このとき、フレーム信号の最初の信号は、前フレーム信号の最後から数サンプルの信号を重複することで性能劣化を防止することができる。
フレーム化回路22の出力信号は、FFT回路23によりフーリエ変換され、FFT回路23の出力信号は、量子化回路24により量子化され、量子化回路24の出力信号は、伝送処理回路10により伝送データ信号となる。また、伝送受信装置120内の逆量子化回路26において必要となる周波数成分毎の量子化ビット数の情報(量子化情報)は量子化回路24より伝送処理回路10に入力され、伝送データ信号となる。
伝送処理回路10の出力信号は、有線伝送路25を通り伝送処理回路8に入力される。伝送処理回路8の出力信号は、伝送受信装置120内の逆量子化回路26において逆量子化され、逆量子化回路26の出力信号は、IFFT回路27により逆フーリエ変換され、IFFT回路27の出力信号は、フレーム解除回路28によりフレームが解除される。このとき、フレーム信号の最初と最後の数サンプルの信号は歪んでいるため削除するが、フレーム化回路22において信号を重複しているため、信号の欠落は起らない。
フレーム解除回路28の出力信号は、無線信号送信回路52内のD/A変換回路29においてアナログ信号に変換され、D/A変換回路29の出力信号は、周波数変換回路30において高周波無線信号に変換され、周波数変換回路30の出力信号は、空中線31により送信される。
図7は、図6(第2の実施の形態)に示す伝送送信装置111内のFFT回路5の入力信号電力を示している。図8は、伝送送信装置111内の量子化回路6の量子化間隔を示している。信号電力の小さな無線信号スペクトルA(図7)の場合は、図8に示す間隔の狭い量子化間隔Q2(図8)とし、信号電力の大きな無線信号スペクトルBの場合は、間隔の広い量子化間隔Q1とする。
すなわち、無線信号の受信電力は伝搬路の特性により変動するため、電力測定回路7において測定した無線信号帯域内の電力に合わせて量子化回路6における量子化間隔を決定することにより、無線信号の受信電力によらず一定の品質で量子化を行うことが可能となる。
また、FFT回路5の入力信号電力が図9に示すように、2つの信号スペクトルA,Bの信号であり、この信号を伝送送信装置111内の量子化回路6で量子化して送信する場合に、伝送受信装置210内の逆量子化回路12において量子化情報に基づいて周波数軸上での信号の再配置を行なった後に逆量子化を行うことにより、図10に示すように受信無線信号の搬送波周波数を自由に配置することが可能となる。
また、伝送送信装置220内のFFT回路23の入力信号電力が図11に示すような2つの無線信号スペクトルA,Bである場合、伝送受信装置120内の逆量子化回路26において量子化情報に基づいて周波数軸上での信号の再配置を行なった後に逆量子化を行うことにより、図12に示すように送信無線信号の搬送波周波数を自由に配置することが可能となる。
[第3の実施の形態]
図13は、本発明の第3の実施の形態の構成例を示す図である。図13に示す例は、図1(第1の実施の形態)に示す例と比較して、無線信号伝送装置200内の伝送受信装置211、および無線変復調回路61の構成が異なるものであり、その他の部分の構成は図1と同様である。
図13において、伝送受信装置211は、伝送処理回路10、チャネル分離回路11、逆量子化回路12、IFFT回路13、フレーム解除回路14、逆量子化回路16、IFFT回路17、フレーム解除回路18で構成される。
また、無線変復調回路61は、復調回路15、復調回路19、変調回路21で構成される。
上記の各部により構成される無線信号伝送装置及び無線装置において、高周波アナログ信号である無線信号は、空中線1において受信され、空中線1の出力信号は、無線信号受信回路51内の周波数変換回路2においてA/D変換回路3に入力可能な周波数に変換され、周波数変換回路2の出力信号は、A/D変換回路3においてデジタル信号に変換される。
A/D変換回路3の出力信号(無線受信信号)は、伝送送信装置110内のフレーム化回路4においてFFT回路5の入力信号に適したフレーム信号に変換される。このとき、フレーム信号の最初の信号は、前フレーム信号の最後から数サンプルの信号を重複することで性能劣化を防止することができる。
フレーム化回路4の出力信号は、FFT回路5によりフーリエ変換され、FFT回路5の出力信号は、量子化回路6により量子化され、量子化回路6の出力信号は、伝送処理回路8により伝送データ信号となる。また、伝送受信装置211内の逆量子化回路12及び逆量子化回路16において必要となる周波数成分毎の量子化ビット数の情報は量子化回路6より伝送処理回路8に入力され、伝送データ信号となる。
