JP2710547B2 - グラフィカル・ユーザ・インターフェース - Google Patents

グラフィカル・ユーザ・インターフェース

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JP2710547B2
JP2710547B2 JP6018639A JP1863994A JP2710547B2 JP 2710547 B2 JP2710547 B2 JP 2710547B2 JP 6018639 A JP6018639 A JP 6018639A JP 1863994 A JP1863994 A JP 1863994A JP 2710547 B2 JP2710547 B2 JP 2710547B2
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    • G06F16/00Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor
    • G06F16/20Information retrieval; Database structures therefor; File system structures therefor of structured data, e.g. relational data
    • G06F16/24Querying
    • G06F16/242Query formulation
    • G06F16/2428Query predicate definition using graphical user interfaces, including menus and forms
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10STECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10S715/00Data processing: presentation processing of document, operator interface processing, and screen saver display processing
    • Y10S715/961Operator interface with visual structure or function dictated by intended use
    • Y10S715/965Operator interface with visual structure or function dictated by intended use for process control and configuration
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    • Y10S715/968Computer process, e.g. operation of computer interface for database querying and retrieval

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  • General Physics & Mathematics (AREA)
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  • Digital Computer Display Output (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)
  • User Interface Of Digital Computer (AREA)
  • Processing Or Creating Images (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
【0002】本発明は、コンピュータ・システムにおい
てユーザの対話的入力をサポートするグラフィカル・ユ
ーザ・インターフェースに係り、特に、マウスを介した
アイコン操作によってユーザが自己の意図を入力できる
グラフィカル・ユーザ・インターフェースに関する。よ
り具体的には、複数のオブジェクトを格納し管理するデ
ータベース・システムの中から所望のオブジェクトのみ
を検索し、フィルタリングし、読み出すための条件式
(predicate)をマウス操作のみによってユーザが設定
することができるグラフィカル・ユーザ・インターフェ
ースに関する。但し、ここでいう検索対象としてのオブ
ジェクトにはテキスト・ファイル,人名ファイルなどの
各種ファイルや、イメージその他マルチメディアのデー
タをも含むものとする。
【0003】
【従来の技術】
【0004】現在、パーソナル・コンピュータやワーク
ステーションは、ビット・マップ表示するディスプレイ
と、オペレーティング・システム(例えばOS/2やW
indows)を搭載することが一般的となっている。
これに伴って、パーソナル・コンピュータやワークステ
ーションがシミュレートされたデスクトップ・ウィンド
ウとアンコンからなるグラフィカル・ユーザ・インター
フェースの環境をユーザに対して提供することは周知慣
用の技術となっている。
【0005】ここで、「デスクトップ」(desk-top)と
は、ユーザが作業を行う画面のことであり、アイコンや
ウィンドウなどのオブジェクトが置かれる背景である。
【0006】また、「アイコン」(icon)とは、使用可
能なオブジェクトを表す小さな絵のことであり、デスク
トップ上又はデスクトップ内のウィンドウ上に表示され
るようになっている。アイコンは、アプリケーション,
ディスク・ドライブ,ディレクトリ,グループ,文書
(document)などを表すことができる。
【0007】また、「ウィンドウ」(window)とは、何
らかのオブジェクトを表示するためにデスクトップ上に
表示された枠のことである。ウィンドウは、一般に標準
化されており、ユーザが処理するさまざまな情報に関す
る共通の枠組を提供できるようになっている。ウィンド
ウの標準的な構成要素は、ウィンドウ・タイトル・バー
とウィンドウ境界である。タイトル・バーとは、該当す
るウィンドウのタイトルを表示するための欄のことであ
り、このタイトルによって現在ウィンドウ中に表示され
ている情報(オブジェクト)を識別できるようになって
いる。
【0008】また、ユーザには、通常、マウスやトラッ
クボールなどのディスプレイ画面上の座標値を指示する
ための座標指示装置と、キーボードなどの入力装置が与
えられている。そして、ユーザは、マウスのドラッグ
(drag)操作(マウスのボタンを押したままマウスを移
動させる操作)によって、ウィンドウをデスクトップ上
のあちこちに移動させ、ウィンドウのサイズを設定し、
ウィンドウを操作することができる。また、ユーザは、
マウスのクリック操作(click)(マウスのボタンを押
してすぐ離す操作)によって、アイコンを開いてオブジ
ェクトの内容をウィンドウを介して眺めることができ、
逆に作業中のオブジェクトをアイコン化することもでき
る。
【0009】一方、作成された複数のファイル(file
s)を、ディレクトリ(directory)若しくはフォルダ
(folder)の概念を利用することによって、階層的に編
成し蓄積する技術は周知である。さらに、現在では、文
書編成技術と前述のウィンドウ表示技術とを結合させる
ことにより、複数文書の階層的編成及び蓄積を、マウス
などを用いたアイコン操作によって実現することができ
る(このことは当業者にとって明らかであろう。)。
【0010】ここで、文書の階層的編成技術の一例につ
いて記述しておく。
【0011】例えば、図15に示すように、コンピュータ
・システムに組み込まれた(あるいは付設された)ファ
イル・システム内に、複数のファイル(すなわちファイ
ル1,ファイル2及びファイル3)が階層的に編成され
ているものとする。図15に示す通り、ファイル1とファ
イル2は、さらに細分されたディレクトリ1の中に格納
されており、また、ファイル3はさらに細分されたディ
レクトリ2の中に格納されている。図16は、この階層化
ファイルをデスクトップ上に表示した一例である。図16
