JP2012506685A - 電子整流モータを制御するための制御装置、電子整流モータの制御方法、およびモータ - Google Patents

電子整流モータを制御するための制御装置、電子整流モータの制御方法、およびモータ Download PDF

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Abstract

本発明は、電子整流モータを制御するための制御装置に関する。当該制御装置は、ロータ位置信号を入力するための制御入力端と、前記電子整流モータの励磁コイルに接続するための制御出力端とを有する。当該制御装置は、ロータ位置信号に依存して、前記電子整流モータのロータを動かすための負荷電流を生成し、制御出力端を介して該負荷電流を出力する。当該制御装置は、半導体制御信号に依存して前記負荷電流を切り換えるための少なくとも1つの半導体スイッチを有する。当該制御装置は、前記半導体スイッチを含む少なくとも1つのパルス発生器を有し、該パルス発生器は、前記ロータを動かすための負荷電流をパルス波形の制御信号として生成するように構成されている。本発明では、当該制御装置はデルタシグマ変換器を有し、該デルタシグマ変換器は、入力側で前記制御入力端に少なくとも間接的に接続されており、ロータ位置信号に依存して半導体制御信号をデジタルビットストリームとして生成するように構成されている。

Description

先行技術
本発明は、電子整流モータを制御するための制御装置に関する。当該制御装置は、モータのロータのロータ位置を表すロータ位置信号を入力するための制御入力端と、モータの励磁コイルに接続するための制御出力端とを有する。当該制御装置は、ロータ位置信号に依存して、ロータを動かすためにとりわけトルクを発生させるための負荷電流を生成し、制御出力端を介して該負荷電流を出力するように構成されている。当該制御装置は、前記制御出力端に接続された少なくとも1つの半導体スイッチを有し、該少なくとも1つの半導体スイッチは、半導体制御信号に依存して前記ロータを動かすための負荷電流を切り換えるように設けられている。
DE103597133A1から、モータの強磁性のロータがロータ信号を発生させるためのセンサ磁石を有するロータ位置センサシステムおよびロータ位置の検出方法が公知である。前記ロータ位置センサシステムは、少なくとも2ビットの分解能でデジタル値を表すロータ位置信号を発生させるように構成されたロータ位置評価装置も有する。さらに、前記ロータ位置評価装置は、少なくとも2ビットの分解能を有するアナログデジタル変換器を有する。
発明の概要
本発明の制御装置は、冒頭に述べた形式の制御装置の構成を有し、とりわけパルス発生器である当該制御装置はデルタシグマ変換器を有する。このデルタシグマ変換器は、入力側で前記制御入力端に少なくとも間接的に接続されており、ロータ位置信号に依存して半導体制御信号をデジタルビットストリームとして生成するように構成されている。このような構成により、負荷電流を有利には、前記ビットストリームを表すパルス波形の制御信号として、とりわけパルス波形の負荷電流として生成することができる。
このようなデルタシグマ変換器により、制御信号を有利には高分解能で生成することができる。さらに有利には、半導体制御信号を高いノイズ間隔で生成することができ、たとえば60倍のオーバーサンプリング率で生成することができる。さらに有利には、このようなデルタシグマ変換器によって、ロータ位置信号を高い精度で処理し、ロータを動かすための制御信号を発生させることができる。
前記少なくとも1つの半導体スイッチは有利には、トランジスタハーフブリッジまたはトランジスタフルブリッジのトランジスタである。以下では、この実施形態で使用される半導体制御信号をトランジスタ制御信号とも称する。たとえば、前記トランジスタはそれぞれ、MOSFET(=金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ)、MISFET(=金属絶縁膜半導体電界効果トランジスタ)、バイポーラトランジスタ、JFET(=接合型FET)、IGBT(=絶縁ゲートバイポーラトランジスタ)、HEMT(=高電子移動度トランジスタ)、またはHBT(ヘテロ接合バイポーラトランジスタ)等とすることができる。
別の実施形態では、前記少なくとも1つの半導体スイッチをたとえばサイリスタまたはトライアックとし、このサイリスタまたはトライアックが半導体制御信号に依存して負荷電流を切り換えるようにすることもできる。
有利には当該制御装置は、前記少なくとも1つの半導体スイッチを含む少なくとも1つのパルス発生器を有し、該パルス発生器は、入力側で制御入力端に有効接続され、出力側で制御出力端に接続されている。前記パルス発生器は、ロータを動かすための負荷電流をパルス波形の制御信号として発生させる際に、該パルス波形の制御信号が、それぞれ制御パルス期間を有する時間的に連続した複数のパルスを有し、さらに有利には、それぞれパルス休止期間を有するパルス休止を有するように、前記負荷電流を発生させるように構成される。
