JP2012254769A - ガーニッシュ取付構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】車体に確実に取り付けることが可能なガーニッシュ取付構造を提供する。
【解決手段】車両ドアの窓枠の前端角部には、外装を装飾するための三角形状のガーニッシュ3が取り付けられている。窓枠の前端角部は、窓枠の上方を形成するフレームモール4と、窓枠の下側を形成するベルトモールとが連結された部分付近である。なお、フレームモール4、ベルトモールが取付部材に相当する。ガーニッシュ3は、車両の外装を装飾し、第1クリップ25によって車体のブラケット7に取り付けられるとともに、フレームモール4の端部4aをくわえ込むくわえ込み部10bを備える。シール部材15の断面は、略L字状になっている。シール部材15の上方に突出する外側突部15aがフレームモール4の表面側の外側面4dと接触することでシール性を確保している。
【選択図】図3

Description

この発明は、車両の外装を装飾するガーニッシュを取り付けるためのガーニッシュ取付構造に関する。
車両ドアの窓枠の前端角部には、外装を装飾するためのガーニッシュが取り付けられている。このようなガーニッシュは、窓枠の前端部に取り付けられるドアミラーを支持するブラケットと、ドアのフレームモールとに取り付けられている(例えば、特許文献1参照)。
特許文献1に記載のガーニッシュは、上端部と下端部とをフレームモールの端部に押し当てられるとともに、自身の中央付近に設けられた留具(クリップ)をドアミラーのブラケットに形成された穴部に挿し込むことで窓枠の前端角部に取り付けられている。
ガーニッシュが取り付けられることで、風切り音を防止し、車体内部への水等の浸入を防止する。
特開2007−62399号公報
ところで、上記特許文献1に記載のガーニッシュは、クリップのみによってドアミラーのブラケットに取り付けられているため、車体側の取付部材(フレームモールやブラケット等)から浮き上がるおそれがあった。そこで、ガーニッシュを窓枠に確実に取り付けることが可能なガーニッシュの取付構造が求められていた。
なお、窓枠に取り付けられるガーニッシュに限らず、車体の他の場所に取り付けられるガーニッシュにおいても同様に、確実に取り付けられることが求められていた。
この発明は、こうした実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、車体に確実に取り付けることが可能なガーニッシュ取付構造を提供することにある。
以下、上記目的を達成するための手段及びその作用効果について説明する。
請求項1に記載の発明は、車両の外装を装飾するためのガーニッシュがクリップによって車体の取付部材に取り付けられるガーニッシュ取付構造において、前記ガーニッシュは、前記取付部材の端部をくわえ込むくわえ込み部を備えたことをその要旨としている。
同構成によれば、ガーニッシュと取付部材とを取り付けるクリップと、取付部材の端部をくわえるくわえ込み部とを備えたので、ガーニッシュがクリップによって取付部材に固定されてガーニッシュのくわえ込み部が取付部材の端部に引っ掛かり、浮き上がりを抑制することが可能である。よって、確実に車体にガーニッシュを取り付けることが可能となる。ここで、「車体」とは、車両ドアを含む概念である。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のガーニッシュ取付構造において、前記くわえ込み部の内底部には、前記取付部材の端部と当接するシール部材が設置され、前記シール部材には、前記取付部材の端部先端と部分的に当接する凸部を複数備えたことをその要旨としている。