において、各ファイル(ファイル1,ファイル2,ファ
イル3)は、それぞれF1,F2,F3のようにアイコ
ン化して表示されている。また、図16中のフォルダ1,
フォルダ2はそれぞれ図15のディレクトリ1,ディレク
トリ2に対応するものである。フォルダ1で枠組みされ
た領域によってアイコンF1,F2を囲い込むことによ
って、ファイル1とファイル2がディレクトリ1内に入
れられていることを明確に表示でき、同様に、フォルダ
2で枠組みされた領域によってアイコンF3を囲い込む
ことによって、ファイル3がディレクトリ2内に入れら
れていることを明示できる訳である。なお、フォルダに
付されたタイトルによって各々のフォルダを区別するこ
とができ、またフォルダ内の領域を背景色と違えること
によって視覚的に容易に認識できるようになっている。
また、デスクトップ上に表示されたフォルダを、所定の
マウス操作(例えばテンプレート(template)内のアイ
コン化メニュー(若しくはタイトル・バー上のアイコン
化ボタン。図示しない)上でのクリック操作)によって
アイコン化することができ、逆にアイコン化されたフォ
ルダを、所定のマウス操作(例えば該当するアイコン上
でマウス・ボタンをダブル・クリック(マウスを移動さ
せずにマウス・ボタンを素早く2度押して離すこと)す
る)によって開くこともできる。また、アイコン化され
たファイルについても、同様に、マウス操作によって、
アイコンを開き、逆にアイコン化することができる。
【0012】また、図17に示すように、ユーザは、マウ
スのドラッグ操作によって、アイコン化されたファイル
をあるディレクトリから別のディレクトリへと移動させ
ることができ、マウスのドロップ(drop)操作(押し続
けていたマウス・ボタンを離す操作)によって(図17
(a))、その時点でアイコンが位置するディレクトリ内
にファイルを移すことができる(図17(b))。また、ア
イコン化されたファイルをシュレッダ(shredder)・ア
イコン(図示しない)上にドラッグ&ドロップすること
によって、あたかも本物のシュレッダが用紙を破砕する
かのように、このファイルをファイル・システム上から
削除することができる。
【0013】上述したように、ユーザは、コンピュータ
・システムのデスクトップ上で、マウスの操作のみによ
って、所定のファイルをコピーし、他のフォルダに移動
させ、削除することができる。換言すれば、ユーザは、
ドラッグ&ドロップというマウスの基本的な操作のみに
よって、複数のファイルを階層的に編成することができ
るのである(このこと自体は既に周知である。)。そし
て、各作業の際、ユーザは、複雑なプログラムを理解す
る必要はなく、ただデスクトップ上の表示を意識してい
ればよいのである。
【0014】ところで、編成・蓄積されたファイル・シ
ステムに対してユーザが要求する操作としては、上述以
外に、ファイルの検索(search)や読み出し(retriev
e)がある。ファイルの検索は、ユーザが検索条件若し
くは条件式(predicate)を特定して、それをファイル
・システムに適用することによって行われる(条件式と
は、例えば" ファイル・サイズが10,000バイトよりも大
きいもの" のような類のものである。)。条件式を特定
するための従来の手法としては、例えばデスクトップ上
にパネルを表示し、ユーザがそのパネルの属性(attrib
ute)フィールド内に所望の数値(又は検索項目)を入
力する、というものが一般的であった。そして、ファイ
ル検索に適用されるべきこのパネルは、通常、ファイル
名,ファイル型式,ファイル・サイズ,ファイル作成時
間,最新の更新時間などのようなファイルの各種属性を
入れるための1又はそれ以上の属性フィールドを含んで
いる。
【0015】また、ユーザが特定する条件式には、基本
的条件式(primitive predicate又はatomic predicat
e)と、複合的条件式(composite predicate)の2種類
がある。基本的条件式とは、少なくとも1つの検索項目
を含んだ不可分の最小単位の条件式のことをいい、その
条件式に係るパネルの属性フィールド内の検索項目によ
って特定された内容がファイルの検索条件となる。ま
た、複合的条件式とは、複数の基本的条件式や他の複合
的条件式とをAND,OR,NOTなどの論理演算子に
よって組み合わせることによって形成された条件式のこ
とをいい、各基本的条件式の属性フィールド内の検索項
目を論理演算した結果がファイルの検索条件となる。基
本的条件式及び複合的条件式の各々を1つのノードとし
て表現するとともに、ある複合的条件式に係る論理演算
(AND,OR,NOT)の項となっている他の条件式
をその複合的条件式の直近下位のノードとして表現する
ことによって、条件式全体を階層的な構造とみなすこと
ができる。
【0016】ユーザが基本的条件式を特定するのは比較
的容易である。なぜなら、デスクトップ上に表示された
パネルの属性フィールドを所望の検索項目で埋めるだけ
でよいからである。これに対し、複合的条件式を特定す
ることは容易ではない。なぜなら、一般的な検索ツール
では、複数のキーワードを指定することはできるが、キ
ーワードどうしのAND,ORなどの指定はかなり制限
された形でしかできないからである。
【0017】例えばOffice Vision/400のDOSオフィ
スでは、図18に示すような文書検索ツールが提供されて
いる。この検索ツールでは、キーワードを3つまで指定
することができるが、指定した各キーワードのAND条
件を検索するようになっている(すなわち、指定したキ
ーワード全てを含む文書を検索するようになってい
る)。このような検索ツールでは、「最近1ヶ月につい
ては英文・和文どちらの文書も,それ以前については和
文のみ」といったような複雑な指定をすることはできな
い。もし敢えて行いたいのであれば数回に分けて検索す
るしかないのである。
【0018】また、(A+B)×CのようにA,B,C
各属性を+や×などの論理演算子で結合させた代数式の
形態で複合的条件式を表現する手法も既に存在してい
る。しかしながら、組み合わせるべき属性の数が多く、
論理式のネストが深くなった場合、このような代数式表
現はユーザにとって複雑難解なものとなり、デスクトッ
プ上での操作が容易であるとは言い難い。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】
【0020】本発明の目的は、複雑な条件式を、ユーザ
が容易に特定することができる優れたグラフィカル・ユ
ーザ・インターフェースを提供することにある。
【0021】本発明の更なる目的は、デスクトップ上の
マウス操作のみによってデータ検索のための条件式を作
成するとともに該条件式を検索対象のオブジェクトを含
んだデータベース・システムに適用することのできる優
れたグラフィカル・ユーザ・インターフェースを提供す
ることにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】
【0023】本発明は、上記課題を参酌してなされたも
のであり、デスクトップ上の図形ポインタの座標指示装
置(マウスなど),実行キー(マウス・ボタンなど)及
び複数のウィンドウを表示するためのサポートを備えた
コンピュータ・システム上で動作することができる。
【0024】本発明は、CPUシステムと、ディスプレ
イと、コンソール入力のためのキーボードと、座標値指
示のためのマウスと、1又はそれ以上のオブジェクトを
記憶管理する記憶装置を含み、上記CPUシステムの動
作を制御するオペレーティング・システムと、上記ディ
スプレイへのオブジェクトの表示をサポートするウィン
ドウ・マネージャを搭載するコンピュータ・システム上
で適用されるグラフィカル・ユーザ・インターフェース
において、(a)記憶装置から所望のオブジェクトを検索
するための条件式を作成するための条件式作成部と、
(b)作成された条件式を階層的に編成し蓄積するための
条件式編成・蓄積部と、(c)蓄積された条件式を記憶装
置内の1又はそれ以上のオブジェクトに対して適用する
ための条件式適用部と、を具備することを特徴とするグ
ラフィカル・ユーザ・インターフェースである。
【0025】上記条件式作成部は、(a)検索項目を含ん
だ不可分の基本的条件式を作成するための基本的条件式
作成部と、(b)1又はそれ以上の条件式の論理演算を形
