JP2012249012A - 情報処理装置および電子機器、ならびに表示制御方法および表示制御プログラム - Google Patents

情報処理装置および電子機器、ならびに表示制御方法および表示制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の要因による動作可能状態の把握を容易に行うことができるようにした情報処理装置および電子機器、ならびに表示制御方法および表示制御プログラムを提供する。
【解決手段】複数の制限要因によって所定の機能の動作可能量が制約を受ける電子機器の、動作可能量を表す表示を表示部に表示させるものであり、動作可能量の情報を取得する取得部と、複数の制限要因のそれぞれに応じた動作可能量を表す表示を、それぞれ同一の表現方法で表示部に表示させる表示制御部とを備える。
【選択図】図18

Description

本開示は、例えば動画の撮影可能時間や静止画の撮影可能枚数といった撮影機能に関する動作可能量の情報を表示させる情報処理装置および電子機器、ならびに表示制御方法および表示制御プログラムに関する。
電子機器において、所定の機能での動作を行う場合、その動作可能量(動作可能時間等)は複数の制限要因のそれぞれによって制約を受ける場合がある。例えばデジタルスチルカメラにおいて動画撮影動作を行う場合、その撮影動作の停止は、撮影者による停止操作や各種エラー処理の類のほかに、次の制約によって強制的に行われることが考えられる。例えば、(1)電池残量、(2)記録媒体の残容量、(3)機種固有ないしユーザ設定による時間,サイズの制限、(4)動画フォーマットに規定されるサイズ制限、等の制限要因がある。
特開2010−245762号公報
これらの制限要因はそれぞれ、カメラ内部では定期的に判定が可能である。しかしながら、従来では、複数の制限要因のすべてを網羅する形では撮影者に事前に情報を呈示できていない。そのため、何らかの制限要因によって、撮影者が予期しないタイミングで撮影動作が停止してしまう場合があり、撮影者にとっては撮影機会を著しく逃してまう問題がおきている。「いつまで動画撮影を継続できるのか。何が原因で終了し、どうすれば再開できるのか」といった情報を撮影者に分かりやすく明示する必要がある。上記特許文献1には、webサイトへの動画アップロードを前提とし、ユーザが各種webサイトの制約に合わせたビットレート、ファイルサイズ,フォーマットの設定を行い、それに基づいて計算された上記(3)ないし(4)にあたる残時間情報を、表示デバイス上にバーと数値で明示している。文面にはないが、説明図によると(2)の情報が別個に表示されまた一般的に表示されるであろう(1)電池残量のアイコンないしパーセンテージを表示していたとしても、情報は不完全であり、撮影機会損失を回避できているとは言い難い。また煩雑な個別表記では一見して情報を掴みにくく、さらに撮影画像にかぶせて表示しているため、肝心の画像情報を著しく損なう事にもなり、意図した映像を残せない懸念も発生する。
本開示の目的は、複数の要因による動作可能状態の把握を容易に行うことができるようにした情報処理装置および電子機器、ならびに表示制御方法および表示制御プログラムを提供することにある。
本開示による情報処理装置は、複数の制限要因によって所定の機能の動作可能量が制約を受ける電子機器の、動作可能量を表す表示を表示部に表示させるものであり、動作可能量の情報を取得する取得部と、複数の制限要因のそれぞれに応じた動作可能量を表す表示を、それぞれ同一の表現方法で表示部に表示させる表示制御部とを備えたものである。
本開示による電子機器は、複数の制限要因によって所定の機能の動作可能量が制約を受けるものであり、動作可能量を表す表示を行う表示部と、動作可能量の情報を取得する取得部と、複数の制限要因のそれぞれに応じた動作可能量を表す表示を、それぞれ同一の表現方法で表示部に表示させる表示制御部とを備えたものである。
本開示による表示制御方法は、複数の制限要因によって所定の機能の動作可能量が制約を受ける電子機器の、動作可能量を表す表示を表示部に表示させる際に、動作可能量の情報を取得部で取得し、複数の制限要因のそれぞれに応じた動作可能量を表す表示を、表示制御部によってそれぞれ同一の表現方法で表示部に表示させるようにしたものである。
本開示による表示制御プログラムは、複数の制限要因によって所定の機能の動作可能量が制約を受ける電子機器の、動作可能量を表す表示を表示部に表示させる際に、動作可能量の情報を取得するステップと、複数の制限要因のそれぞれに応じた動作可能量を表す表示を、それぞれ同一の表現方法で表示部に表示させるステップとを含む処理をコンピュータに実行させるようにしたものである。
本開示の情報処理装置もしくは電子機器、または表示制御方法もしくは表示制御プログラムでは、複数の制限要因のそれぞれによる動作可能量の情報を、それぞれ同一の表現方法で表示部に表示させる。
本開示の情報処理装置もしくは電子機器、または表示制御方法もしくは表示制御プログラムによれば、複数の制限要因のそれぞれによる動作可能量の情報を、それぞれ同一の表現方法で表示部に表示させるようにしたので、複数の要因による動作可能状態の把握を容易に行うことができる。
本開示の一実施の形態に係る電子機器としてのデジタルスチルカメラの全体構成の一例を示すブロック図である。 動画撮影可能時間の算出および表示動作の制御の一例を示す流れ図である。 撮像素子の温度変化量データテーブルの一例を示す説明図である。 表示部への動画撮影可能時間の表示例を示す説明図である。 複数の制限が警告対象となった場合の表示例を示す説明図である。 警告文と対処指示文の例を示す説明図である。 警告文の表示方法の他の例を示す説明図である。 動画撮影可能時間表示の変化(残時間バーの変化)の第1の例を示す説明図である。 異なる要因による動画撮影可能時間が拮抗する場合の表示例を示す説明図図である。 動画撮影可能時間表示の変化(残時間バーの変化)の第2の例を示す説明図である。 動画撮影停止判定処理の一例を示す流れ図である。 静止画撮影可能枚数の算出および表示動作の制御の一例を示す流れ図である。 表示部への静止画撮影可能枚数の表示例を示す説明図である。 静止撮影可能枚数表示の変化(残枚数バーの変化)の一例を示す説明図である。 静止画高速連続撮影モードでの表示例を示す説明図である。 表示部への動画撮影可能時間の表示例の第1の変形例を示す説明図である。 表示部への動画撮影可能時間の表示例の第2の変形例を示す説明図である。 本開示の一実施の形態に係る情報処理装置の基本構成の一例を示すブロック図である。
以下、本開示の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
<情報処理装置の基本構成例>
図18は、本開示の一実施の形態に係る情報処理装置の基本構成の一例を示している。この情報処理装置は、複数の制限要因によって所定の機能の動作可能量が制約を受ける電子機器の、動作可能量を表す表示を表示部13に表示させるものである。この情報処理装置は、動作可能量の情報を取得する取得部11と、複数の制限要因のそれぞれに応じた動作可能量を表す表示を、それぞれ同一の表現方法で表示部13に表示させる表示制御部12とを備えている。
以下、この情報処理装置が適用される電子機器の一例としてデジタルスチルカメラを例に説明する。以下の例では、電子機器としてのデジタルスチルカメラ内に情報処理装置の機能を実行するための表示制御プログラムが組み込まれている場合を例に説明する。
<デジタルスチルカメラの全体構成例>
図1は、本開示の一実施の形態に係る電子機器としてのデジタルスチルカメラ100の一構成例を示している。このデジタルスチルカメラ100は、光学部101と、撮像部102と、信号処理部103と、制御部104と、表示部105と、スピーカ106と、マイク107と、汎用メモリ108と、電源部109と、操作スイッチ部110と、外部記憶媒体111と、データバス112とを備えている。
光学部101は、レンズ群101aと絞り101bとを有している。撮像部102は、撮像素子102aと温度センサ102bとを有している。信号処理部103は、映像処理部103aと、音声処理部103bと、表示I/F(インタフェース)部103cと、圧縮伸張部103dと、外部媒体I/F103eとを有している。制御部104は、残数比較部104aと、予測算出部104bと、設定記憶部104cと、グラフィック制御部104dとを有している。操作スイッチ部110は、録画ボタン110aと、電源ボタン110bと、再生ボタン110cと、レリーズボタン110dと、モードダイヤル110eとを有している。
このデジタルスチルカメラ100は、動画撮影を行う動作モードと静止画撮影を行う動作モードとを有し、使用者が動画の撮影を行うのか、静止画の撮影を行うのかを選択可能となっている。例えば、録画ボタン110aが押下された場合には、動画撮影(記録)が開始され、レリーズボタン110dが押下された場合には、静止画撮影(記録)が開始されるようになっている。また、モードダイヤル110eの操作によって、それぞれの動作モード内でさらに、各種のモードを選択可能となっている。動画撮影を行う動作モードでは例えば、後述するように、「HDモード」、「SDモード」等の「動画画質モード」を選択可能となっている。また、静止画撮影を行う動作モードでは例えば、後述するように、「低速連続撮影」、「高速連続撮影」等の「静止画撮影モード」を選択可能となっている。
