JP2012233452A - ラジエータのキャップ - Google Patents

ラジエータのキャップ Download PDF

Info

Publication number
JP2012233452A
JP2012233452A JP2011103966A JP2011103966A JP2012233452A JP 2012233452 A JP2012233452 A JP 2012233452A JP 2011103966 A JP2011103966 A JP 2011103966A JP 2011103966 A JP2011103966 A JP 2011103966A JP 2012233452 A JP2012233452 A JP 2012233452A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pressure valve
valve
cap
negative pressure
spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2011103966A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Komuro
朗 小室
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
T Rad Co Ltd
Original Assignee
T Rad Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by T Rad Co Ltd filed Critical T Rad Co Ltd
Priority to JP2011103966A priority Critical patent/JP2012233452A/ja
Publication of JP2012233452A publication Critical patent/JP2012233452A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Closures For Containers (AREA)

Abstract

【課題】 ラジエータのキャップの軸方向長さを可及的に短くし、それが取り付けられるフィラネック2の突出量を小として、コンパクトなラジエータとすること。
【解決手段】 負圧弁14として鍔部15を有する逆鍋形に形成し、その鍋底を上方に位置して鍔部15以外を正圧弁11の嵌着孔13に嵌着する。そして、負圧弁14の鍋底と弁本体6のバネ座7との間に第2スプリング16を介装する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、主として自動車用エンジンの冷却水冷却用ラジエータであって、そのタンク上端に突出する給水用のキャップに関し、特に、そのキャップの高さを可及的に小さくするものに関する。
下記特許文献1には、樹脂製タンクに着脱自在に取付けられるプレッシャバルブ(加圧弁)を有するキャップが提案されている。
そのキャップは、図5に示す如く、タンク1の上面に首部を有する筒状のフィラネック2が突設され、その外周にパイプ21が設けられている。そのフィラネック2には、キャップ本体3が着脱自在に螺着される。キャップ本体3は筒状に形成され、その下端に弁本体6が嵌着される。弁本体6には、負圧弁14とシール部12を有する正圧弁11とが夫々第2スプリング16及び第1スプリング10を介して内装されている。その正圧弁11には中心孔を有し、その中心孔に負圧弁14の軸部が上下動自在に挿入される。そして負圧弁14の下端には筒状のバネ座25が突設され、その外周に第2スプリング16の一端部が着座され、他端部が弁本体6のバネ座7に着座される。
特開2008−303717号公報
従来のラジエータのキャップは、その負圧弁14が正圧弁11のシール部12から下方に突出するバネ座25を有し且つ、負圧弁14を付勢する第2スプリング16の上端が正圧弁11のシール部12より下方に位置する。そのため、第2スプリング16のスペース,バネ座25のスペースを軸方向下方に必要とし、その分だけキャップ全体が軸方向に長くなる。すると、それに合わせてフィラネック2の上方への突出量が高くなり、コンパクト性に欠点がある。
そこで本発明は、キャップ本体3の軸方向長さを可及的に短くしたコンパクトなキャップを提供することを課題とする。
請求項1に記載の本発明は、タンク(1)の外面に突設されたフィラーネック(2)と、そのフィラネック(2)に着脱自在に締結されるキャプ本体(3)と、を具備するラジエータのキャップにおいて、
前記キャップ本体(3)は、頂部(4)が閉塞された筒部(5)を有し、その筒部(5)の内部に弁本体(6)が嵌着され、
その弁本体(6)は、底にバネ座(7)を有する筒状に形成されると共に、その筒部(6a)の内部に段付きに弁座(8)が内フランジ状に形成され且つ、その筒部外周に通気孔(9)が貫通され、
