JP2012233660A - 冷蔵庫 - Google Patents

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Abstract

【課題】透明な氷を低消費電力で得ることのできる製氷装置を備えた冷蔵庫を提供する。
【解決手段】氷点よりも高温の冷気が流通して貯蔵物を冷蔵保存する貯蔵室3と、氷点以下の温度の冷気が流通するとともに仕切板10により第1製氷空間11と第2製氷空間12とに仕切られる製氷室4と、仕切板10に設けた開口部10aを塞ぐとともに第1製氷空間11に上面を面して第2製氷空間12に底面を面して配される第1製氷皿23とを備え、第1製氷皿23に供給された水を第1製氷空間11に貯蔵室3の冷気を流入させながら凍結して製氷を行うようにした。
【選択図】図2

Description

本発明は、製氷装置を備えた冷蔵庫に関する。
製氷装置を備えた従来の冷蔵庫は特許文献1、2に開示されている。この冷蔵庫は冷蔵室、冷凍室及び製氷室を備えている。製氷室は冷凍室に連通し、製氷装置による製氷を行うとともに製氷装置によって離氷された氷を貯氷容器に貯氷する。製氷装置は冷蔵室に配される給水タンクと、製氷室に配して給水タンクから給水される製氷皿とを有している。製氷皿は可撓性を有し、回転自在に配される。製氷皿の下方または上方にはヒータが設けられる。
上記構成の冷蔵庫において、給水タンクから製氷皿に所定水位まで給水されると、ヒータが駆動される。これにより、製氷室内の冷気による冷却とヒータの加熱とによって製氷皿の水が上部または下部から徐々に凍結し、透明な氷を得ることができる。製氷皿内の水が凍結して製氷が完了すると、製氷皿が回転駆動して捻られる。これにより、製氷皿から氷が離氷して落下し、貯氷容器に貯氷される。
特開平5−203299号公報(第2頁−第3頁、第1図) 特公平6−70543号公報(第2頁−第3頁、第1図)
しかしながら、上記従来の冷蔵庫によると、透明な氷を得るために製氷皿の下方または上方に設けたヒータが駆動される。このため、製氷時に冷蔵庫の熱負荷が大きくなり、冷蔵庫の消費電力が大きくなる問題があった。
本発明は、透明な氷を低消費電力で得ることのできる製氷装置を備えた冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、氷点よりも高温の冷気が流通して貯蔵物を冷蔵保存する貯蔵室と、氷点以下の温度の冷気が流通するとともに仕切板により第1製氷空間と第2製氷空間とに仕切られる製氷室と、前記仕切板に設けた開口部を塞ぐとともに第1製氷空間に上面を面して第2製氷空間に底面を面して配される第1製氷皿とを備え、第1製氷皿に供給された水を第1製氷空間に前記貯蔵室の冷気を流入させながら凍結して製氷を行うことを特徴としている。
この構成によると、第1製氷皿に給水されると貯蔵室から製氷室の第1製氷空間に氷点よりも高温の冷気が流入する。第1製氷皿は貯蔵室から流入した冷気によって上部の降温が抑制され、製氷室の第2製氷空間の冷気によって底部から徐々に冷却される。これにより、第1製氷皿の水に含まれる気体成分を水面から脱気して透明な氷が得られる。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、第2製氷空間に配される第2製氷皿を備え、第1製氷皿の所定水位よりも下方の水が凍結して上方の水が未凍結の時に、第1製氷皿の上部の水を第2製氷皿に移送して第2製氷皿による製氷を行うことを特徴としている。
この構成によると、第1製氷皿内の所定水位よりも下方の水が凍結して所定の大きさの氷が形成されると、第1製氷皿の上部の水に残留塩素等の不純物が凝集される。そして、第1製氷皿の上部の水が第2製氷皿に移送され、第2製氷空間の冷気によって凍結する。これにより、第1製氷皿及び第2製氷皿によって製氷が行われる。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記貯蔵室の冷気を第1製氷皿の水面に向けて送出したことを特徴としている。この構成によると、第1製氷皿の水面が流動し、氷の表面の不純物の水中への拡散が促進される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、第1製氷皿が回動自在に配され、第1回転角度で回転停止して傾斜した第1製氷皿から第2製氷皿に水を流下させるとともに、第1回転角度よりも大きい第2回転角度で第1製氷皿を捻って離氷することを特徴としている。