制御部104は、このデジタルスチルカメラ100内の各部の動作制御を行うほか、各動作モードに応じた表示部105への情報表示制御を行うようになっている。例えば、制御部104は、動画撮影を行う動作モードでは、動画撮影可能時間の算出を行うとともに、その算出された動画撮影可能時間に応じた情報を表示部105に表示する制御を行うようになっている。また、静止画撮影を行う動作モードでは、静止画撮影可能枚数の算出を行うとともに、その算出された静止画撮影可能枚数に応じた情報を表示部105に表示する制御を行うようになっている。
表示部105は、液晶ディスプレイや有機EL(Electro-Luminescence)ディスプレイ等で構成され、カラー表示が可能となっている。表示部105には、動画または静止画の撮影中の映像や、外部記憶媒体111に記録された撮影済みの映像が表示されるようになっている。表示部105にはまた、後述する図4や図13に示すように、撮影映像と共に、動作可能量(動画撮影可能時間や静止画撮影可能枚数)の情報等の各種の情報表示が行われるようになっている。
<動画撮影・記録動作>
上述したように、動画撮影を行う場合、動作の制限要因としては、(1)電池残量、(2)記録媒体の残容量、(3)機種固有ないしユーザ設定による時間,サイズの制限、(4)動画フォーマットに規定されるサイズ制限、がある。そのほかにも、(5)撮像素子102aの温度上昇に伴う画質劣化に対する歯止めがある。カメラの小型化、撮像素子102aの高画素高レート化に伴い、昨今は特に(5)の制約が無視できない状況である。極端な事例を挙げると、20分撮影できる電池、メディアを準備し撮影に臨んでも、夏場の日中、高温環境下では、ものの2分で停止温度となり強制停止し、また撮像素子102aが冷めるまで数十分にわたり電源を切ることになり、撮影機会を著しく逃してまう問題がおきている。この(5)の例に限らず「いつまで動画撮影を継続できるのか(動画撮影可能時間)。何が原因で終了し、どうすれば再開できるのか」といった情報を撮影者に一元的に分かりやすく明示する必要がある。静止画についても撮影可能枚数を制約する要因は複数存在し、使用者が各要因の情報を別個に確認し、実質あと何枚撮り続けられるのかを総合的に判断する必要がある。いかではまず、「動画撮影可能時間」について説明するが、その説明に先立って、画・音情報(画像情報および音声情報)が動画記録されるまでの処理の流れを説明する。
[動画撮影・記録の基本動作]
外部記憶媒体111を装着し、電源部109に所定の電池ないし外部電源からの電力供給がなされ、電源ボタン110bを押下することで、デジタルスチルカメラ100は所定の起動処理を経て静止画および動画の撮影待機状態となる。レンズ群101aや絞り101bからなる光学部101が制御部104による光学制御の指定を受けて映像を光学的に処理し、撮像素子102aへ映像を届ける。
撮像素子102aは、制御部104により撮影待機時のスルー画表示用に設定されたフレームレート、および画素間引きの状態に指定され、光電変換およびAD変換し、信号処理部103へ映像情報を送る。映像処理部103aは、撮像部102からの映像デジタル信号を制御部104により指定された各種補正の処理を施し、表示I/F部103cおよび圧縮伸張部103dへ送る。表示I/F部103cは、制御部104の指定によるγ補正、またグラフィック制御部104dからの指示によってアイコン等のグラフィック情報を付加され、表示部105に適した通信データに変換し、表示部105へ送る。表示部105にて映像が表示される。
「動画画質モード」として動画記録時の、解像度およびフレーム形式による、いくつかの画質のバリエーションを、使用者が任意に選択できるように用意されており、現在の選択モードが何であるかは設定記憶部104cに格納されている。後述する実施例においては、HDモード(AVCHD 1920x1080i)およびSDモード(MP4 VGA)の2種を選択できることとする。
撮像素子102aが処理し映像処理部103aへ渡す映像データ量は、撮像素子102aの節電のため、各動画画質モードでの動画撮影中、また撮影待機状態で必要な画質を得るだけのフレームレートおよび画素間引きの設定により抑えられている。後述する実施例においては、撮像素子102aが単位時間に処理するデータ量、それに伴う消費電力および自己発熱量はいずれも、
「HDモードで動画撮影中」>「SDモードで動画撮影中」>「撮影待機中」
であるとする。
また後述する実施例においては、動画ファイルを扱う際のファイルシステムとしてFAT16方式を採用しており、SDモードでは動画ファイルのサイズが2GBに達すると撮影を終了し、HDモードでは制約サイズ毎にファイルを分けて動画撮影を継続可能であるとする。両モードともそのビットレートは画像の絵柄や変化によって可変であるVBR(Variable Bitrate)方式であるものとする。
使用者が動画記録を開始するべく、録画ボタン110aを押下した場合、上述一連の映像処理において、撮像素子102aに設定されるフレームレートおよび画素間引きは、制御部104により指定される使用者に選択されている動画画質モードに即した状態となり、映像情報は所定の処理を経て圧縮伸張部103dに至る。また音声処理部103bは、マイク107からのアナログ音声信号を、制御部104の指定に沿ってAD変換、定位補正や音量調整、ノイズ低減の処理等を施し、圧縮伸張部103dへ送る。圧縮伸張部103dは、映像処理部103a、音声処理部103bから送られてきた画・音デジタル信号を、制御部104指定の使用者に選択されている動画画質モードに即したファイルフォーマットへの変換を行い、外部媒体I/F103eに送る。外部媒体I/F103eでは、外部記憶媒体111との通信を行い、媒体の種別や通信形式、残容量情報等を入手し、制御部104の判定に沿って、外部記憶媒体111へ動画ファイルの書き込みを行う。
これら信号処理部103内での一連の処理において、一時的に汎用メモリ108とのデータ受け渡しを活用し、処理を円滑かつ確実にデータ欠落の無いように進めている。また、撮像素子102a近傍に設置された温度センサ102bの出力により、撮像素子102aの温度情報は制御部104にて定期的に確認されている。
[動画撮影可能時間の算出および表示の制御動作例]
続いて制御動作の実施例を説明する。図2に動画撮影可能時間の算出および表示の制御フローを示す。
デジタルスチルカメラ100が「撮影待機」状態に遷移すると本制御は開始し、ステップS1において制御部104内部の動作クロックに基づいた所定のタイミング毎に、またステップS2において動作状態が「撮影待機」ないし「動画撮影中」であると制御部104が判断した場合に、以降の動画撮影可能時間の算出および表示を行う。
例えば使用者による操作によって、あるいは電池切れ等によって、「撮影待機」または「動画撮影中」どちらでもない状態だった場合(ステップS2:N)、動画撮影可能時間のグラフィック表示を消し、動画撮影可能時間の算出および表示の制御をとめる(ステップS3)。「撮影待機」または「動画撮影中」のいずれかであった場合(ステップS2:Y)、ステップS4に進む。
以降、本動作例で扱う数値は、使用者が操作スイッチ部110内、録画ボタン110aを押下し、動画記録開始され10分経過時点を想定して記載する。ステップS4において、残数比較部104aは、設定記憶部104cから、機種固有ないしユーザの設定による、動画ファイルサイズないし記録時間の制限値を読み出し、[max値]として設定する。本例では、機種固有の制限値として25分という値が設定されたとする。時間ではなくファイルサイズによる規定の場合には、使用者に選択されている動画画質モードに基づいたビットレートの値にて除算し、算出した値を[max値]とする。また残数比較部104aは、[現在値]として、撮影待機中は0、動画撮影中はその撮影経過時間を設定する。本例では前述のとおり10分とする。
残数比較部104aは、予測算出部104bにより算出された以下の五つの制限観点による動画撮影可能時間を、[時間1]〜[時間5]として管理する。
(制限1)
図2のステップS5において、予測算出部104bは、電源部109自身が持つパラメータ値、または電源部109の出力電圧値等から制御部104が算出した結果として、電池残容量情報を入手し、設定記憶部104cより読み出した動画撮影時のカメラ全体の消費電力情報との除算を行い、結果を残数比較部104aに渡し、電池残量観点での動画撮影可能時間[時間1]として設定する。本例では55分とする。残数比較部104aは(制限1)用の警告開始の閾値である[警告値1]を設定記憶部104cより読み出し、[警告値1]より[時間1]が短かった場合に、(制限1)を警告対象に設定する。
(制限2)
ステップS6において、予測算出部104bは、外部媒体I/F103fを介した外部記憶媒体111との通信にて入手している外部記憶媒体111の使用可能容量を、設定記憶部104cより読み出した使用者に選択されている動画画質モードに基づいたビットレートの値にて除算する。結果を残数比較部104aに渡し、記憶媒体容量観点での動画撮影可能時間[時間2]として設定する。本例では48分とする。残数比較部104aは(制限2)用の警告開始の閾値である[警告値2]を設定記憶部104cより読み出し、[警告値2]より[時間2]が短かった場合に、(制限2)を警告対象に設定する。
(制限3)
ステップS7において、残数比較部104aは、[Max値]から[現在値]を減算し、結果を機種固有時間観点の動画撮影可能時間[時間3]として設定する。本例では[max値]25分から、[現在値]10分を減算した、15分となる。残数比較部104aは(制限3)用の警告開始の閾値である[警告値3]を設定記憶部104cより読み出し、[警告値3]より[時間3]が短かった場合に、(制限3)を警告対象に設定する。