前記デルタシグマ変換器はたとえば、DSP(=デジタル信号プロセッサ)、FPGA(=フィールドプログラマブルゲートアレイ)、マイクロプロセッサ、またはマイクロコントローラによって実現される。前記マイクロプロセッサはとりわけ、コンピュータプログラム製品に記憶されたプログラムとともに実現される。
当該制御装置の有利な実施形態では、デルタシグマ変換器はノイズ発生器を有する。このノイズ発生器はとりわけデジタル方式であり、ノイズを重畳することによってデジタルビットストリームを生成し、とりわけ量子化および離散化によってデジタルビットストリームを生成するように構成されている。前記ノイズ発生器は有利には、デルタシグマ変換器が出力側においてローパスフィルタを有さないように構成される。出力側のローパスフィルタは有利には、低域通過特性を有するインピーダンスを有するパルス発生器の出力側に接続された負荷によって形成される。さらに有利には、この負荷は励磁コイルによって形成される。このことによって有利には、制御信号のパルス列周波数帯域幅を、入力側で受信されるロータ位置信号の周波数帯域幅より拡大することができる。
たとえば、デルタシグマ変換器はIIRフィルタ(IIR=無限インパルス応答)を有する。有利にはノイズ発生器のノイズパワーは、IIRフィルタの次数によって予め決定される。
IIRフィルタは2次のフィルタ、または2次以上の次数のフィルタとすることができる。このことによって有利には、ノイズ発生器のノイズパワーを次数に依存して調整することができる。
有利にはノイズ発生器は、ロータ位置信号に依存して生成され入力側で受信されたロータ制御信号にノイズを重畳するように構成され、とりわけ白色雑音を重畳するように構成されている。別の実施形態ではノイズ発生器は、ロータ位置信号に依存して生成され入力側で受信されたロータ制御信号に有色雑音を重畳し、とりわけピンクノイズを重畳するように構成することができる。ピンクノイズを重畳することにより、該ピンクノイズの低周波数域では高周波数域と比較して、有利にはエネルギー密度が高くなる。ノイズ発生器は有利には、入力側で受信されたロータ位置信号の周波数帯域幅および/またはロータ制御信号の周波数帯域幅を、ノイズ発生器を使用しない場合より大きくすることができる。このことによって有利には、制御信号中のノイズパワーが、相互にシフトした複数の周波数に分布し、全体的に最終的な結果として、制御信号の電磁両立性が、通常のパルス幅変調と比較して改善される。
有利には当該制御装置は、ロータ制御信号を‐とりわけアナログ電圧信号として‐ロータ位置信号に依存して生成するように構成されたロータ制御ユニットを有する。パルス発生器は有利には、ロータ位置信号から、ビットストリームを表す離散的なパルス制御信号を生成するように構成されている。
有利な実施形態では制御装置は、入力側が制御入力端に有効接続された差分エレメントを有する。この差分エレメントは電圧フィードバックに接続されている。この電圧フィードバックは、半導体スイッチの負荷分岐と前記差分エレメントとを接続し、とりわけトランジスタハーフブリッジまたはトランジスタフルブリッジと前記差分エレメントとを接続し、負荷回路の電圧を該差分エレメントにフィードバックするように構成されている。このようにして、とりわけ電圧フィードバックと差分エレメントとを含む制御要素が構成される。前記制御要素は、給電電圧のゆらぎを少なくとも部分的または完全に補償するように構成されている。このような制御要素により、モータの励磁コイルを駆動制御するための制御信号は給電電圧のゆらぎを有利には含まないか、または一部のみを含むようになる。
有利な実施形態では、電圧フィードバックは分圧器を有し、該分圧器は、制御出力端および接地端子に接続されている。前記分圧器は分圧端子によって差分エレメントに接続されている。したがってこの分圧器は、接地端子と制御出力端との間に分圧によって発生した電位を差分エレメントへフィードバックすることができる。このように構成された電圧フィードバックにより、有利には、電圧フィードバックが無いと出力信号中に発生する給電電圧のゆらぎを差分エレメントへフィードバックし、有利にはこのゆらぎを少なくとも部分的に補償するか、または完全に補償することができる。
1つの有利な実施形態では制御要素は、入力側において負荷分岐に接続されたアナログデジタル変換器を有する。このアナログデジタル変換器は出力側において、少なくとも間接的に差分エレメントに接続されており、制御装置の給電電圧を表すビットストリームを生成するように構成されている。このように構成されたデジタル電圧フィードバックにより、有利には、給電電圧の値をデルタシグマ変換器の入力端において、差分形成によって計算することができる。
