JP2012242461A - 光走査装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】光源からの光束をリサージュ描画する際、駆動周波数によって軌跡が粗になったり、軌跡が経時変化したりするため動画を表示する際に解像度が低下する。
【解決手段】リサージュ描画を行う投影型表示装置において、走査線ができるだけ緻密な軌跡を描くように駆動周波数を設定し、高い解像度が得られる光走査装置を提供するため光束を射出する光源と、前記光束を第一、第二の周波数で略直交する二軸方向に走査する走査手段と、からなり、前記第一の周波数をfH、第二の周波数をfLとしたとき、これらfHおよびfLを複数の数式を用いて決定することを特徴とするものである。
【選択図】図1

Description

本発明はレーダや表示装置などに用いる光走査装置に関する。
投影型の表示装置などに用いられる光走査装置として、光源から射出される光束を反射させるためのミラー部と、このミラー部第一の枠体の内側に第一のトーションバーで支持してなる第一の可動部と、この第一の可動部を、第一のトーションバーに略直交するように、第二のトーションバーを第二の枠体の内側に支持してなる第二の可動部とを備え、これら第一、第二の可動部をクーロン力やローレンツ力、圧電による変位を印加させることにより、ミラー部を二軸周りに回動させるように構成したものがある。
なお、この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特許第2722314号公報
上記の駆動制御装置では、ミラー部の駆動効率を高めるためには、駆動周波数を各動作軸の共振周波数と合致させることが望ましい。しかしながら、実際の共振周波数は、製造工程での形状ばらつきや周囲の温度変化などの環境要因によって変動するため、これらの変動を考慮した駆動周波数の補正が必要となる。
本発明はこのような従来の課題を解決するものであり、共振駆動で特にリサージュ描画を行う光走査装置において、駆動効率を高めるとともに、光束が緻密な軌跡を描いて高い解像度が得られる光走査装置を提供することを目的としている。
光束を射出する光源と、前記光束を略直交する第一、第二の軸まわりに走査する光学反射素子と、この光学反射素子の駆動を制御するための制御部と、からなり、前記光学反射素子は、ミラー部と、このミラー部を第一の軸まわりに回動させる第一の駆動部と、からなる第一の駆動系と、前記第一の駆動系と、この第一の駆動系を前記第一の軸と略直交する第二の軸まわりに回動させる第二の駆動部と、からなる第二の駆動系と、を有し、前記第一の駆動系の共振周波数をfY、前記第二の駆動系の共振周波数をfXとしたとき、前記制御部において、以下の(数1)〜(数4)、または(数5)〜(数8)を用いてfHとfLとの関係式を算出した後、この関係式にfH=fYとしてfL´を求め、これらfHおよびfL´を前記第一の駆動部の駆動周波数並びに第二の駆動部の駆動周波数とするものである。
以上のように本発明によれば、所望のフレームレート内に、走査線ができるだけ緻密な軌跡を描くように駆動周波数を算出することができる。さらに駆動周波数の算出が簡便であるため、共振駆動を利用する場合において、高い駆動効率を維持できるように、共振周波数の固体差や外部環境による共振周波数の変動に値しても、都度、適切に駆動周波数を設定しなおすことができる。
本発明の一実施の形態における光走査装置の構成図 本発明の光走査装置が描く軌跡の一例を示す図 本発明の光走査装置に用いる光学反射素子の一例を示す斜視図 (a)本発明の光走査装置が描く軌跡の一例を示す描画図、(b)本発明の光走査装置が描く軌跡の一例を示す描画図 本発明の光走査装置の駆動条件を算出する計算式の導出過程を説明するための特性図 本発明の光走査装置の駆動条件を算出する計算式の導出過程を説明するための特性図 本発明の光走査装置の駆動条件を算出する計算式の導出過程を説明するための特性図 本発明の駆動周波数を決定する方法を説明する図 本発明の別の駆動周波数を決定する方法を説明する図 本発明に用いる第二の駆動系の共振周波数特性を説明する特性図