その弁本体(6)には、第1スプリング(10)を介して正圧弁(11)が内装され、そのシール部(12)が前記弁座(8)に着脱自在に着座され、
その正圧弁(11)は、中心に嵌着孔(13)を有し、その嵌着孔(13)に負圧弁(14)が上下動自在に嵌入し、
その負圧弁(14)は、その開口に環状の鍔部(15)を有する逆鍋形に形成されて、その鍋底を上方に位置してその鍔部(15)以外が正圧弁(11)の嵌着孔(13)に嵌着され、
その負圧弁(14)の鍋底と前記バネ座(7)との間に第2スプリング(16)が介装されて、その鍔部(15)が、前記正圧弁(11)の前記シール部(12)に着脱自在に着座するように構成したことを特徴とするラジエータのキャップである。
請求項2に記載の本発明は、請求項1に記載のラジエータのキャップにおいて、
前記負圧弁(14)が金属板のプレス加工により鍋形に形成され、その鍔部(15)の上面に、環状のリブ(17)が曲折形成され、そのリブ(17)が前記シール面(12)に接するように構成されたラジエータのキャップである。
本発明のラジエータのキャップは、その負圧弁14が鍔部15を有する逆鍋形に形成され、その鍋底を上にして、その鍔部15以外が正圧弁11の嵌着孔13に嵌入される。そして、その鍋底と弁本体6のバネ座7との間に第2スプリング16が配置されるから、スプリングのスペースを充分確保した状態で、バネ座7の位置を鍋底深さ分、上方に配置できる。その結果、負圧弁14を正圧弁11から下方に突出する長さが短くなる。それと共に、キャップ全体の軸方向長さが短くなり、結果、タンク1から突出するフィラネック2の突出量を短くして、コンパクトなラジエータのキャップ構造を提供できる。
上記構成において、請求項2に記載のように、負圧弁14を金属板のプレス加工により鍋形に形成し、その鍔部15の上面に環状のリブ17を曲折形成し、そのリブ17がシール部12に接するように構成した場合には、薄肉の負圧弁とすることにより、さらにコンパクトなラジエータのキャップを提供できる。
本発明のラジエータのキャップの縦断面図。 同キャップの分解斜視図。 同キャップの正圧弁11及び負圧弁14の斜視図。 同キャップの他の例を示す縦断面図。 従来型のラジエータのキャップの縦断面図。
次に、図面に基づいて本発明の実施の形態につき説明する。
本発明のラジエータのキャップは、図1に示す如く、そのラジエータのタンク1の上端に一体に突設されたフィラネック2と、それに着脱自在に螺着されるキャップ本体3とを有する。キャップ本体3は、その頂部4が閉塞された筒部5を有する。その頂部4の中心には、工具嵌着孔22が凹陥されている。そして筒部5の外周に外ネジ19が形成される。
また、フィラネック2の内周には内ネジ18が設けられ、その内ネジ18にキャップ本体3の外ネジ19が螺着される。
キャップ本体3の筒部5の下端部外周には環状溝が形成され、そこにOリング23が嵌着される。その筒部5の下端部内面には、弁本体6の上端部が嵌着固定される。
その弁本体6は、その外周に放射方向へ複数の通気孔9が貫通すると共に、その外周に環状溝を有し、そこにOリング23が嵌着されている。弁本体6の底にはバネ座7が設けられ、その底にはバネ座7の内側と外側に複数の通気孔24が形成されている。
このような弁本体6及びキャップ本体3は、樹脂の射出成形体からなる。弁本体6内には、第2スプリング16を介して逆鍋形の負圧弁14が配置される。この負圧弁14は、金属板のプレス成形体からなり、その開口に鍔部15を有し、その鍔部15の周縁に環状のリブ17を上向きに曲折形成している。
そして、弁本体6の筒部6aの内部は内フランジ部を有し、そこに弁座8が僅かに突設されている。そしてその弁座8に、正圧弁11のシール部12が着座される。正圧弁11の中心には嵌着孔13が形成され、そこに鍋底を上にした負圧弁14が、その鍔部15を除いて上下動自在に挿入される。
そして、正圧弁11の内部とキャップ本体3の頂部4との間に第1スプリング10が介装される。また、第2スプリング16の上端が負圧弁14の鍋底に着座し、その下端がバネ座7に着座する。
このように、第2スプリング16の上端が鍋底に着座するため、それがシール部12よりも上方に位置し、その分だけ第2スプリング16の下端位置を上方にすることができる。従って、その分だけ、弁本体6のバネ座7が上方に位置する。
その結果、キャップ本体3全体の軸方向長さが短くなる。すると、それを取り付けるフィラネック2の突出高さが短くなり、突出する頂部の低いコンパクトなラジエータとなる。
上記実施形態では、キャップ本体3の工具が嵌着する部分を工具嵌着孔22としたが、それに替えて、図4のごとく、工具嵌着凸部22aを設け、そこにスパナ等の工具を嵌着して、キャップ本体3の着脱を行うこともできる。
1 タンク
2 フィラネック
3 キャップ本体
4 頂部
5 筒部
6 弁本体
6a 筒部
7 バネ座
8 弁座
9 通気孔
10 第1スプリング
11 正圧弁
12 シール部
13 嵌着孔
14 負圧弁
15 鍔部
16 第2スプリング
17 リブ
18 内ネジ
19 外ネジ
20 ストッパ部
21 パイプ
22 工具嵌着孔
22a 工具嵌着凸部
23 Oリング
24 通気孔
25 バネ座

