JP2015014853A - 情報処理装置、その制御方法及びプログラム - Google Patents

情報処理装置、その制御方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】アプリケーションの設定情報の登録及び呼び出し機能を提供する。【解決手段】アプリケーションからの登録要求に応じて、表示要素に関連付けてアプリケーション及び設定情報を登録するとともに、そのアプリケーションに設定情報を登録し、またウェブブラウザからの登録要求に応じて、その表示要素に関連付けてウェブブラウザ及び当該ウェブブラウザがアクセスするURLを登録する。こうして登録されたアプリケーション或いはウェブブラウザ及び設定情報を表示要素とともに表示し、その表示された表示要素へのユーザの指示に応じて、当該表示要素にアプリケーションが関連付けられていると当該アプリケーションを呼び出して実行させ、当該表示要素にウェブブラウザが関連付けられているとURLを当該ウェブブラウザに通知して実行させる。【選択図】図5

Description

本発明は、情報処理装置、その制御方法及びプログラムに関する。
紙原稿をスキャンして得られた画像データに画像処理を行った後に印刷するコピー機能や、スキャンして得られた画像データをネットワーク経由で他の装置に送信するセンド機能などの複数の機能を持つ複合機のような装置がある。このような装置では、それぞれ異なる機能を実行するアプリケーションが複数有し、ユーザはそれらアプリケーションを切り替えて所望の機能を実行する。これらアプリケーションには、その装置専用で動作することを前提に作成された内製アプリケーションと、汎用的に作成され、その一部をその装置に合わせてカスタマイズされた外製アプリケーションとがある。そして通常、全てのアプリケーションを選択可能なメニュー画面を表示し、その中からユーザが実行させたいアプリケーションを選択して実行させている。
また、複数のアプリケーションの内、ユーザがよく使用するアプリケーション及びその機能は、ユーザ毎に特定の数に限定されていることが多い。このため、ユーザがよく使うアプリケーションを、その設定情報とともに保存させる機能を備える装置もある。これは、アプリケーションとその設置値を保存しておき、メニュー画面にボタン等のユーザが指示可能な状態で表示する。そして、そのメニュー画面でユーザがボタンを指示すると、そのボタンに登録されたアプリケーションの画面に切り替わり、更に、そのアプリケーションに関連付けて保存されていた設定情報が再現される。これにより、ユーザが普段よく使用するアプリケーションとその設定情報を1つのボタンに登録し、そのボタンを指示することによって、簡単にそのアプリケーションと設定情報を呼び出すことができる。
この設定情報の登録と呼び出し機能は、装置が持つユーザ認証機能と連動し、その認証したユーザ毎の設定情報をボタンとして登録することが可能である。このボタンは、通常1つの画面に表示される。従って、異なるアプリケーションの異なる設定情報を、同じ画面上のボタンを指示によって再現できるため、基本画面からアプリケーションを選択し、更に、その設定を行う従来の方法に比べて、ユーザの操作が遙かに少なくなり操作性が向上できる。
特許文献1には、装置にWebブラウザアプリケーションを搭載することにより、サーバで管理したアプリケーションの設定情報をユーザ毎に保存し、それを装置のウェブブラウザを介して表示する装置が記載されている。これにより、ユーザ毎にサーバアプリケーションの設定情報を保存し、その実行ボタンを表示することができ、ユーザの指示によって、保存された設定情報を再現して実行できる。
特開2003−323240号公報
前述したアプリケーションの設定情報の登録呼び出し機能では、登録呼び出し側は、設定情報を一意に識別するIDと、そのアプリケーションの識別IDとを関連付けて覚えておく。設定情報を一意に識別するIDと、実際のアプリケーションの設定情報とを関連付けて保存するのは各アプリケーション側となる。このため、登録呼び出し側は、どのようなアプリケーションが登録されても、そのアプリケーションに関する設定情報を気にすることなく、IDだけを保存すればよいことになり汎用性が高まる。各アプリケーションは、設定情報を識別するIDと、実際の設定情報とを保存し、登録及び呼び出し機能から指定された設定情報の識別IDを基に、保存している設定情報を識別して再生する。
しかし、このような装置におけるアプリケーションの設定情報の登録及び呼び出し機能においては、アプリケーション側が、設定情報のIDと実際の設定情報とを関連付けて保存する機能を持たなくてはならない。このため、修正可能な自社製アプリケーションであれば、対応は比較的容易であるものの、外製のアプリケーションではそのような修正を入れることが難しい場合が多い。これにより、ウェブブラウザなどの外製アプリケーションでは、この設定情報の登録呼び出し機能に対応することが困難であった。
また特許文献1においても、各アプリケーションは、サーバ側のアプリケーションであり、設定情報を保存するのはサーバ側となる。このため、装置内で動作するアプリケーションは登録できない。
本発明の目的は、上記従来技術の問題点を解決することにある。
本発明の特徴は、ウェブブラウザの場合でも、操作画面の表示要素に関連付けてウェブブラウザを登録して表示し、その表示要素を指示してウェブブラウザを実行させることができる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために本発明の一態様に係る情報処理装置は以下のような構成を備える。即ち、
複数のアプリケーションのそれぞれに対応する表示要素を操作画面に表示し、当該表示要素へのユーザの指示に応じて当該表示要素に対応付けられた機能を実行する情報処理装置であって、
アプリケーションからの登録要求に応じて、前記表示要素に関連付けて前記アプリケーション及び設定情報を登録するとともに前記アプリケーションに前記設定情報を登録する第1登録手段と、
ウェブブラウザからの登録要求に応じて、前記表示要素に関連付けて前記ウェブブラウザ及び当該ウェブブラウザがアクセスするURLを登録する第2登録手段と、
前記第1或いは第2登録手段により登録されたアプリケーション或いはウェブブラウザ及び設定情報を前記表示要素とともに表示する表示手段と、