以下、本発明の実施の形態について図面を用いて説明する。
(全体構成の説明)
図1は、本発明の一実施の形態における光走査装置の構成図である。本発明の光走査装置は、大きくは光源1と、走査手段2から構成される。光源1は、用途に応じて適宜選択されたR(赤)、G(緑)、B(青)などの波長の光束を射出するLD(Laser Diode)、LED(Light Emitting Diode)などからなる発光素子で構成されている。この発光素子には、映像信号を生成する映像信号処理回路3と、光源1のビームの強度を変調するための駆動信号生成回路4が接続されている。
一方、走査手段2は、前述の光源1を直線や曲線、または平面上に走査するための走査素子5と、この走査素子5の駆動を制御するための制御部6とを少なくとも備えている。走査素子5は、例えば一軸や二軸の駆動部を備えたミラーデバイスなどの光学反射素子を選択する。この走査素子5は、駆動させる軸の数に応じた駆動系7と、この駆動系7の動作状態を検出するためのモニタ8を備えている。
制御部6は、走査素子5の駆動条件を演算し、実際の駆動信号を生成するものであり、演算部9と信号生成回路10とから構成されている。演算部9では、予めメモリ等に記憶させておいた走査素子5における駆動系7の共振周波数、フレームレートFr、各種定数(a,Nなど)及び請求項における(数1)〜(数4)、または(数5)〜(数8)の関係式とから、駆動系7を実際に駆動させるための駆動条件(周波数、振幅、位相)を演算し、その結果を信号生成回路10に出力する。本実施例では、走査素子として直交する二軸の駆動部を備えており、これら各駆動部に対応して信号生成回路を二系統(第一の信号生成回路および第二の信号生成回路)有する。
演算部9に記憶する駆動系7の共振周波数は、モニタ8の出力をもとに適宜記憶と更新を繰り返してもよい。走査素子5の駆動系7は、周囲温度の変化や光源による加熱、振動などの環境変化や、製造ばらつきによる共振周波数にズレが生じやすい。そのため、モニタ8により駆動系7の実際の共振周波数を常に測定し、その結果を演算部9にフィードバックして駆動条件を適宜更新することにより、環境変化に強く、緻密な軌跡が得られる光走査装置を実現することができる。
なお、このモニタ8からの信号は、光源1を制御する駆動信号生成回路4にも出力されており、走査素子5の実際の動作に合わせて、光源1のビームの強度も制御されている。なお、上記はモニタ8を走査素子5に直接設けた一例であるが、外部から走査素子5の動作を検出することが可能であれば、外部に設けてもよい。例えば、光束を直接検出するPD(Photo Diode)などの光素子やCCD(Charge Coupled Device)などの電荷結合素子を用いてもよい。
上記のように互いに略直交する二つの軸まわりに光束を正弦波で走査することにより、本発明の光走査装置の光束は、図2に示すリサージュ模様を描く。リサージュ模様は、正弦波の周波数に大きく依存し、フレームレートの時間内に描かれる光束の軌跡や粗密はさまざまに変化する。本発明の光走査装置を投影型の表示装置に適用した場合、駆動条件により、所望の解像度が得られず、ちらつきが大きくなる。本発明は、フレームレートを考慮して、光束の軌跡ができるだけ緻密になる高解像度の光走査装置を提供することにある。
(光学反射素子の説明)
次に本発明に用いる走査素子、特に光学反射素子の一実施の形態について説明する。
図3は、本発明の一実施の形態における光学反射素子の斜視図である。
図3に示す光学反射素子は、いわゆるミアンダ形の光学反射素子であり、中央部に光源からの光束を反射させるための反射部11と、この反射部11を第一の軸S1まわりに回動させる第一の駆動部12とから第一の駆動系を構成している。さらに、この第一の駆動系を含む第一の枠体13を、前記第一の軸S1と略直交する第二の軸S2まわりに回動させる第二の駆動部14とから第二の駆動系を構成している。
