JP2012237527A - 室圧制御システム - Google Patents

室圧制御システム Download PDF

Info

Publication number
JP2012237527A
JP2012237527A JP2011107961A JP2011107961A JP2012237527A JP 2012237527 A JP2012237527 A JP 2012237527A JP 2011107961 A JP2011107961 A JP 2011107961A JP 2011107961 A JP2011107961 A JP 2011107961A JP 2012237527 A JP2012237527 A JP 2012237527A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air volume
valve
pressure control
control
room
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2011107961A
Other languages
English (en)
Other versions
JP5778475B2 (ja
Inventor
Takashi Fujimura
隆司 藤村
Yasuhito Omagari
康仁 大曲
Rintaro Omura
林太郎 大村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Azbil Corp
Original Assignee
Azbil Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Azbil Corp filed Critical Azbil Corp
Priority to JP2011107961A priority Critical patent/JP5778475B2/ja
Priority to CN201210133160.4A priority patent/CN102777999B/zh
Priority to KR1020120048959A priority patent/KR101398721B1/ko
Priority to US13/468,410 priority patent/US9182143B2/en
Publication of JP2012237527A publication Critical patent/JP2012237527A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5778475B2 publication Critical patent/JP5778475B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F11/00Control or safety arrangements
    • F24F11/70Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof
    • F24F11/72Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure
    • F24F11/74Control systems characterised by their outputs; Constructional details thereof for controlling the supply of treated air, e.g. its pressure for controlling air flow rate or air velocity
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B08CLEANING
    • B08BCLEANING IN GENERAL; PREVENTION OF FOULING IN GENERAL
    • B08B15/00Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area
    • B08B15/02Preventing escape of dirt or fumes from the area where they are produced; Collecting or removing dirt or fumes from that area using chambers or hoods covering the area
    • B08B15/023Fume cabinets or cupboards, e.g. for laboratories
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F24HEATING; RANGES; VENTILATING
    • F24FAIR-CONDITIONING; AIR-HUMIDIFICATION; VENTILATION; USE OF AIR CURRENTS FOR SCREENING
    • F24F2110/00Control inputs relating to air properties
    • F24F2110/40Pressure, e.g. wind pressure