伝送処理回路8の出力信号は、有線伝送路9を通り伝送処理回路10に入力される。伝送処理回路10の出力信号は、伝送受信装置211内のチャネル分離回路11において単一チャネル毎に分離され、チャネル分離回路11の出力信号は、逆量子化回路12及び逆量子化回路16において逆量子化され、逆量子化回路12及び逆量子化回路16の出力信号は、IFFT回路13及び逆IFFT回路17により逆フーリエ変換され、IFFT回路13及び逆IFFT回路17の出力信号は、フレーム解除回路14及びフレーム解除回路18によりフレームが解除される。このとき、フレーム信号の最初と最後の数サンプルの信号は歪んでいるため削除するが、伝送送信装置110内のフレーム化回路4において信号を重複しているため、信号の欠落は起らない。フレーム解除回路14及びフレーム解除回路18の出力信号は、無線変復調回路61内の復調回路15及び復調回路19において復調され、復調回路15及び復調回路19は受信データ信号を出力する。
一方、デジタル信号である送信データ信号は無線変復調回路61内の変調回路21において、デジタル変調信号に変換され、変調回路21の出力信号(無線送信信号)は、伝送送信装置220内のフレーム化回路22においてFFT回路23の入力信号に適したフレーム信号に変換される。このとき、フレーム信号の最初の信号は、前フレーム信号の最後から数サンプルの信号を重複することで性能劣化を防止することができる。
フレーム化回路22の出力信号は、FFT回路23によりフーリエ変換され、FFT回路23の出力信号は、量子化回路24により量子化され、量子化回路24の出力信号は、伝送処理回路10により伝送データ信号となる。また、伝送受信装置120内の逆量子化回路26において必要となる周波数成分毎の量子化ビット数の情報は量子化回路24より伝送処理回路10に入力され、伝送データ信号となる。
伝送処理回路10の出力信号は、有線伝送路25を通り伝送処理回路8に入力される。伝送処理回路8の出力信号は、伝送受信装置120内の逆量子化回路26において逆量子化され、逆量子化回路26の出力信号は、IFFT回路27により逆フーリエ変換され、IFFT回路27の出力信号は、フレーム解除回路28によりフレームが解除される。このとき、フレーム信号の最初と最後の数サンプルの信号は歪んでいるため削除するが、フ伝送送信装置220内のフレーム化回路22において信号を重複しているため、信号の欠落は起らない。フレーム解除回路28の出力信号は、無線信号送信回路52内のD/A変換回路29においてアナログ信号に変換され、 D/A変換回路29の出力信号は、周波数変換回路30において高周波無線信号に変換され、周波数変換回路30の出力信号は、空中線31により送信される。
図14は、図13に示す伝送送信装置110内のFFT回路5の入力信号電力を示している。図15は、図13に示す伝送受信装置211内のIFFT回路13及びIFFT回路17の出力信号電力を示している。
図14に示す2チャネルの無線信号A、Bを、チャネル分離回路11において単一チャネル毎に分離し、図15に示すように、各搬送波周波数が0となるよう配置することにより、フレーム解除回路14及びフレーム解除回路18から各チャネルの直交したベースバンド信号が出力されるため、復調回路15及び復調回路19におけるチャネル分離フィルタ回路と直交復調回路が不要となる。
[第4の実施の形態]
図16は、本発明の第4の実施の形態の構成例を示す図である。図16に示す例は、図1(第1の実施の形態)に示す例と比較して、無線信号伝送装置200内の伝送送信装置221、および無線変復調回路62の構成が異なるものであり、その他の部分の構成は図1と同様である。
図16において、伝送送信装置221は、伝送処理回路10、フレーム化回路22、FFT回路23、量子化回路24、フレーム化回路33、FFT回路34、量子化回路35で構成される。また、無線変復調回路62は、復調回路15、復調回路21、変調回路32で構成される。
上記の各部により構成される無線信号伝送装置及び無線装置において、高周波アナログ信号である無線信号は、空中線1において受信され、空中線1の出力信号は、無線信号受信回路51内の周波数変換回路2においてA/D変換回路3に入力可能な周波数に変換され、周波数変換回路2の出力信号は、A/D変換回路3においてデジタル信号に変換される。
A/D変換回路3の出力信号(無線受信信号)は、伝送送信装置110内のフレーム化回路4においてFFT回路5の入力信号に適したフレーム信号に変換される。このとき、フレーム信号の最初の信号は、前フレーム信号の最後から数サンプルの信号を重複することで性能劣化を防止することができる。
フレーム化回路4の出力信号は、FFT回路5によりフーリエ変換され、FFT回路5の出力信号は、量子化回路6により量子化され、量子化回路6の出力信号は、伝送処理回路8により伝送データ信号となる。また、伝送受信装置210内の逆量子化回路12において必要となる各周波数成分毎の量子化ビット数の情報は量子化回路6より伝送処理回路8に入力され、伝送データ信号となる。
