JP2011037152A - サーマルプリンタ - Google Patents

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Abstract

【課題】小型化および低コスト化を実現できるサーマルプリンタを提供する。
【解決手段】サーマルプリンタ(10)は、用紙(100)に印字を行う印字手段(30)と、印字手段を通過した用紙を切断する切断手段(40)および印字手段を通過した用紙の静電気を除電する除電手段(60)の少なくとも一つと、を備え、切断手段および除電手段の少なくとも一つは、印字手段を通過した用紙を案内する第1用紙ガイド部(50)を有している。サーマルプリンタによれば、切断手段および除電手段の少なくとも一つが第1用紙ガイド部を有することから、用紙ガイド機能のみを有する部材を備えることなく印字手段を通過した用紙を案内することができる。その結果、小型化および低コスト化を実現することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、サーマルプリンタに関する。
従来、サーマルヘッドを有する印字ユニットを備えるサーマルプリンタが提案されている(例えば、特許文献1参照)。このようなサーマルプリンタは、サーマルヘッドと印字ローラとの間で感熱紙を挟み込み、サーマルヘッドによって感熱紙に印字を行う。印字ユニットを通過した用紙は、切断ユニットにおいて切断される。
特開2002−255437号公報
ところで、従来から、サーマルプリンタの小型化および低コスト化が要求されている。しかしながら、従来のサーマルプリンタでは、小型化および低コスト化が十分に実現されているとはいえない。
本発明は、かかる事情の下になされたものであり、小型化および低コスト化を実現できるサーマルプリンタを提供することを目的とする。
本発明に係るサーマルプリンタは、用紙に印字を行う印字手段と、前記印字手段を通過した前記用紙を切断する切断手段および前記印字手段を通過した前記用紙の静電気を除電する除電手段の少なくとも一つと、を備え、前記切断手段および前記除電手段の少なくとも一つは、前記印字手段を通過した前記用紙を案内する第1用紙ガイド部を有しているサーマルプリンタである。
本発明に係るサーマルプリンタによれば、切断手段および除電手段の少なくとも一つが第1用紙ガイド部を有することから、用紙ガイド機能のみを有する部材(以下、用紙ガイド専用部材と称する)を備えることなく印字手段を通過した用紙を案内することができる。その結果、用紙ガイド専用部材を配置するためのスペースが不要となることから、サーマルプリンタの小型化を実現することができる。また、用紙ガイド専用部材の費用を削減できることから、サーマルプリンタの低コスト化を実現することができる。
上記構成において、前記第1用紙ガイド部は、前記印字手段を通過した前記用紙を前記切断手段が有する刃部の刃先の方向に案内してもよい。
この構成によれば、印字手段と切断手段との間に用紙ガイド専用部材を備えることなく、印字手段を通過した用紙を刃部の刃先の方向に案内することができる。その結果、小型化および低コスト化を実現することができる。
上記構成において、前記刃部は、固定刃と、前記固定刃に対して相対移動するとともに前記固定刃と協働して前記用紙を切断する可動刃と、を有し、前記固定刃および前記可動刃のいずれか一方が前記第1用紙ガイド部を有していてもよい。
上記構成において、前記可動刃は、ロータリカッタであってもよい。
上記構成において、前記印字手段は、サーマルヘッドと、前記サーマルヘッドを冷却するヒートシンクと、を有し、前記ヒートシンクは前記サーマルヘッドを通過した前記用紙を案内する第2用紙ガイド部を有していてもよい。
この構成によれば、用紙ガイド専用部材を備えることなく、第2用紙ガイド部と第1用紙ガイド部とによって用紙を案内することができる。その結果、第1用紙ガイド部のみで用紙を案内する場合に比較して、用紙を精度よく案内することができる。
本発明によれば、小型化および低コスト化を実現できるサーマルプリンタを提供することができる。
図1(a)は、実施例1に係るサーマルプリンタの模式的断面図である。図1(b)は、実施例1の比較例1に係るサーマルプリンタの模式的断面図である。 図2(a)は、実施例1の変形例1に係るサーマルプリンタの模式的断面図である。図2(b)は、実施例1の変形例2に係るサーマルプリンタの模式的断面図である。 図3(a)は、実施例2に係るサーマルプリンタの模式的断面図である。図3(b)は、実施例3に係るサーマルプリンタの模式的断面図である。
以下、本発明を実施するための形態を説明する。
