JP2012243571A - 端子金具の接続構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】ボルトの締め付け形態に不具合があった場合でも電気的な接続信頼性を確保することが可能な端子金具の接続構造を提供する。
【解決手段】取付孔11が貫通形成された金属平板からなる接続板12を有する端子金具10を、前記取付孔11の位置をあわせて複数重ねるようにして組み付け、前記取付孔11に共通の締め付け具を挿通して一括して締結することにより、複数の前記端子金具10を互いに接続する端子金具の接続構造であって、前記接続板12の周縁部には、一対の切り込み22の間の部分を山状に起こすことで、一面側に突出する弾性嵌合部23が設けられ、前記端子金具10が組み付けられると、一の端子金具10の接続板12に設けられた弾性嵌合部23が、その一面側に重ねられた他の端子金具10の接続板12に設けられた弾性嵌合部23の他面側の凹みに、弾性的に嵌合する。
【選択図】図4

Description

本発明は、端子金具の接続構造に関する。
従来、ボルトが挿通される取付孔を有する複数の端子金具を重ね合わせて組み付け、一括してボルト締結することにより各端子金具を積層状態に固定する端子金具の接続構造が知られている(例えば下記特許文献1)。端子金具は、金属平板からなる接続板を有し、この接続板には、板厚方向に貫通する形態で取付孔が設けられている。そして、取付孔の位置をあわせて複数の端子金具を組み付け、取付孔に共通のボルトを挿通して一括してボルト締結することにより、各端子金具を導通可能に接続する形態となっている。
実開平7−36371号公報
しかしながら上記従来のものにおいては、端子金具の変形等により、接続板の一部が浮き上がった状態で、端子金具が組み付けられる場合がある。このような場合には、接続板の浮き上がり部分で弾発力が生じるため、作業者は十分にボルトが締まったと勘違いし、接続板が十分に密着していないにも関わらず締め付け作業をやめてしまう虞がある。すると、端子金具の接触面積が減り、十分な電気的接続がなされないことになるため対策が望まれていた。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ボルトの締め付け形態に不具合があった場合でも電気的な接続信頼性を確保することが可能な端子金具の接続構造を提供することを目的とする。
本発明の端子金具の接続構造は、取付孔が貫通形成された金属平板からなる接続板を有する端子金具を、前記取付孔の位置をあわせて複数重ねるようにして組み付け、前記取付孔に共通の締め付け具を挿通して一括して締結することにより、複数の前記端子金具を互いに接続する端子金具の接続構造であって、前記接続板の周縁部には、一対の切り込みの間の部分を山状に起こすことで、一面側に突出する弾性嵌合部が設けられ、前記端子金具が組み付けられると、一の端子金具の前記接続板に設けられた前記弾性嵌合部が、その一面側に重ねられた他の端子金具の前記接続板に設けられた前記弾性嵌合部の他面側の凹みに、弾性的に嵌合するものである。
このような構成によれば、組み付けられた端子金具においては、弾性嵌合部が弾性力で接触した状態になるから、この弾性嵌合部において接触面積を稼ぐことができる。したがって、ボルトの締め付け形態に不具合があった場合でも電気的な接続信頼性を確保することができる。
また、前記一対の切り込みは、前記接続板の周方向に延びるものであり、前記弾性嵌合部は、その周方向の両端部が突出端部に向かって近づく傾斜をなし、前記突出端部は、前記接続板の板面に略平行をなしているものとしてもよい。このような構成によれば、端子金具を相対的に回動して組み付ける場合に、いずれの方向の回動においても端子金具の接続板は弾性嵌合部に引っ掛かりにくく、また突出端部に沿って滑りやすいので、組み付けを容易に行うことができる。
また、前記一対の切り込みは、前記接続板の周方向に延びるものであり、前記弾性嵌合部は、周方向の両端が支持された両持ち状であるものとしてもよい。このような構成によれば、弾性嵌合部の嵌合により、接続板の周方向の位置決めを行うことができる。
