JP2012237835A - 画像形成システム - Google Patents
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Abstract
【課題】待機モードの種類に応じたシステム立ち上げを行って、画像形成ジョブの開始待ち時間を短縮しつつ、待機モードからのシステム立ち上げに要する電力消費を削減できる複連式画像形成システムを提供する。
【解決手段】省エネモードが設定されていない場合、スリープモードで両面印刷の画像形成ジョブが入力されると、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102の両方を起動して第一画像形成装置101と第二画像形成装置102に片面ずつを分担させる両面印刷を実行する。しかし、省エネモードが設定されている場合、スリープモードで画像形成ジョブが入力されると第二画像形成装置102のみを起動して、第二画像形成装置102のみによる省エネを優先した両面印刷を実行する。
【選択図】図1
【解決手段】省エネモードが設定されていない場合、スリープモードで両面印刷の画像形成ジョブが入力されると、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102の両方を起動して第一画像形成装置101と第二画像形成装置102に片面ずつを分担させる両面印刷を実行する。しかし、省エネモードが設定されている場合、スリープモードで画像形成ジョブが入力されると第二画像形成装置102のみを起動して、第二画像形成装置102のみによる省エネを優先した両面印刷を実行する。
【選択図】図1
Description
本発明は、第一画像形成装置を用いて画像を形成した記録材に第二画像形成装置を用いてさらに画像形成することが可能な画像形成システム、詳しくは、省電力を図った待機状態で画像形成ジョブを受信した際の画像形成システムの起動制御に関する。
トナー像形成部がトナー像を形成して記録材に転写した後に、定着装置が記録材を加熱加圧して画像を定着させる画像形成装置が広く用いられている。第1面に画像を定着された記録材を表裏反転状態で再びトナー像形成部に給送して第2面にもトナー像を転写させる両面印刷が可能な画像形成装置も広く用いられている。
特許文献1には、個別に両面印刷が可能な同一機種の独立した2台の画像形成装置を、記録材のスイッチバック機構を備えたリレーユニットを介して、直列に連結した複連式画像形成システムが示される。ここでは、リレーユニットで記録材の表裏反転を行うことで、上流側の第一画像形成装置と下流側の第二画像形成装置に、両面印刷の片面ずつを分担して実行させている。
近年、画像形成装置の画像形成ジョブの待ち受け状態における省電力化が推進されており、複数種類の待機モードを選択して実行可能な画像形成装置が実用化されている。画像形成装置の電源投入後、トナー像形成部及び定着装置において所定の起動調整を行って通常の待機モードにて画像形成ジョブを待ち受ける。そして、通常の待機モードでの待機時間が所定時間を超えると、スリープモードに切り替えて、トナー像形成部及び定着装置をOFFして、画像形成ジョブの受信時に、これらを再立ち上げさせるようにしている。これにより、画像形成ジョブの待機中の消費電力を削減している。
しかし、上述した複連式画像形成システムは、定着装置を2台有するため、スリープモードにて画像形成ジョブを受信すると、2台の定着装置が同時に通常の加熱温度に立ち上げられて、一時的に大きな電力を消費してしまう。このような一時的な電力消費を削減するために、定着装置ごとの電力消費に制限を設けることが考えられるが、この場合、定着装置の立ち上がりが遅れて、画像形成ジョブの開始待ち時間が長くなる。
本発明は、待機モードの種類に応じたシステム立ち上げを行って、画像形成ジョブの開始待ち時間を短縮しつつ、待機モードからのシステム立ち上げに要する電力消費を削減できる画像形成システムを提供することを目的としている。
本発明の画像形成システムは、記録材にトナー像を形成する第一トナー像形成部と前記第一トナー像形成部で形成されたトナー像を第一加熱温度で記録材に定着する第一定着部とを備えた第一画像形成装置と、記録材にトナー像を形成する第二トナー像形成部と、前記第二トナー像形成部で形成されたトナー像を第二加熱温度で記録材に定着する第二定着部とを備えた第二画像形成装置とを有し、前記第一画像形成装置を用いて画像を形成した記録材に前記第二画像形成装置を用いて再び画像形成する第一画像形成モードを実行可能なものである。そして、画像形成ジョブの入力を待機する第一待機モードと、前記第一定着部と前記第二定着部のそれぞれの温度が前記第一待機モード時の温度よりも低い状態で画像形成ジョブの入力を待機する第二待機モードとを少なくとも選択可能な待機モード選択部と、前記第二待機モードの待機時に画像形成ジョブが入力された場合に、前記第一画像形成モードに代えて、前記第一定着部の温度が前記第一加熱温度未満の状態で、前記第二トナー像形成部及び前記第二定着部を用いて、前記第一トナー像形成部を用いることなく記録材に対する画像形成を開始する第二画像形成モードを実行可能な画像形成モード選択部とを有する。
本発明の画像形成装置では、第二待機モードの待機時に画像形成ジョブが入力された場合に、第一画像形成モードに代えて、第二画像形成モードを実行することができる。これにより、第一定着部の温度が第一加熱温度に達するのを待つことなく、第二画像形成装置を用いて記録材に対する画像形成を開始できる。
したがって、待機モードに応じたシステム立ち上げを行って、画像形成ジョブの開始待ち時間を短縮しつつ、第二待機モードからのシステム立ち上げに要する電力消費を削減できる。
以下、図面を参照して本発明の実施形態を詳細に説明する。本発明は、通常は2台の画像形成装置で実行される画像形成ジョブを、特定の待機モードでは、1台の画像形成装置のみを立ち上げて実行する限りにおいて、実施形態の構成の一部または全部を、その代替的な構成で置き換えた別の実施形態でも実施できる。
従って、トナー像形成部は、フルカラー/モノクロ、一成分現像剤/二成分現像剤、直接転写方式/記録材搬送方式/中間転写方式、帯電方式、露光方式、感光体の種類等によらず実施できる。2台の独立した画像形成装置をリレーユニットを介して連結する配置構成のみならず、リレーユニットを介さずに直接連結する配置構成を採用してもよい。画像形成装置は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、プリンタ、各種印刷機、複写機、FAX、複合機等、種々の用途のものとすることができる。
<複連式画像形成システム>
図1は複連式画像形成システムの構成の説明図である。図2はリレーユニットの別の例の説明図である。
図1は複連式画像形成システムの構成の説明図である。図2はリレーユニットの別の例の説明図である。
図1に示すように、複連式画像形成システム100は、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102とをリレーユニット301を介して直列に連結している。第一画像形成装置101の上流側には給送デッキ400が連結され、第二画像形成装置102の下流側にはスタッカー600が連結されている。