Claims (2)

  1. タンク(1)の外面に突設されたフィラーネック(2)と、そのフィラネック(2)に着脱自在に締結されるキャプ本体(3)と、を具備するラジエータのキャップにおいて、
    前記キャップ本体(3)は、頂部(4)が閉塞された筒部(5)を有し、その筒部(5)の内部に弁本体(6)が嵌着され、
    その弁本体(6)は、底にバネ座(7)を有する筒状に形成されると共に、その筒部(6a)の内部に段付きに弁座(8)が内フランジ状に形成され且つ、その筒部外周に通気孔(9)が貫通され、
    その弁本体(6)には、第1スプリング(10)を介して正圧弁(11)が内装され、そのシール部(12)が前記弁座(8)に着脱自在に着座され、
    その正圧弁(11)は、中心に嵌着孔(13)を有し、その嵌着孔(13)に負圧弁(14)が上下動自在に嵌入し、
    その負圧弁(14)は、その開口に環状の鍔部(15)を有する逆鍋形に形成されて、その鍋底を上方に位置してその鍔部(15)以外が正圧弁(11)の嵌着孔(13)に嵌着され、
    その負圧弁(14)の鍋底と前記バネ座(7)との間に第2スプリング(16)が介装されて、その鍔部(15)が、前記正圧弁(11)の前記シール部(12)に着脱自在に着座するように構成したことを特徴とするラジエータのキャップ。
  2. 請求項1に記載のラジエータのキャップにおいて、
    前記負圧弁(14)が金属板のプレス加工により鍋形に形成され、その鍔部(15)の上面に、環状のリブ(17)が曲折形成され、そのリブ(17)が前記シール面(12)に接するように構成されたラジエータのキャップ。
JP2011103966A 2011-05-09 2011-05-09 ラジエータのキャップ Pending JP2012233452A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011103966A JP2012233452A (ja) 2011-05-09 2011-05-09 ラジエータのキャップ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2011103966A JP2012233452A (ja) 2011-05-09 2011-05-09 ラジエータのキャップ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2012233452A true JP2012233452A (ja) 2012-11-29

Family

ID=47433990

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011103966A Pending JP2012233452A (ja) 2011-05-09 2011-05-09 ラジエータのキャップ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2012233452A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014142041A1 (ja) * 2013-03-11 2014-09-18 株式会社ティラド 樹脂製ラジエータキャップとその取付構造
JP2014173524A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 T Rad Co Ltd 樹脂製ラジエータキャップ
JP2014177873A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 T Rad Co Ltd キャップとフィラーネックとの取付構造
JP5619985B1 (ja) * 2013-12-27 2014-11-05 株式会社ティラド 樹脂製ラジエータキャップ
JP2015052325A (ja) * 2014-12-15 2015-03-19 株式会社ティラド 樹脂製ラジエータキャップ
US9683479B2 (en) 2014-11-26 2017-06-20 Hyundai Motor Company Safety cap device for controlling pressure in radiator and method for controlling pressure using the same

