JP2012246083A - シート後処理装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】用紙にダメージや画像の損傷を与えることなく、用紙束の折りずれを防止することが可能なシート後処理装置を提供する。
【解決手段】シート搬送方向に対し垂直方向に進出後退可能に設置された折りブレード203と、折りブレード203により押し込まれたシート又はシート束Pを導入する一対の導入上下ガイド板250、251と、折りブレード203の進行方向に配置され、押し込まれたシート又はシート束Pを搬送する一対の折り搬送ローラ206、207と、折りブレード203の下流にシート又はシート束Pに折りを施す折り手段とを有するシート後処理装置Aであって、導入上下ガイド板250、251に導入ローラ252、253を設ける。
【選択図】図17

Description

本発明は、用紙に折りを施す用紙折り機構を備え、中綴じ製本等の後処理を施すシート後処理装置及び画像形成装置に関する。
中綴じ製本の折り手段として中央を綴じられた用紙束の綴じ部を略垂直方向に折りブレード(突き出し部材)によって押し出し、その移動方向に設けた折りローラ対を通過させて折り目を付け用紙束の半折りを行っているシート後処理装置は、特許文献1に開示されている。
また、搬送されてきたシートを渡して受け取るシート折り回転体対と、シート折り回転体対に渡して支持されたシートの中間部分をシート突き部材によって突いて、シートの中間部分をシート折り回転体対間に挿入するシート突き出し手段とを備えて、シート折り回転体対間に挿入されたシートをシート折り回転体対が挟んで回転してシートを搬送しながら折るようになっており、シート突き部材のシートに接触する部分に、突起や櫛歯形状によりシートに対してシート突き部材が滑るのを阻止する滑り止め手段を備えているシート折り装置は、特許文献2に開示されている。
従来、特許文献1のように中綴じ製本の折り手段として中央を綴じられた用紙束の綴じ部を略垂直方向に折りブレード(突き出し部材)によって押し出し、その移動方向に設けた折りローラ対を通過させて折り目を付け用紙束の半折りを行うが、折り導入部が抵抗になり、突き出し部材の位置とズレた状態で折りローラ対に侵入してしまい、用紙束の折り位置がずれてしまう問題があった。
そこで、特許文献2では、シート突き部材のシートに接触する部分に、突起や櫛歯形状によりシートに対してシート突き部材が滑るのを阻止する滑り止め手段により、用紙束の折りずれを防止している。
しかし、シート突き部材のシートに接触する部分に、突起や櫛歯形状を構成してしまうと用紙にダメージや画像の損傷が発生してしまう問題があった。
本発明は、上記に鑑みてなされたもので、その目的としては、用紙にダメージや画像の損傷を与えることなく、用紙束の折りずれを防止することが可能なシート後処理装置及び画像形成装置を提供することにある。
かかる目的を達成するために、本発明は、以下の特徴を有することとする。
本発明にかかるシート後処理装置は、シート搬送方向に対し垂直方向に進出後退可能に設置された折り部材と、前記折り部材により押し込まれたシート又はシート束を導入する一対の折り導入部材と、前記折り部材の進行方向に配置され、前記押し込まれたシート又はシート束を搬送する一対の折り搬送ローラと、前記折り部材の下流に前記シート又はシート束に折りを施す折り手段とを有するシート後処理装置であって、前記折り導入部材に摩擦を軽減する手段を設けることを特徴とする。
本発明にかかる画像形成装置は、シート後処理装置を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、折り導入時のガイド板の導入抵抗による折りズレをガイド板に摩擦を軽減する手段を設けることにより、導入抵抗を無くすことが可能となり、用紙束を損傷することなく、折りズレを防止することができる。