給送デッキ400は、第一画像成形装置101の記録材カセット500よりも多量の記録材を収納して連続給送することが可能である。カット紙1パックが坪量80g/m2のA3用紙500枚で構成されるとする。記録材カセット500は、カット紙1パック500枚を収納可能である。これに対して、給送デッキ400は、カット紙12パック、合計6000枚を収納して第一画像形成装置101へ連続給送が可能である。
スタッカー600は、第二画像形成装置102から出力された記録材を排出トレイ部610又はスタッカー部620に積載可能である。スタッカー部620は、後処理工程に容易に搬送できるように台車の上に配置され、出力された印刷物を下から出力順に積載する。排出トレイ部610は、テストプリント時や割り込み印刷時に印刷物を出力するためのものである。
スタッカー600は、1台で、給送デッキ400の1台分に相当するA3用紙6000枚の積載容量を有する。このため、給送デッキ400と同じ台数のスタッカー600を増設すれば、すべての記録材を使い切るまで、印刷物の積載スペースを確保して、複連式画像形成システム100の連続運転が可能となる。
複連式画像形成システム100は、上流側の第一画像形成装置101と下流側の第二画像形成装置102に、両面印刷の片面ずつを分担させる第一画像形成モードを実行可能である。第一画像形成モードでは、給紙デッキ400(又は記録材カセット500)から1枚ずつ記録材を取り出して第一画像形成装置101のトナー像形成部101Aへ給送させる。トナー像形成部101Aでは、トナー像が形成されて、転写部Tを挟持搬送される記録材の第1面に転写される。トナー像を転写された記録材は、定着装置202Aで加熱加圧を受けて記録材の第1面に画像を定着されて、第一画像形成装置101からリレーユニット301へ受け渡される。リレーユニット301は、第一画像形成装置101から受け入れた記録材を表裏反転して第2面を上にした状態で第二画像形成装置102へ送り込む。
第二画像形成装置102のトナー像形成部101Aでは、トナー像が形成されて、転写部Tを挟持搬送される記録材の第2面に転写される。トナー像を転写された記録材は、定着装置202Bで加熱加圧を受けて記録材の第2面に画像を定着されて、スタッカー600へ積載される。
近年、複写機やプリンタ、複合機等の画像形成装置においては、更なる高速化、高画質化、省エネルギー化等が要求されている。そのため、複連式画像形成システム100は、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102の間に記録材を搬送するリレーユニットを設けて、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102とが両面印刷の片面ずつを分担する。
複連式画像形成システム100では、帯電、露光、現像、転写、定着の各装置が複数台分設置されているため、第一画像形成装置101で記録材の第1面の画像形成を行い、その後、記録材を反転して、第二画像形成装置102で記録材の第2面の画像形成を行う。
これにより、両面印刷の出力ページ枚数を従来の1台の出力ページ枚数と比較して倍化して、高速化を図ることが可能である。複連式画像形成システム100は、両面印刷時の生産性を、従来の1台の時と比較して、2倍に向上させることができる。
複連式画像形成システム100は、1台のみで画像形成装置として機能する実績のある第一画像形成装置101と第二画像形成装置102を、リレーユニット301で連結している。これにより、大規模な新規設計することなしに、容易に複連式画像形成システム100を製品化することが可能となり、メーカーにとってもユーザにとってもメリットは大きい。
<画像形成装置>
複連式画像形成システム100に組み込まれた第一画像形成装置101と第二画像形成装置102は、単体でも画像形成装置として機能する同一機種のモノクロプリンタである。したがって、以下では、第一画像形成装置101について説明し、第二画像形成装置102に関する重複した説明を省略する。複連式画像形成システム100は、単体でも画像形成装置として機能する既存の画像形成装置を連結しているため、新たに画像形成装置を設計することなく、システムを組み立てられる利点を持つ。
複連式画像形成システム100に組み込まれた第一画像形成装置101と第二画像形成装置102は、単体でも画像形成装置として機能する同一機種のモノクロプリンタである。したがって、以下では、第一画像形成装置101について説明し、第二画像形成装置102に関する重複した説明を省略する。複連式画像形成システム100は、単体でも画像形成装置として機能する既存の画像形成装置を連結しているため、新たに画像形成装置を設計することなく、システムを組み立てられる利点を持つ。
トナー像形成部101Aは、感光ドラム1の周囲に帯電ローラ2、露光装置3、現像装置4、転写ローラ5、及びドラムクリーニング装置6を配置する。感光ドラム1は、アルミニウムシリンダの外周面に感光層が形成され、矢印方向に回転する。帯電ローラ2は、交流電圧を重畳した直流電圧を印加されて感光ドラム1の表面を一様な電位に帯電させる。
露光装置3は、レーザービームを回転ミラーで走査して、感光ドラム1の帯電した感光層の表面電位を低下させることにより、感光ドラム1に静電像を形成する。コピー機能の場合、画像読取装置(スキャナー)により原稿を読み取って、その原稿画像に応じて出力されたレーザービームを感光ドラム1に照射する。プリント機能やFAX機能の場合には、外部のパーソナルコンピュータや電話回線からの画像情報を、画像受信装置としてのコントローラ901で受信して、その受信画像に応じて出力されたレーザービームを感光ドラム1に照射する。
現像装置4は、帯電した磁性トナー(一成分現像剤)を現像スリーブに担持させて、感光ドラム1の静電像を現像し、感光ドラム1の表面にトナー像を形成する。転写ローラ5は、トナーの帯電極性と逆極性の直流電圧を印加されることにより、感光ドラム1に担持されたトナー像を、転写部Tを挟持搬送される記録材Pへ転写させる。ドラムクリーニング装置6は、記録材への転写を逃れて感光ドラム1に残った転写残トナーを回収する。
第一画像形成装置101が片面印刷を行う場合、第1面に画像形成された記録材は、そのまま第一画像形成装置101から外部へ排出される。しかし、第一画像形成装置101が単独で両面印刷を行う場合、第1面に画像形成された記録材は、反転機構11へ搬送されてスイッチバック搬送されて、両面搬送路12へ送り出される。第1面に画像形成された記録材は、表裏反転状態で再び転写部Tへ給送されて第2面にもトナー像を転写される。その後、定着装置202Aで加熱加圧を受けて第2面にも画像が定着され、両面に画像形成がされた記録材は、第一画像形成装置101から外部へ排出される。
<定着装置>
第一画像形成装置101の定着装置202Aと第二画像形成装置102の定着装置202Bは、同一構成の定着装置である。したがって、以下では、定着装置202Aについて説明し、定着装置202Bに関する重複した説明を省略する。
第一画像形成装置101の定着装置202Aと第二画像形成装置102の定着装置202Bは、同一構成の定着装置である。したがって、以下では、定着装置202Aについて説明し、定着装置202Bに関する重複した説明を省略する。
定着装置202Aは、定着ローラ211に加圧ローラ212を当接させて記録材の加熱ニップを形成する。定着ローラ211は、不図示の駆動源によって矢印方向に回転駆動され、加圧ローラ212は定着ローラ211に従動して回転する。
