JP2017096373A - 端面接触形メカニカルシール - Google Patents

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竣大 吉田
兼史 藤田
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Abstract

【課題】回転密封環と保持環との嵌合部分をシールするOリングが劣化してシール機能を維持し得なくなった場合にも適正なメカニカルシールシール機能を維持する。【解決手段】回転軸2に固定した保持環4にOリング8を介して嵌合された回転密封環5とシールケース3に軸線方向移動可能に保持された静止密封環6との相対回転摺接作用により被密封流体領域Aと非密封流体領域Bとをシールするように構成されており、回転軸2に、保持環4に対する回転密封環5の静止密封環方向への軸線方向移動を規制すべく回転密封環5を係止するスナップリング11を取り付けると共に、回転密封環5と保持環4との軸線方向における対向端面44a,53a間に、回転密封環5がスナップリング11に係止される位置まで軸線方向に移動したときにも当該対向端面44a,53a間の間隙を埋める弾性材製のシート部材9を装填する。【選択図】図1

Description

本発明は、各種産業用ポンプ、ブロワ、圧縮機、攪拌機等の回転機器に装備される軸封手段として使用される端面接触形メカニカルシールに関するものである。
この種の端面接触形メカニカルシールとして、特許文献1及び特許文献2に開示される如く、回転軸に固定された環状体であって先端部分に環状凹部を形成した保持環と、基端部分をその外周面と保持環の先端部分の内周面との径方向における対向周面間に装填したOリングにより当該対向周面間をシールさせた状態で前記環状凹部に嵌合固定された回転密封環と、先端面を回転密封環の先端面に対向させた状態で回転軸が洞貫するシールケースに相対回転不能で且つ軸線方向移動可能に保持された静止密封環と、シールケースと静止密封環との間に介装されて静止密封環を回転密封環へと押圧附勢するスプリング部材とを具備して、両密封環の先端面の相対回転摺接作用により当該相対回転摺接部分の外周側領域である高圧の被密封流体領域とその内周側領域である低圧の非密封流体領域とを遮蔽シールするように構成された静止形のものが周知である。
かかるメカニカルシールにあっては、特許文献1の図1又は特許文献2の図1に示されるように、保持環の先端部分に先端側及び内周側に開口する環状凹部を形成し、回転密封環の基端部分をその外周面と保持環の先端部分の内周面との径方向における対向周面間にOリングを装填させることにより当該対向周面間をシールさせた状態で当該環状凹部に嵌合固定しており、回転密封環を保持環に固定する手段として静止密封環の押圧力を利用している。すなわち、静止密封環にはスプリング部材による附勢力及び被密封流体領域の流体(被密封流体)の圧力(背圧)によって回転密封環方向への押圧力が作用し、この押圧力による回転密封環の軸線方向への変位を、特許文献1に開示されたメカニカルシール(以下「第1従来シール」という)では、当該文献1の図1に示す如く、保持環の環状凹部の底面で受け止めることにより、また特許文献2に開示されたメカニカルシール(以下「第2従来シール」という)では、当該文献2の図3に示す如く、前記Oリング(保持環と回転密封環との間に軸線方向に挟圧されたOリング)で受け止めることにより、夫々回転密封環の軸線方向位置を固定している。
特開2011−080578公報 特開2001−141076公報
ところで、回転密封環と保持環との間をシールするOリングは高温に晒される(例えば、Oリングに接触する被密封流体が高温であったり、フラッシング手段による密封環の冷却が不十分である等により、Oリングが過度に加熱されることがある)ことにより及び/又はケミカルアタック(Oリングに接触する被密封流体が当該Oリングの材質に対してダメージを与え易い強い腐食性等を有するものである場合(例えば、Oリングがフロロシリコンゴム製のものである場合において、これに接触する流体がアクリル酸エチル、アクリロニトリル、アセトアルデヒド、アセトフェノン、アセトン、アンモニア液、酢酸エチル、ニトロベンゼン、ブチルアミン又はメチルエチルケトン等である場合))により劣化(例えば、軟化又は硬化)して所定の弾性力を維持できなくなる虞れがある。