1つの有利な実施形態では制御要素は、出力側においてアナログデジタル変換器に接続されたデジタルデジタル変換器を有し、該デジタルデジタル変換器は出力側において前記差分エレメントに接続されており、入力側において前記アナログデジタル変換器に接続されている。前記デジタルデジタル変換器は、有利には1ビットデジタルデジタル変換器である。このデジタルデジタル変換器は有利には、デルタシグマ変換器によって生成されたデジタルビットストリームに接続された制御入力端を有する。前記デジタルデジタル変換器は、制御入力端においてビットストリームが論理「1」である場合、該制御入力端で受信したアナログデジタル変換器のデジタル信号をデジタル変換し、このデジタル変換の結果または先行して生成されたデジタル変換の結果を出力側で出力するように構成されている。デジタルデジタル変換器は、入力側で制御入力端で受信した信号がビットストリームの論理「0」を表す場合、この論理「0」に相応する出力信号を発生させるか、または出力信号を発生しないように構成されている。このようなデジタルデジタル変換器によって、有利には、給電電圧のゆらぎの補償を高精度で行うことができる。
本発明はまた、上述の形式の制御装置を備えたモータにも関する。前記モータは、永久磁石によって形成されたロータと、少なくとも2つの励磁コイルを備えたステータとを有する。前記励磁コイルは制御装置の制御出力端に接続されている。
1つの有利な実施形態では、モータのステータは3つの励磁コイルを有し、前記制御装置は該励磁コイルを駆動制御するために、複数の半導体スイッチから成る3HブリッジまたはB6ブリッジを有する。これら複数の半導体スイッチは、有利にはトランジスタである。前記B6ブリッジは、ここでは3つのトランジスタハーフブリッジから構成され、3Hブリッジは3つのトランジスタフルブリッジないしは6つのトランジスタハーフブリッジから構成される。Hブリッジの場合、1つの励磁コイルの第1の端子は1つのトランジスタハーフブリッジの出力側に接続され、該励磁コイルの他方の端子は、第2のトランジスタハーフブリッジの出力端に接続される。B6ブリッジの場合、1つのトランジスタハーフブリッジの出力端は励磁コイルの1つの端子に接続されており、該励磁コイルの第2の端子は‐励磁コイルの結線に応じて‐スター結線の場合には他のすべての励磁コイルの第2の端子に接続され、デルタ結線の場合には、1つの別の励磁コイルの第1の端子に接続される。
上述の制御装置を備えたモータは有利には、ノイズ発生スペクトルおよび/または放出スペクトルを有し、デルタシグマ変換器が適切に構成されている場合、このノイズ発生スペクトルおよび/または放出スペクトルの周波数分布は、人間の聴覚に音響心理学的に有利な周波数分布を有し、この周波数分布はたとえば、ノイズ発生スペクトルの周波数成分が、人間の耳では知覚できない周波数領域の外側にあり、かつ/または、ノイズ発生スペクトルのトーン成分による妨害が小さくなるように該ノイズ発生スペクトルのエネルギーが周波数領域にわたって分布するようにされる。
たとえば、デルタシグマ変換器のサンプリング周波数は、ロータが一回転する周波数の20倍であり、有利には50倍または100倍である。
本発明はまた、電子整流モータのロータによってトルクを生成する方法にも関する。このトルク生成方法では、ロータのロータ位置を表すロータ位置信号に依存してロータを動かすための制御信号を生成する。この制御信号は、制御パルスおよびパルス休止部を有する。前記制御信号は、有利にはデルタシグマ変換器によって生成される。
本方法の有利な実施形態では、制御信号のパルス列周波数帯域幅を、入力側で受信されたロータ位置信号の周波数帯域幅より拡大する。このことによって有利には、本方法によって動作する電子整流モータのノイズ放出スペクトルを、有利には音響心理学的に有利なスペクトルにすることができる。
別の有利な実施形態では、パルス波形の制御信号によって電子整流モータのロータを運動させ、とりわけトルクを発生させる。
以下で本発明を、別の有利な実施例と図面とに基づいて説明する。
デルタシグマ変換器を有する制御装置を備えた電子整流モータの実施例を概略的に示す。 デルタシグマ変換器を有する電子整流モータ制御用の制御装置の実施例を概略的に示す。 制御装置内の信号経路の相互にずれた複数の位置おいて検出された信号シーケンスの実施例を示す。 電子整流モータの制御方法の実施例を概略的に示す。