実施例1に係るサーマルプリンタ10について説明する。図1(a)は、サーマルプリンタ10の模式的断面図である。サーマルプリンタ10は、用紙供給ユニット20と、印字ユニット30と、切断ユニット40と、を備える。
用紙供給ユニット20は、用紙100を印字ユニット30に供給するためのユニットである。用紙供給ユニット20は、用紙100を印字ユニット30に供給できるものであれば、特に限定されない。本実施例において用紙供給ユニット20は、ロール状に巻かれた用紙100を回転可能に支持する回転軸21を有している。用紙100が印字ユニット30側に引っ張られると、回転軸21が回転する。それにより、用紙100を印字ユニット30に供給することができる。用紙100としては、特に限定されないが、例えば感熱紙を用いることができる。
印字ユニット30は、用紙100に印字を行うためのユニットである。本実施例において、印字ユニット30は、感熱式の印字ユニットである。具体的には、印字ユニット30は、サーマルヘッド31と、ヒートシンク32と、印字ローラ33と、を備える。サーマルヘッド31は、印字面に多数のドット状の発熱素子を有し、これらの発熱素子を電気的に走査しながら印字を行う。
ヒートシンク32は、サーマルヘッド31を冷却するための部材である。本実施例において、ヒートシンク32は、サーマルヘッド31の印字ローラ33側の面以外の面を覆っている。ヒートシンク32は、サーマルヘッド31に比較して熱伝導率の高い材質、例えばアルミ等を主成分とする。ヒートシンク32に吸収された熱は、印字ユニット30の外部へ放熱される。
印字ローラ33は、用紙100を摩擦力によって連続的に送り出すための用紙送りローラとしての機能を有する。また、印字ローラ33は、サーマルヘッド31による用紙100への安定的な印字を実現するための背面支持ローラとしての機能も有する。具体的には、印字ローラ33は、表面にゴム等の弾性体を有している。また、印字ローラ33は、駆動機構によって回転駆動される。駆動機構としては、特に限定されないが、例えば、アクチュエータとアクチュエータの動力を印字ローラ33に伝達するギヤ列とを有する機構を用いることができる。印字ローラ33が回転すると、弾性体は用紙100をサーマルヘッド31との間に挟持しつつ連続的に送り出す。
切断ユニット40は、印字ユニット30を通過した用紙100を切断するためのユニットである。切断ユニット40は、用紙100を切断する刃部を有している。本実施例において、切断ユニット40の刃部は、固定刃41と、固定刃41に対して相対移動するとともに固定刃41と協働して用紙100を切断する可動刃42と、を有する。固定刃41は、用紙100の印字ローラ33側に位置している。可動刃42は、用紙100のサーマルヘッド31側に位置している。
可動刃42は、駆動力伝達機構によって駆動されることによって、固定刃41に対して相対移動する。用紙100は、可動刃42の刃先43および固定刃41の刃先44によって挟まれて、切断される。なお、本実施例において、切断ユニット40は、いわゆるオートカッタである。この場合、駆動力伝達機構は、印字ユニット30による印字が終了した後に、ユーザからの指示を受けることなく自動的に可動刃42を駆動させる。但し、切断ユニット40はオートカッタでなくてもよい。例えば、可動刃42の駆動力伝達機構は、ユーザからの指示を受けて可動刃42を駆動させてもよい。
固定刃41は、可動刃42よりも印字ユニット30に近い側、すなわち用紙100の進行方向上流側に配置されている。それにより、切断ユニット40による切断後において、用紙100は、その切断縁を固定刃41の刃先44に隣接させた状態で、次の印字工程を待つことができる。
また、切断ユニット40は、印字ユニット30を通過した用紙100を案内するための面(以下、用紙ガイド面50と称する)を有する。本実施例においては、切断ユニット40の刃部が用紙ガイド面50を有する。具体的には、固定刃41の刃先44に臨む面が用紙ガイド面50である。印字ユニット30を通過した用紙100は、固定刃41の用紙ガイド面50に接触した後に用紙ガイド面50に沿って進行することによって、固定刃41の刃先44の方向に案内される。すなわち、用紙ガイド面50は、印字ユニット30を通過した用紙100を案内する用紙ガイド部としての機能を有する。また、用紙ガイド面50は、印字ユニット30を通過した用紙100を切断ユニット40が有する刃部の刃先の方向に案内する。
図1(b)は、実施例1の比較例1に係るサーマルプリンタ200の模式的断面図である。サーマルプリンタ200は、切断ユニット40に代えて切断ユニット210を備える点と、用紙ガイド部材230をさらに備える点と、において図1(a)のサーマルプリンタ10と異なる。切断ユニット210は、固定刃41に代えて固定刃220を備える点において図1(a)の切断ユニット40と異なる。固定刃220は、用紙ガイド面50を有さない点において、固定刃41と異なる。
