JP2012239655A - 防災ずきん兼クッション - Google Patents
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Abstract
【解決手段】雌ホック12と雄ホック13とを係合して防災ずきん兼クッション1を頭にかぶせ、固定バンド11を、頭をくぐって反転して裏返して、首付近を絞り、防災ずきんとする。さらに、防災ずきん兼クッション1を防火シート2側の中央で折り曲げ、折り曲げた防火シート2、クッション体3及び保温通気シート4に固定バンド11を掛け、さらに袋部5の開口部6を持ち上げて反転して裏返し、袋部5の中に折り曲げた防災ずきん兼クッション1全体を入れて、クッションにする。また、防災ずきん兼クッション1を保温通気シート4側で複数回折り曲げ、折り曲げた防火シート2、クッション体3及び保温通気シート4を、袋部5の中に入れて、この袋部5の上に固定バンド11を掛けて、クッションにする。
【選択図】図3
Description
図1は防災ずきん兼クッション1を展開して広げた状態を示す。長尺状の方形状の防火シート2は、不燃性または難燃性の素材からなっており、災害時などに頭部、首部及び肩部付近を火災及びガラス等の飛散物、落下物、その他の危険物から守る。この防火シート2の上ほぼ全面には、防火シート2とほぼ同形同大のやはり長尺状の方形状のクッション性を有するクッション体3が積層されている。
図2は防災ずきん兼クッション1を人間の頭部に装着して防災ずきんとして使用した状態を示す。この場合、防災ずきん兼クッション1を中央で折り曲げて、後縁の雌ホック12と雄ホック13とを係合連結して、防災ずきん兼クッション1の後縁の左右を閉じて、頭部にかぶる。
図3は防災ずきん兼クッション1をクッションとして使用した状態を示す。上記防災ずきんとして使用されている防災ずきん兼クッション1をクッションとして使用するには以下のようにする。まず、上記雌ホック12と雄ホック13との係合をはずして、防災ずきん兼クッション1を図1に示すように展開して平坦にする。
図4は防災ずきん兼クッション1をクッションとして使用した状態の別の例を示す。まず、上記のように展開して平坦にした状態から、防災ずきん兼クッション1の防火シート2側を、保温通気シート4をほぼ三等分する状態で、袋部5の無い先端から順次折り曲げていく。
図5は防災ずきん兼クッション1の断面構造を示す。上記防火シート2は、ガラス繊維、金属繊維、セラミック繊維、火山岩繊維、岩石繊維等、不燃性または難燃性の繊維で織られた布または不織布からなる。この防火シート2は、火災等の炎に対して強く燃えないまたは燃えにくいし、熱を伝えにくく、防災ずきん兼クッション1を防災ずきんとして使用したときに頭部を熱・炎等から守るし、ガラスなどの飛散物、落下物、その他の危険物からも頭部を守る。この防火シート2としては、例えばカネカロンが用いられる。
本発明は上記各実施例に限定されず、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々変更可能である。例えば、防災ずきん兼クッション1はクッションのほか、枕、座布団、腰当、背中当て、首あて等としても使用可能である。
[1]防災ずきんとして使用されるときには、 人間の頭部の頭頂部から左右の側頭部を経て左右の肩部にかけて配置されるシートであって、これらの人間の頭部に接する状態で配置される、保温性または通気性のある保温通気シートと、 上記頭部に対して、この保温通気シートの外側のほぼ全面に積層される、上記保温通気シートの十倍乃至千倍の厚さを有し、クッション性を有するクッション体と、 上記頭部に対して、このクッション体の外側のほぼ全面に積層される防火性のシートであって、上記クッション体を間に挟んで上記保温通気シートと一体的に連結される防火シートと、 上記頭部の後頭部に沿って、上記保温通気シート、クッション体及び防火シートの左右の後縁を着脱自在に連結する連結部とを備え、 クッションとして使用されるときには、 上記連結部をはずし、 上記防火シートが当該防火シートを内にして折り曲げられて重ねられ、 これに応じて、上記クッション体も、折り曲げられた防火シートに沿って折り曲げられ、 さらにこれに応じて、上記保温通気シートも、折り曲げられたクッション体に沿って折り曲げられ、しかも当該クッション全体にわたる外面全面に沿って配置されることを特徴とする防災ずきん兼クッション。
この後さらに、上記袋部が反転して裏返されることを特徴とする請求項2記載の防災ずきん兼クッション。
上記クッションとして使用されるときには、上記袋部のない先端側が上記袋部の中に折り込まれた後に、この固定バンドは、袋部の外面側に反転されて、当該袋部から、上記クッション体、保温通気シート及び防火シートが飛び出さないように固定されることを特徴とする請求項4記載の防災ずきん兼クッション。
3…クッション体、4…保温通気シート、
5…袋部、6…開口部、11…固定バンド、