この構成によると、第1製氷皿内の所定水位よりも下方の水が凍結すると、第1製氷皿が回転駆動されて第1回転角度で停止する。これにより、傾斜した第1製氷皿の上部の水が第2製氷皿に流下して移送される。更に第1製氷皿が第2回転角度まで回転すると捻られて第1製氷皿内の氷が離氷される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、第1製氷皿に接して第1製氷皿の給水水位よりも下方に配される温度センサーを備え、前記温度センサーの検知温度が所定温度に到達した際に第1製氷皿から第2製氷皿に水を移送することを特徴としている。この構成によると、第1製氷皿の給水水位よりも下方に配した温度センサーにより第1製氷皿の温度が検知される。温度センサーの検知温度が所定温度になると所望の大きさの氷が形成されたと判断し、第2製氷皿に水が移送される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、第2製氷空間を第1、第2貯氷部に仕切り、第1製氷皿から離氷された氷が第1貯氷部に落下して貯氷されるとともに、第2製氷皿から離氷された氷が第2貯氷部に落下して貯氷されることを特徴としている。この構成によると、第1製氷皿により形成される氷と第2製氷皿により形成される氷とが第1、第2貯氷部に分別して貯氷される。
また本発明は、上記構成の冷蔵庫において、前記貯蔵室から第1製氷空間に冷気が流入する流入口と、第1製氷空間から前記貯蔵室に冷気が流出する流出口とを設けたことを特徴としている。この構成によると、第1製氷皿に給水されると流入口を介して貯蔵室から第1製氷空間に冷気が流入する。第1製氷空間を流通して降温された冷気は流出口を介して貯蔵室に流出する。
本発明によると、第1製氷皿が製氷室の仕切板に設けた開口部を塞いで第1製氷空間に上面を面して第2製氷空間に底面を面して配され、第1製氷皿に供給された水を第1製氷空間に貯蔵室の冷気を流入させながら凍結して製氷を行うので、低消費電力で透明な氷を製氷することができる。
本発明の実施形態の冷蔵庫を示す正面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の製氷室の詳細を示す正面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の製氷室の詳細を示す側面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の製氷装置の第1製氷皿を示す正面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の製氷装置の第1製氷皿から第2製氷皿に水を移送する際の動作を示す正面断面図 本発明の実施形態の冷蔵庫の製氷装置の第1製氷皿の離氷時の動作を示す正面断面図
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は一実施形態の冷蔵庫を示す正面断面図である。冷蔵庫1は断熱箱体2内の上部に冷蔵室3が配置される。冷蔵室3の下方には仕切壁7を介して製氷室4及び冷凍室5が配置され、製氷室4と冷凍室5とは縦仕切壁9を介して左右に並設される。製氷室4及び冷凍室5の下方には仕切壁8を介して冷凍室6が配置される。
冷蔵室3は氷点よりも高温の冷気が流通して冷蔵温度に維持され、貯蔵物を冷蔵保存する。冷凍室5、6は互いに連通して氷点以下の冷気が流通し、冷凍温度に維持されて貯蔵物を冷凍保存する。製氷室4は冷凍室5、6に連通して氷点以下の冷気が流通し、製氷装置20による製氷及び貯氷を行う。
図2、図3は製氷室4の詳細を示す正面断面図及び側面断面図である。製氷室4内は仕切板10によって仕切られ、製氷室4の上部に第1製氷空間11が形成されるとともに下部に第2製氷空間12が形成される。仕切板10は第1製氷空間11と第2製氷空間12との間での熱伝達を抑制するため、断熱性を有する部材により形成される。