これら第一の駆動部12および第二の駆動部14は、一定の長さ毎にシリコンなどからなる梁を複数回折り返した、いわゆるミアンダ形状をしている。この梁上には、上下を電極で挟んだ圧電体が形成されている。これらの電極間に一定の周波数で電圧を印加することにより、第一の駆動系は第一の軸S1まわりに回動し、第二の駆動系は第二の軸S2まわりに回動する。また、各梁上に圧電体を複数独立して設けておくことで、第一、第二の駆動部12,14を動作させた際に生じる電荷を検出して、動作状態を検出するモニタ8(図1)として用いることが可能である。
ここで梁をミアンダ形状とするのは、圧電体の変位を重畳させることで変位量(本実施例の場合は回動角度)を大きくするものであり、実質的に梁を長くする効果を得るためである。上記の第一、第二の駆動部12,14は、実質的に走査素子5(図1)の駆動部に相当する。
上記の光学反射素子の駆動効率を高めるためには、各駆動系の共振周波数が重要となる。すなわち、駆動周波数と第一、第二の駆動系の共振周波数を合わせることで最大の駆動効率が得られる。
なお、図3は一つの素子で二軸駆動可能な光学反射素子の一例であるが、一軸駆動の二つの光学反射素子を、互いの軸が直交するように配置して光束を複数回反射させても同様の効果を得ることができる。
(数式の導出方法)
次に演算部において駆動周波数を計算するために用いる(数1)〜(数4)、(数5)〜(数8)(特許請求の範囲に記載の数式)の導出方法について説明する。
本発明の光走査装置とスクリーンを用いて投影型表示装置を構成する場合を説明する。スクリーン上の光束の径が十分小さい場合、投影画像の解像度は光束の軌跡(走査線)で決定する。上述したように、光学反射素子を走査素子として用いると、走査素子の反射部は、回動軸まわりに正弦波状に振動し、リサージュ模様を描く。直交する二軸を仮にX軸、Y軸とすると、それぞれの軸の光束の軌跡は、X座標、Y座標を時間tの関数として次式で表すことができる。
ここで、fLはX軸まわりの駆動周波数(図3の光学反射素子における第二の駆動系の駆動周波数に相当)を、fHはY軸まわりの駆動周波数(図3の光学反射素子における第一の駆動系の駆動周波数に相当)を、A、Bは振幅を、φ、ψは各軸の位相ずれである。上記で表される軌跡がスクリーン上を描画可能な領域が解像度の限界であり、1秒間に表示する画像枚数をフレームレートFrとすると、1/Fr秒に描画可能な領域が実質的な解像度となる。
一例を挙げると、fHを31530Hz、fLを1000Hzとしたとき、図4(a)に示すような軌跡となる。これはフレームレートを30fpsとした場合の1/30秒間に、800×480画素を有する描画エリアの82%程度しか描画することができない。fHはそのままで、fLを1020Hzとすると図4(b)に示すような軌跡となり、同じ1/30秒間に、800×480の描画エリアの98%を描画することができる。
このように、光束の軌跡は駆動周波数fL、fHと密接な関係があり、高解像度の画像を表示するためには、これらfL、fHを最適な値に設定する必要がある。特に走査素子の共振周波数近傍で駆動させる場合、製造等のバラつきで共振周波数にもバラつきが生じるため、それぞれの素子で適切な駆動周波数を設定する必要がある。なお、上記の例はX軸まわりに低い周波数で、Y軸まわりに高い周波数で駆動させているが、X軸、Y軸が入れ替わったとしても本質は変わらない。
((数1)〜(数4)の導出)
次に(数1)から(数4)の導出方法に関して説明する。
式1において、初期の位相差φ、ψを0とすると、画像の中で、光束の軌跡が、x=0、すなわちY軸上を通る時間は、x(t)=0であるから、次式で表される。
(ただし、n=0,1,2・・・)
nの上限はフレームレートFrで決まり、ガウス記号を用いて、次式で表される。
すなわち、軌跡がY軸を横切る時間tnは、次式で表すことができる。
(ただし、n=0,1,2,・・・,[2fL/Fr])
ここで、この時間におけるY軸との交点の位相θnを考えると、次式で表すことができる。
