JP2016071232A - 光学デバイスおよび画像表示装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像の劣化を低減することのできる光学デバイス、および、かかる光学デバイスを備えた画像表示装置を提供する。
【解決手段】光学デバイス2は、ガラス板21と、ガラス板21を支持する可動部22と、可動部22を揺動可能に支持する軸部24a、234bと、可動部22を揺動させる駆動機構25と、を有し、可動部22の揺動軌跡STの波形および可動部22を揺動させるための駆動信号DSの波形は、それぞれ、台形波であり、駆動信号DSの平坦部分DS1、DS3の持続時間が、可動部22の揺動軌跡Tの平坦部分ST1、ST3の持続時間よりも短い。
【選択図】図6

Description

本発明は、光学デバイスおよび画像表示装置に関するものである。
従来から、液晶パネル等の光変調装置の解像度よりも投射される画像の解像度を高くするために、光変調装置から出射された映像光の軸をずらす技術が知られている。また、映像光の軸をずらす装置として、特許文献1に記載の光路制御装置が知られている。特許文献1に記載の光路制御装置は、ガラス板と、ガラス板を保持する可動部と、可動部を支持する支持部と、可動部と支持部とを接続する1対の板バネとを有し、板バネを回動軸として保持部材を回動させることでガラス板の姿勢を変化させることにより、ガラス板に入射した光(映像光)を屈折させ、軸をずらしている。また、特許文献1に記載の光路制御装置では、保持部材の不要振動を抑えるために、駆動信号に工夫を凝らしており、具体的には、所定時間持続される最大値と同じく所定時間持続される最小値の間を正弦波で接続したような波形としている。
特開2011−158589号公報
しかしながら、このような駆動信号を用いると、不要振動とは異なる要因によって、表示される画像が悪化するという問題がある。具体的には、第1に、より鮮明な画像を表示するためには、単位周期中の前記最大値および前記最小値の維持時間をより長くする必要があるが、特許文献1の駆動信号では、最大値と最小値とを正弦波で結んでいるため、単位周期中の前記最大値および前記最小値の維持時間が短くなってしまう。第2に、最大値と最小値とを接続する正弦波によって、可動部が一旦(一瞬)逆側に振れるため、映像光がぶれてしまう。このような第1、第2の理由によって、表示画像が悪化する。
本発明の目的は、画像の劣化を低減することのできる光学デバイス、および、かかる光学デバイスを備えた画像表示装置を提供することにある。
このような目的は、下記の発明により達成される。
本発明の光学デバイスは、光が入射する光入射面を有する光学部と、
前記光学部を支持する可動部と、
前記可動部を揺動可能に支持する軸部と、
前記可動部を揺動させるアクチュエーターと、を有し、
前記可動部の所定箇所における揺動時の軌跡の波形および前記可動部を揺動させるために前記アクチュエーターに印加する駆動信号の波形は、それぞれ、台形波であり、
前記駆動信号である前記台形波の平坦部分の持続時間が、前記可動部の揺動軌跡である前記台形波の平坦部分の持続時間よりも短いことを特徴とする。
これにより、画像の劣化を低減することのできる光学デバイスを提供することができる。
本発明の光学デバイスでは、前記駆動信号の周波数成分は、正弦波の基本周波数と奇数次高調波からなることが好ましい。
これにより、駆動信号の生成が容易となる。
本発明の光学デバイスでは、前記基本周波数と前記奇数次高調波の割合を変更することで、前記駆動信号の前記平坦部分の持続時間を変更することが好ましい。
これにより、簡単に、平坦部分の持続時間を調整することができる。
本発明の光学デバイスでは、前記駆動信号に含まれる周波数成分は、前記可動部を揺動させる振動系の共振周波数と異なっていることが好ましい。
これにより、可動部を非共振駆動で揺動させることができる。
本発明の光学デバイスでは、前記振動系の共振周波数のうち可動部を揺動させるねじり共振周波数が、前記駆動信号の周波数成分の前記基本周波数と5次の前記奇数次高調波との間に位置していることが好ましい。