Abstract

【課題】室圧制御バルブの寿命を延ばす。
【解決手段】室圧制御システムは、局所排気バルブEXV、給気バルブMAV、一般排気バルブGEX、コントローラ105,106,107、差圧センサ109を有する。コントローラ107は、給気バルブMAVと一般排気バルブGEXのうち室圧制御バルブとして動作させる方のバルブに対する補正制御出力値を、差圧センサ109によって計測された室圧と設定値に基づいて演算する。コントローラ107は、給気風量と排気風量のうち少なくとも一方が変更中かどうかを判定し、風量変更中の場合、室圧制御バルブの動作回数の軽減よりも室圧制御の即応性を重視した制御演算を行い、風量安定中の場合、室圧制御の即応性よりも室圧制御バルブの動作回数の軽減を重視した制御演算を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、室内への給気風量や排気風量の制御により室圧を一定に保つ室圧制御システムに関するものである。
化学実験では、実験作業過程において、人体に有害な生物化学物質が発生する場合が多い。これら生物化学物質の室内への拡散を防止し、人体への汚染を防ぐ装置の1つにヒュームフードがある。一般に、ヒュームフードは、上下または左右に開閉可能なサッシ付きの囲い(エンクロージャ)を備えており、実験室の作業者はこのサッシからエンクロージャ内にアクセスすることができる。ヒュームフードで作業中の作業者が有害な生物化学物質に曝されないようにするために、エンクロージャは生物化学物質を除去する局所排気ダクトに接続されている。
室圧制御システムは、ヒュームフード内で生物化学物質を扱う実験をする場合に、生物化学物質が部屋内に逆流しないようにサッシ面の面風速を所定の速度に維持するよう局所排気ダクトの風量を調整すると共に、生物化学物質が部屋の外に漏れ出したり外からの不純物等が部屋内に流入したりしないように部屋の圧力を一定に保つシステムである(例えば、特許文献1参照)。図8は従来の室圧制御システムの構成を示す図である。室圧制御システムは、部屋100内に設置されたヒュームフード101と、ヒュームフード101に接続された局所排気ダクト102と、部屋100に給気を供給する給気ダクト103と、部屋100の空気を排気する一般排気ダクト104と、局所排気ダクト102の風量を調整する局所排気バルブEXVと、給気ダクト103の風量を調整する給気バルブMAVと、一般排気ダクト104の風量を調整する一般排気バルブGEXと、局所排気バルブEXVを制御するコントローラ105と、給気バルブMAVを制御するコントローラ106と、一般排気バルブGEXを制御するコントローラ107と、各コントローラ105,106,107を互いに接続する通信線108とから構成される。ヒュームフード101は、開閉可能なサッシ111と、サッシ111の開度を検出するサッシセンサ112とを備えている。
このような室圧制御システムでは、部屋100の圧力を設定値に維持するため、給気ダクト103の給気風量と一般排気ダクト104の排気風量と局所排気ダクト102の局所排気風量とが、「給気風量=一般排気風量+局所排気風量+オフセット風量」の関係を満たすように、給気バルブMAVと一般排気バルブGEXと局所排気バルブEXVの開度を制御している。さらに、近年では、室内外の圧力差を計測し、この圧力差に基づいて室圧制御バルブ(PCV)の開度を微調整することで安定した室圧制御を行うPCV機能が搭載されている。このPCV機能は、給気バルブMAVと一般排気バルブGEXの何れかに、本来の機能に加えて、室圧制御動作を兼務させることで実現している。
特開平9−201540号公報
従来、PCV機能を担うバルブは、システム構築時に固定され、室圧の微調整動作をするために他のバルブよりも頻繁に動作し、動作回数が多くなるので、寿命が短くなるという問題点があった。PCV機能を担うバルブが故障した場合には、室圧制御に大きな支障をきたすことになる。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、PCV機能を担うバルブの寿命を延ばし、システム全体の稼働時間およびメンテナンス周期を延ばすことができる室圧制御システムを提供することを目的とする。
本発明の室圧制御システムは、対象部屋へ吹き出す給気の風量を調節する給気バルブと、対象部屋から吸い出す排気の風量を調節する一般排気バルブと、前記給気バルブによって調節される給気風量と前記一般排気バルブによって調節される排気風量との差が所定の設定値に一致するように、給気バルブ用の制御出力値と一般排気バルブ用の制御出力値とを出力する風量制御手段と、対象部屋と所定の基準室との圧力差である室圧を計測する差圧計測手段と、前記給気バルブと前記一般排気バルブのうち室圧制御バルブとして動作させる方のバルブに対する補正制御出力値を、前記差圧計測手段によって計測された室圧と所定の設定値との偏差に基づいて演算する補正出力演算手段と、前記室圧制御バルブとして動作させる方のバルブに対応する制御出力値と前記補正制御出力値とを合算して前記室圧制御バルブに出力する合算手段と、前記給気風量と前記排気風量のうち少なくとも一方が変更中かどうかを判定する風量安定性判断手段とを備え、前記補正出力演算手段は、前記風量安定性判断手段によって風量変更中と判定された場合、前記室圧制御バルブの動作回数の軽減よりも室圧制御の即応性を重視した制御演算を行い、風量安定中と判定された場合、室圧制御の即応性よりも前記室圧制御バルブの動作回数の軽減を重視した制御演算を行うことを特徴とするものである。
また、本発明の室圧制御システムの1構成例は、さらに、前記差圧計測手段によって計測された室圧が安定中かどうかを判定する室圧安定性判断手段を備え、前記補正出力演算手段は、前記風量安定性判断手段によって風量安定中と判定され、かつ前記室圧安定性判断手段によって室圧安定中と判定された場合、直前の演算周期で出力していた補正制御出力値を現在の演算周期よりも後の演算周期で補正制御出力値を出力する時になるまで継続して出力することを特徴とするものである。
また、本発明の室圧制御システムの1構成例は、さらに、前記補正出力演算手段の演算処理に使用する複数の制御パラメータを記憶する制御パラメータ記憶手段を備え、前記補正出力演算手段は、前記風量安定性判断手段によって風量変更中と判定された場合、前記室圧制御バルブの動作回数の軽減よりも室圧制御の即応性を重視した制御パラメータを前記制御パラメータ記憶手段から読み出して使用し、風量安定中と判定された場合、室圧制御の即応性よりも前記室圧制御バルブの動作回数の軽減を重視した制御パラメータを前記制御パラメータ記憶手段から読み出して使用することを特徴とするものである。