伝送処理回路8の出力信号は、有線伝送路9を通り伝送処理回路10に入力される。伝送処理回路10の出力信号は、伝送受信装置210内の逆量子化回路12において逆量子化され、逆量子化回路12の出力信号は、IFFT回路13により逆フーリエ変換され、IFFT回路13の出力信号は、フレーム解除回路14によりフレームが解除される。このとき、フレーム信号の最初と最後の数サンプルの信号は歪んでいるため削除するが、伝送送信装置110内のフレーム化回路4において信号を重複しているため、信号の欠落は起らない。フレーム解除回路14の出力信号は、無線変復調回路62内の復調回路15において復調され、復調回路15は受信データ信号を出力する。
一方、デジタル信号である送信データ信号は、無線変復調回路62内の変調回路21及び変調回路32において、デジタル変調信号に変換され、変調回路21及び変調回路32の出力信号(無線送信信号)は、伝送送信装置221内のフレーム化回路22及びフレーム化回路33においてFFT回路23及びFFT回路34の入力信号に適したフレーム信号に変換される。このとき、フレーム信号の最初の信号は、前フレーム信号の最後から数サンプルの信号を重複することで性能劣化を防止することができる。
フレーム化回路22及びフレーム化回路33の出力信号は、FFT回路23及びFFT回路34によりフーリエ変換され、FFT回路23及びFFT回路34の出力信号は、量子化回路24及び量子化回路35により量子化され、量子化回路24及び量子化回路35の出力信号は、伝送処理回路10により伝送データ信号となる。また、伝送受信装置120内の逆量子化回路26において必要となる各周波数成分毎の量子化ビット数の情報は、量子化回路24及び量子化回路35より伝送処理回路10に入力され、伝送データ信号となる。
伝送処理回路10の出力信号は、伝送路25を通り伝送処理回路8に入力される。伝送処理回路8の出力信号は、伝送受信装置120内の逆量子化回路26において逆量子化され、逆量子化回路26の出力信号は、IFFT回路27により逆フーリエ変換され、IFFT回路27の出力信号は、フレーム解除回路28によりフレームが解除される。このとき、フレーム信号の最初と最後の数サンプルの信号は歪んでいるため削除するが、伝送送信装置221内のフレーム化回路22およびフレーム化回路33において信号を重複しているため、信号の欠落は起らない。
フレーム解除回路28の出力信号は、無線信号送信回路52内のD/A変換回路29においてアナログ信号に変換され、D/A変換回路29の出力信号は、周波数変換回路30において高周波無線信号に変換され、周波数変換回路30の出力信号は、空中線31により送信される。
図17は、図16に示す伝送送信装置221内のFFT回路23及びFFT回路34の入力信号電力を示している。図18は、図16に示す伝送受信装置120内のIFFT回路27の出力信号電力を示している。
すなわち、伝送送信装置221では、図17に示す2チャネルの信号を、それぞれ量子化し、伝送処理回路10で多重化して送信する。受信側の伝送受信装置120では、伝送送信装置221から受信した信号を、量子化回路26により2チャネルの信号を周波数軸上に再配置して逆量子化を行うと共に、一括して逆フーリエ変換し、フレーム解除回路28によりデジタル信号を再生する。これにより、無線送信信号を送信する無線変復調回路62側では、各チャネル毎に変調回路21、32を独立させることができる。
以上、本発明の実施の形態について説明したが、本発明の伝送送信装置および伝送受信装置は、上述の図示例にのみ限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加え得ることは勿論である。
本発明においては、信号の伝送データ量を低減して伝送ネットワークで伝送することができるので、本発明は、伝送ネットワークにおける伝送送信装置、および伝送受信装置等に有用である。
本発明の第1の実施の形態の構成例を示す図である。 図1に示す量子化回路6および量子化回路24の入力信号ビット数の例を示す図である。 周波数成分毎に量子化ビット数を調整して量子化する第1の例を示す図である。 周波数成分毎に量子化ビット数を調整して量子化する第2の例を示す図である。 周波数成分毎に量子化ビット数を調整して量子化する第3の例を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図6に示すFFT回路5の入力信号電力の例を示す図である。 図6に示す量子化回路6の量子化間隔の例を示す図である。 図6に示すFFT回路5の入力信号電力の他の例を示す図である。 図6に示すIFFT回路13の出力信号電力の例を示す図である。 図6に示すFFT回路23の入力信号電力の例を示す図である。 図6に示すIFFT回路27の出力信号電力の例を示す図である。 本発明の第3の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図13に示すFFT回路5の入力信号電力の例を示す図である。 図13に示すIFFT回路13およびIFFT回路17の出力信号電力の例を示す図である。 本発明の第4の実施の形態の構成例を示すブロック図である。 図16に示すFFT回路23およびFFT回路34の入力信号電力の例を示す図である。 図16に示すIFFT回路27の出力信号電力の例を示す図である。 従来例の無線信号伝送装置及び無線装置の構成例を示す図である。