これにより、不要振動を抑えつつ、効率的に可動部を揺動させることができる。
本発明の光学デバイスでは、前記アクチュエーターは、電磁駆動のアクチュエーターであることが好ましい。
これにより、十分な力で可動部を揺動させることができる。
本発明の光学デバイスでは、前記アクチュエーターは、永久磁石と、前記永久磁石に作用する磁界を発生させるコイルと、を有し、
前記永久磁石および前記コイルのうちの一方が前記可動部に設けられ、他方が前記一方と対向して設けられていることが好ましい。
これにより、アクチュエーターの構成が簡単なものとなる。
本発明の光学デバイスでは、前記光学部は、光透過性を有していることが好ましい。
これにより、光学部の姿勢を変化させることで、光学部を通過する光の軸を変化させることができる。
本発明の光学デバイスでは、前記可動部および前記軸部は、樹脂材料を含んでいることが好ましい。
これにより、環境温度に対する可動部の揺動軌跡の変化を抑えることができる。
本発明の画像表示装置は、本発明の光学デバイスを備えることを特徴とする。
これにより、画像の劣化を低減することのできる画像表示装置を提供することができる。
本発明の画像表示装置では、前記光学デバイスで光を空間変調させることにより、前記光の照射によって表示される画素の位置をずらすように構成されていることが好ましい。
これにより、見かけの画素を増加することができ、画像の高解像度化が図られる。
本発明の好適な実施形態に係る画像表示装置の光学的な構成を示す図である。 映像光をシフトさせた様子を示す図である。 図1に示す画像表示装置の電気的な構成を示すブロック図である。 図1に示す画像表示装置が有する光路偏向素子の斜視図である。 図4中のA−A線断面図およびB−B線断面図である。 図4に示す光路偏向素子の駆動を説明するための斜視図である。 駆動信号と可動部の揺動軌跡との関係を示す図である。 光路偏向素子の共振周波数と駆動信号との関係を示すグラフである。
以下、本発明の光学デバイスおよび画像表示装置について添付図面に示す各実施形態に基づいて詳細に説明する。
≪第1実施形態≫
図1は、本発明の好適な実施形態に係る画像表示装置の光学的な構成を示す図である。図2は、映像光をシフトさせた様子を示す図である。図3は、図1に示す画像表示装置の電気的な構成を示すブロック図である。図4は、図1に示す画像表示装置が有する光路偏向素子の斜視図である。図5は、図4中のA−A線断面図およびB−B線断面図である。図6は、図4に示す光路偏向素子の駆動を説明するための斜視図である。図7は、駆動信号と可動部の揺動軌跡との関係を示す図である。図8は、光路偏向素子の共振周波数と駆動信号との関係を示すグラフである。
なお、図4および図5では、説明の便宜上、互いに直交する3軸として、x軸、y軸およびz軸を図示しており、その図示した矢印の先端側を「+側」、基端側を「−側」とする。また、以下では、x軸に平行な方向を「x軸方向」とも言い、y軸に平行な方向を「y軸方向」とも言い、z軸に平行な方向を「z軸方向」とも言い、+z側を「上」、−z側を「下」とも言う。
1.プロジェクター
図1に示すプロジェクター1は、所謂「液晶プロジェクター」であり、図1に示すように、光源102と、ミラー104a、104b、104cと、ダイクロイックミラー106a、106bと、液晶表示素子108R、108G、108Bと、ダイクロイックプリズム110と、光路偏向素子(光学デバイス)2と、投射レンズ系112と、を備えている。
光源102としては、例えば、ハロゲンランプ、水銀ランプ、発光ダイオード(LED)等が挙げられる。また、この光源102としては、白色光が出射するものが用いられる。そして、光源102から出射された光は、まず、ダイクロイックミラー106aによって赤色光(R)とその他の光とに分離される。赤色光は、ミラー104aで反射された後、液晶表示素子108Rに入射し、その他の光は、ダイクロイックミラー106bによってさらに緑色光(G)と青色光(B)とに分離される。そして、緑色光は、液晶表示素子108Gに入射し、青色光は、ミラー104b、104cで反射された後、液晶表示素子108Bに入射する。