本実施形態であるシート後処理装置の概略図である。 クランプ束搬送部の全体図である。 クランプ束搬送部におけるクランプステーの拡大図である。 シート又はシート束の後端を狭持するクランプ部の拡大図である。 シート又はシート束の後端を狭持している図である。 クランプ解除のためのクランプ解除機構の拡大図である。 クランプ解除のためのクランプ解除機構の拡大図である。 プレス折り部の斜視図である。 プレス折り部の側面図である。 プレス折り部からプレス板駆動カム、折りブレード駆動カム、側板を外した構成図である。 プレス折り部からプレス板駆動カム、折りブレード駆動カム、側板を外して側面から見た図である。 プレス折り部から移動プレートを取り外した図である。 プレス折り部から移動プレートを取り外し側面から見た拡大図である。 プレスユニットの内部を示した図である。 プレスユニットの側面図である。 用紙束に折りを施すプレス動作の流れを示した図である。 本発明の一実施形態における折り導入部の導入ローラの構成を示した断面図である。 本発明の一実施形態における導入ローラの上側の配置例を示した斜視図である。 本発明の一実施形態における折り導入部の導入ローラの構成を示した図である。 本発明の一実施形態における折り導入ローラの駆動を折り搬送ローラから伝達する構成を示した図である。 本発明の一実施形態における導入ローラが駆動源のない回転部材である構成を示した斜視図である。 本発明の一実施形態における導入ローラ回転部材を導入部と対向するガイド部材に設けた構成を示した図である。 本発明の一実施形態における導入上下ガイド板及び導入部と対向する上下ガイド部材に低摩擦部材が構成されている図である。
まず、搬送方向と直行する方向にて加圧を行う場合において、機械全体の一連動作について説明する。図1は本実施形態であるシート後処理装置Aの概略図である。
本発明の説明において、折り手段は、折り搬送ローラとプレス折り手段の実施形態にて説明する。この他に折り手段が折りローラの場合も同様である。
シート後処理装置Aは、画像形成装置から排出されてきた画像形成済みのシート束Pを受け入れる導入経路aと、シート束Pを排紙トレイ22に積載するための搬送経路bと、シート束Pを中間積載する搬送経路cと、搬送経路cでシート長センター部を中綴じされたシート束を紙折部へと搬送する搬送経路dとを有する。
<用紙入口付近>
導入経路aには、入口ローラ10と入口センサ13が配置され、入口センサ13はシート束Pがシート後処理装置内へ搬入されたことを検知する。入口ローラ10の下流には用紙穿孔UNI(B)が配置されており、その下流には搬送ローラ11、12が配置され、これを経て搬送経路cへシート束Pは搬送される。
<プルーフ排出>
搬送経路bは、シート束Pを排紙トレイ22へ搬送する経路である。導入経路aから分岐爪20で進行方向を変えられたシート束Pは、排出ローラ21によって排紙トレイ22へと搬送される。
<シフト、スタック動作>
搬送経路cには排紙ローラ31,33、排紙センサ35が配置される。ソートモード時には、シフト機構を有する搬送ローラ12が図示しない駆動手段により、搬送中に搬送方向と直角方向に一定量移動することによって、シート束Pは一定量シフトし、排紙ローラ33により排紙トレイ32に排出され、順次スタックされていく。
排紙トレイ32への排出口部は、排紙ローラ33と従動ローラ31とでシート又はシート束を挟持し排出する構造となっている。これは、排紙ローラ33に対する従動ローラ31を備えた排出ガイドの接離動作で、シート又はシート束を挟持し、排出可能な閉状態と挟持しない開状態とを選択的に取り得るようになっている。シートのシフト動作が完了した後、シートは挟持され、排出される。
<シフトトレイの上下動作>
排紙口上方付近には、フィラー34が設けられており、スタックされた時のシート束Pの中央付近位置に回動自由に配置され、フィラー34の先端はシート束Pの上面に接している。
フィラー34の根元付近には、フィラー34の先端の高さ位置を検知する上面検知センサ(図示しない)があり、これらによりスタックシート束Pの紙面高さを検知している。排紙トレイ32上の堆積枚数の増大によりシートの高さが上昇するに従って、上面検知センサがONすると、図示しない制御部は排紙トレイ32を上下動させる駆動手段(図示しない)を制御して排紙トレイ32を下降させる。トレイが下降し上面検知センサがOFFすると、トレイ32の下降を停止する。
この動作を繰り返し、トレイ32が規定のトレイ満杯高さまで達すると、シート後処理装置Aから画像形成装置に停止信号を出し、システムの画像形成動作は停止される。
<ステイプル動作>