また、電線の端末部が圧着される電線圧着部を有し、前記弾性嵌合部は、前記電線圧着部の前記電線の端末部が圧着される面と同じ面側に突出するものとしてもよい。このような構成によれば、端子金具を他の端子金具と組み付けることなく単独で使用したとしても、端子金具のうち電線の端末部が圧着される面と反対側の面をボディ等に密着させることができる。
また、前記接続板には、重ねられた他の端子金具の前記接続板を挟み込んでその浮き上がりを押える押え部が設けられているものとしてもよい。このような構成によれば、弾性嵌合部が離れることを確実に規制することができる。
本発明によれば、ボルトの締め付け形態に不具合があった場合でも電気的な接続信頼性を確保することが可能な端子金具の接続構造を提供することができる。
本実施形態におけるアース端子を示す平面図 アース端子の側面図 弾性嵌合部の形状を表す断面図であって、図1のA−A位置における断面に相当する一部拡大断面図 組み付けられた2枚のアース端子を示す平面図 弾性嵌合部の嵌合状態を表す断面図であって、図4のB−B位置における断面に相当する一部拡大断面図
<実施形態>
以下、本発明を具体化した実施形態について、図1〜図5を参照しつつ詳細に説明する。この実施形態では、本発明の端子金具の接続構造を、組み合わせアース端子の接続構造に適用した例を示す。
本実施形態における組み合わせアース端子は、ほぼ同一形状をなす2枚のアース端子(端子金具)10を表裏に重ねて、回動方式によって一体的に組み付けるものである。組み付けられたアース端子10は、取付台(図示せず)の所定位置に載置されて、図示しないボルト(締め付け具)により一括して締結されて固定される。
各アース端子10は、黄銅等の導電性に優れた金属平板を所定の形状に打ち抜いて曲げ加工を施すことにより形成されている。アース端子10は、ボルトを挿通可能な取付孔11が貫通形成された接続板12と、図示しない電線の端末部が圧着される電線圧着部13とを有している。
接続板12は、そのほぼ中心に、略円形をなす取付孔11が開口された、略環形をなしている。2枚のアース端子10は、取付孔11の位置をあわせて表裏に重ねられた後、相対的に逆方向に回動されることで一体的に組み付けられる。本実施形態では、表側のアース端子10を裏側のアース端子10に対して相対的に時計回り方向(表側から見て右回り方向)に回動して組み付けるものとして説明する。
電線圧着部13は接続板12に連なって形成され、電線の端末部における露出された芯線にかしめ圧着されるワイヤバレル13Aと、絶縁被覆の端末にかしめ圧着されるインシュレーションバレル13Bとを備えている。ワイヤバレル13Aおよびインシュレーションバレル13Bは、それぞれ底板14から表面側(一面側)に立ち上がる一対のカシメ片15を有してなり、底板14は、接続板12から平坦に延びて設けられている。
アース端子10には、組み付けられたアース端子10の表裏方向への離脱を防止する離脱防止部16が設けられている。
離脱防止部16は、重ねられた他のアース端子10の接続板12を挟み込んでその浮き上がりを押える押え部17と、他のアース端子10の押え部17内に差し入れられる差入部18とが、隣接して設けられたものである。
押え部17は、接続板12の周縁部において取付孔11に関して対称となる位置に一対が設けられている。一対の押え部17のうち一方は、電線圧着部13の時計回り方向前側に隣接して設けられている。
押え部17は、図1および図2に示すように、接続板12の周縁部の一部分を他の部分よりも外側に張り出してなる張出部17Aと、その張出部17Aの外縁から表側に立ち上がる立ち上がり部17Bと、この立ち上がり部17Bの端縁から取付孔11側に突出する突出部17Cとを有している。アース端子10を組み付ける前の状態では、立ち上がり部17Bは張出部17Aに対して略直角をなし、突出部17Cは立ち上がり部17Bに対して略直角をなし、張出部17Aと突出部17Cとの間隔は、接続板12の板厚寸法よりも若干大きい寸法とされている。押え部17は、取付孔11の周方向に長い形状をなし、突出部17Cは、その突出端縁に向かって幅寸法(周方向の長さ寸法)が少しずつ狭まる台形状をなしている。
差入部18は、押え部17の時計回り方向の前側に隣接して形成され、接続板12の周縁部の一部分を他の部分よりも外側に張り出して形成されている。差入部18は、アース端子10が組み付けられた状態では、その略全体が押え部17内に差し入れられる。
差入部18の時計回り方向の前端部、および押え部17の同方向の後端部には、テーパ状の誘導面19が形成され、押え部17内への差入部18の差し込みをスムーズに行わしめる。また、差入部18の表面には、がた詰め突部21が形成され、押え部17の突出部17Cに接触してガタつきを防止する。
アース端子10が2つ上下に組み付けられた状態では、図4に示すように、下側のアース端子10の押え部17内に上側のアース端子10の差入部18が差し入られ、また下側のアース端子10の押え部17の時計回り方向後側の一端に、上側のアース端子10の押え部17の時計回り方向前側の一端が当接することで、アース端子10の相対的な回動が規制される。すなわち、押え部17は、アース端子10の離脱を防止する離脱防止機構としてのみならず、組み付け方向へのアース端子10の回動を規制する回り止め機構としても機能する。
さて、接続板12の周縁部には、一対の切り込み22の間の部分を山状に起こすことで、表面側(一面側)に突出する弾性嵌合部23が設けられている。弾性嵌合部23は、接続板12のうちボルトによって締め付けられる部分(ボルトの頭部が重なる部分)よりも外周側に設けられている。
弾性嵌合部23は、各アース端子10に3つずつ、取付孔11に関して対称となる位置と、その間の中央位置とに設けられている。全ての弾性嵌合部23は、接続板12の外縁から一定距離だけ内側に位置している。また、上下に組み付けられるアース端子10においては、弾性嵌合部23は、接続板12の周方向に一定距離ずつ位置がずれるように設定されている。具体的には、下側に配されるアース端子10の弾性嵌合部23は、図1に示すように、差入部18の誘導面19の内側の位置に一つずつと、その間の中心位置であって取付孔11に関して電線圧着部13と対称となる位置に一つとが設けられている。一方、上側のアース端子10の弾性嵌合部23は、図4に示すように、差入部18の誘導面19の内側の位置よりも、差入部18の周方向の長さ寸法と同等の寸法だけ時計回り方向の前側にずれた位置に一つずつと、その間の中央位置とに設けられている。
弾性嵌合部23の両側縁に沿う一対の切り込み22は、接続板12の周方向に延びるものであり、その延び寸法は、弾性嵌合部23の幅寸法(一対の切り込み22の間隔)よりも大きくされている。
弾性嵌合部23は、周方向の両端が支持された両持ち状であって、接続板12の径方向から見ると、図5に示すように、突出端側の幅寸法が小さい略台形をなしている。弾性嵌合部23の周方向の両端部24は、突出端に向かって近づく傾斜をなし、突出端部25は、接続板12の板面に略平行をなしている。また、突出端部25と両端部24とはともに鈍角をなし、また両端部24の勾配は同等とされている。弾性嵌合部23の形状および大きさは、一つの接続板12に設けられた弾性嵌合部23においては全て等しくされている。
そして、上下に組み付けられるアース端子10においては、上側のアース端子10の弾性嵌合部23Aが、下側のアース端子10の弾性嵌合部23Bよりも若干大きくされている(図5参照)。具体的には、上側の弾性嵌合部23Aの突出端部25の長さ寸法が、下側の弾性嵌合部23Bの突出端部25の長さ寸法よりも若干(板厚分程度)大きくされている。また、上側の弾性嵌合部23Aの両端部24と、下側の弾性嵌合部23Bの両端部24とは勾配が同等とされている。また、上側の弾性嵌合部23Aと下側の弾性嵌合部23Bとは、接続板12からの突出寸法が同等もしくは下側の弾性嵌合部23Bの突出寸法が若干大きくされている。
そして、アース端子10が組み付けられると、下側のアース端子(一の端子金具)10の接続板12に設けられた弾性嵌合部23Bが、上側のアース端子(他の端子金具)10の接続板12に設けられた弾性嵌合部23Aの裏面側の凹みに弾性的に嵌合し、突出端部25および両端部24がそれぞれ密着した状態になる。また、上側の弾性嵌合部23Aの両端部24と下側の弾性嵌合部23Bの両端部24とが当接することにより、アース端子10の周方向の位置決め(回り止め)がなされる。つまり、弾性嵌合部23は、アース端子10の組み付け方向、および組み付け方向と逆方向への回動を規制する回り止め機構として機能する。
次に、2枚のアース端子10を組み付ける際の組み付け手順の一例を説明する。
