JP2012236398A - インクリボン裁断装置 - Google Patents

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尚志 村上
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康尚 村上
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Abstract

【課題】使用済みインクリボンに残る文字や画像跡を解読漏洩できなく裁断し、作業効率を向上したインクリボン裁断装置を得る。
【解決手段】インクリボンとインクリボンを引出すインクリボン引出しローラの間にインクリボンを裁断するカッターナイフを配置し、カッターナイフの刃とインクリボンの進入角度を裁断効率の良い10度以下になるように装備し、導電性部材で構成された排出ローラを通過して排出するようにし、排出路に往復して裁断する回転カッターを装備する。
【選択図】図3

Description

本発明は、文字や画像情報の印刷で使用済となったインクリボンに印刷後に残った文字や画像情報を判読できなくするインクリボン裁断装置に関するものである。
サーマルヘッドを使用して、インクリボンに印刷情報を印加し、インクリボンのインクを用紙に溶着して転写する印刷装置においては、印刷した後の使用済みインクリボンに印刷した文字や画像跡が残り、印字情報が解読されて漏洩する恐れがあり、機密保持上の問題がある。
従来、使用済みインクリボンの処理方法としては、用紙などを裁断するシュレッダーと同様な方式で使用済みインクリボンを裁断する方式がある。
また、囲い部材の中に使用済みインクリボンをセットし、カッターで裁断する方式のものもある(例えば、特許文献1参照。)。
また、文字や画像跡の残った使用済みインクリボンのインク塗布面を内側にして巻取りながら、巻取ったインクリボンの外周面に発熱体を設け、巻取ったインクリボンのインクを内側のインクリボンに転写する方式などがある(例えば、特許文献2参照。)。
また、使用済みインクリボンを溶液に入れ処理する方法や、使用済みインクリボンを脆化点以下に凍結後、破砕処理する方式などが試みられている。
特開2006−35642号 公報 特開平8−192562号 公報
従来の用紙などを裁断するシュレッダーと同様な方式では、インクリボンに静電気が発生し、刃物部への巻込みや、巻込み後の発熱により刃物部でインクリボンが固形化する問題があり、作業者は巻込み及び固形物の除去を頻繁に行う必要がある。
また、囲い部材の中に使用済みインクリボンをセットする方式では、カッターナイフで裁断した後、囲い部材から取り出し、インクリボンの全てが裁断されているかの確認作業が必要となる。
また、サーマルヘッドによる使用済みインクリボンのインク塗布面を内側にして巻取りながら、巻取ったインクリボンの外周面に発熱体を設け、巻取ったインクリボンの内側のインクリボンに転写する方式は、インクを用紙に溶着して転写する印刷装置内に組込みするには適した方式と思われるが、使用済みインクリボンの処理装置に同方式を使用する場合、消去時間が長くなり、装置のコストも高くなる問題がある。
使用済みインクリボンを溶液に入れる方式は、溶液の臭いがあるため、室内で使用に問題があり、使用済みインクリボンを脆化点以下に凍結後、破砕処理する方式は装置が大がかりとなり事務所などでの使用が難しいなどの問題がある。
本発明は、上述したような問題点を解決し、使用済みインクリボンに残る文字や画像跡を解読漏洩できなく裁断し、作業効率を向上したインクリボン裁断装置を得ることを目的とする。
上述の目的を達成するため、本発明によるインクリボン裁断装置は、インクリボンとインクリボンを引出すインクリボン引出しローラの間にインクリボンを裁断するカッターナイフを配置し、インクリボンの種類によって裁断不良が発生しないことを目的とし、カッターナイフの刃とインクリボンの進入角度を10度以下になるようにし、インクリボン幅または文字や画像跡の残った幅に合せた複数枚のカッターナイフを装備する。