12…雌ホック(連結部)、13…雄ホック(連結部)、
14…緊縮ひも、21…難燃綿、
22…不燃性の布、23…立体構造編物。
Claims (6)
- 防災ずきんとして使用されるときには、
人間の頭部の頭頂部から左右の側頭部を経て左右の肩部にかけて配置されるシートであって、これらの人間の頭部に接する状態で配置される、保温性または通気性のある保温通気シートと、
上記頭部に対して、この保温通気シートの外側のほぼ全面に積層される、上記保温通気シートの十倍乃至千倍の厚さを有し、クッション性を有するクッション体と、
上記頭部に対して、このクッション体の外側のほぼ全面に積層される防火性のシートであって、上記クッション体を間に挟んで上記保温通気シートと一体的に連結される防火シートと、
上記頭部の後頭部に沿って、上記保温通気シート、クッション体及び防火シートの左右の後縁を着脱自在に連結する連結部とを備え、
クッションとして使用されるときには、
上記連結部をはずし、
上記防火シートが当該防火シートを内にして折り曲げられて重ねられ、
これに応じて、上記クッション体も、折り曲げられた防火シートに沿って折り曲げられ、
さらにこれに応じて、上記保温通気シートも、折り曲げられたクッション体に沿って折り曲げられ、しかも当該クッション全体にわたる外面全面に沿って配置されることを特徴とする防災ずきん兼クッション。 - 上記左右の肩部まで到達している、上記保温通気シートの先端付近の全面には、頭頂部に向かって開口していて、伸縮自在の袋部が設けられ、
この先端の袋部は、保温性または通気性のある素材で構成され、
上記クッションとして使用されるときには、この先端の袋部は、他の先端のクッション体、保温通気シート及び防火シートの先端に向かって反転して裏返され、この裏返された袋部の中に、他の先端のクッション体、保温通気シート及び防火シートの先端が収納されて、これらクッション体、保温通気シート及び防火シートの左右先端が離れないように連結固定されることを特徴とする請求項1記載の防災ずきん兼クッション。 - 上記保温通気シート、クッション体及び防火シートの上記袋部のある方の先端であって、上記頭部の下の首部付近には、前後両縁をつなぐ位置付近に伸縮自在の固定バンドの両端が連結され、
上記防災ずきんとして使用されるときには、この固定バンドは、頭部をくぐって、上記袋部のない先端側に反転されて、上記クッション体、保温通気シート及び防火シートの左右を、当該首部付近で絞って、当該防災ずきん兼クッションを頭部から離脱しないように固定し、
上記クッションとして使用されるときには、この固定バンドは、上記袋部のない先端側に架け渡されて、上記クッション体、保温通気シート及び防火シートの左右が離れないように連結固定され、
この後さらに、上記袋部が反転して裏返されることを特徴とする請求項2記載の防災ずきん兼クッション。 - 上記左右の肩部まで到達している、上記保温通気シートの先端付近の全面には、頭頂部に向かって開口していて、伸縮自在の袋部が設けられ、
この先端の袋部は、保温性または通気性のある素材で構成され、
上記クッションとして使用されるときには、上記袋部のない先端側から折り曲げられて、当該袋部の中に収納され、この折り曲げられたクッション体、保温通気シート及び防火シートが、折り曲げられた状態で固定されることを特徴とする請求項1記載の防災ずきん兼クッション。 - 上記保温通気シート、クッション体及び防火シートの上記袋部のある方の先端であって、上記頭部の下の首部付近には、前後両縁をつなぐ位置付近に伸縮自在の固定バンドの両端が連結され、
上記防災ずきんとして使用されるときには、この固定バンドは、頭部をくぐって、上記袋部のない先端側に反転されて、上記クッション体、保温通気シート及び防火シートの左右を、当該首部付近で絞って、当該防災ずきん兼クッションを頭部から離脱しないように固定し、
上記クッションとして使用されるときには、上記袋部のない先端側が上記袋部の中に折り込まれた後に、この固定バンドは、袋部の外面側に反転されて、当該袋部から、上記クッション体、保温通気シート及び防火シートが飛び出さないように固定されることを特徴とする請求項4記載の防災ずきん兼クッション。 - 防災ずきん兼クッションの頭頂部付近は、他の部分より、防火性の素材がより多く積層されるとともに、通気性の高い素材もより多く積層され、この通気性の高い素材は、上記防火性の高い素材より、頭頂部に近い方に積層されていることを特徴とする請求項3または5記載の防災ずきん兼クッション。
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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- 2011-05-20 JP JP2011112936A patent/JP5545884B2/ja active Active
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