成する複合的条件式を作成するための複合的条件式作成
部と、を含んだ構成となっている。
【0026】また、上記条件式編成・蓄積部は、1又は
それ以上の条件式どうしを1又はそれ以上の論理演算に
よって組合せた形態で編成し且つ蓄積しておくものであ
り、上記基本的条件式作成部及び複合的条件式作成部で
作成された各条件式ごとに対応するデータ・ブロックを
用意するようになっている。そして、上記条件式編成・
蓄積部は、1又はそれ以上の条件式どうしを1又はそれ
以上の論理演算によって組合せた形態で編成し且つ蓄積
しておくものであり、第1の条件式(但し、第1の条件
式は基本的条件式若しくは既に他の条件式を論理演算し
た複合的条件式)どうしの論理演算を形成するための第
2の条件式(但し、第2の条件式は複合的条件式)を第
1の条件式の直近上位のレベルに配置するように階層的
に編成して蓄積するようになっている。
【0027】また、上記条件式適用部は、(a)基本的条
件式を上記記憶装置内のオブジェクトに対して適用する
ための基本的条件式適用部と、(b)複合的条件式を上記
記憶装置内のオブジェクトに対して適用するための複合
的条件式適用部と、を含んだ構成となっている。
【0028】また、上記基本的条件式作成部,複合的条
件式作成部,基本的条件式適用部及び複合的条件式適用
部は、上記ウィンドウ・マネージャからマウスのドラッ
グ&ドロップ操作の通知に応じて動作することを特徴と
するものである。
【0029】また、上記条件式作成部は、ウィンドウ・
マネージャに対して、デスクトップ上で、複合的条件式
をフォルダとして表示したり、基本的条件式・複合的条
件式をアイコン表示したりするための指令を送るように
なっている。
【0030】
【作用】
【0031】[従来の技術]の項で記載したように、デ
スクトップ上でファイル(オブジェクト)に対応するア
イコンをディレクトリに対応するフォルダの内外にドラ
ッグ&ドロップするというマウスの操作のみによって、
ユーザは複数のファイルを階層的に編成したデータベー
スを構築することができる(このこと自体は周知であ
る。)。
【0032】一方、本発明によれば、ユーザは、デスク
トップ上で、検索項目(すなわちファイルの属性)を入
力することによって基本的条件式を特定でき、また、論
理演算子を表現した複合的条件式をフォルダとして表示
し、そのフォルダの中に条件式を表現したアイコンをド
ラッグ&ドロップすることによって、検索条件を特定す
るための論理演算式を作成することができる。そして、
この論理演算式を階層的に編成し蓄積することができ
る。
【0033】検索条件を特定する条件式の総体は、条件
式どうしが他の論理演算子によって組み合わされるとい
う深いネスティングを形成することが往々にしてある。
この場合、通常の代数式の表現によれば複雑難解なもの
となる。しかしながら、本発明によれば、各複合的条件
式をアイコンからフォルダへ、逆にアイコンからフォル
ダへと、アイコンの開閉操作を行うことによって、条件
式を所望の階層レベルでデスクトップに表示させること
ができるので、操作性がよい。
【0034】そして、作成した条件式を表現したアイコ
ンを、データベースを表現したフォルダ(又はアイコ
ン)の上にドロップすることによって(但し、ドロップ
された表示対象物が検索範囲となる。)、条件式を検索
条件として適用することができる。また、逆にデータベ
ースを表現したアイコンを条件式アイコン(又はフォル
ダ)の上にドロップすることによって条件式をデータベ
ースに適用することができる。
【0035】しかして、ユーザは、複雑なプログラムの
詳細な内容を理解することなく、デスクトップ上でのア
イコン操作によって条件式を作成し、且つ階層的に編成
・蓄積されているファイル・システムに適用させること
ができる。
【0036】本発明のさらに他の目的、特徴や利点は、
後述する本発明の実施例や添付する図面に基づくより詳
細な説明によって明らかになるであろう。
【0037】
【実施例】
【0038】以下、本発明の実施例について、以下のよ
うに項分けして説明する。 A.システム構成 B.ウィンドウ・マネージャ C.デスクトップ上でのマウスの基本操作 C−1.あるフォルダから別のフォルダへのアイコンの
移動 C−2.複合的条件式の表現 C−3.複合的条件式の作成(その1) C−4.複合的条件式の作成(その2) D.条件式操作システム(Predicate Manipulating Sys
tem) D−1.条件式のデータ構造 D−2.条件式の作成 D−2−1.基本的条件式の作成 D−2−2.複合的条件式の作成 (I)ドラッグ&ドロップ操作による複合的条件式の作成 (II)WRAP操作による複合的条件式の作成 D−3.条件式の編成・蓄積 D−4.条件式の適用 D−4−1.条件式アイコンを検索対象オブジェクト上
にドロップ D−4−2.検索対象アイコンを条件式オブジェクト上
にドロップ
【0039】A.システム構成
【0040】本発明の実施に供されるコンピュータ・シ
ステム(10)の概観的な構成を図1に示してある。すなわ
ち、同システム(10)は、CPUシステム(11),ファイル
・システムあるいはデータベース・システム(12),ディ
スプレイ(13),キーボード(14)及びマウス(15)を備えた
典型的なパーソナル・コンピュータ又はワークステーシ
ョン・システムに対して、オペレーティング・システム
(16),ウィンドウ・マネージャ(17),アプリケーション
・プログラム(18)がサポートされた構成となっている。
CPUシステム(11)は、通常、マイクロプロセッサ,R
AM及びROMで構成されている。データベース・シス
テム(12)は、テキストなどからなるファイル,人名ファ
イル,イメージその他のマルチメディア・データなど、
検索対象となる複数のオブジェクトを格納する部分であ
り、アプリケーション・プログラム(18)によってアクセ
スすることができる。オペレーティング・システム(16)
は、CPUシステム(11)の動作を制御するためのプログ
ラムが集中しておかれた部分であり、OS/2(OS/
2はIBMの商標)などがこれに該当する。ウィンドウ
・マネージャ(17)は、アプリケーション・プログラム(1
8)に対する各種サービス機能(後述)をサポートする部
分であり、OS/2に備わっているPMプレゼンテーシ
ョン・マネージャなどがこれに該当する。アプリケーシ
ョン・プログラム(18)は、CPUシステム(11)によって
実行される各種アプリケーション・プログラムが置かれ
る部分であり、その1つとして本発明の実施に供される
条件式操作システム(Predicate Manipulating Syste
m)(20)が含まれている。
【0041】B.ウィンドウ・マネージャ
【0042】ウィンドウ・マネージャ(17)がアプリケー
ション・プログラム(とりわけ条件式操作システム)に
対して提供するサービス機能には、以下に示すものがあ
る。
【0043】(1)メニューの表示,マウスによる選択の
通知:この機能は、ウィンドウ・マネージャが現在サポ
ートしているアプリケーション・プログラムで利用でき
るコマンドの一覧であるメニューをデスクトップ上の所
定の位置に表示する(図示しない)とともに、ユーザが
マウスのクリック操作などによってメニュー中のコマン
ドを選択したことをアプリケーション・プログラムに通
知する機能である。条件式操作システムの場合、メニュ
ー上には、"CREATE PRIMITIVE"(基本的条件式の作
成),"CLOSED"(オブジェクトのアイコン化),"CREAT
E FOLDER"(フォルダの作成),"WRAP"(フォルダでア
イコンを包む),"UNWRAP"(フォルダを取り除く)など
の各種コマンドが用意されている(図示しない)。
【0044】(2)アイコンとフォルダの作成と表示:デ
スクトップ上のメニュー内には、アプリケーション・プ
ログラムが利用可能なコマンドとして、アイコンの作
成,フォルダの作成それぞれに対応する項目が用意され
ている。そして、この機能は、マウスのクリック操作な
どにより項目を選択したことをアプリケーション・プロ
グラムに通知する(アプリケーション・プログラム側で
は、初期状態(すなわちデータ・ブロックの中身がブラ
ンクの状態)のアイコン又はフォルダを作成するが、詳
細は後述する。)とともに、デスクトップ上に対応する
アイコン又はフォルダを表示するためのものである。