同構成によれば、くわえ込み部の内底部にシール部材が設置されるので、ガーニッシュと取付部材とのシール性を向上させることが可能となる。また、取付部材の端部先端と部分的に当接する凸部をシール部材に複数備えたので、ガーニッシュを取付部材に取り付ける際に接触抵抗を減らすことが可能となり、ガーニッシュの取付部材への取り付け性を向上させることが可能となる。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載のガーニッシュ取付構造において、前記くわえ込み部及びシール部材の少なくとも一方には、前記取付部材の端部内側面と部分的に当接する凸部を複数備えたことをその要旨としている。
同構成によれば、取付部材の端部内側面と部分的に当接する凸部をくわえ込み部及びシール部材の少なくとも一方に複数備えたので、ガーニッシュを取付部材に取り付ける際に接触抵抗を減らすことが可能となり、ガーニッシュの取付部材への取り付け性を向上させることが可能となる。
請求項4に記載の発明は、請求項1〜3のいずれか一項に記載のガーニッシュ取付構造において、前記ガーニッシュは、前記取付部材の端部を前記くわえ込み部にくわえ込みながら、前記クリップを前記取付部材の取付位置に固定させることで前記取付部材に取り付けられ、前記ガーニッシュには、前記クリップが前記取付部材への取付前に、前記取付部材の取付位置に対して前記くわえ込み部側へ近接して装着されるとともに、前記クリップが前記取付部材への取り付けにともなって、前記くわえ込み部から離間する方向へ変位する変位機構を備えたことをその要旨としている。
取付部材の端部をくわえ込み部にくわえ込ませながらクリップを取付部材に取り付けようとすると、クリップとくわえ込み部との距離が短かったり、クリップが長かったりすることが考えられる。このような場合、くわえ込み部を回動中心とするガーニッシュの回動にともなって、クリップの円弧軌跡からクリップの先端が円弧の接線方向へ突出することとなる。このため、クリップの先端が取付部材の取付位置に一致せず、取り付けられないおそれがある。そこで、上記構成によれば、変位機構によって、クリップが取付時の位置よりもくわえ込み部に近接して取り付けられ、ガーニッシュの取り付けに伴って、クリップが正規の位置、すなわちくわえ込み部から離間した位置に変位する。このため、くわえ込み部を回動中心とするガーニッシュの回動にともなって、クリップの円弧軌跡からクリップの先端が円弧の接線方向へ突出することなく、クリップを取付部材の取付位置に取り付けることが可能となる。
請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一項に記載のガーニッシュ取付構造において、前記ガーニッシュは、前記取付部材に対して傾いて取り付けられ、前記クリップは、前記取付部材に対して前記クリップが垂直に取り付けられる傾斜装着部を備えたことをその要旨としている。
同構成によれば、ガーニッシュに設置されたクリップが取付部材に対して垂直に取り付けられる傾斜装着部を備えたので、取付部材に対して傾きを持ったガーニッシュをクリップによって取付部材に取り付けることが可能となる。
本発明によれば、ガーニッシュを車体に確実に取り付けることができる。
窓枠の前端角部に取り付けられたガーニッシュを示す背面図。 ガーニッシュのくわえ込み部及びシール部材を示す図。 (a)ガーニッシュの取付状態を示すA−A断面図及びくわえ込み部の拡大図、(b)ガーニッシュの第1台座の上面図。 ガーニッシュの第1台座に装着された第1クリップを示すB−B断面図。 ガーニッシュの取付状態を示すC−C断面図及びくわえ込み部の拡大図。 (a)ガーニッシュ取付時の第2台座に対する第2クリップの移動を示す断面図、(b)ガーニッシュ取付時の第2台座に対する第2クリップの移動を示す上面図。
以下、本発明を車両ドアの窓枠の前端角部に具体化した一実施形態について図1〜図6を参照して説明する。
図1に示されるように、車両ドアの窓枠1の前端角部2には、外装を装飾するための三角形状のガーニッシュ3が取り付けられている。窓枠1の前端角部2は、窓枠1の上方を形成するフレームモール4と、窓枠1の下側を形成するベルトモール5とが連結された部分付近である。なお、フレームモール4、ベルトモール5が取付部材に相当する。
