JP2012250296A - 後挽き加工用のスローアウェイチップ、後挽き加工用のバイト - Google Patents
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Abstract
【解決手段】後挽き加工用のスローアウェイチップ40は、複数の逃げ面とすくい面41とが交わる稜線のうちの第1の稜線51に第1の切刃61と第2の切刃62とが形成される。稜線のうちの切刃が形成されておらず、第1の稜線と交わる第2の稜線52と、第1の稜線51との間には、ブレーカ溝80が形成される。すくい面41を正面視した状態で、第2の稜線52に直交する切断線CLで切った断面において、切断線CLと直交する直交方向の第2の稜線52の高さは、第1の切刃61の直線形状と、第2の稜線52の直線形状とが実際に、または、仮想的に交わる交点70aから所定の範囲にわたって、第1の切刃61,第2の切刃62の高さ以上に形成される。
【選択図】図7
Description
該複数の逃げ面と前記すくい面とが交わる稜線のうちの第1の稜線に切刃が形成され、
前記稜線のうちの前記切刃が形成されていない稜線であって、前記第1の稜線と交わる第2の稜線と、前記第1の稜線との間にブレーカ溝が形成され、
前記切刃は、第1の切刃と、前記第1の稜線のうちの、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側と反対の側に形成された第2の切刃とを備え、
前記すくい面を正面視した場合において、前記第2の稜線に対する前記第1の切刃の傾きを表す第1の角度は、前記第2の稜線に対する前記第2の切刃の傾きを表す第2の角度よりも大きい後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記すくい面を正面視した状態で、前記第2の稜線に直交する直線的な切断線で切った断面において、前記切断線と直交する直交方向の前記第2の稜線の高さが、前記第1の切刃が備える直線形状と前記第2の稜線が備える直線形状とが実際に、または、仮想的に交わる交点から所定の範囲のうちの前記第2の稜線が形成された範囲にわたって、前記切刃の高さ以上に形成されたことを特徴とする
後挽き加工用のスローアウェイチップ。
該複数の逃げ面と前記すくい面とが交わる稜線のうちの第1の稜線に切刃が形成され、
前記稜線のうちの前記切刃が形成されていない稜線であって、前記第1の稜線と交わる第2の稜線と、前記第1の稜線との間にブレーカ溝が形成され、
前記切刃は、第1の切刃と、前記第1の稜線のうちの、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側と反対の側に形成された第2の切刃と、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側に形成されたワイパー刃とを備え、
前記すくい面を正面視した場合において、前記第2の稜線に対する前記第1の切刃の傾きを表す第1の角度は、前記第2の稜線に対する前記第2の切刃の傾きを表す第2の角度よりも大きい後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記すくい面を正面視した状態で、前記第2の稜線に直交する直線的な切断線で切った断面において、前記切断線と直交する直交方向の前記第2の稜線の高さが、前記ワイパー刃が備える直線形状と前記第2の稜線が備える直線形状とが実際に、または、仮想的に交わる交点から所定の範囲のうちの前記第2の稜線が形成された範囲にわたって、前記切刃の高さ以上に形成されたことを特徴とする
後挽き加工用のスローアウェイチップ。
該複数の逃げ面と前記すくい面とが交わる稜線のうちの第1の稜線に切刃が形成され、
前記稜線のうちの前記切刃が形成されていない稜線であって、前記第1の稜線と交わる第2の稜線と、前記第1の稜線との間にブレーカ溝が形成され、
前記切刃は、第1の切刃と、前記第1の稜線のうちの、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側と反対の側に形成された第2の切刃と、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側に円弧形状に形成されたワイパー刃とを備え、
前記すくい面を正面視した場合において、前記第2の稜線に対する前記第1の切刃の傾きを表す第1の角度は、前記第2の稜線に対する前記第2の切刃の傾きを表す第2の角度よりも大きい後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記すくい面を正面視した状態で、前記第2の稜線に直交する直線的な切断線で切った断面において、前記切断線と直交する直交方向の前記第2の稜線の高さが、前記ワイパー刃の前記円弧形状と前記第2の稜線が備える直線形状とが仮想的に交わる交点から所定の範囲のうちの前記第2の稜線が形成された範囲にわたって、前記切刃の高さ以上に形成されたことを特徴とする