前記表示手段により表示された表示要素へのユーザの指示に応じて、当該表示要素に前記アプリケーションが関連付けられていると当該アプリケーションを呼び出して実行させ、当該表示要素に前記ウェブブラウザが関連付けられていると前記URLを当該ウェブブラウザに通知して実行させる制御手段と、を有することを特徴とする。
本発明によれば、ウェブブラウザの場合でも、操作画面の表示要素に関連付けて登録して表示し、その表示要素を指示してウェブブラウザを実行させることができる。
本発明の実施形態に係る情報処理装置のハードウェア構成を示すブロック図。 本実施形態1に係る情報処理装置の表示部に表示される画面を説明する図。 本実施形態1に係る情報処理装置の表示部に表示される画面を説明する図。 実施形態2に係る情報処理装置のカスタムメニューが表示する画面例を示す図。 実施形態1に係るカスタムメニュー機能と、コピー機能やウェブブラウザ機能といったアプリケーション間の処理の流れを模式的に説明する図。 本実施形態1に係る情報処理装置において、各アプリケーションがカスタムメニューに設定情報を登録する際にカスタムメニューで実行される処理を説明するフローチャート。 本実施形態1に係る情報処理装置でウェブブラウザ機能がカスタムメニューに設定情報を登録する際の処理を説明するフローチャート。 本実施形態1に係る情報処理装置でカスタムメニューが、登録された設定情報をボタンとして表示する際の処理を説明するフローチャート。 本実施形態1に係る情報処理装置で、ユーザがカスタムメニューの画面でボタンを押下することにより、登録されたているアプリケーションを呼び出す際のカスタムメニューが実行する処理を説明するフローチャート。 本実施形態1に係る情報処理装置のカスタムメニューでウェブブラウザ機能のボタンが押下されてウェブブラウザ機能が呼び出されたときのウェブブラウザ機能の処理を説明するフローチャート。 実施形態2に係る情報処理装置で、各アプリケーションがカスタムメニューに設定情報を登録する際にカスタムメニューが実行する処理を説明するフローチャート。 実施形態2に係る情報処理装置のウェブブラウザ機能がカスタムメニューに設定情報を登録する際にウェブブラウザ機能が実行する処理を説明するフローチャート。 実施形態2に係る情報処理装置のカスタムメニューが、登録された設定情報をボタンとして表示する処理を説明するフローチャート。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態を詳しく説明する。尚、以下の実施形態は特許請求の範囲に係る本発明を限定するものでなく、また本実施形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本発明の実施形態に係る情報処理装置101のハードウェア構成を示すブロック図である。
システムバス110にCPU111,RAM112,ROM113、入力制御部114、表示制御部115、外部メモリI/F116、通信I/Fコントローラ117が接続されている。また更に、入力制御部114、表示制御部115、外部メモリI/F116にそれぞれタッチパネル118、表示部119、外部メモリ120が接続される。システムバス110に接続される各部は、システムバス110を介して互いにデータのやりとりを行うことができるように構成されている。
ROM113は不揮発性のメモリで、画像データやその他のデータ、ブートプログラム等をそれぞれ所定の領域に格納している。RAM112は揮発性のメモリで、CPU111の主メモリ、ワークエリア等の一時記憶領域として用いられる。CPU111は、ROM113に記憶されたブートプログラムにより外部メモリ120に格納されるOSやプログラムをRAM112に展開し、そのプログラムを実行してこの情報処理装置101の各部を制御する。入力制御部114は、ユーザによる操作を受け付けると、その操作に応じた制御信号を生成してCPU111に供給する。例えば、入力部114は、ユーザ操作を受け付ける入力デバイスであるキーボードといった文字情報の入力デバイス(不図示)や、タッチパネル118等のポインティングデバイスなどを有する。尚、タッチパネル118は、例えば平面的に構成された入力部に対して接触された位置に応じた座標情報が出力される入力デバイスである。CPU111は、入力デバイスに対してなされたユーザ操作に応じて入力制御部114で生成され供給される制御信号に基づき、プログラムに従いこの情報処理装置101の各部を制御する。これにより情報処理装置101は、ユーザ操作に応じた動作を実行できる。
表示制御部115は、表示部119に画像を表示させるための表示信号を表示部119に出力する。CPU111は、表示制御部115に対してプログラムに従い生成した表示制御信号を供給する。表示制御部115は、この表示制御信号に基づき、GUI(Graphical User Interface)を構成するGUI画面を表示部119に表示させる。タッチパネル118は表示部119と一体的に構成される。タッチパネル118は、光の透過率が表示部119の表示を妨げないように構成され、表示部119の表示面の上層に取り付けられる。そしてCPU111は、タッチパネル118上の座標と、表示部119上の表示座標とを対応付ける。これにより、あたかもユーザが表示部119上に表示された画面を直接タッチして操作するかのようなGUIを構成することができる。タッチパネル118上で指やペンが触れている位置の座標は、システムバス110を介してCPU111に通知され、CPU111は、その通知された情報に基づいてタッチパネル118上での操作を判定する。タッチパネル118は、抵抗膜方式や静電容量方式、表面弾性波方式、赤外線方式、電磁誘導方式、画像認識方式、光センサ方式等、様々な方式のタッチパネルのうちいずれの方式のものを用いても良い。外部メモリI/F116には、例えばハードディスクやFD、又はCDやDVD、メモリカード等の外部メモリ120が装着できる。CPU111の制御に基づき、装着された外部メモリ120からのデータの読み出しや、外部メモリ120に対するデータの書き込みを行う。通信I/Fコントローラ117は、CPU111の制御に基づき、例えばLANやインターネット、有線、無線等のネットワーク102との間の通信を制御する。
<実施形態1>