液晶表示素子108R、108G、108Bは、それぞれ、空間光変調器として用いられる。これらの液晶表示素子108R、108G、108Bは、それぞれR、G、Bの原色に対応する透過型の空間光変調器であり、例えば縦1080行、横1920列のマトリクス状に配列した画素を備えている。各画素では、入射光に対する透過光の光量が調整され、各液晶表示素子108R、108G、108Bにおいて全画素の光量分布が協調制御される。このような液晶表示素子108R、108G、108Bによってそれぞれ空間的に変調された光は、ダイクロイックプリズム110で合成され、ダイクロイックプリズム110からフルカラーの映像光LLが出射される。そして、出射された映像光LLは、投射レンズ系112によって拡大されてスクリーン8に投射される。
ここで、プロジェクター1は、ダイクロイックプリズム110と投射レンズ系112との間に光路偏向素子2を有しており、光路偏向素子2によって映像光LLの光軸をシフトさせること(所謂「画素ずらし」を行うこと)で、液晶表示素子108R、108G、108Bの解像度よりも高い解像度(液晶表示素子108R、108G、108Bがフルハイビジョンであれば4K)の画像をスクリーン8に投射できるようになっている。この原理について図2を用いて簡単に説明する。光路偏向素子2は、映像光LLを透過させるガラス板21を有しており、このガラス板21の姿勢を変更することで、映像光LLの光軸をシフトさせることができる。そして、プロジェクター1は、このような光軸のシフトを利用して、映像光LLの光軸を一方側にシフトさせた場合の画像表示位置P1と、映像光LLの光軸を他方側にシフトさせた場合の画像表示位置P2とが斜め方向(図2中の矢印方向)にかつ半画素分(すなわち、画素Pxの半分)ずれるように構成され、画像表示位置P1、P2に交互に画像を表示することにより、見かけ上の画素が増加し、スクリーン8に投影される画像の高解像度化を図っている。なお、画像表示位置P1、P2のずれ量としては、半画素分に限定されず、画素Pxの1/4であってもよいし、1/8であってもよい。
以上のような構成のプロジェクター1は、前述した光路偏向素子2や各液晶表示素子108R、108G、108Bに加え、図3に示すように、制御回路120と画像信号処理回路122とを備えている。制御回路120は、液晶表示素子108R、108G、108Bに対するデータ信号の書き込み動作、光路偏向素子2における光路偏向動作、画像信号処理回路122におけるデータ信号の発生動作等を制御する。一方、画像信号処理回路122は、図示しない外部装置から供給される画像信号VidをR、G、Bの3原色ごとに分離するとともに、それぞれの液晶表示素子108R、108G、108Bの動作に適したデータ信号Rv、Gv、Bvに変換する。そして、変換されたデータ信号Rv、Gv、Bvは、それぞれ液晶表示素子108R、108G、108Bに供給され、それに基づいて液晶表示素子108R、108G、108Bが動作する。
2.光路偏向素子
次に、前述したプロジェクター1に組み込まれた光路偏向素子2について詳細に説明する。
光路偏向素子2は、図4および図5に示すように、光透過性を有し、映像光LLを偏向させるガラス板(光学部)21が設けられた可動部22と、可動部22の周囲に設けられた枠状の支持部23と、可動部22と支持部23と連結し、可動部22を支持部23に対して揺動(回動)可能に支持する軸部24a、24bと、支持部23に対して可動部22を揺動させる駆動機構(アクチュエーター)25と、を有している。このような構成の光路偏向素子2は、例えば、+z側がダイクロイックプリズム110側、−z側が投射レンズ系112側を向くようにプロジェクター1内に配置されている。
可動部22は、平板状をなし、その中央部に貫通孔221を有している。そして、この貫通孔221にガラス板21が嵌め込まれており、ガラス板21は、例えば、接着剤等によって可動部22に接着されている。なお、貫通孔221は、その周面に段差を有し、この段差でガラス板21を受け止めている。これにより、可動部22へのガラス板21の配置が簡単となる。
