JP2012246715A - 建具 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】上枠や縦枠6,7の屋外側において見込み片部621,721の先端を外装材W2の屋外側面と略同一見込み位置に設けることで、各枠材が外装材W2の屋外側面から大きく突出することがなく、枠材が目立たず意匠デザイン上の設計自由度の高い内付けタイプのドア枠2を構成することができる。そして、玄関ドア1の外観としては、外装材W2の開口内部側の三方に沿って見込み片部621,721の先端面が見えるだけなので、各枠材がさらに目立たず意匠性を向上させることができる。
【選択図】図3
Description
特許文献1に記載の玄関ドアは、枠体を構成する上枠や左右の縦枠における見込み方向屋内寄りの位置に見付け方向外側に突出する固定片が設けられ、これらの固定片を躯体に固定することで外壁開口部に取り付けられるようになっている。また、外壁の屋外側面を構成するサイディング等の外装材は、上枠や縦枠における見付け方向外側の見込み面にシール材を介して接続されている。
このような構成によれば、屋外見付け部の見込み片部よりも見付け方向内側(面材側)に本体見込み面部が突出しないようにしたことで、建具を屋外側から見た場合に枠本体部が目立たないようにでき、建具の外観意匠性をさらに向上させることができる。
このような構成によれば、外装材の種別や厚さ寸法に応じた屋外見付け部を準備しておき、外装材に応じて適宜選択した屋外見付け部を枠本体部に取り付けることで、屋外側の良好な納まりを確保しつつ枠本体部を共通化することができる。
このような構成によれば、屋外見付け部の見込み片部を切断可能に構成しておき、外装材の厚さ寸法に応じて見込み片部の長さを調節することで、外装材との良好な納まりを確保することができる。また、見込み片部の屋外側先端部に薄肉部を形成しておけば、見込み片部の先端をさらに目立たせないようにでき、外観意匠性をさらに向上させることができる。
このような構成によれば、枠本体部の屋内側に設けた屋内見付け部にカバー部を形成し、このカバー部で内装材の見付け方向内側端縁を覆うことで、内装材と屋内見付け部とを良好な納まりで配置することができるとともに、建具の屋内側における意匠性も向上させることができる。また、枠本体部よりも屋内側に延びたカバー部を設けることで、建具を屋内側から見た場合に枠本体部を目立たせないようにでき、建具の意匠性をさらに向上させることができる。
なお、第2実施形態以降において、次の第1実施形態で説明する構成部材と同じ構成部材、および同様な機能を有する構成部材には、第1実施形態の構成部材と同じ符号を付し、それらの説明を省略または簡略化する。
図1〜図3において、本実施形態の建具としての玄関ドア1は、建物の外壁開口部に設けられる枠体としてのドア枠2と、このドア枠2で囲まれた内部に開閉自在に支持される面材としての扉3とを備えて構成されている。ドア枠2は、上枠4、下枠5および左右の縦枠6,7を四周枠組みして構成され、外壁Wの躯体W1に固定されている。なお、外壁Wは、壁パネル等の躯体W1と、この躯体W1の屋外側に取り付けられるサイディング等の外装材W2と、躯体W1の屋内側に取り付けられる石膏ボード等の内装材W3とを備えて構成されている。扉3は、断熱材の屋内側面および屋外側面に金属板を接着したフラッシュ扉であって、図1中、右側の側端部上下のピボットヒンジ3A,3Bを介して上枠4および下枠5に回動自在に支持されるとともに、図1中、左側の側端部の錠装置3Cが縦枠6に係合されることで閉鎖されるようになっている。このような玄関ドア1は、ドア枠2が外壁開口部の内部(外装材W2の屋外側面と内装材W3の屋内側面との間の見込み寸法内)に内蔵され、図1に示すように、ドア枠2が目立たない外観を備えた内付けタイプの建具である。
図4(A)に示す縦枠6では、前記縦枠本体(第1縦枠本体6Aおよび第2縦枠本体6B)61とアングル材(屋外見付け部)62とが一体化され、固定片部613の一部によって見付け片部622が構成されている。また、図4(A)の場合には、前記外装材W2よりも見込み方向厚さ寸法が大きな外装材W2が用いられ、見込み片部621の長さ寸法が長く形成されるとともに、見込み片部621の先端部を適宜な長さだけ切断することで、図3の外装材W2に対しても同一の縦枠6が利用できるようになっている。
図4(B)に示す縦枠6では、アングル材62における見込み片部621の屋外側先端部に基端部(見付け片部622側の端部)よりも厚さ寸法が小さい薄肉部623が形成されている。
図4(C)に示す縦枠6では、アングル材62の見付け片部622に代えて係合片部624,625が形成され、見込み面部612の屋外端および固定片部613に対して係合片部624,625を係合させることで、アングル材62が取り付けられるようになっている。