用紙ガイド部材230は、印字ユニット30と切断ユニット210との間に配置されている。用紙ガイド部材230は、印字ユニット30を通過した用紙100を切断ユニット210へ案内するための部材である。すなわち、用紙ガイド部材230は用紙ガイド機能のみを有する用紙ガイド専用部材である。
サーマルプリンタ10とサーマルプリンタ200とを比較した場合、サーマルプリンタ10の方が、用紙ガイド部材230を備えない分、低コストである。また、サーマルプリンタ10は、用紙ガイド部材230を配置するスペースを印字ユニット30と切断ユニット40との間に確保する必要がない。その結果、サーマルプリンタ10の方が、小型である。
以上のように、本実施例に係るサーマルプリンタ10によれば、切断ユニット40が用紙ガイド部を有することから、用紙ガイド専用部材を備えることなく、印字ユニット30を通過した用紙100を案内することができる。具体的には、切断ユニット40の固定刃41が、用紙100を刃先44の方向へ案内する用紙ガイド面50を備えることから、用紙ガイド専用部材を備えることなく、印字ユニット30を通過した用紙100を刃先44の方向へ案内することができる。その結果、用紙ガイド専用部材を配置するためのスペースが不要となることから、サーマルプリンタ10の小型化を実現することができる。また、用紙ガイド専用部材の費用を削減できることから、サーマルプリンタ10の低コスト化を実現することができる。
なお、本実施例において、サーマルプリンタ10は、刃部の形状を変更して刃部に用紙ガイド面50を持たせるのではなく、刃部の印字ユニット30に対する相対位置および傾斜角度を調整することによって、刃部に用紙ガイド面50を持たせている。この場合、刃部の形状を変更して刃部に用紙ガイド面50を持たせる場合に比較して、サーマルプリンタ10の低コスト化を実現することができる。
(変形例1)
図2(a)は、実施例1の変形例1に係るサーマルプリンタ10aの模式的断面図である。サーマルプリンタ10aは、切断ユニット40に代えて切断ユニット40aを備える点において、図1(a)のサーマルプリンタ10と異なる。切断ユニット40aは、固定刃41に代えて固定刃41aを備える点と、可動刃42に代えて可動刃42aを備える点と、において、図1(a)の切断ユニット40と異なる。固定刃41aは、用紙ガイド面50を備えない点において、固定刃41と異なる。
可動刃42aは、用紙ガイド面50を備える点において、可動刃42と異なる。具体的には、可動刃42aの刃先43に臨む面が用紙ガイド面50である。また、可動刃42aは、固定刃41aよりも印字ユニット30に近い側に配置されている。印字ユニット30を通過した用紙100は、可動刃42aの用紙ガイド面50に接触した後に用紙ガイド面50に沿って進行することによって、可動刃42aの刃先43の方向に案内される。
本変形例に係るサーマルプリンタ10aによれば、可動刃42aが、用紙100を刃先43の方向へ案内する用紙ガイド面50を有することから、用紙ガイド専用部材を備えることなく、印字ユニット30を通過した用紙100を刃先43の方向へ案内することができる。その結果、用紙ガイド専用部材を配置するためのスペースが不要となることから、サーマルプリンタ10aの小型化を実現することができる。また、用紙ガイド専用部材の費用を削減できることから、サーマルプリンタ10aの低コスト化を実現することができる。
なお、実施例1および実施例1の変形例1において、固定刃と可動刃のうち、低コスト化および小型化がより実現できる方の刃が用紙ガイド面50を有することが好ましい。例えば、印字ユニット30を通過した用紙100が固定刃よりも可動刃の方向に向かっている場合には、可動刃が用紙ガイド面50を有する方が、低コスト化および小型化の観点から好ましい。一方、印字ユニット30を通過した用紙100が可動刃よりも固定刃の方向に向かっている場合には、固定刃が用紙ガイド面を有する方が、低コスト化および小型化の観点から好ましい。
(変形例2)
図2(b)は、実施例1の変形例2に係るサーマルプリンタ10bの模式的断面図である。サーマルプリンタ10bは、切断ユニット40aに代えて切断ユニット40bを備える点において、図2(a)のサーマルプリンタ10aと異なる。切断ユニット40bは、固定刃41aに代えて固定刃41bを備える点と、可動刃42aに代えて可動刃42bを備える点と、において、切断ユニット40aと異なる。固定刃41bは、用紙100のサーマルヘッド31側に位置している点において、固定刃41aと異なる。