ガラス板21は、略長方形の平面視形状を有し、その長手方向がx軸方向とほぼ平行になるように配置されている。このガラス板21は、その姿勢が変化することで、すなわち映像光LLの入射角度が変化することで、入射した映像光LLを屈折させつつ透過させることができる。したがって、目的とする入射角度になるように、ガラス板21の姿勢を変化させることにより、映像光LLの偏向方向や偏向量を制御することができる。このようなガラス板21の大きさは、ダイクロイックプリズム110から出射する映像光LLを透過させることができるように適宜設定される。また、ガラス板21は、実質的に無色透明であることが好ましい。また、ガラス板21の映像光LLの入射面及び出射面には反射防止膜が形成されていてもよい。
なお、ガラス板21の構成材料としては、特に限定されないが、例えば、白板ガラス、ホウケイ酸ガラス、石英ガラスのような各種ガラス材料を用いることができる。また、本実施形態では、光学部としてガラス板21を用いているが、光学部は、光透過性を有する材料で構成されたものであれば特に限定されず、例えば、水晶、サファイアのような各種結晶材料、ポリカーボネート系樹脂、アクリル系樹脂のような各種樹脂材料等で構成されたものであってもよい。ただし、光学部としては、本実施形態のようにガラス板21を用いることが好ましく、これにより、光学部の剛性を特に大きくすることができるので、光学部において偏向される光の偏向ムラを特に抑制することができる。
このようなガラス板21が支持された可動部22の周囲には枠状の支持部23が設けられており、可動部22と支持部23とが軸部24a、24bによって連結されている。軸部24a、24bは、平面視で、x軸方向およびy軸方向にずれて位置し、可動部22の揺動軸Jを形成している。これにより、可動部22は、x軸およびy軸の両軸に対して約45°傾斜した揺動軸Jまわりに揺動し、この揺動と共にガラス板21の姿勢が変化する。特に、光路偏向素子2では、平面視で、軸部24a、24bがガラス板21の中心に対して点対称に配置されているため、可動部22(ガラス板21)の揺動バランスが良好となる。
以上のような可動部22、支持部23および軸部24a、24bは、一体に構成(一体形成)されている。これにより、支持部23と軸部24a、24bとの境界部分や、軸部24a、24bと可動部22との境界部分における耐衝撃性や長期耐久性を高くすることができる。
また、可動部22、支持部23および軸部24a、24bは、ガラス板21の構成材料よりもヤング率が小さい材料で構成されている。これらの構成材料としては、樹脂を含むことが好ましく、樹脂を主成分とすることがより好ましい。これにより、可動部22の揺動に伴って発生する応力がガラス板21自体の不要な振動に繋がるのを効果的に抑えることができる。また、ヤング率が比較的小さい可動部22でガラス板21の側面を囲うことができ、ガラス板21の姿勢を変更する際に、ガラス板21に生じる応力を小さく抑え、応力分布に伴ってガラス板21に発生する不要な振動を小さく抑えることができる。その結果、ガラス板21によって偏向される画像が、意図しない方向に偏向されてしまうのを防止することができる。また、環境温度に対する可動部22の揺動軌跡の変化を抑えることができる。
かかる樹脂としては、特に限定されず、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、シリコーン、ポリアセタール、ポリアミド、ポリカーボネート、ポリフェニレンエーテル、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリアリレート、ポリサルフォン、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンスルファイド、ポリエーテルエーテルケトン、ポリイミド、ポリエーテルイミド、フッ素樹脂等が挙げられ、これらのうちの少なくとも1種を含むものが用いられる。
次に、可動部22を揺動させる駆動機構25について説明する。駆動機構25は、永久磁石251と、コイル252と、コイル252に交番電圧である駆動信号DSを印加することでコイル252から永久磁石251に作用する磁界を発生させる電圧印加部253とを有する電磁アクチュエーターである。駆動機構25として電磁アクチュエーターを用いることで、可動部22を揺動させるのに十分な力を発生させることができるため、可動部22をスムーズに揺動させることができる。