後挽き加工用のスローアウェイチップ。
[適用例6]すくい面と、該すくい面と交わる複数の逃げ面とを備え、
該複数の逃げ面と前記すくい面とが交わる稜線のうちの第1の稜線に切刃が形成され、
前記稜線のうちの前記切刃が形成されていない稜線であって、前記第1の稜線と交わる第2の稜線と、前記第1の稜線との間にブレーカ溝が形成され、
前記切刃は、第1の切刃と、前記第1の稜線のうちの、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側と反対の側に形成された第2の切刃とを備え、
前記すくい面を正面視した場合において、前記第2の稜線に対する前記第1の切刃の傾きを表す第1の角度は、前記第2の稜線に対する前記第2の切刃の傾きを表す第2の角度よりも大きい後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記第2の稜線は、前記第1の切刃が備える直線形状と前記第2の稜線が備える直線形状とが実際に、または、仮想的に交わる交点から所定の範囲のうちの前記第2の稜線が形成された範囲にわたって、前記切刃が切削対象物を切削することによって発生する切り屑が前記切刃の側から前記第2の稜線を超えて移動することを抑制するブレーカ壁の上端として形成されたことを特徴とする
後挽き加工用のスローアウェイチップ。
該複数の逃げ面と前記すくい面とが交わる稜線のうちの第1の稜線に切刃が形成され、
前記稜線のうちの前記切刃が形成されていない稜線であって、前記第1の稜線と交わる第2の稜線と、前記第1の稜線との間にブレーカ溝が形成され、
前記切刃は、第1の切刃と、前記第1の稜線のうちの、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側と反対の側に形成された第2の切刃と、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側に形成されたワイパー刃とを備え、
前記すくい面を正面視した場合において、前記第2の稜線に対する前記第1の切刃の傾きを表す第1の角度は、前記第2の稜線に対する前記第2の切刃の傾きを表す第2の角度よりも大きい後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記第2の稜線は、前記ワイパー刃が備える直線形状と前記第2の稜線が備える直線形状とが実際に、または、仮想的に交わる交点から所定の範囲のうちの前記第2の稜線が形成された範囲にわたって、前記切刃が切削対象物を切削することによって発生する切り屑が前記切刃の側から前記第2の稜線を超えて移動することを抑制するブレーカ壁の上端として形成されたことを特徴とする
後挽き加工用のスローアウェイチップ。
該複数の逃げ面と前記すくい面とが交わる稜線のうちの第1の稜線に切刃が形成され、
前記稜線のうちの前記切刃が形成されていない稜線であって、前記第1の稜線と交わる第2の稜線と、前記第1の稜線との間にブレーカ溝が形成され、
前記切刃は、第1の切刃と、前記第1の稜線のうちの、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側と反対の側に形成された第2の切刃と、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側に円弧形状に形成されたワイパー刃とを備え、
前記すくい面を正面視した場合において、前記第2の稜線に対する前記第1の切刃の傾きを表す第1の角度は、前記第2の稜線に対する前記第2の切刃の傾きを表す第2の角度よりも大きい後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記第2の稜線は、前記ワイパー刃の前記円弧形状と前記第2の稜線が備える直線形状とが仮想的に交わる交点から所定の範囲のうちの前記第2の稜線が形成された範囲にわたって、前記切刃が切削対象物を切削することによって発生する切り屑が前記切刃の側から前記第2の稜線を超えて移動することを抑制するブレーカ壁の上端として形成されたことを特徴とする
後挽き加工用のスローアウェイチップ。
[適用例9]適用例1ないし適用例8のいずれか記載の後挽き加工用のスローアウェイチップと、該スローアウェイチップを保持するシャンクとを備えたことを特徴とする後挽き加工用のバイト。
A−1.バイト20の構成:
本発明の第1実施例について説明する。本発明の後挽き加工用のスローアウェイチップの第1実施例としてのチップ40を装着したバイト20の外観を図1に示す。図1では、バイト20の斜視図、正面図、右側面図、左側面図、平面図および底面図を示している。斜視図に示すように、バイト20は、シャンク30とチップ40とを備えている。シャンク30は、略直方体の形状を有している。シャンク30は、その一端にヘッド部31を備えている。ヘッド部31は、例えば、底面図に示すように、シャンク30の一端側が所定領域にわたって短手方向にスリット35を介して分離された上顎部32と下顎部33とを備えている。シャンク30の他端側、つまり、ヘッド部31と反対側は、小型自動旋盤機に把持される。
上述したバイト20を構成するチップ40の切削部47,48の構成について説明する。切削部47,48の構成を図4に示す。図4では、すくい面41を正面視した場合の正面図、右側面図、左側面図および底面図を示している。なお、すくい面41の正面視とは、チップ40をシャンク30に取り付けた状態ですくい面41を真上(図1に示す正面図方向)から見ることをいう。換言すれば、すくい面41の投影面積が最も大きくなる方向から見ることをいう。図4に示す切削部47,48において、すくい面41(正面図参照)と、すくい面41と交わる側面である逃げ面42(右側面図および底面図参照)とが交わる稜線と、すくい面41と逃げ面43(右側面図および底面図参照)とが交わる稜線とを含む稜線を第1の稜線51ともいう。また、すくい面41と、逃げ面44(左側面図参照)とが交わる稜線を第2の稜線52ともいう。本実施例では、第2の稜線52は、すくい面41を正面視した場合、全体にわたって直線形状を有している。ただし、少なくとも半分以上の直線形状と、部分的な湾曲形状とを備えていてもよい。第2の稜線52は、直線形状を含む形状であればよい。なお、本願において、直線形状とは、極めて緩やかな円弧形状や微小な凹凸を含む略直線形状として解してもよい。
F2<W2×1/2・・・(1)
上述したチップ40によれば、交点70aから所定の範囲R1にわたって、第2の稜線52の高さが底切刃61および横切刃62以上の高さに形成されているので、底切刃61および横切刃62によって発生する切り屑が、底切刃61および横切刃62側から第2の稜線52を超えて排出されることを抑制することができる。したがって、切り屑が第2の稜線52を超えて、ワークに直接当たったり、ワークとチップ40との間に、切り屑が噛み込んだりして、ワークの切り込み面が傷むことを抑制でき、加工面を良好に仕上げることができる。
本発明の第2実施例について説明する。本発明の後挽き加工用のスローアウェイチップの第2実施例としてのチップ140の切削部147,148の外観を図12に示す。切削部147,148以外の構成は、第1実施例と同様である。図12では、チップ140のすくい面141を正面視した場合の正面図、右側面図、左側面図、底面図を示している。図12は、第1実施例の図4に対応している。以下の説明においては、チップ140の構成要素のうちの第1実施例のチップ40の構成要素に対応する構成要素については、図4の構成要素に付した符号の先頭に「1」を付している。以下、チップ40の構成について、第1実施例(図4)と異なる点についてのみ説明する。
上述した実施例の変形例について説明する。
C−1:変形例1:
上述の実施例においては、ドックボーンタイプのチップを例示したが、本発明の後挽き加工用のスローアウェイチップは、種々のタイプのチップとして実現することができる。以下に、ドックボーンタイプ以外のいくつかのチップ形状について例示する。
F3<W3×1/2・・・(2)
F4<W4×1/2・・・(3)
F5<W5×1/2・・・(4)
上述した第1実施例においては、底切刃61と横切刃62との交点である屈曲点FPは、鋭利に折れ曲がった形状として示したが、屈曲点FPは、R形状で形成してもよい。この場合、R形状の任意の点を上述したFPとして捉えて、第1実施例として説明したチップ40の種々の構成を適用してもよい。あるいは、底切刃61は、屈曲点で交わる複数の直線形状を有していてもよい。この場合、上述の交点70aは、第2の稜線52の直線形状部分と、底切刃61の直線形状のうちの、最もノーズR70に近い側の直線形状部分との仮想的な交点として捉えてもよい。同様に、横切刃62についても、屈曲点で交わる複数の直線形状を有していてもよい。また、底切刃61や横切刃62が屈曲点で交わる複数の直線形状を有する場合には、第2の稜線52に対する、底切刃61、横切刃62が備える直線形状のうちの最もノーズR70に近い直線形状の傾きを、上述の角度θ1,θ2として捉えてもよい。これらの変形例は、上述した第2実施例についても同様に適用することができる。
30,230,330,430…シャンク
40,140,240,340,440…チップ
41,141,241a〜241c,341a,341b,441a,441b…すくい面
42〜44,142〜145…逃げ面
51,151…第1の稜線
52,152…第2の稜線
61,161,261,361,461…第1の切刃(底切刃)
62,162,262,362,462…第2の切刃(横切刃)
70a,170a…交点
80,180…ブレーカ溝
164…ワイパー刃
Claims (9)
- すくい面と、該すくい面と交わる複数の逃げ面とを備え、
該複数の逃げ面と前記すくい面とが交わる稜線のうちの第1の稜線に切刃が形成され、
前記稜線のうちの前記切刃が形成されていない稜線であって、前記第1の稜線と交わる第2の稜線と、前記第1の稜線との間にブレーカ溝が形成され、
前記切刃は、第1の切刃と、前記第1の稜線のうちの、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側と反対の側に形成された第2の切刃とを備え、
前記すくい面を正面視した場合において、前記第2の稜線に対する前記第1の切刃の傾きを表す第1の角度は、前記第2の稜線に対する前記第2の切刃の傾きを表す第2の角度よりも大きい後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記すくい面を正面視した状態で、前記第2の稜線に直交する直線的な切断線で切った断面において、前記切断線と直交する直交方向の前記第2の稜線の高さが、前記第1の切刃が備える直線形状と前記第2の稜線が備える直線形状とが実際に、または、仮想的に交わる交点から所定の範囲のうちの前記第2の稜線が形成された範囲にわたって、前記切刃の高さ以上に形成されたことを特徴とする
後挽き加工用のスローアウェイチップ。 - すくい面と、該すくい面と交わる複数の逃げ面とを備え、
該複数の逃げ面と前記すくい面とが交わる稜線のうちの第1の稜線に切刃が形成され、
前記稜線のうちの前記切刃が形成されていない稜線であって、前記第1の稜線と交わる第2の稜線と、前記第1の稜線との間にブレーカ溝が形成され、
前記切刃は、第1の切刃と、前記第1の稜線のうちの、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側と反対の側に形成された第2の切刃と、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側に形成されたワイパー刃とを備え、
前記すくい面を正面視した場合において、前記第2の稜線に対する前記第1の切刃の傾きを表す第1の角度は、前記第2の稜線に対する前記第2の切刃の傾きを表す第2の角度よりも大きい後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記すくい面を正面視した状態で、前記第2の稜線に直交する直線的な切断線で切った断面において、前記切断線と直交する直交方向の前記第2の稜線の高さが、前記ワイパー刃が備える直線形状と前記第2の稜線が備える直線形状とが実際に、または、仮想的に交わる交点から所定の範囲のうちの前記第2の稜線が形成された範囲にわたって、前記切刃の高さ以上に形成されたことを特徴とする
後挽き加工用のスローアウェイチップ。 - すくい面と、該すくい面と交わる複数の逃げ面とを備え、
該複数の逃げ面と前記すくい面とが交わる稜線のうちの第1の稜線に切刃が形成され、
前記稜線のうちの前記切刃が形成されていない稜線であって、前記第1の稜線と交わる第2の稜線と、前記第1の稜線との間にブレーカ溝が形成され、
前記切刃は、第1の切刃と、前記第1の稜線のうちの、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側と反対の側に形成された第2の切刃と、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側に円弧形状に形成されたワイパー刃とを備え、
前記すくい面を正面視した場合において、前記第2の稜線に対する前記第1の切刃の傾きを表す第1の角度は、前記第2の稜線に対する前記第2の切刃の傾きを表す第2の角度よりも大きい後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記すくい面を正面視した状態で、前記第2の稜線に直交する直線的な切断線で切った断面において、前記切断線と直交する直交方向の前記第2の稜線の高さが、前記ワイパー刃の前記円弧形状と前記第2の稜線が備える直線形状とが仮想的に交わる交点から所定の範囲のうちの前記第2の稜線が形成された範囲にわたって、前記切刃の高さ以上に形成されたことを特徴とする
後挽き加工用のスローアウェイチップ。 - 請求項1ないし請求項3のいずれか記載の後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記第2の稜線と直交する断面における、前記第2の切刃の前記直交方向の高さは、前記第1の切刃と前記第2の切刃との交点である切刃交点から所定の範囲にわたって、前記切刃交点から離れるほど低いことを特徴とする
