JP2012243145A - 文書管理プログラム、情報処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 OSのファイルシステムなどで管理されているファイル(もしくはフォルダ)を、ウェブブラウザ上で実行されるRIAによって表示されるフォルダ階層構造中の所望のフォルダにD&Dでアップロードできるようにする。
【解決手段】 本発明では、ウェブブラウザ上で動作する第1の拡張プログラムと第2の拡張プログラムとを用いる。第1の拡張プログラムは、文書管理サーバで管理されているフォルダ階層構造をブラウザの表示領域内に表示し、ブラウザから設定されるマウスイベント情報に基づいてポインティングデバイスがブラウザ上で表示しているフォルダのいずれかに重なっているか判断し、重なっているフォルダ情報をブラウザに設定する。ブラウザはフォルダ情報をブリッジデータ保持部に保存する。第2の拡張プログラムは、ブリッジデータ保持部に保存されたフォルダ情報に基づいて特定されるフォルダに、ファイルをアップロードする。
【選択図】 図4

Description

本発明は、文書管理サーバの文書をアップロードするための、ウェブブラウザ上で実行される文書管理プログラムに関する。
近年、文書管理システムにおいて、専用の文書管理クライアントアプリケーションを用いずに、一般的なウェブブラウザ(Microsoft Internet Explorer(商標)など)を用いて文書管理サーバにアクセスすることが望まれている。
特許文献1では、一般的なウェブブラウザを用いて、クライアント端末が保持する文書をサーバに登録する場合、登録対象のファイル名とパスとを指定することにより、文書をアップロードしていた。
登録対象のファイル名とパスとを指定するのはユーザの手間がかかるので、OS(Operating System)のファイルシステムなどで管理しているファイルをドラッグ&ドロップ(以後、D&Dと称する)でアップロードできるのが望ましい。しかしながら、OSで管理しているファイル(例えばTEXTファイル)をMicrosoft Internet ExplorerなどのウェブブラウザにD&Dすると、該ウェブブラウザが該ファイルをオープンしてしまう。これに対し、特許文献2の図9では、ウェブブラウザにおいて、アップロードパスを含むHTMLオブジェクト(アップロード用の領域)を表示しておく。そして、ユーザがOSのファイルを当該HTMLオブジェクトにD&Dした場合は、HTMLオブジェクトに含まれるアップロードパスに対応する記憶領域へ、当該ファイルをアップロードする技術が記載されている。
特開2006−099741号公報 WO08/029774号公報
一方で、文書管理サーバは複数のフォルダの階層構造を用いて文書ファイルを分類しており、ウェブブラウザを用いて文書管理サーバにアクセスする場合も、ユーザはこのフォルダ階層構造をインタラクティブに操作できるようにするのが望ましい。そこで、Adobe Flash Player(商標)などのRIA(Rich Internet Application)を用いて、文書管理サーバのフォルダ階層構造を操作するための拡張プログラムをウェブブラウザ上で実行することが考えられる。
しかしながら、特許文献2の技術では、HTMLオブジェクトに対応付けられたアップロードパスで特定される1つの記憶領域にしかファイルをアップロードできなかった。すなわち、特許文献2の技術では、アップロードパスで定められた1つの記憶領域にファイルをアップロードするものであるので、RIAを用いてフォルダ階層構造を表示したとしても、当該表示されたフォルダ階層構造の中の所望のフォルダに、OS上のファイルをD&Dでアップロードすることはできない。
上記課題を解決するために、本発明の文書管理プログラムは、ウェブブラウザ上で動作する第1の拡張プログラムと第2の拡張プログラムとを含む文書管理プログラムであって、前記第1の拡張プログラムは、コンピュータを、文書管理サーバで管理されているフォルダ階層構造の情報を取得する第1の取得手段、前記第1の取得手段で取得した情報にしたがって、前記文書管理サーバで管理されているフォルダ階層構造を、前記ウェブブラウザ上に定義された表示領域内に表示する表示手段、前記ウェブブラウザから設定されるマウスイベント情報に基づいて、前記表示領域内におけるポインティングデバイスの座標位置とイベントの種類とに関する情報を取得する第2の取得手段、前記第2の取得手段で取得したポインティングデバイスの座標位置と前記表示手段で表示されている前記フォルダ階層構造に含まれる各フォルダの位置とを比較することにより、前記ポインティングデバイスの座標位置が前記フォルダ階層構造に含まれるフォルダのいずれかに重なっているか判断する判断手段、前記判断手段で前記ポインティングデバイスの座標位置がフォルダに重なっていると判断され、且つ前記第2の取得手段で取得したイベントの種類がドロップであると判定した場合、当該重なっていると判断されたフォルダに関するフォルダ情報を作成し、当該作成したフォルダ情報を前記ウェブブラウザに設定するフォルダ情報作成手段、として機能させ、前記第2の拡張プログラムは、前記コンピュータを、OSからのマウスイベントに基づいて前記表示領域に関わるマウスイベント情報を取得する第3の取得手段、前記第3の取得手段で取得したマウスイベント情報に含まれるイベントの種類がドラッグエンターであると判定した場合、当該ドラッグされているファイルの情報をブリッジデータ保持部に保存する第1の保存手段、前記第3の取得手段で取得したマウスイベント情報を前記ブリッジデータ保持部に保存し、前記ウェブブラウザにマウスイベント情報を保存した旨を通知する第2の保存手段、前記フォルダ情報を前記ブリッジデータ保持部に保存した旨の通知を前記ウェブブラウザから受けた場合、前記ブリッジデータ保持部に保存されている前記ファイルの情報に基づいて特定されるファイルを、前記ブリッジデータ保持部に保存されている前記フォルダ情報に基づいて特定される前記文書管理サーバで管理しているフォルダにアップロードするアップロード手段、として機能させ、前記ウェブブラウザでは、前記第2の保存手段から前記マウスイベント情報を保存した旨の通知を受けた場合、前記ブリッジデータ保持部に保存されている前記マウスイベント情報を取得して、当該取得したマウスイベント情報を前記第2の取得手段に設定し、前記フォルダ情報作成手段によりフォルダ情報が設定された場合、当該設定されたフォルダ情報を前記ブリッジデータ保持部に保存して、前記アップロード手段に前記フォルダ情報を前記ブリッジデータ保持部に保存した旨の通知を行うことを特徴とする。
ウェブブラウザと異なるプログラム(OSのファイルシステムなど)で管理されているファイル(もしくはフォルダ)を、ウェブブラウザ上で実行されるRIAによって表示されるフォルダ階層構造中の所望のフォルダにD&Dでアップロードできるようになる。