次に、本発明の第2実施形態に係る建具としての玄関ドア1Aを図5〜図7に基づいて説明する。
本実施形態の玄関ドア1Aは、袖窓部8を備えた片袖付きのドアである点と、袖窓部8側(図7の右側)の縦枠6の構成とが第1実施形態と相違し、その他の各部位は、第1実施形態の玄関ドア1と略同様に構成されている。以下、相違点を詳しく説明する。
袖窓部8は、上枠4と下枠5とに渡って架設される方立81と、上枠4に固定される袖上枠82と、下枠5に固定される袖下枠83と、これらと縦枠6との内部に保持されるガラスパネル84とを備えて構成されている。
次に、本発明の第3実施形態に係る建具としての玄関ドア1Bを図8、図9に基づいて説明する。
本実施形態の玄関ドア1Bは、第2実施形態の玄関ドア1Aと同様に袖窓部8を備えた片袖付きのドアであって、上枠4の構成と扉3側の縦枠7の構成とが第2実施形態と相違し、その他の各部位は、前記実施形態と略同様に構成されている。以下、相違点を詳しく説明する。
例えば、前記実施形態においては、玄関ドア1,1A,1Bを例示したが、本発明の建具としては、玄関ドアに限らず、勝手口等に利用されるドアであってもよいし、外開き形式の窓などであってもよい。また、面材の開閉形式は、特に限定されず、外開き形式以外の各種開閉形式が適用可能である。
また、本発明の建具は、前記第2実施形態で例示したように、片袖付きのドアであってもよいし、両袖付きのドアや、親子扉タイプのドアであってもよく、さらには、扉3の上方に無目等の横材で仕切られた上部窓が設けられたものであってもよい。
すなわち、本発明における屋外見付け部は、ドア枠2(枠体)を構成する上枠4、下枠5および左右の縦枠6,7のうち、少なくとも1つの枠材に設けられていればよく、このため、下枠5を含む四周全ての枠材に屋外見付け部が設けられていてもよい。
また、前記実施形態では、見込み片部621の長さ寸法が長く形成されるとともに、見込み片部621の先端部を適宜な長さだけ切断することで、見込み方向厚さ寸法が異なる複数種類の外装材(図3、図4の外装材W2)に対しても同一の縦枠6が利用できるようにしたが、これに限ることなく、見込み方向における見込み片部621の長さ寸法が異なるものを複数種類準備しておき、外装材の見込み方向厚さ寸法に合ったものを適宜使ってもよい。
この場合、見込み方向における見込み片部621の長さ寸法が異なるアングル材62を複数種類準備しておくことで、縦枠本体61は共通部材として利用できアングル材62のみの交換だけで済ますことができる。
従って、上記に開示した形状、材質などを限定した記載は、本発明の理解を容易にするために例示的に記載したものであり、本発明を限定するものではないから、それらの形状、材質などの限定の一部もしくは全部の限定を外した部材の名称での記載は、本発明に含まれるものである。
Claims (5)
- 上枠および左右の縦枠を有して外壁開口部に固定される枠体と、この枠体に開閉自在に支持される面材とを備えた建具であって、
前記上枠および左右の縦枠のうち少なくとも1つの枠材は、外壁躯体に固定される枠本体部と、この枠本体部の屋外側に設けられる屋外見付け部とを有して構成され、
前記屋外見付け部は、見込み方向に延びる見込み片部と、この見込み片部の屋内側端部から見付け方向外側に延びる見付け片部と、を有して断面略L字形に形成され、
前記見込み片部が前記外壁躯体よりも屋外側に位置する外装材の見付け方向内側端縁に対向するとともに、当該見込み片部の屋外側端縁が前記外装材の屋外側面と略同一見込み位置まで延びて設けられ、前記見付け片部が前記外装材の屋内側面に対向して設けられている建具。 - 前記枠本体部は、前記面材の端面に対向して見込み方向に延びる本体見込み面部を有して形成され、この本体見込み面部は、前記見込み片部とフラットに設けられるかまたは当該見込み片部よりも見付け方向外側に位置して設けられている請求項1に記載の建具。
- 前記屋外見付け部は、前記枠本体部と別体で形成され、当該枠本体部の屋外側端部に固着具で固定されるかまたは互いの係合によって取り付けられている請求項1または請求項2に記載の建具。
- 前記屋外見付け部の見込み片部は、切断可能に構成されるか、または当該見込み片部の屋外側先端部に基端部よりも厚さ寸法が小さい薄肉部が形成されている請求項1から請求項3のいずれかに記載の建具。
- 前記上枠および左右の縦枠のうち少なくとも1つの枠材は、外壁躯体に固定される枠本体部と、この枠本体部の屋外側に設けられる屋外見付け部と、前記枠本体部の屋内側に設けられる屋内見付け部とを有して構成され、
前記屋内見付け部には、前記枠本体部よりも見込み方向屋内側に延びるとともに、前記外壁躯体よりも屋内側に位置する内装材の見付け方向内側端縁を覆うカバー部が形成されている請求項1から請求項4のいずれかに記載の建具。
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