JP2012502870A5 - - Google Patents

Claims (22)

1. 板ガラス中間膜（glazing
   interlayer）であって、
   第１の高分子融解物及び第２の高分子融解物の同時押し出し成形により形成される高分子膜；及び
   前記高分子膜中に分布する赤外線吸収剤を含み；
   前記高分子膜中における前記赤外線吸収剤の分布が、１０％超の不均一性の度合いを有し；
   前記高分子膜の第１の部位が、前記第１の高分子融解物から形成され、かつ８８０ナノメートルにおける赤外線放射の少なくとも１５％を伝送することができ；及び
   前記高分子膜中の第２の部位が、前記第２の高分子融解物から形成され、かつ８８０ナノメートルにおける赤外線放射の１０％未満を伝送することができる、板ガラス中間膜。
2. 前記第１の部位が、前記第２の部位の側に配置されている、請求項１に記載の中間膜。
3. 前記第１の部位が、グラジエント部位（gradient
   region）である、請求項２に記載の中間膜。
4. 前記第１の高分子融解物が、前記第２の高分子融解物に挿入されたプローブを通して同時押し出し成形される、請求項１に記載の中間膜。
5. 前記第１の高分子融解物が、間欠パルスを使って押し出し成形される、請求項４に記載の中間膜。
6. 前記第１の部位が、前記第２の部位の中に配置される、請求項１に記載の中間膜。
7. 前記赤外線吸収剤がLaB6を含む、請求項１に記載の中間膜。
8. 前記赤外線吸収剤が酸化セシウムタングステンを含む、請求項１に記載の中間膜。
9. 前記不均一性の度合いが３０％超である、請求項１に記載の中間膜。
10. 前記第１の部位が、８８０ナノメートルにおける赤外線放射の少なくとも７２％を伝送することできる、請求項１に記載の中間膜。
11. さらに高分子フィルムを含む、請求項１に記載の中間膜。
12. 前記高分子フィルムが、さらに前記高分子フィルム中に分布する赤外線吸収剤を含み、前記高分子フィルムの至る所における前記赤外線吸収剤の前記分布が、１０％超の不均一性の度合いを有する、請求項１１に記載の中間膜。
13. 前記第１の高分子融解物が、赤外線吸収剤を含まない、請求項１に記載の中間膜。
14. 複合膜ガラスパネル（multiple layer
    glazing panel）であって、
    ガラスパネル；
    第１の高分子融解物及び第２の高分子融解物の同時押し出し成形により成形された高分子膜；及び
    前記高分子膜中に分布する赤外線吸収膜を含み、
    前記高分子フィルムの至る所における前記赤外線吸収剤の前記分布が、１０％超の不均一性の度合いを有し；
    前記高分子膜の第１の部位が、前記第１の高分子融解物から形成され、かつ８８０ナノメートルにおける赤外線放射の少なくとも１５％を伝送することができ；
    前記高分子膜の第２の部位が、前記第２の高分子融解物から形成され、かつ８８０ナノメートルにおける赤外線放射の１０％未満を伝送することができ；及び
    前記高分子膜が、前記ガラスパネル上にラミネートされている、パネル。
15. 前記赤外線吸収剤がLaB6を含む、請求項１４に記載のパネル。
16. 前記赤外線吸収剤が酸化セシウムタングステンを含む、請求項１４に記載のパネル。
17. 前記不均一性の度合いが３０％超である、請求項１４に記載のパネル。
18. 前記第１の部位が、８８０ナノメートルにおける赤外線放射の少なくとも７２％を伝送することできる、請求項１４に記載のパネル。
19. さらに高分子フィルムを含む、請求項１４に記載のパネル。
20. さらに第２のガラスパネルを含む、請求項１４に記載のパネル。
21. さらに第２の高分子膜を含む、請求項１４に記載のパネル。
22. 前記ガラスパネルが着色されている、請求項１４に記載のパネル。