永久磁石251は、可動部22の縁部に設けられており、y軸方向に沿った長手形状をなしている。また、永久磁石251は、z軸方向(可動部22の厚さ方向)に磁化している。このような永久磁石251としては、特に限定されず、例えば、ネオジム磁石、フェライト磁石、サマリウムコバルト磁石、アルニコ磁石等を用いることができる。
一方、コイル252は、永久磁石251とz軸方向に対向するように、保持部材26を介して支持部23に固定されている。また、コイル252は、筒状の空芯コイルであって、その内側に永久磁石251の一部が挿入されている。これにより、コイル252から発生する磁界を効率的に永久磁石に作用させることができる。また、光路偏向素子2の低背化を図ることができる。なお、永久磁石251とコイル252は、所定のギャップを介して配置されてもよく、この場合には、コイル252は中心付近まで配線が巻かれていてもよい。
なお、コイル252の配置としては、永久磁石251に磁界を作用させることができれば、特に限定されない。また、本実施形態では、可動部22に永久磁石251を配置した所謂「ムービングマグネット型」の駆動機構25となっているが、永久磁石251とコイル252の配置を逆にしてもよい。すなわち、可動部22にコイル252を配置した所謂「ムービングコイル型」の駆動機構25であってもよい。ただし、本実施形態のような「ムービングマグネット型」の駆動機構25とすることで、通電による発生するコイル252の熱が可動部22やガラス板21に伝わり難く、熱による振動特性の変化(共振周波数の変化)や、ガラス板21の撓み等を効果的に抑えることができる。
このような構成の駆動機構25は、次のようにして可動部22を揺動させる。電圧印加部253からコイル252に駆動信号DSが印加されていない場合、可動部22は、実質的にxy平面と平行となっている。そして、電圧印加部253からコイル252に駆動信号DSが印加されると、図6(a)に示す状態と、同図(b)に示す状態とを繰り返すように、可動部22が支持部23に対して揺動軸Jまわりに揺動(回動)する。そして、このような可動部22の揺動によって、映像光LLの光軸がシフトされ、画像表示位置P1、P2に交互に画像が表示される。よって、見かけ上の画素が増加し、画像の高解像度化が図られる(図2参照)。
次に、図6に基づいて、電圧印加部253からコイル252に印加される駆動信号DSと、コイル252に駆動信号DSを印加した際の可動部22の揺動軌跡STと、について詳細に説明する。
駆動信号DSは、図7に示すように、台形波である。すなわち、駆動信号DSは、(+)側に位置し、電圧値がほぼ一定に持続された平坦部分DS1と、(−)側に位置し、電圧値がほぼ一定に持続された平坦部分DS3と、平坦部分DS1の終わりと平坦部分DS3の始まりを繋ぎ、電圧値が連続的に漸減する漸減部分DS2と、平坦部分DS3の終わりと平坦部分DS1の始まりを繋ぎ、電圧値が連続的に漸増する漸増部分DS4と、で1周期を構成する波形となっている。なお、駆動信号DSの周波数としては、プロジェクター1のフレームレート(1秒当たりの画像数)によっても異なるが、例えば、フレームレートが120fpsである場合に、60Hzとすることができる。これにより、連続する画像(1コマ分の映像光LL)が画像表示位置P1、P2に交互に表示され、前述した画素ずらしの効果をより確実に発揮することができる。
ここで、現実的には、平坦部分DS1、DS3での電圧値を完全に一定に持続することは困難であり、平坦部分DS1、DS3内に電圧値の揺らぎが存在する場合がある。そこで、本願明細書では、平坦部分DS1を電圧の最大値Vmaxから5%以内に収まっている部分と定義し、平坦部分DS3を電圧の最小値Vminから5%以内に収まっている部分と定義してもよい。すなわち、本願明細書では、0.95Vmax〜Vmaxの範囲を平坦部分DS1と定義し、0.95Vmin〜Vminの範囲を平坦部分DS3と定義してもよい。