システム構成図 文書管理サーバおよび文書管理クライアントのブロック構成図 ソフトウェア構成図 ウェブブラウザ構成図 UI構造図 UI構造図 マウスイベントを取得してファイルをアップロードするメインシーケンス図 実施例1のフォルダを表示する処理の流れを示すフローチャート 実施例1のマウスイベントをウェブブラウザに通知する処理の流れを示すフローチャート 実施例1のマウス位置にあるフォルダを検知する処理の流れを示すフローチャート 実施例1のファイルをアップロードする処理の流れを示すフローチャート 実施例1のアップロード失敗時のエラーメッセージを表示する処理の流れを示すフローチャート 実施例2のマウスアイコン表示図 実施例2のドラッグ元アイコンを非表示にする処理の流れを示すフローチャート 実施例2のマウスアイコンを表示する処理の流れを示すフローチャート 実施例3のドラッグ元ファイルとフォルダを保存する処理の流れを示すフローチャート 実施例3のファイルとフォルダをアップロードする処理の流れを示すフローチャート
(実施例1)
<システム構成>
図1は、本発明の実施形態に係るシステムのシステム構成図である。本実施形態は、文書管理サーバPC10とクライアントPC20より構成され、文書管理サーバPC10とクライアントPC20は、LAN30を介して接続される。
文書管理サーバPC10は、文書やフォルダなどのコンテンツを管理する文書管理機能と、Webアプリケーションサーバ機能とを提供するサーバである。クライアントPC20は、ウェブブラウザを介して文書管理サーバPC10に接続してコンテンツを操作する機能を提供する。
文書管理サーバ10とクライアントPC20は、一般的な情報処理装置(PC)のハードウェアで構成することができる。図2は、本実施形態に係る文書管理システムを構成する各PCのハードウェア構成図を示している。図2において、CPU201は、ROM203内のプログラム用ROMに記憶されたプログラムや、ハードディスク210からRAM202にロードされたOS(オペレーションシステム)やアプリケーション等のプログラムを実行する。すなわち、コンピュータ(CPU)が、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体に格納された該プログラムを実行することにより、後述する各フローチャートの処理を実行する各処理部として機能する。RAM202は、CPU201のメインメモリであり、ワークエリア等として機能する。キーボードコントローラ204は、キーボード208や図示しないポインティングデバイス(マウス、タッチパッド、タッチパネル、トラックボールなど)からの操作入力を制御する。ディスプレイコントローラ205は、ディスプレイ209の表示を制御する。ディスクコントローラ206は、各種データを記憶するハードディスク(HD)やフレキシブルディスク(FD)等の外部メモリ210へのデータアクセスを制御する。ネットワークコントローラ(NC)207はネットワークに接続されて、ネットワークに接続された他の機器との通信制御処理を実行する。
<処理の説明>
以下、本発明の実施例1に係るシステムの処理の流れについて説明する。
図3は、本発明の実施例1のシステムにおいて、文書管理サーバPC10とクライアントPC20が提供する各処理部の構成例を示している。
文書管理サーバPC10のCPU201がプログラムを実行することにより、文書管理サーバは各処理部300〜302として機能する。なお、コンテンツなどの情報は、外部メモリ210に保持され、必要なときにRAM201にロードし処理される。
文書管理サーバPC10におけるメイン制御部300は、文書管理サーバのアプリケーションを司るメイン制御処理を行う。また、メイン制御部300は、入出力制御部301、コンテンツ制御部302を制御し、コンテンツ情報などの橋渡しを行う。入出力制御部301は、クライアントPC20からのコマンドのリクエストを受信して、クライアントPC20へコマンドのレスポンスを送信する。また、コンテンツ制御部302は、クライアントPC20からリクエストのあったコンテンツ情報を取得する。なお、コンテンツ情報については、DBやファイルなどで管理されていても良く、特に形態は問わない。
クライアントPC20のCPU201が各処理部のプログラムを読み出して実行することにより、クライアントPCは各処理部310〜314として機能する。
クライアントPC20のメイン制御部310は、クライアントPC20のアプリケーションを司るメイン制御処理を行う。また、メイン制御部310は、入出力制御部311、コンテンツ表示部312、マウスイベント制御部313、ブリッジデータ保持部314を制御し、コンテンツ情報などの橋渡しを行う。
入出力制御部311は、文書管理サーバPC10へコマンドのリクエストを送信して、文書管理サーバPC10からのコマンドのレスポンスを受信する。
コンテンツ表示部312は、文書管理サーバPC10から受信したコンテンツ情報を解釈してウェブブラウザ上に表示する。なお、コンテンツとは、文書や文書を管理するフォルダを示す。また、コンテンツ表示部312は、マウスイベント制御部313で取得したマウス座標(ポインティングデバイスにより指示される座標位置)に基づいて、表示しているコンテンツに重なっているかを検知する。また、コンテンツ表示部312は、マウスイベント制御部313で文書のアップロード処理に失敗した場合、失敗した旨を示すエラーメッセージを表示する。更に、コンテンツ表示部312を実現するプログラムは、ウェブブラウザ400とJava(登録商標)Scriptを介して通信するためのインターフェースを公開している。
マウスイベント制御部313は、ウェブブラウザ400とは異なるプログラム(OSなどのプログラム)から受けたマウスイベント(ポインティングデバイスによるイベント)に基づいて、マウスイベント情報を取得する。マウスイベント制御部313は、当該取得したマウスイベント情報に基づいて、イベント種類、座標位置、ドラッグされているファイルが何かを判断する。更に、マウスイベント制御部313は、コンテンツ表示部312においてドロップしたときのマウス座標に重なっていると検知したフォルダに、ドラッグ元で設定されているファイルをアップロードする。マウスイベント制御部313を実現するプログラムは、ブリッジデータ保持部314に情報を設定したことを通知するために、ウェブブラウザ400とJava(登録商標)Scriptを介して通信するためのインターフェースを公開している。
ブリッジデータ保持部314は、マウスイベント情報やコンテンツ表示部312が表示しているフォルダ情報を、マウスイベント制御部313との間で送受信するための情報を保持する。更に、ブリッジデータ保持部314を実現するプログラムは、マウスイベント情報、フォルダ情報を送受信するための、ウェブブラウザ400とのインターフェースを公開している。
なお、本実施例では、ポインティングデバイスによるイベントをマウスイベント、ポインティングデバイスの座標位置をマウス座標位置と称するものとするが、ポインティングデバイスの種類はマウスに限るものではない。
図4は、本発明の実施例1に係るウェブブラウザ上で実行するアドオンプログラム(コンテンツ表示部312、マウスイベント制御部313およびブリッジデータ保持部314としてコンピュータを機能させるための文書管理プログラム)の構成図である。
ウェブブラウザ400は、HTMLの解釈、Java(登録商標)Scriptの実行、外部拡張機能のアドオン機能を提供するアプリケーションである。
HTML400は、「HyperText Markup Language」の略で、ウェブブラウザ400で利用可能な、Webページを記述するためのマークアップ言語である。