(制限4)
ステップS8において、制御部104は設定記憶部104cから記録中の動画画質モードを読み出し、その動画画質モードが「ファイルサイズの制約がある」ものであった場合(ステップS8:Y)に、ステップS9において、予測算出部104bは、設定記憶部104cより選択されている動画画質モードに該当する「ファイルサイズ制限値」を読み出し、現時点のファイルサイズを減算し、残サイズを算出する。さらに予測算出部104bは、設定記憶部104cより動画画質モードに基づいたビットレートの値を読み出し、前述の残サイズを除算し、その結果を残数比較部104aに渡し、記録中動画画質モードに規定されるサイズ観点での動画撮影可能時間[時間4]として設定する。本例ではSDモードを選択されており2GBの制限がかかり、10分経過時点での算出結果が10分であったとする。
また、ステップS8において、「選択中の動画画質モードがサイズ制限を持たない」と制御部104により判断された場合(ステップS8:N)には、ステップS10において[時間4]が「該当制限なし」とする処理を行うことになる。後述のステップS14において、表示部105への情報表示条件を「[Max値]以下であること」としており[時間4]を[Max値]より大きな値を設定してもよい。残数比較部104aは(制限4)用の警告開始の閾値である[警告値4]を設定記憶部104cより読み出し、[警告値4]より[時間4]が短かった場合に、(制限4)を警告対象に設定する。
なお、ビットレート固定(CBR-constant bitrate)の記録形式の場合には、この[時間4]は撮影開始前に一意に確定する値であるため、ステップS4にて、固有値ないしユーザ設定値と、この値を比較し短時間の方を[max値]に設定することで、処理、表示の簡略化が行える。
(制限5)
ステップS11において、予測算出部104bは、温度センサ102bから撮像素子102a近傍の温度情報を入手し、その変化経緯から撮像素子102aの動作停止温度に到達するまでの時間を予測算出し[時間5]として設定する。本例では8分とする。算出手法としては、単純に前回の測定温度との変化を直線近似して、動作停止温度までの到達予測時間を算出してもよい。または図3に示す温度変化量テーブルデータを設定記憶部104c内に持った上で、撮像素子102a近傍温度の時間変化量から予測、あるいは外気温度を測定するための温度センサーを別個に持ち、外気温度と撮像素子102aとの温度差から予測、といった手法が考えられる。
残数比較部104aは(制限5)用の警告開始の閾値である[警告値5]を設定記憶部104cより読み出し、[警告値5]より[時間5]が短かった場合に、(制限5)を警告対象に設定する。
なお、図3において、縦軸のΔtは、撮像素子102aの温度変化量(外気温度に対する相対的な温度)であり、外気と等温度である場合を0℃としている。図3では、「HDモード」撮影時、「SDモード」、後述の静止画撮影における「高速連続撮影モード」撮影時、「撮影待機」時での温度変化特性をグラフで示している。横軸は撮影動作または撮影待機状態を開始してからの経過時間を示す。図3の下部に示した温度変化量テーブルデータ群301は、「HDモード」等のそれぞれのモードでの温度変化量テーブルデータであるが、図3では「HDモード」撮影時の温度変化量テーブルデータを代表して図示している。図3に示した温度変化量テーブルデータは、10秒ごとの撮像素子102aの温度変化量を示している。例えば20秒の時点から10秒経過後の30秒時点における温度変化量は、3.8℃である。なお、「撮影待機」時では外部記憶媒体111への画像の記録は行わないものの、撮影動作は行っている(例えば撮影映像を記録せずに表示部105にスルー表示させている)ため、撮像素子102aは動作しており、温度上昇する。
続いて、使用者に対して動画撮影可能時間の表示部105への表示例である図4の表示プロセスについて説明する。
なお、図4において、画面上部の既存表記群404は、従来技術による各種の情報表示の例であり、例えば記憶媒体残容量アイコン412や電池残容量アイコン413が表示されている。記憶媒体残容量アイコン412の横には記憶媒体の残容量の観点による動画撮影可能時間が数値表示されている。電池残容量アイコン413の横には電池残容量が%表示されている。このように、既存表記群404では、複数の要因を複合した形での動画撮影可能時間の表示はなされていない。これに対して、画面下部のグラフィックエリア400、実質残時間表示エリア401、[max値]表示エリア403、[現在値]表示エリア405等における情報表示が、動画撮影可能時間の情報表示に関する、本開示の技術による特徴的な部分である。
図2のステップS12において、グラフィック制御部104dは、残数比較部104aによって選択された[時間1]〜[時間5]の最小時間を受け取り、表示I/F部103cを介し、表示部105上、図4の実質残時間表示エリア401に示すように、映像情報に重ねて時間表示する。本例では最短時間の[時間5]8分が相当する。
ステップS13において、グラフィック制御部104dは、残数比較部104aから[max値]を受け取り、表示I/F部103cを介して、表示部105上、図4に示す“残時間バー”402の右端、[max値]表示エリア403のように映像情報に重ねて表示する。本例では25分となる。
ステップS14において、グラフィック制御部104dは、残数比較部104aにより[時間1]〜[時間5]のうち「[max値]以下である」と判断されたものについて、表示I/F部103cを介し、表示部105上、図4の残時間バー402該当エリアの左端を0分、右端を[max値]とした相対位置へ、各制限条件を表すアイコンを表示する。図4の例では、左側から順に、[時間5]アイコン406,[時間4]アイコン407,および[時間3]アイコン408が配置されるように表示している。図4の例では、[時間1]、[時間2]のアイコンは[max値]以上のため表示されない。
各アイコンはその視認性を考慮し、数値上は重なりあう配置関係であったとしても、より短時間を示す左側アイコンを基準とし、重ならないように順に右にずらして表示する。最短時間を表すアイコンは、他アイコンよりも一回り大きく表示したり、アイコン周囲を枠で囲んだり、色を変えるなどで強調してもよい。
ステップS15において、グラフィック制御部104dは、左端から最短のアイコンまでを[第1エリア]とし、表示I/F部103cを介して、表示部105上、[第1エリア]409(図4参照)のように視認しやすい色にてアクセントをつけバー表示する。例えば左端から[時間5]までの領域を濃い青色のバーで表示する(図4の例では黒色のバー表示としている)。このエリアが、現時点で予測される実質の動画撮影可能時間となり、使用者がバー内で最も注視すべきエリアである。
ステップS16において、グラフィック制御部104dは[第1エリア]に続く領域を[第2エリア]として、左端より最短のアイコンを基点とし、[時間3]のアイコンまでを、表示I/F部103cを介して、表示部105上、[第2エリア]410(図4参照)のように、例えばモノクロではない淡い色にてバー表示する(ただし図4の例では濃い網点模様のバー表示としている)。該当エリアのアイコンはバー上に上書きする。例えば、[時間5]のアイコン406から[時間4]のアイコン407を経て[時間3]のアイコン408までの領域を、スカイブルーのバーで表示する。このエリアは撮影状況によって変化するエリアであり色つきの表示にすると良い。電池残量がわずかな時に外部電源に切り変えたり、外部から冷却措置を取る等の対応、あるいはたまたま被写体が動きの無い絵柄に変化し、ビットレートが設定記憶部104cに用意されている算出用の値よりも低くなった場合などに、動画撮影可能時間を延長できる領域である。
ステップS17において、グラフィック制御部104dは[時間3]以降、右端までの領域を[第3エリア]とし、表示I/F部103cを介して、表示部105上、図4の[第3エリア]411のように、グレーのバーにて表示する。該当エリアのアイコンはバー上に上書きする。本例では[時間3]以降[max値]までに[時間1]、[時間2]は存在しない時間設定としたため、[第3エリア]内にはアイコンは存在しない。このエリアは、機種固有、または使用者に設定された絶対値として制限された領域のため、延命措置は図れない。[max値]に対しての[第1エリア]、[第2エリア]または各アイコンの時間配分が一見して判断しやすいように、この[第3エリア]は例えば色の無いグレー状で表示すると良い。
ステップS18において、残数比較部104aは、設定記憶部104cより(制限1)〜(制限5)のうち警告対象になっているものをピックアップし、グラフィック制御部104dへ伝える。
グラフィック制御部104dは図5(A)〜(D)に示すように一定時間毎に、表示I/F部103cを介して、表示部105上、図4の[残時間バー]402の部位の表示を、[残時間バー]および警告対象の[警告文](または警告に対する[対処指示文])を切り替えて表示する。同一エリアに表示することにより撮影中画像への干渉を最小限にとどめたまま、表示が切り替わることで強調されるため、使用者に対して効果的に注意を促す表示としている。図5(A)〜(D)の例では(制限1)([時間1])〜(制限5)([時間5])の順で、一定時間で切り替えとしているが、各制限の残り時間によって重みをつけて表示する順番や時間を調整してもよい。図5(A)〜(D)は、[時間2](図5(B))、[時間3](図5(C))、および[時間5](図5(D))が警告時間となり、2秒毎に表示を切り替えた場合の例を示している。図5(A)では[残時間バー]内に、警告対象に対応する[時間2]アイコン414、[時間3]アイコン408、および[時間5]アイコン406が並列的に配置されている。
