JP2012239582A - 動体自動追尾走行型コードレス掃除機 - Google Patents

Abstract

【課題】掃除者を自動追尾しながら走行することを可能とした、充電式コードレス掃除機を提供する。
【解決手段】集塵ケース１を上部に設け、後方部には吸塵モーター２を配置し、前方部には円錐状の吸塵ホース受け体３を設けて成る本体の、該吸塵ホース受け体に結合する吸塵ホースの後方部分には発進装置５を取り付け、該発進装置の動きを、前記吸塵ホース受け体の上部に取り付けられた移動体検知センサー６により感知して、前記発進装置の動く方向に自動追尾しながら駆動する為の電子制御装置で制御される。機械仕掛けで回転駆動をするタイヤ付き車輪７を、前記本体の左右にそれぞれ独立して取り付けた駆動装置９を前記本体の中心部に設けて成ると同時に、本体中心部の下方には充電式バッテリー１０を配置すると共に、後方下面にはキャスター８を設けて成る。
【選択図】図１

Description

本発明は、掃除者を発信機とセンサーにより自動追尾しながら駆動走行する事を可能とした、充電式コードレス掃除機に関するものである。

従来の掃除機は紙パック式のものが殆どで、メーカー専用製の紙パックと全メーカー共通製の紙パックが存在はしたが、全メーカー共通製の紙パックはあまり精度が良く無く取り扱いにくいのでゴミ漏れを生じて掃除機の故障の原因となった。

現状社会においては、高齢化が進み掃除作業等の負担が多く成りつつある、そこで近年に成り、吸入気流の遠心分離式のサイクロン型が開発され紙パック無しの掃除機が多くなっており便利にはなってきている。

最近になり、円盤型のロボット掃除機までもが出てきている、便利ではあるがこれは吸塵力が弱く、物に引っ掛かり易く、まだ発展途上段階にある。

従来の家庭用掃除機に吸塵機と操作用ハンドルと車輪に走行用電動機を付けた半自動電動掃除機が知られている。（例えば、特許文献１参照。）

吸引力を向上させ使用時間を長くしても、本体質量が増加せず本体を小型化出来、携帯性や収納性が向上する、充電式の掃除機が知られている。（例えば、特許文献２参照。）

組電池の充電時において、組電池が充電可能上限温度を超えている場合に、この組電池の温度を、充電可能上限温度まで簡易な構造で迅速に低下させ、充電時間を極めて短くする掃除機が知られている。（例えば、特許文献３参照。）

バッテリーを内蔵して、電源取りだし口が無く屋外での清掃を容易にし、コードレスであるので持ち運び操作が簡単なように製造された背負い式掃除機が知られている。（例えば、特許文献４参照。）

実用新案公開平７ー３７００４号公報

特許公開２００２ー１２５９００号公報

特許公開２００６ー３４７３４号公報

実用新案公開平５−８３０２２号公報

現状の社会においては、高齢化が進み、掃除機においての作業の負担が多くなりつつある、そこで前公知の装置では解決されていない、以下、掃除者を自動追尾しながら駆動することを可能とした、充電式コードレス掃除機を提供することが課題となる。

集塵ケースを上部に設け、後方部には吸塵モーターを配置し、前方部には円錐状の吸塵ホース受け体を設けて成る本体の、該吸塵ホース受け体に結合する吸塵ホースの後方部分には発進装置を取り付け、該発進装置の動きを、前記吸塵ホース受け体の上部に取り付けられた移動体検知センサーにより感知して、前記発進装置の動く方向に自動追尾しながら駆動する為の電子制御装置で制御される、ＤＣモーター、スプロケット、チエーンから成る、機械仕掛けで回転駆動をするタイヤ付き車輪を、前記本体の左右にそれぞれ独立して取り付けた駆動装置を前記本体の中心部に設けて成ると同時に、本体中心部の下方には充電式バッテリーを配置すると共に、後方下面にはキャスターを設けて成る、移動体自動追尾走行型、充電式コードレス掃除機。として課題を解決している。

本発明の掃除機には、充電式バッテリーを使用することで長くて重い引っ掛かり易い電源コードが無いこと、電源コンセントの差し替え手間が省けて、更に今までの機械には無かった発信機とセンサーの働きで本機が掃除者を自動追尾動作をすることにより、作業中に引っ張って移動する手間がかからないので、掃除者の作業の負担を軽減することを可能とした。