搬送経路cには、トレイ36と叩きローラ30が配置され、搬送経路cの終端位置には、紙面と直交する方向へ進退するドライバ、クリンチャとで分割されたステイプル41が、配置されている。さらに紙面と直交する方向に進退してステイプルトレイ36上のシートの整合を行うジョガーフェンス37、38などが配置されている。搬送経路cに搬送されてきたシートは、ステイプルトレイ36上に排出され、ジョガーフェンス37、38によって幅方向位置を揃えられる。
また、叩きローラ30は、振り子運動を行ってシート上面に当接することでステイプラ41方向にスイッチバックし、基準フェンス39、40にシート後端を突き当てることで、シート束の縦方向位置を揃える。
このようにして揃えられたシート束Pは、端綴じモード時はステイプラ41が紙面と直交する方向に移動してシート束の下縁部の適所をステイプルすることにより綴じられ、排紙ローラ31、33が挟持することで、排紙トレイ32上に排紙される。
<クランプ束搬送部>
中綴じモードでは、シート又はシート束の揃え、ステイプルが完了した後に、シート又はシート束Pはクランプ可動フェンス120、121よってシート後端を挟持され、基準フェンス39、40はシート束搬送の邪魔とならないようシート幅の外側に待避する。
次にクランプ可動フェンス120、121によって、シート後端が挟持される。クランプ可動フェンス120、121は、機械側板外に配置されたクランプ縦軸106に取り付けられ、縦方向及び湾曲搬送経路dに沿って横方向に移動する。縦方向はクランプ縦軸によって移動し、横方向の移動は、搬送経路dと同一の軌跡である機械側板にあるガイドレール110に沿って移動し、シート又はシート束Pを搬送経路dに沿って搬送する。
シート後端を挟持されたシート又はシート束Pは、ガイドレール110の軌道に沿ってシートサイズに対応した所定位置まで搬送され、シート束長センター部の適所をステイプルすることにより中綴じされる。シートサイズに対応した所定位置は、クランプ可動フェンスホームポジションセンサ49より、所定パルスを送られた位置である。
<プレス折り部>
中綴じされたシート又はシート束Pは、クランプ可動フェンスによりさらに下方へ搬送され、シートサイズ長センターが折りブレード203の位置になるところで停止し、折り工程へ移行する。停止位置は、シート後端を折り位置センサ50が検知し、シートサイズに対応した所定パルスが送られた位置である。
折り位置に停止したシート束長センター部を折りブレード203と搬送ローラ206、207により、プレス折り部へ導入する。導入されたシート束長センター部をプレス板219、220により、上下からプレスすることにより中折りをされる。中折りをされたシート又はシート束Pは、搬送ローラ206、207と排紙ローラ58によって中綴じトレイ62上に排紙される。
中綴じトレイ62に排出されたシート又はシート束Pは、シート押さえ60に取り付けられたシート押さえコロ61によって押さえられ、折られたシートが膨らんで、次に排出されるシート排出の邪魔にならない機構になっている。
シート穿孔UNI(B)と搬送経路dを有する中折UNI(C)は、着脱可能な構成となっており、使用者のニーズに応じたシート後処理装置Aの提供が可能となる構成となっている。
次にクランプ束搬送部について説明する。図2はクランプ束搬送部の全体図である。
クランプ束搬送部では、クランプ移動モータ101の回転運動が、駆動ベルト102を伝わり、上下駆動プーリ(下)103、上下駆動プーリ(上)105に張られている上下搬送ベルト104a、逆側に張られている上下搬送ベルト104bで、上下運動に変換されている。
上下搬送ベルト104b、104aには、クランプ上下移動部品107a、107bが取り付けられ、軸106a、106bによって上下方向の移動が支えられている。クランプ横移動部品108a、108bは、前記部品107a、107bに取り付けられ、横方向の移動を可能としている。前記部品108a、108bには、クランプステー114が接続されており、クランプ板金部品114は、上下搬送ベルト104a、104bの上下移動と連動して側板109a、109bのレール110a、110bに沿って矢印Q方向に移動する。
クランプ部Rに後端を狭持されたシートまたはシート束Pは、搬送ガイド板111a、111b、112a、112b、113、115、116、117によって構成された搬送経路を通って搬送される。シート又はシート束Pは、折り位置センサ118によって検知され、所定の位置で搬送が止まる。