なお、図5(B)〜(D)の例では、[警告文]と[対処指示文]とを明確に区別せず混在させて表示になっているが、[警告文]と[対処指示文]とを明確に区別して表示しても良い。図6(A)〜(D)はそれぞれ、(制限1)([時間1])〜(制限5)([時間5])[時間1]に関する[警告文]および[対処指示文]の例を示している。各制限について、[警告文]と[対処指示文]とを同時に表示しても良いし、[警告文]と[対処指示文]とを交互に表示しても良い。また、[警告文]と[対処指示文]のどちらか一方のみを表示しても良い。
図7は、警告文(または[対処指示文])の表示方法の他の例を示している。
図7では、画面の中央部に[警告文]701を表示している。残時間バー402とは別個に表示していることで、撮影映像との干渉よりも撮影者の注意を惹くことに重きを置く表示となっている。この場合、一定時間で[警告文]と[対処指示文]とを交互に表示するようにしても良い。また、[警告文]と[対処指示文]とを同時に表示する場合は例えば、表示枠を広げて2行で表示するようにしても良い(表示枠をわけない)。数回、中央で表示した後、残時間バー402の表示部位にて残時間バー402との交互表示に切り替えるようにしても良い。
[残時間バーの経時変化の第1の例]
続いて、残時間バーの経時変化例について説明する。
前述のとおり、図2に示すフローによる一連の動画撮影可能時間の表示は、ステップS2において、制御部104が「撮影待機状態」ないし「動画撮影中」であると判断している限り、ステップS1に於ける、内部の動作クロックに基づいた所定のタイミング毎に更新される。
図8(A)〜(D)では、ここまで説明してきた「動画記録(録画)開始後10分経過時点」(図8(A))および、それ以降の「録画開始後15分」(図8(B))、「録画開始後17分」(図8(C))、「17分で撮影停止してから5分後」(図8(B))それぞれの残時間バーの変化の一例を示している。以下に各タイミングでの[時間1]〜[時間5]の状態を説明する。
「15分経過時点」(図8(B))
[時間1]電池残量は誤差なく換算され50:00に順調推移。[max値]以上のため表示されない。
[時間2]被写体に動きがなく、パラメータ記憶部によるビットレート以下となり、30秒の延命され、43:30。[max値]以上のため表示されない。
[時間3]機械的なカウントダウン。10:00の位置にアイコンが表示される。
[時間4]時間2同様に30秒の延命により5:30の位置にアイコンが表示される。
[時間5]日陰に入り外気が下がることにより温度上昇がゆるやかに。計算の結果3秒の延命に。3:03の位置にアイコンが表示される。
「17分経過時点」(図8(C))
[時間1]電池残量は誤差なく換算され48:00に順調推移。[max値]以上のため表示されない。
[時間2]その後、標準的なビットレートで撮影され、30秒の延命をキープした状態。41:30。[max値]以上のため表示されない。
[時間3]機械的なカウントダウン。8:00の位置にアイコンが表示される。
[時間4]時間2同様に30秒の延命キープされた3:30の位置にアイコンが表示される。
[時間5]いよいよアクティブな延命を図るべく冷却スプレーによりカメラの冷却を行った。計算の結果10秒の延命に。1:10の位置にアイコンが表示される。
また、このタイミングで残数比較部104aは[時間5]のみが[警告時間5]を下回ったと判断し図2ステップ18において、グラフィック制御部104dへ伝える。グラフィック制御部104dは、表示I/F部103cを介して、表示部105上、図4の[残時間バー]402の部位の表示を、残時間バーと、警告文503bとが一定時間毎に交互に表示されるよう制御する。
「17分経過時に撮影終了し、5分経過時点」(図8(D))
[時間1]ライブビュー状態では消費電力が低く、換算の結果45:00に推移。[max値]以上のため表示されない。
[時間2]撮影終了時から外部記憶媒体111の残容量は変わらず、動画モードも変更されていないためビットレートもかわらず、41:30となる。[max値]以上のためアイコンの表示はされない。
[時間3]撮影停止し図2のステップS4により[現在値]が0設定され、ステップS7により25:00となり、ステップS14にて25:00の位置にアイコンを表示される。
[時間4]撮影待機状態のためファイルサイズ0にリセット。動画モードを変更しておらず、フォーマット規定サイズおよびビットレートかわらず、換算結果により20:00の位置にアイコンを表示される。
[時間5]撮像素子101aは、ライブビュー状態のフレームレートでの動作のため、図3のように動画撮影時よりはゆるやかな温度上昇となり、じわじわと停止温度に向かって上昇を続けている。ステップS11の計算結果より、ステップS14にて0:40の位置にアイコンを表示される。なお、(制限5)に対する警告文表示は持続している。
[残時間バーにおいてアイコン表示が干渉(拮抗)する場合の表示例]
図9(A)は、[時間5]が環境温度の変化や計算誤差等で[時間4]を前後するような変化が起きている表示状態を示している。この場合、アイコンの入れ替わり頻発による目障り感、アイコンサイズ自体が1分相当の幅を持つため、見た目と実時間差に乖離がある、という問題が生ずる。この場合、図2のステップS1における一定時間の待ち時間を調整する。1,2秒もあれば更新毎にアイコン表示が入れ替わってもちらつきとしては問題なく、逆に拮抗している感が伝わる。
差が30秒以内の場合、図9(B)のように2段表示に切り替えるようにしても良い。一度2段表示になったらば、差が1分以上開くまでは2段のままとするようヒステリシスを持たせても良い。2段表示開始時に残時間が多い方を上段に設定する。以降は差が1分以上開いて1段表示に戻るまで、上下関係を変更しない。この表示法においても、アイコンではなくバー左の残時間表示のちらつきを考慮し、更新タイミングを設定する必要がある。
以上の図8(A)〜(D)の例のように、表示制御部としてのグラフィック制御部104dは、所定の領域内で複数の制限要因のそれぞれによる動作可能量の情報を一元的に表示させる。そして、それぞれ制限要因の異なる複数の動作可能量のうち第1の動作可能量(例えば動画撮影可能時間の[時間5])に応じて、第1の動作可能量に基づく第1の表示(例えば[時間5]アイコン406)を、表示部105の表示領域の所定の位置(例えば残時間バー402の右端または左端)と第1の表示との距離が変化するように表示させる。また、複数の動作可能量のうち第2の動作可能量(例えば動画撮影可能時間の[時間4])に応じて、第2の動作可能量に基づく第2の表示(例えば[時間4]アイコン407)を、所定の位置と第2の表示との距離が変化するように表示させる。そして、第1の表示と第2の表示とを、同一の所定の位置を通る軸の上で変化させる。
また、グラフィック制御部104dは、第1の表示と第2の表示との距離が所定の範囲にある場合、第1の表示または第2の表示の少なくとも一方の表示態様を変化させる。具体的には上述の図9(B)の例のように、第1の表示と第2の表示との距離が所定の範囲にある場合、第1の表示または第2の表示の少なくとも一方の表示を軸から外れた位置に表示させる。
[残時間バーの経時変化の第2の例]
図10に残時間バーの表示方法および、経時変化の別の例を示す。
制限アイコンの位置は固定であり、現在の記録時間を示す[現在値マーカ]801が記録時間と共に左から右へ移動していき、左端から[現在値マーカ]801までのエリアのバーはグレーアウトしていく、という表示例である。図8の実施例は制限が迫ってくる表示であり、図10は制限へ向かっていく形の表示である。
[制限に達した際の停止処理の例]
続いて、(制限1)〜(制限5)それぞれの制限に達した際の処理について説明する。
図2のフローへ、撮影停止の判定処理を盛り込んだフローを図11に示す。図11内のステップS4、S5,S6,・・・S11は図2と同じ内容である。
[時間1]による停止処理
ステップS5bにおいて、残数比較部104aが「[時間1]≦0」と判定した場合(ステップS5b:N)、すなわち電池残量が所定の終了動作を行う限度の電力量まで減った時、ステップS5cにおいて、グラフィック制御部104dは表示I/F部103cを介して、表示部105上に「バッテリー残量がなくなりました。バッテリーを交換してください」といった旨のメッセージを一定時間表示し、制御部104が動画撮影を強制停止し、外部記憶媒体111への動画データの書き込み処理を終える等の各種終了処理を経てデジタルスチルカメラ100の電源を切る。「[時間1]>0」と判定した場合(ステップS5b:Y)、ステップS6、ステップS6bに進む。
[時間2]による停止処理
ステップS6bにおいて、残数比較部104aが「[時間2]≦0」と判定した場合(ステップS6b:N)、すなわち外部記憶媒体111の残容量がなくなった時、ステップS6cにおいて、グラフィック制御部104dは表示I/F部103cを介して、表示部105上に「メモリーカードの容量がなくなりました。メモリーカードを交換してください」といった旨のメッセージを一定時間表示し、動画撮影を強制停止する。「[時間2]>0」と判定した場合(ステップS6b:Y)、ステップS7、ステップS7bに進む。
[時間3]による停止処理