Java(登録商標)Script402は、ウェブブラウザ400で利用可能なスクリプト言語で記述されたプログラム(スクリプトプログラム)であり、以下の機能をウェブブラウザ400に提供する。提供される機能は、マウスイベント制御部313からマウスイベント情報を受信する機能、ブリッジデータ保持部314に情報を設定する機能、ブリッジデータ保持部314に保存されている情報を取得する機能、コンテンツ表示部312へブリッジデータ保持部314から取得した情報を設定する機能である。
外部拡張機能アドオン403と404は、ウェブブラウザ400の機能を拡張する拡張プログラム(アドオンプログラム)である。外部拡張機能アドオン403は、マウスイベント制御部313とブリッジデータ保持部314の機能を提供するためのアドオンプログラムである。外部拡張機能アドオン404は、コンテンツ表示部の機能を提供するためのアドオンプログラムである。
外部拡張機能アドオン404は、ウェブブラウザ上で動作するAdobe Flash(商標)などのRIAを用いて記述されたプログラムであり、コンテンツ表示部312の機能を提供する。ウェブブラウザは、文書管理サーバから読み込んだHTMLのウェブページの記述に従い、外部拡張機能アドオン404により定義される画面を表示するための表示領域を、ウェブブラウザのウィンドウ内に定義する。そして、ウェブブラウザ上の当該表示領域内に、外部拡張機能アドオン404により定義される画面(図5Aのメイン画面500のようなUI)が表示される。すなわち、外部拡張機能アドオン404によって実現されるコンテンツ表示部312は、ウェブブラウザのウィンドウ内に表示されるメイン画面500において、文書管理サーバPC10で管理している文書やフォルダ階層構造を表示する。
外部拡張機能アドオン403は、ActiveX技術を用いて、OS(ウェブブラウザ400と異なる外部アプリ)で発生したマウスイベントに基づいてマウスイベント情報を取得する機能や、該マウスイベント情報を保持する機能を実現するためのプログラムである。更に、外部拡張機能アドオン403は、マウスイベント情報やメイン画面500上に表示されているフォルダの情報を、Java(登録商標)Script402を介して外部拡張機能アドオン404との間で通信する。このように構成することにより、OSなどで管理しているファイルをメイン画面500上に表示されている所望のフォルダにD&Dする操作に応じて、当該ファイルを所望のフォルダへアップロードできるように機能させる。
コンテンツ表示部312によってウェブブラウザのウィンドウ上に表示される図5Aのメイン画面500は、ヘッダー表示領域501、ツリー表示領域502、コンテンツ表示領域503、プロパティ表示領域504、フッター表示領域505により構成される。
コンテンツ表示部312は、ヘッダー表示領域501に、文書管理システムの名前やメニューなどを表示する。また、コンテンツ表示部312は、ツリー表示領域502内に、文書を格納するフォルダを階層的に表示する。更に、コンテンツ表示領域503には、ツリー表示領域502で選択されたフォルダ内に格納されている文書やフォルダが表示される。なお、図5Aは、ツリー表示領域502で「トップフォルダ」が選択されている場合のコンテンツ表示領域503の表示例を示している。なお、コンテンツ表示部312は、コンテンツ表示領域503の表示形式を変更することが可能であり、切り替えボタンなどの操作によりアイコン表示とリスト表示を切り替えることができる。また、プロパティ表示領域504には、コンテンツ表示領域503で選択されている文書(またはフォルダ)のプロパティが表示される。プロパティは、当該文書の名称やパスなどの情報が含まれる。また、フッター表示領域505には、アプリケーションバージョンやCopyRightsなどの情報が表示される。
コンテンツ表示部312は、マウスイベント情報から座標位置を取得し、当該取得したマウス座標に基づいて、ツリー表示領域502やコンテンツ表示領域503に表示されているフォルダの表示位置との重なりを検知する。
図5Bの(b)は、ツリー表示領域502やコンテンツ表示領域503に表示されるフォルダの1つに対して定義されている座標情報を説明するための図である。フォルダ表示領域510は、表示しているフォルダとマウス座標位置との重なりを検知するために定義されている領域であり、左上を始点とし、右下を終点として当該領域の位置を保持している。コンテンツ表示部312は、フォルダ表示領域510の中にマウス座標511が含まれている場合、フォルダとマウス座標が重なっていると判断する。
なお、フォルダ表示領域は、フォルダが表示されている領域や表示形式に応じて、定義される形状が異なる。例えば、ツリー表示領域502に表示されるフォルダに対して定義されるフォルダ表示領域は、図5Bの(c)の領域520のように長方形の領域で定義される。また、コンテンツ表示領域503でアイコン表示している場合、コンテンツ表示領域503に表示されるフォルダに対して定義されるフォルダ表示領域は、図5Bの(d)の領域530のように定義される。また、コンテンツ表示領域503でリスト表示している場合、コンテンツ表示領域503に表示されるフォルダに対して定義されるフォルダ表示領域は、図5Bの(e)の領域540のように定義される。
以下、シーケンスおよびフローチャートを交えて本システムの流れについて説明する。
<メインシーケンス>
図6は、ウェブブラウザ上でRIAを用いてフォルダを表示した後、クライアントPC20のOSなどで管理されているファイルをD&Dすることにより、文書管理サーバPC10上の対応するフォルダにアップロードするまで一連の流れを示すシーケンスである。
シーケンスは大きく分けて以下の5つの処理に分かれている。すなわち、フォルダを表示するフロー(S10)、マウスイベント情報を取得するフロー(S20)、マウス座標からフォルダに重なっているかを検知するフロー(S30)、ファイルをフォルダにアップロードするフロー(S40)、エラーメッセージを表示するフロー(S50)である。各処理の詳細について以下に記す。
まず、ステップS10において、コンテンツ表示部312は、文書管理サーバPC10で管理されているフォルダに関する情報(フォルダ情報)を取得する。すなわち、コンテンツ表示部312は、文書管理サーバにフォルダ情報取得リクエストを送信し、当該リクエストに応じて文書管理サーバから返信されてくるフォルダ情報を取得する。フォルダ情報は、名称やフォルダを示す一意のIDをひとまとめにした情報である。なお、フォルダを示す一意のIDは、パスであってもかまわない。また、複数のフォルダに関するフォルダ情報を同時に取得することが可能である。そして、コンテンツ表示部312は、当該取得したフォルダ情報に基づいて、ツリー表示領域502およびコンテンツ表示領域503にフォルダを表示する。フォルダを表示する位置や大きさについては、コンテンツ表示部312が定義するものとするが、定義の方法については、内部リソースとして定義しても良いし、外部ファイルで定義しても良い。
