JP2012509093A - 中空壁部用の掛具 - Google Patents

Abstract

共に取り付けるように設計された、係留部材と別体の固定部とを含んだ中空パネルで使用する係留システム。係留部材は、ワイヤなどの長形要素を含んでおり、壁などの中空パネルに部分的に挿入されてパネルの裏面に当接するように設計されている。固定部は、係留システムをパネルに固定するためにパネルの前面に当接するように設計されている。
【選択図】図１２

Description

本発明は、壁に物品を掛けるための掛具に関し、特に、紙層に挟まれた比較的に厚い石膏層を含んだ壁板などの中空壁部に取り付けるためのフック部と係留部（固定部）とを有する掛具に関する。

（関連出願の説明）
本出願は、米国仮出願６１/１９３３３１（出願日：２００８年１１月１８日）の優先権を主張する。

壁部に前もって設けられた穴に打ち込まれるようなプラスチック製挿入具を含む様々な壁部係留具が販売されており、そこでは、ネジなどの固定具がそのプラスチック製挿入具に係合され、挿入具の構造物と固定具が壁部に堅固に固定されるように拡張される、トグルボルトも存在する。この場合、ボルトの回転が壁部後方で翼部を展開させ、最終的に壁部内部に当接することで、ボルトを壁部に堅固に係留させる。

これらのタイプの係留具は、共に穴が前もって壁部にドリルで開けられていることを必要とする。一方、先端が尖った切り口と大きなネジ山を備えたウォールアンカー（壁用固着具）が存在する。これは、１回の操作で壁部に回転式に押し込まれることで壁部に自身の穴をドリルで開け、アンカーの大型ネジ溝が石膏を押し潰してそこに堅固に固定させる。これらのタイプの係留具は、ドライバー、典型的には、電動スクリュードライバーでよって設置されなければならない。

ワイズの特許文献１は、固定部が壁部から吊るされるよう、中空壁部のための係留具装置を開示している。この係留具装置は、曲線部と尖った先端を含んだ長形体（細状体）を有する。この係留具は、長形体に連結されており、そこから延び出る固定部を含んでおり、固定部がそこから吊るされるように壁部の可視面（外面）にとどまるように設計されている。

これらの器具が存在するにもかかわらず、後述するタイプの壁部取り付け掛具が必要とされている。

米国特許６６４１３４４号明細書（発行日：２００３年１１月４日）

本発明の目的の一つは、中空壁などの中空構造のための新規な掛具を提供することである。

本発明の別の目的の一つは、手で設置できる中空壁用の新規な掛具の提供である。

従って、本発明によれば、中空パネルで使用する係留システムが提供される。このシステムは、共に設置されるように設計された係留部材と別体の固定部とを含んでいる。係留部材は、中空パネルに挿入され、中空パネルを部分的に通過し、パネルの背面に当接するように設計された長形（構成）要素を含んでおり、固定部は、パネルの前面に当接することで係留システムをパネルに固定させる。

本発明によれば、中空パネルで使用する係留システムが提供される。これは、係留部材と固定部とを含んでおり、係留部材は、中空パネルに挿入されるよう設計された上方長形要素および下方長形要素を含んでおり、上方長形要素は、パネルを通過して延び、パネルの背面に当接し、固定具は、パネルの前面に当接するように設計されていることで係留システムをパネルに固定させる。

本発明のその他の目的、利点及び特徴は、添付の図面を活用して、例示としてのみ提供された以下の非限定的な実施例の説明を読めばさらに明らかとなるであろう。

添付の図面について、本発明の実施例の説明の一環として以下において説明する。

図１は、本発明の第１実施例による中空壁部用の掛具の左側面図であり、掛具は、仮想線（破線）で示された中空壁部に取り付けられている。 図２は、図１の掛具の正面図であり、単独で示されている。 図３は、図１の掛具の平面図である。 図４は、掛具の左側面図であり、図１と類似するが、掛具が単独で示されている。 図５は、図１の掛具の後方斜視図であり、単独で示されている。 図６は、本発明の第２実施例による中空壁部用の掛具の前方斜視図である。 図７は、図６の掛具の後方斜視図である。 図８は、図６の掛具の前面斜視図であるが、そのワイヤ状係留具がそのフック部材に取り付けられている状態を示す。 図９は、図６の掛具の垂直断面図である。 図１０は、図６の壁部係留具構造体の設置状況を示す連続的一部断面図である。 図１１は、図６の壁部係留具構造体の設置状況を示す連続的一部断面図である。 図１２は、図６の壁部係留具構造体の設置状況を示す連続的一部断面図である。 図１３は、本発明の第３実施例による中空壁部用の掛具の前方斜視図である。 図１４は、図１３の掛具の垂直断面図である。 図１５から図１７は、係留部材をフック部材に取り付ける状態を示す図１３の掛具の連続的後方斜視図である。 図１６は、係留部材をフック部材に取り付ける状態を示す図１３の掛具の連続的後方斜視図である。 図１７は、係留部材をフック部材に取り付ける状態を示す図１３の掛具の連続的後方斜視図である。 図１８は、本発明の第４実施例による中空壁部のための掛具の後方斜視図である。