而して、このようにOリングが所定の弾性力を維持できなくなると、当該Oリングによる回転密封環と保持環との嵌合部分を適正にシール(二次シール)できなくなり、被密封流体が両環の嵌合部分から非密封流体領域へと漏れることになり、メカニカルシール機能が低下することになり、極端な場合にはメカニカルシール機能が喪失することになる。
また、スプリング部材による静止密封環の回転密封環方向への附勢力(押圧力)は両密封環の接触面圧が適正となるように設定されているが、Oリングによるシール機能が低下ないし喪失すると、高圧の被密封流体が回転密封環の基端面と保持環の環状凹部の底面との間(回転密封環の基端部分と保持環の先端部分との軸線方向における対向端面間)に侵入して、その侵入流体による圧力が回転密封環に背圧として作用することになる。したがって、この背圧による押圧力によって回転密封環がスプリング部材及び背圧による静止密封環に作用する押圧力に抗して静止密封環方向に移動することになり、その結果、両密封環の接触面圧が高くなって当該接触部分が異常摩耗したり焼き付いたりする等、適正なメカニカルシール機能が発揮できなくなる。極端な場合には、回転密封環が保持環の環状凹部から飛び出したり、スプリング部材が破損する虞れがある。
また、特許文献2の図3に示す如く、回転密封環がこれと保持環との間をシールするOリングによって受け止められていて、回転密封環の基端面と保持環の環状凹部の底面との間に隙間が生じている第2従来シールにあっては、この隙間に非密封流体に含まれる固形成分や油等が固化した固形物が入り込むことがあるが、このような状態で当該Oリングの弾性機能が失われると、回転密封環に傾きが生じる虞れがある。そして、回転密封環が傾くと、これに相対回転摺接している静止密封環に首振り運動(軸線方向及び径方向にぶれる運動)が生じて、シール機能が低下ないし喪失する虞れがある。また、静止密封環を押圧附勢するスプリング部材としてベローズを使用している場合には、回転密封環が傾いて静止密封環に首振り運動が生じると、ベローズが常時伸縮動作を繰り返すことになるため、ベローズが疲労破壊する虞れがある。
本発明は、回転密封環と保持環との嵌合部分をシールするOリングが劣化してシール機能を発揮し得なくなった場合にも上記した問題を生じることなく適正なメカニカルシールシール機能を維持しうる端面接触形メカニカルシールを提供することを目的とするものである。
本発明は、回転軸に固定された環状体であって先端部分に環状凹部を形成した保持環と、基端部分をその外周面と保持環の先端部分の内周面との径方向における対向周面間に装填したOリングにより当該対向周面間をシールさせた状態で前記環状凹部に嵌合固定された回転密封環と、先端面を回転密封環の先端面に対向させた状態で回転軸が洞貫するシールケースに相対回転不能で且つ軸線方向移動可能に保持された静止密封環と、シールケースと静止密封環との間に介装されて静止密封環を回転密封環へと押圧附勢するスプリング部材とを具備して、両密封環の先端面の相対回転摺接作用により当該相対回転摺接部分の外周側領域である高圧の被密封流体領域とその内周側領域である低圧の非密封流体領域とを遮蔽シールするように構成された端面接触形メカニカルシールにおいて、上記した目的を達成すべく、特に、回転軸に、保持環に対する回転密封環の静止密封環方向への軸線方向移動を所定範囲に規制すべく回転密封環を係止する係止部材が取り付けられており、回転密封環の基端部分と保持環の先端部分との軸線方向における対向端面間に、軸線方向に弾性力を有する環状弾性部材であって、回転密封環が係止部材に係止される位置まで軸線方向に移動したときにも当該対向端面間の間隙を密に埋めるシート部材が装填されていることを提案するものである。
かかる端面接触形メカニカルシールにあっては、係止部材が回転軸に形成された環状溝に係合固定されたスナップリングであり、回転密封環の先端面における静止密封環の先端面から内周側にはみ出した内周縁部分を係止するものであることが好ましく、シート部材が膨張黒鉛製のリング状シートで構成されたものであることが好ましい。
本発明の端面接触形メカニカルシールにあっては、回転密封環と保持環との間に装填されたOリングが劣化してシール機能不良となり、保持環と回転密封環との嵌合部分に侵入した被密封流体による背圧により回転密封環に静止密封環方向への押圧力が作用したときにも、回転密封環の静止密封環方向への大きな移動が係止部材により阻止されるから、回転密封環が静止密封環方向に移動して両密封環の接触面圧が必要以上に高くなる等の冒頭で述べたような問題が生じることがない。しかも、Oリングによるシール機能が損なわれて回転密封環が係止部材に係止される位置へと移動したときにも、保持環と回転密封環との軸線方向における対向端面間の間隙が弾性材製のシート部材により密に埋められている(シート部材によりシールされている)ことから、両環の嵌合部分から被密封流体が非密封流体領域に漏洩することがない。したがって、本発明に係る端面接触形メカニカルシールによれば、Oリングが劣化してシール機能が損なわれる虞れのある条件下においても長期に亘って良好なメカニカルシール機能を発揮させることができる。
図1は本発明に係る端面接触形メカニカルシールの一例を示す断面図である。 図2は図1の要部を拡大して示す詳細図である。 図3は図2と異なる作用状態を示す図2相当の断面図である。 図4は図2のIV−IV線に沿う断面図である。 図5は図2のV−V線に沿う断面図である。 図6は本発明に係る端面接触形メカニカルシールの変形例を示す図2相当の断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を図1〜図5に基づいて具体的に説明する。
図1は本発明に係る端面接触形メカニカルシールの一例を示す断面図であり、図2は図1の要部を拡大して示す詳細図であり、図3は図2と異なる作用状態を示す図2相当の断面図であり、図4は図2のIV−IV線に沿う断面図であり、図5は図2のV−V線に沿う断面図である。
図1に示す端面接触形メカニカルシールMは、各種産業用ポンプ、ブロワ、圧縮機又は攪拌機等の回転機器(例えば、石油石化プロセスラインに装備されるポンプ等)の軸封手段として使用されるもので、当該回転機器の軸封部ケーシング1とこれを貫通して機器外に突出する回転軸2との間に組み込まれており、軸封部ケーシング1に回転軸2が洞貫する状態で取付けられたシールケース3と、回転軸2に固定された金属製の保持環4と、保持環4に嵌合固定された回転密封環5と、シールケース3に軸線方向移動可能に保持された静止密封環6と、静止密封環6を回転密封環5へと押圧接触させるべく軸線方向に附勢するスプリング部材7とを具備して、両密封環5,6の先端面である密封端面51a,61aの相対回転摺接作用により当該相対回転摺接部分の外周側領域である高圧の被密封流体領域(機内領域)Aとその内周側領域である低圧の非密封流体領域(機外領域(この例では大気領域))Bとの間を遮蔽シールするように構成されている。なお、以下の説明において、前後とは図1〜図3における左右を意味するものとする。
回転軸2は、図1に示す如く、シールケース3を同心状に貫通する水平軸である軸本体21とこれに挿通固定されたスリーブ22とからなる。スリーブ22は、基端部(後端部)22aを厚肉部とする円筒体であり、基端部22aをシールケース3外であって軸封ケーシング1の機外側端部(前端部)内に位置させると共に先端部(前端部)22bをシールケース3外に突出させた状態で、先端部22bに取り付けた固定リング23により軸本体21に挿脱可能に固定されている。固定リング23は、スリーブ22の先端部22b及び軸本体21にセットスクリュー24,25を締付けることによりスリーブ22を軸本体21に固定するものである。
シールケース3は、図1に示す如く、軸封部ケーシング1の前端部に取り付けられた円筒状のフランジ31とその先端部(前端部)に取り付けられた円環状のプレート32とその内周側後端部及びフランジ31の前端側内周部に嵌合合固定された円環状のスプリングリテーナ33とに分割構成された円筒状構造物である。なお、プレート32の内周部には回転軸2(スリーブ22)との間をシールするブッシュシール32aが取り付けられている。
保持環4は、図1に示す如く、金属材料(例えば、SUS316等)で構成された外径一定の円環状体であり、先端方向(前方)及び内周方向に開口する環状凹部41を形成した先端部分42,43,44とスリーブ22の基端部22aに嵌合された基端部分45とからなり、基端部分45に螺合させたセットスクリュー46をスリーブ22に締め付けることによりスリーブ22の基端部22aに固定されている。