ステップS20において、マウスイベント制御部313は、クライアントPCのOSで発生したマウスイベントを取得し、当該取得したマウスイベントに基づきマウスの位置がメイン画面500内にあれば、マウスイベント情報としてブリッジデータ保持部314に設定する。マウスイベント情報は、イベント種類、座標位置、ドラッグされている選択ファイル(または選択フォルダ)の情報を含んでいる。ここで、イベント種類は、マウスがメイン画面500に入った事を示すドラッグエンター、マウスがメイン画面500上でドラッグ中を示すドラッグオーバー、マウスがメイン画面500から出たことを示すドラッグアウト、メイン画面500上にドラッグされた選択ファイル(フォルダ)がドロップされたことを示すドロップがある。マウスイベント制御部313は、マウスイベント情報をブリッジデータ保持部314に保存した旨を、ウェブブラウザ400に通知する。
ステップS30において、ウェブブラウザ400は、ブリッジデータ保持部314に保持されているマウスイベント情報を取得し、当該取得したマウスイベント情報をコンテンツ表示部312に設定(通知)する。コンテンツ表示部312は、設定されたマウスイベント情報に含まれている座標位置を取得し、メイン画面500に表示しているフォルダの座標位置と比較することにより、表示中のフォルダにマウスが重なっているかを検知する。フォルダとの重なりを検知した場合、コンテンツ表示部312は、当該重なっていると判定したフォルダに関するフォルダ情報をウェブブラウザ400に設定する。ウェブブラウザ400は、当該設定されたフォルダ情報をアップロード先のフォルダ情報としてブリッジデータ保持部314に保存し、更に、該フォルダ情報をブリッジデータ保持部314に保存した旨を、マウスイベント制御部313に通知する。なお、フォルダ情報に関しては、マウス座標位置とフォルダとが重なっていると判定した後に設定するのではなく、コンテンツ表示部312が、アップロードを行うかどうかを促す画面を表示して、ユーザからのアップロード指示を受けた時に設定しても良い。また、ユーザからのアップロードをキャンセルする指示を受けた時には、設定しないようにしても良い。
ステップS40において、マウスイベント制御部313は、ブリッジデータ保持部314からアップロード先のフォルダ情報とアップロード対象の選択ファイル(選択フォルダ)の情報とを取得する。マウスイベント制御部313は、文書管理サーバPC10のアップロード先のフォルダへ、当該選択対象のファイル(またはフォルダ)をアップロードする。文書管理サーバPC10は、指示を受けたアップロード先のフォルダに、当該受信したファイル(フォルダ)を登録する。そして、文書管理サーバPC10は、登録結果をマウスイベント制御部313へ返す。登録結果は、正常に登録が行われたのか、エラーが発生したのかを示す一意の処理結果番号を含んでいる。マウスイベント制御部313は、処理結果番号がエラーと判断した場合、エラー情報としてエラーコード(処理結果番号)をブリッジデータ保持部314へ設定保存し、更に、ウェブブラウザ400にエラー情報設定の通知を行う。
ステップS50において、ウェブブラウザ400は、エラー情報設定の通知を受けると、エラー情報をブリッジデータ保持部314から取得し、当該取得したエラー情報をコンテンツ表示部312に設定する。コンテンツ表示部312は、当該設定されたエラー情報に基づいてエラーコードに対応するエラーメッセージを表示する。
次に、上述したS10〜S50の各処理の詳細について、フローチャートを用いて説明する。
<フォルダを表示する処理(S10)の詳細>
図7は、コンテンツ表示部312が、文書管理サーバPC10からフォルダ情報を取得して、ウェブブラウザ400上のメイン画面500にフォルダ表示する処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS700において、コンテンツ表示部312は、フォルダ情報を取得するためのリクエスト情報を作成し、文書管理サーバPC10にフォルダ情報取得のリクエストを送信する。
ステップS701において、文書管理サーバPC10は、フォルダ取得情報のリクエストを受信すると、コンテンツ制御部302よりサーバで管理しているフォルダに関するフォルダ情報を取得し、当該取得したフォルダ情報を、レスポンスとしてコンテンツ表示部312へ送信する。
ステップS702はループ端であり、コンテンツ表示部は、受信したフォルダ情報の数分だけ、S703〜S706の処理を行うことになる。
ステップS703において、コンテンツ表示部312は、フォルダ情報に基づいて、ツリー表示領域にフォルダの表示を行う。
ステップS704において、コンテンツ表示部312は、コンテンツ表示領域502の表示形式としてアイコン表示形式とリスト表示形式のいずれが指定されているか判断する。アイコン表示形式が指定されていると判断した場合はステップS705に進み、リスト表示形式が指定されていると判断した場合はステップS706に進む。
ステップS705において、コンテンツ制御部312は、フォルダ情報に基づいて、対応するフォルダをアイコン形式でコンテンツ表示領域502に表示する。また、ステップS706において、コンテンツ制御部312は、フォルダ情報に基づいて、対応するフォルダをリスト形式でコンテンツ表示領域502に表示する。
ステップS707は終了ループ端であり、フォルダ情報数分の処理を行ったらS703〜S706の繰り返し処理を終了する。
<マウスイベント情報を取得する処理(S20)の詳細>
図8は、マウスイベント制御部313がOSからのマウスイベントに基づきマウスイベント情報を取得し、ブリッジデータ保持部314へ当該マウスイベント情報を保存する処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS800において、マウスイベント制御部313は、OSからのマウスイベントに基づき、メイン画面500に関わるマウスイベント情報を取得する。
ステップS801において、マウスイベント制御部313は、当該マウスイベント情報に含まれるマウスイベント種類を求める。
ステップS802において、マウスイベント制御部313は、マウスイベント種類がドラッグエンターと判断した場合、S803に進む。S803において、マウスイベント制御部313は、マウスイベント情報に含まれるドラッグ元のファイル情報(ドラッグされているファイルの情報)を、ブリッジデータ保持部314に保存する。
一方、S802において、マウスイベント種類がドラッグエンター以外と判断した場合、S804に進み、マウスイベント制御部313は、マウスイベント種類がドラッグオーバー、ドラッグアウト、ドロップのいずれかであるか否かを判断する。そして、マウスイベント種類がドラッグオーバー、ドラッグアウト、ドロップのいずれかであると判断した場合はS805に進む一方、それ以外と判断した場合は処理を終了する。
ステップS805において、マウスイベント制御部313は、マウスイベント情報に含まれるマウスイベント種類を、ブリッジデータ保持部314に保存する。
ステップS806において、マウスイベント制御部313は、マウスイベント情報に含まれているマウス座標位置を取得し、当該マウス座標位置をメイン画面500の左上を起点とした相対座標に変換した後、ブリッジデータ保持部314に保存する。
ステップS807において、マウスイベント制御部313は、ブリッジデータ保持部314にマウスイベント情報を保存した旨を、ウェブブラウザ400に通知する。
<マウスが表示フォルダに重なっているかを検知する処理(S30)の詳細>