このとき、θnは2πを法として考える。(「2πを法とする」とは、2πで割ったときの余りとして考えることを表す。すなわちθn=3πの場合はπと考える)ここで、fH=NfL±f(Nは整数、0≦f<fL)とすると、θnは次式で表される。
となる。上記の式6は、Nが偶数のときは次式で表される。
Nが奇数のときは次の両式で表される。
ここで、高い解像度を実現する、すなわちスクリーン全体を偏りなく走査させるには、このθnが区間[0,2π]を均等に、かつ重複がないように分布することが望ましい。
そのためには、θnが区間[0,2π]を均等に、かつ重複がないように分布させる必要があり、その条件を以下のケースに分けて考える。
(ケース1)
まず、Nが奇数である場合を考える。このとき式8、式9にあるように、θ2qもθ2q+1も、qが1つ大きくなったときの増加分は、2πf/fLとなる。
ここで、θnの分布のさせ方として、「2qや2q+1がnmaxになるまでの間にθ2qやθ2q+1が区間[0,2π]をほぼ1周し、ある自然数Pに対してθ2P=πとなるようにする」ことを考える。θnはπf/fLの間隔で均等に分布させる。このときのθnの分布の様子を図5(a)に示す。θ2P=πであるから、次に示す両関係式が成り立つ。
「2qや2q+1がnmaxになるまでの間にθ2qやθ2q+1が区間[0,2π]をほぼ1周する」ためには、nmaxは4P−1,4P,4P+1,4P+2のいずれかである。いずれの場合においても、式3より次式が求められる。
である。式10と式8、およびθ2P=πから、θ2Pは次式となる。
したがって、f=fL/2Pとなり、fH=NfL±f(Nは整数、0≦f<fL)であるから、fHは次式で表される。
また、Nが偶数の場合は式7よりnが1つ大きくなったときの増加分はπf/fLである。式12とθ2P=πが満たされるようにすれば、Nが偶数の場合でも、同様にθnが区間[0,2π]を均等に、かつ重複がないように分布させることができる。この場合の分布の様子は図5(b)のようになる。
(ケース2)
まず、Nが奇数である場合を考える。このとき式8、式9にあるように、θ2qもθ2q+1も、qが1つ大きくなったときの増加分は、2πf/fLである。
θnの分布は、「2qや2q+1がnmaxになるまでの間に、θ2qやθ2q+1が区間[0,2π]をほぼ3周し、ある自然数Pに対してθ2Pがθ2P=π+2fπ/3fLを満たすようにする」ことを考える。θnはπf/3fLの間隔で均等に分布させる。この分布の仕方を図で表すと図6(a)のようになる。
ここで、θ2P=π+2fπ/3fLであるから、θ6P-2は次式で表すことができる。
同様に考えると、θnの分布は以下の関係式を満たす。
2qや2q+1がnmaxになるまでの間にθ2qやθ2q+1が区間[0,2π]をほぼ3周するためには、nmaxは12P−5,12P−4,…,12P+6のいずれかである。いずれの場合においても、式3より以下のように表すことができる。
式14と式8、およびθ2P=π+2fπ/3fLより、以下のように求めることができる。
したがってfは次式で求められる。
式16と、fH=NfL±f(Nは整数、0≦f<fL)より、fHは次式で求めることができる。
また、Nが偶数の場合は式7よりnが1つ大きくなったときの増加分はfπ/fLである。式14と、θ2P=π+2fπ/3fLが満たされるようにすれば、Nが偶数の場合であっても、同様にθnが区間[0,2π]を均等に、かつ重複がないように分布させることができる。この場合の分布の様子は図5(b)のようになる。
上記を一般化すると以下のように拡張できる。
式18が、ある正の整数Pに対して満たされるように設定できたとする。この場合Y軸との交点の位相は以下の式で表すことができる。
これは、2a+1回転するとθnがほぼ元に戻ることを意味する。式19〜式21よりPは以下のように求めることができる。
式6と式18よりfは以下のように求めることができる。