定着ローラ211は、アルミニウム円筒状の芯金をシリコーンゴムの弾性層によって被覆され、弾性層は、フッ素樹脂(PFA:パーフルオロアルコキシ樹脂)チューブの離型層によって被覆されている。定着ローラ211の内部には、ハロゲンヒータ213が配置され、ハロゲンヒータ213の投入電力は、サーミスタ215によって検出される定着ローラ211の表面温度が所定の目標温度となるように自動調整されている。
加圧ローラ212は、両端部を不図示の加圧機構によって定着ローラ211に向かって所定の総圧力で加圧されている。加圧ローラ212は、ステンレス円筒状の芯金を、シリコーンゴムの弾性層によって被覆され、弾性層は、フッ素樹脂チューブの離型層によって被覆されている。加圧ローラ212の内部には、ハロゲンヒータ214が配置され、ハロゲンヒータ214の投入電力は、サーミスタ216によって検出される加圧ローラ212の表面温度が所定の目標温度となるように自動調整されている。
<リレーユニット>
リレーユニット301は、第一画像形成装置101から受け入れた記録材をスイッチバック搬送して、第1面の後端を第2面の先端に変更し、表裏反転状態で記録材を第二画像形成装置102へ送り込む。
リレーユニット301は、第一画像形成装置101から受け入れた記録材をスイッチバック搬送して、第1面の後端を第2面の先端に変更し、表裏反転状態で記録材を第二画像形成装置102へ送り込む。
リレーユニット301が記録材をスイッチバック搬送するための時間を確保するため、第一画像形成装置101では生産性を落として、記録材の給送間隔(紙間)を通常よりも大きくする必要がある。これを阻止するために、第一画像形成装置101のプロセススピードが500mm/secの場合、リレーユニット301の搬送速度を1500mm/secに増速している。これにより、第一画像形成装置101における記録材の給送間隔(紙間)の拡大を不要にして、画像形成システム100の生産性低下を防止している。リレーユニット301入口で記録材の搬送速度を500→1500mm/secに増速してスイッチバックを行い、リレーユニット301の出口で記録材の搬送速度を1500→500mm/secに減速している。
なお、図2に示すように、リレーユニットは、スイッチバック搬送以外の反転方法を採用したリレーユニット302を使用することも可能である。リレーユニット302は、第一画像形成装置101から搬送された記録材の進行方向を維持したまま、記録材を螺旋方向Gに回転させて、第1面の先端がそのまま第2面の先端となるように記録材の表裏を反転させて第二画像形成装置102へ送り出す。リレーユニット302は、記録材の第1面と第2面の先端部の画像書き出し位置を精度良く合わせることが可能なため、画像位置精度が要求される場合には、図1のリレーユニット301よりも好適である。
また、第一画像形成装置101の定着装置202Aの下流にフェイスダウン(スイッチバック)出力機構を持つ場合、フェイスダウン出力機構によって記録材の表裏を反転させた後、スイッチバック機能を有しないリレーユニットに送り込んでもよい。
<システムの制御系>
図3は複連式画像形成システムの制御系のブロック図である。図1を参照して図3に示すように、連結システム制御部800は、第一画像形成装置101及び第二画像形成装置102のシステム管理を行う。連結システム制御部800は、第一画像形成装置101の制御部901及び第二画像形成装置102の制御部902と通信可能な状態で接続されている。
図3は複連式画像形成システムの制御系のブロック図である。図1を参照して図3に示すように、連結システム制御部800は、第一画像形成装置101及び第二画像形成装置102のシステム管理を行う。連結システム制御部800は、第一画像形成装置101の制御部901及び第二画像形成装置102の制御部902と通信可能な状態で接続されている。
制御部901は、連結システム制御部800の命令に従って、第一画像形成装置101を制御して画像形成ジョブを実行し、記録材カセット500から適時記録材の給送動作を実行し、待機モード等の電力制御を実行する。制御部902は、連結システム制御部800の命令に従って、第二画像形成装置102を制御して画像形成ジョブを実行し、記録材カセット500から適時記録材の給送動作を実行し、待機モード等の電力制御を実行する。
連結システム制御部800は、給送デッキ400及びスタッカー600と通信可能な状態で接続されている。給送デッキ400は、連結システム制御部800の命令に従って、第一画像形成装置101へ記録材を送り出す。スタッカー600は、連結システム制御部800の命令に従って、第二画像形成装置102から排出された記録材を積載する。
<ネットワーク通信システム>
図4は複連式画像形成システムの通信システムのブロック図である。図5は外部コンピュータによる連結システム制御部へのアクセスの説明図である。
図4は複連式画像形成システムの通信システムのブロック図である。図5は外部コンピュータによる連結システム制御部へのアクセスの説明図である。
図4に示すように、連結システム制御部800は、装置通信ケーブル5010を介して第一画像形成装置101、第二画像形成装置102等に接続しており、各種データ及び命令を送受信可能である。
図5に示すように、連結システム制御部800は、ネットワークインターフェース1100を介して、インターネット通信回線5000に接続しており、外部コンピュータ1020、外部コントローラ1010等とデータ通信が可能である。外部コンピュータ1020は、ユーザーが画像形成ジョブを送信する入力端末である。外部コントローラ1010は、サービス等で複連式画像形成システム100の診断や遠隔操作を行うための端末である。
複連式画像形成システム100の管理者は、外部コンピュータ1020から外部コントローラ1010へアクセスすることで、外部コントローラ1010を介して、連結システム制御部800に対して制御指示を行うことができる。
<待機モード>
複連式画像形成システム100では、第一画像形成装置101の操作部91、第二画像形成装置102の操作部92、又は外部コンピュータ1020等との通信を介して、連結システム制御部800に複数種類の待機モードを設定可能である。待機モードは、スタンバイモード、省エネモード、静音モード、スリープモードである。
複連式画像形成システム100では、第一画像形成装置101の操作部91、第二画像形成装置102の操作部92、又は外部コンピュータ1020等との通信を介して、連結システム制御部800に複数種類の待機モードを設定可能である。待機モードは、スタンバイモード、省エネモード、静音モード、スリープモードである。
表1に示すように、スタンバイモードは、定着装置202A、202Bを立ち上げて定着時の温度に保持した状態で画像形成ジョブを待ち受けるので、受信と同時に画像形成ジョブを即時開始できる生産性の高い待機モードである。省エネモードは、複連式画像形成システム100の画像形成ジョブ待機中において、生産性よりも省エネルギーを優先させる待機モードである。また、静音モードは、複連式画像形成システム100の画像形成ジョブ待機中において、スキャナや冷却ファンを停止させて、生産性よりも騒音低減を優先させる待機モードである。
省エネモード(又は静音モード)が優先設定されている場合、定着装置202A、202Bを定着時の温度に保持したスタンバイモードが所定の設定時間続くと、定着装置202A、202Bの温度設定を低下させて、省エネモード(又は静音モード)へ移行する。