添付図面に沿って解説すると、それぞれが中空構造に固定されるように設計された係留部材と、係留部材に取り付けられるように設計された固定部（フックなど）を含んだ数種の係留システムまたは、掛具が示されている。このような係留システムまたは掛具は、中空壁部や中空ドアで使用できる。

先ず、本発明の１実施例による、中空構造に取り付けるための掛具Ｈを解説する。掛具Ｈは、係留部材１０とフック部材１２との組合せである２つの要素から構成されている。係留部材１０は、上部の尖った先端１４と湾曲部１６と、フック係合部１８と、壁部Ｗと係合するように設計された下部の壁部係合端部ピンまたは、スパイク２０とを含んだワイヤを含んでいる。

ここでは、プラスチック製のフック部材１２（他の材料でもよい）は、背面２２、そこから品目/装備品を吊るす前面フック２４、および背面２４の前方に向かって、フック部材１２の上方端部２８と下方端部３０との間でフック部材１２の輪郭に従った溝部２６を有している。成型加工されたフック部材１２は、安定性と、取付け面とを接触する広い平面接触面２２（すなわち中空壁部Ｗの可視面）を有している。

フック部材１２の溝２６と、係留部材１０の係合部１８は、一般的には、係合し、図１では、破線で示されている。係留部材１０のフック係合部１８は、掛具Ｈに追加の強度を提供するためにフック部材１２に沿ってぴったり密着している。掛具Ｈの製造工程の一部で、係留部材１０は、フック部材１２に沿って溝部２６内にスナップフィットされる。あるいは、プラスチックまたは金属ダイカストのフック部材１２は、係留部材１０上に成型できる。係留部材１０は、組み付けを助ける形状であるが、係留部材１０が壁部Ｗ内に設置されている間、フック部材１２を係留状態に保つ。

図１、図４および図５に示すように、係留部材１０の端部スパイク２０は、フック部材１２の背面２２の後方で端部３０とは、反対方向である後方に延びている。

図１、図４および図５で再び明確に示すように、フック部材１２は、平面２２から上端２８とは、反対方向である後方に延びる上方スパイク３２も有している。係留部材１０の湾曲部１６のやや下方に設けられた上方スパイク３２は、壁部Ｗに突き刺さるように設計されている。

壁部Ｗに掛具Ｈを設置するには、掛具Ｈを図４に示す姿勢のほぼ上下反対に配置し、図１の矢印３４に示すように、掛具Ｈを湾曲部１６の形状によって与えられる上向きの弓形通路に沿って回転させながら先端１４を壁部Ｗに挿入する。フック部材１２を壁部Ｗに接近させて、掛具Ｈが図１に示すその設置位置に到達するまでフック部材１２の上方スパイク３２および係留部材１０の下方スパイク２０を壁部Ｗ１０突き刺す。さらに、係留部材１０の先端１４を壁部Ｗの隠れた面まで貫通させる。

掛具Ｈの回転運動の最後では、係留部材１０の湾曲部１６の挿入時に、係留部材１０の下方ピンまたはスパイク２０は、石膏板に食い込み、掛具Ｈの構造体を壁部Ｗ内に回転的に安定させ、荷重は、フック部材１２のスパイク３２だけでなく、２つのスパイク２０と３２に分散されて追加の保持力を提供する（荷重は、壁部Ｗに挿入される湾曲部にも掛かる）。

フック部材２１のスパイク３２によって提供される追加の支持力は、壁部Ｗに当接する支持面を増加させ、ワイヤ係留部材１０を応力集中部にて補強する。

図４と図５は、掛具Ｈを単独で示した図である。

図６から図９に単独で示し、図１０から図１２で組立段階を示した別例の掛具Ｈ’は、図１から図５の掛具と多くの類似点を有する。

掛具ＨとＨ’との大きな違いを説明する。図６から図９の掛具Ｈ’は、掛具Ｈの上方スパイク３２を含んでいない。一方、そのようなスパイク３２は、掛具Ｈ’で具現化できる。

さらに大きな違いは、フック部材１２の上端２８の上方および後方に配置された掛具Ｈ’の係留部材１０’の形状は、図１から図５の掛具Ｈの係留部材１０に提供された対応する湾曲部１６の形状と異なっている。掛具Ｈ’では、係留部材１０’の先端１４とフック係合部１８との間で延びる係留部材１０’の壁部係合上方部１６’は、図９で明確に示すように、水平に近い第１直線部４２’、第２湾曲部４４’および垂直に近く先端１４と合体する第３直線部４６’を形成している。