図1は、制御装置1を備えた電子整流モータ3の実施例を概略的に示す。モータ3は、軸41を中心として回転可能に支承されたロータ5を有する。制御装置1は制御入力端7および制御出力端9を有する。制御装置1は、ロータ制御信号を入力するための入力端8を有するパルス発生器10も含む。パルス発生器10は出力側において制御出力端9に接続されている。制御装置1の制御出力端9は励磁コイル11の1つの端子に接続されている。モータ3は、励磁コイル11の他にも励磁コイル13および励磁コイル15を有し、これらの各励磁コイルはステータ43によって保持され、ロータ5の周方向に120°の角度で、軸41から半径方向に所定の間隔に配置されている。前記制御ユニット1は励磁コイル11に対して設けられており、モータ3のパルス発生器44は励磁コイル13に対して設けられており、該モータ3のパルス発生器45は励磁コイル15に対して設けられている。パルス発生器44および45はそれぞれパルス発生器10と同様に構成されている。
制御装置1は差分エレメント22を有し、該差分エレメント22は入力側において、正の入力端によってパルス発生器10の入力端8に接続されており、制御ユニット42を介して制御入力端7に有効接続されている。差分エレメント72は出力側において、接続線路55を介して加算エレメント24に接続されている。差分エレメント22は負の入力端も有しており、該負の入力端は接続線路68に接続されている。前記差分エレメント22は、負の入力端で受信した信号を、正の入力端で受信した信号から減算して減算結果を生成し、減算結果を出力側で出力するように構成されている。
加算エレメント24は出力側において、接続線路56を介してフリップフロップ26に接続されている。このフリップフロップ26は入力側において、接続線路57を介してクロック発生器28に接続されている。このフリップフロップ26は出力側において、接続点58および接続線路60を介して加算エレメント24の正の入力端に接続されている。この接続線路60によってフィードバックループが形成され、フリップフロップ26と加算エレメント24とによって積分器が構成される。フリップフロップ26は出力側において、接続点58および接続線路59を介してコンパレータ30に接続されている。このコンパレータ30は、入力側で受信した信号のうち最上位ビット(MSB)を評価し、該最上位ビット(MSB)を表す出力信号を生成する。
コンパレータ30は出力側においてフリップフロップ32に接続されている。このフリップフロップ32は、この実施形態では1ビットメモリとして構成されている。このフリップフロップ32は入力側において、接続線路62を介してクロック発生器34に接続されている。クロック発生器34およびクロック発生器28は、たとえばそれぞれ水晶振動子とされる。フリップフロップ32とコンパレータ30とによって、ノイズ発生器が構成される。このノイズ発生器により、積分器によって発生した信号にノイズが重畳される。フリップフロップ32は出力側において、接続線路63を介して接続点64およびゲートドライバ20に接続されている。この接続点64は接続線路71を介してデジタルデジタル変換器38に接続されている。デジタルデジタル変換器38は出力側において、接続線路68を介して差分エレメント22の負の入力端に接続されている。デジタルデジタル変換器38は入力側において、接続線路69を介してアナログデジタル変換器36に接続されている。差分エレメント22と加算エレメント24とフリップフロップ26とコンパレータ30とフリップフロップ32とクロック発生器28および34とデジタルデジタル変換器38とにより、デルタシグマ変換器4が構成される。このデルタシグマ変換器4のフリップフロップ32が、接続点64においてビットストリームを生成する。このビットストリームは接続線路71を介してデジタルデジタル変換器38へ送信される。デジタルデジタル変換器38は、接続線路71を介して入力側で受信したビットが論理「1」を示す場合、接続線路69を介して入力側で受信した信号を、とりわけ1ビットまたは複数ビットの量子化によって変換し、接続線路69を介して入力側で受信した信号を表す出力信号を生成するように構成されている。ゲートドライバ20は入力側において、接続点64および接続線路63を介してフリップフロップ32の出力端に接続されている。ゲートドライバ20は出力側において、トランジスタハーフブリッジのトランジスタ19である第1の半導体スイッチのゲート端子に接続され、別の出力端によって、該トランジスタハーフブリッジのトランジスタ17である第2の半導体スイッチのゲート端子に接続されている。ゲートドライバ20は、入力側で受信した信号が論理「1」を示す場合にトランジスタ19を駆動制御し、入力側で受信した信号が論理「0」を示す場合にトランジスタ17を駆動制御するように構成されている。たとえば、トランジスタハーフブリッジのトランジスタ17および19はそれぞれ金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)または金属絶縁膜半導体電界効果トランジスタ(MISFET)等である。
トランジスタ17はソース端子によって接地端子50に接続されており、ドレイン端子によって接続点70に接続されている。トランジスタ19はソース端子によって接続点70に接続されており、ドレイン端子によって接続点65に接続されている。接続点65は接続線路66を介してアナログデジタル変換器36に接続されている。接続点65は、電圧供給部に接続するための端子40にも接続されている。したがって、アナログデジタル変換器36は接続線路66および接続点65を介して電圧供給部の電位を受け取り、デジタルデジタル変換器38の出力信号は、接続点64においてビットストリームによって変調された端子40の給電電圧を表す。
接続点70は制御出力端9に接続されている。したがって制御出力端9は‐トランジスタ17または19のうちどれが駆動制御されるかに応じて‐接地端子50の接地電位を受け取るか、または端子40の電位を受け取る。制御出力端9は接続線路53を介して励磁コイル11の第1の端子に接続されている。
モータ3はロータ制御ユニット42も備えている。このロータ制御ユニット42は入力側において制御入力端7に接続されている。制御入力端7は励磁コイルに接続するための端子を有する。ロータ制御ユニット42は制御入力端7および接続線路53を介して励磁コイル11の第1の端子に接続されている。ロータ制御ユニット42はまた、入力側において制御入力端7および接続線路51を介して励磁コイル13の第1の端子に接続されており、制御入力端7および接続線路52を介して励磁コイル15の第1の端子に接続されている。励磁コイル11,13および15の各第2の端子は相互に接続されることにより、励磁コイル11,13および15によって形成されたスター結線のスター端子75を形成する。また、ロータ制御ユニット42は入力側において、制御入力端7を介してスター端子75にも接続されている。ロータ制御ユニット42は出力側において、接続線路46を介してパルス発生器44に接続されており、接続線路49を介してパルス発生器45に接続されており、接続線路54を介して制御装置1の制御入力端7に接続されている。ロータ制御ユニット42は、入力側で受信したロータ位置信号に依存して‐この実施例では、励磁コイルによって発生した誘導電圧に依存して‐ロータ制御信号をとりわけアナログ信号として生成し、出力側において出力する。ロータ制御ユニット42はたとえば、入力端7において受信したロータ位置信号の信号振幅および/または電圧誘導によって発生した電圧信号の電圧信号特性経過の位相位置に依存して、ロータ制御信号をパルス発生器44,45またはパルス発生器10へ送信し、該ロータ制御信号と励磁コイルとによって回転磁界が発生し、ロータ5は軸41を中心とする回転運動を行う。したがって、接続線路54,46および49で伝送されるロータ制御信号は、ロータ制御ユニットによって生成された相互間の位相比になり、この位相比が回転磁界の角速度を決定する。ロータ制御ユニット42はたとえば‐この実施例と異なって‐ホールセンサに接続することができる。この実施例では、モータ3は各励磁コイルごとに、磁界の変化を検出して該変化に相応するホール電圧を生成するように構成されたホールセンサを有する。
ロータ制御ユニット42はたとえば、パルス発生器44によって制御パルスを生成し、接続線路47を介して該制御パルスを励磁コイル13へ送信することができる。この制御パルスによって、ロータ5はたとえば時計回りに回転運動を行うことができる。その後、ロータ制御ユニット42は、励磁コイル11および/または励磁コイル15から受け取った誘導電圧信号に依存してロータ制御信号を生成し、接続線路54を介して該ロータ制御信号をパルス発生器10の入力端8へ送信することができる。デルタシグマ変換器4は、入力端8で受け取ったロータ制御信号をビットストリームに変換することができる。デルタシグマ変換器4は、デジタルデジタル変換器38によって実現された電圧フィードバックによってフィードバックされ、ビットストリームを形成する出力信号を生成するように構成されている。この出力信号は、接続線路69および66を介して入力側で受け取った給電電圧のゆらぎを補償することができる。
加算エレメント24とフリップフロップ26とによって積分器が構成され、この積分器は、接続線路55を介して受け取った信号を加算し、接続線路59を介してコンパレータ30へ送信するように構成されている。コンパレータ30は、入力側で受け取った信号が所定の閾値を超えるかまたは下回る場合に出力信号を生成するように構成されている。コンパレータ30はこの実施例では、デジタル閾値スイッチとして構成されている。コンパレータ30は、閾値方式で生成した出力信号を接続線路61によってフリップフロップ32へ送信する。このフリップフロップ32は、この実施例では1ビットメモリである。このようにして、接続点64にビットストリームが発生し、該ビットストリームのビット列の周波数はクロック発生器34によって決定されている。接続点64におけるビットストリームが、すでに言及したトランジスタ制御信号となる。このようにしてフリップフロップ32の出力端に生成されたビットストリームの周波数域は、入力端8で受け取られたロータ制御信号と比較して拡大されており、このビットストリームは出力側において、接続線路64を介してゲートドライバ20へ送信される。ロータ制御ユニット42は接続線路73を介してゲートドライバ20に接続されている。ロータ制御ユニット42は回転磁界を発生させるために、ゲートドライバを遮断してゲートを駆動制御しないようにするための遮断信号を生成するように構成されている。