そして、省エネモード(又は静音モード)の状態で、新たな画像形成ジョブを受信することなく、所定の設定時間が経過すると、定着装置202A、202BをOFFして、スリープモードへ移行する。スリープモードでは、連結システム制御部800及び制御部901、902への電力供給は維持されるが、その他の定着装置202A、202B、高圧電源、冷却ファン、モーター等に対しする電力供給が停止される。スリープモードは、外部から画像形成ジョブが送信されて、連結システム制御800によって受信されるまで継続する。
<操作部を通じた設定>
図6は操作部の構成の説明図である。図7は情報設定画面の説明図である。図8はタイマー設定画面の説明図である。図9はオートスリープタイム設定画面の説明図である。図10は省エネモード移行時間設定画面の説明図である。図11は静音モード移行時間設定画面の説明図である。
図6は操作部の構成の説明図である。図7は情報設定画面の説明図である。図8はタイマー設定画面の説明図である。図9はオートスリープタイム設定画面の説明図である。図10は省エネモード移行時間設定画面の説明図である。図11は静音モード移行時間設定画面の説明図である。
複連式画像形成システム100は、コピーモデルとして設置されている場合、第一画像形成装置101の操作部91又は第二画像形成装置102の操作部92を通じて、オートスリープモード、省エネモード、及び静音モードへの移行時間を設定可能である。
(1)図6に示すように、オペレータが操作部91の「初期設定/登録ボタン2005」を押すと、操作画面93には、図7に示す情報設定画面93Aが表示される。
(2)図7に示すように、情報設定画面93Aにおいて「タイマー設定ボタン3002」を押すと、図8に示すタイマー設定画面93Dが表示される。
(1)図6に示すように、オペレータが操作部91の「初期設定/登録ボタン2005」を押すと、操作画面93には、図7に示す情報設定画面93Aが表示される。
(2)図7に示すように、情報設定画面93Aにおいて「タイマー設定ボタン3002」を押すと、図8に示すタイマー設定画面93Dが表示される。
オートスリープモードへの移行時間は、以下のように設定する。
(1)図8に示すように、タイマー設定画面93Dにおいて「オートスリープタイム」の「ON/OFFボタン3100」を押すと、図9に示す、オートスリープタイム設定画面93Eが表示される。
(2)図9に示すように、オートスリープタイム設定画面93Eにおいて「時間設定キー3102、3103」を押して、数値3101を任意の時間に調整後、「閉じる」ボタンを押す事で、オートスリープタイムが登録完了となる。
(1)図8に示すように、タイマー設定画面93Dにおいて「オートスリープタイム」の「ON/OFFボタン3100」を押すと、図9に示す、オートスリープタイム設定画面93Eが表示される。
(2)図9に示すように、オートスリープタイム設定画面93Eにおいて「時間設定キー3102、3103」を押して、数値3101を任意の時間に調整後、「閉じる」ボタンを押す事で、オートスリープタイムが登録完了となる。
省エネモードへの移行時間は、以下のように設定する。
(1)図8に示すように、タイマー設定画面93Dにおいて「省エネモード移行時間」の「ON/OFFボタン3200」を押すと、図10に示す、省エネモード移行時間設定画面93Fが表示される。
(2)図10に示すように、省エネモード移行時間設定画面93Fにおいて「時間設定キー3202、3203」を押して、数値3201を任意の時間に調整後、「閉じる」ボタンを押す事で、省エネモード移行時間が登録完了となる。
(1)図8に示すように、タイマー設定画面93Dにおいて「省エネモード移行時間」の「ON/OFFボタン3200」を押すと、図10に示す、省エネモード移行時間設定画面93Fが表示される。
(2)図10に示すように、省エネモード移行時間設定画面93Fにおいて「時間設定キー3202、3203」を押して、数値3201を任意の時間に調整後、「閉じる」ボタンを押す事で、省エネモード移行時間が登録完了となる。
静音モードへの移行時間は、以下のように設定する。
(1)図8に示すように、タイマー設定画面93Dにおいて「静音モード移行時間」の「ON/OFFボタン3300」を押すと、図11に示す、静音モード移行時間設定画面93Gが表示される。
(2)図11に示すように、静音モード移行時間設定画面93Gにおいて「時間設定キー3302、3303」を押して、数値3301を任意の時間に調整後、「閉じる」ボタンを押す事で、静音モード移行時間が登録完了となる。
(1)図8に示すように、タイマー設定画面93Dにおいて「静音モード移行時間」の「ON/OFFボタン3300」を押すと、図11に示す、静音モード移行時間設定画面93Gが表示される。
(2)図11に示すように、静音モード移行時間設定画面93Gにおいて「時間設定キー3302、3303」を押して、数値3301を任意の時間に調整後、「閉じる」ボタンを押す事で、静音モード移行時間が登録完了となる。
なお、操作部91の画面表示及び操作方法は、上述した例に限定されず、適時変更してもかまわないが、各モードの「ON/OFF」切り替え、及び、時間設定が登録可能であることが望ましい。
<ネットワークを通じた設定>
図12はメニュー画面の説明図である。図13はシステム管理設定画面の説明図である。図14はタイマー設定画面の説明図である。
図12はメニュー画面の説明図である。図13はシステム管理設定画面の説明図である。図14はタイマー設定画面の説明図である。
図5に示すように、複連式画像形成システム100は、ネットワーク通信を用いて画像形成ジョブを通信するプリンタモデルとして設置されている場合、そのネットワーク通信を介して複連式画像形成システム100に各種設定を行う。ユーザーは、外部コンピュータ1020からネットワーク接続された外部コントローラ1010を介して、複連式画像形成システム100に、オートスリープモード、省エネモード、及び静音モードへの移行時間を設定可能である。
(1)ユーザーは、外部コンピュータ1020からインターネット通信回線5000を介して外部コントローラ1010にアクセスする。
(2)外部コントローラ1010のインターネットアドレス(URL)にアクセスすると、図12に示すメニュー画面94Aが表示される。
(3)図12に示すように、メニュー画面94Aにおいて「システム管理ボタン」を押すと、モニタ画面にシステム管理設定画面94Bが表示される。
(4)図12に示すように、システム管理設定画面94Bにおいて「ID番号」、「暗証番号」の入力を入力枠4010で行い、認証がされると、ユーザーがアクセスクセス可能な「情報機器の一覧画面4010」が表示される。
(5)図12に示すように、情報機器の一覧画面4010において、連結システム制御部800を選択して、「OKボタン4030」を押すと、外部コントローラ1010より連結システム制御部800にアクセスして指示や各種設定を実行可能な状態となる。
(6)外部コントローラ1010より連結システム制御部800へ指示可能な状態となると、外部コンピュータ1020のモニタ画面には、図13に示すシステム管理設定画面94Cが表示される。システム管理設定画面94Cは、図7に示す情報設定画面93Aに対応している。システム管理設定画面94Cを起点にして、システム管理設定のための各種設定画面が表示される。
(7)図13に示すように、システム管理設定画面94Cにおいて「タイマー設定ボタン3002」を押すと、図14に示すタイマー設定画面94Dが表示される。
(1)ユーザーは、外部コンピュータ1020からインターネット通信回線5000を介して外部コントローラ1010にアクセスする。