【0045】(3)ドラッグ&ドロップ操作に伴うアイコ
ンの移動のアプリケーションへの通知:マウスのドラッ
グ&ドロップ操作によって、デスクトップ上に表示され
ているオブジェクト(すなわちアイコンやフォルダな
ど)を、適宜所望の位置に移動させることができる。そ
して、この機能によって、アイコンをドロップした座標
位置がアプリケーション・プログラムに通知される。
【0046】(4)フォルダへのアイコンの挿入,アイコ
ンの削除:上述の機能(3)によって、アイコンをデスク
トップ上で自由に移動させることができ、あるフォルダ
の領域内にドロップすることもできる。この機能は、フ
ォルダの中にアイコンがドロップされたこと(アプリケ
ーション・プログラム側で、アイコンに対応するオブジ
ェクトがフォルダに対応するオブジェクトのネストにな
ったことに対応)を表す信号をアプリケーション・プロ
グラムから受け取ることに応答して、フォルダの領域内
にアイコンを表示する機能である。また、[従来の技
術]の項で記載したように、アイコンがドロップされた
位置がシュレッダ・アイコンの上であれば、アイコンの
表示を削除する機能も備えている。
【0047】(5)フォルダ内のアイコンのマウスによる
選択のアプリケーションへの通知:この機能は、ユーザ
がマウスのクリック操作などによってフォルダの領域内
にあるアイコンを選択したことを、アプリケーション・
プログラムに通知する機能である。
【0048】(6)フォルダ内のアイコンの列挙(enumera
tion):この機能は、フォルダ内のネストとなっている
アイコンを一覧的に列挙して順次送り出す機能である。
例えばあるフォルダに対してある条件式が適用される場
合に、そのフォルダ内のアイコンを1つずつ渡すために
用いられる(詳細は後述する)。
【0049】(7)アイコンに対する属性の設定,変更及
び照会:デスクトップ上に表示される各アイコンは、そ
れぞれ固有の図柄,位置などの属性を持っている。この
機能は各アイコンの属性を設定し、変更し照会する機能
である。
【0050】(8)基本的条件式(primitive predicate)
用のパネルの表示及び内容変更:[従来の技術]の項で
記載したように、基本的条件式は、デスクトップ上に表
示されたパネルの属性フィルード内に検索項目を書き込
むことによって特定される。この機能は、アプリケーシ
ョン・プログラム側での基本的条件式の作成・変更に呼
応して、基本的条件式に係るパネルをデスクトップ上に
表示し又は内容を変更する機能である。
【0051】ウィンドウ・マネージャのこのような機能
(1)〜(8)は既存のものであり、例えばOS/2に含まれ
ているPMプレゼンテーション・マネージャはこれらを
具備するものである。
【0052】なお、本実施例では、図5乃至図7に示す
ように、便宜上、ウィンドウ・マネージャ(17)をさらに
メニュー表示・選択部(91),ドラッグ&ドロップ通知部
(92),フォルダ表示部(93),アイコン表示部(94),パネ
ル表示・変更部(95),フォルダ内容列挙部(96)に細分し
て記載しており、各部が上記機能(1)〜(8)を分担するよ
うになっている。
【0053】C.デスクトップ上でのマウスの基本操作
【0054】次に、デスクトップ上でユーザが行いうる
マウスの基本操作について説明する。
【0055】C−1.あるフォルダから別のフォルダへ
のアイコンの移動
【0056】図11に示すように、Folder1の中にicon1
(F1)とicon2(F2)が含まれ、また、Folder2の中に
icon3(F3)が含まれているとする。ここで、icon2
(F2)に係るオブジェクトをFolder1からFolder2に移
動させたい場合、ユーザは、icon2(F2)をドラッグし
てFolder2の上でドロップすればよい。これに応じてデ
スクトップの表示も変更する。
【0057】C−2.複合的条件式の表現
【0058】図12に各複合的条件式のデスクトップ上で
の表示態様を示している。例えばANDフォルダ内にオ
ブジェクトP1,P2,P3を入れることによって、P1
2∩P3なる論理式が形成される(他のOR,NOTフ
ォルダについても同様)。
【0059】C−3.複合的条件式の作成(その1)
【0060】図13に示すように、まずデスクトップ内の
メニュー・コマンド(図示しない)により所望の論理式
に対応するフォルダ(同図ではAND)を作成し、次い
で、フォルダ外部にあるアイコンの中から論理式を組み
たいもの(同図ではP1,P2)だけを選んでフォルダの
中にドラッグ&ドロップする。これに応じてデスクトッ
プの表示も変更する。
【0061】C−4.複合的条件式の作成(その2)
【0062】デスクトップ上に存在する1又はそれ以上
のアイコンの中から論理式に組み込みたいアイコンを選
択操作(マウス・ボタンのクリック)する。次いで、メ
ニュー・コマンド(図示しない)の中から所望の論理演
算子に該当する項目を選択する。図14では、アイコンP
1,P2,P3,P4,P5,P6の中からP3,P3が選択さ
れてANDフォルダによって論理関係が組まれている。
【0063】D.条件式操作システム(Predicate Mani
pulating System)
【0064】アプリケーション・プログラム(18)は、上
述したようにCPUシステム(11)によって実行されるプ
ログラムの集合であるが、アプリケーション・プログラ
ムの中にはデータ検索,データ圧縮,データ変換など、
データベース・システム(12)にアクセスしてそこに格納
されたデータの処理を行うアプリケーション・プログラ
ムがあり、さらにデータ検索プログラムの中には本発明
の実施に供される条件式操作システム(Predicate Mani
pulating System)(20)が1つのコンポーネントとして
含まれている。
【0065】図2には、条件式操作システム(20)の概観
構成を示している。条件式操作システム(20)は、さら
に、ユーザがデスクトップ上で条件式を作成する作業を
サポートするための条件式作成サブシステム(30)と、作
成された個々の基本的条件式や複合的条件式を編成して
所望の検索を行うための最終的な条件式を編成し蓄積し
ておくための条件式編成・蓄積サブシステム(40)と、編
成された複合的条件式をファイル・システムに適用させ
るための条件式適用サブシステム(50)の3つの部分に細
分される。
【0066】D−1.条件式のデータ構造
【0067】図3は、本実施例(とりわけ条件式操作シ
ステム(20))で用いられるデータ構造を図解したもので
あり、図3(a)は基本的条件式のデータ・ブロック(60)
の構造を、図3(b)は複合的条件式のデータ・ブロック
(70)の構造を、それぞれ示している。
【0068】基本的条件式のデータ・ブロック(60)は、
タイプ・フィールド(61)と、次の兄弟データ・ブロック
(next sibling)へのポインタ(62)と、ステータス・フィ
ールド(63)と、データ・タイプ・フィールド(64)と、属
性フィールド(65)を含んでいる。また、複合的条件式の
データ・ブロック(70)は、タイプ・フィールド(71)と、
次の兄弟データ・ブロックへのポインタ(72)と、ステー
タス・フィールド(73)と、最初の子(child)データ・
ブロックへのポインタ(74)とを含んでいる。
【0069】両データ・ブロック(60),(70)の先頭から
3段目までのフィールドは共通の構造を有している。タ
イプ・フィールド(61),(71)は、条件式が基本的(prim
itive)か複合的(composite)かを判別するためのフィ
ールドであり、基本的条件式であれば"PRIMITIVE"又は
これと等価なデータが書き込まれ、複合的条件式であれ
ばAND,OR,NOTのうちのいずれかの論理演算子
が書き込まれる。次の兄弟データ・ブロックへのポイン
タ(62),(72)は、編成された階層構造の中で同レベルの
ものとして連結している次の(すなわち兄弟(next sib
ling)の)データ・ブロックの格納場所を指すポインタ
である。ステータス・フィールド(63),(73)は、条件式
のデスクトップ上における表示状態を示すものであり、
オブジェクトが開いていれば"OPEN"が、アイコン化され
ていれば"CLOSED"が、それぞれ書き込まれる。
【0070】データ・タイプ・フィールド(64)は、条件
式が適用されるべきデータの型式を識別するためのもの
であり、採りうる型式としては、ファイル、名簿、イメ
ージその他のマルチメディア・データなどが挙げられ
る。属性フィールド(65)は、条件式が実際に特定する検
索項目である。入力可能な属性は、データ・タイプ・フ
ィールド(64)で指定された型式にもある程度依存する。
例えばデータ型式が『ファイル』であれば選択しうる属
性は作成日時,サイズ,ファイルの所有者などであり、
また、データ型式が『名簿』であれば選択しうる属性は
人名,生年月日,電話番号,趣味などである。複合的条
件式のデータ・ブロック(70)の最下段にある最初の子デ
ータ・ブロックへのポインタ(74)は、編成された階層構
造の中で直近下位に連結しているデータ・ブロックの格
納場所を指すポインタである。なお、複合的条件式に係
るデータ・ブロックのみが子データ・ブロックへのポイ
ンタ(74)を有することは、基本的条件式が階層構造の末
端にしかなりえず、一方、複合的条件式が階層構造の末
端にはなりえない(基本的条件式又は他の複合的条件式
を下位の階層に有している)ということを勘案すれば、
理解できるであろう。
【0071】図4は、編成された最終的な条件式を図解
したものである。
【0072】図4(a)は、通常の論理式の形態によって
表現したものである。すなわち、条件式は4つの基本的
条件式P1,P2,P3,P4を含んでおり、P1とP
2の論理和とP3とP4の論理和についての論理積をと
ったものである。
【0073】図4(b)は、図4(a)に示す条件式を木構造
によって表現したものである。すなわち、論理積に対応
するANDノードが最上段の階層となり、そのAND演
算の各項に対応するORノードがANDノードの直近下
位に連結しており、各々のOR演算の各項に対応するP
1とP2,あるいはP3とP4が、それぞれのORノー
ドの直近下位にて連結している。
【0074】図4(c)は、図4(a)に示す条件式をデスク
トップ上に表示した一例である。2つの論理積であるA
NDのステータスは"OPEN"なので、この条件式に対応す
るデスクトップ上のオブジェクトはANDフォルダとし
て表示され、且つそのフォルダの領域内には直近下位の
ノードであるORに対応する各オブジェクトが表示され
ている。P1とP2の論理和ORはステータスが"OPEN"
となっているので、この条件式に対応するオブジェクト
はORフォルダとして表示され、且つそのフォルダの領
域内にP1,P2に対応するアイコンが表示されてい
る。また、P3とP4の論理和ORはステータスが"CLO
SED"なので、アイコン化されている。もちろん、アイコ
ン化された複合的条件式のステータスをそのアイコン上
でマウスをダブル・クリックすることによってステータ
スを"OPEN"にしてフォルダの表示に変更することがで
き、逆にフォルダとして表示されている複合的条件式の
ステータスを"CLOSED"にしてアイコン化することができ
ることは言うまでもない。また、基本的条件式は、フォ
ルダ内ではアイコン表示されている(すなわちステータ
スが"CLOSED")が、マウスのクリック操作によって"OPE
N"状態にすれば、属性フィールドを含んだパネル(後
述)として表示される。
【0075】図4(d)は、図4(a)に示す条件式を階層化
されたデータ・ブロックの形態で表現したものである。
最上段のデータ・ブロック(81)はANDに対応し、階層
が同レベルである兄弟(next sibling)を持たないので
その兄弟ポインタには"nil"が入れられ、その子ポイン
タは直近下位のデータ・ブロックOR(82)を指してい
る。データ・ブロック(82)の兄弟ポインタは、AND演
算の他の項となっているデータ・ブロックOR(83)を指
しており、これによって両データ・ブロック(82),(83)
が階層上同レベルであることを示している。また、デー
タ・ブロック(82)の子ポインタは直近下位のデータ・ブ
ロックとして基本的条件式P1に係るデータ・ブロック
(84)を指している。データ・ブロック(84)の兄弟ポイン
タは、OR演算の他の項となっているP2に係るデータ
・ブロック(85)を指している。また、,データ・ブロッ
ク(82)に係るOR演算の項はP1,P2以外にはないの
で、データ・ブロック(85)の兄弟ポインタは"nil"を指
している。また、データ・ブロック(83)に関しても、こ
れから派生するデータ・ブロック(86),(87)との間で同
様のポンイタ接続関係を形成している。なお、各データ
・ブロックのステータス・フィールドには、図4(c)に
対応した値が代入されている。換言すれば、階層上同レ
ベルのデータ・ブロックに関しては、兄弟ポインタで接
続することよって新規登録することができ、また、下位
レベルのデータ・ブロックに関しては、子ポインタで接
続することによって新規登録することができる訳であ
る。
【0076】以上の説明で、論理演算子によって複雑に
形成された条件式であっても図3に示すデータ構造によ
って表現できることが充分理解されるであろう。
【0077】条件式編成・蓄積サブシステム(40)では、
条件式を図4(d)に示すようなデータ構造(階層化デー
タ・ブロック)で記憶・管理しているが、この点は後述
する。
【0078】D−2.条件式の作成
【0079】条件式の作成とは、ファイルなどのデータ
ベースに対して検索を実行するための条件式の個々の基
本的条件式,複合的条件式を作成することをいい、条件
式作成サブシステム(30)が担当する。条件式作成サブシ
ステム(30)は、さらに、基本的条件式作成・変更部(31)
と複合的条件式作成・変更部(32)とに細分される。
【0080】基本的条件式作成・変更部(31)は、ユーザ
がマウスの操作によってメニュー内の"CREATE PRIMITIV
E"コマンドを選択したことに応答して、基本的条件式に
係るデータ・ブロックを1つ作成し、条件式編成・蓄積
サブシステムに格納されている階層化された条件式中の
所定の位置に組み込むための部分である。また、複合的
条件式作成・変更部(32)は、ユーザがマウスの操作によ
ってメニュー内の"CREATE FOLDER"コマンドを選択した
ことに応答して、複合的条件式に係るデータ・ブロック
を1つ作成し、該データ・ブロックを条件式編成・蓄積
サブシステム(40)に格納されている条件式中の所定の階
層に組み込むための部分である。
【0081】図5は、条件式を作成する際における条件
式操作システムとウィンドウ・マネージャとの協働的動
作を説明するための概念図である。この図に基づいて条
件式の作成手順について説明する。
【0082】D−2−1.基本的条件式の作成
【0083】まず、基本的条件式を作成する場合の動作
について考察する。ユーザがデスクトップ上に表示され
たメニューの中から"CREATE PRIMITIVE"コマンドを(マ
ウスのクリック操作によって)選択する。メニュー表示
・選択部(91)はこの選択動作を基本的条件式作成・変更
部(31)に通知する。これに応答して、基本的条件式作成
・変更部(31)は、基本的条件式用のデータ・ブロック
(図3(a)参照)を1つ用意するとともに、パネル表示
・変更部(95)に対してパネルのデスクトップ表示を促
す。ユーザはパネルの属性フィールド内に所望の属性
(キーワードなどの検索条件)を入力する。そして、画
面上で入力された属性は基本的条件式作成・変更部(31)
を介してデータ・ブロック内の該当するフィールドに書
き込まれる。作成し終えたデータ・ブロックは、取り敢
えず単体として基本的条件式作成・変更部(31)内に一時
保持され、後の編成作業おいて条件式編成・蓄積サブシ
ステム(40)内の他の階層化データ・ブロックの中に組み
込まれる(後述)。
【0084】D−2−2.複合的条件式の作成
【0085】次いで、複合的条件式を作成する場合の動
作について考察する。複合的条件式の作成には、(I)マ
ウスによるアイコンのドラッグ&ドロップ操作による方
法と、(II)メニュー内のコマンド"WRAP"を用いて行う方
法の2種類がある。
【0086】(I) マウスによるアイコンのドラッグ&
ドロップ操作による場合
【0087】AND,OR,NOTなど所望の複合的条
件式を表すフォルダが既にデスクトップ上に存在するこ
とが前提となる。(所望の複合的条件式がデスクトップ
上に存在せず新たにフォルダを作成する場合は、メニュ