デルタシグマ変換器4は、たとえばIIRフィルタを有することができる。IIRフィルタは差分エレメント22および積分器の代わりに、加算エレメント24およびフリップフロップ26によって構成されて設けられる。その際にはIIRフィルタのフィードバックは、接続線路68およびデジタルデジタル変換器38によって形成された電圧フィードバックによって行われる。
図2に、制御装置100の実施例を示す。制御装置100は、ロータ制御信号を入力するための入力端8と、制御出力端9と、給電電圧に接続するための端子40とを有する。制御装置100は、図1に示されたモータ3の構成要素とすることができる。したがって制御装置1の代わりに、制御装置100を入力側において接続線路54に接続し、出力側において接続線路53に接続し、かつ端子40を介して給電電圧に接続することができる。制御装置100は、アナログの構成要素を有するデルタシグマ変換器を含む。デルタシグマ変換器は差分エレメント72を有し、該差分エレメント72は入力側の正の入力端によって、入力端8に接続されている。差分エレメント72は出力側において、接続線路93を介して積分器74に接続されている。積分器74は出力側において、接続線路94を介してコンパレータ76に接続されており、該コンパレータ76は出力側において、接続線路96を介してフリップフロップ78に接続されている。このフリップフロップ78は入力側において、接続線路97を介してクロック発生器82に接続されている。前記フリップフロップ78は出力側において、接続線路98を介してゲートドライバ80に接続されている。ゲートドライバ80は出力側において、第1のトランジスタ84のゲート端子に接続されており、かつ、出力側において第2のトランジスタ86のゲート端子に接続されている。前記トランジスタ84および86はそれぞれ、金属酸化膜半導体電界効果トランジスタ(MOSFET)または金属絶縁膜半導体電界効果トランジスタ(MISFET)とすることができ、これら2つのトランジスタ84および86によってトランジスタハーフブリッジが構成される。トランジスタ86のソース端子は接地電位50に接続されており、該トランジスタ86のドレイン端子は接続点88を介してトランジスタ84のソース端子に接続されている。トランジスタ84のドレイン端子は、給電電圧に接続するための端子40に接続されている。前記接続点88が前記トランジスタハーフブリッジの出力端を形成し、制御出力端9に接続されている。
前記制御装置100は、デルタシグマ変換器のフィードバックのための電圧フィードバックも有する。前記デルタシグマ変換器は、差分エレメント72と、積分器74と、コンパレータ76と、フリップフロップ78とによって構成される。前記電圧フィードバックは、抵抗90および92によって構成された分圧器を有する。抵抗90は第1の端子によって制御出力端9に接続されており、第2の端子によって分圧端子99に接続されている。抵抗92は第2の端子によって分圧端子99に接続されており、第1の端子によって接地端子50に接続されている。前記分圧端子99は接続線路91を介して、前記差分エレメント72の負の入力端に接続されている。このことにより、制御出力端9で出力される電位は分割され、デルタシグマ変換器のフィードバックのために差分エレメント72へフィードバックされる。このようにして、制御装置100の動作中には、給電電圧のゆらぎが少なくとも部分的に低減されるか、または完全に解消される。
図3に、図1に示した制御装置1によって発生した信号の実施例を示す。以下ではこの信号の実施例を参照する。
