JP2012254542A - 印刷装置 - Google Patents

印刷装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2012254542A
JP2012254542A JP2011127945A JP2011127945A JP2012254542A JP 2012254542 A JP2012254542 A JP 2012254542A JP 2011127945 A JP2011127945 A JP 2011127945A JP 2011127945 A JP2011127945 A JP 2011127945A JP 2012254542 A JP2012254542 A JP 2012254542A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
printing apparatus
wall surface
piston rod
ink supply
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011127945A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5757164B2 (ja
Inventor
Haruo Kobayashi
治夫 小林
Kazuyuki Kondo
和幸 近藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Brother Industries Ltd filed Critical Brother Industries Ltd
Priority to JP2011127945A priority Critical patent/JP5757164B2/ja
Publication of JP2012254542A publication Critical patent/JP2012254542A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5757164B2 publication Critical patent/JP5757164B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Ink Jet (AREA)

Abstract

【課題】複数のインク供給系統におけるインクの引き戻し動作の信頼性を向上する。
【解決手段】印刷データに応じてインクをノズルから吐出する複数の記録ヘッド4と、複数の記録ヘッド4に個別に対応してインクを格納する複数のインクカートリッジ3と、複数のインクカートリッジ3からそれぞれ対応する複数の記録ヘッド4にインクを供給する複数のインク供給管5と、複数のインク供給管5のそれぞれの流路途中位置に連通する複数の通気管9とを備えた印刷装置100において、複数の通気管9の開口端部のそれぞれに対して独立して接続される複数の管接続部32bの開口端部32cに対し、単一のパッキン43での押接動作と離間動作で当該通気管9の大気開放状態と大気遮断状態とを切り替え可能な集合開放弁20を備えた。
【選択図】図5