可動刃42bは、用紙100の印字ローラ33側に位置している。また、可動刃42bは、ロータリカッタである。可動刃42bは、回転軸45を中心として一方向に回転する。可動刃42bが回転することによって、可動刃42bの刃先43および固定刃41bの刃先44は、用紙100を切断する。
本変形例において、可動刃42bの刃先43に臨む面が、用紙ガイド面50である。印字ユニット30を通過した用紙100は、可動刃42bの用紙ガイド面50に接触した後に用紙ガイド面50に沿って進行することによって、可動刃42bの刃先43の方向に案内される。
本変形例に係るサーマルプリンタ10bにおいても、可動刃42bが、用紙100を刃先43の方向へ案内する用紙ガイド面50を有することから、用紙ガイド専用部材を備えることなく、印字ユニット30を通過した用紙100を刃先43の方向へ案内することができる。その結果、サーマルプリンタ10bの小型化および低コスト化を実現することができる。
実施例2に係るサーマルプリンタ10cについて説明する。図3(a)は、サーマルプリンタ10cの模式的断面図である。サーマルプリンタ10cは、切断ユニット40を備えない点と、除電ブラシ60を備える点と、において、図1(a)のサーマルプリンタ10と異なる。
ここで、サーマルプリンタ10cにおいて、印字ユニット30を通過した用紙100は静電気を帯び易い。用紙100が印字ローラ33およびサーマルヘッド31によって擦られるからである。そこで、サーマルプリンタ10は、印字ユニット30を通過した用紙100の静電気を除電するために、除電ブラシ60を備えている。除電ブラシ60は、本体部61の先端にブラシ部62を備える。ブラシ部62が用紙100に接触することによって、用紙100の静電気は除電される。
また、除電ブラシ60は、用紙ガイド部を有する。具体的には、除電ブラシ60のブラシ部62の先端面(用紙100に接触する面)が、用紙ガイド部としての機能を有する用紙ガイド面50を有している。印字ユニット30を通過した用紙100は、用紙ガイド面50に接触した後に用紙ガイド面50に沿って進行することによって、ブラシ部62の先端面の面方向に案内される。例えば、ブラシ部62の先端面の面方向がサーマルプリンタ10cの用紙排出口の方向に設定されている場合、用紙ガイド面50は、印字ユニット30を通過した用紙100を用紙排出口に案内することができる。
本実施例に係るサーマルプリンタ10cによれば、除電ブラシ60が用紙ガイド面50を有することから、用紙ガイド専用部材を備えることなく、印字ユニット30を通過した用紙100を案内することができる。その結果、用紙ガイド専用部材を配置するためのスペースが不要となることから、サーマルプリンタ10cの小型化を実現することができる。また、用紙ガイド専用部材の費用を削減できることから、サーマルプリンタ10cの低コスト化を実現することができる。
なお、サーマルプリンタ10cは、印字ユニット30を通過した用紙100の静電気を除電することができるとともに用紙ガイド部を備えることができるものであれば、除電ブラシ60の代わりに、除電機能を有する他の部材を備えていてもよい。
また、サーマルプリンタ10cは、印字ユニット30を通過した用紙100を切断する切断ユニットを備えていてもよい。この切断ユニットとしては、特に限定されず、例えば、前述した切断ユニット40、切断ユニット40a、切断ユニット40bおよび切断ユニット210を用いることができる。
また、サーマルプリンタ10cが切断ユニットを備える場合、除電ブラシ60の用紙ガイド面50は、印字ユニット30を通過した用紙100を切断ユニットが有する刃部の刃先の方向に案内してもよい。この構成によれば、用紙ガイド専用部材を備えることなく、印字ユニットを通過した用紙100を刃先の方向へ案内することができる。それにより、サーマルプリンタ10cの小型化および低コスト化を実現することができる。
続いて、実施例3に係るサーマルプリンタ10dについて説明する。図3(b)は、サーマルプリンタ10dの模式的断面図である。サーマルプリンタ10dは、印字ユニット30に代えて印字ユニット30dを備える点において、図1(a)のサーマルプリンタ10と異なる。印字ユニット30dは、ヒートシンク32に代えてヒートシンク32dを備える点において、印字ユニット30と異なる。ヒートシンク32dは、サーマルヘッド31を通過した用紙100を案内する用紙ガイド面70を有する点においてヒートシンク32と異なる。具体的には、ヒートシンク32dにおける用紙100の進行方向下流側の端部(以下、ヒートシンク32dの端部と称する)は、切断ユニット40側に突出している。より具体的には、ヒートシンク32dの端部は、固定刃41の用紙ガイド面50の方向に突出している。このヒートシンク32dの突出した部分の印字ローラ33に対向する面が、用紙ガイド面70である。