同図中にはグラフ110を示しており、グラフ110は横軸112および縦軸114を有しており、グラフ110中では曲線111が、端子40に発生した給電電圧の時間特性を示している。横軸112は時間軸を表しており、この横軸112にプロットされた時間の単位は10−4秒である。曲線111は電圧の時間特性を表しており、この電圧時間特性の電圧値は12Vで一定となっている。グラフ110は曲線116も示しており、この曲線116は、差分エレメント22の出力端で出力される信号特性経過の一例を示している。この信号特性経過は周期的であり、時間間隔をおいて連続するデルタインパルスを有する。グラフ110は信号特性経過117も示しており、該信号特性経過117は周期的であり、時間間隔をおいて連続する鋸歯状のランプ波形を有する。この信号特性経過117はたとえば、フリップフロップ26の出力端で発生する信号116のデルタインパルスに対する応答信号として発生し、接続点58にも発生する。このようにして、コンパレータ30は入力側で信号117を受信する。信号116は、デルタインパルス間に負の直流電圧成分を有する。このことにより、フリップフロップ26がクロック制御されて出力するごとに、該フリップフロップ26の出力も加算エレメント24によって積分されると、信号117の信号特性経過は階段状に下降する特性経過になる。この階段状の各段のレベルは、デルタインパルス間に現れる信号116の負の直流電圧成分に相応する。
グラフ110はデジタルビットストリームも示しており、デジタルビットストリームは、接続点64におけるトランジスタ制御信号となり、ゲートドライバ20を介してトランジスタハーフブリッジの駆動制御を行うために使用される。デジタルビットストリームは制御パルス118,119および120を含んでおり、制御パルス118,119および120はそれぞれ制御パルス時間126を有する。この実施例では、制御パルス118の前に、パルス休止時間125を有するパルス休止121が先行して現れる。制御パルス119の前にパルス休止123が先行して現れ、制御パルス120の前にパルス休止124が現れる。
グラフ110は信号特性経過122も示しており、この信号特性経過122は、モータ3の励磁コイルの誘導負荷のもとで制御出力端9で出力される制御装置1の出力信号を表している。ビットストリームに相応する元の信号特性経過を有する出力信号は、誘導負荷である励磁コイルによってローパスフィルタリングされ、このローパスフィルタリングの結果として信号特性経過122を含む。
図4に、電子整流モータのロータによってトルクを発生させるための負荷電流を生成するための方法の一実施例を示す。この方法では第1のステップにおいて、ロータのロータ位置を表すロータ位置信号に依存して、該ロータを動かすための制御信号を生成する。この制御信号はデルタシグマ変換器によって生成され、制御パルスとパルス休止とを有する。次のステップ104において、電圧フィードバックを介して給電電圧をデルタシグマ変換器の入力端へフィードバックし、該デルタシグマ変換器において、入力側において受け取られた信号から差分形成によって該給電電圧を減算する。次のステップ106において、負荷電流によって電子整流モータのロータを動かし、トルクを発生させる。
制御装置のデルタシグマ変換器のサンプリング周波数の一例は、ロータ回転数の10〜100倍である。したがって、デルタシグマ変換器は10〜100倍のオーバーサンプリング率で動作する。トランジスタハーフブリッジを駆動制御するためのパルス周波数の一例は2kHz〜1MHzであり、有利には5MHzであり、特に有利には10MHzである。

Claims (11)

  1. 電子整流モータ(3)を制御するための制御装置(1)であって、
    当該制御装置(1)は、前記電子整流モータ(3)のロータ(5)のロータ位置を表すロータ位置信号を入力するための制御入力端(7)と、該電子整流モータ(3)の励磁コイル(11,13,15)に接続するための制御出力端(9)とを有し、
    当該制御装置(1)は、前記ロータ位置信号に依存して、前記ロータ(5)を動かすための負荷電流を生成し、前記制御出力端(9)を介して該負荷電流を出力するように構成されており、
    当該制御装置(1)は、前記制御出力端(9)に接続された少なくとも1つの半導体スイッチ(17,19,84,86)を有し、
    前記半導体スイッチ(17,19,84,86)は、半導体制御信号に依存して、前記ロータ(5)を動かすための負荷電流を切り換えるように構成されており、
    当該制御装置(1)は、前記半導体スイッチ(17,19,84,86)を含む少なくとも1つのパルス発生器(10,44,45)を有し、
    前記パルス発生器(10)は入力側において前記制御入力端(7)に有効接続されており、出力側において前記制御出力端(9)に接続されており、
    前記パルス発生器(10,44,45)は、制御パルス時間(126)を有する時間的に連続した複数の制御パルス(118,119,120)を有するパルス波形の制御信号として前記負荷電流を生成するように構成されており、
    前記パルス発生器(10,44,45)はデルタシグマ変換器(4)を有し、
    前記デルタシグマ変換器(4)は入力側において前記制御入力端(7)に有効接続されており、前記ロータ位置信号に依存して前記半導体制御信号をデジタルビットストリームとして生成するように構成されている
    ことを特徴とする、制御装置。