また、本発明の室圧制御システムの1構成例において、さらに、前記補正出力演算手段の演算処理に使用する複数の演算周期を記憶する演算周期記憶手段を備え、前記補正出力演算手段は、前記風量安定性判断手段によって風量変更中と判定された場合、前記室圧制御バルブの動作回数の軽減よりも室圧制御の即応性を重視した演算周期の値を前記演算周期記憶手段から読み出して使用し、風量安定中と判定された場合、室圧制御の即応性よりも前記室圧制御バルブの動作回数の軽減を重視した演算周期の値を前記演算周期記憶手段から読み出して使用することを特徴とするものである。
また、本発明の室圧制御システムの1構成例は、さらに、対象部屋に設置されたヒュームフードと、このヒュームフードの排気風量を調節する局所排気バルブと、前記ヒュームフードのサッシ面の面風速が規定値となるように前記局所排気バルブを制御する局所排気風量調節手段とを備え、前記風量制御手段は、前記給気バルブによって調節される給気風量と前記局所排気バルブおよび前記一般排気バルブによって調節される排気風量との差が所定の設定値に一致するように、給気バルブ用の制御出力値と一般排気バルブ用の制御出力値とを出力することを特徴とするものである。
本発明によれば、風量変更中と風量安定中で室圧制御の演算を変えることにより、室圧を一定に保ちつつ、室圧制御バルブの動作回数を減らすことができ、室圧制御バルブの寿命を延ばすことができる。本発明では、安価なバルブを使用しつつ、バルブの寿命を延ばすことができ、システムのコストを低減することができる。
また、本発明では、風量安定中で、かつ室圧安定中であれば、補正制御出力値の出力を保留し、室圧制御を保留にすることで、室圧制御バルブの動作を止めることができ、室圧制御バルブの動作回数を更に減らすことができる。
本発明の実施の形態に係る室圧制御システムの構成を示す図である。 本発明の実施の形態に係る局所排気用のコントローラの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る給気用のコントローラの構成例を示すブロック図である。 本発明の実施の形態に係る一般排気用のコントローラの構成例を示すブロック図である。 昼間設計風量値と夜間設計風量値の1例を示す図である。 本発明の実施の形態に係る室圧制御システムにおけるPCV制御動作を説明するフローチャートである。 風量変更中のPIDパラメータと風量安定中のPIDパラメータの1例を示す図である。 従来の室圧制御システムの構成を示す図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る室圧制御システムの構成を示す図であり、図8と同様の構成には同一の符号を付してある。本実施の形態の室圧制御システムは、部屋100内に設置されたヒュームフード101と、局所排気ダクト102と、給気ダクト103と、一般排気ダクト104と、局所排気バルブEXVと、給気バルブMAVと、一般排気バルブGEXと、コントローラ105,106,107と、通信線108と、部屋100と所定の基準室(本実施の形態では部屋100の外の空間)との圧力差を計測する差圧センサ109と、圧力差をチェックするための室圧モニタ110とから構成される。
図2はコントローラ105の構成例を示すブロック図、図3はコントローラ106の構成例を示すブロック図、図4はコントローラ107の構成例を示すブロック図である。
コントローラ105は、局所排気バルブEXV1を制御する排気風量制御部200を有する。
コントローラ106は、給気バルブMAVを制御する給気風量制御部201を有する。
コントローラ107は、一般排気バルブGEXを制御する排気風量制御部202と、所定の風量切替制御動作時において給気風量と排気風量を漸次変更する風量変更部203と、給気風量と排気風量のうち少なくとも一方が変更中かどうかを判定する風量安定性判断部204と、差圧センサ109によって計測された室圧が安定中かどうかを判定する室圧安定性判断部205と、給気バルブMAVと一般排気バルブGEXのうち室圧制御バルブとして動作させる方のバルブに対する補正制御出力値を、差圧センサ109によって計測された室圧と所定の設定値に基づいて演算する補正出力演算部206と、室圧制御バルブとして動作させる方のバルブに対応する制御出力値と補正制御出力値とを合算して合算値を室圧制御バルブに出力する合算部207と、補正出力演算部206の演算処理に使用する複数の制御パラメータを記憶する制御パラメータ記憶部208と、補正出力演算部206の演算処理に使用する複数の演算周期を記憶する演算周期記憶部209とを有する。
コントローラ105の排気風量制御部200は、局所排気風量調節手段を構成している。コントローラ106の給気風量制御部201とコントローラ107の排気風量制御部202と風量変更部203とは、風量制御手段を構成している。
なお、本実施の形態では、風量変更部203と風量安定性判断部204と室圧安定性判断部205と補正出力演算部206と合算部207と制御パラメータ記憶部208とをコントローラ107に設けているが、これに限るものではなく、風量変更部203と風量安定性判断部204と室圧安定性判断部205と補正出力演算部206と合算部207と制御パラメータ記憶部208とを他のコントローラに設けてもよいし、図示しない中央監視装置に設けてもよい。
次に、室圧制御システムの通常時の風量バランス制御動作について説明する。ここでは、給気ダクト103から吹き出す給気の風量をVmav、一般排気ダクト104で吸い出す排気の風量をVgex、局所排気ダクト102で吸い出す排気の風量をVexvとする。
コントローラ105の排気風量制御部200は、ヒュームフード101のサッシ開口面積に基づいて、サッシ面の面風速が規定値(通常0.5m/s)となるように風量Vexvを定め、局所排気ダクト102の排気風量がVexvとなるように局所排気バルブEXVの開度を制御する。なお、ヒュームフード101のサッシ開口面積は、サッシセンサ112が検出するサッシ開度から求めることができるサッシ111の開口部高さと、既知のサッシ幅との乗算により決定することができる。