(2)外部コントローラ1010のインターネットアドレス(URL)にアクセスすると、図12に示すメニュー画面94Aが表示される。
(3)図12に示すように、メニュー画面94Aにおいて「システム管理ボタン」を押すと、モニタ画面にシステム管理設定画面94Bが表示される。
(4)図12に示すように、システム管理設定画面94Bにおいて「ID番号」、「暗証番号」の入力を入力枠4010で行い、認証がされると、ユーザーがアクセスクセス可能な「情報機器の一覧画面4010」が表示される。
(5)図12に示すように、情報機器の一覧画面4010において、連結システム制御部800を選択して、「OKボタン4030」を押すと、外部コントローラ1010より連結システム制御部800にアクセスして指示や各種設定を実行可能な状態となる。
(6)外部コントローラ1010より連結システム制御部800へ指示可能な状態となると、外部コンピュータ1020のモニタ画面には、図13に示すシステム管理設定画面94Cが表示される。システム管理設定画面94Cは、図7に示す情報設定画面93Aに対応している。システム管理設定画面94Cを起点にして、システム管理設定のための各種設定画面が表示される。
(7)図13に示すように、システム管理設定画面94Cにおいて「タイマー設定ボタン3002」を押すと、図14に示すタイマー設定画面94Dが表示される。
オートスリープモードへの移行時間は、以下のように設定する。
(1)図14に示すように、タイマー設定画面94Dにおいて「オートスリープタイム」の「ON/OFFボタン3100」を押すと、図9に示す、オートスリープタイム設定画面93Eが表示される。
(3)図9に示すように、オートスリープタイム設定画面93Eにおいて「時間設定キー3102、3103」を押して、数値3101を任意の時間に調整後、「閉じる」ボタンを押す事で、オートスリープタイムが登録完了となる。
(1)図14に示すように、タイマー設定画面94Dにおいて「オートスリープタイム」の「ON/OFFボタン3100」を押すと、図9に示す、オートスリープタイム設定画面93Eが表示される。
(3)図9に示すように、オートスリープタイム設定画面93Eにおいて「時間設定キー3102、3103」を押して、数値3101を任意の時間に調整後、「閉じる」ボタンを押す事で、オートスリープタイムが登録完了となる。
省エネモードへの移行時間は、以下のように設定する。
(1)図14に示すように、タイマー設定画面93Dにおいて「省エネモード移行時間」の「ON/OFFボタン3200」を押すと、図10に示す、省エネモード移行時間設定画面93Fが表示される。
(2)図10に示すように、省エネモード移行時間設定画面93Fにおいて「時間設定キー3202、3203」を押して、数値3201を任意の時間に調整後、「閉じる」ボタンを押す事で、省エネモード移行時間が登録完了となる。
(1)図14に示すように、タイマー設定画面93Dにおいて「省エネモード移行時間」の「ON/OFFボタン3200」を押すと、図10に示す、省エネモード移行時間設定画面93Fが表示される。
(2)図10に示すように、省エネモード移行時間設定画面93Fにおいて「時間設定キー3202、3203」を押して、数値3201を任意の時間に調整後、「閉じる」ボタンを押す事で、省エネモード移行時間が登録完了となる。
静音モードへの移行時間は、以下のように設定する。
(1)図14に示すように、タイマー設定画面93Dにおいて「静音モード移行時間」の「ON/OFFボタン3300」を押すと、図11に示す、静音モード移行時間設定画面93Gが表示される。
(2)図11に示すように、静音モード移行時間設定画面93Gにおいて「時間設定キー3302、3303」を押して、数値3301を任意の時間に調整後、「閉じる」ボタンを押す事で、静音モード移行時間が登録完了となる。
(1)図14に示すように、タイマー設定画面93Dにおいて「静音モード移行時間」の「ON/OFFボタン3300」を押すと、図11に示す、静音モード移行時間設定画面93Gが表示される。
(2)図11に示すように、静音モード移行時間設定画面93Gにおいて「時間設定キー3302、3303」を押して、数値3301を任意の時間に調整後、「閉じる」ボタンを押す事で、静音モード移行時間が登録完了となる。
なお、外部通信を介した設定方法は、この形態に限定されない。最小限に必要な構成としては、図5に示すように、ユーザーの外部コンピュータ1020、外部コントローラ1010、イネットワークI/F部1100である。無線を介したほかの通信形態や、通信設定に関する画面の表示、操作方法、設定方法に関しても、利便性を向上させるためには、適時他の方式を採用しても何ら問題ない。
ところで、図1に示すように、両面印刷の高速化対応を図った複連式画像形成システム100は、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102の両方に定着装置202A、202Bを備えている。このため、画像形成を行わない期間に、常時、スタンバイモードを保持しておくためには過剰な消費電力を必要とする。
そこで、複連式画像形成システム100では、画像形成ジョブの待ち受け時の消費電力を低減させるため、通常のスタンバイモード以外に、省エネモード、静音モードの優先実行を設定可能にしている。そして、スタンバイモード、省エネモード、静音モードのいずれかの状態であっても、画像形成ジョブを受信することなく設定時間が経過すると、消費電力を低減させるため、画像形成命令受信部以外を電力OFFの状態にするスリープモードへ移行する。スタンバイモード以外に、省エネモード、静音モードの優先実行を設定可能にしている。
しかし、複連式画像形成システム100において、スタンバイモード又はスリープモード中、両面印刷の画像形成ジョブを受信した際に、一律一様に第一画像形成装置101及び第二画像形成装置102を起動すると、過剰な電力消費となる場合がある。
そこで、以下の実施例では、複連式画像形成システム100において、省エネモード又は静音モードの優先が選択されている場合と、選択されていない場合とで、複連式画像形成システム100の起動制御を異ならせている。スタンバイ中、又は、スリープモード中に、両面印刷の画像形成ジョブを受信した場合に、システムの起動方法を適正化することで、トータルの生産性を低下させることなく、消費電力を低減している。
<実施例1>
図15はネットワーク通信設定画面の説明図である。図16は複連システム設定画面の説明図である。複連式画像形成システム100は、コピーモデルとして設置されている場合、第一画像形成装置101の操作部91又は第二画像形成装置102の操作部92を通じて、スリープモードからの起動時に優先的に起動させる画像形成装置を設定可能である。第二画像形成装置102の優先登録は、以下のように設定する。
図15はネットワーク通信設定画面の説明図である。図16は複連システム設定画面の説明図である。複連式画像形成システム100は、コピーモデルとして設置されている場合、第一画像形成装置101の操作部91又は第二画像形成装置102の操作部92を通じて、スリープモードからの起動時に優先的に起動させる画像形成装置を設定可能である。第二画像形成装置102の優先登録は、以下のように設定する。