式22と式23、およびfH=NfL±f(Nは整数、0≦f<fL)からfHは次式で求めることができる。
(a=1,2,3,amax、b=±1,±2,・・・,±a)
ここで、aの最大値はP>0より、amaxは次式となる。
となる。特別な場合としてa=b=0であってもかまわない。
この式において、a=b=0としたものが上述した(ケース1)の場合であり、a=1、b=1としたものが(ケース2)の場合になる。
このとき、(2a+1)/((2a+1)P−b)は既約分数であることが望ましい。これは(2a+1)/((2a+1)P−b)が既約分数ではない場合にはθnに重複が発生し、高い解像度が得られないからである。
また、フレームレートFrの間に軌跡がY軸と交わる回数は、nmax+1である。このときのY軸との交点と、式24から求められるfL、fHの組合せによる軌跡がY軸と交わる交点とが互いに異なる場合の個数は、4(2a+1)−4bである。この4(2a+1)−4bとnmax+1との比は0.6以上となるのが望ましい。これは、0.6より小さくなるとθnの重複が大きくなるためである。
((数5)〜(数8)の導出)
次に(数5)〜(数8)の導出方法について説明する。
(ケース3)
Nが偶数の場合を考える。この場合、nが1つ大きくなったときの増加分はfπ/fLである。θnの分布のさせ方として、「nがnmaxになるまでの間にθnが区間[0,2π]をほぼ2周し、ある自然数Pに対してθ2Pがθ2P=π(1+f/2fL)を満たすようにする」ことを考える。θnはfπ/2fLの間隔で均等に分布させる。この分布の仕方を図で表すと図7のようになる。
このとき、例えばθ2Pとθ6P-1は同じ点で交わるが、Y軸との交わり方、すなわち傾きが異なるため、軌跡が十分スクリーン全体を網羅することができる。
そのときの位相θnの場合の、交点での傾きは、(−1)ncosθnであるから、θ2Pの場合、次式で求めることができる。
また、θ6P-1の場合、次式で求めることができる。
式26、式27より、両者は符号が反転しており、傾きが異なることが分かる。交点はすべて2以上の重複が発生するが、軌跡とY軸との交わり方が異なるため、軌跡は十分スクリーン全体を網羅し、描画することができる。Nが奇数の場合には、この傾きが同じになるため、望ましくない。
nがnmaxになるまでの間にθnが区間[0,2π]をほぼ2周するためには、nmaxは4P−3,4P−2,4P−1,4Pのいずれかである。いずれの場合においても、式3から、Pは次式で求められる。
ここで式7とθ2P=π(1+f/2fL)から、fは次式で求められる。
また、fH=NfL±f(Nは整数、0≦f<fL)より、fHは次式で求められる。
上記を一般化すると、以下のように拡張できる。
正の整数aを選び、bを−a、−a+1、・・・、a−1のいずれかとする。Y軸との交点の位相は次式となる。
上式31が、ある正の整数Pに対して満たされるように設定できたとすると、Y軸との交点の位相は次式のようになる。
これは、2a回転するとθnがほぼ元に戻ることを意味する。これら式32〜式34より、nmaxは4(2a)P−(4b+3),4(2a)P−(4b+2),・・・,のいずれかであり、Pは次式となる。
式31と式6より、fは次式で求めることができる。
式35と式36、およびfH=NfL±f(Nは整数、0≦f<fL)より、fHは次式で求められる。
(ただし、a=1,2,3,・・・,amax、b=−a,−a+1,・・・,a−1)
ここで、aの最大値amaxは、P>0より次式で求めることができる。
上述した(ケース3)はa=1、b=0とした場合となる。
このとき、式37の右項、すなわち、2a/(4aP−(2b+1))は既約分数であることが望ましい。これは、既約分数ではない場合には、θnに重複が発生し、高解像度の走査が実現できないためである。
また、フレームレートFrの間に軌跡がY軸と交わる回数は、nmax+1である。このときのY軸との交点と、式37から求められるfL、fHの組合せによる軌跡がY軸と交わる交点とが互いに異なる場合の個数は、8aP−4b−2である。この8aP−4b−2とnmax+1との比は0.6以上となるのが望ましい。これは、0.6より小さくなるとθnの重複が大きくなるためである。また、この(数5)〜(数8)を用いてfL、fHを求める場合は、Nは偶数を選択する。Nが奇数の場合は、軌跡とY軸との交点に対して傾きに偏りが生じることから、周辺部の解像度を劣化させるためである。
また、ここまでは走査線が描く軌跡のみを問題にしてきたが、表示装置などで映像を表示する場合には、時間的な偏り(フレームレート毎の軌跡の遷移)もできるだけ少ないほうが望ましい。時間的な偏りは、以下のように表現できる。
Y軸との交点の位相は式6などであらわされるが、sin(π−θ)=sinθであるから、これらは同じ交点となる。これらを同じとみなすと次の関係式となる。
ただし、−1≦θn *≦1である。
また、傾きは(−1)ncosθnであらわすことができる。20個の交点の位相θ1,θ2,・・・,θ20に対応するθ1 *,θ2 *,・・・,θ20 *を、
傾きが正であるもの{θu(1) *,θu(2) * ,・・・,θu(i) *
傾きが負であるもの{θd(1) *,θd(2) * ,・・・,θd(j) *
に分ける。ここで、i+j=20である。
いま、{θu(1) *,θu(2) * ,・・・,θu(i) *}、{θd(1) *,θd(2) * ,・・・,θd(j) *}を昇順に並べ替え、それぞれ、
{θU(1) *,θU(2) * ,・・・,θU(i) *}(θU(1) *U(2) *<・・・<θU(i) *)
{θD(1) *,θD(2) * ,・・・,θD(j) *}(θD(1) *D(2) *<・・・<θD(j) *)
とする。
それぞれの傾きの交点のうち、位相的な意味での最大間隔は次のようにあらわすことができる。
max{θU(1) *+1,θU(2) *U(1) *,θU(3) *U(2) *・・・,θU(i) *U(i-1) *,1-θU(i) *
max{θD(1) *+1,θD(2) *D(1) *,θD(3) *D(2) *・・・,θD(j) *D(j-1) *,1-θD(j) *
この値が、それぞれ0.4以下になるような周波数の組み合わせを選択すると、時間的な偏りが少なく、より望ましい。
(駆動周波数の決定方法)
上記が本願発明に用いる数式の導出方法である。以下、この数式を用いて走査素子5の駆動周波数を決定する方法について説明する。
本実施の形態では、図3に示した互いに略直交する二つの回動軸を有する光学反射素子を走査素子として用いる。上述したように、この光学反射素子は、中央部に光源からの光束を反射させるための反射部11と、この反射部11を第一の軸S1まわりに回動させる第一の駆動部12とから第一の駆動系を構成している。さらに、この第一の駆動系を含む第一の枠体13を、前記第一の軸S1と略直交する第二の軸S2まわりに回動させる第二の駆動部14とから第二の駆動系を構成している。
この第一の駆動系の共振周波数をfYとし、第二の駆動系の共振周波数をfXとし(fY>fX)、これら第一、第二の駆動系の共振周波数fY,fXを頂点として、その前後の周波数に対する振幅が略対称となる場合を考える。演算部9で、図8に示すように、横軸に第二の駆動系の駆動周波数fLを、縦軸に第一の駆動系の駆動周波数fHをとり、(数1)〜(数4)、または、(数5)〜(数8)と、定数a、N、Frなどから、fHとfLの関係式を求める。次に第一、第二のモニタ8から、実際にこれら第一、第二の駆動系を駆動させたときの共振周波数fYおよびfXと、予め演算部9の記憶部に記憶させていた参照値(事前のシミュレーション等により求めた値)と比較を行い、参照値との乖離が一定以下の場合は、参照値の駆動周波数で第一、第二の駆動系を駆動させる。この場合は、fH=fY、fL=fXとして光学反射素子を駆動させる。
また、第一、第二のモニタ8から得られた第一、第二の駆動系の実際の共振周波数fYおよびfXが参照値と一定以上乖離する場合は、上記で求めたfHとfLの関係式(1)から、以下の方法で駆動周波数を決定する。