ー内の"CREATE FOLDER"コマンドを選択して作成する。"
CREATE FOLDER"コマンドの選択は複合的条件式作成・変
更部(32)に通知され、複合的条件式作成・変更部(32)は
対応するデータ・ブロック(図3(b)参照)を1つ用意
するとともに、フォルダ表示部(93)にフォルダを表示さ
せる。)
【0088】ユーザは、フォルダの中に入れたいアイコ
ン(すなわち、フォルダに係る論理演算式の項にしたい
条件式を表すアイコン)をマウスのドラッグ&ドロップ
操作によってフォルダの領域内に移動させる。但し、移
動させるアイコンは、基本的条件式のアイコンであって
も、他の複合的条件式(すなわちフォルダ)がアイコン
化されたものであってもよいのはこれまでの説明で自明
であろう。ドラッグ&ドロップ通知部(92)は、マウスか
らの座標指示信号(図示しない)によって、どのアイコ
ンがどのフォルダからどのフォルダへ移動したかを検知
して、フォルダ表示部(93)とアイコン表示部(94)にデス
クトップ上の表示を更新させるとともに、複合的条件式
作成・変更部(93)に通知する。
【0089】この通知に応答して、複合的条件式作成・
変更部(93)は、各データ・ブロック間のポインタを適宜
接続することによって、移動先のフォルダとこの中に移
動したアイコンとの間で新たに親子関係を形成させる。
【0090】(II) メニュー内の"WRAP"コマンドを用い
て行う場合
【0091】ユーザは、デスクトップ上でAND,O
R,NOTなどの論理演算式の項にしたい1又はそれ以
上のアイコン(但し、アイコンは基本的条件式,他の複
合的条件式のいずれに対応するものであってもよい。)
を選択する。選択動作は、マウスのクリック操作、又は
ドラッグ&ドロップ操作によって所定範囲内にアイコン
を収集することによってなされる。
【0092】次いで、ユーザは、メニュー内の"WRAP"コ
マンドを選択するとともに、論理演算のタイプを指定す
る。"WRAP"コマンドとは、アイコンを包み込むフォルダ
を新たに作成するためのコマンドである。このコマンド
を選択したことが複合的条件式作成・変更部(32)に通知
され、次いで、複合的条件式作成・変更部(32)は、フォ
ルダ表示部(93)に対してフォルダの表示を促すととも
に、このフォルダに対応するデータ・ブロック(図3
(b)参照)を1つ用意して、包み込んだアイコンに係る
データ・ブロックをポインタで接続することによって所
望の論理演算式を成立させる。
【0093】(I),(II)いずれかの方法によって作成し
たフォルダに係るデータ・ブロックは、取り敢えず複合
的条件式作成・変更部(32)内に一時保持され、後の編成
作業おいて条件式編成・蓄積サブシステム(40)内の階層
化データ・ブロックの中に組み込まれる(後述)。
【0094】D−3.条件式の編成・蓄積
【0095】条件式の編成・蓄積とは、D−2によって
個々に作成された基本的条件式,複合的条件式を階層的
に編成して蓄積したり、蓄積されている階層化条件式を
再編成することをいう。
【0096】図6は、条件式をさらに変更又は修正する
際における条件式操作システムとウィンドウ・マネージ
ャとの協働的動作を説明するための概念図である。ここ
でいう条件式の変更・修正には、(I)基本的条件式が指
定する属性値を変更すること,(II)データ・ブロック間
の親子関係を変更することが挙げられる。
【0097】(I)基本的条件式が指定する属性値の変更
【0098】まず、アイコン化されている基本的条件式
を、マウスのダブル・クリック操作などによって"OPEN"
状態にして、デスクトップ上でパネル表示させる。次い
で、キーボード入力などによってパネルの属性フィール
ド内の検索項目を修正し、再びアイコン化する。これに
応答して、基本的条件式作成・変更部(31)は、条件式編
成・蓄積サブシステム(40)に対して、この基本的条件式
に対応するデータ・ブロックの属性値の変更を促す。
【0099】(II)データ・ブロック間の親子関係の変更
【0100】データ・ブロック間の親子関係の変更と
は、あるデータ・ブロックの下位にあるデータ・ブロッ
クを他のデータ・ブロックの下に移したり、フォルダを
除去したりして、階層構造上の親子関係を解消し又は新
規編成することをいう。
【0101】親子関係の解消は、マウスのドラッグ操作
とフォルダの"UNWRAP"の2通りの方法がある。
【0102】前者は、フォルダ内の所望のアイコンをド
ラッグしてフォルダの外に移動させることによってなさ
れる。この場合、アイコンのドラッグ操作は、ドラッグ
&ドロップ通知部(92)によって、複合的条件式作成・変
更部(32)に伝えられる。これに応答して、複合的条件式
作成・変更部(32)は、フォルダに対応するデータ・ブロ
ックの子ポインタからアイコンに対応するデータ・ブロ
ックを切り放す(他にアイコンが存在する場合はポイン
タを短絡させる)よう、条件式編成・蓄積サブシステム
(40)に促す。
【0103】後者は、メニュー内の"UNWRAP"コマンドを
選択することによってなされる。この場合、コマンドの
選択は複合的条件式作成・変更部(32)に通知される。こ
れに応答して、複合的条件式作成・変更部(32)は、フォ
ルダ表示部(93)に対して、UNWRAPを指示されたフォルダ
の表示を取り除くよう促す。また、複合的条件式作成・
変更部(32)は、条件式編成・蓄積サブシステム(40)に対
して、このフォルダに対応するデータ・ブロックを削除
し、この直近下位のデータ・ブロックと直近上位のデー
タ・ブロックとをポインタで短絡させるように促す。
【0104】一方、親子関係の編成は、ドラッグしてい
るアイコンを所望のフォルダ内にドロップすることによ
ってなされる。ドラッグ&ドロップ通知部(92)は、ドラ
ッグ及びドロップ操作によってアイコンがどのフォルダ
からどのフォルダに移動したかを、複合的条件式作成・
変更部(32)に通知する。フォルダ外へドラッグされた際
の動作については上述した通りである。そして、アイコ
ンがフォルダ内にドロップした際には、複合的条件式作
成・変更部(32)は、フォルダに対応するデータ・ブロッ
クの子ポインタをアイコンのデータ・ブロックに接続す
る(又はフォルダ内の他のアイコンに係るデータ・ブロ
ックの兄弟(next sibling)に加える)ことによって、
新しい親子関係を成立させる。
【0105】しかして、最終的に得られた条件式は、条
件式編成・蓄積サブシステム(40)に格納されるが、その
他ディスク,ディスケット,メモリ・カード,ROM又
は他のメモリ装置に格納することもでき、また実行のた
めにコンピュータのRAMにコピーすることもできる。
【0106】D−4.条件式の適用
【0107】条件式の適用とは、条件式編成・蓄積サブ
システム(40)に格納されている条件式を用いて、データ
ベースの中から条件式を満たす対象オブジェクトを検索
することをいい、条件式適用サブシステム(50)が担当す
る。この条件式適用サブシステム(50)は、さらに、基本
的条件式適用部(51)と、複合的条件式適用部(52)と、フ
ォルダ操作部(53)とに細分される。基本的条件式適用部
(51)は、条件式編成・蓄積サブシステム(40)から所望の
基本的条件式に係るデータ・ブロックを参照して、これ
を検索対象オブジェクトに適用して、条件式を満たすか
否かに応じて(真,偽)いずれかの値を出力するように
なっている。また、複合的条件式適用部(52)は、条件式
編成・蓄積サブシステム(40)から所望の複合的条件式に
係るデータブロックを参照して、その直近下位のデータ
・ブロックが基本的条件式であれば基本的条件式適用部
(51)にその適用を委ね、他方、直近下位のデータ・ブロ
ックがさらに複合的条件式であれば当該下位の条件式に
ついも再帰的に処理し、下位の条件式の出力の全体を論
理演算して(真,偽)いずれかの値を出力するようにな
っている。また、フォルダ操作部(53)は、条件式が適用
されたフォルダの中からオブジェクトを順次取り出して
各条件式適用部(51),(52)に渡すようになっている。
【0108】条件式の適用は、デスクトップ上で、条件
式に対応するアイコンをデータベース(検索対象)に対
応するオブジェクト(フォルダ又はアイコン)上にドロ
ップするか(後述のD−4−1)、または、データベー
スに対応するアイコンを条件式に対応するオブジェクト
上にドロップする(後述のD−4−2)、という2通り