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04334721A (ja) * 1991-03-08 1992-11-20 Blau Kg Fab Fuer Kraftfahrzeugteile 容器用、特に自動車ラジエータ用ねじ込キャップ
JP2001027121A (ja) * 1999-07-14 2001-01-30 Denso Corp 完全密閉型容器
JP2008157097A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Calsonic Kansei Corp ラジエータキャップの安全機構
JP2008303717A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Calsonic Kansei Corp ラジエータキャップの安全機構

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04334721A (ja) * 1991-03-08 1992-11-20 Blau Kg Fab Fuer Kraftfahrzeugteile 容器用、特に自動車ラジエータ用ねじ込キャップ
JP2001027121A (ja) * 1999-07-14 2001-01-30 Denso Corp 完全密閉型容器
JP2008157097A (ja) * 2006-12-22 2008-07-10 Calsonic Kansei Corp ラジエータキャップの安全機構
JP2008303717A (ja) * 2007-06-05 2008-12-18 Calsonic Kansei Corp ラジエータキャップの安全機構

Cited By (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014142041A1 (ja) * 2013-03-11 2014-09-18 株式会社ティラド 樹脂製ラジエータキャップとその取付構造
JP2014173524A (ja) * 2013-03-11 2014-09-22 T Rad Co Ltd 樹脂製ラジエータキャップ
KR20150122622A (ko) 2013-03-11 2015-11-02 가부시키가이샤 티라도 수지제 라디에이터 캡과 그 장착 구조
CN105074159A (zh) * 2013-03-11 2015-11-18 株式会社T.Rad 树脂制散热器盖及其安装构造
TWI595151B (zh) * 2013-03-11 2017-08-11 東洋熱交換器股份有限公司 樹脂製散熱器蓋及其之安裝構造
KR102147556B1 (ko) 2013-03-11 2020-08-24 가부시키가이샤 티라도 수지제 라디에이터 캡과 그 장착 구조
JP2014177873A (ja) * 2013-03-13 2014-09-25 T Rad Co Ltd キャップとフィラーネックとの取付構造
JP5619985B1 (ja) * 2013-12-27 2014-11-05 株式会社ティラド 樹脂製ラジエータキャップ
US9683479B2 (en) 2014-11-26 2017-06-20 Hyundai Motor Company Safety cap device for controlling pressure in radiator and method for controlling pressure using the same
JP2015052325A (ja) * 2014-12-15 2015-03-19 株式会社ティラド 樹脂製ラジエータキャップ

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2012233452A (ja) ラジエータのキャップ
JP2018071549A (ja) 高圧ポンプ
JP5085347B2 (ja) チェックバルブ一体型カットバルブ
JP2005133875A (ja) チェックバルブ一体型カットバルブ
JP2006161594A (ja) バルブ装置
JP6868559B2 (ja) バルブステムシール及び密封構造
JP6338996B2 (ja) チェックバルブ
US20160166079A1 (en) Inflation device for an inflatable mattress
TW201806830A (zh) 飲料用容器及其瓶蓋結構
CN202719205U (zh) 一种底阀
JP2006290085A (ja) フロートバルブのシール構造
JP2016088556A (ja) スポイト容器
KR101535466B1 (ko) 냉각수 보조탱크 캡
US10322631B2 (en) Fuel filling aperture opening and closing device
KR20130024663A (ko) 펌프 디스펜서
KR20120125958A (ko) 라디에이터 캡
KR20100025398A (ko) 라디에이터 캡
JP5311475B2 (ja) 液体吐出ポンプ
CN209976603U (zh) 尿素箱用透气阀
ES2421918T3 (es) Miembro de sujeción para válvula de inyección de combustible
JP2004218631A (ja) プレッシャバルブ付きラジエータキャップ
JP2002106348A (ja) プレッシャキャップ
JP2013108577A (ja) 吸排気弁
JPWO2022064745A5 (ja)
JPWO2021085122A5 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20120822

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20120904

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20130108