第一、第二の駆動系の振幅を優先する場合、図3に示す光学反射素子は、第一、第二の駆動系のサイズが同程度で各軸の共振周波数が異なり、構造に起因するQ値から各軸を等しい電圧で駆動した場合、光学反射素子の振幅は低周波側であるfXよりも、高周波側のfYが小さくなる可能性があるため、高周波側の共振周波数fYはそのまま第一の駆動系の駆動周波数とし、低周波側のfXのみを図8に示すfHとfLの関係式から決定する。すなわち、fH=fYとして、fHとfLの関係式(1)から求められる新たなfL´を低速側の駆動周波数として決定するものである。このように補正することで、光束の軌跡が緻密で、光学反射素子の振幅を最大化する光走査装置を実現することができる。尚、低周波側の振幅は印加電圧を上げることで必要に応じて確保する。
次に、第一、第二の駆動系の効率を優先する場合、一方の駆動系の駆動周波数を共振周波数から乖離させることで、振幅が低下する。この低下分を補うために必要な駆動系の印加電圧が他方に比べ著しく上昇し、駆動系を構成する回路の規模が大きくなり、光学走査素子の駆動に関する効率が低下する可能性があるため、以下の方法で高周波側の駆動周波数fHおよび低周波側の駆動周波数fLの両方を算出する。まず初めに図9に示すよう(数1)〜(数4)、または、(数5)〜(数8)と、定数a、N、FrなどからfHとfLの関係式(1)を求める。次に第一、第二のモニタ8から、実際にこれら第一、第二の駆動系を駆動させたときの共振周波数fYおよびfXと、予め演算部9の記憶部に記憶させていた参照値(事前のシミュレーション等により求めた値)と比較を行い、参照値と一定以上乖離している場合、最小二乗法を用いて、これら共振周波数fYおよびfXに最も近い第一、第二の駆動系の駆動周波数fHとfLを関係式(1)から決定する。
詳しくは、横軸を第二の駆動系の駆動周波数fLとし、縦軸に第一の駆動系の駆動周波数fHとして関係式(1)を求める。次に第一、第二の駆動系の共振周波数fYおよびfXを、(fX,fY)としてプロットする。このプロットした座標(fX,fY)と最も近接する関係式(1)上の座標(fL´,fH´)を補正後の駆動周波数として求めるものである。すなわち、(fL−fX2+(fH−fY2が最小となる関係式(1)上の座標(fL´,fH´)を求め、第一、第二の駆動系の駆動周波数として決定するものである。このように補正することで、光束の軌跡が緻密で、駆動に関する回路規模が等しく、効率の高い光走査装置を実現することができる。
次に第一、第二の駆動系の共振周波数fY,fXを頂点として、その前後の周波数に対する振幅が非対称となる場合を考える。本実施の形態では、具体例として、図10に示すように、第二の駆動系の共振周波数fXを前後して、低周波側で振幅の変化率が急峻であり、逆に高周波側で、低周波側と比較して振幅の変化率が比較的なだらかな場合を考える。
上述した方法では、第一、第二のモニタ8で、対応する第一、第二の駆動系の実際の共振周波数を測定した後、関係式(1)を用いて少なくとも一方の駆動系の駆動周波数を算出する。このとき、関係式(1)と第一、第二の駆動系の実際の共振周波数(fX,fY)から、第一、第二の駆動系の駆動周波数(fL´,fH´)を求めるわけであるが、これら第一、第二の駆動部の駆動周波数(fL´,fH´)は、前記共振周波数の前後で比較して、周波数に対して振幅の変化率の小さい周波数側となるように決定するものである。例えば、図10では、共振周波数fXをさかいとして、低周波側よりも高周波側のほうが振幅の変化率が小さく、平坦であるため、fL´は共振周波数fXよりも高い周波数側となるように決定するものである。このようにすることで、共振周波数と算出した駆動周波数が乖離していても、光学反射素子の振幅の変化率がなだらかな領域で駆動することで、画面サイズ等に影響を及ぼすことなく安定した光学走査装置を実現することができる。