の方法によって指示される。
【0109】D−4−1.条件式アイコンを検索対象オ
ブジェクト上にドロップ
【0110】この場合は、条件式がドロップ操作で指定
された検索対象オブジェクト(フォルダ)に適用され、
条件式を満たすオブジェクト(ファイル)のみが出力と
して得られる。図7は、この場合の検索を行う際の条件
式操作システムとウィンドウ・マネージャとの協働的動
作を説明するための概念図である。以下、この図に基づ
いて説明する。
【0111】まず、ユーザが、適用を意図する検索対象
オブジェクト(フォルダ)の上に、条件式アイコンをド
ラッグ&ドロップする。そして、ドラッグ&ドロップ通
知部(92)が、フォルダ操作部(53)に対して、どの条件式
アイコンがどの検索対象にドロップされたかを通知す
る。しかして、ドロップされた検索対象オブジェクトが
検索範囲となる。なお、フォルダ操作部(53)は、フォル
ダ表示部(93)に対して、ドロップされたフォルダの背景
色などの表示を変更するよう促す。
【0112】次いで、フォルダ操作部(53)は、検索対象
オブジェクト(フォルダ)の中から個々のオブジェクト
(ファイル)を順次取り出して条件式適用部(51),(52)
に渡す。ここで、条件式が基本的であれば基本的条件式
適用部(51)に渡され、基本的条件式適用部(51)は真偽の
結果を戻す。一方、条件式が複合的であれば複合的条件
式適用部(52)に渡され、再帰的に下位の条件式が処理さ
れる。そして、適用の結果が真となったオブジェクトは
検索結果として一時保管される。また、検索結果はフォ
ルダ表示部(93)にも通知され、検索結果となった個々の
オブジェクトのフォルダ内における表示(ハイライト状
態など)が変更される。
【0113】図8は、条件式アイコンを検索対象オブジ
ェクト上にドロップした際の動作を概念的に示す図であ
る。検索範囲として指定されたオブジェクトは、通常は
フォルダの形態であり、その下位にさらに他のオブジェ
クトを含んでいる。そして、包含されるオブジェクト
は、ファイルなどの最小不可分のオブジェクトの場合
(図8中、1゜,2゜,3゜,4゜,5゜,6゜)と、
さらに下位のネストを有するフォルダの場合(図8中、
FOLDER1,FOLDER2)がある。検索対象フォルダに対し
て条件式を適用する場合、この検索対象フォルダの直近
下位のファイルのみを検索するというモード(図8中、
1゜,2゜,6゜にのみ条件式を適用する。)と,下位
のオブジェクトがフォルダであれば、さらに再帰的にそ
の下位のオブジェクトについても検索するというモード
(図8中、1゜,2゜,3゜,4゜,5゜,6゜全てに
条件式を適用する。)が考えられる。
【0114】D−4−2.検索対象アイコンを条件式オ
ブジェクト上にドロップ
【0115】この場合は、対象オブジェクトがドロップ
操作で指定された条件式に適用され、対象オブジェクト
が条件式を満たすか否か(すなわち真偽)が出力として
得られる。対象オブジェクトとしては、集合的なデータ
ベース(すなわちフォルダ)の場合と、最小不可分のオ
ブジェクト(すなわち単一のファイル)の場合の2通り
が考えられる。対象オブジェクトがフォルダの場合は、
前述したD−4−1と略同一の動作によって実現される
ため、ここでは、対象オブジェクトが最小不可分の場合
に限定して説明することにする(以下、最小不可分の検
索対象オブジェクトを、便宜上、「適用対象オブジエク
ト」と命名して区別することにする。)。図9は、この
場合の検索を行う際の条件式操作システムとウィンドウ
・マネージャとの協働的動作を説明するための概念図で
ある。以下、この図に基づいて説明する。
【0116】まず、ユーザが、適用を意図する条件式ア
イコンの上に、検索範囲となる適用対象オブジェクトを
ドラッグ&ドロップする。そして、ドラッグ&ドロップ
通知部(92)が、条件式適用部(51),(52)に対してその旨
を通知する。
【0117】ドロップ操作で指定された条件式アイコン
が複合的であれば、複合的条件式適用部(52)は、さらに
その下位のデータ・ブロックを再帰的に読み出し、基本
的条件式が現れると基本的条件式適用部(51)にその適用
を委ねる。次いで、基本的条件式適用部(51)は、検索対
象オブジェクトに対して基本的条件式を適用し、真偽の
結果を複合的条件式適用部(52)に返す。次いで、複合的
条件式適用部(52)は、再帰的に処理された下位の条件式
の結果の全体について、データ・ブロックのタイプ・フ
ィールドで指定された論理演算を行い、その結果を出力
する。そして、条件式オブジェクトがデスクトップ上で
フォルダ表示(すなわち"OPEN")されていれば、真偽の
結果に応じて、フォルダ表示部(93)に対して、背景色な
どの表示を変更するよう促す。また、条件式オブジェク
トがアイコン表示(すなわち"CLOSED")されていれば、
真偽の結果に応じて、アイコン表示部(94)に対して適用
対象アイコンのハイライト状態などの表示を変更するよ
う促す。
【0118】一方、ドロップ操作で指定された条件式ア
イコンが基本的であれば、検索対象オブジェクトに対し
て基本的条件式を適用し、その真偽の結果に応じて、ア
イコン表示部(94)に対して、条件式アイコンのハイライ
ト状態などの表示変更を促す。
【0119】図10は、条件式アイコンを適用対象オブジ
ェクト上にドロップした際の動作を概念的に示す図であ
る。この図では、複合的条件式Pに対して、各条件式C
1,C2,C3,C4がPに係る論理演算式の項としてネス
ティングされている。複合的条件式Pに対して適用対象
オブジェクトが適用されると、再帰的にC1,C2
3,C4に適用される(C1,C3のようにネストを持つ
条件式に対しては、さらに再帰的に適用される。)。次
いで、各項C1…は適用結果として(真,偽)いずれか
の値を複合的条件式Pに戻す。そして、複合的条件式P
は、各項から戻された結果について、自己のタイプに応
じた論理演算を行う。例えばANDであれば、各項の結
果の論理積をとる。すなわち、ある条件式Ciが"偽"で
あればPは"偽"となり、全ての条件式Ciが"真"であれ
ばPも"真"となる(同様に、OR,NOTであればそれ
ぞれ各項の論理和,論理差をとる。)。しかして、適用
の結果、条件式アイコンは、条件式の真偽に対応したハ
イライト表示が施され、また、この条件式アイコンを開
いてフォルダ表示すると、ネスティングされている下位
の条件式アイコンが条件式の真偽に対応したハイライト
表示が施されることになる。
【0120】以上、特定の実施例を参照しながら本発明
について詳解してきた。しかしながら、本発明の要旨を
逸脱しない範囲で当業者が該実施例の変更や修正を成し
えることは自明である。
【0121】
【発明の効果】
【0122】以上詳記したように、本発明によれば、ユ
ーザは、デスクトップ上で、検索項目(すなわちファイ
ルの属性)を入力することによって基本的条件式を特定
でき、また、論理演算子を表現した複合的条件式をフォ
ルダとして表示し、そのフォルダの中に条件式を表現し
たアイコンをドラッグ&ドロップすることによって、検
索条件を特定するための論理演算式を作成することがで
きる。そして、この論理演算式を階層的に編成し蓄積す
ることができる。また、本発明によれば、各複合的条件
式をアイコンからフォルダへ、逆にアイコンからフォル
ダへと、アイコンの開閉操作を行うことによって、条件
式を所望の階層レベルでデスクトップに表示させること
ができるので、操作性がよい。そして、作成した条件式
を表現したアイコンを、データベースを表現したフォル
ダ(又はアイコン)の上にドロップすることによって
(但し、ドロップされた表示対象物が検索範囲とな
る。)、条件式を検索条件として適用することができ
る。また、逆にデータベースを表現したアイコンを条件
式アイコン(又はフォルダ)の上にドロップすることに
よって条件式をデータベースに適用することができる。
【0123】略言すれば、本発明によれば、デスクトッ
プ上のマウス操作のみによってデータ検索のための条件
式を作成するとともにデータベース・システムに対して
該条件式を適用することのできるグラフィカル・ユーザ
・インターフェースを提供することができる。
【0124】
【図面の簡単な説明】 【符号の説明】
【図1】図1は本発明の実施に供されるコンピュータ・
システムの概観構成を示す図である。
【図2】図2は本発明の実施例に係る条件式操作システ