第1製氷空間11は仕切壁7に貫通する流入口11a及び流出口11bを介して冷蔵室3に連通する。流入口11aはダンパ16により開閉され、流入口11aに面してファン17の吸気側が配置される。ダンパ16を開いてファン17を駆動すると、矢印Aに示すように第1製氷空間11には冷蔵室3内の冷気が流入口11aから流入して流通する。第1製氷空間11内を流通した冷気は流出口1bから冷蔵室3に流出する。これにより、第1製氷空間11は冷蔵室3の冷気が流通するダクトを形成する。
第2製氷空間12の下部は仕切壁8上に垂設される仕切板15によって第1、第2貯氷部13、14が左右に仕切られて設けられる。第1、第2貯氷部13、14に氷W1、W2(図6参照)が貯氷される。
製氷装置20は給水タンク21、給水パイプ22、第1製氷皿23及び第2製氷皿24を備えている。給水タンク21は冷蔵室3内に着脱自在に配され、製氷用の水が貯水される。給水パイプ22は給水タンク21から導出されて仕切壁7を貫通し、開放端が第1製氷皿23の上方に配される。尚、給水パイプ22の経路途中には給水ポンプ(不図示)が設けられる。
第1製氷皿23はシリコンを含有したポリプロピレン等により形成されて可撓性を有し、複数のセル23cに区画されている。また、第1製氷皿23は長手方向を前後方向に配置され、仕切板10の水平面に開口した開口部10aを塞ぐ。これにより、第1製氷皿23は第1製氷空間11に上面を面して第2製氷空間12に底面を面して配置される。第1製氷皿23の上面には周囲に延びるフランジ23aが突出し、フランジ23aに被嵌される環状のパッキン23bが開口部10aの周囲に密接して開口部10aが密封される。
第1製氷皿23の前後方向の一端には仕切壁10を貫通するモータ軸25aを介してモータ25が接続される。第1製氷皿23の前後方向の他端には支持枠27に設けられたシャフト26が連結される。モータ軸25a及びシャフト26は同軸に配され、第1製氷皿23がモータ軸25a及びシャフト26を回転軸として矢印E方向に回転自在になっている。詳細を後述するように、モータ25の駆動によって第1製氷皿23が回転して捻られ、氷W1(図6参照)を離氷する。従って、モータ25及びシャフト26は第1製氷皿23の離氷装置を構成する。
図4は第1製氷皿23の正面断面図を示している。第1製氷皿23には温度センサー31、32が接して設けられる。温度センサー31、32は周囲の空気の温度を検知しないように、断熱部材(不図示)により覆われる。温度センサー31はフランジ23aに取付けられ、温度センサー32は第1製氷皿23の給水水位H1よりも下方の所定の水位H2の高さに取付けられる。
温度センサー32の検知温度が氷点よりも低温の所定温度に到達すると、水位H2の下方の水が凍結したと判断される。これにより、後述するように、未凍結の水の移送及び離氷が行われる。尚、水位H2は各セル23cの未凍結の水が相互に流動できる高さに設定するとより望ましい。また、温度センサー31の検知温度を所定範囲に収めるようにファン17の供給風量が調節される。
図2、図3において、第2製氷皿24はシリコンを含有したポリプロピレン等により形成されて可撓性を有し、複数のセル24cに区画されている。また、第2製氷皿24は長手方向を前後方向に配置され、第1製氷皿23の斜め下方に設けられる。第2製氷皿24には第1製氷皿23と同様の離氷装置(不図示)が設けられ、矢印Fの方向に回転して氷W2(図6参照)を離氷する。
上記構成の冷蔵庫1において、給水タンク21から第1製氷皿23に給水水位H1まで給水されると、ダンパ16が開かれてファン17が駆動される。これにより、第1製氷空間11が冷蔵室3から流入する冷気によって氷点以上の温度になる。また、第2製氷空間12は冷凍室5、6から流入した冷気によって氷点以下(例えば、−10℃以下)となる。
第1製氷皿23は矢印Bに示すように冷凍室5、6から流入した第2製氷空間12の冷気と接触して内部の水が凍結する。第1製氷皿23の水面が氷点以上の第1製氷空間11の冷気に接するため、第1製氷皿23の上部の降温が抑制される。即ち、冷蔵室3から第1製氷空間11に流入した冷気が製氷時の加熱手段を構成する。これにより、第1製氷皿23の水が底部から徐々に凍結し、水に含まれる気体や不純物(残留塩素や硬度成分等)が上方の未凍結の水に移動しながら上方に向かって透明な氷が成長する。