加えて、本発明の駆動方式は全て、網羅的に駆動周波数条件を探索するのではなく、一次線形の条件式へ周波数制御を実施しているため、緻密な光速の軌跡を実現する光学走査装置の計算効率が高いことは言うまでもない。
本発明の光走査装置は、高精度な光束の走査を実現できる効果を有し、レーダや投影型の表示装置などに有用である。
1 光源
2 走査手段
3 映像信号処理回路
4 駆動信号生成回路
5 走査素子
6 制御部
7 駆動系
8 モニタ
9 演算部
10 信号生成回路

Claims (4)

  1. 光束を射出する光源と、
    前記光束を略直交する第一、第二の軸まわりに走査する光学反射素子と、
    この光学反射素子の駆動を制御するための制御部と、からなり、
    前記光学反射素子は、
    ミラー部と、
    このミラー部を第一の軸まわりに回動させる第一の駆動部と、からなる第一の駆動系と、
    前記第一の駆動系と、この第一の駆動系を前記第一の軸と略直交する第二の軸まわりに回動させる第二の駆動部と、からなる第二の駆動系と、を有し、
    前記第一の駆動系の共振周波数をfY
    前記第二の駆動系の共振周波数をfXとしたとき、
    前記制御部において、以下の(数1)〜(数4)、または(数5)〜(数8)を用いてfHとfLとの関係式を算出した後、この関係式にfH=fYとしてfL´を求め、これらfHおよびfL´を前記第一の駆動部の駆動周波数並びに第二の駆動部の駆動周波数とすることを特徴とした光走査装置;
    ただし、
    aはamaxを最大値とする任意の整数であり、
    Nは正の整数であり、
    Frはフレームレートであり、
    [ ]はガウス記号をあらわし、
    ただし、
    aはamaxを最大値とする任意の整数であり、
    bは−a〜a−1の範囲の整数であり、
    Nは正の偶数であり、
    Frはフレームレートであり、
    [ ]はガウス記号をあらわす。
  2. 第二の駆動部の駆動周波数fLは、第二の駆動系の共振周波数fXより高いことを特徴とした請求項1に記載の光走査装置。
  3. 光束を射出する光源と、
    前記光束を略直交する第一、第二の軸まわりに走査する光学反射素子と、
    この光学反射素子の駆動を制御するための制御部と、からなり、
    前記光学反射素子は、
    ミラー部と、
    このミラー部を第一の軸まわりに回動させる第一の駆動部と、からなる第一の駆動系と、
    前記第一の駆動系と、この第一の駆動系を前記第一の軸と略直交する第二の軸まわりに回動させる第二の駆動部と、からなる第二の駆動系と、を有し、
    前記第一の駆動系の共振周波数をfY
    前記第二の駆動系の共振周波数をfXとしたとき、
    前記制御部において、以下の(数1)〜(数4)、または(数5)〜(数8)を用いてfHとfLとの関係式を算出した後、最小二乗法で求められる前記共振周波数(fX,fY)と前記関係式との交点(fL´,fH´)を求め、これらfH´およびfL´を前記第一の駆動部の駆動周波数並びに第二の駆動部の駆動周波数とすることを特徴とした光走査装置;
    ただし、
    aはamaxを最大値とする任意の整数であり、
    Nは正の整数であり、
    Frはフレームレートであり、
    [ ]はガウス記号をあらわし、
    ただし、
    aはamaxを最大値とする任意の整数であり、
    bは−a〜a−1の範囲の整数であり、
    Nは正の偶数であり、
    Frはフレームレートであり、
    [ ]はガウス記号をあらわす。
  4. 第一の駆動系の共振周波数fY、または第二の駆動系の共振周波数fXが、これら共振周波数の前後で振幅が非対称である場合、第一、第二の駆動部の駆動周波数(fL´,fH´)は、前記共振周波数の前後で比較して、周波数に対する振幅の変化率が小さくなる周波数側とすることを特徴とした請求項1または請求項3のいずれかに記載の光走査装置。
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