図3は図2中の点線部分Hの拡大図である。クランプ上下移動部品107a、107b内に摺動可能な部品108a、108bがあり、クランプステー軸109a、109bが挿入され、クランプステー114が上下移動しながら、側板レール110a、110bに沿って横方向にも移動可能となっている。
クランプステー114には、固定側のクランプ下121a、121bに対し、クランプ軸123を回転中心とし、クランプ上120a、120bがバネ122a、122bによって、固定側のクランプ下121a、121bに押し付けられている。
図4は、図2、図3の点線部分Rの拡大図であり、シート又はシート束Pの後端を狭持するクランプ部を示している。図5は図4の別角度の図であり、シート又はシート束Pの後端を狭持している図である。
クランプ束搬送部のクランプ部のクランプ上120a、120b、クランプ下121a、121bは、クランプ軸123に接続され、クランプ上120a、120bはクランプ部接続板金部品124によって接続されているため、左右のクランプ部のクランプ上120a、120bは、同時に動作することが可能になっている。
クランプ上120a、120b、クランプ下121a、121bは、バネ122a、122bのバネ力によってシート又はシート束Pの後端を狭持する。
図6、図7は図2の点線部分Vの拡大図である。図6は、シート又はシート束Pの後端を狭持したクランプ部のバネ122a、122bによるクランプ解除のためのクランプ解除機構を示している。
クランプ解除機構は、ステー125に取り付けられ、クランプ解除モータブラケット126に取り付けられたクランプ解除モータ127によって駆動される。クランプ解除モータ127からの動力は、軸128を軸とする歯車129を経由して、軸130、131を横方向の軸とするクランプ圧解レバー132のラック部に伝達される。
クランプ圧解レバー132が矢印Q方向に移動し、図4,図5のクランプ部接続板金部品124を押さえるとシート又はシート束Pに対し、可動側のクランプ上120a、120bが開き、シート又はシート束Pを離す。これによってシート又はシート束搬送後の折り工程時にクランプを解除してプレス折り可能状態となる。
次に、プレス折り部について説明する。図8はプレス折り部の斜視図、図9はプレス折り部の側面図を示す。
プレス折り部は、プレス板駆動カム201、折りブレード駆動カム202、折りブレード203、折りブレード支持棒204、側板205から構成されている。折りブレード駆動カム202が回転するとカムの溝に沿ってブレード支持棒204が水平移動し、折りブレード203が矢印Q方向に移動することで、シート又はシート束Pのシート長センター部を折り部へ誘導する。
図10は、プレス折り部からプレス板駆動カム201、折りブレード駆動カム202、側板205を外した構成図である。図11は、プレス折り部からプレス板駆動カム201、折りブレード駆動カム202、側板205を外して側面から見た図である。
折りブレード203によって折り部へ誘導されたシート又はシート束Pに折りを施すプレス部について説明する。
プレス部は、搬送ローラ206、207、移動プレート208、プレスガイドローラ211、212、プレス圧解除カム209、210から構成されている。折りブレード203によって折り部へ誘導されたシート又はシート束Pが搬送ローラ206、207によってシート束Pの折り先端部をプレス部まで搬送する。移動プレート208が移動することで、移動板プレート208に接続されているプレスガイドローラ211、212とプレス圧解除カム209、210は、左右に移動可能な構造になっている。
図12は、図10から移動プレート208を取り外した図である。図13は、図12の点線部分Hを拡大して側面から見た図である。
プレス上ユニット217とプレス下ユニット218は、互いにユニットコーナー四隅部で、スプリングにより圧を掛けた状態にある。待機状態では、プレス移動プレート208内側に設けられたプレス圧解除カム209、210により、プレス上ユニット217とプレス下ユニット218が離間された状態となっており、シート束Pの折り先端部の受け入れ状態にある。
移動プレート208が矢印Q方向に移動すると移動プレート208に接続されているプレス圧解除カム209、210が移動し、プレスユニット上217のコロ213、215及びプレスユニット下218のコロ214、216が、プレス解除カム209、210の傾斜面により、矢印A及びBの方向に移動することにより、シート束Pの折り部をプレスしていく。