コントローラ107の排気風量制御部202は、総排気風量(Vgex+Vexv)が一定となるように、サッシ開閉による排気風量Vexvの変動分だけ、風量Vgexを増減させ、一般排気ダクト104の排気風量がVgexとなるように制御出力値を出して一般排気バルブGEXの開度を制御する。
コントローラ106の給気風量制御部201は、部屋100の最低換気風量を満足させるよう、少なくとも最低風量を常に吹き出すように風量Vmavを決定し、給気ダクト103の給気風量がVmavとなるように制御出力値を出して給気バルブMAVの開度を制御する。部屋100の最低換気風量を確保するため、Vmavは最低換気風量以上に設定される。
以上のような風量の設定の仕方により、ヒュームフード101が使用されていないとき(すなわち、サッシ111が全閉のとき)、式(1)が成立する。
Vmav=Vgex+α ・・・(1)
定数αは、部屋100から漏れていく風量を決定すると共に、部屋100を正圧にするか負圧にするかを決定するためのオフセット風量である。
次に、ヒュームフード101が使用されているときには、式(2)が成立する。
Vmav=Vgex+Vexv+α ・・・(2)
なお、例えば排気風量Vexvが最大風量(Vexv)maxになると、コントローラ107の排気風量制御部202は風量Vgexを減少させて風量バランスをとろうとするが、風量Vgexの減少動作だけで風量バランスをとろうとしても、一般排気バルブGEXの開度が0%になった場合には風量Vgexを更に減らすことはできない。このような場合、コントローラ106の給気風量制御部201は、式(3)が成り立つように風量Vmavを調節する。
Vmav=Vgex+(Vexv)max+α ・・・(3)
以上の風量バランス制御動作によれば、ヒュームフード101のサッシ111の開閉に伴って局所排気風量Vexvが変更されたときに、この変更に伴って給気風量Vmavと排気風量Vgexが変更されることになる。
給気風量Vmavと排気風量Vgexが変更される別の例としては、作業を行わない夜間や休日などの人がいない時間帯において、省エネルギーのために、室内外の圧力差を一定に保ちつつ、給気風量Vmavと排気風量Vgexを下げる風量切替制御動作がある。この風量変更は、平日は毎日行われる。昼から夜への切り替えの例では、給気風量Vmavと排気風量Vgexを共に徐々に減らし、夜から昼への切り替えの例では、給気風量Vmavと排気風量Vgexを共に徐々に増やす。
風量切替制御動作をより具体的に説明すると、コントローラ107の風量変更部203は、昼から夜の時間帯に切り替わる場合、昼間の時間帯用にあらかじめ設定された昼間設計風量値から給気風量Vmavを徐々に減らすようにコントローラ106に対して指示を出す。コントローラ106の給気風量制御部201は、風量変更部203から指示された給気風量Vmavとなるように制御出力値を出して給気バルブMAVの開度を制御する。また、風量変更部203は、給気風量Vmavの減少に応じて排気風量Vgexが減少するように制御出力値を出す。このとき、排気風量Vgexは、式(1)または式(2)を満たすように決定される。風量変更部203は、給気風量Vmavが夜間の時間帯用にあらかじめ設定された夜間設計風量値に達するまで、風量変更を行う。
一方、風量変更部203は、夜から昼の時間帯に切り替わる場合、夜間設計風量値から給気風量Vmavを徐々に増やすようにコントローラ106に対して指示を出す。コントローラ106の給気風量制御部201は、風量変更部203から指示された給気風量Vmavとなるように制御出力値を出して給気バルブMAVの開度を制御する。また、風量変更部203は、給気風量Vmavの増加に応じて排気風量Vgexが増加するように排気用の制御出力値を出す。このとき、排気風量Vgexは、式(1)または式(2)を満たすように決定される。風量変更部203は、給気風量Vmavが昼間設計風量値に達するまで、風量変更を行う。
昼間設計風量値と夜間設計風量値の1例を図5に示す。図5の例では、昼間の給気風量Vmavを2400m3/h、局所排気風量Vexvを1080m3/h、排気風量Vgexを1120m3/h、オフセット風量αを200m3/hとしている。また、夜間の給気風量Vmavを400m3/h、局所排気風量Vexvを100m3/h、排気風量Vgexを100m3/h、オフセット風量αを200m3/hとしている。
給気風量Vmavと排気風量Vgexが変更される例としては、他に部屋100の燻蒸や未利用時に給排気ファンを停止する場合と給排気ファンの停止状態から通常の運動状態に切り替える場合があり、さらに温度制御によって給気風量Vmavが変更される場合がある。
次に、以上のような動作と並行して行われる室圧制御バルブ(PCV)制御動作について説明する。図6はPCV制御動作を説明するフローチャートである。本実施の形態では、一般排気バルブGEXをPCVとして機能させるものとする。
コントローラ107の風量安定性判断部204は、給気風量Vmavと排気風量Vgexのうち少なくとも一方が変更中かどうかを判定する(ステップS100)。
コントローラ107の補正出力演算部206は、風量安定性判断部204によって風量変更中と判定された場合(ステップS100においてYES)、風量変更中に対応するPIDパラメータを制御パラメータ記憶部208から読み出して内部に設定する(ステップS101)。
一方、コントローラ107の室圧安定性判断部205は、給気風量Vmavと排気風量Vgexが変更されておらず、風量安定中と判定された場合(ステップS100においてNO)、室圧(室内外の圧力差)が安定中かどうかを判定する(ステップS102)。室圧安定性判断部205は、室圧の設定値SPと差圧センサ109によって計測された室圧dPEとの偏差の絶対値|SP−dPE|が室圧安定しきい値(例えば3Pa)以内である状態が室圧安定判定時間(例えば3秒)以上継続した場合、室圧安定中と判定し、偏差の絶対値|SP−dPE|が室圧変動しきい値(例えば4.5Pa)以上である状態が室圧変動判定時間(例えば30秒)以上継続した場合、室圧変動中と判定する。
コントローラ107の補正出力演算部206は、風量安定性判断部204によって風量安定中と判定され、かつ室圧安定性判断部205によって室圧変動中と判定された場合(ステップS102においてNO)、風量安定中に対応するPIDパラメータを制御パラメータ記憶部208から読み出して内部に設定する(ステップS103)。