ムの概観構成を示す図である。
【図3】図3は本発明の実施例で用いられるデータ構造
を説明するための図であり、具体的には図3(a)は基本
的条件式のデータ・ブロックの構成を示す図、図3(b)
は複合的条件式のデータ・ブロックの構成を示す図であ
る。
【図4】図4は編集された最終的な条件式を図解したも
のである。具体的には、図4(a)は条件式を通常の論理
式の形態によって表現したもの、図4(b)は図4(a)に示
す条件式を木構造によって表現したもの、図4(c)は図
4(a)に示す条件式をデスクトップ上に表示した一例、
図4(d)は図4(a)に示す条件式をデータ・ブロックの形
態で表現したものである。
【図5】図5は、条件式を作成する際における条件式操
作システムとウィンドウ・マネージャとの協働的動作を
説明するための概念図である。
【図6】図6は、作成された条件式をさらに変更又は修
正する際における条件式操作システムとウィンドウ・マ
ネージャとの協働的動作を説明するための概念図であ
る。
【図7】図7は、作成された条件式によって検索を行う
際における条件式操作システムとウィンドウ・マネージ
ャとの協働的動作を説明するための概念図である。
【図8】図8は、条件式アイコンを検索対象オブジェク
ト上にドロップした際の動作を説明するための概念図で
ある。
【図9】図9は、作成された条件式によって検索を行う
際における条件式操作システムとウィンドウ・マネージ
ャとの協働的動作を説明するための概念図である。
【図10】図10は、適用対象オブジェクトを条件式アイ
コン上にドロップした際の動作を説明するための概念図
である。
【図11】図11は、デスクトップ上でユーザが行いうる
マウスの基本操作を説明するための図であり、具体的に
は、あるフォルダから別のフォルダへアイコンを移動さ
せる動作を示す図である。
【図12】図12は、デスクトップ上でユーザが行いうる
マウスの基本操作を説明するための図であり、具体的に
は、複合的条件式の表示態様を示す図である。
【図13】図13は、デスクトップ上でユーザが行いうる
マウスの基本操作を説明するための図であり、具体的に
は、複合的条件式の作成を示す図である。
【図14】図14は、デスクトップ上でユーザが行いうる
マウスの基本操作を説明するための図であり、具体的に
は、複合的条件式の作成を示す図である。
【図15】図15は、コンピュータ・システムに組み込ま
れたファイル・システム内において階層的に編成されて
いたファイルの構成を示す図である。
【図16】図16は、階層的に編成されたファイルをデス
クトップ上に表示した一例を示す図である。
【図17】図17は、マウスのドラッグ&ドロップ操作に
よってアイコン化されたファイルをあるディレクトリか
ら別のディレクトリへと移動させる動作を示す図であ
る。
【図18】図18は、Office Vision/400のDOSオフィ
スで提供される文書検索ツールの画面表示を示す図であ
る。 10…コンピュータ・システム、11…CPUシステ
ム、12…データベース・システム、13…ディスプレ
イ、14…キーボード、15…マウス、16…オペレー
ティング・システム、17…ウィンドウ・マネージャ、
18…アプリケーション・プログラム、20…条件式操
作システム、30…条件式作成サブシステム、31…基
本的条件式作成・変更部、32…複合的条件式作成・変
更部、40…条件式編集・蓄積サブシステム、50…条
件式適用サブシステム、51…基本的条件式適用部、5
2…複合的条件式適用部、53…フォルダ操作部、91
…メニュー表示・選択部、92…ドラッグ&ドロップ通
知部、93…フォルダ表示部、94…アイコン表示部、
95…パネル表示部、96…フォルダ内容列挙部。
フロントページの続き (72)発明者 吉田 洋一 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本 アイ・ビー・エム株式会社 東京基礎研 究所内 (56)参考文献 特開 平6−325103(JP,A) 特開 平2−64868(JP,A) 特開 平6−89309(JP,A) 井上、横井、橋本“MediaNot e:データベースフロントエンドシステ ムの開発−GUIを用いたデータベース アクセスツールの検討について”OMR ON TECHNICS VOL.33, NO.2(1993−06−30)PP.166− 171.

Claims (6)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】CPUシステムと、ディスプレイと、コン
    ソール入力のためのキーボードと、座標値指示のための
    マウスと、1又はそれ以上のオブジェクトを記憶管理す
    る記憶装置を含み、前記CPUシステムの動作を制御す
    るオペレーティング・システムと、前記ディスプレイへ
    のオブジェクトの表示をサポートするウィンドウ・マネ
    ージャを搭載するコンピュータ・システム上で適用され
    るグラフィカル・ユーザ・インターフェースにおいて、 (a)記憶装置から所望のオブジェクトを検索するための
    条件式を作成するために、検索項目を含んだ不可分の基
    本的条件式を作成するための基本的条件式作成部と、1
    又はそれ以上の条件式の論理演算を形成する複合的条件
    式を作成するための複合的条件式作成部と、を含む条件
    式作成部と、 (b)作成された条件式を階層的に編成し蓄積するための
    条件式編成・蓄積部と、 (c)蓄積された条件式を記憶装置内の1又はそれ以上の
    オブジェクトに対して適用するために、基本的条件式を
    前記記憶装置内のオブジェクトに対して適用するための
    基本的条件式適用部と、複合的条件式を前記記憶装置内
    のオブジェクトに対して適用するための複合的条件式適
    用部とを含み、前記ウィンドウ・マネージャからのマウ
    スのドラッグ&ドロップ操作の通知に応じて動作する
    件式適用部と、 を具備することを特徴とするグラフィカル・ユーザ・イ
    ンターフェース。
  2. 【請求項2】前記条件式編成・蓄積部は、1又はそれ以
    上の条件式どうしを1又はそれ以上の論理演算によって
    組合せた形態で編成し且つ蓄積しておくものであり、前
    記基本的条件式作成部及び複合的条件式作成部で作成さ
    れた各条件式ごとに対応するデータ・ブロックを用意す
    ることを特徴とする請求項1に記載のグラフィカル・ユ
    ーザ・インターフェース。
  3. 【請求項3】前記条件式編成・蓄積部は、1又はそれ以
    上の条件式どうしを1又はそれ以上の論理演算によって
    組合せた形態で編成し且つ蓄積しておくものであり、第
    1の条件式(但し、第1の条件式は基本的条件式若しく
    は既に他の条件式を論理演算した複合的条件式)どうし
    の論理演算を形成するための第2の条件式(但し、第2
    の条件式は複合的条件式)を第1の条件式の直近上位の
    レベルに配置するように階層的に編成して蓄積すること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載のグラフィカ
    ル・ユーザ・インターフェース。
  4. 【請求項4】前記基本的条件式作成部及び複合的条件式
    作成部は、前記ウィンドウ・マネージャからマウスのド
    ラッグ&ドロップ操作の通知に応じて動作することを特
    徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載のグラ
    フィカル・ユーザ・インターフェース。
  5. 【請求項5】前記複合的条件式適用部は、前記条件式編
    成・蓄積部から下位の条件式を再帰的に呼び出し、基本
    的条件式を呼び出したときに前記基本的条件式適用部に
    適用を委ねることを特徴とする請求項3に記載のグラフ
    ィカル・ユーザ・インターフェース。
  6. 【請求項6】前記条件式作成部は、前記ウィンドウ・マ
    ネージャに対して各条件式をディスプレイに表示する指
    令を送ることを特徴とする請求項1に記載のグラフィカ
    ル・ユーザ・インターフェース。
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