図9は、マウスイベント情報に含まれているマウス座標位置に基づいて、マウスと重なるフォルダを検知する処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS900において、ウェブブラウザ400は、S807で為されたマウスイベント情報保存の通知を受けると、ブリッジデータ保持部314に保存されているマウスイベント情報を取得して、コンテンツ表示部312に設定する。
ステップS901において、コンテンツ表示部312は、当該設定されたマウスイベント情報に含まれているマウス座標位置を取得する。
ステップS902はループ端を示しており、コンテンツ表示部312は、ツリー表示領域502およびコンテンツ表示領域503に表示しているフォルダそれぞれを順に判定対象として、S903〜S905の処理を繰り返し行う。
ステップS903において、コンテンツ表示部312は、判定対象のフォルダに関するフォルダ表示領域510の座標位置(図5Bの520〜540)を取得する。
ステップS904において、コンテンツ表示部312は、マウス座標のX座標値と当該判定対象フォルダのフォルダ表示領域のX座標範囲とを比較し、マウス座標が範囲内にあると判断した場合は、ステップS905に進む。ステップS905では、コンテンツ表示部312は、更に、マウス座標のY座標値とフォルダ表示領域のY座標範囲とを比較し、マウス座標が範囲内にあると判断した場合は、ループ処理を終了してステップS907に進む。
ステップS906はループの終了を示すループ端であり、S904またはS905でマウス座標が当該判定対象のフォルダのフォルダ表示範囲外であると判定した場合、判定対象フォルダを次のフォルダに変更してS903〜S905の処理を行う。なお、表示しているフォルダ全てとの判定が終わった場合は、マウス座標に重なっているフォルダが無いと判断して、ループ処理を終了する。
ステップS907において、コンテンツ表示部312は、マウス座標がフォルダと重なっていると検知した場合、ステップS908に進み、コンテンツ表示部312は、マウスイベント情報に含まれているマウスイベント種類を取得する。
ステップS909において、コンテンツ表示部312は、当該取得したマウスイベント種類がドラッグオーバーであるかドロップであるか判断する。コンテンツ表示部312は、ドラッグオーバーであると判断した場合、S910に進み、メイン画面500に表示されているフォルダのうち、当該マウス座標と重なっていると判断したフォルダをフォーカス表示(強調表示)する。
一方、S909でドロップであると判断した場合は、ステップS911に進み、コンテンツ表示部312は、当該マウス座標と重なっていると判断したフォルダに関するフォルダ情報を作成してウェブブラウザ400へ返す。なお、ここで作成されるフォルダ情報は、名称やフォルダを示す一意のIDをひとまとめにした情報(すなわち、アップロード先となるフォルダを識別するための情報)である。
ステップS912において、ウェブブラウザ400は、ファイルがドロップされたフォルダに関するフォルダ情報が返ってきた(すなわちフォルダ情報が設定された)と判断した場合、ステップ913に進んで、当該フォルダ情報をブリッジデータ保持部314へ保存する。
ステップS914において、ウェブブラウザ400は、フォルダ情報をブリッジデータ保持部314に保存した旨を、マウスイベント制御部313へ通知する。
<ファイルをアップロードする処理(S40)の詳細>
図10は、マウスイベント制御部313が、ブリッジデータ保持部314に保存されているフォルダ情報を取得して、ドラッグされていたファイルを、文書管理サーバPC10の対象フォルダにアップロードする処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS1000において、マウスイベント制御部313は、S913でブリッジデータ保持部314に保存されたフォルダ情報(アップロード先となるフォルダの情報)を取得する。
ステップS1001において、マウスイベント制御部313は、S803でブリッジデータ保持部314に保存されたドラッグ元ファイル情報(ドラッグ対象のファイルに関する情報)を取得する。
ステップS1002において、マウスイベント制御部313は、ドラッグ元ファイル情報に含まれているファイルパスを取得し、当該取得したファイルパスに基づいて特定される当該対象ファイルの読み込みを行う。
ステップS1003において、マウスイベント制御部313は、当該読み込んだ対象ファイルを、S1000で取得したフォルダ情報に基づいて特定されるフォルダにアップロードを試みる。
ステップS1004において、文書管理サーバPC10のコンテンツ制御部302は、当該指定されたフォルダにアップロードする権限があるかどうか判断し、権限が無いと判断した場合は、ステップS1009に進む。
一方、ステップS1004でアップロード権限があると判断した場合は、ステップS1005に進み、コンテンツ制御部302は、当該対象ファイルに不正なファイル名が指定されているか否か判断を行う。なお、不正なファイル名の定義については、内部リソースとして定義しても良いし、外部ファイルに定義しても良い。S1005で正しいファイル名が指定されていない(不正なファイル名である)と判断した場合はステップS1009に進む。
コンテンツ制御部302は、ステップS1005で正しいファイル名が指定されている(不正なファイル名ではない)と判断した場合、ステップS1006に進み、アップロード先のフォルダ内に同名のファイルが存在するか否かを判断する。コンテンツ制御部302は、ステップS1006で同名ファイルが無いと判断した場合は、ステップS1008に進む一方、ステップS1006で同名ファイルがあると判断した場合は、ステップS1007に進む。
ステップS1007において、コンテンツ制御部302は、当該対象ファイルでアップロード先にある同名ファイルを上書きするか否か判断する。S1007で上書きする(例えば上書きモードである)と判断した場合はステップS1008に進み、上書きしないと判断した場合はステップS1009に進む。
ステップS1008において、コンテンツ制御部302は、当該対象ファイルをアップロード先のフォルダに登録する登録処理を行い、登録が正常終了した旨をマウスイベント制御部313へ返す。
ステップS1009において、コンテンツ制御部302は、どのようなエラーが生じたのかを識別するためのエラーコードを含むエラー情報を作成し、マウスイベント制御部313へ返す。
ステップS1010において、マウスイベント制御部313は、エラー情報が返されたか否かを判断し、エラー情報が返されてきたと判断した場合は、ステップS1011に進み、当該エラー情報をブリッジデータ保持部314へ保存する。
ステップS1012において、マウスイベント制御部313は、ブリッジデータ保持部314にエラー情報を保存した旨を、ウェブブラウザ400へ通知する。
<エラーメッセージを表示するフロー(S50)>
図11は、ウェブブラウザ400が、ブリッジデータ保持部314からエラー情報を取得して、コンテンツ表示部312に設定し、コンテンツ表示部312がエラーメッセージを表示する処理を示すフローチャートである。