後挽き加工用のスローアウェイチップ。 - 請求項1ないし請求項4のいずれか記載の後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記ブレーカ溝は、
前記第1の稜線に沿った方向に延びて形成され、
前記第1の切刃から所定範囲にわたって、前記第1の切刃から離れるほど深くなるように形成されたことを特徴とする後挽き加工用のスローアウェイチップ。 - すくい面と、該すくい面と交わる複数の逃げ面とを備え、
該複数の逃げ面と前記すくい面とが交わる稜線のうちの第1の稜線に切刃が形成され、
前記稜線のうちの前記切刃が形成されていない稜線であって、前記第1の稜線と交わる第2の稜線と、前記第1の稜線との間にブレーカ溝が形成され、
前記切刃は、第1の切刃と、前記第1の稜線のうちの、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側と反対の側に形成された第2の切刃とを備え、
前記すくい面を正面視した場合において、前記第2の稜線に対する前記第1の切刃の傾きを表す第1の角度は、前記第2の稜線に対する前記第2の切刃の傾きを表す第2の角度よりも大きい後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記第2の稜線は、前記第1の切刃が備える直線形状と前記第2の稜線が備える直線形状とが実際に、または、仮想的に交わる交点から所定の範囲のうちの前記第2の稜線が形成された範囲にわたって、前記切刃が切削対象物を切削することによって発生する切り屑が前記切刃の側から前記第2の稜線を超えて移動することを抑制するブレーカ壁の上端として形成されたことを特徴とする
後挽き加工用のスローアウェイチップ。 - すくい面と、該すくい面と交わる複数の逃げ面とを備え、
該複数の逃げ面と前記すくい面とが交わる稜線のうちの第1の稜線に切刃が形成され、
前記稜線のうちの前記切刃が形成されていない稜線であって、前記第1の稜線と交わる第2の稜線と、前記第1の稜線との間にブレーカ溝が形成され、
前記切刃は、第1の切刃と、前記第1の稜線のうちの、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側と反対の側に形成された第2の切刃と、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側に形成されたワイパー刃とを備え、
前記すくい面を正面視した場合において、前記第2の稜線に対する前記第1の切刃の傾きを表す第1の角度は、前記第2の稜線に対する前記第2の切刃の傾きを表す第2の角度よりも大きい後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記第2の稜線は、前記ワイパー刃が備える直線形状と前記第2の稜線が備える直線形状とが実際に、または、仮想的に交わる交点から所定の範囲のうちの前記第2の稜線が形成された範囲にわたって、前記切刃が切削対象物を切削することによって発生する切り屑が前記切刃の側から前記第2の稜線を超えて移動することを抑制するブレーカ壁の上端として形成されたことを特徴とする
後挽き加工用のスローアウェイチップ。 - すくい面と、該すくい面と交わる複数の逃げ面とを備え、
該複数の逃げ面と前記すくい面とが交わる稜線のうちの第1の稜線に切刃が形成され、
前記稜線のうちの前記切刃が形成されていない稜線であって、前記第1の稜線と交わる第2の稜線と、前記第1の稜線との間にブレーカ溝が形成され、
前記切刃は、第1の切刃と、前記第1の稜線のうちの、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側と反対の側に形成された第2の切刃と、前記第1の切刃に対して前記第2の稜線に交わる側に円弧形状に形成されたワイパー刃とを備え、
前記すくい面を正面視した場合において、前記第2の稜線に対する前記第1の切刃の傾きを表す第1の角度は、前記第2の稜線に対する前記第2の切刃の傾きを表す第2の角度よりも大きい後挽き加工用のスローアウェイチップであって、
前記第2の稜線は、前記ワイパー刃の前記円弧形状と前記第2の稜線が備える直線形状とが仮想的に交わる交点から所定の範囲のうちの前記第2の稜線が形成された範囲にわたって、前記切刃が切削対象物を切削することによって発生する切り屑が前記切刃の側から前記第2の稜線を超えて移動することを抑制するブレーカ壁の上端として形成されたことを特徴とする
後挽き加工用のスローアウェイチップ。 - 請求項1ないし請求項8のいずれか記載の後挽き加工用のスローアウェイチップと、該スローアウェイチップを保持するシャンクとを備えたことを特徴とする後挽き加工用のバイト。
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