図2(A)〜図3(B)は、本実施形態1に係る情報処理装置101の表示部119に表示される操作画面を説明するための図である。以下、図2(A)から図3(B)を参照して実施形態1に係る表示部119に表示される画面例を説明する。
情報処理装置101は、紙媒体の原稿を光学的に読み取って電子データである画像データに変換し、その画像データに画像処理を施した上で別の紙媒体に印刷するコピー機能を有する。また原稿を読み取って得られた画像データをネットワーク102経由で他の装置に送信するセンド機能、またその画像データを外部メモリ120に保存するボックス機能等を有する。また情報処理装置101は、ネットワーク102を介して、外部サーバ等から取得したHTMLなどのコンテンツを整形して表示するウェブブラウザ機能を持つ。これら各機能は、情報処理装置101において、異なるアプリケーションとして、それぞれ独立してROM113に保存されており、ユーザの操作指示よって必要なアプリケーションがCPU111により実行され、表示部119に画面を表示する。
図2(A)は、実施形態1に係る情報処理装置101のアプリケーション設定値呼び出し機能が表示する画面例を示す図である。便宜上、このアプリケーション設定値呼び出し機能をカスタムメニュー機能と呼ぶ。
ボタン表示領域201には、各アプリケーションの実行を指示する呼び出しボタン(表示要素)が表示されている。ここに表示されているボタンには、この情報処理装置101が有するアプリケーションと、そこで設定される設定情報とが関連付けられている。ユーザがボタン表示領域201に表示されているボタンを押下すると、そのボタンに関連付けられているアプリケーション画面に切り替わり、更に、そのボタンに関連付けられている設定情報が反映される。更に、ボタン表示領域201に表示されるボタンは、ユーザ認証によって認証されたユーザ情報とも関連付けることができる。
マイボタン202は、現在認証されているユーザに関連付けられたボタン、即ち、そのユーザ専用のボタンのみをボタン表示領域201に表示するように指示するためのボタンである。ここでは便宜上、認証されているユーザに関連付けられたボタンをマイボタンと呼ぶ。共有ボタン203は、全てのユーザに関連付けられた、つまり全てのユーザに対して使用が可能なボタンのみをボタン表示領域201に表示するように指示するためのボタンである。ここでは便宜上、全てのユーザに対して使用可能なボタンを共有ボタンと呼ぶ。
ボタン表示領域201に表示されるボタンには、ボタンの名称とコメントとを設定して表示することが可能である。これは、そのボタンを設定したユーザが任意に設定して登録することが可能である。例えば、ボタン204には、「コピー」という名称が設定され、また「両面、2部」といったコメントが表示されている。通常は、そのボタンに関連付けられているアプリケーションや、設定情報に関する名称やコメントが設定される。ボタン204は、現在、コピーアプリケーションに関連付けられており、その設定情報として、両面で印刷する設定と、部数として2部を設定する設定情報が関連付けられている。
図2(B)は、図2(A)のボタン204が押下されたときに情報処理装置101が表示する画面例を示す図である。
図2(B)は、コピーアプリケーションの設定画面で、211は両面印刷を行う設定であることを示している。更に、212は、印刷する部数が2部に設定されていることを示している。これは図2(A)のボタン204の表示にも対応している。
また図2(A)のボタン205には、ウェブブラウザアプリケーションが関連付けられており、その設定情報として、特定のURL(例えば、http://www.xxx.sample.com)を表示する設定情報が関連付けられているものとする。
ユーザが、このボタン205を押下したときに情報処理装置101が表示する画面が図3(A)である。図3(A)は、ウェブブラウザアプリケーションの画面例を示す。図3(A)では、設定情報として関連付けたURLのコンテンツが表示されている。301は、現在表示しているコンテンツのURLを示すURLバーである。ここでは設定情報として関連付けられている「http://www.xxx.sample.com」のコンテンツを表示していることを示している。
このように、図2(A)に示すカスタムメニュー画面のボタンが押下されると、そのボタンに関連付けられたアプリケーション画面を表示し、更に、そのボタンに関連付けられた設定情報を表示することができる。これにより、複数のアプリケーションのそれぞれに予め登録した設定情報を、同一の画面から呼び出すことが可能になり、予め決められた処理をいくつか行う場合など、画面切り替えや設定情報の設定の手間を減らすことができ、ユーザの利便性が向上する。
図3(B)は、アプリケーションの設定情報を図2(A)のカスタムメニューに登録する際に、カスタムメニューが表示するボタンの登録画面の一例を示す。ユーザは、この画面を介して、登録するボタンの位置や名称を設定することができる。
ボタン表示領域311は、登録するボタンの位置を指示するための指示ボタンを表示している。既にボタンが登録されている位置のボタンには、そのボタン名称が表示され、登録されていない位置のボタンには「未登録」と表示される。ユーザは、このボタン表示領域311の好みの位置にボタンを登録することができる。
マイボタン312は、現在認証されているユーザに関連付けられたボタンを登録するときに指示するボタンである。現在認証されているユーザが、このマイボタン312を選択すると、そのユーザに関連付けられたボタンのみがボタン表示領域311に表示され、登録するボタンも、その認証されたユーザに関連付けられたボタンとなる。
共有ボタン313は、全てのユーザに対して使用可能なボタンを登録するときに指示するボタンである。この共有ボタン313を選択すると、全てのユーザが使用可能なボタンのみがボタン表示領域311に表示され、登録するボタンも全てのユーザに対して使用可能なボタンとなる。
名称変更ボタン314は、登録するボタンの名称やコメントを設定するためのボタンである。ユーザが、このボタン314を押下すると、ボタンの名称やコメントを設定する画面(不図示)を表示する。そして、その設定画面を介してユーザは、登録するボタンの名称及びコメントを設定することができる。閉じるボタン315は、ボタンの設定を終了し、この設定画面を閉じるためのボタンである。