図１２に示すように、壁部Ｗに設置されると、係留部材１０’の壁部係合上方部１６’の第１直線部４２’は、壁部材料に挿入され、フック部材１２に適用される荷重を支持するように掛具Ｈ’を補助する当接面を提供する。さらに、設置されると壁部係合上方部１６’の第３直線部４６’は、後方、すなわち壁部Ｗの見えない面Ｒに当接し、図１から図５の掛具Ｈとは、反対に図６から図１２の掛具Ｈ’の先端１４は、壁部Ｗに突き刺さらない。これで掛具Ｈ’によって支持される荷重と、その丈夫さが増加する。掛具Ｈ’に相当な荷重が掛かると、（典型的には、そのフック部材１２を介する）第３直線部４６’が前方、すなわち壁部Ｗ側にたわみ、壁部材料に掛具Ｈ’のさらなる当接面を提供する。

掛具Ｈ’では、係留部材１０’は、フック部材１２周囲で溝２６内にスナップフィットし、図８に示すように、係留部材１０’が壁部Ｗに設置されているとき、フック部材１２が係留部材１０’に確実に係留されるように、フック部材１２の周囲でバネ付勢力が係留部材１０’に沿うように形状化されており、係留部材１０’は、フック部材１２に設置されている。係留部材１０’のフック部材１２への設置は、図８に示すものとは、反対にできる。すなわち、係留部材１０’の壁部係合上方部１６’の付近のフック係合部１８の上方部がフック部材１２の上方端２８辺りで押し付けられて溝２６にスナップ式に固定される前に、端部スパイク２０の付近の係留部材１０’のフック係合部１８の下方部が最初にフック部材１２の溝２６に係合される。

図１０から図１２は、掛具Ｈ’の壁部Ｗへの設置を示している。（掛具Ｈの設置方法と同様に（掛具Ｈ’は、掛具Ｈほど逆にする必要は、ない）、先端１４が壁部Ｗにほぼ水平に挿入される（図１０）。その後掛具Ｈ’は、図１１に示すように壁部係合部分１６’が上方に回転するように回動される。フック部材１２が壁部Ｗに接近すると係留部材１０’の下方端スパイク２０は、掛具Ｈ’が図１２に示すその設置位置に到達するまで壁部Ｗに突き刺さされる。

掛具Ｈ’は、設置されると、特に下方端スパイク２０（壁部Ｗ内に挿入される）、係留部材１０’の壁部係合部１６’の第１直線部４２’（これも壁部Ｗ内に挿入される）、壁部係合上方部１６’の第３直線部４６’（壁部Ｗの背面Ｒに配置される）およびフック部材１２の背面２２（壁部Ｗの可視面Ｖに当接する）を介して壁部材料に当接する。この構成によって、荷重が提供される。壁部Ｗに関わる掛具Ｈの様々な面に分散されて支持されるので大きな保持力を提供する。

図１８は、図６から図１２の掛具Ｈ’の別例の掛具Ｈ”を示している。掛具Ｈ”では、係留部材１０”は、掛具Ｈ”が壁部に設置されると完全に隠れる。係留部材１０”は、フック部材１２”の背後に取り付けられる。特に係留部材１０”のフック係合部分１８”は、フック部材１２”の浅い隠れた側に形成された保持要素５０”と５２”を介してフック部材１２”に係合されたループ４８”を形成する。特にそれぞれが内側に延びる保持タブ５４”を形成している２つの長形で平行な脚部５０”が存在する。保持要素５２”は、２つの脚部５０”の間に提供されたガイドの形態である。係留部材１０”のフック係合部１８”は、フック部材１２”に保持され、タブ５４”背後の脚部５０”間で延びる。フック係合部１８”もまた脚部５０”の一方とガイド５２”との間で延びる。フック係合部１８”は、保持位置にバネ付勢されるか、またはフック部材１２”にクリンプ留めされる。その他の取付け方法も当然に考えられる。

壁部係合部１６”、先端１４および掛具Ｈ”の係留部材１０”の下方端スパイク２０は、掛具Ｈ’の対応部分と類似するため、掛具Ｈ”は、掛具Ｈ’と同様な方法で壁部に設置される（図１０から図１２）。