サーマルヘッド31を通過した用紙100は、ヒートシンク32dの用紙ガイド面70に接触した後に用紙ガイド面70に沿って進行することによって、切断ユニット40の方向に案内される。すなわち、用紙ガイド面70は、サーマルヘッド31を通過した用紙100を切断ユニット40の方向に案内する用紙ガイド部としての機能を有する。用紙ガイド面70を通過した用紙100は、固定刃41の用紙ガイド面50によって、刃先44の方向に案内される。
本実施例に係るサーマルプリンタ10dによれば、固定刃41が用紙ガイド面50を有するとともに、ヒートシンク32dが用紙ガイド面70を有することから、用紙ガイド専用部材を備えることなく、サーマルヘッド31を通過した用紙100を案内することができる。その結果、用紙ガイド専用部材を配置するためのスペースが不要となることから、サーマルプリンタ10dの小型化を実現することができる。また、用紙ガイド専用部材の費用を削減できることから、サーマルプリンタ10dの低コスト化を実現することができる。また、固定刃41の用紙ガイド面50のみで用紙100を案内する場合に比較して、サーマルヘッド31を通過した用紙100を精度よく案内することができる。
なお、図2(a)のサーマルプリンタ10a、図2(b)のサーマルプリンタ10bおよび図3(a)のサーマルプリンタ10cにおいて、ヒートシンク32は用紙ガイド面70を有していてもよい。
ところで、サーマルプリンタ10dにおいて、固定刃41が用紙ガイド面50を有さずに、ヒートシンク32dのみが用紙ガイド面70を有する場合を想定してみる(このサーマルプリンタを、比較例2に係るサーマルプリンタと称する)。この比較例2に係るサーマルプリンタの場合、用紙100は、ヒートシンク32dの用紙ガイド面70のみによって案内されることになる。比較例2に係るサーマルプリンタと、実施例1に係るサーマルプリンタ10、実施例1の変形例1に係るサーマルプリンタ10a、実施例1の変形例2に係るサーマルプリンタ10bおよび実施例2に係るサーマルプリンタ10cと、を比較した場合、用紙ガイド面は、サーマルプリンタ10,10a,10b,10cの方が比較例2に係るサーマルプリンタよりも、用紙100の案内先(例えば、切断ユニットの刃部の刃先、用紙排出口等)に近い。よって、サーマルプリンタ10,10a,10b,10cの方が比較例2に係るサーマルプリンタよりも、用紙100を精度よく切断ユニットの刃部の刃先、用紙排出口等に案内することができる。
以上本発明の好ましい実施形態について詳述したが、本発明はかかる特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
10 サーマルプリンタ
20 用紙供給ユニット
30 印字ユニット
31 サーマルヘッド
32 ヒートシンク
33 印字ローラ
40 切断ユニット
41 固定刃
42 可動刃
43 刃先
44 刃先
50 用紙ガイド面
60 除電ブラシ
62 ブラシ部
70 用紙ガイド面
100 用紙
200 サーマルプリンタ
210 切断ユニット
220 固定刃
230 用紙ガイド部材

Claims (5)

  1. 用紙に印字を行う印字手段と、
    前記印字手段を通過した前記用紙を切断する切断手段および前記印字手段を通過した前記用紙の静電気を除電する除電手段の少なくとも一つと、を備え、
    前記切断手段および前記除電手段の少なくとも一つは、前記印字手段を通過した前記用紙を案内する第1用紙ガイド部を有することを特徴とするサーマルプリンタ。
  2. 前記第1用紙ガイド部は、前記印字手段を通過した前記用紙を前記切断手段が有する刃部の刃先の方向に案内する請求項1記載のサーマルプリンタ。
  3. 前記刃部は、固定刃と、前記固定刃に対して相対移動するとともに前記固定刃と協働して前記用紙を切断する可動刃と、を有し、
    前記固定刃および前記可動刃のいずれか一方が前記第1用紙ガイド部を有する請求項2記載のサーマルプリンタ。
  4. 前記可動刃は、ロータリカッタである請求項3記載のサーマルプリンタ。
  5. 前記印字手段は、サーマルヘッドと、前記サーマルヘッドを冷却するヒートシンクと、を有し、
    前記ヒートシンクは前記サーマルヘッドを通過した前記用紙を案内する第2用紙ガイド部を有する請求項1記載のサーマルプリンタ。
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JP2018111557A (ja) * 2017-01-11 2018-07-19 キヤノン株式会社 シート排出装置、画像形成装置、及びシート後処理装置
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