この設定画面を介して、ユーザは、アプリケーションとその設定情報に関連付けたボタンを登録し、更に、メニュー画面でそのボタン押下してアプリケーションを呼び出すための各機能アプリケーション間の処理の流れを図5に示す。
図5は、実施形態1に係るカスタムメニュー機能と、コピー機能やウェブブラウザ機能といったアプリケーション間の処理の流れを模式的に説明する図である。これらの各機能は、情報処理装置101において、それぞれ独立して外部メモリ120に保存されており、ユーザの操作指示よって、必要なアプリケーションがRAM112に読み出されCPU111の制御の下に実行される。
まず、コピー機能502のアプリケーションにおけるボタン登録と呼び出し処理の流れについて説明する。
コピー機能502は、例えば図2(B)で示す設定画面504を表示する。この設定画面504において、ユーザは自身が所望するコピー機能の設定を行う。コピー機能を設定した後、ユーザからカスタムメニュー501への登録が指示されると、コピー機能502は、カスタメニュー501に対して登録要求505を発行する。
この登録要求505を受け取ったカスタムメニュー501は、図3(B)で示すようなボタンの登録画面506を表示する。ここで、ユーザは、ボタンの表示位置や名称等を指定する。ここでユーザが閉じるボタン315(図3(B))を押下すると、ボタンの登録設定が完了したと判定して、カスタムメニュー501は、全てのアプリケーションの全ての設定情報を一意に識別可能なIDを生成する。ここでは便宜上、この設定情報の識別IDをアクションIDと呼ぶ。
更に、カスタムメニュー501は、カスタムメニューのデータ格納領域508に、認証ユーザID、アプリケーションのID、アクションID、ボタン名称、ボタンのコメント、ボタン位置データ等を関連付け、1つのボタンデータ509として登録する。ここでIDは、一意に付された識別情報である。この登録指示は、図5の507で示されている。データ格納領域508は、外部メモリ120に保存されるデータ格納領域である。その後カスタムメニュー501は、登録完了通知510を、生成したアクションIDとともにコピー機能502に通知する。
この登録完了通知510を受け取ったコピー機能502は、コピー機能のデータ格納領域512に、その通知されたアクションIDと、登録する設定情報のデータとを関連付け、1つの設定情報513とてして設定情報登録511を行う。これにより、コピー機能502の設定をカスタムメニュー501に登録することができる。
また、カスタムメニュー501は、データ格納領域508から、各データの読み出し514を行って、例えば図2(A)に示すような設定一覧画面515を表示する。この設定一覧画面515でユーザがいずれかのボタンを押下すると、カスタムメニュー501は、ボタン位置データから、押下されたボタンに相当するボタンデータを特定し、それに関連付けられたアプリケーションID、アクションIDを特定する。アプリケーションIDがコピー機能を表すIDである場合、カスタムメニュー501は呼び出し通知516を、関連付けられているアクションIDとともにコピー機能502に通知する。更に、表示部119に表示する画面をコピー機能502の画面に切り替える。
呼び出し通知516を受け取ったコピー機能502は、データ格納領域512から、通知されたアクションIDに関連付けられている設定情報の読み出し517を行う。更に、その設定情報を反映させて画面を切り替える。これにより、カスタムメニュー501のボタンの押下によって、コピー機能502に画面を切り替え、その画面に、そのコピー機能に設定されている設定情報を反映させることができる。
このような、カスタムメニュー501への設定情報の登録と、カスタムメニュー501からの呼び出しは、コピー機能以外のセンド機能や、ボックス機能でも同様に行うことができる。
次に、ウェブブラウザ機能503における処理の流れについて説明する。
ウェブブラウザ機能503は、図3(A)で示すような表示画面518を表示する。この表示画面において、ユーザは所望するコンテンツのURLを指定して表示する。ここで、ユーザからカスタムメニュー501への登録が指示されると、ウェブブラウザ機能503は、カスタメニュー501に対して登録要求519を発行する。このとき、ウェブブラウザ機能503は、登録要求519とともに、カスタムメニュー501に登録するURL情報をカスタムメニュー501に渡す。この登録要求519を受け取ったカスタムメニュー501は、図3(B)に示すようなボタンの登録画面506を表示する。これは、先に示したコピー機能502の設定情報の登録処理と同じである。このときカスタムメニュー501は、要求された機能がウェブブラウザ機能503である場合はアクションIDを生成せず、渡されたURLアドレスをアクションIDとして使用する。更に、カスタムメニュー501は、カスタムメニューのデータ格納領域508に、認証ユーザID、アプリケーションID、アクションID、ボタン名称、ボタンのコメント、ボタン位置データ等を関連付け、1つのボタンデータ520として保存する。その後、登録完了通知521を、生成したアクションIDとともにウェブブラウザ機能503に通知する。これにより、ウェブブラウザ機能503の設定をカスタムメニュー501に登録することができる。
この登録完了通知521を受け取ったウェブブラウザ機能503は、特にデータの保存などは行わない。つまり、ウェブブラウザ機能503は、前述したコピー機能502のようなアプリケーションとは異なり、アクションIDと、その設定情報とを関連付けてウェブブラウザ機能503に保存しない。
カスタムメニュー501の設定一覧画面515でボタンが押下されると、カスタムメニュー501は、そのボタンの位置データから、押下されたボタンに相当するボタンデータを特定し、それに関連付けられたアプリケーションID、アクションIDを特定する。ここでアプリケーションIDがウェブブラウザ機能を表すIDである場合、カスタムメニュー501は、呼び出し通知522を、関連付けられているアクションIDとともにウェブブラウザ機能503に通知する。更に、表示部119に表示する画面をウェブブラウザ機能503の画面に切り替える。