図14は、図11のプレスユニットの内部を示した図である。図15は、プレスユニットの側面図である。
プレスユニット内部には、プレス板219、220が接続されている。プレス圧解除カム209、210の移動により、プレスユニットと連動してプレス板219が矢印A方向、プレス板220が矢印B方向に移動することにより、シート又はシート束Pはプレス板219、220によって挟まれ、折りが施される。
移動プレート208に接続されているプレスガイドローラ211、212は、移動プレート208の矢印Q方向移動と連動してプレス板219、220の上を移動することにより、プレスユニット側面の溝221、222、223、224(図13に示す)により回動可能なプレス板219、220の湾曲形状により、シート束Pの折り先端部に向かって折りが施される。
図16は、用紙束に折りを施すプレス動作の流れを示している。プレス待機状態(aの状態)では、プレスユニット上のコロ213、215とプレスユニット下のコロ214、216にプレス圧解除カム209、210が挿入されいる。移動プレート208の移動によりプレス解除カム209、210及びプレスガイドローラ211、212が左方向へ移動する。
プレス解除カム209、210がプレスユニット上下のコロ213、214、215、216から外れることにより、プレスユニット上下が接近する(bの状態)。
プレス解除カム209、210が、コロ213、214、215、216から完全に外れるとプレス板219、220が密着し、プレス板間のシート束Pに上下方向のプレス圧がかかる(cの状態)。このcの状態に至るまでは、プレス板のガイド部材230、231の水平部230a、231aにより、プレス板219、220は、プレスガイドローラ211、212から上下方向のみの荷重のため、プレス板219、220の姿勢は変わらない。
更に移動プレート208が移動すると、プレス板のガイド部材230、231がプレス板と同一形状のため、プレスガイドローラ211、212により、プレス板219、220は、シート束Pの折り先端部に向けて折りを施していく(dの状態)。
図17、図18、図19は、本発明の一実施形態における折り導入部の導入ローラの構成を示す。
図17において、折りブレード203によって、折り導入部(導入上ガイド板250と導入下ガイド板251)に導かれたシート束Pの折り部は、折り搬送ローラ206、207によって、折り工程へ搬送されるが、その際に折り導入部のシート束Pが導入上ガイド板250と導入下ガイド板251のR部に接触状態でシート束Pが搬送されるため、導入部上側のシート束Pと下側のシート束Pで搬送量の差が生じてしまい、折り位置がズレてしまう。
そこで導入部上側のシート束Pと下側のシート束Pで搬送量の差の発生を防止するため、導入上ガイド板250と導入下ガイド板251のR部頂点近傍に導入ローラ252、253を配置し、折りズレの発生を防ぐ。図18は、本発明の一実施形態における導入ローラの上側の配置例を示した斜視図である。
図19に示すように、導入ローラ252、253は、図示しない側板の外側で導入ローラモータ257を駆動源とし、ベルト256により中間ギヤ255a、255bをから導入ローラギヤ254a、254bに伝達され、矢印の方向に回転し、折り搬送ローラ206、207と同一速度になるような回転数で駆動されている。
図20は、本発明の一実施形態における折り導入ローラの駆動を折り搬送ローラから伝達する構成を示した図である。図示しない側板の外側で折り搬送ローラ206、207の駆動ギヤ258a、258bよりベルト259a、259bを介し、導入ローラギヤ260a、260bに伝達され、導入ローラ252、253が折り搬送ローラ206、207と同一速度になるように、ギヤ比が設定されている。
従って、導入ローラの駆動を折り搬送ローラから伝達することにより、安価な構成で用紙束を損傷することなく、折りズレを防止することができる。
図21は、本発明の一実施形態における導入ローラが駆動源のない回転部材である構成を示した斜視図である。図17、18と同一の配置である導入ローラ252は、導入上ガイド板250に導入ローラブラケット261が固定されおり、シート束Pの導入時にシート束Pによって自由に回転可能な更に安価な構成であり、シート束導入時のガイド板での抵抗を防止し、折りズレを防ぐことができる。