ステップS7bにおいて、残数比較部104aが「[時間3]≦0」と判定した場合(ステップS7b:N)、すなわち動画撮影時間ないしファイルサイズが、機種固有値ないし使用者による設定値に達した時、ステップS7cにおいて、グラフィック制御部104dは表示I/F部103cを介して、表示部105上に「ファイルサイズ(撮影時間)が規定値に達したため撮影停止します。すぐに再開できます。」といった旨のメッセージを一定時間表示し、動画撮影を強制停止する。「[時間3]>0」と判定した場合(ステップS7b:Y)、ステップS8に進む。
[時間4]による停止処理
ステップS9bにおいて、残数比較部104aが「[時間4]≦0」と判定した場合(ステップS9b:N)、すなわち動画フォーマット規定のサイズに達した時、ステップS9cにおいて、グラフィック制御部104dは表示I/F部103cを介して、表示部105上に「ファイルサイズ(撮影時間)が規定値に達したため撮影停止します。すぐに再開できます。」といった旨のメッセージを一定時間表示し、動画撮影を強制停止する。「[時間4]>0」と判定した場合(ステップS9b:Y)、ステップS11、ステップS11bに進む。
[時間5]による停止処理
ステップS11bにおいて、残数比較部104aが「[時間5]≦0」と判定した場合(ステップS11b:N)、すなわち撮像素子の温度が停止温度に達した時、ステップS11cにおいて、グラフィック制御部104dは表示I/F部103cを介して、表示部105上に「カメラが高温のため撮影停止します。しばらく経ってから起動してください。」といった旨のメッセージを一定時間表示し、動画撮影を強制停止し、外部記憶媒体111への動画データの書き込み処理を終える等の各種終了処理を経てデジタルスチルカメラ100の電源を切る。「[時間5]>0」と判定した場合(ステップS11b:Y)、図2のステップS12に進む。
このように、(制限1)〜(制限5)それぞれの“原因”および“再開方法”を使用者に明確に伝え、再開までの手順が最も少なく済む形にデジタルスチルカメラ100の状態を遷移させている。電池残量がなくなるならば電源をOFFするしかなく、また撮像素子102aの温度をもっとも効率的に冷却するためには電源をOFFするべきなので電源OFFにさせているが、外部記憶媒体111の容量がなくなったならば予備の外部記憶媒体に交換するだけで再開できるので、また機種固有ないしユーザによる設定制限値、あるいはファイルサイズの規定値に到達しただけならば、すぐに撮影再開可能であり、撮影待機状態にしている。
<静止画撮影・記録動作>
次に、「静止画撮影可能枚数」について説明するが、その説明に先立って、映像が静止画記録されるまでの処理の流れを記載する。
[静止画撮影・記録の基本動作]
外部記憶媒体111を装着し、電源部109に所定の電池ないし外部電源からの電力供給がなされ、電源ボタン110bを押下することで、デジタルスチルカメラ100は所定の起動処理を経て静止画および動画の撮影待機状態となる。
レンズ群101aや絞り101bからなる光学部101にて処理された映像を、撮像素子102aにて、制御部104により撮影待機ライブビュー表示用に設定されたフレームレート、および画素間引きの状態にて、光電変換およびAD変換し信号処理部103へ映像情報を送る。映像処理部103aにて撮像部102からの映像信号を制御部104により指定された各種補正の処理を施し、表示I/F部103cおよび圧縮伸張部103dへ送る。表示I/F部103cでは制御部104の指定によりγ補正や、グラフィック制御部104dからの指示により、アイコン等のグラフィック情報を付加され、表示部105に適した通信データに変換し、表示部105へ送る。表示部105にて映像が表示される。
「静止画画質モード」として静止画撮影時の解像度による、いくつかの画質のバリエーション、「静止画画サイズモード」として撮影する静止画の縦横ピクセル数による、いくつかのサイズのバリエーション、「静止画フォーマット」として静止画記録時のファイル形式、「静止画撮影モード」として連続撮影動作のバリエーションを、それぞれ使用者が任意に選択できる。現在の選択モードが何であるかは設定記憶部104cに格納されている。
後述する実施例においては、「静止画画質モード」として「NORMAL」「FINE」の2種、「静止画画サイズモード」として「L(large)」「S(small)」の2種、「静止画フォーマット」として「RAW」「JPEG」「RAW+JPEG」の3種、「静止画撮影モード」として「1枚撮影」、「低速連続撮影」、「高速連続撮影」の3種の内から任意に選択可能であるとする。
撮像素子102aが処理し映像処理部103aへ渡す映像データ量は上記の4種のモードの選択によらず、静止画撮影として同状態である。撮像素子102aの自己発熱量は「静止画撮影モード」が「1枚撮影」または「低速連続撮影」の時には、「撮影待機状態」からの変化は無視できるものとする。「高速連続撮影」時の撮像素子120aの自己発熱量は、
「SD動画撮影時」>「高速連続撮影」>「撮影待機状態」
となるとする。
またデジタルスチルカメラ100のシステムが管理できる静止画ファイル数は限度があり、その限度値は設定記憶部104cより読み取れる。後述の実施例においては、1000ファイルまでとする。
使用者が静止画撮影を行うべく、レリーズボタン110dを押下した場合、上述一連の映像処理において、映像情報は所定の処理を経て圧縮伸張部103dに至る。圧縮伸張部103dは、映像処理部103aより送られてきた画像デジタル信号を、制御部104指定の使用者に選択されている「静止画フォーマット」に即したファイルフォーマットへの変換を行い、外部媒体I/F103eに送る。外部媒体I/F103eでは、外部記憶媒体111との通信を行い、媒体の種別や通信形式、残容量情報等を入手し、制御部104の判定に沿って、外部記憶媒体111へ静止画ファイルの書き込みを行う。
これら信号処理部103内での一連の処理において、一時的に汎用メモリ108とのデータ受け渡しを活用し、処理を円滑かつ確実にデータ欠落の無いように進めている。高速連続撮影時においては、外部記憶媒体111への書き込み速度を超える速度で映像処理が行われるため、圧縮伸張部103dにて生成された静止画ファイルを複数枚分、貯め込めるだけの専用の領域を汎用メモリ108内に確保されている。後述の実施例においてはこの領域を100MBとする。また、撮像素子102a近傍に設置された温度センサ102bの出力により、撮像素子102aの温度情報は制御部104にて定期的に確認されている。
[静止画撮影可能枚数の算出および表示の制御動作例]
続いて静止画撮影可能枚数の算出表示動作の実施例を説明する。図12に制御フローを示す。
前述の動画撮影可能時間と、静止画撮影可能枚数のどちらを「撮影待機」状態で表示するかを、使用者が選択できるものとし、本例では静止画撮影可能枚数を、表示するとする。撮影待機中および、静止画撮影中は、警告含む静止画撮影可能枚数を表示し、動画撮影中および撮影完了後、外部記憶媒体111へ動画データを書き込む間のみ、警告含む動画撮影可能時間を表示する。他の例としては、両バー表示を上下に並べたり、最重要情報である静止画、動画の両最小値を並べて表示したり、一定時間毎に表示を切り替えるとしてもよい。また、本例では912枚の静止画を撮影し外部記憶媒体111に912の静止画ファイルが記録済みの状態とする。
デジタルスチルカメラ100が「撮影待機」状態に遷移すると本制御は開始し、ステップS19において制御部104内部の動作クロックに基づいた所定のタイミング毎に、またステップS20において動作状態が「撮影待機」「静止画撮影中」であると制御部104が判断した場合に、以降の静止画撮影可能枚数の算出および表示を行う。
例えば使用者による操作によって、あるいは電池切れ等によって、「撮影待機」または「静止画撮影中」のどちらでもない状態だった場合(ステップS20:N)、静止画撮影可能枚数のグラフィック表示を消し、静止画撮影可能枚数の算出および表示の制御をとめる(ステップS21)。「撮影待機」または「静止画撮影中」いずれかであった場合(ステップS20:Y)、ステップS22に進む。
ステップS22において、残数比較部104aは、設定記憶部104cから、機種固有のファイル数制限値を読み出し[max値]として設定する。本例では1000ファイルとする。また[現在値]として、現在装着されている外部記憶媒体111内に記録されている静止画ファイル数、および撮影記録処理中の静止画数の総数を設定する。
残数比較部104aは、予測算出部104bにより算出された以下の五つの制限観点による静止画撮影可能枚数を、[枚数1]〜[枚数5]として管理する。
(制限6)
ステップS23において、予測算出部104bは、電源部109自身が持つパラメータ値、または電源部109の出力電圧値等から制御部104が算出した結果として、電池残容量情報を入手し、設定記憶部104cより読み出した静止画撮影時のカメラ全体の消費電力情報との除算を行い、結果を残数比較部104aに渡し、電池残量観点での静止画撮影可能枚数[枚数6]として設定する。本例では62枚とする。残数比較部104aは(制限6)用の警告開始の閾値である[警告値6]を設定記憶部104cより読み出し、[警告値6]より[枚数6]が少なかった場合に、(制限6)を警告対象に設定する。
(制限7)
ステップS24において、予測算出部104bは、外部媒体I/F103fを介した外部記憶媒体111との通信にて入手している外部記憶媒体111の使用可能容量を、設定記憶部104cより読み出した使用者に選択されている静止画画質モード、静止画サイズ、静止画フォーマットの値から算出した1枚あたりのファイルサイズにて除算する。結果を残数比較部104aに渡し、記憶媒体容量観点での静止画撮影可能枚数[枚数7]として設定する。本例では75枚とする。残数比較部104aは(制限7)用の警告開始の閾値である[警告値7]を設定記憶部104cより読み出し、[警告値7]より[枚数7]が少なかった場合に、(制限7)を警告対象に設定する。
(制限8)
ステップS25において、残数比較部104aは、[Max値]から[現在値]を減算し、結果を機種の持つファイル数制限による静止画撮影可能枚数[枚数7]として設定する。本例では[max値]1000枚から、[現在値]912枚を減算し88枚となる。残数比較部104aは(制限8)用の警告開始の閾値である[警告値8]を設定記憶部104cより読み出し、[警告値8]より[枚数8]が少なかった場合に、(制限8)を警告対象に設定する。
(制限9)
ステップS26において、制御部104は設定記憶部104cから現在使用者に選択されている静止画撮影モードを読み出し、「高速連続撮影」であった場合(ステップS26:Y)に、ステップS27において、予測算出部104bは、汎用メモリー部108内の外部媒体書き込み領域100MB中の空き容量を、ステップS24にて算出した1枚あたりのファイルサイズにて除算する。その結果を残数比較部104aに渡し、高速連続撮影時の連続撮影可能枚数[枚数9]として設定する。
まず本例では「1枚撮影」が選択されており、「高速連続撮影」ではない場合(ステップS26:N)であって、ステップS28へ進む流れで記載するが、後述の「高速連続撮影時」の例では静止画撮影モード「1枚撮影」1枚あたり2.5MBであるとし、[枚数9]は外部記憶媒体111への書き込み完了状態において40枚の連続撮影が可能と算出される。残数比較部104aは(制限9)用の警告開始の閾値である[警告値9]を設定記憶部104cより読み出し、[警告値9]より[枚数9]が少なかった場合に、(制限9)を警告対象に設定する。
(制限10)
ステップS29において、予測算出部104bは、温度センサ102bから撮像素子102a近傍の温度情報を入手し、その変化経緯から撮像素子102aの動作停止温度に到達するまでの継続可能な連写枚数を予測算出し[枚数10]として設定する。後述の高速連続撮影時の例では、この値を110枚とする。算出手法としては、単純に前回の測定温度との変化を直線近似して、動作停止温度までの到達予測時間を算出してもよい。または図3に示す温度変化量テーブルデータを設定記憶部104c内に持った上で、撮像素子102a近傍温度の時間変化量から予測、あるいは外気温度を測定するための温度センサーを別個に持ち、外気温度と撮像素子102aとの温度差から予測、といった手法が考えられる。残数比較部104aは(制限10)用の警告開始の閾値である[警告値10]を設定記憶部104cより読み出し、[警告値10]より[枚数10]が短かった場合に(制限10)を警告対象に設定する。本例では「1枚撮影」モードを選択されており、ステップS26において、制御部104が静止画撮影モードが「高速連続撮影」では無いと判定(ステップS26:N)され、ステップS28において[枚数9]および[枚数10]を「該当制限なし」とする処理を行う。後述のステップS32において、表示部105への情報表示条件を「[表示レンジ]以下であること」としており、[枚数9]および[枚数10]に[Max値]より大きな値を設定することにより、確実に[表示レンジ]より大きな値となることを利用してもよい。
続いて、使用者に対して静止画撮影可能枚数の表示部105への表示例である図13の表示プロセスについて説明する。図13の画面下部のグラフィックエリア1000、実質残枚数表示エリア1001、[表示レンジ]表示エリア1003等における情報表示が、静止画撮影可能枚数の情報表示に関する、本開示の技術による特徴的な部分である。
図12のステップS30において、グラフィック制御部104dは、残数比較部104aによって選択された[枚数6]〜[枚数10]の最小枚数を受け取り、表示I/F部103cを介し、表示部105上、図13の実質残枚数表示エリア1001に示すように、映像情報に重ねて枚数を表示する。本例では最小枚数の[枚数6]62枚が相当する。
ステップS31において、残数比較部104aは[表示レンジ]として、[枚数6]〜[枚数10]の最小枚数が、設定記憶部104cに用意された表示枚数のレンジ設定の、どの範囲にあるか判断し、該当レンジの上限値を設定する。グラフィック制御部104dは表示I/F部103cを介し、表示部105上、図13の[表示レンジ]表示エリア1003のように表示する。本例では50〜100というレンジの上限値である100とする。なお、レンジの変化点をまたいで残数が増減する場合、表示レンジの頻繁な切り替わりによる視認性の悪化を防ぐためにヒステリシス設定を設けてもよい。また、本例のように自動でレンジ変化するほか、使用者が[表示レンジ]としていくつかの値の内から選択できるとしてもよい。
ステップS32において、グラフィック制御部104dは、残数比較部104aにより[枚数6]〜[枚数10]のうち「[表示レンジ]以下である」と判断されたものについて、表示I/F部103cを介し、表示部105上、図13の残枚数バー1002該当エリアの左端を0枚、右端を[表示レンジ]値とした相対位置へ、各制限条件を表すアイコンを表示する。図13の例では、左側から順に、[枚数6]アイコン1004,[枚数7]アイコン1005,および[枚数8]アイコン1006が配置されるように表示している。
各アイコンはその視認性を考慮し、数値上は重なりあう配置関係であったとしても、より小枚数を示す左側アイコンを基準とし、重ならないように順に右にずらして表示する。最小枚数を表すアイコンは、他アイコンよりも一回り大きく表示したり、アイコン周囲を枠で囲んだり、色を変えるなどで強調してもよい。
ステップS33において、グラフィック制御部104dは、左端から最少枚数のアイコンまでを[第1エリア]とし、表示I/F部103cを介して、表示部105上、[第1エリア]1007(図13参照)のように視認しやすい色にてアクセントをつけバー表示する。例えば左端から[枚数6]までの領域を濃い青色のバーで表示する(図13の例では黒色のバー表示としている)。このエリアが、現時点で予測される実質の静止画撮影可能枚数となり、使用者がバー内で最も注視すべきエリアである。
ステップS34において、グラフィック制御部104dは[第1エリア]に続く領域を[第2エリア]として、最少枚数のアイコンを基点とし、[枚数8]のアイコンまでを、表示I/F部103cを介して、表示部105上、[第2エリア]1008(図13参照)のように、例えばモノクロではない淡い色にてバー表示する(ただし図13の例では濃い網点模様のバー表示としている)。該当エリアのアイコンはバー上に上書きする。例えば[枚数6]のアイコン1004から[枚数7]のアイコン1005を経て[枚数8]のアイコン1006までの領域を、スカイブルーのバーで表示する。
ステップS35において、グラフィック制御部104dは[枚数8]以降、右端までの領域を[第3エリア]とし、表示I/F部103cを介して、表示部105上、図13の[第3エリア]1009のように、グレーのバーにて表示する。該当エリアのアイコンはバー上に上書きする。本例では高速連続撮影モードでないため[枚数9]、[枚数10]は存在せず、また[枚数6]、[枚数7]は[枚数8]以下のため、[第3エリア]内にはアイコンは存在しない。
ステップS36において残数比較部104aは、設定記憶部104cより(制限6)〜(制限10)のうち警告対象になっているものをピックアップし、グラフィック制御部104dへ伝える。
グラフィック制御部104dは図14(D)に示すように、一定時間毎に、表示I/F部103cを介して、表示部105上、図13の[残枚数バー]1002の部位の表示を、[残枚数バー]および警告対象の[警告文]を切り替えて表示する。同一エリアに表示することにより撮影中画像への干渉を最小限にとどめたまま、表示が切り替わることで強調されるため、使用者に対して効果的に注意を促す表示としている。図14(D)では(制限6)〜(制限10)の順で、一定時間で切り替えとしているが、各制限の残り枚数によって重みをつけて表示する順番や時間を調整してもよい。
[残枚数バーの経時変化例]
続いて、残枚数バーの経時変化例について説明する。
前述のとおり、図12に示すフローによる一連の動画撮影可能時間の表示は、ステップS20において、制御部104が「撮影待機状態」ないし「静止画撮影中」であると判断している限り、ステップS19に於ける、内部の動作クロックに基づいた所定のタイミング毎に更新される。
図14(A)〜(D)では、ここまで説明してきた「総撮影枚数912枚」(図14(A))および、「追加20枚撮影」(図14(B))、「さらに20枚撮影」(図14(C)、図14(D))、それぞれの残枚数バーの変化の一例を示している。以下に「追加20枚撮影」(図14(B))、「さらに20枚撮影」(図14(C))時点での[枚数6]〜[枚数10]の状態を説明する。
「追加20枚撮影」(図14(B))
[枚数6]電池残量は912枚時点から算出誤差により1枚ずれている。結果41枚となった。
[枚数7]想定よりも大きいファイルサイズで撮影が進み1枚ずれている。結果54枚となった。
[枚数8]機械的なカウントダウン。−20され、68枚となる。
[枚数9]高速連続撮影モードでは無いため、計算および表示を行わない。