この呼び出し通知522を受け取ったウェブブラウザ機能503は、受け取ったアクションIDが示すURLからコンテンツを取得し、その取得したコンテンツを画面に表示する(図3(A)参照)。これにより、ユーザがカスタムメニュー501のウェブブラウザ機能に関連付けられたボタンを押下することによって、ウェブブラウザ機能503に画面を切り替え、登録したURLのコンテンツを表示することができる。
このように本実施形態1では、ウェブブラウザ機能503は、ウェブブラウザ機能自身が、アクションIDとカスタムメニューに登録した設定情報とを関連付けて保存する必要がない。このため、後から設定情報の保存機能を追加することが難しい外製のアプリケーションであっても、大きな修正を加えることなく、カスタムメニューに設定情報を登録し、カスタムメニュー画面から呼び出して設定情報を反映させることができる。これにより、カスタムメニュー501へのさまざまなアプリケーションの登録と呼び出しが可能になり、複数のアプリケーションを切り替えて使用するユーザの利便性が向上する。
次に、図6から図10を参照して本実施形態1に係る情報処理装置101の動作について説明する。
図6は、本実施形態1に係る情報処理装置101において、各アプリケーションがカスタムメニュー501に設定情報を登録する際にカスタムメニュー501で実行される処理を説明するフローチャートである。図6のフローチャートの各ステップは、情報処理装置101の外部メモリ120に格納された制御プログラムをCPU111がRAM112に展開して実行することにより実行される。
まずS601でカスタムメニュー501は、各アプリケーションから設定情報の登録要求が入力されるのを待つ。S602でカスタムメニュー501が、いずれかのアプリケーションから設定情報の登録要求があるかどうかを判定し、要求があればS603に進み、設定情報の登録要求がないと判定した場合はS601の処理に戻る。S603でカスタムメニュー501は、現在、この情報処理装置101にログインしているユーザの識別IDを取得する。次にS604に進みカスタムメニュー501は、例えば図3(B)に示すような設定情報の登録画面を表示し、ユーザからの設定情報の登録を受け付ける。このときS603で取得したユーザ情報を基に、データ格納領域508から、該当するユーザの情報を取得して表示する。その後、S605でカスタムメニュー501は、この登録画面を介したボタンの登録設定が完了したかどうかを判定する。具体的には、図3(B)の閉じるボタン315が押下されることにより、ユーザから設定終了の指示があったかどうかを判定する。S605でカスタムメニュー501は、設定が完了していないと判定した場合はS604の処理に戻る。
S605でカスタムメニュー501が設定が完了したと判定するとS606に進みCPU111は、登録されるボタンが、マイボタンと共有ボタンのどちらで登録を指示されたかを判定する。具体的には、図3(B)で示したマイボタン312と共有ボタン313のどちらが選択されていたかを判定する。次にS607に進みカスタムメニュー501は、設定情報の登録を要求したアプリケーションが、ウェブブラウザ機能503かどうかを判定する。ここでウェブブラウザ機能503であると判定した場合はS608に進み、カスタムメニュー501は、ウェブブラウザ機能503からURL情報を受け取る。これはS602で、登録アプリケーションであるウェブブラウザ機能503からの設定情報の登録要求519に付加されていたURL情報を参照する、でもかまわない。次にS609に進みカスタムメニュー501は、S608で受け取ったURLをアクションIDとして、アプリケーションID、認証ユーザID、ボタン名称、ボタンコメント等の情報と共にデータ格納領域508に保存する。このときS606で判定したボタンの登録指示が共有ボタンであった場合、認証ユーザIDは、全てのユーザに共通であることを示すIDに変更して登録する。その後、S610に進みカスタムメニュー501は、登録を要求したアプリケーション、この場合はウェブブラウザ機能503に対して、登録が完了したことを通知521する。
一方、S607でカスタムメニュー501が、設定情報の登録を要求したアプリケーションがウェブブラウザ機能503ではないと判定した場合はS611に進む。S611でカスタムメニュー501は、アクションIDを生成し、アプリケーションID、認証ユーザID、ボタン名称、ボタンのコメント等の情報と共に、データ格納領域508に保存する。このときS609と同様に、S606で判定したボタンの登録指示が共有ボタンで合った場合は、認証ユーザIDを、全てのユーザに共通であることを示すIDに変更して登録する。そしてS612に進みカスタムメニュー501は、その生成したアクションIDを、登録を要求したアプリケーションに渡してS610に進む(510)。S610においてカスタムメニュー501は、その登録を要求したアプリケーションに対して、登録が完了したことを通知する。尚、S612の処理は、このS610において、登録完了の通知と同時に行ってもかまわない。
以上説明した処理により、ユーザは、カスタムメニュー501の画面のボタンを指示して、そのボタンに、対応するアプリケーションと設定情報とを関連付けて登録することができる。またこのときユーザは、そのボタンの設定を自分だけの設定(マイボタン)として、或いは全てのユーザに共通の設定(共有ボタン)として登録できる。またユーザが、ウェブブラウザ機能503を利用して、カスタムメニュー画面のボタンの登録を指示した場合は、そのウェブブラウザ機能503のURL情報を、設定情報とを関連付けて登録することができる。
図7は、本実施形態1に係る情報処理装置101でウェブブラウザ機能503がカスタムメニュー501に設定情報を登録する際の処理を説明するフローチャートである。尚、図7のフローチャートにおける各ステップは、情報処理装置101の外部メモリ120に格納された制御プログラムをCPU111がRAM112に展開して実行することにより実行される。
まずS701でウェブブラウザ機能503は、ユーザからの設定情報の登録要求が入力されるのを待ち、S702でウェブブラウザ機能503は、ユーザによる設定情報の登録要求の操作があると判定するとS703に進む。S702でウェブブラウザ機能503が、設定情報の登録要求の操作がないと判定するとS701の処理に戻る。S703でウェブブラウザ機能503は、カスタムメニュー501に対して設定情報の登録要求519を発行する。そしてS704に進みウェブブラウザ機能503は、カスタムメニュー501に登録するURL情報を渡す。このURL情報は、S703の処理で設定情報の登録要求とともに渡してもかまわない。次にS705に進みウェブブラウザ機能503は、カスタムメニュー501から登録完了の通知521を受信すると、この処理を終了する。このときウェブブラウザ機能503は、カスタムメニュー501からIDや設定情報等の情報を受け取って保存するなどの処理を行う必要がない。
なお、S703において、Webブラウザ機能503は、カスタムメニュー501に対し、URL情報だけでなく、CookieIDやハッシュ値、クエリ文字列等を渡すようにしてもよい。また、登録要求時に表示中の画面でユーザにより設定された情報(例えば、フォーム要素にユーザが入力した文字列等)をURL情報ともに渡すようにしてもよい。このような情報をURL情報とともにカスタムメニュー601に渡すことで、カスタムメニュー画面のボタンからWebブラウザ機能を読み出す場合に、登録要求時の状態を忠実に再現することが可能となる。
図8は、本実施形態1に係る情報処理装置101でカスタムメニュー501が、登録された設定情報をボタンとして表示する際の処理を説明するフローチャートである。図8のフローチャートにおける各ステップは、情報処理装置101の外部メモリ120に格納された制御プログラムを、CPU111がRAM112に展開して実行することにより実行される。
まずS801でカスタムメニュー501は、ユーザによりカスタムメニューの画面の表示要求が入力されるのを待ち、S802でカスタムメニュー501は、ユーザによりカスタムメニューの画面の表示要求が入力されるとS803に進む。尚、S802でカスタムメニュー画面の表示要求がない判定した場合はS801の処理に戻る。S803でカスタムメニュー501は、マイボタンと共有ボタンのどちらの表示かを判定する。具体的には、図2(A)のマイボタン202と共有ボタン203のどちらが選択されているかを判定する。
S803でカスタムメニュー501が、マイボタンの表示要求であると判定するとS804に進み、カスタムメニュー501は、現在、この情報処理装置101にログインしているユーザの識別IDを取得する。そしてS805に進みカスタムメニュー501は、データ格納領域508から、S804で取得したユーザ識別IDに関連付けられて保存されているボタンの名称やコメント、表示位置情報などのデータを取得する。そしてS806に進みカスタムメニュー501は、その取得したボタンデータを基に、カスタムメニュー画面に、対応するボタンを表示して、この処理を終了する。
一方、S803でカスタムメニュー501は共有ボタンの表示要求であると判定した場合はS807に進む。S807でカスタムメニュー501は、全てのユーザに共通であることを示すユーザ識別IDに関連付けられて保存されているボタンの名称やコメント、表示位置情報などのデータを取得する。そしてS806に進み、カスタムメニュー501は、カスタムメニュー画面に、対応するボタンを表示して、この処理を終了する。
このようにしてカスタムメニュー501は、例えば図2(A)に示すようなメニュー画面を表示することができる。
図9は、本実施形態1に係る情報処理装置101で、ユーザがカスタムメニュー501の画面でボタンを押下することにより、登録されたているアプリケーションを呼び出す際のカスタムメニュー501が実行する処理を説明するフローチャートである。図9のフローチャートにおける各ステップは、情報処理装置101の外部メモリ120に格納された制御プログラムを、CPU111がRAM112に展開して実行することにより実行される。
S901でカスタムメニュー501は、カスタムメニューの設定一覧画面515において、ユーザがボタンを押下するのを待つ。S902でカスタムメニュー501は、ユーザが設定一覧画面515でボタンを押下したかどうかを判定し、ユーザがボタンを押下していないと判定するとS901の処理に戻る。S902でカスタムメニュー501が、ユーザが設定一覧画面515のボタンを押下したと判定した場合はS903に進む。S903でカスタムメニュー501は、データ格納領域508より、押下されたボタンに関連付けられているアプリケーションIDと、アクションIDを取得する。次にS904に進みカスタムメニュー501は、S903で取得したアプリケーションIDに対応するアプリケーションに対して、アクションIDと共に呼び出し通知を行う。そしてS905に進みカスタムメニュー501は、そのアプリケーションの表示画面を表示部119に表示して、この処理を終了する。
図10は、本実施形態1に係る情報処理装置101のカスタムメニューでウェブブラウザ機能のボタンが押下されてウェブブラウザ機能503が呼び出されたときにウェブブラウザ機能503の処理を説明するフローチャートである。図10のフローチャートにおける各ステップは、情報処理装置101の外部メモリ120に格納された制御プログラムを、CPU111がRAM112に展開して実行することにより実行される。
まずS1001でウェブブラウザ機能503は、カスタムメニュー501からの呼び出し指示を待つ。S1002でカスタムメニュー501から呼び指し指示があるとS10003に進み、そうでないときはS1001の処理に戻る。S1003でウェブブラウザ機能503は、カスタムメニュー501から渡されるアクションIDを受け取る。次にS1004に進み、ウェブブラウザ機能503は、S1003で受け取ったアクションIDをURL情報として解釈し、そのURLにアクセスしてコンテンツを取得する。そしてS1005に進みウェブブラウザ機能503は、S1004で取得したコンテンツを画面に表示して、この処理を終了する。
以上説明したように実施形態1によれば、カスタムメニューのボタンにアプリケーションを登録し、メニュー画面でボタンが押下されると、そのボタンに対応付けて登録されているアプリケーションを呼び出すことができる。このときボタンにウェブブラウザ機能503も登録することができるが、ウェブブラウザ機能503は、その機能を識別するIDと、その機能の設定情報とを関連付けて記憶する要がない
尚、ウェブブラウザ機能503以外のアプリケーションによるカスタムメニュー501への登録、及びカスタムメニュー501を介した機能の呼び出し処理の説明は本発明の趣旨ではないため省略する。