符号の説明
1…空中線、2…周波数変換回路、3…A/D変換回路、4…フレーム化回路、
5…FFT回路、6…量子化回路、7…電力測定回路、8…伝送処理回路、
9…有線伝送路、10…伝送処理回路、11…チャネル分離回路、12…逆量子化回路、
13…IFFT回路、14…フレーム解除回路、15…復調回路、
16…逆量子化回路、17…IFFT回路、18…フレーム解除回路、
19…復調回路、21…変調回路、22…フレーム化回路、23…FFT回路、
24…量子化回路、25…有線伝送路、26…逆量子化回路、27…IFFT回路、
28…フレーム解除回路、29…D/A変換回路、30…周波数変換回路、
31…空中線、32…変調回路、33…フレーム化回路、34…FFT回路、
35…量子化回路、50…無線信号送受信回路、60、61、62…無線変復調回路、
100、200…無線信号伝送装置、110、111、220、221…伝送送信装置、
120、210、211…伝送受信装置

Claims (12)

  1. 無線信号受信回路からA/D変換された無線受信信号、または無線信号変調回路からデジタル変調された無線送信信号を入力し、フレーム化して伝送ネットワークに送信する伝送送信装置において、
    前記無線受信信号または無線送信信号をフレーム化するためのフレーム化回路と、
    前記フレーム化回路によりフレーム化された信号をフーリエ変換するFFT回路と、
    前記FFT回路によりフーリエ変換された信号の各周波数成分の量子化ビット数を調整して量子化する量子化回路と、
    前記量子化回路により生成された量子化データを、各周波数成分の量子化ビット数の情報を含む量子化情報と共に前記伝送ネットワークに送信する伝送処理回路と、
    を備えることを特徴とする伝送送信装置。
  2. 前記量子化回路において、前記無線受信信号または無線送信信号の信号帯域以外の周波数成分の量子化ビット数を0とするように構成されたこと
    を特徴とする請求項1に記載の伝送送信装置。
  3. 前記量子化回路において、前記無線受信信号または無線送信信号の各周波数成分の信号レベルに基づいて量子化ビット数を設定すること
    を特徴とする請求項1または請求項2に記載の伝送送信装置。
  4. 前記量子化回路に信号の周波数成分の電力を測定する電力測定回路を設けると共に、
    前記量子化回路は、前記電力測定回路により得られた電力情報に基づいて量子化情報に含まれる量子化間隔を設定し、入力信号を量子化するように構成されたこと
    を特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の伝送送信装置。
  5. 前記無線信号変調回路から、Mチャネル(M≧2)の無線送信信号に対してチャネルごとに変調操作を行なったM個のデジタル信号を入力し、各信号をそれぞれフレーム化するM個のフレーム化回路と、
    前記のフレーム化回路でフレーム化された信号のそれぞれをフーリエ変換するM個のFFT回路と、
    前記FFT回路でフーリエ変換された信号のそれぞれを量子化するM個の量子化回路と、
    前記量子化されたMチャネルの信号を周波数軸上に配置し多重化して前記伝送ネットワークに送信する伝送処理回路と、
    を備えることを特徴とする請求項1から4のいずれかに記載の伝送送信装置。
  6. 伝送ネットワークからフレーム化および各周波数成分ごとに量子化された無線受信信号または無線送信信号を受信し、フレーム解除したデジタル信号を無線信号復調回路または無線信号送信回路に出力する伝送受信装置において、
    前記伝送ネットワークから無線受信信号または無線送信信号の量子化データと、該量子化データの各周波数成分毎の量子化ビット数及び量子化間隔の情報を含む量子化情報とを受信する伝送処理回路と、
    前記伝送処理回路により受信した量子化データを、前記量子化情報を基に逆量子化を行う逆量子化回路と、
    前記逆量子化回路により逆量子化された信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換回路と、
    前記逆フーリエ変換された信号をフレーム解除し、該フレーム解除されたデジタル信号を前記無線信号復調回路または無線信号送信回路に出力するフレーム化解除回路と、
    を備えることを特徴とする伝送受信装置。