図3に示されるように、これらモール4,5に囲まれた部分の車体側(内側)には、窓枠1の前端部に取り付けられるドアミラー(図示略)を支持するブラケット7が設けられている。なお、ブラケット7が取付部材に相当する。
図1及び図2に示されるように、ガーニッシュ3の上端側には、フレームモール4をくわえ込むくわえ込み部10が設けられている。くわえ込み部10は、フレームモール4の裏面側と接する部分が連続しておらず、3箇所に分かれている。よって、くわえ込み部10は、ガーニッシュ3がフレームモール4と接する部分全体ではなく、第1くわえ込み部10a、第2くわえ込み部10b、第3くわえ込み部10cの3個に分かれている。このため、くわえ込み部10とフレームモール4との接触面積が減ることで接触抵抗が減り、フレームモール4へのガーニッシュ3の取り付け性が向上する。
また、くわえ込み部10のフレームモール4の裏側と接触する内側面12には、くわえ込み方向へ延びる複数の側面凸条部13が形成されている。これら側面凸条部13は、くわえ込み部10の内側面12全体での接触を防ぎ、フレームモール4との接触量を減少させることで接触抵抗が減り、フレームモール4へのガーニッシュ3の取り付け性が向上する。なお、側面凸条部13が凸部に相当する。
ガーニッシュ3の裏面には、ガーニッシュ3をブラケット7に固定する2つの第1クリップ25及び第2クリップ27と、ガーニッシュ3に適度な押し当て力を与える立方体の第1スポンジ31及び略U字状の第2スポンジ32とが装着されている。すなわち、ガーニッシュ3は、くわえ込み部10(10a,10b,10c)とクリップ25,27とによって窓枠1の前端角部2に取り付けられている。
また、くわえ込み部10の内底部11には、フレームモール4と接触することでシール性を確保するシール部材15が装着されている。図3に示されるように、シール部材15の断面は、略L字状になっている。シール部材15の上方に突出する外側突部15aがフレームモール4の表面側の外側面4dと接触することでシール性を確保している。
続いて、各クリップ25,27を含む断面におけるガーニッシュ3の取付状態を図3〜図6を参照して説明する。
図3(a)に示されるA−A断面においては、フレームモール4の端部4aがガーニッシュ3の第2くわえ込み部10bにくわえ込まれるとともに、ガーニッシュ3に装着された第1クリップ25によってガーニッシュ3がブラケット7に取り付けられている。ガーニッシュ3とブラケット7との間には、第1スポンジ31と第2スポンジ32とが圧縮された状態で設置されている。ガーニッシュ3は、第1スポンジ31と第2スポンジ32とによって外方向に押圧されることで、フレームモール4に対するガタ付きを防止している。第1クリップ25は、ブラケット7の第1クリップ穴7aに取り付け固定されている。第1クリップ25とブラケット7との間には、パッキン28が設けられ、第1クリップ穴7aを密閉している。
図3(a)の拡大図に示されるように、フレームモール4の端部4aは、シール部材15に押し付けられている。シール部材15の上面には、複数の底面凸条部16が設けられている。そして、フレームモール4の端部4aの先端4bは、底面凸条部16に当接している。また、フレームモール4の端部4aの内側面4cは、側面凸条部13と当接している。なお、底面凸条部16が凸部に相当する。
図3(b)に示されるように、第1クリップ25は、ガーニッシュ3に形成された箱状の第1台座20に装着されている。第1台座20の上面には、第1クリップ25を側方から差し込むことが可能な略U字状に開口した取付部21が形成されている。
図4に示されるように、B−B断面においては、ガーニッシュ3とブラケット7とが平行ではない、すなわちブラケット7に対してガーニッシュ3が傾斜している。このため、第1台座20の上面はブラケット7に対して傾斜している。そこで、第1クリップ25には、ブラケット7に対して垂直に取り付けられるように第1台座20の取付部21に傾斜して装着する傾斜装着部26が設けられている。傾斜装着部26には、第1台座20の取付部21に嵌合する取付溝26aが形成されている。第1クリップ25は、取付溝26aの向きによって取付部21に対する向きが決定される。
すなわち、ガーニッシュ3は、まずフレームモール4の端部4aをくわえ込み部10bにくわえ込ませて、続いて第1クリップ25をブラケット7の第1クリップ穴7aに挿し込ませることで車体に取り付けられる。
図5に示されるC−C断面においてもB−B断面と同様に、フレームモール4の端部4aがガーニッシュ3の第2くわえ込み部10bにくわえ込まれるとともに、ガーニッシュ3に装着された第2クリップ27によってガーニッシュ3がブラケット7に取り付けられている。第2クリップ27は、ブラケット7の第2クリップ穴7bに取り付け固定されている。第2クリップ27とブラケット7との間には、パッキン29が設けられ、第2クリップ穴7bを密閉している。
図6に示されるように、第2クリップ27は、ガーニッシュ3に形成された箱状の第2台座22に装着されている。第2台座22の上面には、第2クリップ27を側方から差し込むことが可能な略U字状に開口した取付部23が形成されている。第2クリップ27には、第2台座22の取付部23に嵌合する取付溝27aが形成されている。
取付部23には、第2台座22がくわえ込み部10に対して近接した位置に設置されているので、第2クリップ27を2箇所で保持可能とするとともに、ガーニッシュ3のブラケット7への取り付けにともなって変位する変位機構24が設けられている。変位機構24は、取付部23に形成される第1保持部23aと第2保持部23bとから構成される。第1保持部23aと第2保持部23bとは、くわえ込み部10に対して近接する位置と離間する位置に形成されている。くわえ込み部10bに対して離間する第2保持部23bは、ブラケット7の第2クリップ穴7bの位置と一致する位置である。一方、くわえ込み部10bに対して近接する第1保持部23aは、ガーニッシュ3をブラケット7に取り付ける際に、第2クリップ27の先端が第2クリップ穴7bに挿し込み可能な位置である。すなわち、第2クリップ27は、初め装着時には取り付けを考慮して第1保持部23aに位置し、ガーニッシュ3のブラケット7への取り付けにともなって第2保持部23bに変位する。第2クリップ穴7bが取付位置に相当する。
すなわち、第2クリップ27は、第2台座22に装着された際には、第1保持部23aに装着される。そして、ガーニッシュ3は、まずフレームモール4の端部をくわえ込み部10bにくわえ込ませて、フレームモール4の先端4bを回動中心としてブラケット7側へ回動される。続いてガーニッシュ3に装着された第2クリップ27は、第2クリップ穴7bに差し込まれながら、側面が第2クリップ穴7bに衝突することで、第2保持部23bに移動しながら、第2クリップ穴7bに押し付けられる。ガーニッシュ3は、第2クリップ27をブラケット7の第1クリップ穴7aに挿し込ませることで、車体に取り付けられる。なお、ガーニッシュ3がブラケット7に取り付けられる前に、第2クリップ27が第2保持部23bに装着された場合には、図6(a)の二点鎖線で示した位置に第2クリップ27の先端が位置することとなり、第2クリップ27の先端がブラケット7に接触して第2クリップ27を容易にブラケット7の第2クリップ穴7bに挿し込むことができないおそれがある。
さて、本実施例のガーニッシュ3は、くわえ込み部10がフレームモール4の端部4aをくわえ込むとともに、第1クリップ25や第2クリップ27がブラケット7のクリップ穴7a,7bに挿し込まれる。このため、ガーニッシュ3がフレームモール4から浮くことをくわえ込み部10がフレームモール4をくわえ込んでいることで抑制し、ガーニッシュ3を車体に確実取り付けることができる。窓枠1の前端角部2にガーニッシュ3が取り付けられることで、風切り音を防止し、車体内部への水等の浸入を防止することができる。
以上、説明した実施形態によれば、以下の効果を奏することができる。
(1)ガーニッシュ3とブラケット7とを取り付ける第1クリップ25及び第2クリップ27と、フレームモール4の端部4aをくわえるくわえ込み部10とを備えた。このため、ガーニッシュ3が第1クリップ25及び第2クリップ27によってブラケット7に固定されてガーニッシュ3のくわえ込み部10がフレームモール4の端部4aに引っ掛かり、浮き上がりを抑制することができる。よって、確実に車体にガーニッシュ3を取り付けることができる。
(2)くわえ込み部10の内底部11にシール部材15が設置されるので、ガーニッシュ3とフレームモール4とのシール性を向上させることができる。また、フレームモール4の端部4aの先端4bと部分的に当接する底面凸条部16をシール部材15に複数備えたので、ガーニッシュ3をフレームモール4に取り付ける際に接触抵抗を減らすことができ、ガーニッシュ3のフレームモール4への取り付け性を向上させることができる。加えて、シール部材15の底面凸条部16をフレームモール4の先端4bに積極的に当接させる構成であるため、フレームモール4に対するガーニッシュ3の少なくとも車両上方向のガタツキを抑制できる。なお、積極的に圧接させる構成をとれば、フレームモール4に対するガーニッシュ3の車両上下方向のガタツキを抑制できる。
(3)フレームモール4の端部4aの内側面4cと部分的に当接する側面凸条部13をくわえ込み部10に複数備えたので、ガーニッシュ3をフレームモール4に取り付ける際に接触抵抗を減らすことができ、ガーニッシュ3のフレームモール4への取り付け性を向上させることができる。加えて、側面凸条部13をフレームモール4の内側面4cに積極的に当接させる構成であるため、フレームモール4に対するガーニッシュ3の車両外側方向のガタツキを抑制できる。また、シール部材15の外側突部15aをフレームモール4の外側面4dに積極的に当接させる構成であるため、フレームモール4に対するガーニッシュ3の車両内側方向のガタツキを抑制できる。
(4)変位機構24によって第2クリップ27が第1保持部23aに装着され、ガーニッシュ3のブラケット7への取り付けに伴って、第2クリップ27が正規の位置、すなわち第2保持部23bに変位する。このため、くわえ込み部10を回動中心とするガーニッシュ3の回動にともなって、第2クリップ27の円弧軌跡から第2クリップ27の先端が円弧の接線方向へ突出することなく、第2クリップ27をブラケット7の第2クリップ穴7bに取り付けることができる。
(5)ガーニッシュ3に設置された第1クリップ25がブラケット7に対して垂直に取り付けられる傾斜装着部26を備えたので、ブラケット7に対して傾きを持ったガーニッシュ3を第1クリップ25によってブラケット7に取り付けることができる。
なお、上記実施形態は、これを適宜変更した以下の形態にて実施することができる。
・上記実施形態では、ガーニッシュ3のくわえ込み部10を3箇所に分割したが、ガーニッシュ3がフレームモール4と接する部分全体にくわえ込み部10を形成してもよい。
・上記実施形態では、ブラケット7に対して傾いているガーニッシュ3としたが、ブラケット7に対して平行となるガーニッシュ3としてもよい。なお、このような場合には、傾斜装着部26を省略する。
・上記実施形態では、第2クリップ27を装着する台座22に変位機構24を設けたが、クリップが短かったり、くわえ込み部10とクリップとの距離が長かったりした際には、変位機構24を省略してもよい。
・上記実施形態では、シール部材15の上面に底面凸条部16を複数備えたが、凸条ではなく、凸部としてもよい。
・上記実施形態では、くわえ込み部10の内側面12に側面凸条部13を複数備えたが、凸条ではなく、凸部としてもよい。
・上記実施形態では、フレームモール4の内側面4cとくわえ込み部10の内側面12とを当接させたが、シール部材15を断面略U字状に形成して、フレームモール4の内側面4cとシール部材15とを当接させてもよい。また、この断面略U字状に形成したシール部材15にフレームモール4の内側面4cと部分的に当接する凸部を複数設けてもよい。
・上記実施形態では、ガーニッシュ3のくわえ込み部10の内底部11にシール部材15を設けたが、くわえ込み部10によるフレームモール4のくわえ込みによって必要なシール性が確保できれば、シール部材15を省略してもよい。