保持環4の先端部分は、図2に示す如く、内周面が基端方向(後方)に階段状に小径となる第1〜第3先端部分42,43,44で構成されており、第1先端部分42及びこれに連なる第2先端部分43の内周面42a,43aにより環状凹部41の外周面が形成されると共に、第2先端部分43と基端部分45とを連結する第3先端部分44の先端面(前端面)44aにより環状凹部41の底面が形成されている。第1及び第2先端部分42,43の内周面42a,43aは軸線に平行する円筒内周面(円柱面)であり、第2先端部分43の先端面(前端面)43b(第1先端部分42とこれより厚肉の第2先端部分43との内周面42a,43a間を連結する環状平面)及び環状凹部41の底面である第3先端部分44の前端面(環状凹部41の底面)44aは軸線に直交する環状平面である。
回転密封環5は、図1に示す如く、一般的な密封環構成材料(この例では、炭化珪素)で構成された内径一定で且つ両端面(前後端面)51a,53aが軸線に直交する円環状体であり、先端面(前端面)を平滑な環状平面である密封端面51aに構成した先端部分51と保持環4に連結される基端部分52,53とからなる。この基端部分は、図2に示す如く、外周面52aを先端部分51の外周面と同一径とする第1基端部分52と外周面53bを第1基端部分52の外周面52aより小径とする第2基端部分53とからなる。第1基端部分52の基端面(後端面)52b(第1基端部分52の外周面52aと第2基端部分53の外周面53b間を連結する環状平面)は軸線に直交し外周面53bとの境界において湾曲している。
ところで、保持環4の第1先端部分42の内周面42aは回転密封環5の第1基端部分52の外周面52aより、また保持環4の第2先端部分43の内周面43aは回転密封環5の第2基端部分53の外周面53bより、夫々若干大径とされていて、回転密封環5の基端部分42,43を保持環4の環状凹部41に嵌合させた場合において、図2に示す如く、両環4,5が非接触状態となり両環4,5間に若干の径方向隙間が形成されるようになっている。また、保持環4の第3先端部分44の先端面(環状凹部41の底面)44aの内径(第3先端部分44の内径)は回転密封環5の基端面(第2基端部分53の基端面)53aの内径(第2基端部分53の内径)と同一又は若干小さく設定されており、当該環状凹部底面44aの外径は、上記した如く保持環4の第2先端部分43の内周面43aが回転密封環5の第2基端部分53の外周面53bより大径とされていることから、当然に回転密封環5の基端面53aの外径より大きい。したがって、回転密封環5の基端面53aは、後述する両環4,5の嵌合状態においては、その全面が保持環4の環状凹部底面44aに直対向することになる。
而して、回転密封環5は、図2に示す如く、基端部分52,53を保持環4との間に1個のOリング8とシート部材9とを介在させた状態で環状凹部41に圧入させることにより、保持環4に嵌合固定される。
すなわち、回転密封環5は、図1に示す如く、第2基端部分53の外周面53bにOリング8を嵌合させると共に当該第2基端部分53と保持環4の第3先端部分44との間にシート部材9を介在させた状態で、第1及び第2基端部分52,53を保持環4の第1及び第2先端部分42,43の内周部に圧入させる(つまり環状凹部41に圧入させる)ことにより、保持環4の環状凹部41に嵌合固定されている。なお、回転密封環5の基端内周部には凹部53cが形成されていて、図2に示す如く、この凹部53cに保持環4の第3先端部分44に突設した水平なドライブピン47を係合させることにより、回転密封環5の保持環4に対する相対回転が阻止されている。
Oリング8は、図2に示す如く、両環4,5の径方向対向周面42a,53b間(保持環4の第1先端部分42の内周面42aと回転密封環5の第2基端部分53の外周面53bとの間)に径方向に圧縮された状態で装填されており、両環4,5間をシール(二次シール)している。なお、Oリング8は軸線方向に圧縮されておらず、その弾性力は回転密封環5を静止密封環方向へと押圧する押圧力として作用しない。