まず、2枚のアース端子10を、取付孔11の位置を合わせるとともに、下側のアース端子10の押え部17に、上側のアース端子10の押え部17および差入部18が接触しないようにして電線圧着部13の位置をずらして上下に重ね合わせる。このとき、下側のアース端子10の弾性嵌合部23Bに、上側のアース端子10の接続板12が接触した状態になる。
次いで、アース端子10を組み付け方向へ回動させる。上側のアース端子10を時計回り方向に回動させると、上側のアース端子10の差入部18の誘導面19が、下側のアース端子10の押え部17内に差し入れられていく。また、上側のアース端子10の接続板12は、下側の弾性嵌合部23Bの両端部24と突出端部25との間の角部に引っかかることなく、その突出端部25に沿って滑り、両アース端子10はスムーズに回動する。やがて、上側のアース端子10の差入部18の半分以上が、下側のアース端子10の押え部17内に差し入れられ、下側の弾性嵌合部23Bが、上側の弾性嵌合部23Aの凹みに入り込んでいく。そして、さらなるアース端子10の回動により、上下の弾性嵌合部23A,23Bがともに相手側の形状に沿うように弾性変形して嵌合し、上下の接続板12同士が密着した状態となる(図5参照)。この弾性嵌合部23A,23Bの嵌合により、両アース端子10の組み付け方向およびその反対方向への回動が規制され、同時に、上側のアース端子10の押え部17の前端部が、下側のアース端子10の押え部17の後端部に当接し、アース端子10のそれ以上の組み付け方向への回動操作が停止される。こうして2枚のアース端子10の組み付けが完了する。このとき、組み付けられたアース端子10は、上下の弾性嵌合部23A,23Bにおいて、その復元弾力により十分な接触圧を持って接続された状態になっている。
上記のように構成された実施形態によれば、以下の効果を奏する。
本実施形態のアース端子の接続構造は、取付孔11が貫通形成された金属平板からなる接続板12を有するアース端子10を、取付孔11の位置をあわせて2枚重ねるようにして組み付け、取付孔11に共通のボルトを挿通して一括して締結することにより、2枚のアース端子10を互いに接続するアース端子の接続構造であって、接続板12の周縁部には、一対の切り込み22の間の部分を山状に起こすことで、表面側に突出する弾性嵌合部23が設けられ、アース端子10が上下に組み付けられると、下側のアース端子10の接続板12に設けられた弾性嵌合部23Bが、上側のアース端子10の接続板12に設けられた弾性嵌合部23Aの裏面側の凹みに、弾性的に嵌合するものである。
これにより、組み付けられたアース端子10においては、弾性嵌合部23が弾性力で接触した状態になるから、この弾性嵌合部23において接触面積を稼ぐことができる。したがって、ボルト締結する前の段階においてアース端子10の接続板12同士を十分な接触圧を持って接続することができるから、例えボルトの締め付け態様に不具合があった場合でも、アース端子10間の電気的な接続信頼性を確保することができる。
また、一対の切り込み22は、接続板12の周方向に延びるものであり、弾性嵌合部23は、その周方向の両端部24が突出端に向かって近づく傾斜をなし、突出端部25は、接続板12の板面に略平行をなしている。これにより、アース端子10を相対的に回動して組み付ける場合に、いずれの方向の回動においても上側のアース端子10の接続板12は、弾性嵌合部23に引っ掛かりにくく、また弾性嵌合部23の突出端部25に沿って滑りやすいので、組み付けを容易に行うことができる。
また、弾性嵌合部23は、周方向の両端が支持された両持ち状であるから、上側の弾性嵌合部23Aの両端部24と下側の弾性嵌合部23Bの両端部24とが当接することで、接続板12の周方向の位置決めを行うことができる。
また、電線の端末部が圧着される電線圧着部13を有し、弾性嵌合部23は、電線圧着部13の電線の端末部が圧着される面と同じ面側に突出するものである。これにより、アース端子10を組み付けることなく単独で使用したとしても、アース端子10の裏面(電線の端末部が圧着される面と反対側の面)は平坦な面となっているから、この裏面をボディ等に密着させることができる。すなわち、本実施形態のアース端子10は、組み合わせアース端子としての使用のみならず、一枚のみでの使用を問題無く行うことができるものである。