この時、ファン17によって冷蔵室3内の冷気が第1製氷皿23の水面に向けて送出される。これにより、第1製氷皿23内の水が流動し、水の降温をより確実に抑制することができる。また、成長した氷と未凍結の水との境界面近傍の気体や不純物の水中への拡散が促進される。これにより、氷の表面に高濃度の気体や不純物が凝集して含有されることを防止することができる。加えて、温度センサー31の検知温度に応じてファン17の供給風量が調節され、第1製氷皿23の降温を細かく制御することができる。
温度センサー32の検知温度が所定温度(例えば、−4℃)に到達すると、水位H2よりも下方の水が凍結したと判断される。これにより、ダンパ16を閉じてファン17が停止され、モータ25が駆動される。モータ25の駆動によって第1製氷皿23が矢印E方向に回転し、図5に示すように上面が傾斜した第1回転位置で停止される。この時、第1製氷皿23内の水位H2よりも上方の未凍結の水は矢印Cに示すように第2製氷皿24に流下して移送される。第2製氷皿24に移送された未凍結の水には気体や不純物が凝集されている。
第1製氷皿23から上部の未凍結の水が第2製氷皿24に移送されると、モータ25の駆動により第1製氷皿23が更に矢印E方向に回転する。そして、図6に示すように第1製氷皿23が上面を下方に面した第2回転位置で停止される。第2回転位置では第1製氷皿23のフランジ部23aが仕切板10の開口部10aの周囲に当接して第1製氷皿23が捻られる。これにより、第1製氷皿23から離氷した氷W1が矢印Dに示すように落下して第1貯氷部13に貯氷される。尚、未凍結の水の移送時と離氷時とで逆方向に第1製氷皿23を回転させてもよい。
第1製氷皿23から第2製氷皿24に移送された水は第2製氷空間12の冷気によって凍結して氷W2が製氷される。そして、離氷装置(不図示)によって第2製氷皿24から離氷した氷W2が落下して第2貯氷部14に貯氷される。
連続して製氷を行う場合は第1製氷皿23が離氷後に前述の図2に示す水平位置に戻されて給水される。この時、第1製氷皿23での製氷が終了する前に、第2製氷皿24が離氷して元の位置に戻される。第2製氷皿24が第1製氷空間11よりも低温の第2製氷空間12に配置されるため、第1製氷皿23の製氷が終了する前に第2製氷皿24の製氷を終了させることができる。
尚、第1、第2貯氷部13、14に氷W1、W2が満量になっているか否かを判別する検氷レバーや検氷センサーが設けられ、満量時には離氷動作が停止される。また、ダンパ16と連動するダンパを流出口10bに設けてもよい。
本実施形態によると、第1製氷皿23が製氷室4の仕切板10に設けた開口部10aを塞いで第1製氷空間11に上面を面して第2製氷空間12に底面を面して配され、第1製氷皿23に供給された水を第1製氷空間11に冷蔵室3の冷気を流入させながら凍結して製氷を行う。これにより、従来例のようなヒータによる加熱手段を必要としないため、低消費電力で透明な氷W1を製氷することができる。
また、第1製氷皿23の水位H2よりも下方の水が凍結して上方の水が未凍結の時に、第1製氷皿23の上部の水を第2製氷空間12に配した第2製氷皿24に移送する。これにより、気体や不純物が凝集された未凍結の水が第1製氷皿23で凍結されない。従って、第1製氷皿23で製氷した氷W1の不純物による白濁を防止して透明度をより高くすることができる。また、アイスコーヒーやウイスキー等の飲料に不純物を含む氷を入れると、飲料の香りや味が損なわれる場合がある。しかしながら、第1製氷皿23で製氷した氷W1の不純物が低減されるため、飲料の香りや味を良好に保持することができる。
加えて、気体や不純物が凝集された未凍結の水を廃棄や回収することなく第2製氷皿24で製氷するので、未凍結の水を冷却した冷熱を無駄なく利用することができる。この時、第2製氷皿24で製氷中でも第1製氷皿23に再度給水して製氷することが可能であり、単位時間当たりの製氷量を多くすることができる。尚、第2製氷皿24で製氷された氷W2は透明度、香り、味等を必要としない用途に用いることができる。
また、冷蔵室3の冷気を第1製氷皿23の水面に向けて送出したので、第1製氷皿23内の水が流動し、水の降温をより確実に抑制することができる。また、成長した氷と未凍結の水との境界面近傍の気体や不純物の水中への拡散が促進される。これにより、氷W1の表面に高濃度の気体や不純物が凝集して含有されることを防止することができる。