図１３から図１７は、係留部材１０２とフック部材１０４を含む別の掛具１００を示している。図１４と図１５で明確に示すように、係留部材１０２は、２つの要素、すなわち支持部材またはプレート１０６（例えばプラスチック製）および係留ワイヤ１０８で形成されており、これらの要素は、互いに堅く固定されている（図１５）。ワイヤ１０８は、壁部係合部１１０、先端部１１２およびこれらは、下方端スパイク１１４を有している図６から図１２の掛具Ｈ’の係留部材１０’の壁部係合部１６’、先端部１４および下方端スパイク２０に類似する。壁部係合部１１０は、対応する壁部係合部１６’を越えて延びているが、これらの形状は、例えば設置パラメータによっては互換性を有する。

壁部係合部１１０は、掛具Ｈ’の場合と同様に、ほぼ水平である第１のほぼ直線部１１６、第２の湾曲部１１８及びほぼ垂直で先端部１１２と合体した第３の直線部１２０を含んでいる。これによって係留部材１０２は、図６から図１２の掛具Ｈ’と同様の方法で壁部に取り付けられる。図１８の掛具Ｈ”については、掛具１００の係留部材１０２は、設置が完了すると隠れる。

図１５に示すように、支持プレート１０６は、それぞれが支持面１２４を提供する一対の垂直および平行なガイド凹部１２２を含んでいる。ワイヤ１０８は、２つの凹部１２２に接する凸部１２６上で延びている。フック部材１０４は、その中空形態で一対の垂直に延びて平行なＬ型の雄型要素１２８と一対の垂直に延びて平行なガイド１３０とを含んでいる。垂直リブ１３２は、雄型要素１２８とガイド１３０との間で延びている。

図１５から図１７に示すように、フック部材１０４の支持プレート１０６への係合は、先ずこれら２構成部材を整合状態にして、プレート１０６が雄型要素１２８下に配置されるようにする（図１５と図１６）。プレート１０６は、、フック部材１０４のＬ型の雄型要素１２８がプレート１０６の凹部１２２と係合するよう、Ｌ型の雄型要素１２８がプレート１０６の表面１２４によって支持されるまで、フック部材１０４に対して垂直にスライドする（図１７）。上方に突起した突起部１３２が支持プレート１０６に付勢してフック部材１０４とぴったり係合させる。図１７の組立位置では、支持プレート１０６は、突起部１３２とＬ型の雄型要素１２８との間に拘束される。

フック部材１０４がスライド式に支持プレート１０６に係合する前に、係留部材１０２を壁部に設置できる。あるいは、構造体を壁部に取り付ける前に係留部材１０２とフック部材１０４を係合することができる。

ここで説明した全ての掛具は、典型的には手で設置でき、壁に大きな損傷を与えない。

本発明についてその実施例について説明したが、ここで説明した本発明の特徴および精神から逸脱せずにそれらを改変することが可能である。

Claims (35)