また、台形波である駆動信号DSは、正弦波の基本波と奇数次高調波との周波数成分からなる。すなわち、駆動信号DSは、下記の台形波の式(1)で示され、例えば60Hzである基本波sin(x)に、180Hzである3次高調波sin(3x)、300Hzである5次高調波sin(5x)、420Hzである7次高調波sin(7x)、…、を周波数成分として有する。台形波の漸減部分DS2および漸増部分DS4の時間を調整することで、式(1)における各奇数次高調波の係数a、b、c、…、を変更することができる。
Figure 2016071232
ここで、駆動信号内の各周波数成分に対する振動子である可動部の応答について説明する。基本周波数及び低次の高調波、例えば7次以下の高調波に対して、振動子はそれぞれ正弦波で応答するが、高調波の次数が大きくなるにつれて、振動子の動作が追い付かなくなる。また、振動子の共振周波数に近い駆動信号内の周波数成分に対しては、大きな正弦波運動を生じる。
従って、振動子が応答可能な駆動信号内の各周波数成分に対する、振動子の応答の和が台形波になるように、駆動信号内の各周波数成分の係数を調整する。つまり、台形波の駆動信号における漸減部分DS2及び漸増部分DS4の時間を調整する。なお、振動子の応答の和が台形波になるときには、振動子の応答についても式(1)と同様の形で示すことができる。
例えば、振動子が7次までの高調波に応答可能な場合、振動子の各周波数成分に対する応答の和をF(x)とすると、式(1)の台形波の式に基づいて式(2)となるように各高調波成分の係数を調整することによって、振動子は台形波で動作することができる。
Figure 2016071232
また、図8に示すように光路偏向素子2の共振周波数は、駆動信号DSの周波数成分と異なっていることが好ましい。ここで、光路偏向素子2の共振周波数とは、具体的には、ガラス板21を含む可動部22と、軸部24a、24bと、可動部22に設けられた永久磁石251とで構成される振動系20のねじり共振(第1の共振モード)の共振周波数、振動系20に支持部23を加えた振動系200の面内動作の共振(第2の共振モード)の共振周波数、振動系200の面外上下動作の共振(第3の共振モード)の共振周波数を言う。このように、光路偏向素子2の共振周波数を駆動信号内の周波数成分と異なるように設定することで、光路偏向素子2の不要振動を抑えて、ガラス板21の挙動を後述するような台形波に制御し易くなる。なお、図8に示す例では、全ての共振モードについての共振周波数と駆動信号内の周波数成分とを異なるように設定しているが、各共振モードの共振時のゲインのレベルによっては、必ずしも全ての共振周波数をずらして設定する必要はない。通常ねじり振動子においては、ねじり共振時のゲインのレベルが高いため、少なくともねじり共振の共振周波数f0を駆動信号内の周波数成分とずらして設定すればよい。なお、図8の共振周波数は一例であって、光路偏向素子2の設計によって、各共振モードの周波数や共振ゲインの関係は異なる。
また、光路偏向素子2のねじり共振の共振周波数f0は、駆動信号DSを生成する基本波と3次高調波の間、または、3次高調波と5次高調波の間に位置していることが好ましい。これにより、可動部22の挙動に共振が重畳され難くなり、よって、可動部22の不要振動が抑えられ、より安定した駆動(可動部22の揺動)を行うことができる。また、光路偏向素子2の過度な大型化を阻止することができると共に、軸部24a、24bを十分柔らかくすることができるので、可動部22を揺動させるのに必要なエネルギーを小さく抑えることができ、可動部22をより効率的に揺動することができる。また、このような2つの範囲のうちでも、図8に示すように、3次高調波と5次高調波の間に位置していることが特に好ましい。これにより、可動部22の不要振動がより抑えられる。
なお、ねじり共振の共振周波数f0は、基本波と3次高調波の間に位置する場合、基本波および3次高調波の双方から十分に離間していることが好ましい。これにより、可動部22の挙動に共振がより重畳され難くなり、上記効果をより顕著に発揮することができる。ここで、前記「十分に離間している」とは、特に限定されないが、例えば、基本波と3次高調波の双方から10Hz以上離間していることが好ましく、30Hz以上離間していることが好ましい。同様に、共振周波数f0が3次高調波と5次高調波の間に位置する場合も同様である。