シート部材9は、図2に示す如く、軸線方向(前後方向)に弾性を有する円環状の弾性部材であって、回転密封環5の基端部分(第2基端部分)53と保持環4の先端部分(第3先端部分)44との軸線方向における対向端面53a,44a間つまり回転密封環5の基端面53aと保持環4の環状凹部41の底面44aとの間に軸線方向に圧縮された状態で装填されており、両環4,5の軸線方向における対向端面44a,53a間に密に装填されて、当該対向端面44a,53a間に隙間を生じさせない、つまり当該対向端面44a,53a間をシールするものである。シート部材9は、図2及び図3に示す如く、回転密封環5の基端面53aと同一形状をなす(又は保持環4の密封環受面44aと同一形状をなす)厚さ一定の円環状板で構成されており、後述する静止密封環5の回転密封環方向への押圧力によって回転密封環5の基端面53aの全面に接触する状態で当該基端面53aと保持環4の環状凹部底面44aとの間に挟圧されている。この例では、シート部材9として、膨張黒鉛製のリング状シートで構成されたものを使用している。なお、シート部材9の内周部には、図2及び図4に示す如く、ドライブピン47を係合させる切欠部9aが形成されており、回転密封環5の保持環4への圧入時においてシート部材9が切欠部9aを係合させたドライブピン47によって支持されるようになっている。
静止密封環6は、図1に示す如く、回転密封環5の先端側(前側)に配して回転密封環5に対向する状態でシールケース3に軸線方向移動可能に保持されたもので、密封環本体61とこれを固着する保持体62とその基端部(前端部)に固定されたスプリング受け体63とからなる複合構造物である。
すなわち、密封環本体61は、先端面(後端面)を軸線に直交する密封端面61aに構成した円環状体であり、回転密封環5より軟質の一般的密封環材料(この例ではカーボン)で構成されている。保持体62は、先端部(後端部)に密封環本体61を嵌合固着した金属製(この例ではチタン製)の円筒体であり、軸線方向中間部62aをシールケース3のフランジ31の軸線方向中間部における内周部にOリング64を介して軸線方向移動可能に嵌合保持されている。スプリング受け体63は、金属製(この例ではSUS316製)の円環状体であり、保持体62の基端部(前端部)にドライブピン65を介して嵌合固定されている。スプリング受け体63にはドライブピン66が突設されており、このドライブピン66を金属製(この例ではSUS316製)のスプリングリテーナ33に軸線方向に相対移動可能に係合させることにより、静止密封環6を所定範囲の軸線方向移動を許容する状態でシールケース3に相対回転不能に保持させている。
静止密封環6の密封端面61aの外径は、回転密封環5の密封端面51aの外径より小さく、回転密封環5の基端面53aの外径(回転密封環5の二次シール面である第2基端部分53の外周面53bの径)と同一又は略同一に設定されている。また、静止密封環6の密封端面61aの内径は回転密封環5の密封端面51aの内径(回転密封環6の基端面53aの内径)より大きく設定されており、回転密封環5の先端面51aの内周縁部分が静止密封環6の先端面61aから内周側にはみ出している。また、静止密封環6におけるOリング64によるシール面の径(保持体62における軸線方向中間部62aの外径)は密封端面61aの外径より小さく設定されていて、機内領域Aの流体(被密封流体)による背圧によって静止密封環6に回転密封環5への押圧力が作用するようになっている。
スプリング部材7は、図1に示す如く、スプリング受け体63とシールケース3のスプリングリテーナ33との間に周方向に等間隔を隔てて介装された複数のコイルスプリング(1個のみ図示)で構成されており、静止密封環6の密封端面61aを回転密封環5の密封端面51aへと押圧接触させるべく静止密封環6を軸線方向(後方)に附勢する。
スプリング部材7の附勢力は、当該附勢力による静止密封環6の回転密封環方向への押圧力(以下「スプリング押圧力」という)及び被密封流体により静止密封環6に作用する背圧によって静止密封環6を回転密封環5へと押圧する押圧力(以下「背圧押圧力」という)とシート部材9の弾性力(軸線方向の弾性力)により回転密封環5を保持環4に対して静止密封環方向へと押圧する押圧力とがバランスされて密封端面51a,61aが適正面圧で接触するように設定されている。すなわち、スプリング部材7の附勢力は、密封端面51a,61aが適正面圧で接触して適正なメカニカルシール機能が発揮されるように被密封流体の圧力及びシート部材9の弾性力(軸線方向の弾性力)に応じて設定されている。