風量変更中のPIDパラメータと風量安定中のPIDパラメータの1例を図7に示す。周知のとおり、PIDパラメータとしては、比例帯P、積分時間I、および微分時間Dがある。風量変更中の比例帯Pは200Pa、積分時間Iは0.1分、微分時間Dは0分である。一方、風量安定中の比例帯Pは200Pa、積分時間Iは0.2分、微分時間Dは0分である。図7の例では、風量変更中のI=0.1分に対して、風量安定中はI=0.2分というように、積分時間Iを変更している。このように、各々の制御状態に最適なPIDパラメータが制御パラメータ記憶部208に予め登録されている。
ステップS101またはS103によるPIDパラメータの設定後、補正出力演算部206は、設定値SPと室圧dPEとの偏差がなくなるように風量Vgexの増減分を周知のPID制御アルゴリズムにより演算し、演算した増減分だけ一般排気ダクト104の排気風量Vgexが変わるように補正制御出力値を出す(ステップS104)。
コントローラ107の合算部207は、排気風量制御部202が出力した排気用の制御出力値または風量変更部203が出力した排気用の制御出力値と、補正出力演算部206が出力した補正制御出力値とを合算して一般排気バルブGEXに出力する(ステップS105)。風量バランス制御動作中であれば、排気風量制御部202が出力した排気用の制御出力値と補正制御出力値とが合算され、風量切替制御動作中であれば、風量変更部203が出力した排気用の制御出力値と補正制御出力値とが合算されることになる。こうして、風量バランス制御動作または風量切替制御動作による一般排気バルブGEXの開度調整と同時に、PCV制御動作による一般排気バルブGEXの開度微調整が行われ、室圧が制御される。
一方、補正出力演算部206は、風量安定性判断部204によって風量安定中と判定され、かつ室圧安定性判断部205によって室圧安定中と判定された場合(ステップS102においてYES)、上記PID制御アルゴリズムによって演算した補正制御出力値の出力を保留し、直前の演算周期で出力していた補正制御出力値を現在の演算周期よりも後の演算周期で補正制御出力値を出力する時になるまで継続して出力する(ステップS106)。補正制御出力値は、上記のとおり排気用の制御出力値と合算され一般排気バルブGEXに出力されるが(ステップS105)、ここでは風量安定中のために制御出力値は直前の値から変更されておらず、補正制御出力値も直前の値のまま維持されている。したがって、一般排気バルブGEXは動作せず、現在の開度を維持することになる。
こうして、室圧制御が終了するまで(ステップS107においてYES)、ステップS100〜S106の処理が演算周期ごとに繰り返し行われる。
以上のように、本実施の形態では、風量変更中と風量安定中で室圧制御のPIDパラメータを変えることにより、室圧を一定に保ちつつ、一般排気バルブGEXの動作回数を減らすことができ、一般排気バルブGEXの寿命を延ばすことができる。風量変更中の場合、室圧変化に対して厳しく風量制御をする必要がある。したがって、一般排気バルブGEXの動作回数の軽減よりも室圧制御の即応性を重視したPIDパラメータを用いる。一方、風量安定中の場合、一般排気バルブGEXの開度微調整を頻繁にしなくても、室圧を一定に保つことができる。そこで、風量安定中の場合には、室圧制御の即応性よりも一般排気バルブGEXの動作回数の軽減を重視したPIDパラメータを用いる。
また、本実施の形態では、風量安定中で、かつ室圧安定中であれば、補正制御出力値の出力を保留し、室圧制御を保留にすることで、一般排気バルブGEXの動作を止めることができ、一般排気バルブGEXの動作回数を更に減らすことができる。
室圧制御システムでは、安全のため室内外の圧力差が逆転しないように、室圧を一定に保つことが重要となる。この要求を満たし、かつ低価格、長寿命、高信頼性のシステムであることが要求される。システムを低価格にするためには、安価なバルブを採用する必要があり、寿命対策が必要となる。本実施の形態では、安価なバルブを使用しつつ、バルブの寿命を延ばすことができ、システムのコストを低減することができる。
なお、本実施の形態では、風量変更中と風量安定中で室圧制御のPIDパラメータを変えているが、これに限るものではなく、風量変更中と風量安定中で室圧制御の演算周期を変えるようにしてもよい。具体的には、補正出力演算部206は、風量変更中の場合、一般排気バルブGEXの動作回数の軽減よりも室圧制御の即応性を重視した演算周期の値を演算周期記憶部209から読み出して使用し、風量安定中の場合、室圧制御の即応性よりも一般排気バルブGEXの動作回数の軽減を重視した演算周期の値を演算周期記憶部209から読み出して使用する。風量安定中の場合のPIDの演算周期は、風量変更中の演算周期よりも長くなっている。
また、本実施の形態では、一般排気バルブGEXをPCVとして機能させているが、給気バルブMAVをPCVとして機能させるようにしてもよい。ただし、給気バルブMAVをPCVとして機能させる場合、風量バランス制御動作時においては合算部207は、コントローラ106の給気風量制御部201が出力する制御出力値と補正出力演算部206が出力する補正制御出力値とを合算して給気バルブMAVに出力する。また、風量切替制御動作時においては合算部207は、風量変更部203が出力する給気用の制御出力値と補正出力演算部206が出力する補正制御出力値とを合算して給気バルブMAVに出力する。
本実施の形態で説明した各コントローラ105,106,107は、例えばCPU、記憶装置およびインタフェースを備えたコンピュータとこれらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。各コントローラ105,106,107のCPUは、記憶装置に格納されたプログラムに従って本実施の形態で説明した処理を実行する。
なお、本実施の形態では、局所排気装置の1つとしてフュームフードを示したが、安全キャビナットなど、フュームフードと同様の役割を果たす装置にも適用可能である。
本発明は、室圧制御システムに適用することができる。
100…部屋、101…ヒュームフード、102…局所排気ダクト、103…給気ダクト、104…一般排気ダクト、105,106,107…コントローラ、108…通信線、109…差圧センサ、110…室圧モニタ、200,202…排気風量制御部、201…給気風量制御部、203…風量変更部、204…風量安定性判断部、205…室圧安定性判断部、206…補正出力演算部、207…合算部、208…制御パラメータ記憶部、209…演算周期記憶部、EXV…局所排気バルブ、MAV…給気バルブ、GEX…一般排気バルブ。