ウェブブラウザ400は、マウスイベント制御部313からS1012におけるエラー情報保存の通知を受けると、ステップS1100において、ブリッジデータ保持部314からエラー情報を取得し、当該取得したエラー情報をコンテンツ表示部312に設定する。
ステップS1101において、コンテンツ表示部312は、当該設定されたエラー情報に含まれているエラーコードを取得する。
ステップS1102において、コンテンツ表示部312は、当該取得したエラーコードに対応するエラーメッセージを取得する。なお、各エラーコードに対応するエラーメッセージは、内部リソースとして予め定義されていても良いし、外部ファイルに定義されていても良い。
ステップS1103において、コンテンツ表示部312は、エラーコードとエラーメッセージを画面に表示する。
(実施例2)
以下、本発明の実施例2に係るシステムの処理の流れについて、図12〜図14を用いて概要を説明する。
上述した実施例1では、図9に示したように、コンテンツ表示部312は、マウスイベント情報からマウス座標を取得(S901)した後に、当該マウスとフォルダとの重なり検知を行っていた(S902〜S906)。実施例2では、更に、メイン画面500において、マウス位置の表示と、ドラッグ中にマウスが位置している領域がアップロード可能な領域であるか否かを識別できるようなアイコン表示とを行う。
実施例2は、実施例1で説明した図8のS803〜S805と図9のS901〜S902の部分について拡張を行うものであり、それ以外の部分については、実施例1と同じであるので、以下では、異なる部分について図とフローチャートを用いて説明する。
図12は、コンテンツ表示部312が、メイン画面500にマウス位置とアップロード可能領域であるか否かとを示すアイコンを表示した例である。
ドラッグ中アイコン1200は、ファイルをメイン画面500上でドラッグ中の場合に表示するアイコンである。アップロード可能アイコン1201は、ドラッグ中アイコン1200に付加されて表示されるアイコンであって、現在のマウス座標に基づき、当該マウス座標の下に表示されている領域にアップロード可能な場合に表示されるアイコンである。なお、アップロード不可の位置にマウス座標が有る場合は、アップロード可能アイコン1201の代わりに、アップロード不可アイコン1202が付加されて表示される。
なお、ドラッグ中アイコン1200、アップロード可能アイコン1201、アップロード不可アイコン1202は、内部リソースとして定義しても良いし、外部ファイルで定義しても良い。また、表示内容に関してもマウス位置が示されること、またアップロード可能/不可能が示すものであればアイコンのデザインは問わない。
以下、フローチャートを交えて実施例2のシステムの流れについて説明する。
<ドラッグ元のアイコンを非表示にする(S1300)>
図13のフローチャートS1300は、図8におけるS803〜S805の部分を置き換えるものであり、ドラッグ元のアイコンを非表示にする。
ステップS1301において、マウスイベント制御部313は、ドラッグ元のプログラムが表示しているドラッグ中を示すアイコンを非表示にする。非表示にする方法は、透明なアイコンを重ねたり、アイコン情報を消去したり手段は問わない。
<マウスアイコンを表示する(S1400)>
図14のフローチャートS1400は、図9のS901〜S902の部分を置き換えるものであり、ドラッグ中アイコン1200の表示処理を行う処理を示しており、S901の後にS1401が追加されている。
ステップS1401においては、ドラッグ中アイコン1200と、アップロード可能アイコン1201(またはアップロード不可アイコン1202)とを表示する処理を行う。ステップS1401の詳細を、S1402〜S1405に示す。
ステップS1402において、コンテンツ表示部312は、ドラッグ中アイコン1200を表示する。
ステップS1403において、コンテンツ表示部312は、マウス座標がツリー表示領域502、またはコンテンツ表示領域503のいずれかの領域内にあると判定した場合は、ステップS1404に進み、アップロード可能アイコン1201を表示する。
一方、コンテンツ表示部312は、ステップS1403でマウス座標がヘッダー表示領域501、プロパティ表示領域504、フッター表示領域505のいずれかの領域内にあると判定した場合、ステップS1405に進み、アップロード不可アイコン1202を表示する。
(実施例3)
以下、本発明の実施例3に係るシステムの処理の流れについて、図15〜図16を用いて概要を説明する。
上述した実施例1においては、図10において、マウスイベント制御部313は、ブリッジデータ保持部314に保持されているファイル情報に基づいて、1つのファイルを文書管理サーバPC10へアップロードを行っていた。
実施例3では、複数のファイルやフォルダをまとめてD&Dすることによりアップロードできるようにする。実施例3は、図8のS803と図10について拡張を行うものであり、それ以外の部分については、実施例1と同様であるので、以下では、異なる部分についてフローチャートを用いて説明する。
<複数のドラッグ元のファイルとフォルダを保存する(S1500)>
図15のフローチャートS1500は、図8のS803をS1501で置き換えることにより、複数のドラッグ元のファイルとフォルダをブリッジデータ保持部314に保存できるようにすることを示している。ステップS1501の処理の詳細を、S1502〜S1505に示す。
ステップS1502とS1506はループ端であり、マウスイベント制御部313は、ユーザにより選択された複数のドラッグ元ファイルとフォルダを順に処理対象として、その選択された数分、S1503〜S1505の処理を行う。
ステップS1503において、マウスイベント制御部313は、ドラッグ元のオブジェクト種類を判定し、ドラッグ元がファイルであると判断した場合は、ステップS1504に進み、ブリッジデータ保持部314へドラッグ元ファイル情報を保存する。
一方、マウスイベント制御部313は、ステップS1503でドラッグ元がフォルダと判断した場合は、ステップS1505に進み、ブリッジデータ保持部314へドラッグ元フォルダ情報を保存する。
<複数のドラッグ元ファイルとフォルダをアップロードする>
図16は、複数のドラッグ元ファイルとフォルダをアップロードできるように、図10を拡張したフローチャートである。なお、ドラッグ元にフォルダが設定されていた場合、文書管理サーバPC10にフォルダ作成を行い、内部にあるファイルをアップロードする。また、フォルダ内にフォルダが有る場合、再帰的にアップロード処理を行う。
ステップS1600において、マウスイベント制御部313は、ブリッジデータ保持部314に保存されているフォルダ情報(アップロード先となるフォルダに関する情報)を取得する。
ステップS1601において、マウスイベント制御部313は、ブリッジデータ保持部314から、S1500において保存したドラッグ元ファイル情報およびドラッグ元フォルダ情報を取得する。
ステップS1602はループ端であり、マウスイベント制御部313は、ドラッグ元ファイルとドラッグ元フォルダの数分、S1603〜S1621の処理を行う。
マウスイベント制御部313は、ステップS1603において、ブリッジデータ保持部に保存しているドラッグ元情報の種類がドラッグ元ファイル情報と判断した場合、ステップS1604に進み、ドラッグ元ファイル情報からファイルパスを取得してファイルの読み込みを行う。
