JP2012251630A - 縦軸用軸封装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】流体処理用の回転機器から下方に延設される上下向きの回転軸1に対してシールすべく、回転軸1に外装配備される縦軸用軸封装置において、回転軸1に外嵌される状態でハウジング2に支持されるシール用のリング体9を設け、リング体9にその下面から上方に凹入する状態の周溝状の第1凹部14を形成し、リング体9における周溝状の第1凹部14の径内側となる内側壁15が、回転軸1に沿って下方に延設される第1円筒状シールリップに構成されるとともに、周溝状の第1凹部14に、第1円筒状シールリップ15を回転軸1の外周面3aに押し付けて軸シール部Sを形成するための弾性機構11が装備される。
【選択図】図2
Description
前記回転軸1に外嵌される状態でハウジング2に支持されるシール用のリング体9を設け、前記リング体9にその下面から上方に凹入する状態の周溝状の第1凹部14を形成し、前記リング体9における前記周溝状の第1凹部14の径内側となる内側壁15が、前記回転軸1に沿って下方に延設される第1円筒状シールリップに構成されるとともに、
前記第1円筒状シールリップ15と、前記第1円筒状シールリップ15を前記回転軸1の外周面3aに押し付けて軸シール部S1を形成するために前記周溝状の第1凹部14に配備される第1弾性機構11と、を有して成るリップシールAが設けられていることを特徴とする。
前記第2円盤状シールリップ17と、前記第2円盤状シールリップ17を前記臨接下面6aに押し付けて第2シール部S2を形成するために前記第2環状外周溝16に配備される第2弾性機構19と、を有して成るリップシールR2が設けられていることを特徴とする。
前記第3円盤状シールリップ18と、前記第3円盤状シールリップ18を前記臨接上面7aに押し付けて第3シール部S3を形成するために前記第3環状外周溝20に配備される第3弾性機構21と、を有して成るリップシールR3が設けられていることを特徴とする。
図1に、流体処理用の回転機器(攪拌機など)から下方に延設される上下向きの回転軸1に対して作用する縦軸用軸封装置(以下、単に軸封装置と略称する)Jが示されている。軸封装置Jは、上下向きの軸心(回転軸心)Pを持つ回転軸1と、回転軸1を囲繞する状態で配置されるシールハウジング2との間に構成されており、上から順に、縦軸用リップシール(以下、単にリップシールと略称する場合がある。)A、回収機構B、第1セグメントシールC、第2セグメントシールD、その他を配備して構成されている。
図3に示すように、実施例1によるリップシールAにおける第1弾性機構としての小コイルスプリング11を、板状バネ11に置き換えた構成のリップシールAでも良い。板状バネ11としては、軸心P方向視でC字形状を為すC形リング状のものや、軸心Pに関するある程度の角度範囲で重なる部分もつ略ゼンマイ形のものも可能である。尚、図3や、以下に示す図4,5においては、実施例1によるものと同じ構造の箇所には同じ符号を付し、その説明が為されたものとする。また、図3〜図5に示すものではスリーブ3を省略してある。
図4に示すように、実施例1によるリップシールAにおける小コイルスプリング11を、Oリング11に置き換えた構成のリップシールAでも良い。この場合、周溝状の第1凹部14を奥拡がり形状とすれば、Oリング11が周溝状の第1凹部14に無理入れされた状態となり、抜け出し規制効果が得られる利点がある。
実施例1によるリップシールAの構造においてピン13を省略し、リング体9がスリーブ3と、即ち回転軸1と連回りする構造としても良い。この場合は、締付リング10とハウジング2とは相対回転するので、上下一対の静止リップシールR2,R3は回転リップシールとして機能する。
2 ハウジング
3a 外周面
4 ネジシール手段
6a 臨接下面
7a 臨接上面
9 リング体
11 第1弾性機構(コイルスプリング)
14 周溝状の第1凹部
15 内側壁(第1円筒状シールリップ)
16 第2環状外周溝
17 上周壁(第2円盤状シールリップ)
18 下周壁(第3円盤状シールリップ)
19 第2弾性機構
20 第3環状外周溝
21 第3弾性機構
A リップシール
R2 リップシール
R3 リップシール
S1 軸シール部
S2 第2シール部
S3 第3シール部
Claims (6)
- 流体処理用の回転機器から下方に延設される上下向きの回転軸に対してシールすべく、前記回転軸に外装配備される縦軸用軸封装置であって、
前記回転軸に外嵌される状態でハウジングに支持されるシール用のリング体を設け、前記リング体にその下面から上方に凹入する状態の周溝状の第1凹部を形成し、前記リング体における前記周溝状の第1凹部の径内側となる内側壁が、前記回転軸に沿って下方に延設される第1円筒状シールリップに構成されるとともに、
前記第1円筒状シールリップと、前記第1円筒状シールリップを前記回転軸の外周面に押し付けて軸シール部を形成するために前記周溝状の第1凹部に配備される第1弾性機構と、を有して成るリップシールが設けられている縦軸用軸封装置。 - 前記第1弾性機構が、前記第1円筒状シールリップに巻き付けられるコイルスプリングを前記周溝状の第1凹部に設けることで構成されている請求項1に記載の縦軸用軸封装置。
- 前記リング体にその外周面から径内側に凹入する状態の第2環状外周溝を設け、前記リング体における前記第2環状外周溝の上側となる上周壁が、前記ハウジングにおける前記リング体の上側に対向配備される臨接下面に沿って径外側に延設される環状の第2円盤状シールリップに構成されるとともに、
前記第2円盤状シールリップと、前記第2円盤状シールリップを前記臨接下面に押し付けて第2シール部を形成するために前記第2環状外周溝に配備される第2弾性機構と、を有して成るリップシールが設けられている請求項1又は2に記載の縦軸用軸封装置。 - 前記リング体にその外周面から径内側に凹入する状態の第3環状外周溝を設け、前記リング体における前記第3環状外周溝の下側となる下周壁が、前記ハウジングにおける前記リング体の下側に対向配備される臨接上面に沿って径外側に延設される環状の第3円盤状シールリップに構成されるとともに、
前記第3円盤状シールリップと、前記第3円盤状シールリップを前記臨接上面に押し付けて第3シール部を形成するために前記第3環状外周溝に配備される第3弾性機構と、を有して成るリップシールが設けられている請求項3に記載の縦軸用軸封装置。 - 前記第3環状外周溝が前記第2環状外周溝で兼用されており、前記第2弾性機構が前記第3弾性機構を兼ねる構成とされている請求項4に記載の縦軸用軸封装置。
- 前記リング体に隣接するラビリンス部にネジシール手段が配置されている請求項1〜5の何れか一項に記載の縦軸用軸封装置。
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- 2011-06-06 JP JP2011126046A patent/JP5703135B2/ja active Active
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