Claims (5)

  1. 対象部屋へ吹き出す給気の風量を調節する給気バルブと、
    対象部屋から吸い出す排気の風量を調節する一般排気バルブと、
    前記給気バルブによって調節される給気風量と前記一般排気バルブによって調節される排気風量との差が所定の設定値に一致するように、給気バルブ用の制御出力値と一般排気バルブ用の制御出力値とを出力する風量制御手段と、
    対象部屋と所定の基準室との圧力差である室圧を計測する差圧計測手段と、
    前記給気バルブと前記一般排気バルブのうち室圧制御バルブとして動作させる方のバルブに対する補正制御出力値を、前記差圧計測手段によって計測された室圧と所定の設定値との偏差に基づいて演算する補正出力演算手段と、
    前記室圧制御バルブとして動作させる方のバルブに対応する制御出力値と前記補正制御出力値とを合算して前記室圧制御バルブに出力する合算手段と、
    前記給気風量と前記排気風量のうち少なくとも一方が変更中かどうかを判定する風量安定性判断手段とを備え、
    前記補正出力演算手段は、前記風量安定性判断手段によって風量変更中と判定された場合、前記室圧制御バルブの動作回数の軽減よりも室圧制御の即応性を重視した制御演算を行い、風量安定中と判定された場合、室圧制御の即応性よりも前記室圧制御バルブの動作回数の軽減を重視した制御演算を行うことを特徴とする室圧制御システム。
  2. 請求項1記載の室圧制御システムにおいて、
    さらに、前記差圧計測手段によって計測された室圧が安定中かどうかを判定する室圧安定性判断手段を備え、
    前記補正出力演算手段は、前記風量安定性判断手段によって風量安定中と判定され、かつ前記室圧安定性判断手段によって室圧安定中と判定された場合、直前の演算周期で出力していた補正制御出力値を現在の演算周期よりも後の演算周期で補正制御出力値を出力する時になるまで継続して出力することを特徴とする室圧制御システム。
  3. 請求項1または2記載の室圧制御システムにおいて、
    さらに、前記補正出力演算手段の演算処理に使用する複数の制御パラメータを記憶する制御パラメータ記憶手段を備え、
    前記補正出力演算手段は、前記風量安定性判断手段によって風量変更中と判定された場合、前記室圧制御バルブの動作回数の軽減よりも室圧制御の即応性を重視した制御パラメータを前記制御パラメータ記憶手段から読み出して使用し、風量安定中と判定された場合、室圧制御の即応性よりも前記室圧制御バルブの動作回数の軽減を重視した制御パラメータを前記制御パラメータ記憶手段から読み出して使用することを特徴とする室圧制御システム。
  4. 請求項1または2記載の室圧制御システムにおいて、
    さらに、前記補正出力演算手段の演算処理に使用する複数の演算周期を記憶する演算周期記憶手段を備え、
    前記補正出力演算手段は、前記風量安定性判断手段によって風量変更中と判定された場合、前記室圧制御バルブの動作回数の軽減よりも室圧制御の即応性を重視した演算周期の値を前記演算周期記憶手段から読み出して使用し、風量安定中と判定された場合、室圧制御の即応性よりも前記室圧制御バルブの動作回数の軽減を重視した演算周期の値を前記演算周期記憶手段から読み出して使用することを特徴とする室圧制御システム。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の室圧制御システムにおいて、
    さらに、対象部屋に設置されたヒュームフードと、
    このヒュームフードの排気風量を調節する局所排気バルブと、
    前記ヒュームフードのサッシ面の面風速が規定値となるように前記局所排気バルブを制御する局所排気風量調節手段とを備え、
    前記風量制御手段は、前記給気バルブによって調節される給気風量と前記局所排気バルブおよび前記一般排気バルブによって調節される排気風量との差が所定の設定値に一致するように、給気バルブ用の制御出力値と一般排気バルブ用の制御出力値とを出力することを特徴とする室圧制御システム。
JP2011107961A 2011-05-13 2011-05-13 室圧制御システム Active JP5778475B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011107961A JP5778475B2 (ja) 2011-05-13 2011-05-13 室圧制御システム
CN201210133160.4A CN102777999B (zh) 2011-05-13 2012-04-28 室压控制系统
KR1020120048959A KR101398721B1 (ko) 2011-05-13 2012-05-09 실압 제어 시스템
US13/468,410 US9182143B2 (en) 2011-05-13 2012-05-10 Room pressure controlling system