図1に示すように、第一画像形成装置101は、第一トナー像形成部の一例であるトナー像形成部101Aが記録材にトナー像を形成して、第一定着部の一例である定着装置202Aがトナー像を第一加熱温度で記録材に定着する。第二画像形成装置102は、第二トナー像形成部の一例であるトナー像形成部101Bが記録材にトナー像を形成して、第二定着部の一例である定着装置202Bがトナー像を第二加熱温度で記録材に定着する。給送手段の一例である給送デッキ400又は記録材カセット500は、トナー像形成部101A、101Bへ記録材を給送する。搬送路の一例であるリレーユニット301は、第一画像形成装置101から出力された記録材を第二画像形成装置102へ搬送する。
画像形成システムの一例である複連式画像形成システム100は、第一画像形成装置101を用いて画像を形成した記録材に第二画像形成装置102を用いて再び画像形成する第一画像形成モードを実行可能である。
待機モード選択部の一例である連結システム制御部800は、第一待機モードの一例であるスタンバイモードと、第二待機モードのそれぞれ一例である省エネモード、静音モード、及びスリープモードを少なくとも選択可能である。なお、スタンバイモードを第一待機モード、省エネモード、静音モードを第二待機モードとしたとき、スリープモードは第三待機モードの一例である。しかし、スタンバイモード又は省エネモード、静音モードを第一待機モードとしたとき、スリープモードは第二待機モードの一例である。
スタンバイモードは、定着装置202Aを第一加熱温度に、定着装置202Bを第二加熱温度にそれぞれ保って画像形成ジョブを待機する。省エネモード、静音モード、及びスリープモードは、第一定着部と第二定着部のそれぞれの温度が第一待機モード時の温度よりも低い状態で画像形成ジョブの入力を待機する。スリープモードでは、第一定着部及び第二定着部をいずれもOFFして画像形成ジョブを待機する。
画像形成モード選択部の一例である連結システム制御部800は、スリープモードの待機時に画像形成ジョブが入力された場合に、第一画像形成モードに代えて第二画像形成モードを実行可能である。第二画像形成モードは、定着装置202Aの温度が第一加熱温度未満の状態で、トナー像形成部101B及び定着装置202Bを用いて、トナー像形成部101Aを用いることなく記録材に対する画像形成を開始する。
(1)図6に示すように、オペレータが操作部91の「初期設定/登録ボタン2005」を押すと、操作画面93には、図7に示す情報設定画面93Aが表示される。
(2)図7に示すように、情報設定画面93Aにおいて「共通仕様設定ボタン3001」を押すと、図15に示すネットワーク通信設定画面93Bが表示される。
(3)図15に示すように、ネットワーク通信設定画面93Bにおいて「複連システム設定ボタン3503」を押すと、図16に示す複連システム設定画面93Cが表示される。
(4)図16に示すように、複連システム設定画面93Cにおいて「優先登録」を「ON」に設定する。
(1)図6に示すように、オペレータが操作部91の「初期設定/登録ボタン2005」を押すと、操作画面93には、図7に示す情報設定画面93Aが表示される。
(2)図7に示すように、情報設定画面93Aにおいて「共通仕様設定ボタン3001」を押すと、図15に示すネットワーク通信設定画面93Bが表示される。
(3)図15に示すように、ネットワーク通信設定画面93Bにおいて「複連システム設定ボタン3503」を押すと、図16に示す複連システム設定画面93Cが表示される。
(4)図16に示すように、複連システム設定画面93Cにおいて「優先登録」を「ON」に設定する。
これにより、第二画像形成装置102が登録され、「省エネ・静音モード」に移行後は、第二画像形成装置102が優先的に画像形成を行うことになる。第二画像形成装置102が、複連式画像形成システム100における「オートスリープ、省エネモード、静音モード」の3モードに関して、他の画像形成装置よりも優先して使用される。
また、同様の設定操作を、ネットワークを通じて外部コンピュータ1020から実行可能である。
図5に示すように、外部コントローラ1010より連結システム制御部800へ指示可能な状態となると、外部コンピュータ1020のモニタ画面には、図13に示すシステム管理設定画面94Cが表示される。
(1)図13に示すように、システム管理設定画面94Cにおいて「共通仕様設定ボタン3001」を押すと、図15に示すネットワーク通信設定画面93Bが表示される。
(2)図15に示すように、ネットワーク通信設定画面93Bにおいて「複連システム設定ボタン3503」を押すと、図16に示す複連システム設定画面93Cが表示される。
(3)図16に示すように、複連システム設定画面93Cにおいて「優先登録」を「ON」に設定する。
(1)図13に示すように、システム管理設定画面94Cにおいて「共通仕様設定ボタン3001」を押すと、図15に示すネットワーク通信設定画面93Bが表示される。
(2)図15に示すように、ネットワーク通信設定画面93Bにおいて「複連システム設定ボタン3503」を押すと、図16に示す複連システム設定画面93Cが表示される。
(3)図16に示すように、複連システム設定画面93Cにおいて「優先登録」を「ON」に設定する。
これにより、第二画像形成装置102が登録され、「省エネ・静音モード」に移行後は、第二画像形成装置102が優先的に画像形成を行うことになる。第二画像形成装置102が、複連式画像形成システム100における「オートスリープ、省エネモード、静音モード」の3モードに関して、他の画像形成装置よりも優先して使用される。
実施例1では、印刷JOB命令送信を行う外部コンピュータの操作画面(GUI)に、複連式画像形成システム100の設定条件変更機能を持たせ、ユーザーの要望に応じて、両面印刷の出力方法を選択できるため、消費電力の低減が可能となった。印刷指令を行うユーザーのニーズに応じて、複数の画像形成装置の起動方法を調整することで、消費電力と騒音とを極力低減するモードと生産性を優先するモードとを選択することが可能となった。
<実施例2>
図17は実施例2の両面印刷制御のフローチャートである。図1に示すように、連結システム制御部800は、省エネモードが設定されている場合、スタンバイモードを継続した後に省エネモードへ移行させ、さらに省エネモードを継続した後にスリープモードへ移行させる。そして、スリープモードで画像形成ジョブが入力された場合、省エネを優先した第二画像形成モードを実行する。しかし、省エネモード又は静音モードが設定されていない場合、連結システム制御部800は、スタンバイモードを継続した後に直ちにスリープモードへ移行させる。そして、スリープモードで画像形成ジョブが入力された場合には、生産性を優先した第一画像形成モードを実行する。
図17は実施例2の両面印刷制御のフローチャートである。図1に示すように、連結システム制御部800は、省エネモードが設定されている場合、スタンバイモードを継続した後に省エネモードへ移行させ、さらに省エネモードを継続した後にスリープモードへ移行させる。そして、スリープモードで画像形成ジョブが入力された場合、省エネを優先した第二画像形成モードを実行する。しかし、省エネモード又は静音モードが設定されていない場合、連結システム制御部800は、スタンバイモードを継続した後に直ちにスリープモードへ移行させる。そして、スリープモードで画像形成ジョブが入力された場合には、生産性を優先した第一画像形成モードを実行する。
連結システム制御部800は、スリープモードの継続中に入力された画像形成ジョブの画像形成枚数が所定枚数未満の場合には定着装置202Bの立ち上がりが早い第二画像形成モードを実行する。しかし、入力された画像形成ジョブの画像形成枚数が所定枚数以上の場合には定着装置202A、202Bの立ち上がりが遅くても連続画像形成の生産性が高い第一画像形成モードを実行する。