[枚数10]高速連続撮影モードでは無いため、計算および表示を行わない。
※[表示レンジ]は図12のステップ31において、最少枚数が0〜50枚の範囲となっており、区間最大値の50に設定された表示となっている。
「さらに20枚撮影」(図14(C))
[枚数6]電池残量の計算誤差なく順著に−20枚の変化。結果21枚となった。
[枚数7]ファイルサイズは想定どおりに進み−20枚の変化。結果34枚となった。
[枚数8]機械的なカウントダウン。−20され、48枚となる。
[枚数9]高速連続撮影モードでは無いため、計算および表示を行わない。
[枚数10]高速連続撮影モードでは無いため、計算および表示を行わない。
また、残数比較部104aは[枚数6]が[警告値6]を、[枚数7]が[警告値7]をそれぞれ下回ったと判断し、図12のステップ36において、グラフィック制御部104dへ伝える。グラフィック制御部104dは、表示I/F部103cを介して、表示部105上、図13の[残枚数バー]1002の部位の表示を、残枚数バーと、警告文とが一定時間毎に[残枚数バー]→「(制限6)警告文」→「(制限7)警告文」の順に表示されるよう制御する。
[静止画高速連続撮影モードでの表示例]
続いて、静止画撮影モードを「高速連続撮影」に設定した際の処理について説明する。 図15(A)〜(D)に、高速連続撮影時の残枚数バーの変化を示す。前述実施例同様に総撮影枚数912枚からの連続撮影として記載する。
使用者はモードダイヤル110eを操作し静止画撮影モードを「高速連続撮影」に設定すると、図12のステップS26において、[枚数9]および[枚数10]を算出することになり、ステップS27にて[枚数9]40枚、ステップS29にて[枚数10]110枚が予測算出部104bにより算出され、残数比較部104aにて[枚数9]、[枚数10]に設定される。ステップS30において最少値に[枚数9]の40が選択および表示され、S31において表示レンジは50が選択される。その結果、ステップS33,34,35を経て図15(A)のように表示される。
この状態からレリーズボタン110dを3秒間押下し続け、秒間10コマの合計30枚の撮影を行うと、図15(B)のように、3秒の間に、[枚数9]のアイコンが左方向へ流れるように連続的に表示更新される。また同時に押下前には表示外だった[枚数6]、[枚数7]のアイコンが、ステップS32において表示条件である[表示レンジ]以下
となるタイミングから、右端から流れるように表示される。
レリーズボタン110dを離すと連続撮影は止まり、汎用メモリ部108に貯まっている静止画ファイルデータが順次、外部媒体I/F部103eを介して外部記憶媒体111へ書き込まれていき、ステップS27において[枚数9]算出結果は40枚まで増加し、その様子が図15(C)のように[枚数9]アイコンが左から右へ流れるように表示更新される。
外部記憶媒体111への書き込み完了すると、図15(D)のように、電池残量による制限[枚数6]と、連続撮影可能枚数[枚数9]が入れ替わる結果となる。
この高速連続撮影時においては、[枚数9]アイコンの左右の動きにて、たとえば外部記憶媒体111への書き込み処理中において「今、連続撮影を開始したらどれくらい撮影できそうか」といった情報が感覚的に掴みやすく、スポーツ等動きの激しい撮影シーンにおいて、断続的に連続撮影を行う際の利便性が向上する。
[効果]
以上説明したように、本実施の形態に係るデジタルスチルカメラ100によれば、複数の要因による動作可能状態の把握を容易に行うことができる。デジタルスチルカメラ100において動画撮影可能時間および静止画撮影可能枚数を制約する複数の要因について、現状からどれくらい撮影可能であるかを、一元的かつ視覚的に表示することで、使用者に撮影に対するデジタルスチルカメラ100の状態を瞬時に判断させることが可能となる。また各制約の情報を、分散せずに一箇所にまとめて表示を行うことにより、被写体画像への干渉を最小限に押さえており、使用者は撮影中であっても映像の確認を阻害することなく同一表示画面内でのわずかな視点の動きで、これら情報を確認することが可能になる。同時に要因を明示することで、停止した後に「即、撮影再開できる」のか「予備電池、メディア交換が必要」なのか「冷却のケアが必要」なのか、といった一歩進んだ撮影プランを、使用者がまさに撮影している最中であっても瞬時的に練ることが可能になる。
また、実際に動画撮影の強制終了や、静止画撮影を受け付けない状態に至った際には、メッセージを表示することで使用者に停止理由を明確に伝え、誤操作や故障だと勘違いしたり、なぜ撮影が止まってしまったのかと混乱を招かないよう配慮されている。これら情報の伝達により、ユーザは、例えば運動会、結婚式、レジャー等の撮影において、予定していた肝心のシーンの撮り逃しを、事前に回避するプランをフレキシブルに考慮することが可能になり、残したいシーンを確実に記録できるようになる。
<その他の実施の形態>
本開示による技術は、上記実施の形態の説明に限定されず種々の変形実施が可能である。
例えば、図4等の例では、複数の制限要因によるそれぞれの動画撮影可能時間の情報表示を一元的に行うようにしたが、例えば図16および図17に示した表示例のように一元的ではない表示を行うことも可能である。図16の表示例では、画面左下の所定の表示領域160内において、上側から順に、[時間1]アイコン415と、[時間2]アイコン414と、[時間3]アイコン408と、[時間4]アイコン407と、[時間5]アイコン406とを全て同時に並列的に表示している。また、表示領域160内において、各アイコンの横の残時間表示エリア161には、各制限要因による動画撮影可能時間(残時間)を数値で表示している。図16の表示例では、撮像画像への干渉を最小限に、バー表示ではなく時間数値のみの表示としている。図16の表示を行う場合、例えば、最初の表示時のみ残時間順に各要因の表示をソートし、表示更新中の各要因の表示の入れ替えは行わない。残時間がスレッシュ以下になったらば、残時間の右に警告文または対処指示文の表示を行う。またはアイコンを点滅して警告しても良い。また、表示開始のスレッシュ時間を設けてもよい。この場合、スレッシュ付近のちらつきを防ぐため、例えば、一度表示されたらスレッシュが+3分増以内では表示持続する。
図17の表示例では、画面左下の所定の表示領域170内において、図16の表示例と同様に、[時間1]〜[時間5]のアイコンを同時に並列的に表示している。また、表示領域170内において、各アイコンの横には、各制限要因による動画撮影可能時間(残時間)を残時間バー171でバー表示している。図17の表示を行う場合、例えば、映像干渉を抑えるため、残時間表示は最小時間のみとする(実質残時間表示エリア172)。また、残時間がスレッシュ以下になったらば、バー表示から警告文または対処指示文の表示に変える。またはアイコンを点滅して警告しても良い。また、表示開始のスレッシュ時間を設けてもよい。この場合、スレッシュ付近のちらつきを防ぐため、一度表示されたらスレッシュ+3分増以内は表示持続する。
また、例えば図2に示した制御動作では、動画撮影可能時間の算出を[時間1]、[時間2]、[時間3]、[時間4]、[時間5]の順に算出するようにしているが、算出の順番はこれに限らず、任意の順番で良い。図12に示した制御動作における静止画撮影可能枚数の算出についても、[枚数1]〜[枚数5]の算出の順番は任意の順番で良い。
また、ここまでは電子機器の一例として、デジタルスチルカメラ100における表示例を挙げて説明したが、本開示による技術は、デジタルスチルカメラ100に限らず、各種の電子機器に適用可能である。特に、表示部を備え、複数の制限要因のそれぞれによって所定の機能の動作可能量が制約を受ける撮像機能を有する電子機器に適用可能である。例えば、カメラ部を備えた携帯端末機器やパーソナルコンピュータ等にも適用可能である。また、撮像機能を有しない電子機器にも適用可能である。また、「動作可能量」として、動画撮影可能時間および静止画撮影可能枚数の例を挙げたが、これら以外の動作可能量に関する情報表示を行うようにしても良い。
また例えば、本技術は以下のような構成を取ることができる。
(1)
複数の制限要因によって所定の機能の動作可能量が制約を受ける電子機器の、前記動作可能量を表す表示を表示部に表示させるものであり、
前記動作可能量の情報を取得する取得部と、
前記複数の制限要因のそれぞれに応じた前記動作可能量を表す表示を、それぞれ同一の表現方法で前記表示部に表示させる表示制御部と
を備えた情報処理装置。
(2)
前記表示制御部は、前記複数の制限要因のそれぞれによる前記動作可能量の情報を、前記表示部の所定の領域内に同時に表示させる
上記(1)に記載の情報処理装置。
(3)
前記表示制御部は、前記所定の領域内で前記複数の制限要因のそれぞれによる前記動作可能量の情報を一元的に表示させる
上記(2)に記載の情報処理装置。
(4)
前記表示制御部は、
それぞれ制限要因の異なる複数の前記動作可能量のうち第1の動作可能量に応じて、前記第1の動作可能量に基づく第1の表示を、前記表示部の表示領域の所定の位置と前記第1の表示との距離が変化するように表示させ、
複数の前記動作可能量のうち第2の動作可能量に応じて、前記第2の動作可能量に基づく前記第2の表示を、前記所定の位置と前記第2の表示との距離が変化するように表示させる
上記(3)に記載の情報処理装置。
(5)
前記表示制御部は、前記第1の表示と前記第2の表示とを、同一の前記所定の位置を通る軸の上で変化させる
上記(4)に記載の情報処理装置。
(6)