引出しローラから排出されたカッターナイフで裁断されたインクリボンは、例えば織布や導電性スポンジなどの導電性部材で構成された排出ローラを通過して排出するように配置することで、引出しローラへの貼付や静電気による巻込みを防止できる。
カッターナイフは、支点軸で回転でき、カッターナイフ間にスペーサーを配置し、各スペーサーにインクリボンをカットするための加圧ばねを配置した構成にすることで、裁断されたインクリボンの文字や画像跡の解読漏洩を防止するため、インクリボンの裁断幅をスペーサー幅の選択によって決めることができる。
排出ローラから排出された送り方向に裁断されたインクリボンを更に文字や画像跡の解読漏洩を防止するため、インクリボンの送り方向と直角方向に往復して裁断する回転カッターを配置裁断することで、解読をより困難にすることができる。
上述したように、本発明のインクリボン裁断装置はカッターナイフにより裁断され、導電性部材で構成された排出ローラの配置で、刃物部への貼付、巻込みを防止することができる。
また、インクリボン裁断にカッターナイフを使用することで装置が小型化でき、引出しローラのインクリボン送り速度を早くすることで裁断時間をより短縮でき、操作性もより容易なインクリボン裁断装置を提供できる。
本発明の実施形態を示すインクリボン裁断装置の斜視図 本装置のインクリボン装備時を示す断面図 本装置のインクリボン裁断を示す断面図 本装置のインクリボン裁断部を示す詳細図 本装置のカッターナイフ部を示す詳細斜視図
以下、本発明によるインクリボン裁断装置の実施の形態を図によって説明する。
図1において、印刷された文字や画像跡が残った使用済みインクリボン4が巻かれているリボンスプール5の中心軸5aは、本装置の前側板1と後側板2のそれぞれの保持部1a,2aにセットされている。
前側板1,後側板2には、インクリボン4を引出す引出しローラ9a,排出ローラ10aが装備されており、モーター12の駆動によって、図示されていない駆動系を介して同一方向に回転できる。
上フレーム前6と上フレーム後7にはカッターナイフ14と引出従動ローラ9b、排出従動ローラ10bが装備されており、回転軸8によって保持されている。
また、前側板1、後側板2には回転カッターユニット13が、図示されていないモーターと駆動機構によって側板間を移動できるようスライド軸15a,15bを装備している。
図2は、上フレーム前6、上フレーム後の回転軸8を支点として図示されてない上フレーム開閉用ばねと回転ストッパーによる本装置の開状態を示す。
図2において、排出従動ローラ10bは、前側板1、後側板2にそれぞれに組付けられている回転ピン19を支点として回転できるアーム16に保持されており、図示されていないばねによって排出ローラ10a側に与圧が加えられており、ばね17と支点となっているピン19とストパーピン18によって保持されている。また、回転カッターユニット13は、インクリボン4の排出路から外れた前側板1または後側板2側の待機位置にある。
前側板1、後側板2にはそれぞれ 上フレーム前6と上フレーム後7をリボン裁断位置にセットし、セット位置を保持できる保持プレート21があり、支持ピン23を支点として回転できるようになっており、ばね22とスットッパーピン24で保持されている。また、前側板1、後側板2間にはインクリボンガイド軸20が配置されている。
上フレーム前6、上フレーム後7の開位置で、使用済インクリボン4が巻かれているリボンスプール5からインクリボン4を引出し、先端を排出ローラ10aと排出従動ローラ10bの間に挿入後、リボンスプール5の中心軸5aを前側板1と後側板2のそれぞれの保持部1a,2aにインクリボン4の弛みが少なくなるようにセットする。
上述のリボンスプール5がセットされた後、上フレーム前6、上フレーム後7をリボン裁断位置の図3に示す位置にセットすると、インクリボンガイド軸20と上フレーム保持軸25によってインクリボン4は自動的にリボンスプール5から排出ローラ10a、排出従動ローラ10b間で弛みなくセットされる。
図3において、上フレーム前6、上フレーム後7は前述した図示されていない上フレーム開閉用ばねで、リボンガイドを兼ねた上フレーム保持軸25を保持プレート21の保持部21aに引っ掛けることでリボン裁断位置に保持される。
