JP6507550B2 - 光学デバイス、画像表示装置およびプロジェクター - Google Patents
光学デバイス、画像表示装置およびプロジェクター Download PDFInfo
- Publication number
- JP6507550B2 JP6507550B2 JP2014202062A JP2014202062A JP6507550B2 JP 6507550 B2 JP6507550 B2 JP 6507550B2 JP 2014202062 A JP2014202062 A JP 2014202062A JP 2014202062 A JP2014202062 A JP 2014202062A JP 6507550 B2 JP6507550 B2 JP 6507550B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- movable portion
- longitudinal direction
- permanent magnet
- axis
- light
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Images
Landscapes
- Mechanical Optical Scanning Systems (AREA)
- Mechanical Light Control Or Optical Switches (AREA)
- Projection Apparatus (AREA)
- Micromachines (AREA)
- Transforming Electric Information Into Light Information (AREA)
Description
この特許文献1に記載されているような従来の光路制御装置9を図10に示す。
本発明の光学デバイスは、光が入射する光入射面を有する光学部と、
前記光学部を支持する可動部と、
前記可動部を揺動軸まわりに揺動可能に支持する軸部と、
前記可動部を揺動させるアクチュエーターと、を備え、
前記アクチュエーターは、永久磁石と、前記永久磁石に作用する磁界を発生させるコイルとを有し、
前記永久磁石および前記コイルのうちのいずれか一方が、長手方向を有する形状であり、かつ、前記可動部に設けられており、
前記一方の前記長手方向が、前記揺動軸に対して傾いていることを特徴とする。
これにより、揺動軸の変位を低減することができるため、可動部を揺動軸まわりに安定して揺動させることができ、よって、光学部を透過した映像光による画像の品質を高めることができる。
これにより、揺動軸の変位をより低減することができ、可動部を揺動軸まわりにより安定して揺動させることができる。
これにより、揺動軸の変位をさらに低減することができ、可動部をさらに安定して揺動させることができる。
これにより、揺動軸の変位を特に低減することができ、可動部を特に安定して揺動させることができる。
前記可動部の前記長手方向と、前記一方の前記長手方向と、前記揺動軸とは、平面視で互いに交差していることが好ましい。
これにより、可動部を揺動軸まわりにより安定して揺動させることができる。また、前記一方の配置の省スペース化を図ることができる。
前記一方の前記長手方向と前記揺動軸とのなす角度、および、前記可動部の前記長手方向と前記揺動軸とのなす角度は、それぞれ45°であることが好ましい。
これにより、可動部を揺動軸まわりにより一層安定して揺動させることができる。また、前記一方の配置の省スペース化を図ることができる。
これにより、光路偏向素子の部品点数を低減することができるので、光路偏向素子の更なる小型化を図ることができる。また、可動部を揺動軸まわりにより安定して揺動させることができる。
これにより、永久磁石が、例えばその厚さ方向に沿って磁化されているものであると、可動部を揺動軸まわりにより一層安定して揺動させることができる。
これにより、可動部および軸部の弾性率を小さくすることができるので、可動部の姿勢を変更したときに軸部にかかる応力が光学部の不要な振動に繋がることを抑制することができる。
これにより、光学部の姿勢を変化させることで、光学部を通過する光の軸を変化させることができる。
前記光学部を支持する可動部と、
前記可動部を揺動軸まわりに揺動可能に支持する軸部と、
前記可動部を揺動させるアクチュエーターと、を備え、
前記アクチュエーターは、永久磁石と、前記永久磁石に作用する磁界を発生させるコイルとを有し、
前記永久磁石および前記コイルのうちの一方が前記可動部に設けられており、
前記一方は、前記アクチュエーターによって前記可動部を揺動させる力が、前記可動部内の揺動時の変位量が異なる領域に跨って作用するように配置されていることを特徴とする。
これにより、揺動軸の変位が低減することができるため、可動部を揺動軸まわりに安定して揺動させることができ、よって、光学部を透過した映像光による画像の品質を高めることができる。
これにより、光路の安定性を高めることができ、高解像度である画像表示装置を提供することができる。
これにより、見かけの画素を増加することができ、画像の高解像度化が図られる。
≪第1実施形態≫
図1は、本発明の第1実施形態にかかるプロジェクター(画像表示装置)の光学的な構成を示す図である。図2は、映像光をシフトさせた様子を示す図である。図3は、図1に示すプロジェクター(画像表示装置)の電気的な構成を示すブロック図である。図4は、図1に示すプロジェクター(画像表示装置)が有する光路偏向素子の斜視図である。図5は、図4中のA−A線断面図およびB−B線断面図である。図6は、図4に示す光路偏向素子の駆動を説明するための斜視図である。図7は、図4に示す光路偏向素子の平面図である。図8は、図7中のC−C線断面図であり、光路偏向素子の駆動を説明するための図である。
次に、前述したプロジェクター1に組み込まれた光路偏向素子2について詳細に説明する。
次に、本発明の光学デバイスの第2実施形態を適用した光路偏向素子について説明する。
以上のような第2実施形態においても、第1実施形態と同様の作用、効果が得られる。
102……光源
104a、104b、104c……ミラー
106a、106b……ダイクロイックミラー
108B、108G、108R……液晶表示素子
110……ダイクロイックプリズム
112……投射レンズ系
120……制御回路
122……画像信号処理回路
2……光路偏向素子