前記表示制御部は、前記第1の表示と前記第2の表示との距離が所定の範囲にある場合、前記第1の表示または前記第2の表示の少なくとも一方の表示態様を変化させる
上記(5)に記載の情報処理装置。
(7)
前記表示制御部は、前記第1の表示と前記第2の表示との距離が所定の範囲にある場合、前記第1の表示または前記第2の表示の少なくとも一方の表示を前記軸から外れた位置に表示させる
上記(5)に記載の情報処理装置。
(8)
前記表示制御部は、前記複数の制限要因のそれぞれによる前記動作可能量のうち、最小となる制限要因に関する情報を強調して表示させる
上記(1)ないし(7)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(9)
前記電子機器において、前記動作可能量は、前記複数の制限要因のそれぞれについて所定の閾値が設定されるものであり、
前記表示制御部は、前記複数の制限要因のそれぞれによる前記動作可能量の少なくとも1つが所定の閾値を下回った場合に、前記電子機器において前記所定の機能による動作が不可能になることを知らせる警告、または前記所定の機能による動作が不可能になることを回避するための対処法の少なくとも一方の情報表示を行わせる
上記(1)ないし(8)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(10)
前記表示制御部は、前記警告または対処法の情報表示と前記動作可能量の情報表示とを同一の領域内で交互に行わせる
上記(9)に記載の情報処理装置。
(11)
前記表示制御部は、前記警告または対処法の情報表示を、前記動作可能量の情報表示とは別の領域に表示させる
上記(9)に記載の情報処理装置。
(12)
前記表示制御部は、前記複数の制限要因のうち少なくとも1つの制限要因によって前記電子機器において前記所定の機能による動作が停止した場合に、その動作が停止した理由、およびその動作を再開させるための対処法の情報表示を行わせる
上記(1)ないし(11)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(13)
前記電子機器は撮影機能を有するものであり、
前記動作可能量は、前記電子機器における撮影機能に関する動作可能量である
上記(1)ないし(12)のいずれか1つに記載の情報処理装置。
(14)
前記電子機器は動画撮影機能を有するものであり、
前記動作可能量は前記電子機器における動画撮影可能時間である
上記(13)に記載の情報処理装置。
(15)
前記電子機器は静止画撮影機能を有するものであり、
前記動作可能量は前記電子機器における静止画撮影可能枚数である
上記(13)に記載の情報処理装置。
11…取得部、12…表示制御部、13…表示部、100…デジタルスチルカメラ、101…光学部101、101a…レンズ群、101b…絞り、102…撮像部、102a…撮像素子、102b…温度センサ、103…信号処理部、103a…映像処理部、103b…音声処理部、103c…表示I/F部、103d…圧縮伸張部、103e…外部媒体I/F、104…制御部、104a…残数比較部、104b…予測算出部、104c…設定記憶部、104d…グラフィック制御部、105…表示部、106…スピーカ、107…マイク、108…汎用メモリ、109…電源部、110…操作スイッチ部、110a…録画ボタン、110b…電源ボタン、110c…再生ボタン、110d…レリーズボタン、110e…モードダイヤル、111…外部記憶媒体、112…データバス、400…グラフィックエリア400、401…実質残時間表示エリア、402…残時間バー、403…[max値]表示エリア、404…既存表記群、405…[現在値]表示エリア、406…[時間5]アイコン、407…[時間4]アイコン、408…[時間3]アイコン、412…記憶媒体残容量アイコン、413…電池残容量アイコン、414…[時間2]アイコン、415…[時間1]アイコン、701…警告文。

Claims (18)

  1. 複数の制限要因によって所定の機能の動作可能量が制約を受ける電子機器の、前記動作可能量を表す表示を表示部に表示させるものであり、
    前記動作可能量の情報を取得する取得部と、
    前記複数の制限要因のそれぞれに応じた前記動作可能量を表す表示を、それぞれ同一の表現方法で前記表示部に表示させる表示制御部と
    を備えた情報処理装置。
  2. 前記表示制御部は、前記複数の制限要因のそれぞれによる前記動作可能量の情報を、前記表示部の所定の領域内に同時に表示させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記表示制御部は、前記所定の領域内で前記複数の制限要因のそれぞれによる前記動作可能量の情報を一元的に表示させる
    請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示制御部は、
    それぞれ制限要因の異なる複数の前記動作可能量のうち第1の動作可能量に応じて、前記第1の動作可能量に基づく第1の表示を、前記表示部の表示領域の所定の位置と前記第1の表示との距離が変化するように表示させ、
    複数の前記動作可能量のうち第2の動作可能量に応じて、前記第2の動作可能量に基づく前記第2の表示を、前記所定の位置と前記第2の表示との距離が変化するように表示させる
    請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記表示制御部は、前記第1の表示と前記第2の表示とを、同一の前記所定の位置を通る軸の上で変化させる
    請求項4に記載の情報処理装置。
  6. 前記表示制御部は、前記第1の表示と前記第2の表示との距離が所定の範囲にある場合、前記第1の表示または前記第2の表示の少なくとも一方の表示態様を変化させる
    請求項5に記載の情報処理装置。
  7. 前記表示制御部は、前記第1の表示と前記第2の表示との距離が所定の範囲にある場合、前記第1の表示または前記第2の表示の少なくとも一方の表示を前記軸から外れた位置に表示させる
    請求項5に記載の情報処理装置。
  8. 前記表示制御部は、前記複数の制限要因のそれぞれによる前記動作可能量のうち、最小となる制限要因に関する情報を強調して表示させる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  9. 前記電子機器において、前記動作可能量は、前記複数の制限要因のそれぞれについて所定の閾値が設定されるものであり、
    前記表示制御部は、前記複数の制限要因のそれぞれによる前記動作可能量の少なくとも1つが所定の閾値を下回った場合に、前記電子機器において前記所定の機能による動作が不可能になることを知らせる警告、または前記所定の機能による動作が不可能になることを回避するための対処法の少なくとも一方の情報表示を行わせる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  10. 前記表示制御部は、前記警告または対処法の情報表示と前記動作可能量の情報表示とを同一の領域内で交互に行わせる
    請求項9に記載の情報処理装置。
  11. 前記表示制御部は、前記警告または対処法の情報表示を、前記動作可能量の情報表示とは別の領域に表示させる
    請求項9に記載の情報処理装置。
  12. 前記表示制御部は、前記複数の制限要因のうち少なくとも1つの制限要因によって前記電子機器において前記所定の機能による動作が停止した場合に、その動作が停止した理由、およびその動作を再開させるための対処法の情報表示を行わせる
    請求項1に記載の情報処理装置。
  13. 前記電子機器は撮影機能を有するものであり、
    前記動作可能量は、前記電子機器における撮影機能に関する動作可能量である
    請求項1に記載の情報処理装置。
  14. 前記電子機器は動画撮影機能を有するものであり、
    前記動作可能量は前記電子機器における動画撮影可能時間である
    請求項13に記載の情報処理装置。
  15. 前記電子機器は静止画撮影機能を有するものであり、
    前記動作可能量は前記電子機器における静止画撮影可能枚数である
    請求項13に記載の情報処理装置。
  16. 複数の制限要因によって所定の機能の動作可能量が制約を受けるものであり、
    前記動作可能量を表す表示を行う表示部と、
    前記動作可能量の情報を取得する取得部と、
    前記複数の制限要因のそれぞれに応じた前記動作可能量を表す表示を、それぞれ同一の表現方法で前記表示部に表示させる表示制御部と
    を備えた電子機器。
  17. 複数の制限要因によって所定の機能の動作可能量が制約を受ける電子機器の、前記動作可能量を表す表示を表示部に表示させる際に、
    前記動作可能量の情報を取得部で取得し、
    前記複数の制限要因のそれぞれに応じた前記動作可能量を表す表示を、表示制御部によってそれぞれ同一の表現方法で前記表示部に表示させる
    表示制御方法。
  18. 複数の制限要因によって所定の機能の動作可能量が制約を受ける電子機器の、前記動作可能量を表す表示を表示部に表示させる際に、
    前記動作可能量の情報を取得するステップと、
    前記複数の制限要因のそれぞれに応じた前記動作可能量を表す表示を、それぞれ同一の表現方法で前記表示部に表示させるステップと
    を含む処理をコンピュータに実行させるための表示制御プログラム。
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