  7. 前記伝送ネットワークから、Mチャネル(M≧2)の無線受信信号を一括してフーリエ変換し、量子化された量子化データを受信した場合に、
    前記量子化データを量子化情報に基づいて、周波数軸上で各チャネルの信号の再配置を行なった後に逆量子化を行う逆量子化回路と、
    前記逆量子化回路により逆量子化された後に、前記逆フーリエ変換回路により逆フーリエ変換された信号のフレームを解除し、該フレーム解除されたデジタル信号を前記無線信号復調回路に出力するフレーム解除回路と、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の伝送受信装置。
  8. 前記伝送ネットワークから、Mチャネル(M≧2)の無線送信信号を一括してフーリエ変換し、量子化された量子化データを受信した場合に、
    前記量子化データを量子化情報に基づいて、周波数軸上で各チャネルの信号の再配置を行なった後に逆量子化を行う逆量子化回路と、
    前記逆量子化回路により逆量子化された後に、前記逆フーリエ変換回路により逆フーリエ変換された信号のフレームを解除し、該フレーム解除されたデジタル信号を前記無線信号送信回路に出力するフレーム解除回路と、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の伝送受信装置。
  9. 前記伝送ネットワークから受信した信号が、Mチャネル(M≧2)の無線受信信号を一括してフーリエ変換し、量子化された量子化データである場合に、
    前記量子化データを逆量子化する前にチャネル分離するチャネル分離回路と、
    前記チャネル分離回路によりチャネルごとに信号を分離した後、各搬送波周波数が0になるように周波数軸上に配置することにより、チャネル毎に逆量子化を行うM個の逆量子化回路と、
    前記M個の逆量子化回路により逆量子化された信号のそれぞれを逆フーリエ変換するM個の逆フーリエ変換回路と、
    前記M個の逆フーリエ変換された信号のそれぞれをフレーム解除し、該フレーム解除されたデジタル信号を前記無線信号復調回路に出力するM個のフレーム解除回路と、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の伝送受信装置。
  10. 前記伝送ネットワークから受信した信号が、Mチャネル(M≧2)の無線送信信号に対してチャネルごとに変調操作が行われ、それぞれがフレーム化され、フーリエ変換され、量子化された後に多重化して伝送されたものである場合に、
    前記受信信号中のMチャネルの信号を周波数軸上に配置し逆量子化を行なう逆量子化回路と、
    前記逆量子化回路で逆量子化された信号を一括して逆フーリエ変換を行う逆フーリエ変換回路と、
    前記逆フーリエ変換された信号をフレーム解除し、該フレーム解除されたデジタル信号を前記無線信号送信回路に出力するフレーム解除回路と、
    を備えることを特徴とする請求項6に記載の伝送受信装置。
  11. 無線信号受信回路からA/D変換された無線受信信号、または無線信号変調回路からデジタル変調された無線送信信号を入力し、フレーム化して伝送ネットワークに送信する伝送送信装置における伝送信号送信方法であって、
    前記無線受信信号または無線送信信号をフレーム化するためのフレーム化手順と、
    前記フレーム化手順によりフレーム化された信号をフーリエ変換するFFT手順と、
    前記FFT手順によりフーリエ変換された信号の各周波数成分の量子化ビット数を調整して量子化する量子化手順と、
    前記量子化手順により生成された量子化データを、各周波数成分の量子化ビット数及び量子化間隔の情報を含む量子化情報と共に前記伝送ネットワークに送信する伝送処理手順と、
    を含むことを特徴とする伝送信号送信方法。
  12. 伝送ネットワークからフレーム化および各周波数成分ごとに量子化された無線受信信号または無線送信信号を受信し、フレーム解除したデジタル信号を無線信号復調回路または無線信号送信回路に出力する伝送受信装置における伝送信号受信方法であって、
    前記伝送ネットワークから無線受信信号または無線送信信号の量子化データと、該量子化データの各周波数成分毎の量子化ビット数及び量子化間隔の情報を含む量子化情報とを受信する伝送処理手順と、
    前記伝送処理手順により受信した量子化データを、前記量子化情報を基に逆量子化を行う逆量子化手順と、
    前記逆量子化手順により逆量子化された信号を逆フーリエ変換する逆フーリエ変換手順と、
    前記逆フーリエ変換された信号をフレーム解除し、該フレーム解除されたデジタル信号を前記無線信号復調回路または無線信号送信回路に出力するフレーム化解除手順と、
    を含むことを特徴とする伝送信号受信方法。
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