以上のような駆動信号DSをコイル252に印加したときの可動部22の揺動軌跡(揺動時の軌跡)を図7に示す。なお、可動部22の揺動軌跡とは、可動部22の所定箇所(揺動軸Jから離間している箇所)の揺動時の振幅を時間軸に記録したものである。図6に示すように、可動部22の揺動軌跡STは、駆動信号DSに対応した台形波(同じ周波数の台形波)となっている。すなわち、揺動軌跡STは、揺動軸Jに対して一方側に傾斜し、その姿勢がほぼ一定に持続された平坦部分ST1と、揺動軸Jに対して他方側に傾斜し、その姿勢がほぼ一定に持続された平坦部分ST3と、平坦部分ST1の終わりと平坦部分ST3の始まりを繋ぎ、揺動軸Jまわりに揺動する変位部分ST2と、平坦部分ST3の終わりと平坦部分ST1の始まりを繋ぎ、揺動軸Jまわりに揺動する変位部分ST4と、で1周期を構成する波形となっている。そして、プロジェクター1では、可動部22の姿勢が平坦部分ST1の時に映像光LLが画像表示位置P1に表示され、平坦部分ST3の時に映像光LLが画像表示位置P2に表示されるようになっている。そのため、可動部22の揺動軌跡STを台形波とすることで、画像表示位置P1、P2により長い間、映像光LLを照射することができるので、より鮮明な画像を表示することができる。
ここで、現実的には、平坦部分ST1、ST3において、可動部22の姿勢を完全に一定に持続させることは困難であり、多少の姿勢変化が生じてしまう場合がある。そのため、本願明細書では平坦部分ST1、ST3をそれぞれ可動部22の揺動軌跡STの振幅の5%以内に収まっている部分と定義することができる。すなわち、平坦部分ST1は、揺動軸Jに対して一方側に最も傾いた傾斜角から5%以内の部分と定義することができ、同様に、平坦部分ST3は、揺動軸Jに対して他方側に最も傾いた傾斜角から5%以内の部分と定義することができる。
また、鮮明な画像を表示するためには、1周期中の平坦部分ST1、ST3の時間割合をなるべく高くすることが好ましい。言い換えると、1周期中の変位部分ST2、ST4の時間割合を小さくすることが好ましい。例えば、可動部22の揺動軌跡STの周波数が60Hz(1周期が1/60s)である場合、変位部分ST2、ST4の時間は、それぞれ、4ms以下程度であることが好ましい。これにより、鮮明な画像を表示することができる。
また、光路偏向素子2では、駆動信号DSの平坦部分DS1の持続時間TDS1が、可動部22の揺動軌跡STの平坦部分ST1の持続時間TST1よりも短く、同様に、駆動信号DSの平坦部分DS3の持続時間TDS3が、可動部22の揺動軌跡STの平坦部分ST3の持続時間TST3よりも短くなっている。このような関係を満足することで、1周期中の平坦部分ST1、ST3の時間割合(時間占有率)をより高くすることができ、優れた画像表示特性を発揮することができる。また、揺動軌跡STの波形をより容易に駆動信号DSの波形に対応させることができるため、可動部22の姿勢制御が容易となり、また、可動部22の不要振動を低減することができる。
以上、光路偏向素子2について説明した。このような光路偏向素子2によれば、台形波の駆動信号DSを印加するだけで可動部22の揺動軌跡STを台形波とすることができる。すなわち、可動部22の揺動軌跡STを台形波とするために、例えば、可動部22の揺動軌跡を検出するセンサーを用いたフィードバック制御等を行う必要がなく、装置構成がより簡単となる。したがって、装置の小型化や低コスト化等、様々なメリットを発揮することができる。
以上、本発明の光学デバイスおよび画像表示装置について、図示の実施形態に基づいて説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。例えば、本発明の光学デバイスおよび画像表示装置では、各部の構成は、同様の機能を有する任意の構成のものに置換することができ、また、他の任意の構成を付加することもできる。