<実施形態2>
次に本発明の実施形態2について説明する。この実施形態2では、カスタムメニュー501に登録する際にウェブブラウザ機能503からアイコンのデータを登録可能にする例を説明する。尚、実施形態2に係る情報処理装置101の構成は前述の実施形態1と同じであるため、その説明を省略する。
図4は、実施形態2に係る情報処理装置のカスタムメニュー501が表示する画面例を示す図である。
ここでは前述の図2(A)と同じく、各アプリケーションの呼び出しボタンが表示されている。ここでボタン401及びボタン402は、ウェブブラウザ機能503を呼び出すボタンである。通常、同じアプリケーションを呼び出すボタンには、同じアイコンが表示される(コピーボタンやメールのボタンを参照)。これは、ボタン上に表示されるアイコンは、カスタムメニュー501が予め有している、アプリケーションと関連付けられたアイコンを表示するためである。
しかしこの実施形態2では、ボタン402のアイコン404がウェブブラウザ機能503のアプリケーションであることを示すアイコンを表示しているが、ボタン401のアイコン403は、同じウェブブラウザ機能であるにも拘らず異なっている。これは、各ボタンを登録した時に、ウェブブラウザ機能503から渡されたアイコンを、カスタムメニュー501が各ボタン上に表示しているためである。
更に、ウェブブラウザ機能503は、登録しようとするURLから取得したコンテンツの中に、アイコンを指定する記述があるかどうかを判定し、その記述がある場合はそのアイコンデータを取得してカスタムメニュー501に渡す。このコンテンツの中に記載されたアイコンを指定する記述は、通常Favicon(ファビコン)指定などと呼ばれ、HTMLコンテンツにおいて、以下のようにデータの保存先URLが記述されている。
<link rel="shortcut icon" href="http://www.xxx.sample.com/image/favicon.ico" type="image/vnd.microsoft.icon" />
このように、コンテンツに指定されたファビコンをウェブブラウザ機能503が取得してカスタムメニュー501のボタンに表示することができる。これにより、カスタムメニューに複数のウェブブラウザ機能503のボタンを作成した場合でも、各ボタンに表示されたアイコンの違いにより、ユーザは各ボタンに対応付けられた機能を素早く容易に認識でき、操作性を向上することができる。
また、ウェブブラウザ機能503がカスタムメニュー501に渡すアイコンデータは、必ずしもファビコンである必要はなく、ウェブブラウザ機能503が保持するアイコンデータであってもかまわない。
次に、図11から図13を参照して本実施形態2に係る情報処理装置101の動作について説明する。
図11は、実施形態2に係る情報処理装置101で、各アプリケーションがカスタムメニュー501に設定情報を登録する際にカスタムメニュー501が実行する処理を説明するフローチャートである。図11のフローチャートにおける各ステップは、情報処理装置101の外部メモリ120に格納された制御プログラムを、CPU111がRAM112に展開して実行することにより実行される。ここで、S1101からS1108、S1112〜S1113までの処理は、図6のS601からS608までの処理と同じであるため、その説明を省略する。
S1109でカスタムメニュー501は、ウェブブラウザ機能503からアイコンデータを取得する。ここでアイコンデータが無い場合は特に何もしない。尚、このS1109では、S1102でアプリケーションであるウェブブラウザ機能からの設定登録要求に付加されていたアイコンデータを参照する、でもかまわない。
次にS1110に進みカスタムメニュー501は、S1109で受け取ったURLをアクションIDとして、アイコンデータ、アプリケーションID、認証ユーザID、ボタン名称、ボタンコメント等の情報と共にデータ格納領域508に保存する。そしてS1111に進みカスタムメニュー501は、ウェブブラウザ機能503に対して登録完了を通知する。
この処理によりカスタムメニュー501は、ウェブブラウザ機能503から取得したアイコンの情報をボタンに関連付けて登録することができる。
図12は、実施形態2に係る情報処理装置101のウェブブラウザ機能503がカスタムメニュー501に設定情報を登録する際にウェブブラウザ機能503が実行する処理を説明するフローチャートである。図11のフローチャートにおける各ステップは、情報処理装置101の外部メモリ120に格納された制御プログラムを、CPU111がRAM112に展開して実行することにより実行される。尚、S1201からS1202までの処理は、図7のS701からS702までの処理と同じであるため、その説明を省略する。
S1202で、ユーザから設定情報を登録する要求操作があったと判定した場合はS1203に進み、ウェブブラウザ機能503は、登録しようとするコンテンツにファビコンの指定があるかどうかを判定する。S1203でファビコンの指定がないと判定するとS1205に処理を進めるが、ファビコンの指定があると判定した場合はS1204に進み、ウェブブラウザ機能503はファビコンを取得する。これは、前述したようなファビコンの指定先として指示されているURLアドレスにアクセスしてアイコンデータを取得する処理である。その後、S1205からS1206の処理は、図7のS703からS704までの処理と同じであるため、その説明を省略する。
更に、S1207でウェブブラウザ機能503は、カスタムメニュー501に対して、取得したアイコンデータを渡す。このアイコンデータは、S1206におけるURL情報と同じく、S1204における設定情報登録の要求とともに渡してもかまわない。また、S1208の処理は図7のS705の処理と同じである。
図13は、実施形態2に係る情報処理装置101のカスタムメニュー501が、登録された設定情報をボタンとして表示する処理を説明するフローチャートである。図13のフローチャートにおける各ステップは、情報処理装置101の外部メモリ120に格納された制御プログラムを、CPU111がRAM112に展開して実行することにより実行される。尚、S1301からS1306まで、及びS1309の処理は、図8のS801からS806まで、及びS807の処理と同じであるため、その説明を省略する。