而して、回転軸2には、保持環4に対する回転密封環5の静止密封環方向(前方)への軸線方向移動を所定範囲Cに規制すべく回転密封環5を係止する係止部材11を取り付けてあり、Oリング8によるシール機能が低下、喪失した場合にも回転密封環6の嵌合凹部41からの飛び出しを防止してある。
すなわち、係止部材11は、図2に示す如く、Oリング8によるシール機能が適正に発揮されており且つ密封端面51a,61aが適正面圧で接触している状態(以下「シール機能適正状態」という)における回転密封環5の先端面51aから静止密封環方向(前方)に所定量(若干量)C隔たった位置に配して、回転軸2に取り付けられている。この例では、係止部材11として、図2〜図4に示す如く、スリーブ22の外周面に形成した環状溝22cに係合させた周知のスナップリングが使用されている。スナップリング11は、その内周部を環状溝22に係合されたものであって、環状溝22に係合された状態においては外径が回転密封環5の先端面51aの内径より大きく且つ静止密封環6の先端面61aの内径より小さくなるものである。
ところで、冒頭で述べた如く、Oリング8が硬化、軟化する等により劣化して所定の弾性力を有しない状態となった場合、つまりOリング8によるシール機能が発揮されない状態(以下「シール機能不良状態」という)となった場合、高圧の被密封流体が保持環4と回転密封環5との嵌合部分に侵入して、その侵入流体による圧力(背圧)によって回転密封環5にこれを静止密封環方向へと軸線方向に押圧する押圧力(以下「逆背圧押圧力」という)が作用して、回転密封環5が静止密封環方向へと押圧移動されることになる。すなわち、図2に示すシール機能適正状態から図3に示すシール機能不良状態に変動した場合、回転密封環5に作用する逆背圧押圧力によって、回転密封環5を静止密封環方向へと押圧する押圧力と静止密封環6を回転密封環方向に押圧するスプリング押圧力及び背圧押圧力とのバランスが崩れ、つまり回転密封環5を静止密封環方向へと押圧する押圧力が静止密封環6を回転密封環方向に押圧する押圧力より大きくなり、回転密封環5が保持環4の環状凹部41から静止密封環方向へ大きく移動し、極端な場合には環状凹部41から飛び出す虞れがある。
しかし、このような回転密封環5の静止密封環方向への大きな移動ないし環状凹部41からの飛び出しは、スナップリング11が回転密封環5の先端面51aを係止することによって阻止され、図3に示す如く、回転密封環5の静止密封環方向への移動はシール機能適正状態の位置から静止密封環方向に所定量C(若干)変位した位置で停止される。
而して、スナップリング11の取り付け位置は、つまり回転密封環5がシール機能適正状態の位置(図2に示す位置)からスナップリング11により係止される位置(図3に示す位置であり、以下「係止位置」という)への移動量Cが若干量となるように設定されており、回転密封環5の係止位置への移動によって増加する密封端面51a,61aの接触面圧がメカニカルシール機能に悪影響を及ぼさないことを条件として当該移動量Cが必要最小限となるように設定されている。そして、シート部材9は、回転密封環5が係止位置に移動されたときにおいても回転密封環5の基端面53aと環状凹部41の底面44aとの間を隙間なく埋める(両面44a,53a間をシールする)に十分な弾性力を有するものに構成されている。すなわち、シート部材9は、回転密封環5がシール機能適正状態からシール機能不良状態へと変化したとき(係止位置へと移動したとき)にも前記両面44a,53a間を隙間なく密に埋めうる(シールしうる)に十分な弾性力を有するものに構成されている。
なお、シールケース3には、密封端面51a,61a等の冷却及び洗浄を行うためのフラッシング手段及びクエンチング手段が設けられている。すなわち、フラッシング手段は、図1に示す如く、フランジ31の前端側内周部にヘッダ蓋34により閉塞されたヘッダ室35を形成し、ヘッダ蓋34に周方向に等間隔を隔てて並列する複数の噴出孔34aを穿設し、フランジ31にヘッダ室35に連通するフラッシング液Fの供給通路36を形成して、供給通路36からヘッダ室35に供給されたフラッシング液Fを各噴出孔34aから密封端面51a,61aに向けて噴出させるように構成されている。フラッシング液Fとしては、被密封流体領域Aの流体(被密封流体)の一部又は当該被密封流体と同種の液体若しくは当該被密封流体に混合しても支障のない液体が使用される。また、クエンチング手段は、図1に示す如く、フランジ31にスプリングリテーナ33の後端側においてフランジ31の内周面に開口するクエンチング液Qの給排液通路37,38を形成してなり、給液通路37から供給されたクエンチング液Qにより密封環5,6等を洗浄し、洗浄後のクエンチング液Qは排液通路38からドレンと共に排出されるように構成されている。クエンチング液Qとしては、機外領域たる大気領域Bに漏洩しても支障のない水等が使用される。