Description

本発明は、インク供給系統中のインクを引き戻す印刷装置に関する。
印刷装置において、インクカートリッジと記録ヘッドとを接続するインク供給管内部からインクを引き戻す必要がある。これは、特に酸化チタンなどの顔料を含有する白インクを用いる場合には、長時間の停止中におけるインク供給管内での顔料の沈降を防ぐために必須の作業である。
従来では、例えば特許文献1に記載されているように、インク供給管の流路途中位置に通気管が連通している。そして、当該通気管の開口端部における閉塞状態と開放状態を切り替えることで、インクの流通と引き戻しを容易に行う技術が提案されている。つまり、上記連通点、記録ヘッド、及びノズルの順で高い位置に配置し、制御弁などを用いて上記通気管の開口端部を閉塞させた状態では、印刷時に記録ヘッドのノズルからインクが吐出することに応じて、適切にインクカートリッジからインクが流入し、インクがインク供給管内を流通する。また、上記通気管の開口端部を開放させた状態では、大気圧や上記連通点から吐出口までの水頭差によりその間のインク供給管内のインクが自重によってインクカートリッジ内に引き戻される。近年の印刷装置では、大量の白インクを使用することから、上述したインクカートリッジ、インク供給管、及び記録ヘッドを含めたインク供給系統を複数系統備える場合が多い。
特開2009−241498号公報
しかしながら、もし、このように1台の印刷装置に備えられた複数のインク供給系統がそれぞれ独立して1つ上記制御弁を設けると、即ち、複数の制御弁を設けてインクの引き戻し動作を行う構成では、装置全体において部品点数が増加し、構成が複雑化してしまう。一方、図10に示すように、上記制御弁201に接続される代表の一本の集合通気管202から分岐した複数の通気管203が、複数のインク供給管204へ接続されるような構成も考えられる。各インク供給管204は、それぞれ対応するインクカートリッジ205と記録ヘッド206とを接続している。その構成では、複数のインク供給管204に対して制御弁201を共有すると、集合通気管202が複数のインク供給管204で共有されているために、複数のインク供給管204中のインクに対する大気開放の作用がばらつく可能性がある。そのばらつきの悪影響として、例えば、一部のインク供給管204においてインクが想定以上に大量に残存し、或いは、インクがインクカートリッジ205に引き戻るまで時間が想定以上に長くなる恐れがある。
本発明の目的は、複数のインク供給管に対して制御弁を共有しても、大気開放の作用のばらつきを低減した印刷装置を提供することにある。
上記目的を達成するために、第1の発明は、印刷データに応じてインクをノズルから吐出する複数の記録ヘッドと、前記複数の記録ヘッドに個別に対応して前記インクを格納する複数のインク貯留部材と、前記複数のインク貯留部材からそれぞれ対応する前記複数の記録ヘッドにインクを供給する複数のインク供給管と、前記複数のインク供給管のそれぞれの流路途中位置に連通する複数の通気管とを備えた印刷装置において、前記複数の通気管の開口端部のそれぞれに対して独立して接続される複数の管接続部の開口端部に対し、単一の閉塞体での押接動作と離間動作で当該通気管の大気開放状態と大気遮断状態とを切り替え可能な集合開放弁を備えたことを特徴とする。
印刷装置はインク貯留部材からインク供給管を介して記録ヘッドにインクを供給するインク供給系統を複数組備えている。また、各インク供給管の流路途中位置にはそれぞれ通気管が連通しており、これら通気管の開口端部を閉塞して大気遮断状態とすることで、各インク供給管の内部におけるインクの流通が可能となる。また、各通気管の開口端部を開放して大気開放状態とすることで、通気管の連通点からインク貯留部材までの区間において、各インク供給管内のインクを大気圧やその自重で各インクカートリッジに引き戻すことができる。
そこで本願第1発明の印刷装置は、上記複数の通気管の開口端部に対し、それぞれに接続する管接続部の開口端部を介して単一の閉塞体での押接動作と離間動作で当該通気管の大気開放状態と大気遮断状態とを切り替え可能な集合開放弁を備えている。これにより、上述したインクの引き戻し動作が可能なインク供給系統を複数備える印刷装置において、それぞれのインクの引き戻し動作の契機となる各通気管の大気開放状態と大気遮断状態との切り替えを、複数組のインク供給系統で共有した機構で統合的に行える。
これにより本願第1発明は、複数の通気管のそれぞれが独立して集合開放弁の管接続部に接続されているので、複数の通気管の圧力が同時に独立して変化する。そのため、複数の通気管に対する大気開放による作用のばらつきを低減し、そのばらつきの悪影響を低減することができる。
第2発明は、上記第1発明において、前記複数の管接続部の開口端部は、略平面状の設置壁面に対して略同じ高さで突出し、前記閉塞体は前記設置壁面に対向する配置の略平面状の押接壁面で前記複数の管接続部の開口端部に押接可能であることを特徴とする。
本願第2発明においては、突出した状態の各管接続部の開口端部に対して閉塞体の略平面上の押接壁面を押接させることで、大気遮断状態とした各管接続部の開口端部を高い気密性で密閉できる。
第3発明は、上記第1又は第2発明において、前記集合開放弁は前記複数の記録ヘッドを保持して移動させるキャリッジ側に設置され、前記閉塞体の押接動作を駆動する駆動部は印刷装置の本体固定部側に設けられることを特徴とする。
各記録ヘッドはキャリッジに保持されて移動するため、本体固定側に配置されるインクカートリッジとの間を接続するインク供給管は長い寸法で設けられる。これに対し本願第3発明においては、集合開放弁をキャリッジ側に設けて常に各記録ヘッドの近傍に配置できるため、各通気管の連通点を各記録ヘッドの近傍に設けることができる。これにより、各インク供給管の全長のうち各連通点からインクカートリッジまでの区間を長く設定でき、上記インクの引き戻し動作によってインクカートリッジへ引き戻せるインクの量を多く確保できる。また、ソレノイドなどの重量物で構成される駆動部を本体固定部側に設けることで、キャリッジの駆動が容易となるとともに、駆動部に接続する制御信号線や電力供給線の長さを短くできる。