1. 中空パネルで使用する係留システムであって、
   共に取り付けるように設計された係留部材と別体の固定部とを含んでおり、
   前記係留部材は、中空パネルに部分的に挿入されて前記パネルの裏面に当接するように設計された長形要素を含んでおり、
   前記固定部は、前記パネルの前面に当接するように設計されており、
   本係留システムを前記パネルに固定することを特徴とする係留システム。
2. 長形要素は、実質的に垂直に延びることを特徴とする請求項１記載の係留システム。
3. 係留部材は、長形ワイヤを含んでいることを特徴とする請求項１または２記載の係留システム。
4. 係留部材は、その下方端にパネルに係合するように設計された後方に延びる要素を含んでいることを特徴とする請求項１から３のいずれかに記載の係留システム。
5. 前記の後方に延びる要素は、スパイクを含んでいることを特徴とする請求項４記載の係留システム。
6. 前記の後方に延びる要素は、固定部の下方端付近に配置されていることを特徴とする請求項４または５記載の係留システム。
7. スパイクは、実質的に水平に延びていることを特徴とする請求項５または６記載の係留システム。
8. 係留部材は、上から下に、上方先端部、パネル係合部、固定部係合部および下方パネル係合部を含んでいることを特徴とする請求項１から７のいずれかに記載の係留システム。
9. 上方先端部は、パネルの裏面と係合するように設計されており、
   パネル係合部は、前記パネル内に少なくとも部分的に挿入され、
   固定部係合部は、前記固定部に結合されるように設計されており、
   下方パネル係合部は、前記パネルに突き刺さるように設計されていることを特徴とする請求項８記載の係留システム。
10. パネル係合部は、前記パネル後方で該パネルから離れて延び出る部分を含んでいることを特徴とする請求項９記載の係留システム。
11. パネル係合部は、実質的に水平に壁部を通って、上方先端部と固定部係合部との間で延びる部分を含んでいることを特徴とする請求項９または１０記載の係留システム。
12. 係留システムがパネルに設置されると、固定部は、少なくとも部分的に係留部材と前記パネルとの間で延びるよう、前記係留部材は、前記固定部の前方に延びることを特徴とする請求項１から１１のいずれかに記載の係留システム。
13. 係留部材は、固定部の上方端および下方端付近でパネルと係合するように設計されており、それらの間で前記固定部の前方に沿って延びていることを特徴とする請求項１２記載の係留システム。
14. 固定部の前方は、溝を形成しており、係留部材は、前記溝内を延びるように設計されていることを特徴とする請求項１３記載の係留システム。
15. 係留部材は、前記溝内に着脱式にスナップフィット係合することを特徴とする請求項１４記載の係留システム。
16. 係留部材は、固定部の上端と下端で前記固定部に付勢式に取り付けられることを特徴とする請求項１４記載の係留システム。
17. 係留部材の上端は、パネルの裏面を突き抜けるように設計されていることを特徴とする請求項１から１６のいずれかに記載の係留システム。
18. 固定部には、パネルと係合するように設計された後方に延びるスパイクが形成されていることを特徴とする請求項１から１７のいずれかに記載の係留システム。
19. 前記の後方に延びるスパイクは、固定部の上端付近に配置されていることを特徴とする請求項１８記載の係留システム。
20. 前記の後方に延びるスパイクは、パネルを通過して延びる係留部材の一部付近で延びていることを特徴とする請求項１９記載の係留システム。
21. 係留部材は、固定部の上端および下端の間で前記固定部の前方に沿うように形状化されていることを特徴とする請求項１から２０のいずれかに記載の係留システム。
22. 固定部の上方端および下方端、および前記固定部の背後にて、前記固定部の上方端および下方端付近に配置された係留部材の上方部および下方部がパネルを貫通する前にそれぞれ下方および上方に延びていることを特徴とする請求項２１記載の係留システム。
23. 係留システムが設置されているとき、係留部材が見えないように、係留部材は、固定部の後方に延び、前記係留部材の１部分が前記固定部の中空背面部内に隠れて壁部内に延びていないことを特徴とする請求項１から１１のいずれかに記載の係留システム。
24. 中空部に配置された係留部材の前記部分は、固定部に取り付けられるように設計されていることを特徴とする請求項２３記載の係留システム。
25. 中空部に配置された係留部材の前記部分は、クリンプ留めによって固定部に取り付けられていることを特徴とする請求項２４記載の係留システム。
26. 中空部に配置された係留部材の前記部分は、固定部に付勢式に取り付けられていることを特徴とする請求項２４記載の係留システム。
27. 係留部材は、パネルに固定され、中空部内で固定部に結合されるように設計された支持プレートを含んでいることを特徴とする請求項２４記載の係留システム。
28. 支持プレートは、該支持プレートの上端と下端で該支持プレートから延びる長形ワイヤを介して前記パネルに固定されており、該長形ワイヤは、前記支持プレートの上端及び下端の付近で前記パネルに突き刺さることを特徴とする請求項２５記載の係留システム。
29. 固定部は、支持プレートにスライド式に接続されるように設計されていることを特徴とする請求項２７または２８記載の係留システム。
30. 固定部が支持プレートから吊るされるように設計されるよう、前記固定部および前記支持プレートには、係合するように設計された協調要素が提供されていることを特徴とする請求項２９記載の係留システム。
31. 固定部が支持プレートに固定されるよう、協調要素は、ガイドおよび雄型係合部と雌型係合部とを含んでいることを特徴とする請求項３０記載の係留システム。
32. 固定部は、確実に係合させるべく協調要素を付勢するように設計されたリブを含んでいることを特徴とする請求項３１記載の係留システム。
33. 中空パネルで使用する係留システムであって、係留部材と固定部とを含んでおり、前記係留部材は、中空パネルに挿入されるように設計された上方および下方長形要素を含んでおり、前記上方長形要素は、前記パネルを通過して延び、前記パネルの背面に当接するように設計されており、前記固定部は、前記パネルの前面に当接するように設計されていることで、前記パネルに係留システムを固定することを特徴とする係留システム。
34. 上方および下方長形要素は、固定部の上方端および下方端付近でパネルと係合するように設計されていることを特徴とする請求項３３記載の係留システム。
35. 係留部材は、長形ワイヤを含んでいることを特徴とする請求項３３または３４記載の係留システム。

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