また、上記した端面接触形メカニカルシールMは、図1に示す如く、軸封部ケーシング1に取り付けられる静止側密封要素M1(シールケース3及びこれに取り付けられる静止密封環6等)と、軸本体21に取り付けられる回転側密封要素M2(スリーブ22及びこれに取り付けられる保持環4及び回転密封環5等)とをメカニカルシールの使用形態(図1に実線で示す運転状態における形態)と同一の形態に一時的に連結させておくができるカートリッジ型のものに構成されている。すなわち、図1に鎖線図示する如く、複数個(1個のみ図示)の金属製のセットプレート12を、スリーブ22の前端部22bに形成した環状凹部22dに係合させた状態で、ボルト13によりシールケース3のプレート32に取り付けることによって、両密封要素M1,M2を上記形態に連結するように構成されている。したがって、セットスクリュー25を操作することにより、当該メカニカルシールMを組み立てた状態で軸封部ケーシング1及び軸本体21に脱着させることができ、当該メカニカルシールMの組み立て及び分解を容易に行うことができる。
以上のように構成された端面接触形メカニカルシールMにあっては、Oリング8が劣化してシール機能不良状態となり、保持環4と回転密封環5との嵌合部分に侵入した被密封流体により回転密封環5に逆背圧押圧力が作用したときにも、回転密封環5が静止密封環方向へ若干量C移動した時点でその移動がスナップリング11による係止作用により阻止されるから、回転密封環5が静止密封環方向に大きく移動したり回転密封環5が環状凹部41から飛び出したりして、密封端面51a,61aの接触面圧が異常に高くなったりする等の冒頭で述べたような問題は生じない。
しかも、Oリング8によるシール機能が発揮されないシール機能不良状態となり回転密封環5が係止位置へと移動したときにも、保持環4と回転密封環5との軸線方向における対向端面44a,53a間がこの間に密に充填されたシート部材9により隙間なく埋められることから、つまり当該対向端面44a,53a間がシート部材9によりシールされることから、両環4,5の嵌合部分から被密封流体が非密封流体領域Bに漏洩することがない。
したがって、本発明に係る端面接触形メカニカルシールMによれば、Oリング8が劣化してシール機能不良状態となったときにもメカニカルシール機能が著しく損なわれることがない。
また、静止密封環6の回転密封環方向への押圧力を、従来シールのように回転密封環が保持環に直接衝合することによって受け止めておらず、シート部材9を介してその弾性力によって受け止めているため、静止密封環5に作用する背圧押圧力が変化した場合にも、その変化をシート部材9の弾性力によって吸収することができ、密封端面51a,61aの接触面圧を適正に保持することができる。
また、保持環4と回転密封環5との軸線方向における対向端面44a,53aが直接に接触しておらず、当該対向端面44a,53a間に第2従来シールと同様に隙間が存在するが、この隙間にシート部材9が密に充填されていることから、この隙間に非密封流体に含まれる固形成分や油等が固化した固形物が侵入することが可及的に防止される。したがって、両環4,5間をシールしているOリング8の弾性機能が失われた場合にも回転密封環5が傾く虞れがなく、回転密封環5に相対回転摺接している静止密封環6に首振り運動を生じることもない。また、スナップリング11が回転密封環5の先端面51aを係止することによって、仮に回転密封環5が傾くようなことがあったとしても、その傾きは極く僅かであり、静止密封環6に首振り運動を生じさせるようなものではない。
なお、本発明の構成は上記した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の基本原理を逸脱しない範囲において適宜に改良、変更することができる。