また、接続板12には、重ねられた他のアース端子10の接続板12を挟み込んでその浮き上がりを押える押え部17が設けられている。これにより、弾性嵌合部23が離れることを確実に規制することができ、アース端子10間の接続状態を確保することができる。
<他の実施形態>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施形態では、端子金具としてアース端子10を例示したが、一括してボルト締結することによって互いに接続される端子金具であれば他の用途のものであってもよく、例えば信号接続用の端子金具に適用してもよい。
(2)上記実施形態では、弾性嵌合部23は各アース端子10に3つずつ設けられているが、これに限らず、弾性嵌合部の数および位置については任意に選定することができる。
(3)上記実施形態では、一対の切り込み22は、接続板12の周方向に延びるものとされているが、これに限らず、径方向に延びるものとしてもよい。
(4)上記実施形態では、2枚のアース端子10を組み付ける場合について説明したが、本発明は、3枚以上のアース端子を組み付ける場合にも適用することができ、そのような場合には、加えて重ね合わせるアース端子の接続板に、上側または下側のアース端子の弾性嵌合部に嵌合可能な弾性嵌合部を設ければよい。
(5)上記実施形態では、回動方式によって一体的に組み付けるアース端子に、本発明を適用した例を示したが、本発明は、直線的にスライドして組み付ける端子金具、またはスライドさせることなく上下方向に押し付けて組み付ける端子金具等にも適用することができる。
(6)上記実施形態では、アース端子10には押え部17が設けられているが、このような押え部を設けることなく、弾性嵌合部の嵌合のみにより組み付け状態を保持するものとしてもよい。
(7)上記実施形態では、弾性嵌合部23の両端部24の勾配は同等とされているが、これに限らず、例えば、弾性嵌合部の両端部の一方を突出端部と鈍角をなす勾配とし、他方は突出端部と直角をなすものとしてもよい。
10…アース端子(端子金具)
11…取付孔
12…接続板
13…電線圧着部
17…押え部
22…切り込み
23…弾性嵌合部
24…両端部
25…突出端部

Claims (5)

  1. 取付孔が貫通形成された金属平板からなる接続板を有する端子金具を、
    前記取付孔の位置をあわせて複数重ねるようにして組み付け、
    前記取付孔に共通の締め付け具を挿通して一括して締結することにより、
    複数の前記端子金具を互いに接続する端子金具の接続構造であって、
    前記接続板の周縁部には、一対の切り込みの間の部分を山状に起こすことで、一面側に突出する弾性嵌合部が設けられ、
    前記端子金具が組み付けられると、一の端子金具の前記接続板に設けられた前記弾性嵌合部が、その一面側に重ねられた他の端子金具の前記接続板に設けられた前記弾性嵌合部の他面側の凹みに、弾性的に嵌合する端子金具の接続構造。
  2. 前記一対の切り込みは、前記接続板の周方向に延びるものであり、
    前記弾性嵌合部は、その周方向の両端部が突出端部に向かって近づく傾斜をなし、前記突出端部は、前記接続板の板面に略平行をなしている請求項1に記載の端子金具の接続構造。
  3. 前記一対の切り込みは、前記接続板の周方向に延びるものであり、
    前記弾性嵌合部は、周方向の両端が支持された両持ち状である請求項1または請求項2に記載の端子金具の接続構造。
  4. 電線の端末部が圧着される電線圧着部を有し、
    前記弾性嵌合部は、前記電線圧着部の前記電線の端末部が圧着される面と同じ面側に突出するものである請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の端子金具の接続構造。
  5. 前記接続板には、重ねられた他の端子金具の前記接続板を挟み込んでその浮き上がりを押える押え部が設けられている請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の端子金具の接続構造。
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