図１は掃除機内部駆動部破断斜視図である。

操作は一般の掃除機と同じで、吸塵モーター２のスイッチを入れて、掃除者が作業をし始めると其の後にコードレス掃除機が、自動追尾しながら走行する。

図示に従って、本掃除機の駆動方法は、該掃除機の前部に装着されている円錐状のホース受け体３に差し込まれている吸塵ホース４の後方部に取り付けられている発信機５の信号を、前記掃除機の先に装着されている円錐状のホース受け体３の上部に取り付けられている移動体感知センサー６が感知して内蔵されている駆動制御装置に伝えると、左右それぞれに設けられている駆動モーター１２を作動させて前進後退左右方向へと自動走行を行う。

図示に従って、形状と構造であるが、上部には集塵ケース１を設け、後部には吸塵用モーター２を配置して、前部には円錐状の吸塵ホース受け体３を装着すると共に、吸塵ホース４の後方部分には発進装置５を取り付けて、該発進装置５の前後左右の動きを感知する為の移動体感知式センサー６を前部に装着されている円錐状の吸塵ホース受け体３の上部に取り付けると同時に、後部にはツインモータースピードコントローラー１１を配置し、その前部には太めのタイヤ付き車輪７を駆動させる為のスプロケット１３とモーター１２と充電式バッテリー１０が配置されている中心部駆動装置９を設け、該中心部駆動装置９の後部下面には、キャスター８を設けて本掃除機を水平に保持して回転動作を容易にしている。

図示に従って、モーター駆動の制御は、吸塵ホース４の後方部分に取り付けてある発信機５の移動信号を、移動体追尾型センサー６が感知して、ツインモータースピードコントローラー１１でＤＣギヤードモーター１２の正逆反転と回転速度を制御し掃除機の多方向への移動を可能とする。

図示に従って、タイヤ車輪７の回転駆動は、歯車１３とチエーン１４の組み合わせにより、モーター１２により伝達され、該タイヤ車輪７が左右別々になっていて、それぞれ各タイヤ車輪７はモーター１２が、ツインモータースピードコントローラー１１により回転速度差を持って別々に作動するので、前後左右の動作が可能となる。

図示に従って、モーターの電源であるが、吸塵モーター２の方は高出力と高回転数を要するので、高出力用の容量が大きい充電式バッテリーを使用し、タイヤ車輪７の駆動用電源は、前記とは別の低出力用の充電式バッテリー１０を使用する。

現在市販されている、掃除機は多種多用で便利な装置がいろいろと開発されている、其の殆どは大手メーカーより提供されている、又、最近円盤状をしたロボット型の掃除機迄もが市販されている、しかし其れは未だ現実的ではなく発展途上にある、現状社会においては、高齢化が進み掃除作業における負担が多くなりつつある、たとえば電源を撮る為の長くて重く引っ掛かり易い、コードとコンセントの差し替え替え作業、又、掃除機は至る所で物に引っ掛かり易いので其れを引っ張る作業といった具合で、掃除作業者自体の行為については何ら改善されていない、そこで今回の発明では、現在の産業界では、主流で有る防犯装置では欠くことの出来ない、自動追尾センサーの働きを駆使して、掃除者の負担を、掃除機をコードレスにすることと、掃除者への自動追尾走行をすることを可能としていて、高齢者でも容易に扱う事が出来て、又、作業終了後の本機格納も充電装置に付けるだけの手間で済ます事が出来、大いに掃除者の負担が省けるので、価格の上乗せ分を考慮しても、産業上の利用可能性は充分に満たしている。

１ 集塵ケース
２ 吸塵モーター
３ 円錐状吸塵ホース受けけ体
４ 吸塵ホース
５ 発信装置
６ 移動体検知式自動追尾センサー
７ タイヤ車輪
８ キャスター
９ 本体中心部駆動装置
１０ タイヤ車輪駆動用充電式バッテリー
１１ ツインモータースピードコントローラー
１２ タイヤ車輪駆動用ＤＣギヤードモーター
１３ スプロケット
１４ チエーン

Claims (1)

1. 集塵ケースを上部に設け、後方部には吸塵モーターを配置し、前方部には円錐状の吸塵ホース受け体を設けて成る本体の、該吸塵ホース受け体に結合する吸塵ホースの後方部分には発進装置を取り付け、該発進装置の動きを、前記吸塵ホース受け体の上部に取り付けられた移動体検知センサーにより感知して、前記発進装置の動く方向に自動追尾しながら駆動する為の電子制御装置で制御されるＤＣモーター、スプロケット、チエーンから成る機械仕掛けで回転駆動をするタイヤ付き車輪を前記本体の左右にそれぞれ独立して取り付けた駆動装置を前記本体の中心部に設けて成ると同時に、本体中心部の下方には充電式バッテリーを配置すると共に、後方下面にはキャスターを設けて成る、移動体自動追尾走行型、充電式コードレス掃除機。