第4発明は、上記第1乃至第3発明のいずれかにおいて、前記集合開放弁は、略円柱形状に構成された前記閉塞体を備えるピストン構造体と、前記ピストン構造体を内部に嵌合して両端にそれぞれ端壁部を設けた略円筒形状で構成され、一方側の端壁部の内側端面に前記設置壁面を備えるシリンダ構造体と、前記シリンダ構造体の他方側の端壁部を貫通して前記ピストン構造体に連結するピストンロッドと、を備え、前記ピストンロッドと前記シリンダ構造体の他方側の端壁部との間の摺動部分、及び前記ピストン構造体と前記シリンダ構造体との間の摺動部分には、それぞれ空気の流通が可能な隙間が周方向に均等に設けられていることを特徴とする。
本願第4発明においては、閉塞体の押圧壁面とシリンダ構造体の設置壁面との間の空間を密室とせず、周方向で均等な空気の通気が可能となるため、ピストン構造体の軸方向駆動を円滑に行うことができる。また、各管接続部の開口端部における大気開放状態と大気遮断状態との切り替え動作時においても、各通気管内の内圧の変動を抑えることができる。
第5発明は、上記第4発明において、前記複数の管接続部の開口端部は、円形形状で構成された前記設置壁面の同心円上で等間隔に配置されていることを特徴とする。
本願第5発明においては、閉塞体の押圧壁面とシリンダ構造体の設置壁面との間の空間において周方向で均等な空気の通気が可能であるため、設置壁面の同心円上で等間隔に配置された各管接続部の開口端部の間における内圧の変動の偏りをなくすことができる。
第6発明は、上記第4又は第5発明において、前記ピストンロッドは前記ピストン構造体の軸中心を貫通しており、当該ピストンロッドに対してその軸方向と略直交する配置で押圧平面を持つよう固定された座金を介して、前記ピストンロッドは前記ピストン構造体が備える前記閉塞体の前記押圧壁面の軸直交性を確保することを特徴とする。
本願第6発明においては、軸直交性が確保された閉塞体の押圧壁面が、複数の管接続部の開口端部に対する押圧動作をそれぞれ同時かつ均等な押圧力で行える。
本発明によれば、複数のインク供給管に対して制御弁を共有しても、大気開放の作用のばらつきを低減できる。
本発明の一実施の形態の印刷装置の外観全体を斜視で表す図である。 印刷装置の機能的構成を表す機能ブロック図である。 図1中のキャリッジ周辺を拡大した図である。 インク供給系を示した略図である。 集合開放弁の外観全体を斜視で表す図である。 図5中の矢視V−V線断面で見た集合開放弁の内部構造を表す図である。 端部内壁面を含む上記図6中のA部を拡大して示す図である。 作動レバーの回動駆動によって集合開放弁が大気遮断状態と大気開放状態とに切り替えられた状態を表す図である。 集合開放弁を接続した1つのインク供給系統における、メンテナンス時のインクの流通と引き戻しの動作切り替えを表す図である。 従来のインク供給系の一例を示した略図である。
以下、本発明の一実施の形態を図面を参照しつつ説明する。
図1において、本実施形態の印刷装置100は、装置本体1とキャリッジ2とを有している。装置本体1は、フレームをつなぎ合わせて全体を略直方体形状とした骨組み構造体で構成されている。キャリッジ2は、装置本体1に設けられたレールに沿ってX搬送モータ(後述の図2参照)の駆動によりX方向に搬送可能となっている。装置本体1にはそれぞれインクを格納する4つのインクカートリッジ3が装着され、キャリッジ2には各インクカートリッジ3に対応する4つの記録ヘッド4が設けられており、対応するインクカートリッジ3と記録ヘッド4同士がインク供給管で接続されてインクの供給が行われる。なお、図中では図示の煩雑を回避するために、各インク供給管を省略している(後述の図4参照)。この印刷装置100は、装置本体1に固定された被印刷物に対してキャリッジ2の搬送と各記録ヘッド4からのインクの吐出により所望の印刷を行う。なお、インクカートリッジ3が、各請求項記載のインク貯留部材に相当する。
印刷装置100の機能的構成を表す機能ブロック図である図2において、当該印刷装置100は、CPU11、RAM12、ROM13、通信制御部14、印刷制御部15、記録ヘッド4、X搬送モータ17、Y搬送モータ18、カートリッジ挿入センサ19、集合開放弁20、及びディスプレイ21を有している。
CPU11は、いわゆるマイクロコンピュータであり、RAM12の一時記憶機能を利用しつつROM13に予め記憶されたプログラムに従って各種の演算を行う。またCPU11は、他の各部との間でバスを介した情報の交換や各種の制御指示を出力することで、印刷装置100全体を制御する機能を有する。
ROM13は、後述する各種の処理プログラムやその他必要な情報が予め書き込まれた情報記憶媒体である。RAM12は、上記各種のプログラムを実行する上で必要な情報の書き込み及び読み出しが行われる情報記憶媒体である。
通信制御部14は、例えばUSBインターフェース等を介して上位制御装置であるパーソナルコンピュータ(図中ではPCと略記)200との間で情報や指令の送受を制御する機能を有する。
印刷制御部15は、記録ヘッド制御部22、ヘッド搬送制御部23、センサ入力部24、集合開放弁制御部25、及び表示制御部26を有している。
記録ヘッド制御部22は、印刷データに応じて各記録ヘッド4に設けられた圧電アクチュエータの駆動を制御し、ノズルからインクを吐出させる機能を有する。
ヘッド搬送制御部23は、キャリッジ2をX方向に搬送するX搬送モータ17と、被印刷物をY方向に搬送するY搬送モータ18の駆動を制御する機能を有する。
センサ入力部24は、各インクカートリッジ3の挿入箇所に設けられたカートリッジ挿入センサ19から、それぞれインクカートリッジ3の挿入を検出する信号を入力する機能を有する。
集合開放弁制御部25は、集合開放弁20を駆動する後述のソレノイドの動作を制御する機能を有する。
表示制御部26は、使用者に対して各種の情報や指示をディスプレイ21に表示させる機能を有する。
上記図1中のキャリッジ2周辺を拡大した図を図3に示す。なお、この図3においてもインク供給管の図示は省略している(後述の図4参照)。図3において、各インクカートリッジ3は装置本体1に装着され、各記録ヘッド4は各インクカートリッジ3の吐出口3aより少し高い位置でキャリッジ2に固定され、上記集合開放弁は各記録ヘッド4より高い位置でキャリッジ2に固定されている。
上述したように、各記録ヘッド4とそれぞれに対応する各インクカートリッジ3同士がインク供給管で接続されており、それら各インク供給管の流路途中にそれぞれ通気管(図示省略)が連通して、各通気管の開口端部が上記集合開放弁20に集中的に接続されている。この接続構成だけを図4に示す。図示するように、本実施形態においては、各インクカートリッジ3、各インク供給管、各通気管、及び各記録ヘッド4で構成されるインク供給系統が4つ設けられており、各インク供給系統はそれぞれの通気管を介して上記1つの集合開放弁20に接続されている。即ち、この集合開放弁20は、4つの各記録ヘッド4の供給系において共有して用いられる。
また図3では、図1において、キャリッジ2が印刷装置100のメンテナンス位置に配置されている状態を拡大して示している。この配置状態では、集合開放弁20の作動レバー31の先端が、装置本体1側に設けられた作動アーム6の先端の下方に位置する。この作動アーム6は、上記集合開放弁制御部25によって駆動制御されるソレノイド7と付勢バネ8によって上下に回動駆動される。図示する配置状態で、ソレノイド7の駆動により作動アーム6が下方に回動することにより、当該作動アーム6の先端が集合開放弁20の作動レバー31に当接して下方に押し下げる。これにより、集合開放弁20が作動して大気遮断状態から大気開放状態に切り替えられる(後述の図8参照)。
図5は、集合開放弁20全体を斜視した外観を示している。この図5において、集合開放弁20は、概略的に弁本体32、ブラケット33、及び作動レバー31を有している。
弁本体32は、全体が略円柱形状に形成されており、その軸方向が上下方向に沿うよう配置される。弁本体32の円形状の上方端部32aには、その同心円上で等間隔に各通気管が接続される4つの管接続部32bが一体に設けられている。作動レバー31は、弁本体32の下方から径方向に伸びる配置で設けられている。ブラケット33は、2つのボルト34を介して弁本体32の上方端部32aに接合されているとともに、弁本体32の下方で作動レバー31の一端を回動可能に軸支している。
図5中の矢視V−V線断面における集合開放弁の内部構造を、図6に示す。この図6において、集合開放弁20の弁本体32は、主にケーシング41、蓋部42、パッキン43、パッキン座金44、ロッド座金45、押圧バネ46、ピストンロッド47、及びレバー座金48を有している。
ケーシング41は、全体が樹脂製からなり、上方端部が閉じられた略円筒形形状で構成されている。このケーシング41の下方開口部に蓋部42が嵌め込まれ、これらケーシング41と蓋部42がいわゆるシリンダの構造体51を構成している。蓋部42が図5の上記2本のボルト34でケーシング41とともにブラケット33に接合されていることで、当該シリンダ構造体51の組み立てが固定されている。
パッキン43は、全体がゴムなどの弾性材料からなり、ケーシング41の内径に嵌合可能な略円柱形状で構成されている。このパッキン43の下面に同じ径の薄板であるパッキン座金44が重ねられ、上面に径の小さいロッド座金45が重ねられ、これらパッキン43、パッキン座金44、及びロッド座金45がいわゆるピストンの構造体52を構成している。
押圧バネ46は、上記蓋部42の上面と上記パッキン座金44の下面との間に設けられ、常にピストン構造体52を上方、つまり蓋部42と逆側のシリンダ構造体51の端部へ向かう方向に付勢する。
ピストンロッド47は、全体が円柱棒状で構成されており、蓋部42、パッキン座金44、パッキン43、及びロッド座金45のそれら軸中心を貫通している。ピストンロッド47の上端は、ロッド座金45の上面から突出している。また、ピストンロッド47の下端は、作動レバー31の下方部分に係合しているレバー座金48を貫通している。そしてこのピストンロッド47の側面で、ロッド座金45の上面、押圧バネ46の中心、及びレバー座金48の下面のそれぞれの軸方向位置に円周溝が切られており、各円周溝にはE型留め具などのいわゆる嵌め込みワッシャ49(49a,49b,49c)が嵌め込まれている。これら嵌め込みワッシャ49はピストンロッド47より大きい径で、その軸方向取り付け位置が固定されるワッシャである。
上記ピストン構造体52は、パッキン座金44の下面に接触する押圧バネ46により上方に付勢され、ロッド座金45の上面に接触する嵌め込みワッシャ49aを介してピストンロッド47の上下動により当該ピストン構造体52の上下位置が規制される。また、ピストンロッド47は、ピストン構造体52から上方への付勢を受け、下端の嵌め込みワッシャ49cを介してレバー座金48と作動レバー31の上下回動により当該ピストンロッド47の上下位置が規制される。押圧バネ46の中心位置の嵌め込みワッシャ49bは、蓋部42の上面に当たることでピストンロッド47の下限位置を規制する。
また、ピストンロッド47の上端は、ケーシング41の上端部の中心に設けたロッド嵌合孔41aに常に嵌合されている。これによりピストンロッド47は、その軸方向において十分に離間した蓋部42とロッド嵌合孔41aの2箇所で支持されているため、上下動による中心軸のぶれを少なくし、直進性を確保できる。また、上記ロッド嵌合孔41aの周囲にはロッド座金45を遊嵌可能な座金孔41bが設けられ、さらにその座金孔41bの周囲には、パッキン43の上面43aに対向する配置の環状かつ平面状の端部内壁面41cが設けられている。押圧バネ46により下方から付勢されているパッキン43は、この端部内壁面41cに接触することでその上限位置が規制される。
なお、パッキン43が各請求項記載の閉塞体に相当し、このパッキン43の上面43aが各請求項記載の押接壁面に相当し、端部内壁面41cが各請求項記載の設置壁面に相当し、ソレノイド7が各請求項記載の駆動部に相当し、装置本体1が各請求項記載の本体固定部に相当し、ケーシング41の上方端部が各請求項記載のシリンダ構造体51の一方側の端壁部に相当し、蓋部42が各請求項記載のシリンダ構造体51の他方側の端壁部に相当し、ロッド座金45が各請求項記載の座金に相当する。
図7は、上記端部内壁面41cを含む上記図6中のA部を拡大して示している。この図7において、ケーシング41の上方端部に設けられた上記4つの管接続部32bはそれぞれ中空管状に構成されており、その下方の開口端部32cがケーシング41の端部内壁面41cに開口してシリンダ構造体51の内部に連通している。また、端部内壁面41cの全体は平面状であるが、各管接続部32bの開口端部32cだけがそれぞれ同じ高さで突出している。これにより、パッキン43はその平面状の上面43aで各管接続部32bの開口端部32cに押接可能である。
なお、本実施形態の例では、上記通気管の開口端部がケーシング41の管接続部32bに接続することでシリンダ構造体51の内部に連通しているが、他にも通気管そのものをケーシング41の上方端部に貫通させてその開口端部を端部内壁面41cから突出させてもよい。
以上のような構成の集合開放弁20は、作動レバー31の回動駆動によって図8(a)に示す大気遮断状態と、図8(b)に示す大気開放状態とに切り替えられる。
まず、作動レバー31が図3の作動アーム6からの押し下げ力を受けていない間は、図8(a)に示すように、押圧バネ46の付勢によってピストン構造体52、ピストンロッド47、及び作動レバー31が上方へ自由に移動、回動する。これにより、パッキン43はその上面43aで各管接続部32bの開口端部32cを押接して端部内壁面41cに密接する。この際、上述したように直進性が確保されたピストンロッド47が、その軸方向と直交するよう固定された嵌め込みワッシャとロッド座金45の下面を介してパッキン43の上面43aの軸直交性を維持する。これにより、パッキン43の上面43aは4つの管接続部32bの開口端部32cに対して、それぞれ同時かつ均等な圧力で閉塞できる。図4に示すように、4つの管接続部32bの開口端部32cに接続された4本の通気管9は制御弁20との間で互いに共通した流路を有していないので、大気開放が4本の通気管9に対して独立して作用する。
また上記弁本体32の構成では、作動レバー31が一方側(図中の右側)の端部を回動中心としてブラケット33に支持される支点と、作動レバー31が他方側(図中の左側)の端部で上記作動アーム6からの下方への押し下げ力を受ける力点との間に、作動レバー31がレバー座金48を介してピストンロッド47の上下動を規制する作用点が配置されている。
この配置により、作動レバー31が作動アーム6からの押し下げ力を受けた場合には、図8(b)に示すように、押圧バネ46の付勢に抗してピストン構造体52、ピストンロッド47、及び作動レバー31が下方へ移動、回動する。これにより、パッキン43の上面43aは、各管接続部32bの開口端部32c及び端部内壁面41cから離間する。この際にも、上述したようなパッキン43の上面43aの軸直交性が維持される。また、蓋部42とピストンロッド47との間、及びピストン構造体52とケーシング41の内周側壁との間のそれぞれの摺動部分には、それぞれ空気の流通が可能な隙間が周方向に均等に設けられている(特に詳細には図示せず)。これにより、シリンダ構造体51の内部と外部の間の空気の流通が確保されている。
上記構成の集合開放弁20を接続した1つのインク供給系統における、通常の印刷時、パージやフラッシングといったメンテナンス時などのインクの流通と引き戻しの切り替え動作を図9に示す。
上述したように、各インク供給系統(図中では1つのみ図示)は、インクカートリッジ3からインク供給管5を介して記録ヘッド4にインクを供給するよう構成されている。また、各インク供給管5の流路途中位置にはそれぞれ通気管9が連通しており、これら通気管9の開口端部が集合開放弁20に接続されている。各記録ヘッド4は対応する各インクカートリッジ3の吐出口3aより少し高い位置に配置され、各通気管9の連通点Pは各記録ヘッド4よりも高い位置に配置されている。キャリッジ2が記録ヘッド4のメンテナンス位置に位置した際には、記録ヘッド4のノズルがキャップ10に覆われ、ノズルの掃除とインクの吸引排出によりクリーニングを行う。なお、記録ヘッド4にキャップ10を覆うキャッピング機構、記録ヘッド4のノズルを拭うワイプ機構に相当し、これらについては詳細な説明を省略する。
この状態で、図9(a)に示すように、集合開放弁20のピストン構造体52が各管接続部32bの開口端部32cに押接して各通気管9とともに大気遮断状態とした際には、各インク供給管5の内部が密閉される。このときキャップ10から記録ヘッド4を介した吸引を行うことで、インク供給管5の内部のインクを流通させることができる。
また、図9(b)に示すように、集合開放弁20のピストン構造体52が各管接続部32bの開口端部32cから離間して各通気管9とともに大気開放状態とした際には、各インク供給管5が通気管9との連通点Pで上記吸引が途切れる。そして、通気管9の連通点Pからインクカートリッジ3の吐出口3aまでの区間において水頭差が生じ、これにより当該区間における各インク供給管内5のインクを、大気圧やその自重で各インクカートリッジ3に引き戻し、回収することができる。なお、キャリッジ2が広い範囲で移動する場合には各インク供給管5が長くなるため、各通気管9の連通点Pをできるだけ各記録ヘッド4の近傍に位置させることで各インクカートリッジ3へのインクの引き戻し量を確保でき、各記録ヘッド4から排出させる廃棄分のインクの量を削減できる。