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011107961A JP5778475B2 (ja) 2011-05-13 2011-05-13 室圧制御システム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012237527A true JP2012237527A (ja) 2012-12-06
JP5778475B2 JP5778475B2 (ja) 2015-09-16

Family

ID=47123008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011107961A Active JP5778475B2 (ja) 2011-05-13 2011-05-13 室圧制御システム

Country Status (4)

Country Link
US (1) US9182143B2 (ja)
JP (1) JP5778475B2 (ja)
KR (1) KR101398721B1 (ja)
CN (1) CN102777999B (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014057940A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Azbil Corp ヒュームフードの人検知センサ故障判定方法および装置
JP2015052414A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 アズビル株式会社 ベンチュリバルブの風量制御装置および方法
KR20160008991A (ko) 2014-07-15 2016-01-25 아즈빌주식회사 풍량 제어 시스템 및 풍량 제어 방법
JP2016161156A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 アズビル株式会社 室圧制御システムおよび室圧制御方法
JP2018132236A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 アズビル株式会社 室圧制御システムおよび方法
JP2022071116A (ja) * 2014-08-28 2022-05-13 ベルテック アソシエイツ インコーポレイテッド 制御された環境において空気をサンプリングするためのプログラマブルロジックコントローラに基づくシステムおよびユーザーインタフェース
US11808674B2 (en) 2008-02-07 2023-11-07 Veltek Associates, Inc. System and method for air sampling in controlled environments
US11971396B2 (en) 2020-10-14 2024-04-30 Veltek Associates, Inc. Programmable logic controller-based system and user interface for air sampling controlled environments

Families Citing this family (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011103145A1 (en) 2010-02-18 2011-08-25 Veltek Associates, Inc. Improved air sampling system
JP2016020770A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 アズビル株式会社 室圧制御システムおよび室圧制御方法
JP2018146152A (ja) * 2017-03-03 2018-09-20 アズビル株式会社 環境制御システムおよび方法
CN109012493B (zh) * 2018-08-16 2021-03-05 宋波 减压运行式燃料棒应用装置
CN110864869A (zh) * 2018-08-27 2020-03-06 维谛技术有限公司 一种压强调节方法、装置、设备及介质
US11274839B1 (en) * 2018-09-21 2022-03-15 Qc Manufacturing, Inc. Systems and methods for controlling and adjusting volume of fresh air intake in a building structure
US11143428B2 (en) * 2019-01-24 2021-10-12 Johnson Controls Technology Company HVAC unit fan control systems and methods
WO2021102026A1 (en) 2019-11-22 2021-05-27 Qc Manufacturing, Inc. Multifunction adaptive whole house fan system with motorized window
CN113647367B (zh) * 2021-08-16 2022-11-18 双工方程(武汉)科技发展有限公司 一种提升整仓模式下机械充氮防虫效率的方法
CN113883766B (zh) * 2021-11-16 2023-04-07 无锡同方人工环境有限公司 变频空调降频保护的控制方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62105447U (ja) * 1985-12-23 1987-07-06
JPH09201540A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Yamato Scient Co Ltd ドラフトチャンバ
JP2006078010A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Yamatake Corp 室圧制御方法および室圧制御システム
JP2008224178A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Daikin Ind Ltd 給排気システム
JP2012021663A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Yamatake Corp 室圧制御システムおよび方法

Family Cites Families (23)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS54142443A (en) * 1978-04-28 1979-11-06 Hitachi Ltd Pressure controller of air separator in compound power plant
US4257318A (en) * 1979-04-30 1981-03-24 Mcquay-Perfex Inc. Variable dead band pressure control system
DE3127543A1 (de) * 1981-07-11 1983-01-20 Robert Bosch Gmbh, 7000 Stuttgart "kraftstoffversorgungseinrichtung fuer brennkraftmaschinen"
US4528898A (en) * 1984-03-05 1985-07-16 Imec Corporation Fume hood controller
US5115728A (en) * 1990-09-28 1992-05-26 Landis & Gyr Powers, Inc. System for controlling the differential pressure of a room having laboratory fume hoods
US5170673A (en) * 1990-09-28 1992-12-15 Landis & Gyr Powers, Inc. Method and apparatus for determining the uncovered size of an opening adapted to be covered by multiple moveable doors
US5205783A (en) * 1991-08-22 1993-04-27 Accu*Aire Systems, Inc. Air flow control equipment in chemical laboratory buildings
US5304093A (en) * 1992-01-17 1994-04-19 Phoenix Controls Corporation Method and apparatus for controlling a fluid flow valve
US5720658A (en) * 1992-02-11 1998-02-24 Belusa; Manfred L. Space pressurization control system for high containment laboratories
US5385505A (en) * 1993-07-02 1995-01-31 Phoenix Controls Corporation Pressure maintenance system for substantially sealed space
US5435779A (en) * 1993-07-02 1995-07-25 Phoenix Controls Corporation Precision gas flow control by use of coarse and fine control elements
US5946221A (en) * 1994-09-07 1999-08-31 American Auto-Matrix, Inc. Method and system for maintaining a desired air flow through a fume hood
US5810657A (en) * 1994-11-22 1998-09-22 Lighthouse Associates, Inc. Controller to maintain a certain set of environmental parameters in an environment
US6033302A (en) * 1997-11-07 2000-03-07 Siemens Building Technologies, Inc. Room pressure control apparatus having feedforward and feedback control and method
CN1149116C (zh) 1998-08-07 2004-05-12 Ald真空技术公司 消除电气大设备的方法和装置
JP2004525330A (ja) * 2001-02-05 2004-08-19 バルドナー ラボラインリヒトゥンゲン ゲーエムベーハー ウント ツェーオー.カーゲー 実験室局所排気装置用の排気体積流量調節装置
JP2004138270A (ja) * 2002-10-16 2004-05-13 Hitachi Plant Eng & Constr Co Ltd 室圧制御装置
US7392661B2 (en) * 2003-03-21 2008-07-01 Home Comfort Zones, Inc. Energy usage estimation for climate control system
JP4188956B2 (ja) 2005-08-11 2008-12-03 新菱冷熱工業株式会社 複数室を対象とする室圧制御システム
JP5014770B2 (ja) * 2006-12-20 2012-08-29 ダイダン株式会社 室圧制御システム
JP5118425B2 (ja) * 2007-09-14 2013-01-16 アズビル株式会社 室圧制御装置および室圧制御方法
CN101306298B (zh) * 2008-01-22 2012-02-01 华南理工大学 防止有害气体走短路的污染控制方法
CN101303153A (zh) * 2008-06-30 2008-11-12 湖南大学 变风量空调系统送风静压优化控制方法及其装置