S1307でカスタムメニュー501は、データ格納領域508に保存されているデータから、ユーザ識別IDに関連付けられて保存されているボタンにアイコンのデータを取得する。次にS1308に進みカスタムメニュー501は、アイコンデータが保存されていたボタンに対して、その保存されていたアイコンデータをボタン上に表示する。このボタンに関連付けられたアイコンデータが保存されていない場合、アプリケーションIDに関連付けて予め登録されているアイコンデータをボタンに表示する。
以上説明したように実施形態2によれば、カスタムメニュー501は、ウェブブラウザ機能503からアイコンデータを取得して、ボタンに表示することができる。これにより、同じ機能に関連付けられたボタンであっても、そのボタンに表示するアイコンを変えることにより、ユーザは、そのボタンに関連付けられている機能或いは設定等を容易に識別することができる。
以上説明したように本実施形態に係る情報処理装置は、アプリケーションの設定情報を保存し、ユーザの指示によってその設定情報を設定した状態でアプリケーションを呼び出す機能を備える。そして、アプリケーション側に識別子と設定情報を保存する機能を持つことなく、メニュー画面で押下されたボタンに関連付けられた設定情報を呼び出すことができる。これにより、ウェブブラウザなどの外製アプリケーションにおいても、設定情報の登録や呼び出しの機能を使うことができ、アプリケーションを使用する際の操作性を向上することが可能になる。
(その他の実施形態)
また、本発明は、以下の処理を実行することによっても実現される。即ち、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェア(プログラム)を、ネットワーク又は各種記憶媒体を介してシステム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU等)がプログラムを読み出して実行する処理である。

Claims (8)

  1. 複数のアプリケーションのそれぞれに対応する表示要素を操作画面に表示し、当該表示要素へのユーザの指示に応じて当該表示要素に対応付けられた機能を実行する情報処理装置であって、
    アプリケーションからの登録要求に応じて、前記表示要素に関連付けて前記アプリケーション及び設定情報を登録するとともに前記アプリケーションに前記設定情報を登録する第1登録手段と、
    ウェブブラウザからの登録要求に応じて、前記表示要素に関連付けて前記ウェブブラウザ及び当該ウェブブラウザがアクセスするURLを登録する第2登録手段と、
    前記第1或いは第2登録手段により登録されたアプリケーション或いはウェブブラウザ及び設定情報を前記表示要素とともに表示する表示手段と、
    前記表示手段により表示された表示要素へのユーザの指示に応じて、当該表示要素に前記アプリケーションが関連付けられていると当該アプリケーションを呼び出して実行させ、当該表示要素に前記ウェブブラウザが関連付けられていると前記URLを当該ウェブブラウザに通知して実行させる制御手段と、
    を有することを特徴とする情報処理装置。
  2. ユーザを認証する認証手段を更に有し、
    前記第1及び第2登録手段は、更に、前記認証手段により認証されたユーザの識別情報を登録することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記第1及び第2登録手段は、更に、前記認証手段により認証されたユーザ専用に登録するか、或いは他のユーザと共有に登録するかを指示する指示手段を有し、当該指示手段による指示に応じて、前記認証されたユーザ専用或いは他のユーザと共有として登録することを特徴とする請求項2に記載の情報処理装置。
  4. 前記表示手段は、前記認証手段により認証されたユーザ専用及び他のユーザと共有である表示要素を表示することを特徴とする請求項3に記載の情報処理装置。
  5. 前記第1及び第2登録手段は、前記アプリケーション或いは前記ウェブブラウザからの登録要求があると複数の表示要素を含む登録画面を表示部に表示し、前記登録画面で指示された表示要素に前記アプリケーション或いは前記ウェブブラウザを登録することを特徴とする請求項1乃至4のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  6. 前記第2登録手段は更に、前記URLから取得した画像データを前記表示要素に関連付けて登録し、
    前記表示手段は、第2登録手段により登録された前記ウェブブラウザに対応する前記表示要素とともに前記画像データを表示することを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に記載の情報処理装置。
  7. 複数のアプリケーションのそれぞれに対応する表示要素を操作画面に表示し、当該表示要素へのユーザの指示に応じて当該表示要素に対応付けられた機能を実行する情報処理装置を制御する制御方法であって、
    第1登録手段が、アプリケーションからの登録要求に応じて、前記表示要素に関連付けて前記アプリケーション及び設定情報を登録するとともに前記アプリケーションに前記設定情報を登録する第1登録工程と、
    第2登録手段が、ウェブブラウザからの登録要求に応じて、前記表示要素に関連付けて前記ウェブブラウザ及び当該ウェブブラウザがアクセスするURLを登録する第2登録工程と、
    表示手段が、前記第1或いは第2登録工程で登録されたアプリケーション或いはウェブブラウザ及び設定情報を前記表示要素とともに表示する表示工程と、
    制御手段が、前記表示工程で表示された表示要素へのユーザの指示に応じて、当該表示要素に前記アプリケーションが関連付けられていると当該アプリケーションを呼び出して実行させ、当該表示要素に前記ウェブブラウザが関連付けられていると前記URLを当該ウェブブラウザに通知して実行させる制御工程と、
    を有することを特徴とする情報処理装置の制御方法。
  8. コンピュータを、請求項1乃至6のいずれか1項に情報処理装置として機能させるためのプログラム。
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