例えば、係止部材は、上記スナップリング11に限定されず、図6に示す如く、回転軸2(スリーブ22)に挿通されスクリュー11bにより固定された係止リング11aで構成することができる。また、シート部材9は、膨張黒鉛製の円環状シートに限定されず、膨張黒鉛以外の弾性材で構成することも可能であり、更には1個のOリング又は径の異なる複数個のOリングを同心状に配置したものを使用することも可能である。また、本発明は、スプリング部材7としてベローズを使用する端面接触形メカニカルシールにも適用することができる。このようにスプリング部材7としてベローズを使用する場合においても、上記したように静止密封環6の首振り運動の発生が可及的に防止されることから、ベローズが頻繁に伸縮動作することがなく、疲労破壊される虞れがない。
1 軸封部ケーシング
2 回転軸
3 シールケース
4 保持環
5 回転密封環
6 静止密封環
7 スプリング部材
8 Oリング
9 シート部材
11 スナップリング(係止部材)
11a 係止リング(係止部材)
11b スクリュー
12 セットプレート
13 ボルト
21 軸本体
22 スリーブ
22a スリーブの基端部
22b スリーブの先端部
22c 環状溝
22d 環状凹部
23 固定リング
24 セットスクリュー
25 セットスクリュー
31 フランジ
32 プレート
32a ブッシュシール
33 スプリングリテーナ
34 ヘッダ蓋
34a 噴出孔
35 ヘッダ室
36 供給通路
37 給液通路
38 排液通路
41 環状凹部
42 第1先端部分(保持環の先端部分)
42a 第1先端部分の内周面
43 第2先端部分(保持環の先端部分)
43a 第2先端部分の内周面
43b 第2先端部分の先端面
44 第3先端部分(保持環の先端部分)
44a 第3先端部分の先端面(環状凹部の底面)
45 保持環の基端部分
46 セットスクリュー
47 ドライブピン
51 回転密封環の先端部分
51a 密封端面(回転密封環の先端面)
52 第1基端部分(回転密封環の基端部分)
52a 第1基端部分の外周面
52b 第1基端部分の基端面
53 第2基端部分(回転密封環の基端部分)
53a 回転密封環の基端面
53b 第2基端部分の外周面
61 密封環本体
61a 静止密封環の密封端面(静止密封環の先端面)
62 保持体
62a 軸線方向中間部
63 スプリング受け体
64 Oリング
65 ドライブピン
66 ドライブピン
A 被密封流体領域(機内領域)
B 非密封流体領域(大気領域)
F フラッシング液
M 端面接触形メカニカルシール
M1 静止側密封要素
M2 回転側密封要素
Q クエンチング液

Claims (3)

  1. 回転軸に固定された環状体であって先端部分に環状凹部を形成した保持環と、基端部分をその外周面と保持環の先端部分の内周面との径方向における対向周面間に装填したOリングにより当該対向周面間をシールさせた状態で前記環状凹部に嵌合固定された回転密封環と、先端面を回転密封環の先端面に対向させた状態で回転軸が洞貫するシールケースに相対回転不能で且つ軸線方向移動可能に保持された静止密封環と、シールケースと静止密封環との間に介装されて静止密封環を回転密封環へと押圧附勢するスプリング部材とを具備して、両密封環の先端面の相対回転摺接作用により当該相対回転摺接部分の外周側領域である高圧の被密封流体領域とその内周側領域である低圧の非密封流体領域とを遮蔽シールするように構成された端面接触形メカニカルシールにおいて、
    回転軸に、保持環に対する回転密封環の静止密封環方向への軸線方向移動を所定範囲に規制すべく回転密封環を係止する係止部材が取り付けられており、
    回転密封環の基端部分と保持環の先端部分との軸線方向における対向端面間に、軸線方向に弾性力を有する環状弾性部材であって、回転密封環が係止部材に係止される位置まで軸線方向に移動したときにも当該対向端面間の間隙を埋めるシート部材が装填されていることを特徴とする端面接触形メカニカルシール。
  2. 係止部材が回転軸に形成された環状溝に係合固定されたスナップリングであり、回転密封環の先端面における静止密封環の先端面から内周側にはみ出した内周縁部分を係止するものであることを特徴とする、請求項1に記載する端面接触形メカニカルシール。
  3. シート部材が膨張黒鉛製のリング状シートで構成されたものであることを特徴とする、請求項1又は請求項2に記載する端面接触形メカニカルシール。
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