また、前述した実施形態では、光学部として光透過性を有するガラス板を用いた構成について説明したが、光学部としては、光反射性を有するミラーであってもよい。このような場合には、本発明の光学デバイスを光走査用の光学デバイスや、光スイッチ、光アッテネーター等として利用可能となる。
また、前述した実施形態では、画像表示装置として、液晶プロジェクターについて説明したが、光走査用の光学デバイスを用いた光走査型のプロジェクターであってもよい。また、画像表示装置としては、プロジェクターに限定されず、その他、プリンター、スキャナー、ヘッドマウントディスプレイ(HMD)、ヘッドアップディスプレイ(HUD)等にも適用可能である。
1……プロジェクター
102……光源
104a、104b、104c……ミラー
106a、106b……ダイクロイックミラー
108B、108G、108R……液晶表示素子
110……ダイクロイックプリズム
112……投射レンズ系
120……制御回路
122……画像信号処理回路
2……光路偏向素子
20、200……振動系
21……ガラス板
22……可動部
221……貫通孔
23……支持部
24a、24b……軸部
25……駆動機構
251……永久磁石
252……コイル
253……電圧印加部
26……保持部材
8……スクリーン
DS……駆動信号
DS1……平坦部分
DS2……漸減部分
DS3……平坦部分
DS4……漸増部分
J……揺動軸
LL……映像光
P1、P2……画像表示位置
Px……画素
Rv、Gv、Bv……データ信号
ST……揺動軌跡
ST1……平坦部分
ST2……変位部分
ST3……平坦部分
ST4……変位部分
DS1、TDS3、TST1、TST3……持続時間
Vid……画像信号

Claims (11)

  1. 光が入射する光入射面を有する光学部と、
    前記光学部を支持する可動部と、
    前記可動部を揺動可能に支持する軸部と、
    前記可動部を揺動させるアクチュエーターと、を有し、
    前記可動部の所定箇所における揺動時の軌跡の波形および前記可動部を揺動させるために前記アクチュエーターに印加する駆動信号の波形は、それぞれ、台形波であり、
    前記駆動信号である前記台形波の平坦部分の持続時間が、前記可動部の揺動軌跡である前記台形波の平坦部分の持続時間よりも短いことを特徴とする光学デバイス。
  2. 前記駆動信号の周波数成分は、正弦波の基本周波数と奇数次高調波からなる請求項1に記載の光学デバイス。
  3. 前記基本周波数と前記奇数次高調波の割合を変更することで、前記駆動信号の前記平坦部分の持続時間を変更する請求項2に記載の光学デバイス。
  4. 前記駆動信号に含まれる周波数成分は、前記可動部を揺動させる振動系の共振周波数と異なっている請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光学デバイス。
  5. 前記振動系の共振周波数のうち可動部を揺動させるねじり共振周波数が、前記駆動信号の周波数成分の前記基本周波数と5次の前記奇数次高調波との間に位置している請求項4に記載の光学デバイス。
  6. 前記アクチュエーターは、電磁駆動のアクチュエーターである請求項1ないし5のいずれか1項に記載の光学デバイス。
  7. 前記アクチュエーターは、永久磁石と、前記永久磁石に作用する磁界を発生させるコイルと、を有し、
    前記永久磁石および前記コイルのうちの一方が前記可動部に設けられ、他方が前記一方と対向して設けられている請求項6に記載の光学デバイス。
  8. 前記光学部は、光透過性を有している請求項1ないし7のいずれか1項に記載の光学デバイス。
  9. 前記可動部および前記軸部は、樹脂材料を含んでいる請求項1ないし8のいずれか1項に記載の光学デバイス。
  10. 請求項1ないし9のいずれか1項に記載の光学デバイスを備えることを特徴とする画像表示装置。
  11. 前記光学デバイスで光を空間変調させることにより、前記光の照射によって表示される画素の位置をずらすように構成されている請求項10に記載の画像表示装置。
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