図1を参照して図17に示すように、連結システム制御800は、複連式画像形成システム100に電源が投入されると、トナー像形成部101A、101B、定着装置202A、202Bの起動と調整を実行する(S200)。その後、所定時間、画像形成ジョブの受信がない場合(S201のY)、連結システム制御800は、画像形成装置101、102の制御部901、902に対してスリープモードに移行するように命令する(S201)。スリープ移行動作命令を受け取った制御部901、902は、画像形成装置101、102をスリープモードに移行させる(S202)。
実施例1では、スリープモードへの移行時間の初期値は30分に設定してある。このため、前回の最終印刷命令より30分以上画像形成ジョブを受信することなく経過すると、スリープモードへ移行する。しかし、上述したように、スリープモードへの移行時間は、管理者が任意に定めて設定可能である。稼働率、電力消費、期待処理速度に応じて任意に時間調整可能である。
スリープモードでは、連結システム制御部800及び制御部901、902への電力供給が継続されて、画像形成ジョブを待ち受ける(S202)。
複連式画像形成システムにおいて省エネモード又は静音モードの優先設定が行われている場合、スリープモードの状態で画像形成ジョブを受信すると第二画像形成装置102が優先的に起動される。また、定着装置202A、202Bが立ち上がった状態で画像形成ジョブを待ち受けるスタンバイモードでも、省エネモード又は静音モードの優先設定が行われている場合、第二画像形成装置102を優先的に用いて画像形成ジョブを実行する。
連結システム制御部800が外部コンピュータ1020から画像形成ジョブを受信すると(S203のY)、連結システム制御部800は、スリープモードを終了させて、複連式画像形成システム100を起動させる(S207又はS208)。このとき、省エネルギーモード又は静音モードの設定の有無、画像形成ジョブの両面印刷枚数の多少によって、起動される画像形成装置の数が異なってくる。
連結システム制御部800は、スリープ状態(S202)で画像形成ジョブを受信した場合、画像形成ジョブが両面印刷か、片面印刷かを判定する(S203)。片面印刷の場合(S203のN)は、第一画像形成装置101は起動されない。第二画像形成装置102のみを起動して(S207)、第二画像形成装置102の記録材カセット500より取り出した記録材が、トナー像形成部101Bに搬送されて、片面プリントを実行する(S209)。
一方、両面印刷の場合(S203のY)は、第一画像形成装置101及び第二画像形成装置102に対して、省エネモード又は静音モードの優先が設定されているか否かを判定する(S204)。
連結システム制御部800は、省エネモード又は静音モードが優先選択された条件(S204のY)では、画像形成ジョブのプリント枚数が200枚以上か否かを判断する(S206)。そして、画像形成ジョブのプリント枚数が200枚未満の場合(S206のN)、第二画像形成装置102の制御部902に対して起動命令を送信して起動させる(S207)。その後、印刷開始命令を送信して第二画像形成装置102のみによる両面印刷動作を実行させる(S208)。なお、このとき、第一画像形成装置101の制御部901に対しては、スリープモードの継続を命令している。
これに対して、省エネモード又は静音モードが優先選択されていない条件(S204のN)では、制御部901と制御部902の両方に起動命令を送信して、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102の両方を起動させる(S208)。この場合、定着装置202A、202Bの起動電力に制限をかけて、合計の電力消費を抑制する。定着装置202A、202Bの立ち上がり後、印刷開始命令を送信して、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102とに片面ずつを分担させた両面印刷動作を実行させる(S210)。
また、画像形成ジョブのプリント枚数が200枚以上の場合も、画像形成ジョブのトータルの処理時間の短縮を優先させて、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102の両方を起動する(S208)。そして、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102に片面ずつを分担させた両面印刷動作を実行させる(S210)。
以上述べたように、実施例2では、複連式画像形成システム100において、省エネモード又は静音モードの優先が選択されておらず、両面印刷の場合のみ、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102の両方を用いて両面印刷を行う。これにより、無駄な電力消費を避けることが可能となる。省エネモード又は静音モードが設定されている場合、スリープモードへの移行後、画像形成ジョブを受信すると、スリープ状態からの複連式画像形成システム100の復帰動作は、第二画像形成装置102を用いて、優先的に画像形成動作する。このような復帰制御構成を持たせることで、無駄な電力消費を避けることが可能なる。
実施例2では、低消費電力のスリープモード中に画像形成ジョブを受信した場合、省エネルギー・静音優先モードが選択されていれば、片面印刷、両面印刷のいずれであっても、第二画像形成装置102のみを早期に立ち上げて画像形成を実行する。このとき、定着装置202Bの起動において電力を制限する必要が無いため、定着装置202Bの温度の立ち上がりが早くなる。
実施例2では、スタンバイモード又はスリープモードにおいて、「省エネ・静音モード」の設定の有無に応じて、複連式画像形成システム100の作像パターン又は起動パターンを変更する。これにより、消費電力の削減、部品寿命の高寿命化、運転騒音の削減を実現している。記録材に行う画像形成の面数、及び、印刷指令を行うユーザーのニーズに応じて、複数の画像形成装置の起動方法を調整することで、消費電力と騒音の低減と、生産性とを両立させている。
<実施例3>
図18は実施例3の両面印刷制御のフローチャートである。
図18は実施例3の両面印刷制御のフローチャートである。
図1に示すように、実施例1では、省エネモード又は静音モードの優先が選択されている場合、画像形成ジョブの受信時がスタンバイモードでもスリープモードでも、必ず第二画像形成装置102のみを用いて両面印刷を実行している。しかし、第二画像形成装置102のみで両面印刷している期間、画像出力を行わない第一画像形成装置101をスタンバイモードで待機させておくことは、消費電力的にも騒音レベル的にもマイナスである。
そこで、実施例2では、省エネモード又は静音モードの優先が選択された状態で、スタンバイモードの状態で、両面印刷の画像形成ジョブが入力された場合には、第二画像形成モードを開始した後に、定着装置202AをOFFする。第二画像形成装置102のみにより両面印刷を実行している期間でも、第一画像形成装置101が、独立にスリープに移行できるようにして、実施例1よりも消費電力及び騒音を削減している。
図1を参照して図18に示すように、ステップS200〜S210までのスリープモードにおける処理は実施例1と同一であるため、重複した説明を省略する。