21……ガラス板
22……可動部
22A、22B……縁部
22L……中心軸
221……貫通孔
23……支持部
24a、24b……軸部
25……駆動機構
251、251a、251b……永久磁石
251L……中心軸
255a、255b……端部
252、252a、252b……コイル
253……電圧印加部
26、26a、26b……保持部材
8……スクリーン
J……揺動軸
θ1、θ2……角度
LL……映像光
P1、P2……画像表示位置
Px……画素
Rv、Gv、Bv……データ信号
Vid……画像信号
9……光路制御装置
90L、90L’……軸線
91……永久磁石
92……コイル
94……ガラス板
95……可動部
95a……左辺
96……支持部
97……板バネ
A1、A2……矢印
M9……磁化の方向
t1、t2……離間距離
Claims (10)
- 光が入射する光入射面を有する光学部と、
前記光学部を支持する可動部と、
前記可動部を揺動軸まわりに揺動可能に支持する軸部と、
前記可動部を揺動させるアクチュエーターと、を備え、
前記アクチュエーターは、永久磁石と、前記永久磁石に作用する磁界を発生させるコイルとを有し、
前記永久磁石および前記コイルのうちのいずれか一方が、前記可動部に設けられており、
前記永久磁石、前記コイルおよび前記可動部のそれぞれが、長手方向を有する形状であり、
前記永久磁石の前記長手方向および前記コイルの前記長手方向のそれぞれが、前記揺動軸に対して傾いており、
前記可動部が有する前記長手方向と、前記一方が有する前記長手方向と、前記揺動軸とは、平面視で互いに交差しており、
前記一方が有する前記長手方向と、前記可動部が有する前記長手方向とは、直交しており、
前記一方が有する前記長手方向と前記揺動軸とのなす角度、および、前記可動部が有する前記長手方向と前記揺動軸とのなす角度は、それぞれ45°であることを特徴とする光学デバイス。 - 前記一方の一端部と、前記一方の他端部とは、前記可動部が揺動したときの変位量が異なる領域に設けられている請求項1に記載の光学デバイス。
- 前記一方の一端部と前記揺動軸との離間距離と、前記一方の他端部と前記揺動軸との離間距離とが異なっている請求項1または2に記載の光学デバイス。
- 前記永久磁石および前記コイルをそれぞれ1個有する請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光学デバイス。
- 前記一方は、前記揺動軸により区画された前記可動部の片側の領域に設けられている請求項1ないし4のいずれか1項に記載の光学デバイス。
- 前記可動部および前記軸部は、それぞれ樹脂材料を含んでいる請求項1ないし5のいずれか1項に記載の光学デバイス。
- 前記光学部は、光透過性を有している請求項1ないし6のいずれか1項に記載の光学デバイス。
- 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の光学デバイスを備えることを特徴とする画像表示装置。
- 前記光学デバイスで光を空間変調させることにより、前記光の照射によって表示される画素の位置をずらすように構成されている請求項8に記載の画像表示装置。
- 光源と、
前記光源から出射した光を変調して映像光を出射する液晶表示素子と、
前記映像光の光軸をシフトさせることにより、前記映像光の照射によって表示される画素の位置をずらす光路偏向素子と、を備え、
前記光路偏向素子は、前記映像光が入射する光入射面を有する光学部と、
前記光学部を支持する可動部と、
前記可動部を揺動軸まわりに揺動可能に支持する軸部と、
前記可動部を揺動させるアクチュエーターと、を備え、
前記アクチュエーターは、永久磁石と、前記永久磁石に作用する磁界を発生させるコイルとを有し、
前記永久磁石および前記コイルのうちのいずれか一方が、前記可動部に設けられており、
前記永久磁石、前記コイルおよび前記可動部のそれぞれが、長手方向を有する形状であり、
前記永久磁石の前記長手方向および前記コイルの前記長手方向のそれぞれが、前記揺動軸に対して傾いており、
前記可動部が有する前記長手方向と、前記一方が有する前記長手方向と、前記揺動軸とは、平面視で互いに交差しており、
前記一方が有する前記長手方向と、前記可動部が有する前記長手方向とは、直交しており、
前記一方が有する前記長手方向と前記揺動軸とのなす角度、および、前記可動部が有する前記長手方向と前記揺動軸とのなす角度は、それぞれ45°であることを特徴とするプロジェクター。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014202062A JP6507550B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 光学デバイス、画像表示装置およびプロジェクター |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2014202062A JP6507550B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 光学デバイス、画像表示装置およびプロジェクター |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016071233A JP2016071233A (ja) | 2016-05-09 |
JP6507550B2 true JP6507550B2 (ja) | 2019-05-08 |
Family
ID=55866906
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2014202062A Active JP6507550B2 (ja) | 2014-09-30 | 2014-09-30 | 光学デバイス、画像表示装置およびプロジェクター |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP6507550B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP6784125B2 (ja) | 2016-09-30 | 2020-11-11 | セイコーエプソン株式会社 | 光学デバイスユニットおよび画像表示装置 |
CN110658665B (zh) * | 2018-06-29 | 2021-10-01 | 中强光电股份有限公司 | 投影装置及其成像模块 |