以上説明したように、本実施形態の印刷装置100においては、複数の通気管9にそれぞれ接続する管接続部32bの開口端部32cに対し、単一のパッキン43での押接動作と離間動作で当該通気管9の大気開放状態と大気遮断状態とを切り替え可能な集合開放弁20を備えている。これにより、上述したインクの引き戻し動作が可能なインク供給系統を複数備える印刷装置100において、それぞれのインクの引き戻し動作の契機となる各通気管9の大気開放状態と大気遮断状態との切り替えを、複数組のインク供給系統で共有した機構で統合的に行える。
これにより本実施形態は、複数の通気管9のそれぞれが独立して集合開放弁20の管接続部32bに接続されているので、複数の通気管9の圧力が同時に独立して変化する。そのため、複数の通器管に対する大気開放による作用のばらつきを低減し、そのばらつきの悪影響を低減することができる。
また、本実施形態では特に、複数の通気管9にそれぞれ接続する管接続部32bの開口端部32cが、平面状の端部内壁面41cに対して略同じ高さで突出し、パッキン43が端部内壁面41cに対向する配置の平面状の上面43aで複数の管接続部32bのそれぞれの開口端部32cに押接可能であることで、大気遮断状態とした各通気管9及び各管接続部32bの開口端部32cを高い気密性で密閉できる。
また、本実施形態では特に、集合開放弁20は複数の記録ヘッド4を保持して移動させるキャリッジ2側に設置され、パッキン43の押接動作を駆動するソレノイド7は印刷装置100の装置本体1側に設けられている。各記録ヘッド4はキャリッジ2に保持されて移動するため、装置本体1側に配置されるインクカートリッジ3との間を接続するインク供給管5は長い寸法で設けられる。
これに対し本実施形態においては、集合開放弁20をキャリッジ2側に設けて常に各記録ヘッド4の近傍に配置できるため、各通気管9の連通点Pを各記録ヘッド4の近傍に設けることができる。これにより、各インク供給管5の全長のうち各連通点Pからインクカートリッジ3までの区間を長く設定でき、上記インクの引き戻し動作によってインクカートリッジ3へ引き戻せるインクの量を多く確保できる。また、重量物であるソレノイド7を装置本体1側に設けることで、キャリッジ2の駆動が容易となるとともに、ソレノイド7に接続する制御信号線や電力供給線の長さを短くできる。
また、本実施形態では特に、ピストンロッド47とシリンダ構造体51の蓋部42との間の摺動部分、及びピストン構造体52とシリンダ構造体51との間の摺動部分には、それぞれ空気の流通が可能な隙間が周方向に均等に設けられている。これにより、パッキン43の上面43aと端部内壁面41cとの間の空間を密室とせず、周方向で均等な空気の通気が可能となるため、ピストン構造体52の軸方向駆動を円滑に行うことができる。また、各通気管9と各管接続部32bの開口端部32cにおける大気開放状態と大気遮断状態との切り替え動作時においても、各通気管9内の内圧の変動を抑えることができる。
また、本実施形態では特に、各通気管9と各管接続部32bの開口端部32cは、円形形状で構成された端部内壁面41cの同心円上で等間隔に配置されている。上述したように、パッキン43の上面43aとシリンダ構造体51の端部内壁面41cとの間の空間において周方向で均等な空気の通気が可能であるため、端部内壁面41cの同心円上で等間隔に配置された4つの開口端部32cの間における内圧の変動の偏りをなくすことができる。
また、本実施形態では特に、ピストンロッド47がピストン構造体52の軸中心を貫通しており、当該ピストンロッド47に対してその軸方向と略直交する配置で固定された嵌め込みワッシャ49a及びロッド座金45を介して、ピストンロッド47はピストン構造体52が備えるパッキン43の上面43aの軸直交性を確保できる。これにより、軸直交性が確保されたパッキン43の上面43aが、複数の開口端部32cに対する押圧動作をそれぞれ同時かつ均等な押圧力で行える。
なお、本実施形態において、例えば、酸化チタンなどの顔料を含有する白インクのインク供給系統がぞれぞれの通気管を介して集合開放弁20に接続されていることが好ましい。特に、酸化チタンなどの顔料を含有する白インクを用いる場合、長時間の停止中におけるインク供給管内での顔料の沈降を防止することができる。
また、本実施形態では、印刷装置100の装着部に対して着脱自在なインクカートリッジ3にインクを引き戻している。しかし、印刷装置100に固定的に設けられたインクタンクにインクを引き戻しても良い。この場合、そのインクタンクが各請求項記載のインク貯留部材に相当する。
また、以上既に述べた以外にも、上記実施形態や各変形例による手法を適宜組み合わせて利用しても良い。
その他、一々例示はしないが、本発明は、その趣旨を逸脱しない範囲内において、種々の変更が加えられて実施されるものである。
1 装置本体
2 キャリッジ
3 インクカートリッジ(インク貯留部材)
4 記録ヘッド
5 インク供給管
7 ソレノイド(駆動部)
9 通気管
10 キャップ
20 集合開放弁
31 作動レバー
32 弁本体
32b 管接続部
32c 開口端部
33 ブラケット
41 ケーシング(シリンダ構造体)
41c 端部内壁面(設置壁面)
42 蓋部(シリンダ構造体)
43 パッキン(閉塞体、ピストン構造体)
43a 上面(押接壁面)
44 パッキン座金(ピストン構造体)
45 ロッド座金(ピストン構造体)
46 押圧バネ
47 ピストンロッド
49,49a 嵌め込みワッシャ
,49b,49c
51 シリンダ構造体
52 ピストン構造体
100 印刷装置
P 連通点