引出従動ローラ9bは引出しローラ9aと係合し、上フレーム前6、上フレーム後7にそれぞれに装備されている係合コロ26によってアーム16が回転して排出従動ローラ10bは排出ローラ10aと係合する。
また、前側板1と後側板2間には裁断台27が装備されており、カッターナイフ14の先端が裁断台27上にあるインクリボン4を突抜けて接触している。カッターナイフ14の刃とインクリボンの進入角度は、インクリボン4の種類が変わっても裁断性が最も良い10度以下になるように配置されている。
カッターナイフ14は複数枚で構成され、上フレーム前6、上フレーム後7で保持される支点軸30で回転でき、図4、図5に示すごとく複数のカッターナイフ14間にはスペーサー31を配置し、各スペーサー31にインクリボン4をカットするための加圧用ばね29が配置されており、カッターナイフ14は上フレーム前6、上フレーム後7に保持されたばね受けステー28によって回転範囲を制御されている。また、スペーサー31の厚さを変えることでインクリボン4の裁断サイズを変更が可能となっている。
図3の引出ローラ9a、引出従動ローラ9bがモーター12によって矢印方向に回転すると、インクリボン4はカッターナイフ14の刃先で送り方向に裁断されて引出され、引出しローラ9a、引出従動ローラ9bと同方向に回転している排出ローラ10a、排出従動ローラ10bに送られる。
排出ローラ10a、排出従動ローラ10bは、例えば織布や導電性スポンジなどの導電性部材の材質で作られており、引出しローラ9a、引出従動ローラ9bの外径より大きくして搬送速度を早くし、裁断されたインクリボン4が弛まないように構成となっており、引出しローラ9a、9bより排出された裁断されたインクリボン4は、本装置のベース3に設けた排出穴より本装置の下方に排出される。
排出ローラ10a、排出従動ローラ10bとベース3に設けた排出穴の間に配置されている回転カッターユニット13は、前側板1、後側板2間に配置されているガイド板11に丸カッター刃13aをばね13bで加圧し、前側板1、後側板2間をあらかじめ設定した任意のタイミングでインクリボン4の送り方向と直角方向に移動して裁断され、本装置の下方に排出される。
1 前側板
2 後側板
4 インクリボン
5 リボンスプール
6 上フレーム前
7 上フレーム後
9a引出しローラ
9b引出し従動ローラ
10a排出ローラ
10b排出従動ローラ
13 回転カッターユニット
14 カッターナイフ
20 インクリボンガイド軸
21 保持プレート
25 上フレーム保持軸
27 裁断台
30 支点軸
31 スペーサー

Claims (4)

  1. インクリボンスプールとインクリボン引出しローラの間にインクリボンを裁断するカッターナイフを装備したインクリボン裁断装置において、カッターナイフの先端とインクリボンが接触し、且つカッターナイフの刃とインクリボンの進入角度が10度以下になるように配置したことを特徴とするインクリボン搬送路を有するインクリボン裁断装置。
  2. 前記カッターナイフで裁断されたインクリボンは、引出しローラから排出された後、除電部材で構成された排出ローラを通過して排出するように配置されたことを特徴とするインクリボン裁断装置。
  3. 前記カッターナイフは支点軸で回転でき、カッターナイフ間にスペーサーを配置し、各スペーサーにインクリボンをカットするための加圧用ばねを配置した構成で、スペーサーの厚さを変えることでインクリボンの裁断サイズを変更可能にしたことを特徴とするインクリボン裁断装置。
  4. 除電部材で構成された排出ローラから排出され、送り方向に裁断されたインクリボンを送り方向と直角方向に往復して裁断する回転カッターを装備したことを特徴としたインクリボン裁断装置。
JP2011117408A 2011-05-09 2011-05-09 インクリボン裁断装置 Withdrawn JP2012236398A (ja)

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