ステップS1605において、マウスイベント制御部313は、読み込んだファイルを文書管理サーバPC10のS1600で取得したフォルダへアップロードを行う。
一方、マウスイベント制御部313は、ステップS1603において、ブリッジデータ保持部に保存しているドラッグ元情報がドラッグ元フォルダ情報と判断した場合、ステップS1606に進み、ドラッグ元フォルダ情報からフォルダ名を取得して、文書管理サーバPC10へフォルダ作成のリクエストを行う。
ステップS1607において、文書管理サーバPC10のコンテンツ制御部302は、指定されたフォルダにアップロードする権限があるかどうか判断し、権限が無いと判断した場合は、ステップS1612に進む。
一方、ステップS1607でアップロード権限があると判断した場合は、ステップS1608に進み、コンテンツ制御部302は、当該対象ファイルに不正なファイル名が指定されているか否かを判断する。
コンテンツ制御部302は、ステップS1608において、正しいファイル名が指定されている(不正なファイル名ではない)と判断した場合、ステップS1609に進み、アップロード先のフォルダ内に同名のファイル名が存在するか否かを判断する。
コンテンツ制御部302は、ステップS1609で同名ファイルが無いと判断した場合、ステップS1611に進む一方、S1609で同名ファイルがあると判断した場合は、ステップS1610に進む。
ステップS1610において、コンテンツ制御部302は、当該対象ファイルでアップロード先にある同名ファイルを上書きするか否か判断する。S1610で上書きする(例えば上書きモードである)と判断した場合はステップS1611に進み、上書きしないと判断した場合はステップS1612に進む。
ステップS1611において、コンテンツ制御部302は、当該対象ファイルをアップロード先のフォルダに登録する登録処理を行い、登録が正常終了した旨をマウスイベント制御部313へ返す。
ステップS1612において、コンテンツ制御部302は、どのようなエラーが生じたのかを識別するためのエラーコードを含むエラー情報を作成し、マウスイベント制御部313へ返す。
また、コンテンツ制御部302は、ステップS1613において、指定されたフォルダについてフォルダ作成する権限があるか否か判断し、権限がないと判断した場合は、ステップS1616に進み、エラーコードを含むエラー情報を作成してマウスイベント制御部313へ返す。
一方、ステップS1613でフォルダ作成権限ありと判断した場合、ステップS1614に進み、コンテンツ制御部302は、不正なフォルダ名が指定されていないか判断を行う。
コンテンツ制御部302は、ステップS1614において、不正なフォルダ名が指定されていないと判断した場合、ステップS1615に進んでフォルダ作成処理を行い、正常終了した旨をマウスイベント制御部313へ返す。
一方、コンテンツ制御部302は、ステップS1614において、不正なフォルダ名が指定されていると判断した場合、ステップS1616に進み、エラーコードを含むエラー情報を作成してマウスイベント制御部313へ返す。
ステップS1617において、マウスイベント制御部313は、エラー情報が返されたか否かを判断し、エラー情報が返されてきたと判断した場合は、ステップS1618に進み、当該エラー情報をブリッジデータ保持部314へ保存する。そして、ステップS1619において、マウスイベント制御部313は、エラー情報を保存した旨を、ウェブブラウザ400へ通知する。
マウスイベント制御部313は、ステップS1617においてエラー情報が返されなかったと判断した場合、ステップS1620に進み、ブリッジデータ保持部に保存しているドラッグ元情報の判断を行う。
マウスイベント制御部313は、ステップS1620において、ブリッジデータ保持部に保存しているドラッグ元情報がフォルダと判断した場合、ステップS1621に進み、ドラッグ元情報からフォルダパスを取得してフォルダ内のファイルとフォルダ一覧を取得する。マウスイベント制御部313は、ステップS1602に処理を遷移してフォルダ内のファイルと一覧について再帰的に処理を行う。
一方、マウスイベント制御部313は、ステップS1620において、ブリッジデータ保持部に保存しているドラッグ元情報がファイルと判断した場合、ステップS1622へ処理を遷移する。
ステップS1622はループ端であり、全てのドラッグ元ファイルとドラッグ元フォルダの処理が終了したと判断した場合にループを終了する。
(その他の実施例)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。その処理は、上述した実施例の機能を実現させるソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. ウェブブラウザ上で動作する第1の拡張プログラムと第2の拡張プログラムとを含む文書管理プログラムであって、
    前記第1の拡張プログラムは、コンピュータを、
    文書管理サーバで管理されているフォルダ階層構造の情報を取得する第1の取得手段、
    前記第1の取得手段で取得した情報にしたがって、前記文書管理サーバで管理されているフォルダ階層構造を、前記ウェブブラウザ上に定義された表示領域内に表示する表示手段、
    前記ウェブブラウザから設定されるマウスイベント情報に基づいて、前記表示領域内におけるポインティングデバイスの座標位置とイベントの種類とに関する情報を取得する第2の取得手段、
    前記第2の取得手段で取得したポインティングデバイスの座標位置と前記表示手段で表示されている前記フォルダ階層構造に含まれる各フォルダの位置とを比較することにより、前記ポインティングデバイスの座標位置が前記フォルダ階層構造に含まれるフォルダのいずれかに重なっているか判断する判断手段、
    前記判断手段で前記ポインティングデバイスの座標位置がフォルダに重なっていると判断され、且つ前記第2の取得手段で取得したイベントの種類がドロップであると判定した場合、当該重なっていると判断されたフォルダに関するフォルダ情報を作成し、当該作成したフォルダ情報を前記ウェブブラウザに設定するフォルダ情報作成手段、
    として機能させ、
    前記第2の拡張プログラムは、前記コンピュータを、
    OSからのマウスイベントに基づいて前記表示領域に関わるマウスイベント情報を取得する第3の取得手段、
    前記第3の取得手段で取得したマウスイベント情報に含まれるイベントの種類がドラッグエンターであると判定した場合、当該ドラッグされているファイルの情報をブリッジデータ保持部に保存する第1の保存手段、
    前記第3の取得手段で取得したマウスイベント情報を前記ブリッジデータ保持部に保存し、前記ウェブブラウザにマウスイベント情報を保存した旨を通知する第2の保存手段、
    前記フォルダ情報を前記ブリッジデータ保持部に保存した旨の通知を前記ウェブブラウザから受けた場合、前記ブリッジデータ保持部に保存されている前記ファイルの情報に基づいて特定されるファイルを、前記ブリッジデータ保持部に保存されている前記フォルダ情報に基づいて特定される前記文書管理サーバで管理しているフォルダにアップロードするアップロード手段、
    として機能させ、
    前記ウェブブラウザでは、
