JP2012255467A5 - - Google Patents
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上記した目的を達成するため、本発明の課題解決手段は、緩衝器内に一方室と他方室とを区画するバルブディスクと、当該バルブディスクに設けられて上記一方室と上記他方室とを連通する複数の一方側ポートと、同じく上記バルブディスクに設けられて上記一方室と上記他方室とを連通する複数の他方側ポートと、上記バルブディスクの他方室側端に積層されて上記一方側ポートのみを開閉する環状の一方側リーフバルブと、上記バルブディスクの一方室側端に積層されて上記他方側ポートのみを開閉する環状の他方側リーフバルブとを備え、上記一方側ポートと上記他方側ポートが上記バルブディスクに周方向で交互に配置されたバルブ構造において、
上記バルブディスクの一方室側端であって上記した全ての他方側ポートの開口の内周側から開口して上記一方側ポートに連通される複数の通孔を備え、
上記他方側リーフバルブは上記他方側ポートの開閉に伴って上記通孔の一方室側端を開閉することを特徴とする。
上記バルブディスクの一方室側端であって上記した全ての他方側ポートの開口の内周側から開口して上記一方側ポートに連通される複数の通孔を備え、
上記他方側リーフバルブは上記他方側ポートの開閉に伴って上記通孔の一方室側端を開閉することを特徴とする。
本発明のバルブ構造によれば、他方室の圧力が上昇して他方室側リーフバルブの外周が撓んで他方側ポートを開く際に、作動油中に紛れ込んでいるコンタミナントが他方側ポートを通過する作動油の流れによって、通孔と一方側ポートを通過して一方室へ至る作動油の流れが生じ、コンタミナントは、他方側リーフバルブとバルブでディスクとの間の隙間にとどまることなく、作動油の流れによって、通孔へ排出される。
その結果、他方側リーフバルブとバルブディスクとの間にコンタミナントが挟み込まれることが阻止され、他方側リーフバルブのバルブディスクからの浮き上がりが阻止されるから、緩衝器の作動方向が切り替わっても、他方側リーフバルブの外周が振動することがなく、大きな異音の発生も阻止される。
また、本発明のバルブ構造によれば、他方側リーフバルブとバルブディスクとの間にコンタミナントが挟み込まれることが阻止されるため、他方側リーフバルブは確実に他方側ポートを閉塞することができ、緩衝器の減衰力不足を招くことがなく、減衰力も安定する。
その結果、他方側リーフバルブとバルブディスクとの間にコンタミナントが挟み込まれることが阻止され、他方側リーフバルブのバルブディスクからの浮き上がりが阻止されるから、緩衝器の作動方向が切り替わっても、他方側リーフバルブの外周が振動することがなく、大きな異音の発生も阻止される。
また、本発明のバルブ構造によれば、他方側リーフバルブとバルブディスクとの間にコンタミナントが挟み込まれることが阻止されるため、他方側リーフバルブは確実に他方側ポートを閉塞することができ、緩衝器の減衰力不足を招くことがなく、減衰力も安定する。
以下、本発明の緩衝器のバルブ構造を図に基づいて説明する。一実施の形態における緩衝器のバルブ構造は、図1から図4に示すように、緩衝器のピストン部に具現化されており、緩衝器内に一方室としての伸側室R1と他方室としての圧側室R2とを区画するバルブディスクとしてのピストン1と、当該ピストン1に設けられて伸側室R1と圧側室R2とを連通する複数の一方側ポートとしての伸側ポート2と、同じくピストン1に設けられて伸側室R1と圧側室R2とを連通する複数の他方側ポートとしての圧側ポート3と、ピストン1の他方室側端としての圧側室側端bに積層されて伸側ポート2のみを開閉する環状の一方側リーフバルブとしての伸側リーフバルブ4と、ピストン1の一方室側端としての伸側室側端aに積層されて圧側ポート3のみを開閉する環状の他方側リーフバルブとしての圧側リーフバルブ5と、ピストン1の伸側室側端1aであって全ての圧側ポート3の開口の内周側から開口して伸側ポート2に連通される複数の通孔6とを備え、圧側リーフバルブ5は圧側ポート3の開閉に伴って通孔6の伸側室R1側端を開閉する。
なお、伸側室R1とは、緩衝器が伸長作動する際に圧縮される室のことであり、圧側室R2とは、緩衝器が収縮作動する際に圧縮される室のことである。また、図1のピストン1の断面図は、図に示したように、ピストン1のAA矢視断面図を示している。
なお、伸側室R1とは、緩衝器が伸長作動する際に圧縮される室のことであり、圧側室R2とは、緩衝器が収縮作動する際に圧縮される室のことである。また、図1のピストン1の断面図は、図に示したように、ピストン1のAA矢視断面図を示している。
Claims (4)
- 緩衝器内に一方室と他方室とを区画するバルブディスクと、当該バルブディスクに設けられて上記一方室と上記他方室とを連通する複数の一方側ポートと、同じく上記バルブディスクに設けられて上記一方室と上記他方室とを連通する複数の他方側ポートと、上記バルブディスクの他方室側端に積層されて上記一方側ポートのみを開閉する環状の一方側リーフバルブと、上記バルブディスクの一方室側端に積層されて上記他方側ポートのみを開閉する環状の他方側リーフバルブとを備え、上記一方側ポートと上記他方側ポートが上記バルブディスクに周方向で交互に配置されたバルブ構造において、
上記バルブディスクの一方室側端であって上記した全ての他方側ポートの開口の内周側から開口して上記一方側ポートに連通される複数の通孔を備え、
上記他方側リーフバルブは上記他方側ポートの開閉に伴って上記通孔の一方室側端を開閉することを特徴とするバルブ構造。 - 上記バルブディスクの一方室側端であって上記した全ての他方側ポートの開口の内周側のそれぞれに窪みを設け、上記通孔は窪みに開口すること特徴とする請求項1に記載のバルブ構造。
- 上記バルブディスクの他方室側端に上記した全ての一方側ポートの他方室側の開口に通じる環状窓を設け、上記通孔は当該環状窓を介して上記一方側ポートに連通されることを特徴とする請求項1または2に記載のバルブ構造。
- 上記バルブディスクは、緩衝器におけるシリンダ内に摺動自在に挿入されてシリンダ内を伸側室と圧側室とに区画するピストンであって、上記一方室は、上記伸側室であり、上記他方室は、上記圧側室であることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のバルブ構造。
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