  2. 前記デルタシグマ変換器(4)はノイズ発生器(30,32)を有し、
    前記ノイズ発生器(30,32)は、入力側において、前記ロータ位置信号に依存して生成されたロータ制御信号を受け取り、該ロータ制御信号にノイズを重畳して、入力側で受け取ったロータ位置信号より前記制御信号のパルス列の周波数の帯域幅が大きくなるように、前記デジタルビットストリームを生成するように構成されている、請求項1記載の制御装置。
  3. 当該制御装置(1)は、入力側において前記制御入力端(7)に接続された差分エレメント(22,72)を有し、
    前記差分エレメント(22,72)は電圧フィードバック(36,38,68)に接続されており、該電圧フィードバック(36,38,68,90,92)は前記半導体スイッチの負荷分岐(65,88)と該差分エレメント(22,72)とを接続し、
    前記電圧フィードバックは前記負荷回路(65,88)の電圧(40,99)を前記差分エレメント(22,72)にフィードバックするように構成されていることにより、給電電圧のゆらぎを少なくとも部分的に補償する制御要素(36,38,68,90,92,22,72)が構成される、請求項1または2記載の制御装置。
  4. 前記電圧フィードバック(90,92,99,91)は分圧器(90,99)を有し、
    前記分圧器(90,99)は前記制御出力端(9)と接地端子(50)とに接続されており、かつ、分圧端子(99)によって前記差分エレメント(72)に接続されており、
    前記分圧器(90,99)は、前記接地端子(50)と前記制御出力端(9)との間に分圧によって発生した電位を前記差分エレメント(72)へフィードバックするように設けられている、請求項3記載の制御装置。
  5. 前記制御要素は、入力側において前記負荷分岐に接続されたアナログデジタル変換器(36)を有し、
    前記アナログデジタル変換器(36)は出力側において、少なくとも間接的に前記差分エレメント(22)に接続されており、当該制御装置(1)の給電電圧(40)を表すビットストリームを生成するように構成されている、請求項3記載の制御装置。
  6. 前記制御要素は、出力側において前記アナログデジタル変換器(36)に接続されたデジタルデジタル変換器(38)を有し、
    前記デジタルデジタル変換器(38)は出力側において前記差分エレメント(22)に接続されており、入力側において前記アナログデジタル変換器(36)に接続されており、
    前記デジタルデジタル変換器は制御入力端を有しており、該制御入力端は、前記デルタシグマ変換器によって生成されたデジタルビットストリームに接続されており、
    前記デジタルデジタル変換器は、
    ・前記制御入力端で受け取ったビットストリームが論理1である場合、前記アナログデジタル変換器から受け取ったデジタル信号をデジタル変換し、該デジタル信号の変換結果、または先行して生成された該デジタル信号の変換結果を出力側において出力し、
    ・前記制御入力端で受け取ったビットストリームが論理0である場合、該論理0に相応する出力信号を生成する
    ように構成されている、請求項5記載の制御装置。
  7. 請求項1から6までのいずれか1項記載の制御装置(1,100)を備えたモータ(3)であって、
    当該モータ(3)は、永久磁石によって形成されたロータ(5)と、少なくとも2つの励磁コイル(11,13,15)を有するステータ(43)とを含み、
    前記励磁コイル(11,13,15)は前記制御装置(1,100)の制御出力端(9)に接続されていることを特徴とする、モータ。
  8. 当該モータ(3)のステータ(43)の励磁コイル(11,13,15)は3つであり、
    前記制御装置(1,100)は前記励磁コイルを駆動制御するために、前記半導体スイッチ(17,19,84,86)を含む3HブリッジまたはB6ブリッジを有する、請求項6記載のモータ。
  9. 電子整流モータ(3)のロータ(5)によってトルクを発生させるための方法であって、
    前記ロータ(5)のロータ位置を表すロータ位置信号に依存して、該ロータ(5)を動かすための、制御パルス(118,119,120)およびパルス休止(121,123,124)を有するパルス波形の制御信号を生成する方法において、
    前記制御信号をデルタシグマ変換によって生成することを特徴とする方法。
  10. 前記制御信号のパルス列の周波数の帯域幅を、入力側で受け取ったロータ位置信号の周波数帯域幅と比較して拡大する、請求項9記載の方法。
  11. 前記制御信号によって、前記電子整流モータ(3)のロータを動かす、請求項9または10記載の方法。
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