    前記第2の保存手段から前記マウスイベント情報を保存した旨の通知を受けた場合、前記ブリッジデータ保持部に保存されている前記マウスイベント情報を取得して、当該取得したマウスイベント情報を前記第2の取得手段に設定し、
    前記フォルダ情報作成手段によりフォルダ情報が設定された場合、当該設定されたフォルダ情報を前記ブリッジデータ保持部に保存して、前記アップロード手段に前記フォルダ情報を前記ブリッジデータ保持部に保存した旨の通知を行う
    ことを特徴とする文書管理プログラム。
  2. 前記第1の拡張プログラムは、更に、前記コンピュータを、
    前記判断手段で前記ポインティングデバイスの座標位置がフォルダに重なっていると判断され、且つ前記第2の取得手段で取得したイベントの種類がドラッグオーバーであると判定した場合、前記表示手段で表示しているフォルダ階層構造に含まれるフォルダのうち、当該重なっていると判断されたフォルダを強調表示する強調表示手段、として機能させることを特徴とする請求項1に記載の文書管理プログラム。
  3. 前記第2の拡張プログラムは、更に、前記コンピュータを、
    前記アップロード手段による前記ファイルのアップロードを行う際にエラーが生じた場合に、当該エラーに関する情報を前記ブリッジデータ保持部に設定し、前記ウェブブラウザにエラー情報を設定した旨の通知を行うエラー通知手段、
    として機能させ、
    前記ウェブブラウザは、前記エラー通知手段からの通知を受けた場合、前記ブリッジデータ保持部に設定されている前記エラーに関する情報を取得して、当該取得したエラーに関する情報を前記第1の拡張プログラムに設定し、
    前記第1の拡張プログラムは、更に、前記コンピュータを、
    前記ウェブブラウザから設定されるエラーに関する情報に基づいて、エラーメッセージを表示するエラー表示手段、
    として機能させることを特徴とする請求項1に記載の文書管理プログラム。
  4. 前記ウェブブラウザは、所定のスクリプト言語で記述されたプログラムを実行することにより、前記第2の保存手段から前記マウスイベント情報を保存した旨の通知を受けた場合、前記ブリッジデータ保持部に保存されている前記マウスイベント情報を取得して、当該取得したマウスイベント情報を前記第2の取得手段に設定する機能と、前記フォルダ情報作成手段によりフォルダ情報が設定された場合、当該設定されたフォルダ情報を前記ブリッジデータ保持部に保存して、前記アップロード手段に前記フォルダ情報を前記ブリッジデータ保持部に保存した旨の通知を行う機能とを実現することを特徴とする請求項1に記載の文書管理プログラム。
  5. 前記表示領域は、前記文書管理サーバで管理されているフォルダ階層構造に含まれるフォルダを表示する第1の領域と、別の情報を表示する第2の領域とを含み、
    前記第1の拡張プログラムは、更に、前記コンピュータを、
    前記第2の取得手段で取得したポインティングデバイスの座標位置に基づいて、前記ポインティングデバイスの位置が前記第1の領域にあるか否か判定し、前記第1の領域にあると判定した場合はアップロード可能であることを示す第1のアイコンを表示し、前記第1の領域にないと判定した場合はアップロード不可であることを示す第2のアイコンを表示するアイコン表示手段として機能させることを特徴とする請求項1に記載の文書管理プログラム。
  6. 前記ドラッグされているファイルが複数である場合、前記第1の保存手段は、当該ドラッグされている複数のファイルそれぞれの情報を前記ブリッジデータ保持部に保存することを特徴とする請求項1に記載の文書管理プログラム。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の文書管理プログラムを格納した、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  8. ウェブブラウザ上で動作する第1の拡張プログラムと第2の拡張プログラムとを格納したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体と、前記ウェブブラウザのプログラムと前記第1の拡張プログラムと前記第2の拡張プログラムとを実行するCPUと、を含む情報処理装置であって、
    前記第1の拡張プログラムは、前記CPUを、
    文書管理サーバで管理されているフォルダ階層構造の情報を取得する第1の取得手段、
    前記第1の取得手段で取得した情報にしたがって、前記文書管理サーバで管理されているフォルダ階層構造を、前記ウェブブラウザ上に定義された表示領域内に表示する表示手段、
    前記ウェブブラウザから設定されるマウスイベント情報に基づいて、前記表示領域内におけるポインティングデバイスの座標位置とイベントの種類とに関する情報を取得する第2の取得手段、
    前記第2の取得手段で取得したポインティングデバイスの座標位置と前記表示手段で表示されている前記フォルダ階層構造に含まれる各フォルダの位置とを比較することにより、前記ポインティングデバイスの座標位置が前記フォルダ階層構造に含まれるフォルダのいずれかに重なっているか判断する判断手段、
    前記判断手段で前記ポインティングデバイスの座標位置がフォルダに重なっていると判断され、且つ前記第2の取得手段で取得したイベントの種類がドロップであると判定した場合、当該重なっていると判断されたフォルダに関するフォルダ情報を作成し、当該作成したフォルダ情報を前記ウェブブラウザに設定するフォルダ情報作成手段、
    として機能させ、
    前記第2の拡張プログラムは、前記CPUを、
    OSからのマウスイベントに基づいて前記表示領域に関わるマウスイベント情報を取得する第3の取得手段、
    前記第3の取得手段で取得したマウスイベント情報に含まれるイベントの種類がドラッグエンターであると判定した場合、当該ドラッグされているファイルの情報をブリッジデータ保持部に保存する第1の保存手段、
    前記第3の取得手段で取得したマウスイベント情報を前記ブリッジデータ保持部に保存し、前記ウェブブラウザにマウスイベント情報を保存した旨を通知する第2の保存手段、
    前記フォルダ情報を前記ブリッジデータ保持部に保存した旨の通知を前記ウェブブラウザから受けた場合、前記ブリッジデータ保持部に保存されている前記ファイルの情報に基づいて特定されるファイルを、前記ブリッジデータ保持部に保存されている前記フォルダ情報に基づいて特定される前記文書管理サーバで管理しているフォルダにアップロードするアップロード手段、
    として機能させ、
    前記ウェブブラウザでは、
    前記第2の保存手段から前記マウスイベント情報を保存した旨の通知を受けた場合、前記ブリッジデータ保持部に保存されている前記マウスイベント情報を取得して、当該取得したマウスイベント情報を前記第2の取得手段に設定し、
    前記フォルダ情報作成手段によりフォルダ情報が設定された場合、当該設定されたフォルダ情報を前記ブリッジデータ保持部に保存して、前記アップロード手段に前記フォルダ情報を前記ブリッジデータ保持部に保存した旨の通知を行う
    ことを特徴とする情報処理装置。
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