図22は、本発明の一実施形態における導入ローラ回転部材264、265を導入部と対向するガイド部材262、263の折りブレード上下10〜50mmの範囲に設けた構成を示した図である。シート束導入時に導入部と対向するガイド上部材262とガイド下部材263の折りブレード203の上下10mm〜50mm(Ya、Yb)に、シート束Pの状態でシート束Pが搬送されるため、導入部上側のシート束Pと下側のシート束Pで搬送量の差が生じてしまい、折り位置がズレてしまう。
そこで導入部上側のシート束Pと下側のシート束Pで搬送量の差の発生を防止するため、導入部と対向するガイド上部材262とガイド下部材263の折りブレード203の上下10mm〜50mm(Ya、Yb)に導入ローラ回転部材264、265を配置し、シート束Pを損傷することなく、折りズレの発生を防ぐことができる。
図23は、本発明の一実施形態における導入上下ガイド板250、251及び導入部と対向する上下ガイド部材262、263に低摩擦部材266、267、268、269が構成されている図である。低摩擦部材としては、例えばフッ素系のシート部材であり、該当部のガイド部材に貼り付けられている。
これにより、更に安価構成にてシート束Pを損傷することなく、折りズレの発生を防ぐことができる。
203 折りブレード
206 搬送ローラ
250 導入上ガイド板
252 導入ローラ
262 ガイド上部材
264 導入ローラ回転部材
266 低摩擦部材
A シート後処理装置
P シート束
特開2010−058916号公報 特開2001−240307号公報

Claims (9)

  1. シート搬送方向に対し垂直方向に進出後退可能に設置された折り部材と、
    前記折り部材により押し込まれたシート又はシート束を導入する一対の折り導入部材と、
    前記折り部材の進行方向に配置され、前記押し込まれたシート又はシート束を搬送する一対の折り搬送ローラと、
    前記折り部材の下流に前記シート又はシート束に折りを施す折り手段とを有するシート後処理装置であって、
    前記折り導入部材に摩擦を軽減する手段を設けることを特徴とするシート後処理装置。
  2. 前記摩擦を軽減する手段は、導入ローラであることを特徴とする請求項1に記載のシート後処理装置。
  3. 前記折り手段の折りローラ又は前記折り搬送ローラと前記導入ローラの速度が同一であることを特徴とする請求項2に記載のシート後処理装置。
  4. 前記導入ローラと前記折り手段の折りローラ又は前記折り搬送ローラが同一駆動であることを特徴とする請求項2又は3に記載のシート後処理装置。
  5. 前記導入ローラが駆動源のない回転部材であることを特徴とする請求項2〜4の何れか1項に記載のシート後処理装置。
  6. 前記回転部材を導入部と対向するガイド部材の前記折り部材上下10mm〜50mmの範囲に設けたことを特徴とする請求項5に記載のシート後処理装置。
  7. 前記摩擦を軽減する手段は、低摩擦部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載のシート後処理装置。
  8. 前記低摩擦部材を導入部と対向するガイド部材の前記折り部材上下10mm〜50mmの範囲に設けたことを特徴とする請求項7に記載のシート後処理装置。
  9. 請求項1〜8の何れか1項に記載のシート後処理装置を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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CN106915647A (zh) * 2015-12-25 2017-07-04 佳能精技股份有限公司 片材处理设备和包括该片材处理设备的成像系统
EP3457215A1 (en) * 2017-09-13 2019-03-20 Toshiba Tec Kabushiki Kaisha Blade and post-processing apparatus
JP2020117392A (ja) * 2019-01-28 2020-08-06 株式会社リコー シート積載装置、後処理装置、画像形成装置

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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