連結システム制御800は、複連式画像形成システム100を起動後、所定時間が経過するまでは(S201のN)、定着装置202A、202Bを通常の定着温度に保ったスタンバイモードにて画像形成ジョブを待ち受ける(S213)。
画像形成ジョブを受信すると、連結システム制御部800は、画像形成ジョブが両面印刷か片面印刷かを判定する(S213)。片面印刷の場合(S213のN)、連結システム制御部800は、制御部902に画像形成命令を送信して、第二画像形成装置102の記録材カセット500より引き出した記録材をトナー像形成部101Bへ搬送して、片面印刷を実行させる(S217)。
一方、両面印刷の場合(S213のY)、連結システム制御部800は、省エネモード又は静音モードの優先が設定されているか否かを判定する(S214)。そして、省エネモード又は静音モードの優先が選択されている場合(S214のY)、プリント枚数が200枚以上か否かを判断する(S216)。
プリント枚数が200枚未満の場合(S216のN)、第二画像形成装置102の制御部902に対して印刷開始命令を送信して、第二画像形成装置102のみによる両面印刷動作を実行させる(S217)。
これに対して、省エネモード又は静音モードの優先が選択されていない場合(S214のN)、制御部901及び制御部902に対して印刷開始命令を送信する。そして、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102とに片面ずつを分担させた両面印刷動作を実行させる(S210)。
また、プリント枚数が200枚以上の場合も、画像形成ジョブの処理時間の短縮を優先させて、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102とで片面ずつを分担させた両面印刷動作を実行させる(S210)。
ここで、片面印刷が選択された場合(S213のN)、又は第二画像形成装置102のみで両面印刷を行う場合(S216のY)、連結システム制御800は、第一画像形成装置101の累積非稼働時間が所定時間に達したか否かを判断する(S221)。
第一画像形成装置101の累積非稼働時間が所定時間に達した場合(S221のY)、連結システム制御部800は、制御部901に対して第一画像形成装置101をスリープ状態に移行させる命令を出す(S222)。
実施例2では、第一画像形成装置101がスリープモードに移行するまでの猶予時間は、15分を初期値として設定している。しかし、この猶予時間は、15分とする必要はなく、第一画像形成装置101の操作部91から可変設定できることが望ましい。その場合、設定時間の可変最大値は、第一画像形成装置101と第二画像形成装置102が同時にスリープモードに移行するまでの設定時間と等しくなっていることが望ましい。図9に示すように、オートスリープタイム設定画面93Eにおいて時間設定キー3102、3103を押して、設定可能な時間を上限値とすることが望ましい。
以上述べたように、実施例2の制御によれば、第二画像形成装置102の稼動中に、使用されていない第一画像形成装置101を、スリープモードへ先行的に移行させる。リレーユニット301よりも搬送方向下流にある第二画像形成装置102のみで記録材の両面印刷を開始した際、所定時間経過後にリレーユニット301よりも搬送方向上流に位置する第一画像形成装置101をスリープモードに移行させる。このため、第一画像形成装置101が、スタンバイモードを維持するために必要な電力消費をなくすことが可能となった。
1 感光ドラム、2 帯電ローラ、3 露光装置、4 現像装置
5 転写ローラ、6 ドラムクリーニング装置、11 反転機構
12 両面搬送路、91、92 操作部、101 第一画像形成装置
101A、101B トナー像形成部、102 第二画像形成装置
202A、202B 定着装置、301 リレーユニット
400 給紙デッキ、600 スタッカー
800 連結システム制御部、901、902 制御部
1010 外部コントローラ、1020 外部コンピュータ
1100 ネットワークI/F
5 転写ローラ、6 ドラムクリーニング装置、11 反転機構
12 両面搬送路、91、92 操作部、101 第一画像形成装置
101A、101B トナー像形成部、102 第二画像形成装置
202A、202B 定着装置、301 リレーユニット
400 給紙デッキ、600 スタッカー
800 連結システム制御部、901、902 制御部
1010 外部コントローラ、1020 外部コンピュータ
1100 ネットワークI/F
Claims (4)
- 記録材にトナー像を形成する第一トナー像形成部と、前記第一トナー像形成部で形成されたトナー像を第一加熱温度で記録材に定着する第一定着部とを備えた第一画像形成装置と、
記録材にトナー像を形成する第二トナー像形成部と、前記第二トナー像形成部で形成されたトナー像を第二加熱温度で記録材に定着する第二定着部とを備えた第二画像形成装置と、を有し、
前記第一画像形成装置を用いて画像を形成した記録材に前記第二画像形成装置を用いて再び画像形成する第一画像形成モードを実行可能な画像形成システムにおいて、
画像形成ジョブの入力を待機する第一待機モードと、前記第一定着部と前記第二定着部のそれぞれの温度が前記第一待機モード時の温度よりも低い状態で画像形成ジョブの入力を待機する第二待機モードとを少なくとも選択可能な待機モード選択部と、
前記第二待機モードの待機時に画像形成ジョブが入力された場合に、前記第一画像形成モードに代えて、前記第一定着部の温度が前記第一加熱温度未満の状態で、前記第二トナー像形成部及び前記第二定着部を用いて、前記第一トナー像形成部を用いることなく記録材に対する画像形成を開始する第二画像形成モードを実行可能な画像形成モード選択部と、を有することを特徴とする画像形成システム。 - 前記待機モード選択部は、前記第一定着部及び前記第二定着部をいずれもOFFして画像形成ジョブを待機する第三待機モードを選択可能であって、
前記待機モード選択部が前記第一待機モードを継続した後に前記第二待機モードへ移行させ、さらに前記第二待機モードを継続した後に前記第三待機モードへ移行させた状態で画像形成ジョブが入力された場合には、前記画像形成モード選択部は、前記第二画像形成モードを実行し、
前記待機モード選択部が前記第一待機モードを継続した後に前記第二待機モードへ移行させることなく前記第三待機モードへ移行させた状態で画像形成ジョブが入力された場合には、前記画像形成モード選択部は、前記第一画像形成モードを実行することを特徴とする請求項1記載の画像形成システム。 - 前記画像形成モード選択部は、前記第三待機モードの継続中に入力された画像形成ジョブの画像形成枚数が所定枚数未満の場合には前記第二画像形成モードを実行し、入力された画像形成ジョブの画像形成枚数が所定枚数以上の場合には前記第一画像形成モードを実行することを特徴とする請求項2記載の画像形成システム。
- 前記第一待機モードは、前記第一定着部を前記第一加熱温度に、前記第二定着部を前記第二加熱温度にそれぞれ保って画像形成ジョブを待機し、
前記待機モード選択部が前記第二待機モードを開始する前の状態で画像形成ジョブが入力された場合には、前記画像形成モード選択部は、前記第二画像形成モードを実行し、その後、前記第一定着部をOFFすることを特徴とする請求項3記載の画像形成システム。
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