Claims (6)

  1. 印刷データに応じてインクをノズルから吐出する複数の記録ヘッドと、
    前記複数の記録ヘッドに個別に対応して前記インクを格納する複数のインク貯留部材と、
    前記複数のインク貯留部からそれぞれ対応する前記複数の記録ヘッドにインクを供給する複数のインク供給管と、
    前記複数のインク供給管のそれぞれの流路途中位置に連通する複数の通気管と
    を備えた印刷装置において、
    前記複数の通気管の開口端部のそれぞれに対して独立して接続される複数の管接続部の開口端部に対し、単一の閉塞体での押接動作と離間動作で当該通気管の大気開放状態と大気遮断状態とを切り替え可能な集合開放弁を備えたことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記複数の管接続部の開口端部は、略平面状の設置壁面に対して略同じ高さで突出し、前記閉塞体は前記設置壁面に対向する配置の略平面状の押接壁面で前記複数の管接続部の開口端部に押接可能であることを特徴とする請求項1記載の印刷装置。
  3. 前記集合開放弁は前記複数の記録ヘッドを保持して移動させるキャリッジ側に設置され、前記閉塞体の押接動作を駆動する駆動部は印刷装置の本体固定部側に設けられることを特徴とする請求項1又は2記載の印刷装置。
  4. 前記集合開放弁は、
    略円柱形状に構成された前記閉塞体を備えるピストン構造体と、
    前記ピストン構造体を内部に嵌合して両端にそれぞれ端壁部を設けた略円筒形状で構成され、一方側の端壁部の内側端面に前記設置壁面を備えるシリンダ構造体と、
    前記シリンダ構造体の他方側の端壁部を貫通して前記ピストン構造体に連結するピストンロッドと、を備え、
    前記ピストンロッドと前記シリンダ構造体の他方側の端壁部との間の摺動部分、及び前記ピストン構造体と前記シリンダ構造体との間の摺動部分には、それぞれ空気の流通が可能な隙間が周方向に均等に設けられていることを特徴とする請求項2又は3記載の印刷装置。
  5. 前記複数の管接続部の開口端部は、円形形状で構成された前記設置壁面の同心円上で等間隔に配置されていることを特徴とする請求項4記載の印刷装置。
  6. 前記ピストンロッドは前記ピストン構造体の軸中心を貫通しており、当該ピストンロッドに対してその軸方向と略直交する配置で押圧平面を持つよう固定された座金を介して、前記ピストンロッドは前記ピストン構造体が備える前記閉塞体の前記押圧壁面の軸直交性を確保することを特徴とする請求項4又は5記載の印刷装置。
JP2011127945A 2011-06-08 2011-06-08 印刷装置 Active JP5757164B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011127945A JP5757164B2 (ja) 2011-06-08 2011-06-08 印刷装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011127945A JP5757164B2 (ja) 2011-06-08 2011-06-08 印刷装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012254542A true JP2012254542A (ja) 2012-12-27
JP5757164B2 JP5757164B2 (ja) 2015-07-29

Family

ID=47526602

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011127945A Active JP5757164B2 (ja) 2011-06-08 2011-06-08 印刷装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5757164B2 (ja)

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211163A (ja) * 1988-03-31 1990-01-16 David Farbstein 注射器
JPH03132357A (ja) * 1989-10-17 1991-06-05 Canon Inc インクジェット記録装置
JPH0588535U (ja) * 1991-08-20 1993-12-03 有限会社ヘルコム 空気マッサージ治療器
JPH06328726A (ja) * 1993-05-25 1994-11-29 Canon Inc インクジェット記録装置の吸引回復装置
JPH1043655A (ja) * 1996-08-02 1998-02-17 Anest Iwata Corp 高粘度材料カートリッジによるディスペンサと 多段シリンダ
JP2007301917A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Sony Corp 液体貯留容器及び液体吐出装置
JP2010105745A (ja) * 2001-07-12 2010-05-13 Entegris Inc ディスペンスヘッド及び気泡を減少させる方法

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0211163A (ja) * 1988-03-31 1990-01-16 David Farbstein 注射器
JPH03132357A (ja) * 1989-10-17 1991-06-05 Canon Inc インクジェット記録装置
JPH0588535U (ja) * 1991-08-20 1993-12-03 有限会社ヘルコム 空気マッサージ治療器
JPH06328726A (ja) * 1993-05-25 1994-11-29 Canon Inc インクジェット記録装置の吸引回復装置
JPH1043655A (ja) * 1996-08-02 1998-02-17 Anest Iwata Corp 高粘度材料カートリッジによるディスペンサと 多段シリンダ
JP2010105745A (ja) * 2001-07-12 2010-05-13 Entegris Inc ディスペンスヘッド及び気泡を減少させる方法
JP2007301917A (ja) * 2006-05-15 2007-11-22 Sony Corp 液体貯留容器及び液体吐出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP5757164B2 (ja) 2015-07-29

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US8820887B2 (en) Liquid ejection device
JP5845561B2 (ja) 液体収容容器、封止部材、及びキャップ
JP2007230227A (ja) 液体噴射装置およびその初期充填方法
JP6584450B2 (ja) インクジェット記録装置
JP2006192679A (ja) 液体噴射装置および液体噴射装置の液体吸引装置
JP2024040516A (ja) 記録装置
JP2007105883A (ja) インクジェット記録装置
JP2010030254A (ja) 液滴噴射装置
JP2005288770A (ja) 液体噴射装置、液体噴射装置の制御方法
JP5471655B2 (ja) 画像形成装置
JP5304110B2 (ja) 液体カートリッジユニット
JP2010052259A (ja) 液滴噴射装置
CN102596577A (zh) 空气抽取打印机
JP2006116946A (ja) 液体噴射装置
JP2010260309A (ja) 流体噴射装置
JP5757164B2 (ja) 印刷装置
US11724511B2 (en) Liquid ejection apparatus
EP3708379B1 (en) Liquid discharge apparatus
US7025445B2 (en) Gas actuated ink line valve
JP2001001536A (ja) インクジェット式記録装置
US8827421B2 (en) Maintenance method for fluid ejecting apparatus and fluid ejecting apparatus
JP4872700B2 (ja) インク導出針、インク供給機構及び記録装置
JP2010120296A (ja) 液体噴射装置
JP6976992B2 (ja) 液体吐出装置およびプリンタ
JP4415848B2 (ja) 中継器及び液体噴射装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140415

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150127

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20150128

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150323

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150507

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150520

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5757164

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150