また、第1回転角度で回転停止して傾斜した第1製氷皿23から第2製氷皿に水を流下させ、第1回転角度よりも大きい第2回転角度で第1製氷皿23を捻って離氷するので、第1製氷皿23の離氷装置によって未凍結の水を第2製氷皿24に簡単に移送することができる。
また、第2製氷空間12が第1製氷皿23から離氷された氷を貯氷する第1貯氷部13と第2製氷皿24から離氷された氷を貯氷する第2貯氷部14とに仕切られる。これにより、気体や不純物の少ない氷W1と気体や不純物の多い氷W2とを分別して貯氷し、容易に判別して取り出すことができる。従って、冷蔵庫1の利便性を向上させることができる。尚、第1製氷皿23で製氷された氷W1と第2製氷皿24で製氷された氷W2とを異なる大きさに形成して判別を容易にしてもよい。
また、冷蔵室3から第1製氷空間11に冷気が流入する流入口11aと、第1製氷空間11から冷蔵室3に冷気が流出する流出口11bとを設けている。第1製氷空間11は第1製氷皿23の離氷時に第2製氷空間12に連通するため、冷蔵室3よりも低温となる。このため、第1製氷空間11を流通した低温の冷気を冷蔵室3に供給して冷蔵室3を冷却することができ、冷蔵庫1の冷却効率を向上させることができる。
本実施形態において、第1製氷空間11に冷蔵室3から冷気を流入させているが、氷点よりも高温の冷蔵温度に維持される貯蔵室(例えば、野菜室)から流入させていればよい。
本発明によると、製氷装置を備えた冷蔵庫に利用することができる。
1 冷凍庫
2 断熱箱体
3 冷蔵室
4 製氷室
5、6 冷凍室
10、15 仕切板
10a 開口部
11 第1製氷空間
12 第2製氷空間
13 第1貯氷部
14 第2貯氷部
16 ダンパ
17 ファン
20 製氷装置
21 給水タンク
22 給水パイプ
23 第1製氷皿
23a フランジ
23b パッキン
24 第2製氷皿
25 モータ
25a モータ軸
26 シャフト
31、32 温度センサー
W1、W2 氷

Claims (7)

  1. 氷点よりも高温の冷気が流通して貯蔵物を冷蔵保存する貯蔵室と、氷点以下の温度の冷気が流通するとともに仕切板により第1製氷空間と第2製氷空間とに仕切られる製氷室と、前記仕切板に設けた開口部を塞ぐとともに第1製氷空間に上面を面して第2製氷空間に底面を面して配される第1製氷皿とを備え、第1製氷皿に供給された水を第1製氷空間に前記貯蔵室の冷気を流入させながら凍結して製氷を行うことを特徴とする冷蔵庫。
  2. 第2製氷空間に配される第2製氷皿を備え、第1製氷皿の所定水位よりも下方の水が凍結して上方の水が未凍結の時に、第1製氷皿の上部の水を第2製氷皿に移送して第2製氷皿による製氷を行うことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記貯蔵室の冷気を第1製氷皿の水面に向けて送出したことを特徴とする請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 第1製氷皿が回動自在に配され、第1回転角度で回転停止して傾斜した第1製氷皿から第2製氷皿に水を流下させるとともに、第1回転角度よりも大きい第2回転角度で第1製氷皿を捻って離氷することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の冷蔵庫。
  5. 第1製氷皿に接して第1製氷皿の給水水位よりも下方に配される温度センサーを備え、前記温度センサーの検知温度が所定温度に到達した際に第1製氷皿から第2製氷皿に水を移送することを特徴とする請求項2〜請求項4のいずれかに記載の冷蔵庫。
  6. 第2製氷空間を第1、第2貯氷部に仕切り、第1製氷皿から離氷された氷が第1貯氷部に落下して貯氷されるとともに、第2製氷皿から離氷された氷が第2貯氷部に落下して貯氷されることを特徴とする請求項2〜請求項5のいずれかに記載の冷蔵庫。
  7. 前記貯蔵室から第1製氷空間に冷気が流入する流入口と、第1製氷空間から前記貯蔵室に冷気が流出する流出口とを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の冷蔵庫。
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