Patent Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS62105447U (ja) * 1985-12-23 1987-07-06
JPH09201540A (ja) * 1996-01-29 1997-08-05 Yamato Scient Co Ltd ドラフトチャンバ
JP2006078010A (ja) * 2004-09-07 2006-03-23 Yamatake Corp 室圧制御方法および室圧制御システム
JP2008224178A (ja) * 2007-03-15 2008-09-25 Daikin Ind Ltd 給排気システム
JP2012021663A (ja) * 2010-07-12 2012-02-02 Yamatake Corp 室圧制御システムおよび方法

Cited By (13)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11808674B2 (en) 2008-02-07 2023-11-07 Veltek Associates, Inc. System and method for air sampling in controlled environments
JP2014057940A (ja) * 2012-09-19 2014-04-03 Azbil Corp ヒュームフードの人検知センサ故障判定方法および装置
JP2015052414A (ja) * 2013-09-06 2015-03-19 アズビル株式会社 ベンチュリバルブの風量制御装置および方法
US10203125B2 (en) 2014-07-15 2019-02-12 Azbil Corporation Air flow rate controlling system and air flow rate controlling method
KR20160008991A (ko) 2014-07-15 2016-01-25 아즈빌주식회사 풍량 제어 시스템 및 풍량 제어 방법
JP2016020772A (ja) * 2014-07-15 2016-02-04 アズビル株式会社 風量制御システムおよび風量制御方法
JP2022071116A (ja) * 2014-08-28 2022-05-13 ベルテック アソシエイツ インコーポレイテッド 制御された環境において空気をサンプリングするためのプログラマブルロジックコントローラに基づくシステムおよびユーザーインタフェース
JP7365075B2 (ja) 2014-08-28 2023-10-19 ベルテック アソシエイツ インコーポレイテッド 制御された環境において空気をサンプリングするためのプログラマブルロジックコントローラに基づくシステムおよびユーザーインタフェース
US9945571B2 (en) 2015-02-27 2018-04-17 Azbil Corporation Room pressure control system and room pressure control method
KR20160105303A (ko) 2015-02-27 2016-09-06 아즈빌주식회사 실압 제어 시스템 및 실압 제어 방법
JP2016161156A (ja) * 2015-02-27 2016-09-05 アズビル株式会社 室圧制御システムおよび室圧制御方法
JP2018132236A (ja) * 2017-02-15 2018-08-23 アズビル株式会社 室圧制御システムおよび方法
US11971396B2 (en) 2020-10-14 2024-04-30 Veltek Associates, Inc. Programmable logic controller-based system and user interface for air sampling controlled environments

Also Published As

Publication number Publication date
CN102777999B (zh) 2014-12-03
CN102777999A (zh) 2012-11-14
JP5778475B2 (ja) 2015-09-16
US9182143B2 (en) 2015-11-10
US20120289139A1 (en) 2012-11-15
KR20120127249A (ko) 2012-11-21
KR101398721B1 (ko) 2014-05-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5778475B2 (ja) 室圧制御システム
JP5681553B2 (ja) 室圧制御システム
JP6393213B2 (ja) 室圧制御システムおよび室圧制御方法
JP6310349B2 (ja) 風量制御システムおよび風量制御方法
JP2012251730A (ja) 室圧制御システム
US20120049922A1 (en) Total energy limiting and controlling device, and total electric power limiting and controlling device and method
CN108426342B (zh) 室压控制系统及方法
JP2016020770A (ja) 室圧制御システムおよび室圧制御方法
JP2008224178A (ja) 給排気システム
KR102546394B1 (ko) 누기량 예측 및 실내풍량 제어 장치 및 그 제어 방법
JP6294779B2 (ja) 風量制御システムおよび風量制御方法
JP5525432B2 (ja) 有害物質制御装置および方法
JP2012251729A (ja) 室圧制御システム
JP2012047380A (ja) 室圧コントロールシステム
JP6097212B2 (ja) 風量制御システムおよび風量制御方法
JP2005337538A (ja) 換気制御装置
JP2013170766A (ja) 空調設備及び空調方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20140324

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20141225

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20150106

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20150227

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20150707

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20150709

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5778475

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150