・上記実施形態では、第1クリップ25と第2クリップ27とによってガーニッシュ3をブラケット7に固定したが、2個のクリップに限らず、1個のクリップでガーニッシュ3をブラケット7に固定してもよい。1個のクリップでガーニッシュ3をブラケット7に固定する際には、位置決め用のピンを別途設けることが望ましい。
・上記構成において、3個以上のクリップでガーニッシュ3をブラケット7に固定してもよい。また、クリップの台座には、必要に応じてば変位機構24を設けてもよい。
・上記構成において、フレームモール4及びベルトモール5が直接連結する構成ではなく、フレームモール4及びベルトモール5の各前端部を連結する鋭角に屈曲した三角モール(例えば、特許文献1参照)を適用する構成を採用してもよい。この場合には、三角モールが取付部材に相当する。
・上記構成において、フレームモール4の装飾機能をドアフレームDFが兼ねる構成を採用してもよい。この場合は、ドアフレームDFが取付部材に相当する。また、フレームモール4がない構成を採用してもよい。
・上記実施形態では、窓枠1の前端角部2に取り付けられるガーニッシュ3としたが、その他の場所に取り付けられるガーニッシュに本発明を採用してもよい。また、ガーニッシュ3は、三角形状に限らない。
1…窓枠、2…前端角部、3…ガーニッシュ、4…フレームモール、4a…端部、4b…先端、4c…内側面、4d…外側面、7…ブラケット、7a…第1クリップ穴、7b…第2クリップ穴、10,10a,10b,10c…くわえ込み部、11…内底部、12…内側面、13…側面凸条部、15…シール部材、15a…外側突部、16…底面凸条部、20…第1台座、21…取付部、22…第2台座、23…取付部、23a…第1保持部、23b…第2保持部、24…変位機構、25…第1クリップ、26…傾斜装着部、26a…取付溝、27…第2クリップ、27a…取付溝、28,29…パッキン、31…第1スポンジ、32…第2スポンジ、DF…ドアフレーム。

Claims (5)

  1. 車両の外装を装飾するためのガーニッシュがクリップによって車体の取付部材に取り付けられるガーニッシュ取付構造において、
    前記ガーニッシュは、前記取付部材の端部をくわえ込むくわえ込み部を備えた
    ことを特徴とするガーニッシュ取付構造。
  2. 請求項1に記載のガーニッシュ取付構造において、
    前記くわえ込み部の内底部には、前記取付部材の端部と当接するシール部材が設置され、
    前記シール部材には、前記取付部材の端部先端と部分的に当接する凸部を複数備えた
    ことを特徴とするガーニッシュ取付構造。
  3. 請求項1又は2に記載のガーニッシュ取付構造において、
    前記くわえ込み部及びシール部材の少なくとも一方には、前記取付部材の端部内側面と部分的に当接する凸部を複数備えた
    ことを特徴とするガーニッシュ取付構造。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のガーニッシュ取付構造において、
    前記ガーニッシュは、前記取付部材の端部を前記くわえ込み部にくわえ込みながら、前記クリップを前記取付部材の取付位置に固定させることで前記取付部材に取り付けられ、
    前記ガーニッシュには、前記クリップが前記取付部材への取付前に、前記取付部材の取付位置に対して前記くわえ込み部側へ近接して装着されるとともに、前記クリップが前記取付部材への取り付けにともなって、前記くわえ込み部から離間する方向へ変位する変位機構を備えた
    ことを特徴とするガーニッシュ取付構造。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載のガーニッシュ取付構造において、
    前記ガーニッシュは、前記取付部材に対して傾いて取り付けられ、
    前記クリップは、前記取付部材に対して前記クリップが垂直に取り付けられる傾斜装着部を備えた
    ことを特徴とするガーニッシュ取付構造。
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