EP3841427A1 (en) | 2018-08-20 | 2021-06-30 | Optotune AG | Optical device for enhancing resolution of an image or for reducing speckle noise |
JP2021051222A (ja) * | 2019-09-25 | 2021-04-01 | 日本電産株式会社 | 光学素子および光走査装置 |
WO2023048246A1 (ja) * | 2021-09-27 | 2023-03-30 | 株式会社Jvcケンウッド | 光路制御装置および表示装置並びに光路制御方法 |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH07113998A (ja) * | 1993-10-15 | 1995-05-02 | Sony Corp | 投射型表示装置 |
JP3219123B2 (ja) * | 1993-11-29 | 2001-10-15 | 株式会社デンソー | 2次元光走査装置及びそれを用いたバーコード読取装置 |
JP4680373B2 (ja) * | 2000-11-16 | 2011-05-11 | オリンパス株式会社 | ガルバノミラー |
JP4286553B2 (ja) * | 2003-02-06 | 2009-07-01 | 日本信号株式会社 | プレーナー型アクチュエータ |
US7279812B2 (en) * | 2005-01-18 | 2007-10-09 | Hewlett-Packard Development Company, L.P. | Light direction assembly shorted turn |
JP4881073B2 (ja) * | 2006-05-30 | 2012-02-22 | キヤノン株式会社 | 光偏向器、及びそれを用いた光学機器 |
JP4882595B2 (ja) * | 2006-08-18 | 2012-02-22 | セイコーエプソン株式会社 | 光スキャナおよび画像形成装置 |
JP2010230731A (ja) * | 2009-03-25 | 2010-10-14 | Seiko Epson Corp | 画像形成装置 |
JP5942576B2 (ja) * | 2012-05-11 | 2016-06-29 | セイコーエプソン株式会社 | 光学デバイス、光スキャナーおよび画像表示装置 |
JP5991024B2 (ja) * | 2012-05-22 | 2016-09-14 | セイコーエプソン株式会社 | ミラーデバイス、光スキャナーおよび画像形成装置 |
-
2014
- 2014-09-30 JP JP2014202062A patent/JP6507550B2/ja active Active
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2016071233A (ja) | 2016-05-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6451187B2 (ja) | 光学デバイスおよび画像表示装置 | |
US9519134B2 (en) | Optical device and image display apparatus | |
JP6398754B2 (ja) | 光学デバイスおよび画像表示装置 | |
CN111273434B (zh) | 光路移位器件以及图像显示装置 | |
US20160363840A1 (en) | Optical device and image display apparatus | |
CN106249400B (zh) | 光学器件及图像显示装置 | |
JP6784125B2 (ja) | 光学デバイスユニットおよび画像表示装置 | |
JP6507550B2 (ja) | 光学デバイス、画像表示装置およびプロジェクター | |
JP6569329B2 (ja) | 光学デバイスおよび画像表示装置 | |
CN111190281B (zh) | 光路移位设备以及图像显示装置 | |
EP3037866A1 (en) | Optical device, image display device, and method of manufacturing optical device | |
US9952425B2 (en) | Optical device and image display apparatus | |
US9602790B2 (en) | Optical device and image display apparatus | |
CN106842554B (zh) | 光学器件以及图像显示装置 | |
US9599811B2 (en) | Optical device and image display device | |
JP6597224B2 (ja) | 光学デバイスおよび画像表示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20170914 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20180530 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20180605 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20181204 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20190201 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20190305 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20190318 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 6507550 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |